デミオの新車
新車価格: 135〜227 万円 2014年9月26日発売〜2019年7月販売終了
中古車価格: 1〜215 万円 (3,430物件) デミオの中古車を見る
※ランキング順位とレビュー点数は最新モデルの情報です

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モデル(フルモデルチェンジ単位) | 満足度 | 満足度ランキング | レビュー件数 | |
---|---|---|---|---|
デミオ 2014年モデル |
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467人 |
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デミオ 2007年モデル |
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77人 |
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デミオ 2002年モデル |
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21人 |
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デミオ 1996年モデル |
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3人 |
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モデル指定なし(過去の投稿) | - | - | 116人 | - |
デミオ 2014年モデルの評価
評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
---|---|---|---|
エクステリア![]() ![]() |
4.44 | 4.34 | -位 |
インテリア![]() ![]() |
4.29 | 3.93 | -位 |
エンジン性能![]() ![]() |
4.31 | 4.12 | -位 |
走行性能![]() ![]() |
4.36 | 4.20 | -位 |
乗り心地![]() ![]() |
4.07 | 4.04 | -位 |
燃費![]() ![]() |
4.50 | 3.88 | -位 |
価格![]() ![]() |
4.10 | 3.87 | -位 |
- ※「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目は、黄色に塗られております
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2017年8月21日 07:26 [1055784-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 4 |
---|---|
インテリア | 5 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 無評価 |
価格 | 3 |
ディーラーで試乗する機会があったので、普段乗っているキャロルとの比較です。
【エクステリア】
魂動デザインです。ソウルレッドのマツダ車を見かけると、「おおっ」と思います。軽自動車よりも良い塗料を使っているのだろうなと感心します。デミオというとどうしてもスペースユーティリティを強調していた初代のイメージが少し残っていますが、3代目からは「デザイン重視のコンパクトカー」になっていますね。
キャロルに比べて車両感覚はつかみづらいです。
【インテリア】
軽自動車と比べると、かなりお金がかかっていて「コックピット」という感じがします。速度が小さなHUDに出るので、走行中はそちらの速度計を確認していました。
・長時間の運転で疲れにくそうなオルガン式アクセルペダル、
・右足の方に寄ったペダル配置(軽自動車は中央よりとのことですが、左足ブレーキし易いので気にしていません。)
・腰の上のあたりをホールドするシート(長時間運転すると疲れに差が付きそう)
・かなりつま先が上を向くフットレスト(ハードな走行では踏ん張りやすそう)
といった点に違いを感じます。
【エンジン性能】
上り勾配で中間加速をしたときに少し頑張った感じがしましたが、市街地なら十二分にパワーがありました。
68kW / 1030kg = 66.0kW/t なので、36kW / 650kg = 55.4kW/tより19%ほどPWRが有利です。
高速道路も問題なく100km/h巡航できるでしょう。
【走行性能】
足回りは試乗なのでよく分かりませんでしたが、軽自動車よりキャパシティが大きいというか、路面がうねっても車体の動きが少なく、新車なのでふわふわ振動もゴツゴツ振動も少なく感じました。
キャロルはタイヤからのゴツゴツ振動をふわふわのダンパーで吸収させているようでしたが、ダンパーが劣化すると高速道路でのふわふわ振動やコーナリングのロールスピードが速くなりすぎて、ダンパーを交換しました。
6速ATですが、変速したことがほとんど分かりませんでした。スムーズすぎるのでCVTとの違いはアクセルONからのレスポンスと高速燃費だと思われます。
原付をよけたときに車線逸脱警報が出ました。ミラーには巻き込み警告も表示されるようです。
【乗り心地】
静かさが段違いです。また、エアコンも車内全体がまんべんなく冷えて快適に動作します。
キャロルは吹き出し口の前だけが涼しくなる印象が強いです。
【燃費】
無評価です。こればかりは「軽くて抵抗が少なければ、燃費は良いだろ!?」というキャロルが圧倒的に有利だと思います。
【価格】
高いグレードのデミオと安いグレードのキャロルでは2倍の価格差があります。自動車税(1/3以下)、高速料金(2割引)・フェリー料金はいずれもキャロルの方が安いです。
スタッドレスタイヤ最安値はBLIZZAK VRX 1本でデミオ(185/65R15)=\10,800、キャロル(145/80R13)=\5,490でした。
【総評】
現代的な車に乗りたい方はデミオを、1990年代の車でも不満を感じなかった方はキャロルをどうぞ。
確かに品質が良く進歩をしていることは実感できましたし、魅力的な商品ですが、昔から車に乗っていた人で「車はゴトゴトして音がするもの」と受け入れられる方にはキャロルのコストパフォーマンスがかなり魅力的です。
なお、キャロルにも衝突安全ボディ、運転席・助手席エアバッグ、ABS、横滑り防止装置は付いていますし、低速でのブレーキサポートもオプションで付けられます。エアコン・パワーウィンドウ・パワステが付いていれば「フル装備」と思う方には現代のほとんどの車が超豪華装備だと言えます。
- 比較製品
- マツダ > キャロル
- レビュー対象車
- 試乗
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2016年11月11日 10:14 [850732-2]
満足度 | 5 |
---|
エクステリア | 3 |
---|---|
インテリア | 5 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 4 |
価格 | 5 |
初代フィットからデミオに乗り換えました。初代フィットは極めて優れた車でしたので、如何な新生デミオとはいえ性能に不安はありましたが、杞憂に終わりました。
【エクステリア】
正直に言ってあまり好みではありません。鼓動デザインはアテンザが一番好き、デミオでは先代DE型が好みです。しかし我慢できないほどの自己主張はありません。アテンザと並べて駐車すると、この家マツダ社員か?と思われそうです。ただの気にしすぎですが。
【インテリア】
内装は非常に好みのデザインです。セダンのように落ち着いた直線基調のデザインで、上品にまとまっています。そして、何と言ってもマツダコネクト!車両情報・カーナビゲーション・オーディオなどをまとめてコマンダーで操作できるので、今までの2DINナビのタッチパネルは何だったのかと思うくらい便利です。口コミではナビの性能に始まり、外部アンプなど拡張性に関する意見など様々ですが、車に求める機能は人それぞれということで、私はとても満足しています。。ともかく、この高機能が48000円というのは極めて安い。
【エンジン性能】
先代DE型P3-VPSエンジンの圧縮比は14という驚異的な値でしたが、DJデミオでは12に下がって常識的な値になりました。先代のP3-VPSは直噴と吸排気VVTと冷却EGRを組み合わせており、コンパクトカー用とは思えないコストがかかっていました。というと先代のほうがいいように聞こえますが、見方を変えると今回の新型P3-VPSは圧縮比14を実現するために無理やり動かしていた領域を避け、吸気VVTと直噴だけで、より高いトルクと出力を得ているということになります。
競合エンジンを比較すると、ヴィッツ・フィット・スイフトの3車はいずれも吸気VVTと冷却EGRを使用して高圧縮を実現しています。P3-VPSは直噴と吸気VVTということで、違いはEGRか直噴に集約されそうです。これら4車種のエンジン性能はカタログ上はほとんど同じですから、デミオはエンジンの応答性能が低下する冷却EGRをやめて、応答が良くて燃費もそれなりに良い方向に振ったと考えられます。燃費だけを追求しない、車のコンセプトに合ったエンジンだと思います。
【走行性能】
150万円程度の価格で6速ATを搭載するという、国産車はおろか外車にも例のない贅沢な駆動系です。初代フィットからの乗り換えなので、CVTから6ATに変わり、当初は違和感がありました。今ではシフト制御にも慣れ、アクセル操作だけでトランスミッションと対話できているような気がします。あとは下り坂のエンジンブレーキを手動シフトで調整できる点が便利です。マニュアルモードのある多段ATでは当然ですが、CVTではスポーツ仕様車でないとできません。
【乗り心地】
おそらく、デミオの一番素晴らしいところだと思います。街乗りでは角がなくしなやかなのに、高速道路で100km/h近くになるとビシッと安定します。どんな走行条件でも、安心してハンドルを握れる車です。車名を出すのは気が引けるので書きませんが、危なっかしい足回りの国産車が多い中で、極めて高水準なハンドリングと乗り心地を実現しています。ところで口コミを拝見していると、時折乗り心地が悪いという意見があります。一体どういう車と比較すると、デミオの乗り心地が悪いとなるのか想像がつきませんが、もしあるとしたら上位のセグメントと比較されているのかもしれません。あるいは高速道路の巡航程度の速度でもふらつくような、極端に柔らかな足回りの車と比較されているのでしょうか?私はそのような足回りを、乗り心地が良いとは思いません。
【燃費】
街乗りで平均16km/Lですから、初代フィットと同じか少し良いくらいでしょうか。エンジンと駆動系の進化した分がそのまま反映されています。ディーゼルの燃費はこれより2割程度いいはずですが、街乗りばかりなのでガソリンを選びました。最近、ディーゼル車にリコールが掛かりました。元よりディーゼルエンジンは1シリンダーあたりの容積が大きい方が効率が良くりますので、マツダもあまり小排気量にこだわらない方が良いと思います。アテンザに搭載される2.2Lディーゼルはとても良いのですが。
【価格】
初代フィットのレビューでも同じことを書きましたが、この性能で乗り出し180万円というのは極めて安いと思います。外車だったらVWのUP!程度しか買えません。ちなみにトヨタヴィッツを見積もったところ、同じ装備内容で乗り出し200万円でした。カーナビとサイドエアバッグが高いんですね。今どきサイドエアバッグがオプションとは、世界のトヨタが何をやっているのか。もちろん悪いのはトヨタ本体ではなく、販売価格を下げるために安全装備を外せと言ってくる販売会社、ひいてはそれを言わせている一般客の無理解が日本車のレベルアップを妨げています。安全装備は量産しないと安く作れませんから、結局顧客が損することになります。デミオは最廉価グレードを除く全車が標準装備しています。
【総評】
いい車です。特に高速道路や郊外の道で快適なドライブが楽しめます。現行アテンザと乗り比べると、運転感覚が驚くほど似ています。もちろんカーブを攻めると限界はアテンザのほうが高いのですが、日常で使用する領域ではかなり近い感覚になるようセッティングされています。またパワーステアリングはアテンザよりもデミオの方が自然なセッティングになっており、アテンザにもこのハンドリングが欲しいなと思ってしまいました。
再レビューに際して加筆修正しました。
参考になった98人(再レビュー後:72人)
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2016年4月20日 23:45 [924196-2]
満足度 | 5 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 5 |
価格 | 4 |
グレードに関して、誤って指定してたので、再レビューにて修正しました。(XD⇒XD Touring)
あと、いくつかコメントを加筆しています。
【エクステリア】
落ち着いた大人の車って印象を受けました。
今回カラーはソウルレッドにしてるんですが、これが意外と汚れが目立たないというね。
実用性も兼ねたカラーなんだなーというのを実感しました。
【インテリア】
DE5FSと比べると、高級感のあるインテリアかなと思います。
難点はまたしてもドリンクホルダーで、サイドブレーキ引くたびにホルダーに置いた飲み物と肘がぶつかるというね・・・
Mazda Connectは面白いなと思います。ただ、Bluetoothの対応があまりよろしくないようで、私のiPhoneは正しく動作するのだけど、妻のスマホを使うと接続解除もできなくなってBluetooth接続処理がフリーズするみたいです。今後の改善に期待したいところです。
【エンジン性能】
DE5FSとは比べ物にならないほどのトルクを感じました。一度アクセルをベタ踏みしてみたことがあるんですが、一瞬体が飛んで行くんじゃないかと感じるほどの加速をしてくれました。
DE5FSのレスポンスの良さも魅力的ですが、また違った魅力があるように思いました。
【走行性能】
DE5FSはクイックレスポンスな足回りで、やんちゃに走るような感じでしたが、この車はそれがもう少しおとなになったような感じ、それでも足回りはしっかりしていて、安心して旋回できる感じでした。
加速なのですが、何だか1速のギヤ比が高いのかな。最初だけもたつきを感じます。
2速にチェンジしてからはエンジン性能をしっかり体感できます。
CVTからATに乗り換えると、フィーリングがだいぶ変わりました。CVTはギアシフトすると即切り替わってくれる(クラッチを切ったりしないからでしょうねー)のだけど、ATはギアシフトする度にクラッチを切るので、特にシフトダウンするときに思い通りにならなくて乗り始めの頃は苦労しました。
あと、i-stopですが、明らかにDEJFS(デミオスカイアクティブ)時代のそれより進化してますね。何だかとてもよいタイミングでアイドリングをストップさせてくれるようになっていて、DEJFSのそれとは次元が違うように感じました。
【乗り心地】
乗り心地は本当にいい。滑らかな乗り心地といいますか。前に乗ってたのがDE5FSスポルトだったせいか、余計にギャップを大きく感じました。「ああ、贅沢な車にのってるなぁ」と言う感じ。
【燃費】
燃費は良いです。だいたい17〜19Km/Lぐらい。
ハイブリットと比べるとどうなのかはわからないけど、嬉しい限りです。
【総評】
DE5FSスポルトと比較して思ったのは、「ワンランク上の車」と言う感じ。
大人っぽく落ち着いて走行できる印象が特に強いです。
同時に、エンジンのトルクは太く、足回りもしっかりしてるので、イザというときはキビキビ走れる側面も持った面白い車だなーと思いました。なんだかね、DE5FSスポルトとは違う意味で「カッコイイ!」
参考になった21人(再レビュー後:18人)
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2014年11月8日 22:17 [764466-2]
満足度 | 5 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 5 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 5 |
価格 | 5 |
ふたたび愛車「アクセラ スポーツ」のメンテナンスのついでに試乗してきました。ひとりで20kmほどの道のりを緩急をつけて走ってみましたが、これはもう「ライトウェイトスポーツ」と称していいのではないかと思うほど、ハイレベルな走りでした。小型のハッチバック車としてはダントツの楽しさがあります。短時間ではありましたが、予想する限りでは、燃費性能も相当なものでしょう。競合車種に加え、以前所有していた3代目デミオや、新型デミオの1.3Lガソリン車などとの比較を交えながらレビューします。
【エクステリア】
試乗車の車体色はジェットブラックマイカでしたが、かなりカッコよかったです。日が落ちた頃にディーラーに到着しましたが、ほかの人がヘッドライトをつけて帰ってきたときには、アクセラがやってきたのかと思いました。アクセラと比べても、ヘッドライトとフォグランプの印象が強く、精悍な雰囲気です。とてもコンパクトカーとは思えない存在感があります。
【インテリア】
試乗車はTouringなのでアクティブ・ドライビング・ディスプレイ(ADD)を搭載していましたが、やはりこれは便利です。ADDは、メーターフードの上に、速度や車間距離、ナビの案内や車線情報、安全運転機能の警告ランプが表示される機能ですが、実はこれは、BMWの上級車種と表示がまったく同じです。さらにマツダ車らしくていいのが、単眼式のタコメーターです。AT車で回転数の増減が少ないとはいえ、エンジンの回転数を確かめながら走ると、なかなか楽しいです。インテリアの質感については、ほかの方のレビューと同じ意見で、コンパクトカーとしては豪華でおしゃれです。
【エンジン性能】
予想外になめらかでした。ターボラグがあるという情報があったので、どんなものなのかと注意して加速してみましたが、これは意図的なチューニングだと思いました。コンマ数秒程度の「ゆとり」をもたせることで、体を引っ張られるようなジャジャ馬的な加速ではない、なめらかな加速が得られるようになっています。中間加速は、まさに踏んだだけ前に出るといった感じで、坂道も悠々と登っていきます。このリニアな加速感は、国産車では得がたいものがあります。サーキットへ行かない限り、1.6Lハイオクガソリン車の「スイフト スポーツ」よりパワフルでしょう。
【走行性能】
車体剛性がめっぽう強く、走り出すと独特のカタマリ感があります。13Sと同じボディとシャーシではありますが、専用チューニングのサスやスポーツタイヤ「TOYO PROXES」を用いたことで、走りの違いがハッキリと出ています。また、ガソリン車よりエンジンルームが重いぶん、どっしりとした手応えがあります。1.3Lガソリン車と比べると、全般的にガッチリとした走行感で、スポーツカーの乗り味に近いです。もはや「ライトウェイトスポーツ」と称していいレベルではないでしょうか。快適性能を重視される方にはややカタさも感じられるかもしれませんが、乗っていけば体が慣れていきますので、少しカタめをチョイスするのもいいかと思います。ハンドリングに関しては、1.3Lガソリン車のほうが軽快でよく曲がる気がしました。
【乗り心地】
ここが1.3Lガソリン車と1.5Lディーゼル車で明確に分かれる部分でしょう。エンジン音やロードノイズは1.5Lディーゼル車のほうが強くでてきますので、快適性を最重要視される方は、1.3Lガソリン車のほうが無難かもしれません。アクセラもそうですが、最近のガソリンエンジンは、回していったときにブォーンというより(シュ)ウィーンというメカニカルで抜けのいい音を奏でますので、これが好きな人はガソリン車のほうがしっくりくるかもしれません。ただ、ディーゼル車も仕上がりはハイレベルです。エンジン音は「ゴロゴロ」というより「グルグル」という感じの響きで、速度を上げていくとフェードアウトし、走行中はほとんど気にならなくなります。私はどちらかというとガソリンエンジンの音のほうが好みですが、新型デミオの1.5Lディーゼルエンジンなら、それでも抵抗を感じるほどではないです。
【燃費】
かなり期待できそうです。瞬間燃費や平均燃費の変化から予想する限りでは、1.3Lガソリン車より実燃費で3km/L以上は走りそうです。20km/L超えはカタいと思われますので、燃油コストも考慮すれば、確かにハイブリッドカーの「アクア」と同等のランニングコストになりそうです。 燃費を伸ばす走り方については、メーターの上部に表示される「i-DM」のランプ色がひとつの目安になります。白は急加速、青はほどよい加速、緑はやさしい加速といった感じですが、積極的に青が点灯するように加速していっても、瞬間燃費が20km/Lを下回ることがほとんどなかったです。
【価格】
安いでしょう。XD Touringは車両本体価格で194万円ですが、ADDを始めとする安全装備がついてきますので、お買い得感は高いでしょう。また、178万円のXDはかなり安いと思います。スペシャリティの高いコンパクトカーをお探しの方にはベストチョイスかと思われます。
【総評】
久しぶりにマツダ車らしい、楽しいクルマに乗った感じです。車体のコンパクトさとフロントドアのウェストラインの低さを除けば、もはや3代目デミオの面影はありませんが、とても個性的なクルマに生まれ変わりました。こうした走りを重視した作り込みこそ、マツダ車本来の味わいだと思います。ホンダの「フィットHV」もいいクルマだとは思いますが、「ファン」というキャッチコピーはむしろ新型デミオのディーゼル車にこそふさわしいのではないでしょうか。低燃費であることはもはや当たり前で、これからのクルマは楽しくなければ選ばれないとも考えています。その点で、このデミオ XDは、本当に注目すべき点が多いクルマだと思います。
- 比較製品
- ホンダ > フィット ハイブリッド 2013年モデル
- トヨタ > アクア 2011年モデル
- スズキ > スイフトスポーツ 2011年モデル
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった33人(再レビュー後:26人)
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よく投稿するカテゴリ
2014年7月21日 13:47 [519670-3]
満足度 | 5 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 5 |
価格 | 5 |
![]() |
![]() |
![]() |
---|---|---|
かわいカッコいいフロント。フォグランプをつけてみました |
見事な流線型を描くサイド。空力性能も抜群です |
キュッと上がったリア。荷室を狭めにしたことで、剛性がアップしています |
4代目デミオが発表されて中古車相場が安くなってきたので、1300ccのCVT車(13C-V)を購入しました。以前の愛車は三菱自動車「コルト」で、コンパクトカーはレンタカーなどでよく乗り比べていますが、3代目デミオ(本車種)ほど軽快なモデルはなかなか出てこないと思い、この夏より所有することにしました。購入にあたっては、スズキ「スイフト」も比較検討しましたが、デミオの軽快感が勝りました。車体が軽く足回りにまだ余裕がありそうだったので、マツダ純正の15インチアルミホイールにインチアップし、タイヤをダンロップ「LE MANS4」に履き替えてみたところ、こちらもいいフィーリングです。約1か月で1000km以上走行してみた印象を書きます。なお、購入時からちょっとドレスアップしてみました。
【エクステリア】
低重心で精悍なルックスが気に入っています。切れ長のヘッドライトと流れるようなフォルムに、きゅっと上がったリアが、スポーティで軽快なイメージを演出しています。現行のコンパクトカーではピカ一のデザインだと思います。高強度のフレームを用いたことと、リアの荷室を思い切って削ったことで、剛性感も飛躍的に向上しています。7月17日に発表された4代目デミオも、フロントマスクのデザインとサイズ的なバランスがちょうど良く、とてもカッコよかったです。3代目は車幅、車長ともに短いので、取り回しや駐車がとても楽です。
【インテリア】
これといってすぐれた装備はないですが、スポーティにまとまっていて好印象です。先代モデルのような居住性を重視したつくりから、パーソナルユースを前提とした設計に変更されており、ほかのコンパクトカーと比べると室内空間はかなり狭くなっています。居住性や使い勝手を重視する人にはマイナスポイントになるかもしれませんが、これこそがラテン語で「私のもの」を意味する「de mio」本来の魅力なのではないでしょうか。あまり大家族で乗車する車種ではないと思うので、思い切った方針転換でスポーツ感を前面に打ち出した点が評価できます。前方視界は極めて良好で、特にサイドミラー周辺の視認性の良さは、3代目デミオ特有のものがあります。
【エンジン性能】
CVT車ですが、AT車と比べてもパワー感の差は感じられません。むしろ滑らかな加速感が気に入っています。以前所有していた1300cc CVT車のコルトと比べると、公称値では中・高速域のトルクが細いはずですが、車体の軽さがそれを補って余りあるようです。また、高速道路での走行も申し分なく、車線変更や追い越しもスムーズです。法定速度内でのパワー感に物足りなさを覚えるようなことはまずないでしょう。
【走行性能】
軽快な加速と、ダイレクト感のあるハンドリングが魅力です。軽量なわりに車体の剛性はしっかりとしており、峠道でよじれるような感覚もありません。サスのストロークが深く、ワインディングでもしっかりと路面に張り付くような印象です。バンパーはボンネット下部がほぼグリルレスになっており、空気抵抗が軽減されています。剛性感や空力性能はスイフトと比べても劣る感じがなく、1300cc車でもちょっとしたライトウェイトスポーツ感が得られます。ただ、標準装着タイヤのFirestone「TR 10」は突き上げ感が強いので、タイヤはワンランク上のものに履き替えたほうが、よりデミオのポテンシャルを引き出せることでしょう。私はダンロップ「LE MANS 4」に交換することで、突き上げ感やロードノイズを抑え、直進安定性やグリップ力も向上させることができました。http://review.kakaku.com/review/K0000224405/#tab
【乗り心地】
とにかく軽快な乗り心地が3代目デミオの魅力だと思います。街乗りではタウンスニーカーのような軽やかさを、高速道路ではシッカリとした走行安定性を発揮する頼もしい車種です。1tを切る軽量な車体と、1300ccのエンジンの組み合わせは、とてもバランスがいいと思います。1インチぶんアップさせて乗っていますが、それでも軽快感は損なわれていません。ただ、こちらも繰り返しになりますが、車体が軽いぶん、突き上げ感は強くなりますので、コンフォート系タイヤへの交換をおススメします。私なら、新車で購入しても標準タイヤはすぐに交換してしまいます。
【燃費】
JC08モードのカタログ燃費は23km/L(10・15モード)ですが、標準タイヤでもこの7割近い数値は出るようです。低燃費タイヤの「LE MANS4」に履き替えたところ、リッターあたり2km以上走行距離が伸び、17km/L程度は走るようになりました。当初はあまりエコ性能を重視していませんでしたが、なかなか燃費がいいので、最近はエコを意識した走行をするようになりました。
【価格】
安いです。特に、後継車種が発表されたこの時期は、新車・中古車ともに実売価格が下がっていますので、ひとつの買いどきと言えそうです。安く買って乗りつぶすつもりなら、3代目デミオは高い満足感を与えてくれることでしょう。
【総評】
スカイアクティブ車のレビューを投稿したときも同様に書きましたが、コンパクトカーでは一番運転しやすいクルマだと思います。軽量でコンパクトな車体ながら剛性感にすぐれており、加速感や燃費性能もハイレベルと、バランスがいい仕上がりになっています。また、なんといってもデミオの一番の魅力はハンドリングです。小回りがよくクルクル曲がり、運転者が意図した方向にスッと旋回していくこの感覚は、クセになります。町乗りからややスポーティな走行まで、オールラウンドにこなせる頼もしい車種です。デミオは先々代モデルからでよく乗りましたが、3代目に乗ってみて、初めてマツダ車のファンになりました。4代目デミオも狙いつつ、まずは3代目をがんがん乗りつぶしていこうと思っています。
参考になった44人(再レビュー後:35人)
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デミオの中古車 (全4モデル/3,430物件)
この車種とよく比較される車種の中古車
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1〜444万円
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2〜250万円
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9〜240万円
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1〜298万円
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10〜469万円
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1〜258万円
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45〜390万円
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70〜279万円
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179〜498万円
自動車(本体)
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今買って損をしない、コスパ抜群の軽クロスオーバー
(自動車(本体) > タフト 2020年モデル)5
高山正寛 さん
(自動車(本体))
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