α7S III ILCE-7SM3 ボディ
- 35mmフルサイズ有効約1210万画素の裏面照射型CMOSイメージセンサー「Exmor R」を搭載したフルサイズミラーレス一眼カメラ。
- 従来比約8倍の処理性能を持つ画像処理エンジン「BIONZ XR」により、撮影しながらデータ転送するなど、負荷が高い状況でも快適な使い勝手を実現。
- さまざまな撮影条件下で安定したAF性能を発揮する。動画撮影中の温度上昇を抑制し、1時間を超える高精細4K60p動画の記録が行える。
- 価格推移グラフを見る
- お気に入り登録1032
最安価格(税込):¥405,398
(前週比:-216円↓)
発売日:2020年10月 9日

- 1 0%
評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
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デザイン![]() ![]() |
4.29 | 4.52 | -位 |
画質![]() ![]() |
4.55 | 4.53 | -位 |
操作性![]() ![]() |
4.54 | 4.27 | -位 |
バッテリー![]() ![]() |
3.97 | 4.12 | -位 |
携帯性![]() ![]() |
3.99 | 4.25 | -位 |
機能性![]() ![]() |
4.43 | 4.39 | -位 |
液晶![]() ![]() |
4.36 | 4.30 | -位 |
ホールド感![]() ![]() |
4.38 | 4.41 | -位 |
- ※「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目は、黄色に塗られております
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2025年4月3日 02:58 [1950761-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
画質 | 5 |
操作性 | 4 |
バッテリー | 5 |
携帯性 | 5 |
機能性 | 4 |
液晶 | 5 |
ホールド感 | 5 |
α7S IIIを導入してしばらく使ってきました。動画もスチールも撮る用途で使用しています。
■良い点
デザインが良い:αシリーズらしいシンプルで洗練されたデザイン。所有感あります。
画質がとにかく素晴らしい:特に動画は最強レベル。階調、色、ディテールどれも申し分なく、スチルでも1,200万画素とは思えない精細さ。
暗所性能は今でもトップレベル:高感度耐性が抜群。星空撮影でもノイズが非常に少なく、安心してISOを上げられます。
AFが星にも楽々合う:暗所AFの精度が素晴らしく、星空でも迷わず合焦してくれるのは感動モノです。
ファインダーが高精細かつ広い:撮影体験をワンランク引き上げてくれるポイントです。
ビルドクオリティが非常に高い:マグネシウム合金を惜しみなく採用しており、手に持った瞬間に「これは頑丈だ」と感じられる安心感があります。
ホワイトバランスがかなり正確:おそらく専用のホワイトバランスセンサーのおかげか、A7 IVや他のソニー機よりも色味のブレが少なく感じます。特に屋内照明下などで自然な色が出やすい印象です。
■気になる点・惜しいところ
動画とスチルの切り替えが不便:専用ボタンがなく、操作ステップが多く感じます。
動画モード内でのA/S/P切り替えもやや面倒:ただし「フレックスモード」に設定すればある程度解決できます。
やはり世代的な機能不足はある:タッチAFやタッチAEなど、最近の機種には普通にある便利機能がないのはやや惜しい。
APS-Cクロップ非対応(4K時):これは最大のトレードオフかもしれません。APS-Cレンズが使えないので、機動性やレンズ資産を活かしづらいです。
次世代で2,000万程度の画素+同等の暗所性能になれば、完璧なバランスになる気がしています。
【総評】
映像性能・暗所耐性・剛性・AF精度・色の正確さなど、プロ用途でも通用する非常に完成度の高いカメラです。最新機種と比べて一部操作性や機能面ではやや劣るものの、画質面での満足度は圧倒的です。
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2025年1月18日 14:14 [1926325-3]
満足度 | 4 |
---|
デザイン | 4 |
---|---|
画質 | 5 |
操作性 | 4 |
バッテリー | 4 |
携帯性 | 3 |
機能性 | 4 |
液晶 | 4 |
ホールド感 | 4 |
FE 20mm G |
FE 50mm G |
FE 50mm G |
TAMRON 28-75mm G2 |
TAMRON 28-75mm G2 |
FE 16-35mm G |
YouTube撮影用に2020年末に購入しました。当時皆こぞってこのカメラを研究し、スキルを高めあいました。心地よい連帯感を感じさせてくれた名機です。
当方のカメラ遍歴:α6400→α7S III→FX30→ZV-E10 II
★作例写真
露出調整とトリミングのみ実施
★作例動画 ※FE 16-35mm G
https://youtu.be/iFCSp_ppDO4
【デザイン】
いつものソニーのデザインです。悪くはないですが特段好きでもありません。
【画質】
画質はAPS-Cとは一味違いますね。低画素とはいえ非常に綺麗な写真が撮れます。暗所性能も素晴らしいですが、最高の品質を求めるのであれば、Base ISOは意識する必要はあります。ローリングシャッター歪みも非常に小さく、洗練された映像を記録できます。
【操作性】
カスタムボタンの数が多く、ハイアマチュアの要求にも答えてくれます。ただし静止画・動画切替スイッチはなく、あくまでも静止画メインのUIと感じます。動画ユーザーであればFX3の操作性の方がしっくりくるかもしれません。
【バッテリー】
動画撮影に関しては、バッテリー持ちは悪くはないがもう少し粘って欲しいところ。写真撮影の場合は普通に持ちます。
【携帯性】
ギリギリ700gを切っていますが、重さは感じます。他社のカメラと比べてコンパクトではあるものの、APS-C機と比べると携帯性は良くないですね。
【機能性】
初搭載のアクティブ手ブレ補正による「歩き撮り」が可能になった事が個人的には一番の推しポイントです。次点で4K60P/120P & 10bit撮影。ブリージング補正は発売3年以上経った後に実装されました。最新機種では当たり前の以下機能はありません。
・4軸マルチアングル液晶モニター
・AI AF
・ユーザーLUT
低画素ゆえにAPS-Cレンズでの4K撮影に対応していない点は不満です。
【液晶】
普通に綺麗です。
【ホールド感】
ホールド感自体は問題ありませんが、旧機種と比較してボディの厚みがかなり増したため軽快感は感じられません。
【総評】
現行機種と比較した場合、AI AFこそ搭載されていないもののファインダーを重要視するハイブリッドシューターには今でも購入候補となるカメラではないでしょうか。私はフルサイズ用レンズの重さに嫌気がさしてAPS-Cに戻しましたが、このカメラで得た経験は一生の宝物です。悔いはありません。
- 主な被写体
- 風景
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2025年1月17日 22:46 [1400658-3]
満足度 | 3 |
---|
デザイン | 1 |
---|---|
画質 | 3 |
操作性 | 4 |
バッテリー | 4 |
携帯性 | 3 |
機能性 | 3 |
液晶 | 3 |
ホールド感 | 3 |
1)α9 |
2)ZV−E10 |
3)α7sV |
4)E−M1X |
5)EOS1DX |
6)EOSR |
§α7sVのAWB
1.目的
α7sVのAWB性能の比較評価
カメラの色味に関する比較評価です。スタジオ撮影ならばグレーカードを使ってWBをカメラ側で合わせるなり、PCでRAW現像時にWBを合わせれば無問題と言えるかも知れませんが、私の主な被写体は人力スポーツであり、それは出来ません。そこで、AWBに頼る事が多いので、AWBの性能はカメラの重要な評価点です。
2.方法
解像度等他の項目での評価をせず、AWBの比較評価に的を絞り、写真の審美性等の主観的要因、撮影者の撮影技術の違いを排除し、私達アマチュアに、何方にでも、追実験可能な方法を考えました。
またこの方法ではヒストグラム表示をご覧になれば、表示環境に依存せず、AWBの性能差をご理解頂けると思います。
1)被写体
銀一のグレーカード18%と市販の白画用紙と黒画用紙を並べた物。左から黒画用紙、グレーカード、白画用紙。
2)光源
ニッシンデジタル、Di700A、ワイアレス、天バンで使用、マニュアルフル発光。
家庭用LEDシーリングライトが点灯していますが、定常光を殆ど排除できる(定常光だけで撮影するとほぼ真っ暗)露出設定です。
家庭用LEDシーリングライト
https://review.kakaku.com/review/K0000933336/#1718560
3)RAW現像ソフト
シルキーピックスPro10
RAW現像は行いませんが、RAWファイルに対してヒストグラムの表示を行い、それをSnipping toolで切り取りました。
4)カメラ設定(各サンプル共通)
シャッター速度:1/125
絞:F7.1
感度:ISO 400
マニュアル露光、AWB
5)サンプル
ソニーα9
ソニーZV−E10
ソニーα7sV
オリンパスE−M1X
キヤノンEOS1DX
キヤノンEOSR
6)レンズ
シグマ、105mmF1.4キヤノン用、APS−C機を含むソニー機には電子マウントアダプタで対応。
オリンパス12−100F4、オリンパスm4/3機。
3.結果
ヒストグラム表示は縦軸が頻度、横軸が明るさを示します。
3つのピークの内、右側は白画用紙による物、左側は黒画用紙による物、中央はグレーカードによる物です。
ホワイトバランスが良好ならば黒、グレー、白、は無彩色であり、RGB各色の頻度分布が揃う筈です。また画面表示にも色味は感じられない筈です。
1)ソニーα9
3つのピークがバラけて7個に見えます。特にグレー、白がバラけるので表示画面も無彩色になりませんでした。
2)ソニーZV−E10
3つのピークがバラけて6個に見えます。特にグレー、白がバラけるので表示画面も無彩色になりませんでした。
3)ソニーα7sV
前2機種と比べかなり改善され、3つのピークがほぼまとまっていますが、それでもまとまりは後述のオリンパス、キヤノンより悪く表示画面にも僅かに色味が有ります。
4)オリンパスE−M1X
ヒストグラムの3つのピークがほぼ揃い、画面表示も無彩色に見えます。
5)キヤノンEOS1DX
ヒストグラムの3つのピークがほぼ揃い、画面表示も無彩色に見えます。
6)キヤノンEOSR
ヒストグラムの3つのピークがほぼ揃い、画面表示も無彩色に見えます。
4.考察
オリンパス、キヤノンはカメラメーカーとしての歴史が長く、カメラの出力の色味に関して相当な知見が有るのだと言えるでしょう。
一方ソニーは放送機器の権威であり、こうした問題はそれらでは有ってはならない問題であり、静止画のカメラ特にα7sVは動画撮影にも多用される機種ですから、改善を要望します。
この実験の限界としては一定照度での実験で、被写体も黒、グレー、白の3パターンだけである事です。
実践的に問題に私が感じる事は、ホワイトバランスは例えグレーカードで合わせ込んだとしても、その照度でのホワイトバランスであると言う事です。
ですから、AWBの動的性能は重要なのです。そしてRAW現像時に修正を加える場合、1点の白い部分に合わせるのでは無く、RGB別々にトーンカーブを調整する事が必要です。それは照度変化でホワイトバランスが変動するからです。
この辺の基本的部分がα7sVでは幾らか改善されていますが、まだ不十分です。
例えばライカはデジカメの初号機M8では酷い色味でしたが、初回のファームアップで綺麗に直して来ました。つまりこの問題の解決は既発売の機種に対してもファームアップで改善可能では無いでしょうか。新機種での更なる改善と共に旧機種への対応も強く要望します。
以下レビューもご参照下さい。
α9
https://review.kakaku.com/review/K0001086545/ReviewCD=1169951/#1169951
E−M1X
https://review.kakaku.com/review/K0001124216/ReviewCD=1904571/#1904571
- 比較製品
- SONY > VLOGCAM ZV-E10 ボディ [ブラック]
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2024年11月28日 13:33 [1572480-4]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
画質 | 5 |
操作性 | 5 |
バッテリー | 5 |
携帯性 | 3 |
機能性 | 5 |
液晶 | 5 |
ホールド感 | 5 |
α7SVにSONYの24mmF1.4GMや1635Z、55mF1.8、TAMRON28-200で撮影を楽しんでいます。
PP11やPP10で出てくる色味が素晴らしいのでカラグレなしで、綺麗な映像がでてきます!
https://youtu.be/P1axB14N4fI
暗所に強いのが、α7SV。ISO12800で夜中に七輪でししゃもを焼いた動画を撮りましたが、
照明がほとんどなくても、ノイズが出ない雰囲気のある映像が撮れました。
⇒ https://youtu.be/KcyfhIo-Npo
神社でのジンバル撮影です。
4K120fpsでのスローのシーンを撮ってみたのですが、さすがα7SVはすごいと感じました。
s-log3で撮影して、カラグレは古の雰囲気を出すために彩度を低くしています。
⇒https://youtu.be/9yljsXBcPAk
ハムちゃんを夜中に部屋の照明を付けずに暗視カメラのように撮影した動画です。
⇒https://www.youtube.com/watch?v=WuLPUbfEWCg
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2023年11月24日 15:45 [1783533-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
画質 | 5 |
操作性 | 5 |
バッテリー | 4 |
携帯性 | 5 |
機能性 | 5 |
液晶 | 4 |
ホールド感 | 4 |
参考になった11人
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2023年8月23日 01:09 [1749952-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
画質 | 5 |
操作性 | 5 |
バッテリー | 4 |
携帯性 | 3 |
機能性 | 5 |
液晶 | 5 |
ホールド感 | 5 |
フルサイズ一眼レフをフルサイズミラーレスに買い替えたが、重さや大きさのイメージが変わらない。
重いし、大きい。しかし存在感があり満足感が高い。
メニューも操作しやすく分かりやすい。
カスタムボタンが色々あるが、設定したい項目が沢山あり、かつ深いのでカスタムボタンが足りない。
120fps、240fpsは期待通り滑らかで美しいスローモーションを吐き出す。気持ちが良い。
XAVC HS 60fps 200Mbps 4:2:2 10bitで連続撮影すると一度オーバーヒート警告が出たが、メモリカードが無くなるまで撮影は継続できた。オーバーヒート耐量が高い!
動画も静止画も高次元でバランスしている。現在のミラーレスではベストバイに違いない。
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2023年3月16日 02:35 [1692876-1]
満足度 | 4 |
---|
デザイン | 4 |
---|---|
画質 | 4 |
操作性 | 4 |
バッテリー | 5 |
携帯性 | 4 |
機能性 | 5 |
液晶 | 5 |
ホールド感 | 5 |
【デザイン】
いつものSONYのデザイン。カクカクしたデザインが好きなので大丈夫ですが。
【画質】
暗い所でも本当にキレイに撮れる
※α7W比
動画はもちろん、高感度撮影のスチル用としてもオススメです。高感度で撮るようなシチュエーションでの派手なレタッチはしないと思うので手持ち花火ポートレート時にはかかせません。
※複雑なレタッチなどレタッチ体制は画素的に低いかもしれません。
【操作性】
α7Wなど最新の機種も併用して使っていますか、少し軍艦部やモードダイヤルが古くさく感じています。
【バッテリー】
もちはいいです
【携帯性】
まあいつものSONY機という感じです
【機能性】
やはり4k120pが撮れるのが大きいかと
編集にはM1以降のMacBookが必要かなと。
【液晶】
キレイだと思います。
【総評】
FX30など動画機もたくさん出てきて、動画機選びも選択肢増えましたが、FX3ばりの動画が撮れて高感度撮影もいける機種で不満はありません。
後継機種の噂もチラホラ出始めてますが、どこをスペックアップするのか分からないほど、すでに完成された機種かなと思ってます。
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2022年12月11日 11:12 [1600332-2]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
画質 | 5 |
操作性 | 5 |
バッテリー | 3 |
携帯性 | 3 |
機能性 | 4 |
液晶 | 5 |
ホールド感 | 5 |
今年、半導体不足の中でも何とか購入が出来ました。画像、動画、操作性、全てにおいて初心者でも扱いやすく、他のカメラと比較しても動画を使用するには、暫くはこのα7SVの一択ではないでしょうか?他、これに勝るカメラが出てきても、どこを上回り秀でてくるのか、想像ができない。
ここ最近は、半導体不足も解消され、値段も下がってきているので、迷っている方は、購入時期は今がオススメ。
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2022年11月11日 15:01 [1644063-3]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
画質 | 5 |
操作性 | 5 |
バッテリー | 5 |
携帯性 | 5 |
機能性 | 5 |
液晶 | 5 |
ホールド感 | 5 |
SONY α7SIIIとFE PZ 16-35mm F4G |
SONY α7SIIIとα7IVの比較。ダイヤルを除き、ボタン配置が似ており操作は迷わない |
夜景(FE PZ 16-35mm F4G) |
入道雲を中心とした遠景(TAMRON 70-180mm) |
夏場の動画撮影で4K120Pを使ってみたところ、熱停止しなかった |
SONY α7IVを2台使っていて、新たにα7SIIIを入手しました。
結果から言うと、かなり満足でした!
使い方としては、α7IVで出来ない動画撮影機能を埋める目的で購入しました。α7SIIIはα7IVとボタン配置や設定画面、AF動作感がよく似ているので、同時に両機種を持ち出しても迷うことなく操作できる点が購入を後押ししてくれました。
現在のところ、SONYミラーレス製品の中では、4K120P(10bit)の動画撮影ができ、動きの速い対象物の歪みを抑えて記録できるのはα7SIIIを含む数機種のみです。躍動感のある動きをスローで残せるのは、ユーザーだけが味わえる感動の1つでしょう。また、従来のα7シリーズとほぼ同サイズ&重量に抑えられている事も、SONY製ミラーレスの良いところです。
写真撮影では画素数12MPと控えめなので、ネガティブな印象で見られがち。しかし、捉え方を変えてみると、後編集のPC負荷が少なくて済む事などメリットが幾つかあります。特にタイムラプス撮影では相性が良く、必要最小限に抑えられたRAWデータとして写真撮影できるため、何枚も連続撮影したい時や、短時間で一括RAW現像したい時には好都合です。
例えば、このような撮影でα7SIIIを使いました!
https://www.youtube.com/watch?v=k9ZSuR9yKqU
また、全画素の読み出し速度が速いので、サイレント撮影でもローリング歪を抑えた静止画撮影が楽しめるのもメリットではないでしょうか。動画撮影においては他シリーズのように4Kオーバーサンプリングなどの処理が無い分、カメラ本体の発熱が抑えられており、動画の長時間撮影がしやすいのもα7SIIIならではの長所です。
購入する前は、クーリングファンを内蔵したFX3とα7SIIIで迷いましたが、工夫次第で動画の連続撮影が出来ることが分かったので、敢えてα7SIIIを選びました。
https://photo-tea.com/p/camera-cooling-fan/
これまで、α7無印やRシリーズも愛用してきましたが、Sシリーズを触ってみると「この機種しかできない領域があるな!」と実感できました。画素数が抑えられているが故に、他のシリーズで難しい撮影が、SONY α7SIIIで可能になります。
一方で、
・APS-Cクロップ撮影が出来ない
・最近の機種(SONY α7IV)に比べると動作感のもたつきがある
・最近の機種比でオートフォーカスは若干見劣りする
・他メーカーに比べて手ブレ性能が弱い
・FX3のような撮影中を示すタリーランプが欲しい
・色合いがα7IVや他機種と比べて明らかに異なり、複数の機種を混ぜて撮影すると、緻密な色合いの統一を図るのが容易ではない
などの部分が短所だと感じます。特に色合いについては他の機種と統一して頂けると助かります。こればっかりは比べても仕方がありませんが、メーカーさんに対してはファームウェアのアップデートによって、長い目で機能の追加&更新をして頂けると、ユーザーにとって益々愛着が湧く名機になるのではないかと感じます。
いつ登場するか分かりませんが、SONY α7SIVが登場したらまた購入したいです!
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2022年11月9日 03:41 [1643515-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
画質 | 5 |
操作性 | 5 |
バッテリー | 3 |
携帯性 | 無評価 |
機能性 | 無評価 |
液晶 | 無評価 |
ホールド感 | 無評価 |
発売直後に動画機として購入。主な撮影シーンは低照度の室内子供撮りです。ドラマチックな絵作りを目指す訳でもないので、自然な色で低ノイズで取れれば良いと思っています。
【画質】
巷の情報ではデュアルネイティブISOのような動作で、ISO12800が美味しいポイントとのことだったので、ISOがここに合うようにF値を調整して撮りました。結果、α7R iiiでは到底出来なかった低ノイズな動画が、これまたα7R iiiでは真似の出来ない4k60pで得られました。これまで我が家では照度に合わせて被写界深度が浅くなりがちでしたが、この点でもちょうど良いバランスです。暗所というよりは、普通の室内でパフォーマンスを発揮する良いカメラだと思います。
デフォルトのホワイトバランスは、自分の目と比べる限りでは正確です。しかし室内の環境の方がが色かぶりしているため、心の中にある理想の色と比べると黄色っぽく見えます。家族の持っていたCanonの安いカメラだとこの理想の色に近く、撮って出しではこちらの方が良いと感じる人の方が多いのではないかと思いました。少し黄ばんだかべを白く映しつつ、白い紙も青くならないようなカラー設定が欲しいところです。そのあたりはどうせ後処理でグレーディングするだろうということでしょうか。
静止画に関しては、同じ画角を同じサイズ(iPad pro 12.9インチ)で表示した場合、α7R iiiの方が解像感も低ノイズ性も上でした。これも各機種のダイナミックレンジ計測情報などから予想していた通りです。暗所でも、静止画でα7s iiiの方が有利になる場面はほぼないように思います。
【AF】
オートフォーカスはα7R iiiと比べて格段に速く、欲しいところに行くようになりました。位相差センサーのエリアが広いことが重要なのだと思います。瞳への追従も粘ります。これまで迷っていたシーンでスムーズにフォーカスを合わせてくれるのは感動でした。
これまでFE 20mm F1.8 Gをα7R iiiで使ってきて、フォーカスブリージングの大きさに辟易していました。それが本機ではAF性能が上がったためか、これまで程は気になりません。レンズと本体の相性があるのだと気付かされました。
【メモリーカード】
各記録方式に対してどこまでの性能のメモリーカードが必要となるのか、事前に十分な情報を見つけられませんでした。オールイントラ系の記録方式はV90規格のメモリーカードを装着していないと選択すらさせて貰えないようですが、それ以外はカメラ側での制限はなく、書き込みが追いつくかどうかだけの話のようです。そこでV30で一番低価格だったTrancendの公称書き込み最大40MB/sのカードを試しました。事前にテストしたところ、全域シーケンシャルライトで平均30.5MB/sの速度でした。本当にギリギリV30です。最低保証という観点からするともしかするとV30を満たしていないかもしれません。しかし4k60p 4:2:2 10bitは十分に書き込めました。実用上はあまりメモリーカードを気にする必要はなさそうです。
【記録方式】
記録方式は常に試行錯誤中で迷走気味ですが、子供撮りだと長尺で撮らないので、普段は4k60p 4:2:2で良さそうです。ピクチャープロファイルは、撮って出しそのままで使う時はPP1でブラックレベルを少し上げて(黒を深くして)います。編集前提の場合はHLGのPP10のデフォルトで撮っておくと、確かに白飛びが抑えられているのが確認できます(大体はカメラの判断では露出+2と言われるくらいで撮っています)。
色々ありすぎてベストがわからないという点で、自分のような素人向けではなかったのだなあと感じています。
【操作性】
α7R iiiと比べると、基本的なボタン配置は似ているのに操作性は大きく向上しています。ボタンのサイズだけでなく、ストロークやバネが変わっていて、操作感に貢献しています。グリップも見た目ではあまり変わらないのに、持ちやすくなっています。1点だけ気になっているのが、メニューを閉じて再度開くと全く違う項目のところに移動していることがあります。今後の改善に期待します。
ところでバッテリーの消費が速くて驚いています。主にスチル撮影で使っていたα7R iiiは何日も充電なしで大丈夫だったのですが、こちらは半日くらいで限界です。動画だから消費が大きいだけでなく、チップの違いのためか、メニューを操作しているだけでも消費が増えているように感じます。
【総評】
α7R iiiを補う動画専用カメラとして導入したので、総合的には大満足でした。一方で、スチル撮影も含めて1台で検討されている方の場合は、スチルメインか動画メインかを良く考えた方が良いでしょう。特に、テクノロジーにあまり興味はないけれど何も考えずに綺麗な動画が撮りたいという方(自分の家族はそうです)には、余りお勧めできないと思います。設定を研究して、後処理も頑張って、初めて活きてくるカメラという印象です。
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2022年11月1日 00:13 [1639680-2]
満足度 | 4 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
画質 | 5 |
操作性 | 3 |
バッテリー | 1 |
携帯性 | 3 |
機能性 | 4 |
液晶 | 4 |
ホールド感 | 3 |
こちらの機種とLUMIX DC-S1Hを使用し、暗所での写真・動画撮影を試した感想を簡単に記載致します。
暗い場所でも明るく映せるα7SVは魅力的ですが、二機種のISO感度の数値が同じ場合に発生する高感度ノイズの粗さはそこまで差が無い様に感じました。拡大等しなければよく分かりません。
α7SVは暗すぎる場所でも明るく撮りたいという時以外は、S1Hでも良く映るしこちらでも良いかと思う時がありました。
ただ高感度になっていくとS1Hは色が白く飛んでいっており、α7SVは実際目で見た時の色に近い状態を保てているのでそこは良い点だと思います。
α7SVの写真はやはり解像感がちょっと寂しいです。明るく高感度ノイズ少なめの写真でも少し拡大するとぼやけて見えます。
暗い場所でもシャッタースピード上げられる点だけはGOODです。
次に、一台だけ持っていくという状況を想定します。
S1Hも動画カメラと言われてますが、写真も十分解像感のある綺麗な写真が撮れ、ファン内蔵による耐熱性能もあり、十分メインカメラとして運用出来ますが、
α7SVは使ってみると動画特化、写真はオマケといった印象で、写真専用カメラを別に所持しておきたくなりました。
また本体も熱くなりやすく、バッテリーもS1Hより持ちません。
上記の事を特に気にしないという方ならば、α7SVだけを一台メインで使うのはアリだと思います。
どちらも未だ高額な商品なので、趣味程度ならカメラ一台でなんとか済ませたいとも思ってしまいますしね。
最後にワンシーンではありますが、簡単な高感度撮影比較テストを行った動画をご用意しましたので、少しでもご参考になれば幸いです。↓
SONY α7SV vs LUMIX DC-S1H 高感度撮影テスト 暗室内 PHOTO&4K MOVIE
https://youtu.be/fjDfs5K4MkI
- 比較製品
- パナソニック > LUMIX DC-S1H ボディ
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2022年10月29日 15:40 [1637958-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 4 |
---|---|
画質 | 4 |
操作性 | 4 |
バッテリー | 3 |
携帯性 | 3 |
機能性 | 4 |
液晶 | 4 |
ホールド感 | 4 |
【デザイン】
今までとあまり変わりがない
【画質】
動画機として利用して、レンズでも見え方は変わるが悪いと思ったことはない。
【操作性】
操作性は、ショートカットを自分にあった設定を行うことでかなり良くなる。
自分がよく使う調整をショートカットにしておくことで現場で焦ることはない。
【バッテリー】
バッテリーは1日中回すなら最低5本は欲しい
メインの動画機があって、雰囲気作りだけでこの製品を使うなら2本あれば十分。
【携帯性】
フルサイズの中でいえば携帯性は高いはず(組み合わせるレンズにもよる)
【機能性】
なんといっても光量の少ない場所で撮影すれば、だれも恩恵が受けられる
これほど初心者に優しい一眼動画機も少ないだろう(ISO感度でどうにでもなることが多い)
【液晶】
見やすい。晴れの日に液晶の動画機と比べたら差は歴然。
【ホールド感】
ホールド感は悪くないが、手にフィットするリグを付けたほうがなおよい
【総評】
発売日に私物として購入して、こんな便利なものがあるのか?とビックリしたので、仕事用にも1台追加。
FX3とも迷って何度も比較したが、細かい部分でこちらの方が全体的にバーサタイル
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2022年10月25日 15:02 [1636327-1]
満足度 | 5 |
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デザイン | 5 |
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画質 | 4 |
操作性 | 5 |
バッテリー | 5 |
携帯性 | 4 |
機能性 | 4 |
液晶 | 5 |
ホールド感 | 5 |
a7siiiを購入して、数カ月使ったのでレビューしていきます。
このカメラ、ヤバイです笑
【画質】
写真でも動画でもとても柔らかい表現が得意です。
a7ivも持ってますが、a7ivはクリエイティブスタイルのビビットみたいなパキッとしたクリアな写真が強いですが、こちらはふんわりとした映像になります。
夜の撮影はとてつもないです。
ちょっとした室内撮影はもちろんのこと、あの北海道の洞爺湖の夜や和歌山の熊野で撮影したこともありますが、夜、何も光がないのにノイズが一切乗らず、肉眼よりキレイに写ります。
これは結構気になるところだと思いますが、夜間の写真も問題なく撮れます。確かに画素数の関係でよくよく見るとa7ivの方が写りがいいですが誤差のようなものです。パット見はわかりません。
ちなみに、手ブレ補正を搭載したSEL70200Gで、F4、シャッター速度1/6でもブレなく花火撮影を手持ちでできました。a7siiiとなら、写真も動画もF4で十分かな。F2.8レンズあれば余裕、F1.4山の中でしか使いません。
ISO感度が優秀なぶん、夜間撮影ではシャッター速度を遅くしたことによるノイズの方が目立ちます。また低ISO感度(50〜6400の域)でもa7siiiの方がノイズが少ないように使っていて感じます。
ただ、流石に12800を超えたあたりからノイズが出始め、640000が限界かなという印象です。
【操作性】
切り替えスイッチ等はa7iiiを引き継いでいて使いやすいです。
【バッテリー】
a7iiiやa7ivと比べてかなり長持ちします。1日フル撮影でも旅行なら1個あればなんとか持つかなくらいです。
【携帯性】
意外に軽かったです。
片手撮影でも難なく撮れます。
【機能性】
super-35mmモードは写真のときのみ使えます。(画素数が半分になるので実際使うかは別ですが。)
動画やアクティブ手ブレ補正を使うときはこの機能は使えません。
試しに、動画でapscレンズをつけたところ四隅が黒くなりました。
弱点として、連射が弱い。
連射することは少ないですが、夜間の撮影で連射を必要とする際、連射するとsdカードに保存する時間が
かかり連射できません。4枚が限界かと。この点ではa6400が優秀でした。
そして、4Kスローモーションができない。どれだけ高性能なSDカードでも純正のexpressカードでないと撮れないようです。また、a7iiiやa6400と違い、動画とS&Qで画質を4K、HDと選択分けできないのも弱点です。
そのため、4Kで撮ってて、スローモーション撮りたくてエラーになり、シャッターチャンスを逃すことが多かったです。
【液晶】
バリアアングルは慣れるまで時間かかりますが慣れると使い勝手最高です。
【ホールド感】
前世代よりホールドしやすく、使いやすいです。
【総評】
2点の弱点を除けば超優秀カメラです。写真の観点とsuper-35mmを入れたらやはりa7ivの方が優秀ですが、動画性能、夜間撮影ではa7ivよりかなり優秀です。
私はa6400を売却して、a7siiiとa7ivを買いましたが、今思えばa6400とa7siiiでもよかったかなと思います。それくらいa7ivはコスパ悪いです(笑)
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