AH-D5200 レビュー・評価

2018年 4月上旬 発売

AH-D5200

  • フラッグシップモデル「AH-D7200」と同様に天然木をハウジングに採用したオーバーイヤー・ヘッドホン。
  • 50mm径の「フリーエッジ・ドライバー」を採用し、入力信号にきわめて正確かつ低域の量感豊かなサウンドを実現。
  • イヤーパッドには一般的な人工皮革の約2倍の耐久性を持つ人工皮革を採用。頭部に合わせてフィットする形状記憶フォームで、ストレスフリーな付け心地。
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店頭参考価格帯:¥59,895 〜 ¥59,895 (全国2店舗)最寄りのショップ一覧

タイプ:オーバーヘッド 装着方式:両耳 構造:密閉型(クローズド) 駆動方式:ダイナミック型 再生周波数帯域:5Hz〜40kHz ハイレゾ:○ AH-D5200のスペック・仕様

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AH-D5200DENON

最安価格(税込):¥56,016 (前週比:±0 ) 発売日:2018年 4月上旬

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満足度:5.00
(カテゴリ平均:4.27
レビュー投稿数:6人 
  1. 4 0%
  2. 3 0%
  3. 2 0%
  4. 1 0%
評価項目 投票平均 カテゴリ平均 項目別ランキング
デザイン 見た目のよさ、質感 4.49 4.17 121位
高音の音質 高音部の音質の良さ 4.84 4.15 17位
低音の音質 低音部の音質の良さ 4.84 4.14 14位
フィット感 装着したときのフィット感など 3.94 4.08 275位
外音遮断性 外の音を遮断するか 3.79 3.81 242位
音漏れ防止 音漏れを防止するか 4.00 3.77 201位
携帯性 コンパクトさ 2.51 3.80 373位
  • ※「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
  • ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目は、黄色に塗られております

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宝泉さん

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デジタルオーディオプレーヤー(DAP)
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ヘッドホンアンプ・DAC
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満足度5
デザイン3
高音の音質5
低音の音質5
フィット感4
外音遮断性3
音漏れ防止無評価
携帯性2

 M8とR8SSアンバランスにつないで使用しています。
 付属ケーブル(以下、長ケーブル)は長すぎるので、D9200付属1.3mケーブル(以下、短ケーブル)を取り寄せてリケーブルしています。同じ4Nなので音質に差が出るとしたら長さに由来していると思われます。
 エージングは30時間ほど。箱だし直後でも試聴機との音質差は感じませんでした。
 最近はYOASBIをよく聴いています。他のヘッドホンはHD25です。

【デザイン】
ウッドハウジングの質感は良いです。しかし装着したときのヘッドバンドは平らになってしまい若干ダサい。

【高音の音質】
 長ケーブルでは痛さが抑えられていて好印象です。リラックスできるバランスだと思います。しかし、空間の広がりは感じにくい。
 短ケーブルにするとかなり空間が広がって解像度が上がった印象。しかし高域が良く出るようになったせいか初めは微妙に感じていました。今はエージングか耳慣れかは分かりませんが好ましく感じるようになりました。

【低音の音質】
 相対的に長ケーブルの方が強く感じます。解像度高く耳障りではない好ましいバランスです。
 短ケーブルとの音質差はそんなに感じませんでした。

【フィット感】
 全然悪くないです。メガネがあっても大丈夫。

【外音遮断性】
 普通かと。室内でつかうなら必要十分。試聴した印象だと騒音があってもある程度は耐えるかと思います。

【音漏れ防止】
 不明。

【携帯性】
ケーブル短くすれば持ち歩けない事も無さそう。

【総評】
 綺麗なピラミッドバランスに惚れて購入しました。上位機種より親しみやすい音でした。JVCのウッドヘッドホンやソニーのスタンダードヘッドホンなどと比較した中で、圧倒的に整った音だと感じました。
 ケーブルの長さによる音質差はありそう。2倍以上長さ違いますし当然ですかね。主に高域の出方が違う印象です。短くして最初はあまりの変わりように驚きましたが、使っているうちに大丈夫になりました。空間の余裕がかなり変わると思います。

主な用途
音楽
接続対象
ポータブルプレーヤー

参考になった1

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イ・ジュンさん

  • レビュー投稿数:101件
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グラフィックボード・ビデオカード
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CPU
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イヤホン・ヘッドホン
70件
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満足度5
デザイン4
高音の音質5
低音の音質5
フィット感4
外音遮断性4
音漏れ防止3
携帯性無評価

Pionner U-05と標準アンバランスケーブルでの評価です。

【デザイン】評価 4
ハウジングはゼブラの黒のほうが好みに見えたが実際見ると単調でこれなら同じ黒でもD2000のほうが見比べると品良く見える。
D7200と比べて写真で感じる以上に変更点で安っぽい印象は気にはなったものの一応及第点。
ただ全世代のD7100と比べて装着感やコネクタ部の造りなど割と重要なところでしっかりと劣る。(シリーズ共通)
ヘッドバンドやアームのデザインも当たり障りのないところを目指したとしても凡庸でウッドハウジング頼み。
他の操作感も含めたデザインの細かいところで日本人の細やかなところを期待した場合かなりがっかりで評価3にしようかと思ったほど。

【高音の音質】評価 4〜5
当たり障りのない域という印象。
かつてのハイエンドAH-D5000と比べると音の終わり方の刺さるような印象は収まってもいる。
ハイエンドクラスは基本的に伸びやあるいは響きで印象的な域となるがそういうのはないがタイトにまとまっている。

【中音の音質】評価 5
D5000と比べて近くタイトに解像度高く洗練された印象。
ボーカルや奥の見通しがかなり良くなっている。色気は減少しているが艶はある。

【低音の音質】評価 4.5〜5
D5000と比べやはりタイトになっているが緩さは残る。ただしアタック感は強めなのでソースによっては低音が邪魔に感じる。

D5200はナノファイバーが使われていないせいかD7200やD9200のようなドライバーの限界を引き出すようなチューニングはされていない印象。
D5000を近めタイトに高解像度にした印象で、その分音場の解放やゆったり感は落ちている印象。
Hi-Resな現代風になったようでもあり他社と比べるとそうでもないようでもあり。
歯切れ悪い内容になってしまったが欠点が減り万人向けな音場になっていますのでお勧めしやすく良いです。


ただタイトよりに音も狭めて調整したその割にははやり強めの音が多重に重なると歪みが目立ちレスポンスがガクッと落ちるので、これはD9200にも起こるのでフリーエッジで大きく動くドーム型振動板の弱点かなと。
D7200は倍音等全域響きが芳醇な特性なので目立ちそれが弱点かなと思っていたが、どうもフリーエッジ共通の弱点っぽいなと。
やはり解像度やレスポンスでは平面駆動のPM-2の方が上手というか次元が違い表現力と奥方向の見通しで埋められない差があり、となるとおおらかに鳴らしてこそのフリーエッジかなと。

得意ジャンルはロックとかになると思いますが、リズムが後ろ方向に引っ張られる傾向はあるのでライブ映像、ポップスのほうがベターかなと。
D7200はソウルっぽいというかハワイアンっぽいというか響きでそういう感じに染めますが、D5200はスッキリした音場で多音再生もそこそこ。
D7200は単音でスカスカ感なくより魅せる感じですが、基本的にこのシリーズは多音というか圧少なめのソースで落ち着いて聴きたいかなと。

【フィット感】評価 4.5
D5000、D7100より側圧が強く重く感じる装着感でかなり劣る。
しかしD7200/D9200よりはヘッドバンドの厚みが増えた分、快適に感じる人は多いかもしれない。
正直ヘッドバンドの太さはデザイン的にも安っぽいのが残念だが、そのまま使うならD5200が無難かなと。

【外音遮断性】評価 4
D5000より良い。密閉型としては普通でもあるが良いと思うので評価4。

【音漏れ防止】評価 3
D5000同様、密閉型としては漏れは大きいほうだと思います。音場の閉鎖感のなさはこのあたりに影響?。

【総評】評価 5
D5000/D7000が好みだったならD7200の方がベターに思いますが、D5200のほうが今風で万人向きかなと。D9200もそんな方向性でしたし。
そしてこのD5000は5万円レベルで他社ハイエンドとも渡り合えるほど音質とバランスと装着感でよくまとまっていてお買い得感高いのが最大の良さかなと。
しっかりした所有感もありつつお買い得なので満足度は相当高いヘッドホンになるかと思います。それを加味すると欠点は無いに等しいでしょう。
ただ残念ながらこの曲ならこのヘッドホンで聴きたいというのが特になく、私の使い方や他の所有機との関係で活躍の機会はあまりなさそうなのが欠点ですね。

D2000より劣るというクチコミもありますが、劣っているのは左右方向の音場の広さとリラックス感、そしてデザインや質感・装着感もD2000より劣っているかなと。
D2000は低音が弱めでボーカルがD5200よりも聴きやすい感じです。
音質的にはD5200のほうがやや重めでやや重厚感はあり。そして左右が狭くなっているので上下の狭さはあまり感じないようにはなっているかなと。
ただ平均でみると同レベルの音質音場で好みの差の範囲に思いますので、装着感と質感でD2000が良く感じるのも分かるように思います。

主な用途
音楽
映画
ゲーム
接続対象
PC

参考になった5人(再レビュー後:5人)

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16台目さん

  • レビュー投稿数:261件
  • 累計支持数:1286人
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イヤホン・ヘッドホン
170件
2件
ヘッドホンアンプ・DAC
49件
2件
ノートパソコン
7件
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満足度5
デザイン5
高音の音質5
低音の音質5
フィット感2
外音遮断性3
音漏れ防止4
携帯性3

パッド内側は前方から音が出るよう配慮。普段はカバーつけてます

ハウジング外側と調整機構部分

付属ケーブル(長い)と2000円のケーブル

   

自作ヘッドパッドカバー(かっこ悪いね(苦笑))

   

視聴環境は、幾つか試行錯誤した上で、今は、
Olasonic NP1(ネットワークプレーヤー)またはパソコン
→ DENON DA-310USB(DAC、光ないしUSB)
→ iFiaudio micro iCAN SE(ヘッドフォンアンプ)
→ 本機 へと繋ぐパターンに落ち着いています。

【デザイン】
これまで使った中でも、最も気に入っていたヘッドフォンの一つであるD5000と、同様のオーソドックスなスタイルに木のハウジングということで購入しました。木目の縞模様はいい感じという訳ではありませんが、色味など落ち着いていて良いと思います。

【高音の音質】
一聴して低音が目立ちますが、実際にはこのヘッドフォンの特徴は伸びやかな中高音と思います。密閉型らしくスピード感のある押し出しのある伸びやかな音で、若干頭打ち感がありますが(ここは後述します)、音がこもらないので大変聞いていて清々しいです。ただし、相当高音域に好感度らしく、よくない機器に繋ぐと広域のノイズはよく拾います。原音に対し、それくらい繊細に表現します。D5000唯一の音の不満が、中高音の解像度の低さだったので、それが解決されており、大変満足のいく音です。

【低音の音質】
比較的柔らかめの低音がドシドシ響きます。解像度を低下させない範囲で十分な低音を奏でます。もう少し力強さというかキレがあっても良いのではと思いもしますが、強いと中高音域の音を濁らせてしまう場合もあるため、配慮された範囲だと思います。従って、量は十分で満足はしていますが、曲によってはやっぱり少し柔らかすぎるかなあとは思います。具体的に言うとクラシックのオーケストラものでは、各楽器の音が若干ごちゃっと聞こえてしまいます。(ちなみに同じDENONではありますが、D310USBのヘッドフォン端子(基本的にかなりドンシャリ)との組み合わせでは低音過多ということが原因だと思いますが若干もさっとした印象を持ちます。)

【フィット感】
フィットはしますけれど、長時間の着け心地は自分にとってはあまり良いものではありません。何ヶ月経っても、(D5000に比べ)頭頂部に辛いです。人によると思うので何とも言えませんが。。。。ヘッドフォンは一般的にユニットを開くとツルの部分は平たくなって頭に当たります。やっぱりこの構造は頭に優しくないのではと思います。永遠の課題ですね。

【外音遮断性】【音漏れ防止】
密閉型として良い方だとは思いません。まあ普通だと思います。

【携帯性】
ケーブルが着脱式ですので、外して、袋に入れれば、出っぱる部分がないので持ち運びに気を使うことはありません。

【総評】
自分にとっては、とてもお気に入りだったD5000で弱いと感じていた解像度が改善され、ケーブルも着脱式になりあまり不満はありません。アンプを選べば、聴きたい音(歌手の声だったり、楽器の音がイメージ通りに鳴ると言うこと)が聴けます。

ここからは、ある意味、残念なところですが、このヘッドフォンに不満が出たら、まずリケーブルすべきではと思います。
少々厚めで柔らかめの低音(DENONらしい感じがしていますので自分はそれほど気になりませんが)や、妙に頭打ち感のある中高音域については、人によっては気になるでしょう。これは付属のケーブルを変更することで劇的に改善します。(邪推ですが、上位機種とはケーブルが違います。まさかとは思いますが、メーカーは個別最適を図るのではなく、ケーブルによる音の変更で機種間の差別化をしているのでしょうか。正直言って、これまで少なからずヘッドフォンを聞いてきて、リケーブルできるヘッドフォンのうち、付属ケーブルを他のケーブルに変更してここまで劇的に変わる例を他に知りません。)ちなみに、お安いですが、口コミ掲示板を参考に「PCCITY AH-D600 D7100 ヘッドホン 対応用 ケーブル 1.2M」を購入して比べてみました。もっと良いケーブルがいくらでもあると思いますし、ヘッドフォンアンプの性格などとの兼ね合いもあると思いますが、今の環境だと付属品の高域の頭打ち感が修正され、2000円程度ですがバランスが良くなり、聴きやすくなりました。(もちろん、付属ケーブルの長過ぎる(、重すぎる)、の改善にもなりますけど。)さらに、ORBのケーブルで、Beyerdynamics amiron HOME用に購入したものを流用して(プラグが同じなので交換可能)聞いてみた結果、低音域が若干すっきりした上、中高音域の音の伸びがさらに飛躍的に良くなったので、これはオススメできるレベルです。
いろいろ書きましたが、ヘッドフォンのポテンシャルとしては非常に高いレベルにあると思いますし、リケーブルも含めいろいろ楽しめる機種ではあると思いました。

主な用途
音楽
接続対象
オーディオ

参考になった10

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ビスコナビスコさん

  • レビュー投稿数:11件
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イヤホン・ヘッドホン
7件
2件
ヘッドホンアンプ・DAC
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プリメインアンプ
1件
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満足度5
デザイン5
高音の音質4
低音の音質4
フィット感5
外音遮断性4
音漏れ防止無評価
携帯性無評価

2018年は国内メーカーヘッドホンの当たり年でしたね。
特に秋以降はハイエンドモデルが目白押しで、DENONからも密閉型としては広い音場感が売りのAH-D9200という見た目も音も素晴らしい竹モデルが出ました。
残念ながら、オー革とかオン桐とかは高級すぎて、拝むこともできませんでしたが。
そんななかで春にでたD5200は「しょせんD7200の下位機だよね」などと、わかったつもりで無視していました。
しかし、せっかくだから「975全部聴いてみたい」と思っていたところに、クリスマス前で気持ち値下げされたD5200を見せられたからたまりません。
昨日ポチって、今日届いて、今ずっとD5200でU.S.A.をエンドレスリピートで聴きながらこれを書いています。

今年はいくつかヘッドホンを購入しましたが、間違いなくD5200は価格性能比が最高です。
密閉型ですが音に窮屈な感じはありません。
上位機に比べれば音場感や上下の広がりなどに違いがありますが、ボーカルの張りの良さはT1 2ndばりで、アタックが重要なEDMもスケールが欲しい交響曲もいけます。
とにかく音の輪郭がはっきりしている印象で、若干高域が控えめなおかげか刺さることもなく、低域も無駄にブーストしていないので、とにかく聴きやすい。
実売3万円以下の製品のように原価抑制に苦しんでどこかで無理をしている感じがなく、音域全体が自然です。
もし発売後の早い段階でD5200を買っていたらそれで満足していただろうと思うと、最初に「しょせん云々」と決めつけたことが悔やまれます。
高過ぎない価格帯であることや、外観や音質も含めて、D5200はヘッドホン入門や3万円以下クラスからのステップアップを考えている多くの方にお薦めできます。
なお、リケーブルやバランス接続などによる音質向上の余地が大きいので、そちらも検討することをお勧めします。

環境
ヘッドホン : DENON AH-D5200
ケーブル : bayerdynamic Balanced Cable For T1 2G
ヘッドホンアンプ : LAXMAN P-750u
USB-DAC : TEAC UD-505

主な用途
音楽
接続対象
オーディオ

参考になった5

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尾葦白正さん

  • レビュー投稿数:168件
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イヤホン・ヘッドホン
53件
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スピーカー
21件
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PCスピーカー
12件
0件
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満足度5
デザイン5
高音の音質5
低音の音質5
フィット感5
外音遮断性5
音漏れ防止5
携帯性2

オーソドックスな響きではありますが、全体にハイクオリティな音であることは実感できます。
簡易アンプ接続の環境で軽く聴き流すと、1万円台のヘッドフォンと質的な違いを見落としがちですが、これは間違いなくエントリーモデルとは格の違う、一級上の上質な音です。

まず一聴して「個性的な音」という言葉に逃げず、真正面から正統的な高音質を実現しようとしたことが分かります。
高音は変な強調感はなく、澄み切った美音としてスムーズに聴感を満足させてくれます。
また、低音の表現は非常にこなれており、タイトで音楽的な低音です。
一般に、低音の量感を演出する方法として、「響きの豊かさ」で誤魔化す例は多いですが、本機は無駄な響きを削ぎ落とし、タイトな聴かせ方であるにも関わらず、そこに充分な量感を感じさせます。本機で聴く低音は、音の「温度」と「湿度」が明確に描き分けられているような感じを受けます。
無論そうは言うものの、やはりデノンだけあって、どちらかと言えば「低音モリモリ」に近い傾向には違いないのですが、それでも本機などは「過剰さから逃れている低音」だと言えるでしょう。

とにかく全体として、特別な個性を演出しようという意図はあまり感じられず、逆説的ではありますが「個性的でない」ことを敢えて「本機の個性」として打ち出している観があります。
ここが私にとっては好印象でした。
最近のヘッドフォンは、例えて言えば「ただの水」という素材を、ヘッドフォン側で勝手に「レモン水」だとか「砂糖水」のように味を付加して聴かせるタイプが大半です。「ただの水」を「ただの水のまま」で聴かせるのは無価値であるとでも思っているかのようです。
要するに「個性を纏わせる」ことを「意図的に」やっている感じが濃厚なんです。
どんなヘッドフォンも「無味無臭」、「原音忠実」というのは100%不可能なわけですから、どうしても音に個性が出るのは結果としては当然なんですが、それを「どこまで計算して、意図的にやっているか」が重要なんです。
本機の場合(デノンの個性は間違いなく感じられるものの)、そういう余計な意図が比較的感じられにくい(薄い)という点が最大の美点だと思います。

全ての面において、「極端」だとか「過剰」、「大げさ」という要素を徹底して排している印象がありますね。
バランスの良さを重視した音調、といった感じです。
この点を「個性が薄い」とか「特徴がない」などといった言葉で否定的にしか評価できない人にとっては、実につまらない製品になるでしょう。しかし、私個人の見解として言わせてもらえば、むしろ上記のような点は最大級の賛辞を持って高評価すべきポイントだろうと思います。
音や表現にクセが(比較的)少なく、それでいながら品位のある質感の音でサッパリと聴かせてくれる。
こういうヘッドフォンは、案外ありそうでいながら、他にはなかなか見当たらないタイプです。

こうした特徴から、モニターヘッドフォンなどなくても、本機でリスニングは勿論、モニター的な使い方も充分出来ると思います。モニター用途にしては若干低音が強く、音に化粧気があるかなという気もしますが、基本がオーソドックスだからこそ、どんな用途・分野であってもオールマイティに使えるという好例でしょう。

ちなみに、上位モデルのD7200と比較しても、音の質感レベルではほぼ同格です。
この両者には厳然たる価格差があるわけですが、この価格差は「音質の差」ではなく、ヘッドバンド部の素材(シープスキン)やケーブルの材質(4Nか7Nか)と言った点が主な理由だと言えるでしょう。
なので、音質の好みによっては、敢えて下位グレードに位置する本機の方を高評価したいという人がいても不思議ではありません。
私個人でも正直なところ、D7200はもちろん素晴らしい名機であることは疑いようがない事実ですが、それでも本機の方に惹きつけられる部分があります。D7200はデノンの個性をストレートに出したコクのある音のように思えますが、本機はD7200より若干薄味ながらも、上質な出汁の効いた、繊細な味わい深さが感じられる音で、どちらも甲乙付け難い魅力的な音を聴かせてくれます。

D7200に関しては、後日また改めてレビューを投稿しようと思いますが、とにかく本機は地味な存在ながら、注目に値するモデルと言えます。
これ1本持っているだけで、あらゆる場面で、あらゆる音源を、満足のいく高水準の音楽的表現・音質で楽しむことが出来ます。
ヘッドフォンなどにあまり金をかけたくない人なら、聴く音楽ジャンルを問わず、このモデル1本を持っているだけで足りると言ってもよいかも知れません。

5万を切っている今の価格なら、買って後悔することはないでしょう。

主な用途
音楽

参考になった8

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きばにゃんさん

  • レビュー投稿数:1件
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イヤホン・ヘッドホン
1件
3件
ヘッドホンアンプ・DAC
0件
2件
もっと見る
満足度5
デザイン5
高音の音質5
低音の音質5
フィット感4
外音遮断性4
音漏れ防止4
携帯性3
   

DA-310USBではなくDenDACに接続の図。

   

購入から一ヶ月ほど使用してのレビューで、2ヶ月目で音質と装着感を一部追記しました。
アンプはノートPCにDA-310USBをUSB接続しています。


【音質】
このヘッドホンの最大の特徴は個々の音が手前に主張しすぎず、余裕のある空間の中で綺麗に分離して聴こえることです。
他の高価格帯のヘッドホンでは迫力がある音のために音が遠く、強く、グイグイ主張する、映画館の大きなスピーカーのような印象であるのに比べると、AH-D5200は繊細で迫力には乏しいものの、主張しすぎないことで生まれる空間の余裕の中に残響や空気感が感じられ、耳全体を使って埋もれていた細かい音まで聴くことができる といった感じです。

音のバランスとしては木製ハウジングのためか、女性ボーカルなどの中高音がサラサラと情報量多めに聴こえます。
高音・低音も量は多くないものの、締まりはありつつ刺さらない優しい音だと感じます。
ハウジング内での反響というか飽和したような音が出にくいので聴き疲れは少ないです。

音場感は広く外側から聴こえるというよりも、イヤホンのように脳内定位から自然に立体的に広がる感じ。
ボーカル曲などではセンターの定位に集中できて聴きやすいです。

他のリスニングヘッドホンと比べると、上記の主張しすぎない音場感と高音・低音のためモニターヘッドホンのような正確さがあり、余計な味付けや残響を足さずに音源を楽しむことができそうです。


【ヨドバシで試聴した他機種との比較】
DENON AH-D7200
7200の方が迫力のある音が遠くで鳴る感じなので、映画やゲーム、オーケストラには向いてそうです。
繊細な中高音は5200に分があるので、下位グレードというよりはチューニングの違いと捉えても良いかもしれません。

DENON AH-D1200・AH-MM400
高音が綺麗な1200とノリの良い低音が主張する400ですが、流石に全体のクオリティでは劣ります。

SENNHEISER HD660S
同価格帯ではこちらも良かったです。
中高音などの解像度ではちょっとぼやけている感じですが、 豊かでノリの良い低音に包まれる感じは好きでした 。

SENNHEISER HD800
660Sのぼやけた感じが消えて締まりのある繊細な音で、音の質としてもAH-D5200より一段上かもしれません。
適度な迫力で音場感がとても広いので、その辺はAH-D7200に似ていると感じました。
価格が気にならなければこちらも良いですね。

SONY MDR-1AM2
低音も高音もかなり主張するので音が飽和するような感じで、余裕のある空間に包まれるというよりは音の波に飲まれるような。
人気モデルの最新機種なので一応入れましたが、リスニングモデルとは傾向が違うのでちょっと比較には厳しいです。



【耐久性・デザイン】
全体的にしなやかというか、ヘッドバンドの延長部分や回転軸が細そうなのでねじれや圧力には弱そうです。
金属部分の表面は非光沢処理なので、硬いものがこすれると凹みはしないものの光沢のある浅い傷がつきます。
寝ながら聞いたり持ち運んだりには向かないと思います。
ゼブラウッドハウジングは個体差はあるものの、物欲を満たしてくれる感じで良いですね。
万一の断線を考えるとリケーブル出来るのも嬉しい仕様。

【装着感】
側圧は弱め、装着感はそこそこ良いです。
イヤーパッドはサラサラベロアなどではなくしっとり合皮なので皮脂が乗るとペタつきます。良く捉えれば汚れが染み込みにくい。
仕事やゲームで12時間くらい付けていても痛くなったりすることはありません。
使い始めはやや硬くて耳周りに「乗っている」感じのイヤーパッドも、内部の形状記憶フォームがヘタってくることでスッポリ収まる感じで付け心地は若干優しくなります。

側圧が弱くて頭頂部で支えないと後方にずり落ちてくるため、ヘッドバンドをやや長めにしてヘッドバンドを前寄りにして装着するのがコツです。(AH-D7200のレビューを参考にしました)

【遮音性・音漏れ】
遮音性、音漏れは密閉型にしては良くないかも。
自宅やオフィスなどでの使用では問題なさそうですが、共同の寝室や図書館では音量を控えた方が良さそうです。

【価格】
5万円以上と高価格帯ではあるものの、個人的にはHD800やAH-D7200と同じラインで比較できる機種だと感じていますので、コスパは悪くないかと思います。



レビューは以上となります。ありがとうございました。

比較製品
DENON > AH-D7200
ゼンハイザー > HD 660 S
DENON > AH-MM400
主な用途
音楽
映画
接続対象
PC

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