カワサキ VERSYS-X 250

満足度：3.50

（カテゴリ平均：4.42）

満足度ランキング—位

集計対象2件 / 総投稿数2件

1. 5 0%
2. 4 50%
3. 3 50%
4. 2 0%
5. 1 0%

評価項目	投票平均	カテゴリ平均	項目別ランキング
デザイン 車体のデザイン及び機能性	4.50	4.45	-位
エンジン性能 トルクやパワー、滑らかさ、技術など	4.50	4.19	-位
走行性能 走りのフィーリング及び操作性	4.00	4.25	-位
乗り心地 乗り心地のフィーリング	3.50	3.97	-位
取り回し 取り回しやすさ	3.50	4.16	-位
燃費 燃費の満足度	3.50	4.14	-位
価格 総合的な価格の妥当性	3.50	4.02	-位

• ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
• ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています

[ニックネームちゃん]

2024年8月29日 06:48 [1563367-3]

満足度	3

デザイン	4
エンジン性能	4
走行性能	4
乗り心地	3
取り回し	4
燃費	3
価格	3

【情報共有】ウインカーが折れる現象が実質リコールに！

[2024年8月29日更新]
　不人気車として有名な？バイクですがウインカー根本のゴムの劣化で５年くらいで折れてしまいます。オフ車もあるので乗らずに様子見をしていたらカワサキが重い腰をあげ、この部分の保証期間を２年から７年にしました。
https://www.global-kawasaki-motors.com/recall/mc2304h/
　2017年4月リリースで初期モデルは新車登録から７年を過ぎるので即座に販売店に連絡を！フルカバードタイプで自力交換は極めて大変で作業工賃含め全て無償で交換しないと必ず折れるので４本全ての交換が必須。Ninjaなど広範囲な車種で実質リコール対象で知人にも拡散して下さい。
　蛇足ですが現在、ツアラーモデルの左右ボックスを外して乗ると軽快で素のモデルを見直しました。

[2022年5月7日]「ツアラーモデルを探しましょう！」
　とても酷いタイトルですが、自分自身のシクジリ事例として晒します。やや厳しい評価にしましたが、このモデルに罪はなくツアラーモデルの方が「罪」なんですが、キャラ的に素のモデルの正常発展した先にツアラーモデルがありますので、ツアラーモデルは入荷しないだろうと安易に妥協せず、粘り強くツアラーモデルを探しましょう。仮に最初からツアラーモデルを探していたら約30万くらい節約できましたので・・(泣)

【2022年５月更新】
　４月末に迷彩柄のツアラーモデルに乗換えたので約1ヶ月間のお付き合いでした。同じ2018年モデルですが約10kgの重量差だけで説明できないほど素のモデルのほうが元気で燃費も悪くありません。その一方、高回転時のメカニカルノイズが激しくてエキサイティングと言う言葉だけでは片付けられないほど！
　個体差かどうかと懸念していたところ、とても欲しかったけど限定400台で入手を絶望視していた迷彩柄のツアラーモデルが絶好のタイミングで入荷したので速攻で再契約しました。（店鋪の担当氏に「ツアラー隠してなかったよね？」と詰め寄り確認したほどです。）結論から言うとメカノイズは「個体差」で慣らし運転の違いかと思うことにします。こういう経緯でしたが下取額は購入した際の現金支払い額より７万円下がっただけで済みました。（素のモデルを購入した際に下取りにしたAX-1は忘れることにします‥）反省も含め、これから入手される方は素のモデルには絶対に手を出さないで下さい！

　ツアラーモデルもほぼ同じ売値で流通していて、走行距離が少ないまま大型バイクに乗り換えたユーザーが多い傾向ですから、ジックリ探せば必ず希望のツアラーモデルを入手できます。限定400台のデジタル迷彩柄モデルもネットで検索すると特にプレミア価格も付かず流通しているため入手するなら今の内かも知れませんが迷彩柄に萌えるのは自分だけかも知れませんね・・(^_^;)
　以下、ツアラーモデルと重複する情報を整理し簡潔に再掲いたします。

【2022年３月】走行3000km未満で2018年モデルの割高な中古ヴェルシスが展示してあり３年乗ったボロAX-1をかなり高値で下取ってくれたことが大きいです。もちろん、オンオフ問わず走れそうなアドベンチャーモデルに乗ってみたかったと言うのも大きな理由です。
【デザイン】旅心を誘う大柄なスタイルで高速道のSAや観光地の駐車場で寄ってくるナンシーオジサンから「このバイク1000cc」と質問されてしまうかも‥
【エンジン性能】大型バイクなど低速トルクのあるバイクから乗り換えたらショックかも‥しかし、エンジン特性に慣れてくると意外と中速トルクがあってシフトアップで小気味よく加速でき遠慮なく高回転まで回せば意外とパワーが出せる特性で比較的振動も少なく上質なエンジンです。難点は特定の中高回転域のメカニカルノイズでカワサキ品質と諦めてますが改善して欲しい点です。250ccエンジンに180kgの車体で絶対的パワーとしては追い風状態で何とか150キロ近く、強い向かい風だと120キロがやっとで全く余裕がないと知り合いは言っています。
　エンジントルクが頼りないため前の車を追い越す際は保険的に２段シフトダウンする必要があります。普通に走る分には意外と６速の守備範囲が広くて鋭い走りは諦め６速のままで走り続けることも可能でメーターパネル内のエコ表示が点くよう淡々と走ることも可能です。
【走行性能】寒い時期は防風効果の高さが有り難く風の当たる左右の肩先が冷たくなるくらいで、ヘルメットのシールドを半開きにしたままでも走れます。特筆すべきは高速道路での直進安定性の高さで強い横風でも乱れが少なく安心して走れるため高速道を積極的に利用できます。ハンドリングは高速でも中低速でもとても素直でこれは褒めても良い部分と思います。ブレーキ性能はフロントが物足りないと思いましたが次第に効くようになりました。
【乗り心地】純正タイヤＩＲＣのGP210のゴムが硬いのも相まってリヤスプリングを最も柔らかく設定しても一般道路ではゴツゴツ感じて予想以上に硬いです。しかし、高速道路では適度な乗り心地で前後サスペンションのストロークが多いため、路面の大きなうねりを乗り越えても安定しています。シートは硬いのですが実際に座るとお尻は痛くならないです。
【取り回し】大柄な車体ですが押して移動させる際は予想外に軽いほうです。シートの座面が広いため身長165cmだと足つき性が悪く両足のつま先がつんつん状態。比較的車体が軽いため傾いても支えきれないことはありませんが、足場の悪い場所に油断して停めると倒してしまうかも。
【機能性】ＡＢＳのほかアシスト&スリッパークラッチはクラッチレバーがウソみたいに軽く無頓着にシフトダウンできるのが有り難い。そのほか充実したメーターパネル表示で水温計、燃料計のほか瞬間燃費、アベレージ燃費など至れり尽くせりで省燃費走行好きな自分にとっては有り難い機能です。
【燃費】大人しく走れば30km/L確実だが高速100km/h超だと23km/Lに。
【価格】程度良いのが30万円台だったらリーズナブルかと
【総評】それまで乗っていた250単気筒の旧車と比べると本当に情けないパワーで、その点はしっかり覚悟する必要があります。

使用目的

通勤

買い物

ツーリング

レース

仕事用

その他

頻度

週3〜4回

[Syutama]

2017年5月23日 18:00 [1030995-1]

満足度	4

デザイン	5
エンジン性能	5
走行性能	4
乗り心地	4
取り回し	3
燃費	4
価格	4

旅に想いを馳せるバイク

１　前置き
　　ヴェルシスは皆さんがご存知のとおり、ツアラーとノーマルが発売されてい
ますが、ツアラーは既に完売ということで、私はノーマルタイプを購入しました。
　まだ120km程度しか走っていませんので、試乗レビュー的なものになると思い
　ます。この手のバイクとしては以前ジェベル２５０に乗っていました。

２　購入の経緯
　　雑誌やネットなどで見て気になってはいたのですが、たまたま店頭で実車
を見て大きさやデザインなど、写真で見るよりずっと良く、頭から離れなくな
ってしまいました。結局、１週間後には私のものになっていました。

３　感想
　ａ　ゆとりある大きさ
　　　車格が大きいので２５０ｃｃとしては荷物をかなり積めそうです。私のはノー
　　マルですのでサイドバッグはありませんが、それでもトップケースを付けて
　　振り分けバッグなどを活用すればロングツーリングも楽々こなしてくれそう
　　です。
　ｂ　エンジン
　　　ニンジャ２５０と同じエンジンで１速から６速までギアレシオも同じです。た
　　だ馬力だけは２馬力ほど上乗せされています。最高出力発生回転数はヴ
　　ェルシスのほうが５００回転ほど高い回転数で、同じくトルクは１５００回転
　　ほど高い回転数で発生するということで、低速域のトルクが薄いのではな
　　いかと心配しましたが全くそんなことはなく、２０００回転強でクラッチをつな
　　ぐと普通に発進できます。取説には８００キロまでは４０００回転以下と書
　　いてあるのですが、さすがにその回転数では交通の流れに乗れませんの
　　で５０００回転までは回しています。トップ６速では４０００回転で約５０キロ、
　　４５００回転で約６０キロです。２５０ｃｃということもあって、各ギアの守備範
　　囲も大型バイクのように広くはありませんのでこまめにシフトアップするこ
　　とになりますが、それでも加速はそこそこに良いと思いますし、各ギアとも
　　よく粘ってくれてギクシャクする場面はほとんどありません。これは少し前
　　に乗っていたジェベル２５０との大きな違いです。ジェベルは単気筒というこ
　　ともあって各ギアで回転が落ちるとギクシャクしていました。
　　　ニンジャに乗ったことがないので、この感覚がニンジャと共通するものか
　　どうかわかりませんが、低速では２５０ながらもドコドコ感があり、走行中も
　　ちゃんとパルス感があります。モーターのようなスムーズさはありません。
　ｃ　燃費
　　　まだ総合的な燃費を出せるほどのデータがありませんが、車両を受け取
　　った帰りに満タンにして、今日１００キロほど走ったあとに満タンにすること
　　で計測した燃費は約３３km/Lでした。走行環境は田舎の郊外で信号も少
　　なく渋滞も皆無という状況でした。東京で言えば奥多摩周辺のような環境
　　です。あくまでも慣らし運転中ということで今後はツーリング燃費が３０km/L
　以上、街中燃費は２５km/Lくらいじゃないかと予想します。
　ｄ　ブレーキ
　　　ＡＢＳ仕様ですが、あまり意識しないで操作しています。フロントは皆さん
　　が言うように少し甘かったのですが、一皮剥けてきたのか順応したのか気
　　にならなくなってきました。早めのブレーキに心がける必要がありそうです
　　が気になる人はパッドを替えるなど工夫が必要かもしれません。
　ｄ　乗り心地
　　　乗り心地は一言で言って硬いです。サスのアタリがついていないというの
　　もありますが、ジェベルがフワフワと段差などを走っていたのに比べると路
　　面の状態をモロに受け止めるような乗り味です。またシートもクッションが
　　ほとんど入っていないかのように硬いので人によってはお尻が痛くなるの
　　ではないかと思います。座面自体は広いので、純粋なオフロード車のよう
　　に痛くなることはないと思いますが、ヘタリは期待薄かもしれません。
　　　カウルが付いていることである程度の風は防いでくれますが、首から上
　　は風が直接顔に当たるためハタめくような感じを受けることがあります。
　　　ヒラヒラとした操作性ではないですが、落ち着いたハンドリングでＵターン
　　するときなども急に切れ込むこともなく、安定した操縦性だと思います。
　ｅ　足つき
　　　815ｍｍというカタログデータ以上に足つきは悪く感じます。足を下ろした
　　位置にステップなどが無いのが救いですが、先程のシートやサスの硬さの
　　ためほとんど沈み込みがなく、身長170強で短足の私では路面の状態によ
　　って辛いものがあります。

４　改善を望む点
　ａ　サイドスタンド
　　　サイドスタンドの接地面が小さすぎます。アドベンチャーと銘打つ以上、
　　未舗装路や草地などに駐車することも想定すべきです。現状ではよほど気
　　をつけないと未舗装路などでは駐車中に車体が倒れるおそれがあります。
　　サイドスタンドの接地面をぜひ広くしてほしいと思います。
　ｂ チューブレスタイヤの採用
　　　ホイールはスポークでもいいのですが、ぜひチューブレス仕様にしてほし
　　いと思います。
　ｃ　サスやシート
　　　もう少し柔らかめの味付けでもいいのではないかと思います。長旅を優し
　　く包み込むような柔らかさに期待します。

５　最後に
　　やや高めの価格については二輪が売れない昨今、仕方がないと思います。
　　この手のバイクは実際に冒険するわけじゃなくても、いざとなればどこにでも
　　行けそうな期待を持てることが重要なのだと思います。これからオプションや
　　用品を付けて楽しむつもりですので、時期を見てまたレポートしたいと思い
　　ます。流通在庫だけで今年は終わりのようですので、気になる方はぜひ店
　　頭で実車を見ることをお勧めします。
　

使用目的

ツーリング

その他

頻度

週1〜2回