据え置き型ヘッドホンアンプすべて ユーザーレビュー

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据え置き型ヘッドホンアンプ のユーザーレビュー

(3014件)
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ヘッドホンアンプ・DAC > FiiO > K17 FIO-K17-S [Silver]

ain ainさん

  • レビュー投稿数:24件
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イヤホン・ヘッドホン
8件
1件
デジタルオーディオプレーヤー(DAP)
4件
3件
スマートフォン
3件
2件
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満足度1
デザイン2
音質1
操作性3
機能性3

【デザイン】
高級感はなし
ペイント感が残念なデザイン

【音質】
淡白でドライな音
熱を感じない、聴かせどころを知らない音
ソースの違いによる音質の違いなど
表現はできない、皆同じ音質

特性や最新のデバイスを使った機器だけで、音楽を知らない人が作った機器という感じ
直ぐ飽きて利用しなくなる。

【操作性】
特に操作しにくい事はない

操作についての説明書やホームぺージが分かりにくい。アップデート方法や操作について
【機能性】
必要にして十分
【総評】
音楽を聴きたいだけなのに
fiioのデジタル機器は特性だけで
音楽を感じない。
すぐ飽きる様に思う。
購入後はいろいろと試してみるが
やはり飽きてすぐ利用しなくなる。
もうfiioの機器は購入しない。

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ヘッドホンアンプ・DAC > FiiO > BTA30 Pro

noiselimitterさん

  • レビュー投稿数:1件
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ヘッドホンアンプ・DAC
1件
0件
自動車(本体)
0件
1件
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満足度5
デザイン5
音質5
操作性5
機能性5

車のオーディオで使用しています。
DSPへ光接続してますが、かなり満足できる音質になりました。

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ヘッドホンアンプ・DAC > HiFiMAN > EF400

うなたま焼きそば御膳さん

  • レビュー投稿数:8件
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PCモニター・液晶ディスプレイ
0件
4件
スキャナ
2件
1件
電源ユニット
0件
3件
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満足度4
デザイン3
音質4
操作性4
機能性3

音はいい……本当に音はいいUSB DACなのですが、Win10以降だとASIOが使えません。
※Win10より前のOSであれば、HiFiManのHPにあるドライバを入れることでASIOが使用可能なようです。

メーカー本国の中国では、本機に使われている「HYMALAYA DAC」を有料でグレードアップするサービスがあるようですが、USB専用DACなんだからそれよりASIO対応ドライバをください!というのが正直な思いです。

本機の廉価・後継機にあたるEF500やEF499には新しいドライバが配布されているようなので、どうしてもASIOが使いたい方はそちらを検討するのもよいかもしれません。
……WASAPI(排他)でも十分いい音で鳴るので、ほとんどは気の持ちようなのですが。

■デザイン
・大きいです。3万から5万の近い価格帯のヘッドホンアンプはほとんどが1kg未満だったので、本機の3kgという表記を見たときは誤記かと思いましたが、立派に3kgでした。机の上に置くには少々場所を選びます。
・底面の115V/230Vの切り替えスイッチは明らかにデザインミスで、スイッチの位置的には115Vのほうが230Vで、230Vのほうが115Vになります。※スイッチ上に現れる文字が正解。

■音質
・良いです。R2RDACは解像度に欠けるとの意見を少なからず見ていたので、細かな音は埋もれるのかと思っていたのですが、これまで常用していた「HP-A3」と同音量で鳴らした場合でもそれまで認識できていなかった音が判別できるようになりました(最初はホワイトノイズかと思いました)
・ローゲイン環境で低能率のイヤホンを用いた場合、ボリュームノブを10時付近で使用していますが、ギャングエラーやホワイトノイズは出ていません。
・星は4にしていますが、ASIOが使えないことへの恨み節に近いもので、実質的には星5評価です。

■操作性
・ボリュームノブと、ローゲイン/ハイゲイン、OS/NOSの切り替えのみというシンプルな操作性です。余分なディスプレイなどもなくわかりやすいものとなります。

■機能性
・USB DAC以外に一切の用途が無いという分かりやすい作りです。
・PCではTuneBrowserのWASAPI(排他)モードで音楽を聴いていますが、「HP-A3」でときおり発生していたプチノイズが一切起きなくなったため、通信回りも安定しているようです。

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ヘッドホンアンプ・DAC > FiiO > K17 FIO-K17-B [Black]

イ・ジュンさん

  • レビュー投稿数:122件
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グラフィックボード・ビデオカード
4件
3653件
CPU
5件
1914件
イヤホン・ヘッドホン
84件
350件
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満足度5
デザイン5
音質5
操作性5
機能性5

K9 Proシリーズのアップグレード後継機にあたるK17です。

Audeze LCD-24ため31バンドのPEQがあるK17を購入。
よって主にHPはLCD-24で評価。
あえて内蔵アンプ、ゲインは5段階で中間のH設定での評価です。
ファームウエアはSOC V199、MCU V88、FPGA V53、DSP V4


●デザイン(操作性)評価 5
LCDタッチパネルと回転ダイヤル群での操作性の良さもありデザイン秀逸。
無線機のような感覚もあり、機能美ともとれる印象も。
区分け凹ラインが影のような黒色をチョイスしましたが銀も選べ良い。


●音質 評価 4.5〜5+
・クリアで広い立体的な音場感。密閉型HPでも音場の端が不明な広々感。
・音にハリとパワーがあり凛としつつ瑞々しい質感で抑揚も大きい。
・遠近の様々な定位感が耳に心地よく、動画でもメリハリ映える質感。

ただしPEQを使うことが前提に思える標準状態では控えめなパワー感。
PEQを使えばゲインは控えめの5段階中の2-3で。ボリュームは25〜35%。
PEQなしでは5段階中の4が推奨、HPによってはまだ大人しい印象も。
よってPEQ無だとHPによっては優しくて物足りないこともあり得そう。
曲にもよりますがHPの相性も含めた差はでてきそうな調整感で別物的。
ハイエンド級のパーツ構成ですがノイズ面も含めて素性音場重視かなと。

31バンドのPEQが優秀で、RTAでHP特性を分析しつつ破綻なく調整可。
DSPアプリでレベルだけでなく周波数もシームレスにドラック可。
よってマイクなしでヘッドホンだけでも耳で分析して調整ができる。
バランスや抜け感など微調整も後程もちろんでき熟成化も簡単でよい。
31バンドで高中低と割とそれぞれ細かく調整可。ウエーブが複数できる。
低音はドラムとベースとか、高音はスネアやシンバルとか、ニュアンスも。
ヘッドホンが別物のように開花する印象があるほどPEQは優秀で必須。
これまでEQはSONIC STUDIOや元々さほど音質が良くないFoober2000で
試してはいたものの結局使わずでしたがK17は別物ですね。
運用操作面の良さやプレーヤー依存性のなさも大きい。

クリアで凛とした音質はDTMに向くが、有機的な音場感で生演奏物も。
映像物のセリフや音響効果のメリハリ音場感も優秀でOST物も楽しい。
要は隙が無いようなオールマイティ感あるまで追い込める。


●機能性 評価5
高精度ロスレス31バンドPEQが私にとって全てなので評価5に。
Bluetoothの他にUSBローカル再生もネットワークストリーミングも。
使いたくなるほどの操作感で、多機能が有意義そうなのも良い。
LCDがより有効利用できたりカスタマイズ性があがるとより良い。


●総評満足度 評価 5+
ざっと主にLCD-24とLCD-2 ClosedbackですがHPごとの調整が効く。
LCD-24用に購入して当初の目的達成で評価5。予想以上に万能的。
HP複数あるのでそれぞれの異なる特性に対応できるのは大きい。
自身の曖昧さや好みの変化にも対応できるので長く付き合えそう。
そういったプラシーボ的な対策解消にも使えるのは実質的な評価を上げる。
もう一定以上は趣味の領域になってくるのでここはかなり重要。

HPの能力を開花するのでこれまであまり使ってこなかったものにも。
LCD-24用に買ったのですが、Meze EmpyreanやFinal D8000にも今後。
DENON AH-D7200とAH-D9200には既に試していて良好で期待できる。

K17 使い込み甲斐があり、長い付き合いになりそうです。

あと背面のUSB-Aでの小型扇風機でサイドスリットに風を送るように。
微風でも筐体暖かいから冷たいほどに激変しました。
室温30℃を超えるので音も含めた安定性アップのためにとしましたが
思った以上に冷えます。

レビューの更新が5回までなので、最後はすこしだけ整理目的も兼ねて。

K-17の評価クチコミまとめで、向く人向かない人もあり紹介。
https://potaode.good-one-choice.com/fiio-k17/

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ヘッドホンアンプ・DAC > FiiO > K11 R2R FIO-K11R-S [Silver]

shige1さん

  • レビュー投稿数:82件
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デジタル一眼カメラ
6件
143件
自動車(本体)
5件
23件
ネットワークオーディオプレーヤー
8件
14件
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満足度5
デザイン3
音質5
操作性1
機能性4
   

Node Nano、AP505、707S3で試聴しました

   

開発中の電源アダプターの評価用として購入しました。
他の方もおっしゃっているように操作性にはかなり癖があり使いにくいです。

私はバランス出力をパワーアンプにいれ、スピーカーで再生するというちょっとイレギュラーな使い方での評価です。

まず付属電源アダプターでの音は空間性に優れ鮮度感の高い音ですが低域が不足気味で、音の厚みが削がれます。しかしこの値段でこの音は素晴らしいと言わざるを得ないと思います。

普通の音で大したことはない、と言う意見もありますが、我が家で聴く限り開発中のアダプターを使うと低域もキチンと出てきて素晴らしい音だと思います。

私が聴いたのはあくまでNOSモードでフロントバランス端子での音ですが、これをはっきりと音で越えるためにはかなり出費をしなければ難しいのではと思います。

こちらのブログに詳細を記載しています。
https://ameblo.jp/docono38/entry-12922626242.html

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ヘッドホンアンプ・DAC > FiiO > K11 FIO-K11-S [Silver]

浅く広く →所謂にわかさん

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スマートフォン
3件
31件
イヤホン・ヘッドホン
9件
22件
デジタルオーディオプレーヤー(DAP)
1件
10件
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満足度5
デザイン5
音質3
操作性4
機能性5

iFi micro iDSDが寿命で一部不具合が発生したので一旦お迎えしました。

音質は2万円台ならこんなものか…といったところ。
低域の響き、沈み込み、中域ボーカルの艷やかな感じはなく、高域のキレは十分といった感じ。
もともとがアナログなアンプだったので、豊かさや暖かさのない音に慣れていないせいでそう感じるのかもしれません。

デザインは良いのですがゴム足が問題で、デスクとの相性が悪いのか滑りまくります。(光沢のある木製のデスク)
デスクとゴム足を洗浄脱脂してもシリコンゴムくらい滑ります(シリコンなのか?)
対策として純正より厚みのあるゴム足を四隅に装着して使っています。そもそも純正の足場が悪く、変に中央寄りに配置されてるので、製品を天板側から四隅を押し付けるとぐらつきます。なぜ端の四隅に配置しなかったのか疑問…。

もともと使っていた物がアナログボリュームだったので、デジタルボリュームになり下から上までフルで使えるので、ゲインを変えなくても手持ちのカスタムIEMからヘッドフォンまでドライブできて便利です。
カスタムIEMだと無音状態で若干ホワイトノイズが聞こえます。

デジタルボリュームのノッチ感覚が広いので、音量を50とか変える時は結構回さないといけないです。私自身デジタルボリュームは初なので他の商品もこんな感じなんですかね?

不満点はまぁまぁありますが、環境的にはかなり快適になったので満足度は☆5にしておきました。
この価格で4.4mm搭載していて安心のFiiOなのでその部分は大満足です。

追記 6.35mmと4.4mmの両方を同時に音が出力されるので、感度の高いイヤホンと感度の低いヘッドフォンを使い分けされている方は、使用しない方を必ず抜きましょう。挿しっぱなしにすると、感度の低いヘッドフォンを使う時にそのヘッドフォン基準で音量を上げると、4.4mm側のイヤホンにもその音量が共有され、物によってはお亡くなりになるかもしれません。注意してください。

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ヘッドホンアンプ・DAC > STAX > SRM-006tS

モンキー・D・GAAPさん

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イヤホン・ヘッドホン
33件
0件
プリメインアンプ
10件
8件
ヘッドホンアンプ・DAC
17件
0件
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満足度5
デザイン4
音質5
操作性5
機能性5

いまだに中古市場でさかんに取引されているため少々書き記しておきたいと思います。

まず、表題の通り基本的に007tAと本機はかなり音が似ており、ぼやっと聴いていては判断つかないレベルですが、じっくり聴くと段々違いを感じられます。

まず音の広がりが007tAと比べると慎ましい範囲に留まっています。
聞こえる音数も、明らかに007tAの方が多いですね。
次に高音域のレンジは007tAの方が広く、上まで伸びていますが、若干耳への刺さりも感じられます。その点006tSの方は、高音域の量自体やはり慎ましい(笑)のですがすっきりと素直に伸びており刺さりも少なくとても聞き心地がよいです。
STAXの得意とするボーカルの艶っぽさですが、わずかに007tAが上回っている印象で比べると006tSは素直な印象。
最後に低音ですが、これは意外にも007tAより006tSの方がずっしりと量感が感じられます。真空管シングルとパラシングルの差なのかな?

まとめますと、007tAよりちょっと基本性能は落ちるが健闘しており、一部006tSなりの良さも垣間見れるといったところでしょうか。

なお、修理出すと真空管交換に手間賃込み25,000円ほどかかります。

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ヘッドホンアンプ・DAC > iFi audio > iCAN Phantom

the boy next doorさん

  • レビュー投稿数:4件
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ヘッドホンアンプ・DAC
1件
3件
イヤホン・ヘッドホン
3件
0件
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満足度5
デザイン5
音質5
操作性5
機能性5
   

iCAN Phantom

   

iCAN Phantom


視聴環境
iMac27inch → オーディルヴァーナ(再生ソフト) → Pro iDSD Signature(DAC)→ JPC-10000 LUXMAN XLRケーブル → iCAN Phantom(AMP) → final D8000 DC Pro Edition(モニター系ヘッドホン)or HiFiMAN SUSVARA(リスニング系ヘッドホン)


これまでずっとHiFiMANで揃えて聴いていました。全てリスニング系です。
HiFiMAN SERENADE(DAC), HiFiMAN PRELUDE(AMP), HiFiMAN SUSVARA(リスニング系ヘッドホン)
リスニングの甘美な美音を追求するのが好みの一つでした。

ところが、世に出る優秀な話題の製品を見ていると、フラッグシップは徐々に各社軒並みにモニターライクに変化してきました。甘美な美音を追求する時代ではなくなりつつあるようです。

そうした影響でしょうか、私も気がつくと、音楽再生ソフトもモニターライク、DACもAMPもモニターライク、ヘッドホンまでモニターライク。
いつの間にか好きな物を取り揃えていくとこうなりました。

SUSVARAのヘッドホンも普段から聴いていて、甘美な美音にも惹かれていましたが、新製品でモニター的でも不思議と優れた製品に出会うと、そっちの方向に向いてしまいます。やはり好みを決めていて求め心があっても、優れた製品が出てこないと購入には至らないのでしょう。

SUSVARAの時代はもう終わったのかもしれません。
SUSVARAよりfinal D8000 DC Pro EditionやSTAX SR-X9000の方が優れていると、SUSVARAの元信者があちらこちらで涙ながらに語るのを見るにつけ、モニター系が進化した時代なんだなと思います。

モニターライクな音を基調として、抑制が効いて華美に走らない、モニター特有の控えめな甘美さの美音を追求する方向のもので、リスニング系の甘い音ではない、気品の高い品格のある磨き抜かれた音色の世界が実現されています。
それを高いレベルで実現再生するのがiCAN Phantomです。

iCAN Phantomについては良し悪しを考えるのも、不粋というものです。
ここまで完成された逸品を世に送り出してくれたことに感謝しています。





参考になった3人(再レビュー後:2人)

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ヘッドホンアンプ・DAC > LUXMAN > P-750u MARK II

みっちっとさん

  • レビュー投稿数:4件
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イヤホン・ヘッドホン
3件
0件
ヘッドホンアンプ・DAC
1件
0件
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満足度5
デザイン2
音質5
操作性5
機能性2
   

   

長年、国産ハイエンドヘッドホンアンプの先駆け的存在であったオーディオテクニカの「AT-HA2002」を愛用してきましたが、20年という月日を経て、ついに次なる一台を求め、本機「P-750u mk2」の購入に至りました。

■購入の経緯
【小学生の息子ですら分かった、圧倒的な差】
購入の決め手は、秋葉原のヨドバシカメラでの試聴体験です。
SENNHEISERのHD600を使い、隣に並んでいたSENNHEISER HDV 820(決して悪い機器ではない)と、同一音源でじっくり比較させてもらったことが決め手でした。
その差は、まさに「一聴瞭然」。言葉を失うほどの感動がありました。
一緒にいた小学4年生の息子に目隠しをしてABテストをさせてみたところ、何度やっても「こっち(P-750u mk2)の音が良い」と即答。しまいには「本当に同じヘッドホン?同じ曲?」と訝しがるほど、音の違いは明らかでした。

まるで、HD600という5万円クラスのヘッドホンが、一気に10万円以上、20万円クラスのハイエンド機に化けたかのような感覚。この体験が、購入の圧倒的な決め手となりました。
HDV820ですらこの差なのだと分かった瞬間、それまで検討していた中華系ハイエンドDAC/AMP(FiiO K17/ Topping DX9など)の誘惑もどこかに吹き飛びました。

■使用環境
PC -> Sabaj A20d ver.2023 (DAC) -> P-750u mk2 -> MDR-Z1R (ヘッドホン)

■音質のレビュー
以前使用していたAT-HA2002も素晴らしいアンプでしたが、P-750u mk2が描き出す音の世界は、まさに異次元でした。

【驚異的な微小音の再現力】
音楽を聴けば、消え入るようなリバーブの余韻が信じられないほど心地よく響きます。アニメを観ていると、声優のセリフの後に続く、僅かな息遣いや唇の動きまでが生々しく聴こえてくるのです。これまでアンプの非線形領域の歪みの中に埋もれていたような微細な音が、音楽や音声のリアリティを格段に引き上げてくれます。

【異次元の分離感】
このアンプの分離感は驚異的です。試しに同一PCでオーケストラの壮大な楽曲を流しながら、Youtubeのゲーム実況を再生してみても、それぞれの音が一切混ざり合うことなく、自然に耳に入ってきます。オーケストラの楽器一つ一つの位置関係や音色が明確に分離し、ゲーム実況の声もクリアに聴き取れる。AT-HA2002でそんな事をすると、音楽のもつ繊細な音とYoutubeの音が混ざり、音楽が平たくなる感覚もありましたが、P-750u mk2にはそれがありませんでした。

【圧倒的な立体感と音場の広がり】
AT-HA2002からP-750u mk2へ、同じRCA接続で繋ぎ替えただけでも、音場が自分の肩から脇の下あたりまでグッと広がる感覚がありました。さらに、DAC(Sabaj A20d)との接続をXLRバランス接続に変更したところ、音の広がりは腰のあたりまで達するような感覚に。音に包み込まれるとは、まさにこのことだと実感しました。(※これはDAC側のRCA出力がバランス出力に比べて粗雑な設計である可能性も影響しているかもしれません)

【上質で艶やかな音色】
P-750u mk2の音には、ラックスマン伝統の「艶」、ラックストーンが有ると言われます。低音は決してブーミーにならず、深く、締まりがありながらも、空気を大きく震わせるような量感を伴います。中高音は滑らかで、奇数次倍音に由来するようなザラつきや刺さる感じは一切ありません。どんな音源を聴いても、音がボケたり曇ったりすることがなく、どこまでもクリアで美しい響きを奏でてくれます。

■総評
P-750u mk2は、決して安価な製品ではありません。
機能性という観点でいうと、新品価格35万円以上するのにDACすら載っていません。
筐体はゴツくて大きく、机の上に乗せるのも一苦労です。
リモコンもなければ、必要最小限のボタンとダイヤルのインターフェイスでとても質素です。
でもそれで良いのです。無骨でシンプルでも、最高の音質を届けるというコンセプトなのだから。
こと音質という1点で、その価格に見合う、いや、それ以上の価値と感動を与えてくれるヘッドホンアンプだと断言できます。
手持ちのヘッドホンのポテンシャルを極限まで引き出し、「こんな音が録音されていたのか」という新たな発見を次々と与えてくれます。
MDR-Z1Rという巨大な振動板ではなおさら、そのポテンシャルをほぼ100%開放してくれました。

ヘッドホンでの音楽体験を、今よりも数ランク上に引き上げたいと願う全ての方に、自信を持っておすすめできる一台です。20年という長い付き合いになった旧アンプのように、このP-750u mk2も、これからのオーディオライフにおける最高の相棒となってくれることでしょう。

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ヘッドホンアンプ・DAC > FiiO > K7 FIO-K7

みほこ聖人さん

  • レビュー投稿数:13件
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満足度2
デザイン2
音質2
操作性4
機能性5

【デザイン】
シンプルな外観は好感が持てますが、LED照明については好みが分かれるところでしょう。
LEDは色の変更や消灯が可能なようですが、今回は実際に操作していません。
オーディオ機器として見ると、やや安っぽさや幼さが否めません。
デスクトップに設置すると、システム全体の印象が軽薄になってしまったように感じられました。

【音質】
(RCA出力にて試聴)
旭化成AK4493SEQの持つ本来の特性は、ある程度表現されていると思いますが、チューニングには不満が残ります。
高域の伸びは良好ですが、中高域にはわずかなざらつきが感じられました。
中域は強めで、ボーカル帯域にややしつこさがあります。
低域については、締まりがなく、ややルーズな印象です。
解像度は高く、音の輪郭ははっきりしていますので、最初の印象としては「良い音」と感じる方も多いかもしれません。
しかしながら、時間が経つにつれ、疲労感とは異なる不快さを覚えました。
全体として、音楽的な楽しさや情緒に乏しく、スペック先行で設計された結果ではないかと思われます。
音楽鑑賞にはあまり向かず、かといってモニター用途としても中途半端で、独特な立ち位置にあるように感じられました。

【操作性】
操作に関しては特に迷うことはなく、直感的に扱える印象です。
一点、ADC方式によるボリュームコントロールにはやや癖を感じました。
ヘッドホン出力での音質については今回は触れませんが、
ヘッドホンアンプとしての性能については、やや物足りなさを感じます。

【機能性】
入力端子がコアキシャル(同軸)、光、USBと豊富であり、複数の機器を接続できる点は大変魅力的です。(ZENDAC3などはUSB一系統です)
ただし、仕様上は以下のように入力ごとに対応可能なサンプリングレートとビット深度が異なります:
USB:PCM 384kHz/32bit、DSD256(ネイティブ)
RCA同軸:PCM 192kHz/24bit
TOS光:PCM 96kHz/24bit
このため、本機の最大性能を発揮するためにはUSB接続が前提となり、それ以外の入力は補助的な扱いとなります。
実際の使用においては、96kHz/24bitでも十分に満足できる方も多いとは思いますが、仕様を理解しておくことは重要です。

【総評】
一言でまとめるならば、スペック重視で設計され、オーディオ的なチューニングが十分に施されていない製品であると言えます。中華メーカーあるあるですね。音響機器メーカーとしての経験や蓄積がまだ浅いことがうかがえる仕上がりです。どのような層をターゲットにしているのかやや迷うところですが、外観などからオーディオ機器というよりは、ゲーミングデバイスといった印象が強いです。
音楽を楽しむためのオーディオ機器としては推奨しにくいと感じました。

「初心者に向いている」「入門用に最適」といったレビューが散見されますが、入門機としては、本製品よりも選択肢は豊富にあります。たとえば、同じ中華系メーカーのFosi Audio、S.M.S.L、Nobsound(Douk Audio)、Aiyima、Topping、あるいは中国生産ながら日本企業が監修しているFX-AUDIOなどが挙げられます。
これらの中には、1万円以内で購入可能なモデルも多く、スペック上はやや劣るものの、実際に音楽を聴いてみると非常に良質なチューニングが施され、本製品より良いと感じる製品も数多くあります。入門用途であれば、こうした製品を候補にする方が賢明でしょう。本製品は、入門機としてはやや価格が高めで、コストパフォーマンスに疑問が残ります。

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ヘッドホンアンプ・DAC > iFi audio > ZEN DAC 3

みほこ聖人さん

  • レビュー投稿数:13件
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ヘッドホンアンプ・DAC
3件
1件
炊飯器
2件
0件
プリンタ
1件
0件
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満足度5
デザイン3
音質5
操作性3
機能性3

【デザイン】
iFi Audio特有の個性的な形状で、好みが分かれるかもしれません。
個人的には特に惹かれるデザインではないものの、十分に受け入れられる範囲だと感じています。

【音質】
試聴環境はRCA出力、Fixedモード、USB給電、再生ソフトはSONY Music Center(ASIO出力)です。

全帯域で解像度が高く、奥行きのある音場、左右の明確な分離、そして自然な広がりを感じられます。
中高域は非常に澄んでおり、美しく透明感があります。低域はタイトすぎず緩すぎず、ちょうどよいバランスです。

あえて欲を言うなら、女性ボーカルの高域寄りの中音に、もう少しだけ厚みがあると理想的でした。
とはいえ、全体としては非常にバランスが良く、解像度が高いながらも耳あたりが優しく、聴き疲れしにくい音作りがされています。
楽曲の魅力を素直に楽しめる、良質なチューニングだと感じます。

電源強化による音質向上の意見も見られますが、個人的には1万円以上をかける価値はやや薄いと感じました。
USB給電でも十分に良い音を鳴らしてくれるため、本機単体で充分満足できます。

なお、付属のUSB A-Cケーブルは品質が高いとは言えないため、別途購入をおすすめします。
とはいえ、オーディオ用の高級ケーブルである必要はなく、Ankerなどの信頼できるメーカーの一般的なデータ転送対応ケーブルで十分です。
実際、見た目以外で音質に明確な差を感じることはほとんどありませんでした。

ヘッドホンアンプ機能に関しては、iFiのCANシリーズなど専用機が用意されているため詳細は省きますが、
HD650やK701といった中級クラスのヘッドホンであれば、充分な駆動力を発揮します。

【操作性】
前面には6.3mmシングルエンド、4.4mmバランスの2系統のヘッドホン端子、ボリュームノブ、Power Matchボタン、XBassボタンが配置されています。
ボリュームノブの操作感は良好ですが、もう少し重量感があればより好みでした。

背面にはUSB入力、RCA出力、4.4mmバランス出力、出力モード切替スイッチ(可変/固定)が備えられており、非常にシンプルで迷うことなく使用できます。

ドライバのインストールは必要ですが、PCを日常的に使用している方であれば特に難しい操作はなく、スムーズに導入できるはずです。
なお、ドライバやファームウェアのダウンロードは、本国(英国)の公式サイトから行うのが望ましいと思います。
ファームウェア更新時にはシリアルナンバーの入力が求められることがあります。

【機能性】
PCMは最大32bit/768kHz、DSDは512、DXD(シングル/ダブルスピード)、さらにMQA再生にも対応しています。
単体DACとして非常に高い基本性能を備えており、全体として満足度の高い仕様です。

ただし、入力がUSBのみという割り切った構成には、やや好みが分かれるかもしれません。
私自身、メインPCとサブPCでの使い分けを想定していたため、光デジタル入力が1系統でもあればより理想的だったと感じました。

最終的にこの製品を選んだのは、価格やサイズといった条件を総合的に見て他に適した選択肢がなかったためです。
入力の多さではFiiO K7も候補に挙がりましたが、2週間の試聴を経て、音作りに魅力を感じられず候補から外しました。
(その詳細は別途、FiiO K7のレビューに記載しています)

【総評】
本機は、2週間の試聴を経て納得のうえで購入しました。
デスクトップオーディオ用途として、約10年前に購入したDENON DA-300USBからの買い替えです。

当時はハイレゾ音源が一般的ではなかったため、DA-300USBはすべての音源を自動でハイレゾ相当にアップコンバートする仕様でしたが、
現在ではハイレゾ音源の入手も容易になり、アップコンバートの必要性は薄れてきています。

本機もバーブラウン製のDACチップを搭載しており、音の傾向には共通する部分がありますが、
音の透明感においては「ヴェールを2枚ほど剥がしたような」明瞭さがあり、10年の技術進歩を実感できました。

RCAでのレビューのため一言加えておきますが、アンプ+スピーカーが10万円程度のシステムではオーバースペックで、十二分に満足できると思われます。

iFiの母体であるAMR(Abbingdon Music Research)は、2000年前後の設立と歴史こそ長くはありませんが、
ハイエンドオーディオの世界で確かな評価を受けているブランドです。
その音作りの哲学は、本機にも存分に反映されており、音楽を心から楽しませてくれる素晴らしいDACだと思います。

買って本当に良かったと感じています。

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ヘッドホンアンプ・DAC > オーディオテクニカ > AT-DAC100

Zだぜっとさん

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【デザイン】
業務用としか思えない無骨なデザイン。
もう少し美しくしてほしかった。

【音質】
ヘッドホンアンプはBHA100を使用、ヘッドホンはR70xaです。
とにかくストレートでよどみのない音質の印象。何も足さず何も引かないところが良いです。DACは旭化成のものが1番音質がいいと思っているので、この点は期待通りでした。

【操作性】
切り替えスイッチのみです。

【機能性】
光デジタルとUSB入力に対応し、ほとんどのソースを再生できます。

【総評】
デザインは微妙ですが実力は間違いないです。
終売後に中古で発見したためすぐに購入しました。やはりオーテクのヘッドホンと相性が良いです。

所有ヘッドホン等
AD1000、R70xa、MSR7、E70など

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ヘッドホンアンプ・DAC > Chord Electronics > Hugo TT 2

アウトスラテロピクスさん

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2025年6月30日
最近OSをWindows11にし、気になったことがあったので記載。
現在、TIMELORDの「Chord Electronics > サポート」のページには下記のように記載されている。

---以下引用---
CHORD USB製品ドライバーダウンロード
対応製品:Qutest、Hugo TT 2、Hugo M Scaler、Blu MkII、DAVE
Windows11以降はドライバを変更する必要はありませんので、そのままお使いいただけます。
(ドライバーはWindows10以前において必要です。)
CHORD Windows用ドライバー (~Windows10 Creators Update)
---以上引用---

ただWindows11でドライバを入れないと「使えるが音が悪い」状態で、おかしいと思い英国本家のサイトに行くと「Chord-Electronics-DAC-Driver-Windows-10-and-11-2025.zip」という新しいドライバが配布されていた。
本家のドライバを入れるとWASAPIで出力できるようになり、ずっとオレンジ(48kHz)だったライトがちゃんと音源に合わせた色に変化した。
また、本家では2025年のドライバを配布しているが、TIMELORDで配布している「CHORD Windows用ドライバー(ファイル名:Windows-10-768KHz-driver.zip)」は2018年のドライバだった。
ちゃんと本家に行ってドライバを入れた方がいい。

----------------------------------
2024年4月30日
【デザイン】
Chord Electronicsの独特なデザイン。
赤外線の感光部が側面にある(らしい)ため、棚などに入れるとリモコンが反応しないかも。

【音質】
PC→(USB)→Hugo TT2→(XLR端子直結)→MONITOR AUDIO STUDIOで使用。
音の傾向としてはウォームで音が耳に全然刺さらないが、かといって解像感が下がることなく、むしろ集中して聴くとどこまでも細かい音が聞こえてきそうな解像感がある。
また、Youtubeなどの非可逆圧縮音源でも結構いい音で聴かせてくれるので重宝している。

【操作性】
入力切替がループする形式ではなく、それぞれにボタンが割り当てられているのがいい。
あとは音量調整しかしないのでリモコンで十分操作できる。

【機能性】
DAC、プリアンプ、メインアンプを兼ね備えたような存在で、スペースに対しての機能性がものすごく高い。
そのうちヘッドホンアンプとしても使用したいと思っている。

【総評】
Chord Electronicsの上質な音を体験させてくれる製品。
Daveが気になるが、そこまでの違いを自分の耳が聴き取れるか不安になるほどHUGO TT2でいい音がでる。
また、出力があるHUGO TT2の方が直結で気兼ねせず使用できるため、こちらを購入して満足。

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ヘッドホンアンプ・DAC > FiiO > K7 FIO-K7

Ryo00273さん

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2025年1月に購入。
主にAKG K701やfinal A5000を繋いで聴いています。

【デザイン】
指紋と埃は少し目立ちますが、高級感があってかっこいいです。

【音質】
ポータブルDACアンプを使用した時と比較して、解像感や低音の質が上がったように感じます。
また、鳴らしにくいヘッドホンも余裕を持ってドライブできるようになりました。

【機能性】
様々な機器に接続できますが、UAC1.0非対応なのでPS5やSwitch、SwitchにはUSB接続できません。
HDMI音声分離器などを使えば接続できると思います。

【総評】
大満足です。
しばらくは買い換えないと思います。

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ヘッドホンアンプ・DAC > CSR > SOULNOTE D-2 [プレミアム・シルバー]

Wein Bさん

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緩みなく、正確精密に、全開サウンドです。

導入時低音が暴走気味でしたので、他でバランスをとるため調整しました。

柔らかさ、暖かみ、を引き出せれば気に入ると思います。
音楽の勢いやパワーは最初から凄いです。

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