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スズキ GSX-S1000GXのコンテンツ
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| 評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
|---|---|---|---|
| デザイン |
5.00 | 4.44 | -位 |
| エンジン性能 |
5.00 | 4.19 | -位 |
| 走行性能 |
5.00 | 4.25 | -位 |
| 乗り心地 |
5.00 | 3.97 | -位 |
| 取り回し |
4.00 | 4.16 | -位 |
| 燃費 |
3.00 | 4.14 | -位 |
| 価格 |
4.00 | 4.02 | -位 |
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- バイク(本体)
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2024年11月14日 00:18 [1903186-2]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 5 |
| 取り回し | 4 |
| 燃費 | 3 |
| 価格 | 4 |
以前同じくスズキのGSX-S1000GTを所有しており、全体的には満足ながらも少なからず不満も抱えていた。
本機はGTでの不満要素の殆どを解消しており、かつ高い次元でバランスしたバイクとして理想に近いモデルの一台と感じた。
尚、GT同様こちらでもmySPINの評価は行わないものとする。
【デザイン】
パッと見で分かりやすくシャープでスタイリッシュなデザイン。大型ツアラーモデルの割りに全体的にコンパクトで、リッターアドベンチャーなどより一回り小さく感じられる。
シート高は日本仕様でも830mmとやや高めだが、シート形状の関係で足つきは比較的良好。ただ低身長ライダーの中にはフットペダルが足の着地位置と被るのが辛いという声もある。また着座位置が高くなる関係で、乗車したままの押し引きは素直に諦めたほうが無難。
全照明ともLEDだが、夜間走行時の照射範囲はお世辞にも十分とは言えない。
【エンジン性能】
言わずと知れたK5ベース四気筒は文句の付けようもない完成度。元来が高回転型とは思えない程、低速域から安定したトルクを発揮し、6速20kmでもノッキングとは無縁。
全域においてトルクフルで、フルスロットル時の底から盛り上がるようなパワー感はこのエンジンの醍醐味の一つ。かといって身体を置いていかれるほどのピーキーな加速ではなく、回したら回した分だけ加速してくれる扱いやすさは電子制御の賜物だろう。
ただ低速時にアクセルが足りなければしっかりエンストはするので、あくまで過信は禁物。スズキの独自システム・ローRPMアシストも装備されてはいるが、あまり有効に機能しているとは言い難い。
【走行性能】
溢れるパワーと出力特性のバランスは全域で乗りやすさと力強さを発揮し、どんなシチュエーションにおいても不満が出ることはない。低中高速域のいずれにおいても過不足ない走りで、車体の操作性の高さも相まって大型ツアラーの重厚さをまるで感じさせない軽快さを誇る。
またその操作性の高さから峠などでも十分以上の攻めっ気を発揮でき、カウルが付いた以外はストファイのGSX-S1000と遜色ない走りまで彷彿とさせる。シャーシを同じくするGTではワインディングでの倒し込みがかなり重くモッサリと感じていたが、GXはベースを共有しているとは思えない程軽くスムーズに倒し込める。
本機の肝であるサスの電子制御にあっては、まず前提としてその制御自体は秀逸の一言であり、セッティングを変えるだけで全く別の乗り物に化けるとすら言えるほどの様変わりを見せる。
これにより一台で何台分もの乗り味を体感でき走行シーンに合わせた設定を追求できるのだが、その分あらゆる制御設定を積極的に組み替え実践していく気概が無ければ、この車両の魅力を半分も感じることは出来ない。
ただ乗せられているだけでは宝の持ち腐れであり、しかもその乗せられているだけの乗り味自体にはさしたる面白味もないのが難しいところで、ただのオート設定だけを通して評価を決めてしまうインプレが多いという残念ポイントがある。
自分から積極的に電制を弄って遊ぶ人にはうってつけだが、弄くり回すのが面倒という人には勿体ない車両と言える。
【乗り心地】
ツアラーらしい大型スクリーンの風防効果と、電サスによるスカイフック制御でツーリングはひたすら快適。GXのスクリーンは不快な風のみをシャットアウトしある程度の爽風を通す設計思想のため冬場の走行こそやや不向きだが、長距離を走った後でも不思議なほど疲労感を全く感じない。
先述の電サス制御によって乗り味をゴロッと変えられるため、その時々の気分や乗り方によって硬めでも柔らかめでもボタン一つで操作可能。もちろん、オート設定にしておけば何も考えずとも快適な乗り心地を享受できる。
【取り回し】
232kgの車体はもちろんそれなりの重量感だが、重心が低いゆえか妙に押し引きが軽く感じられ、跨ってバイクを起こす動作も200kg前後のバイクと大差なく思えるほど。
また同クラス帯ではコンパクトな車格で、本格的な大型アドベンチャーほど身構える必要もなく気楽に乗り出せる。
【燃費】
カタログ値17.0km/Lで現状は下道も高速も峠も満遍なく走って18km/Lちょいくらいなのでほぼ同じくらい。高速だけなら22km/L以上は堅いだろう。
【価格】
絶対値で見て手が出ないと諦めるのは容易いが、性能や装備からすると十分バリュープライス。またスズキ車特有の値下げが期待できるという面もある。他社の同ジャンル車種と比べて装備面で劣る面も否定出来ないが、スズキの四発とこのマスクは他では味わえない確かな魅力。
【総評】
あらゆる性能が高水準でバランスしている理想的な一台。S1000GT以上に高速走行は大得意だし、S1000並にワインディングでもパタパタ倒していける。大型ツアラーとは思えない程、左右の振り変えも苦労がない。走ったことはないがこれでサーキットが苦手なワケもないだろう。ご自慢のトルク特性で速度域を選ばず、更には電子制御によって多少の悪路にすら快適性を担保するという万能振り。
まさに走行シーンの是非を問わず、あらゆる場面で高い性能を求めたい欲張りライダーにうってつけのマシンと言える。
ただし唯一の難点というべきは、あらゆるシーンに対応する電子制御セッティングを持つがゆえに、その設定を自ら突き詰めていかなければ本来の持ち味を十分に活かしきれず宝の持ち腐れとなってしまうこと。ただ何も考えず快適に走りたいだけで買っても十分満足のいく一台ではあるが、SSマシンの血統が宿るその本質は、どうしようもなく走りを追求した先にこそある。
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