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プロフェッショナル トライ-X400 (400TX) [120 1パック] |
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2011年12月2日 21:45 [458930]
| 満足度 | 5 |
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デジタルデータ化した際の加工耐性や現像液の銘柄を選ばない安定性の高さ・懐の深さは折り紙付き。
対応する現像液は他のどんなフィルムも比較にならないほど多く存在し、ISO400としては珍しく標準感度のまま超微粒子現像液にも対応可能といった特徴を持ちます(ただし、ISO400で超微粒子現像液を用いた推奨現像レシピとして公開されているのは、Kodak純正 マイクロドールXデベロッパーのみ:現在は入手不可)。
T-MAX系は粒状感を抑えて中間トーンにふっくら厚みを持たせた描写ですが、人によってはデジタルカメラで撮って過剰にノイズ低減処理を行った画像に見えるかもしれません。
それに対し、400TXは明部から暗部まで満遍なく適度な粒状感を感じるもので、昔ながらのフィルムらしい描写が確実に手に入る銘柄として貴重な存在となりつつあります。
前述した超微粒子現像液を使うと粒状感も軽減されますが、前述のT-MAX系よりも締まるシャドウ部の描写と相まって、あちらとは違った力強い緻密感が得られます。
D-76に代表される標準現像液を使った場合によく言われる粒状感も、粒子の大きさがきれいに揃っているので決して解像感を損なうものではありません。たとえ大伸ばしでも適切な鑑賞距離さえ確保出来れば、わざとらしい粒状感を感じることもありません。
こんな特性はかつてのKodachrome 64とも似ており、今時のデジタルデバイスでは決して真似の出来ない絵を提供してくれます。
個人的には、価格設定を含めてプリントやスキャン時の扱い易さではフジの400プレストもいい勝負だと思っていましたが、今ではネオパンもラインナップの一部を残すだけとなりました。
こちらも近頃値上げをしたようですが、それでも今となっては135・100ft・120すべて揃った最後の “世界標準” B&Wフィルムと言っても過言ではないでしょう。
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