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DELTA 100 PROFESSIONAL [120] |
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2012年5月2日 00:05 [501788]
| 満足度 | 5 |
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※ 別に135と120に分けなくてもいいのに…ま、いいか。
DELTA 100に限らずイルフォード(特にプロ銘柄)は全般的にかなり高価ですが、コダックやフジには無い個性を持たせている以上、その個性への対価と納得出来るのなら迷わず「買い」です。
同じISO100銘柄としてKodak T-MAX100とFUJIFILM NEOPAN100 ACROSを比較対象に挙げると、T-MAX100が最も軟調、次いでACROS、DELTA100は最もハイコントラストで力強い描写に感じます。
が、増感撮影/増感現像処理をしたようにガチガチザラザラのハイコントラストという意味ではなく、やはりPAN F PLUS 50と同様にシャドゥ領域の豊富な階調が持ち味のフィルムで、イルフォードの個性はどうやら『黒が主張する』ところにあるようです。
持ちこたえるハイライト部を追求するより、粘るシャドゥ部を重要視してそれを個性とした、イルフォードフィルムを代表する銘柄と言えるでしょう。
純正の標準タイプ現像液 ID(アィディー)-11で処理するのが最も標準的で基準となる絵作りが得られます。
ちなみにこのID-11はほぼコダックD-76に準拠ということで現像レシピも確かに同じなので、どちらを使っても構わないと思います。
もう一つある超微粒子現像液のパーセプトールですが、これだと粒状感が減ってハーフトーン部のグラデーションが非常に滑らかになります。
このハーフトーンの滑らかさはPAN F PLUSよりこちらの方が一枚上手と感じるものですが、見方によっては写真全体から受ける印象もノッペリ感を感じるかもしれません。しかし写真全体から受けるハイライトからシャドゥまでのバランスは、パーセプトールで処理したものの方がきれいだと感じます。
このあたりは好きずきですが、適度な粒状感を少しでも残したい場合はID-11での処理をお勧めします。
自家現像する方にもう一つ情報を。
フィルムの厚さがとても薄いですので、特に120フィルムをお使いの方はリールに巻き込む時にはゆっくり丁寧に。
T-MAX系のつもりで扱うと、一発で折れますのでご注意を。
常用し過ぎるとすぐに懐が寒くなりそうなほど「高い」ですが(笑)、しかしそれだけのことはあるフィルムです。
なによりもイルフォード社はカラーフィルムを出していない。
モノクロに賭ける意気込みの強さは、この明確な個性に裏付けされていると思います。
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