FE 16-35mm F2.8 GM SEL1635GM
- 最上位である「G Master」シリーズに位置する、ズーム全域F2.8の大口径広角ズームレンズ。
- 独自のコーティング技術であるナノARコーティングを採用し、逆光時に発生しやすいフレアやゴーストを抑制。
- 2つのレンズ群がそれぞれ独立して動くフローティング機構の採用により、近距離から遠距離まで鮮鋭な描写を実現。
<お知らせ>
本製品の一部において、装着時カメラが操作を受け付けないなどの事象が発生する場合があることが発表されました。詳しくはメーカーページをご覧下さい。

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2022年6月22日 18:36 [1593479-1]
満足度 | 4 |
---|
操作性 | 5 |
---|---|
表現力 | 4 |
携帯性 | 3 |
機能性 | 3 |
いろいろとトラブルの多いレンズでしたが、そろそろ今の技術で更新されることを望みます。
解像に関しては6100万画素のα7RIVでも良好でしたが、AFまわりで旧式になっていると感じます。
最初のトラブルは、購入時にα7RIIIとの相性が悪く、度々フリーズするため即交換となりました。ボディとの個体同士で電子基板に不整合があったようで、検証に時間を要したのか1年以上経ってメーカーよりファームウェアの更新がされました。
次に、α1との相性で、AF-Cでは問題ないものの、AF-Sでは広角端でピント位置が微妙にずれて画面両端がぼやけるといったものでした。その後α1側でファームウェアの更新が発表されましたが、発表前に手放したので、その更新で改善されたかどうかの検証は未了です。
描写力に関しては、α7RIII、α7RIV、α1で使ってきて文句なしでしたが、AFに関しては最初から画面周辺での精度が低いというのがあり、加えてα1でのAF不具合があったのと、レンズの質量自体はさほどでもないものの、前玉が大きく重くフロントヘビーのためカメラを持った時の重量感があり、同等の描写力のTamron 17-28mm F2.8が軽量コンパクトで便利なので、本レンズを持ち出す機会は激減していました。
本レンズは望遠側が35mmまであることがメリットだったのですが、手放した後は広角ズームがTamron 17-28mm F2.8だけでは心許ない気がしていたところ、FE 16-35mm F4 Gが発売され購入したことでスッキリしました。
Sigmaからも16-28mm F2.8が発売され、こちらはLマウントで使用中ですが、これまた軽量コンパクトで素晴らしいレンズです。他社マウントのレンズでは、Nikonの14-24mm F2.8が描写力で本レンズ(FE 16-35 F2.8 GM)の一つ上を行き、質量はさほど変わらないのにフロントヘビーではないため非常に軽く感じます。FE 70-200mm F2.8 GM II、FE 24-70mm F2.8 GM IIが描写力と共に軽量コンパクトになって持ち出しやすいレンズとなったため、その流れで本レンズも最新の技術でリニューアルを切に願います。特にボディ側のAFシステムがどんどん進化して複雑化しているため、古いレンズの刷新が必要に感じます。
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2022年6月22日 00:06 [1593334-1]
満足度 | 5 |
---|
操作性 | 5 |
---|---|
表現力 | 5 |
携帯性 | 4 |
機能性 | 5 |
1.基本は逆光に強いです。(16mm, F5.6) |
2.画面内の逆光ではゴーストが少し出る程度です。(16mm, F7.1) |
3.直線の多い被写体も安心して撮れます。(25mm, F5.6) |
4.広角端での風景です。(16mm, F8) |
5.望遠端の開放近接もシャープです。(35mm, F2.8) |
6.ピント面前後のボケへの移行もなだらかです。(35mm, F2.8) |
【操作性】
根元から段のついた握りやすいフォーカスリングと
ズームリングで、ズーミングでの内筒の繰り出しは
わずかで、ガタつきもなく自重落下もありません。
αのAF-C+リアルタイムトラッキングが快適で、
AFモードでのズームリング仕様がメインです。
ガタつきなく装着できるフードは反射防止の植毛
仕上げでロックスイッチ付きです。PZ16-35/4Gの
フードにはロックスイッチは無く、内面は多少の
反射防止塗装?がありますがグレード差を感じます。
【表現力】
開放から大変高画質で拡大すると周辺はやや解像が
落ちますが、落ち方がなだらかでどこかでガクッと
悪くなる感じはありません。
望遠端は開放の甘さの指摘もありますが、最短付近
のマクロ域で開放でもそこまで甘くなりません。
PZ16-35/4Gだと最短での開放では少しソフトに
なるために少し絞ったりする必要があります。
後ボケは柔らかいですが、前ボケはすこし硬めに
感じます。合焦部からアウトフォーカスへの移行は
自然で、前述の周辺部での解像低下の仕方もですが、
いきなり落差がある描写にならず、その辺の写りは
PZ16-35Gの描写とはが異なります。
画面内の逆光には強いですが、画角のすぐ外辺り
からの光線でフレアっぽくなることがあります。
そのような場合は左手で遮光しています。
16-35/4Zの無敵の逆光耐性ほどではないですが
PZ16-35/4Gよりも優れています。
今でも大変高性能な超広角ズームといえそうです。
写真はクリエイティブルックのスタンダート、
AWB(一部太陽光)のJpeg撮って出しです。
(21M、50M画質が混在しています。)
【携帯性】
F4通しの16-35Z(518g)、PZ16-35/4G(353g)
比では重いですが35mmを含むF2.8超広角ズーム
としては、他社含め最軽量(680g)だと思います。
望遠端が24や28mmならもう少し軽い選択肢も
ありますが、35mmカバーはやはりつけっぱなしに
便利です。望遠端24mmだと星景などよほど撮影
目的が明確でない限り自分の場合、どうしても
レンズ交換か2台持ちが頭をよぎります。
同様の焦点距離で画質も悪くないレフ機用の
タムロン15-30/2.8も使用していましたが、
最大径x長さ:98.4x144.5mm 重量:1060gで、
コスパはともかく携行性は比較にならずさすがは
ミラーレス用と感じる画質と携行性の両立です。
・16-35/4Zのレビュー
https://review.kakaku.com/review/K0000694063/ReviewCD=1137281/
・SP 15-30mm F/2.8 Di USD (Model A012) [ソニー用]のレビュー
https://review.kakaku.com/review/K0000839643/ReviewCD=1130338/
【機能性】
ダイレクトドライブSSMの高速AFに不満はなく、
α1の30コマ/秒連写にも対応します。AF-C+
トラッキングMでの使用でほぼズームリング
操作で事足ります。
最短撮影距離0.28m(最大撮影倍率0.19倍)は
充分ですが、もう一歩近づけるとうれしいです。
16-35Zは同0.28m(同0.19倍)、PZ16-35/4Gは
同0.24m(同0.23倍)でGMが特別寄れないわけ
ではありませんが。もちろん防塵防滴対応です。
【総評】
α7Sやα7II→α7RIIIへの変更で16-35/4Zの
周辺解像が追い付かなくなり入れ替えました。
α1(5000万画素)でも問題なく、高速AFで
30コマ/秒対応します。
大きさ、重さは24-70GMIIと同程度と自分には
許容範囲で、テレ端35mmはやはり使い易く、
星景もカバーするならF2.8も大事です。
軽くてシャープなPZ16-35Gも発売されましたが、
高い解像性能や逆光性能、ピント面前後の穏やかな
つながりや最短撮影距離付近でも少ない画質低下など
見えにくい点まで考慮され、さすがGMと感じます。
場面によって使い分けもありかもしれません。
シグマやタムロンの超広角ズームなどライバルも
多いですが、総合力ならGMかな、と感じます。
- 比較製品
- SONY > Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS SEL1635Z
- TAMRON > SP 15-30mm F/2.8 Di USD (Model A012) [ソニー用]
- SONY > FE PZ 16-35mm F4 G SELP1635G
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2022年3月3日 20:11 [1557798-1]
満足度 | 5 |
---|
操作性 | 5 |
---|---|
表現力 | 5 |
携帯性 | 4 |
機能性 | 5 |
自宅内で走り回る子どもの撮影用に購入しました。
【操作性】
シンプルな操作系で各リングの感触も良く、使用感は快適です。
【表現力】
キレのある描写で、肌の色もきれいに出ていると感じます。
ボケ味も好みで、F2.8なりの立体感を感じられます。
【携帯性】
不満には感じませんが、特段軽量コンパクトではありません。
将来、もっと小型になれば良いですね。
【機能性】
さすがの純正GMで、α9IIとの組み合わせでピントは一瞬で決まります。
【総評】
タムロン17-28やシグマ14-24、純正ツアイスとも検討しましたが、
とにかくピントだけは外さないでほしいとの一心でGMを選択しました。
結果は大満足で、瞳AFでの合焦率は極めて高いです。
狭い室内でのダイナミックな構図や35mm側での標準レンズらしい
ぼけを活かした構図まで楽しむことができ、常用レンズとなりました。
高価ではありますが、それに充分見合う性能と評価します。
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2021年11月21日 10:15 [1507083-2]
満足度 | 5 |
---|
操作性 | 5 |
---|---|
表現力 | 5 |
携帯性 | 5 |
機能性 | 5 |
【操作性】
ズームも十分のトルク感があり良い手ごたえ
インナーズームならなおよしでした
【表現力】
コントラスのはっきりした写真が取れると思います
逆光はフレアが面白い形ででます
【携帯性】
ごく普通の取り回しです
【機能性】
割り当てができる機能もありますので便利
【総評】
16−35mmですがクロップで52.5mmまで使える
標準広角レンズとして便利に使えます
風景や建物、車など大きく撮影したいときには広角で
同行者のスナップなどは52.5mmで撮影でき満足です
2021.11月
京都東寺のライトアップ撮影
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2021年10月11日 23:28 [1505584-1]
満足度 | 4 |
---|
操作性 | 5 |
---|---|
表現力 | 5 |
携帯性 | 5 |
機能性 | 3 |
Aマウントの1635Zからの乗り換えを狙って購入しました。(1635Zがとても重い上にマウントアダプターを介すと更に前重心になって重くてしかたない)
普段はイベントやスタジオで人物を撮っています。
16-35mm2.8Fと考えると非常に軽量で、逆光にも強くフリンジがほぼ出ない高画質な絵が撮れ、ボケも単焦点レンズにも劣らないなめらかで気持ちの良い表現となっています。
どんな被写体でも立体感のある絵になる撮れ方が出来て満足度の高い一本です。
ただ唯一気に入らないのは周辺域の解像感がとても低いことです。絞ろうとMFでしっかり合わせようとこの価格帯とは思えない荒れた写りをします。中心付近の解像は1635Zを凌ぎますが周辺域は完全に劣っています。APS-C用レンズ何じゃないかと思うくらいです。
こういう欠点がないこと期待して高額レンズを購入しているので大分がっかりしました。
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- レンズ
- 1件
- 0件
2021年9月27日 20:33 [1499505-3]
満足度 | 5 |
---|
操作性 | 4 |
---|---|
表現力 | 5 |
携帯性 | 4 |
機能性 | 5 |
寄ればちゃんとボケる |
建築物などは広角レンズの大得意とするところ |
【操作性】
簡単、そもそもフォーカスリングとズームリング、AFとMFの切り替えスイッチしかないので、操作はとても簡単。
【表現力】
文句なし、言われているフレアもそこまでではないが、そんな問題はないと言えば嘘になる。レンズフッドをつけたり角度を調整したりしてあげることも必要になってくる時がある。
隅のくずれはほぼきにならない、さすがGMレンズ。F値も2.8なので被写体を手前に持ってくれば背景をぼかせるし、35ミリならポートレートもできなくはない。明るいレンズなので、必要に応じてシャッタースピードを稼ぐことも可能。だいたいのことはこれ一本できる、広角ズームが真の標準ズームという人の気持ちもとても理解できる。
【携帯性】
そこそこ、とくに携帯性で困ったことはない。そこまで重さは感じない。そもそもαシリーズは小型化がコンセプトなので使っていてもっと軽ければいいなとおもうことはない。無論、もう少し軽くできるなら大歓迎。けどこれを買う人で携帯性をそこまで重視する人は特にいないと思うが気になるのならZeissのF4とかも見てみるといいかも
【機能性】
さすがGMといったところ、AFも正確で早いし、何より静か。AFの精度はどうしてもカメラ本体の性能に依存する部分が多いが、AFの音はレンズに依存するので、それが静かなのは高評価。あともちろんMF対応
【総評】
広角レンズこれさえ買っとけばいいでしょ、というぐらいいいレンズ、広角ならこれが最高峰だとおもう。ここから引き算していって自分の予算とニーズにあったものを選べばいいと思う。いいベンチマークとなるようなレンズ、買って自分は大満足。
- レベル
- アマチュア
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2021年4月29日 16:12 [1447827-1]
満足度 | 5 |
---|
操作性 | 5 |
---|---|
表現力 | 4 |
携帯性 | 4 |
機能性 | 5 |
【表現力】
広角16mmから望遠の35mmまでで、開放2.8から解像し、あらゆる場面に使える
汎用性に富んだ優秀なレンズです。
広角系は星景も含めこれ一本で対応可能なので、
お高いですが買う価値はあると思います。
ある角度で入ってきた強い光に対してたまに作品にできないレベルの盛大なフレアが出ますので、
そこだけ注意です。レンズ視野に入らないよう自分の手で光を遮って使用したこともありました。
その一点のみどうしても気になったので~1で星4にしています。
【携帯性】
680gで、そこそこの重量はしますが細身の自分でもギリギリ長時間持ち運んで苦にならない
絶妙な重量です。
【総評】
風景、星景を撮られる方にはお勧めできる優秀なレンズです。
逆光で撮ることが多い、もしくはメインという方は注意です。
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2021年4月21日 22:14 [1445659-1]
満足度 | 5 |
---|
操作性 | 3 |
---|---|
表現力 | 5 |
携帯性 | 3 |
機能性 | 4 |
【画質】
F8ではワイド端、テレ端ともに周辺まで優秀です。四隅の流れもごくわずかで、収差による流れなのか、被写界深度から外れたが故のものなのか、判別に悩む程度のものです。開放での四隅は少し劣化が目につきますが、キヤノンの16-35F2.8Lに比べると圧倒的に像の乱れは少ないです。オリンパス7-14F2.8PROとの比較では、ややオリンパスの方が有利です。ワイド端に比べるとテレ端の描写は弱いとの評判ですが、実際の使用感ではどちらも同じぐらいです。
逆光耐性は広角ズームの性能が低いキヤノンや、前玉が出目金のオリンパスに比べると優位ですが、圧倒的に凄いというわけではなく、それなりにゴーストやフレアは出ます。(サンプルを添付)
周辺減光・歪曲は特に気になるレベルではないです。
【総評】
完璧ではありませんが、満遍なく優秀なレンズです。フルサイズで16-35、APSにクロップして24-52.5のちょっとテレ端の短い標準ズームとして使うのも面白いです。クロップして標準ズームとして常用できるのも、基本性能の高さ故です。
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2021年4月10日 15:38 [1442706-1]
満足度 | 5 |
---|
操作性 | 5 |
---|---|
表現力 | 5 |
携帯性 | 4 |
機能性 | 5 |
16ミリなんて、と思いながら、買ってしまいました。
「使いもしないのに」と思っていたのですが、
いざ使ってみると、そのパンフォーカスの威力、素晴らしいの一言。
一定方向の逆光に弱いという指摘、その通りですが、
太陽を直接取り込んだ場合は、その欠点は見えなくなるようです。
- レベル
- ハイアマチュア
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2021年2月24日 11:30 [1424716-1]
満足度 | 4 |
---|
操作性 | 5 |
---|---|
表現力 | 5 |
携帯性 | 2 |
機能性 | 5 |
重いしでかいです。
主にa7siiiにつけてスチルで使用。
F2.8通しでソコソコ明るいですが、街灯の少ない公園などではやはりF1.8は欲しいところ。
a7siiiでもF2.8だとISO12800〜は行きます。F1.8だと10000以下に抑えられるので夜は単焦点になりがちです。
旅先では16−35mmという画角は使いやすいと思います。16mm等結構寄っても被写体の全体像が入るので周囲の人の迷惑にもなりにくいです。
また広角だけではなく準標準35mmまでは拡大できるので寄れるのであれば構図に困ることは無いです。
このレンズで動画を撮ったりしているのですが、手振れ補正の効きが良いです。GMレンズだからなのか分かりませんがアクティブ手振れ補正と16mmであれば手持ちでも徒歩の前進映像程度ならブレないです。タムロンやシグマのレンズだとこうはいかなかったのでやはり純正の強みということなのでしょうか。
スチルを撮った感じも、空気感というのかよい雰囲気の写真が撮れます。素人なのでうまく説明できないのですが高いだけあるなと納得させてくれるレンズです。
ただ重いしでかいです。82mm口径なので威圧感が半端ないです。
妻がa7cの55mm単焦点なのですがそれに比べて、どれだけ本格的な写真を撮る人なんだ?という位悪目立ちします。
暗所で撮ったりしない限り、F4通しの方でも全然OKかなと思います。
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2021年2月2日 21:58 [1417055-1]
満足度 | 5 |
---|
操作性 | 4 |
---|---|
表現力 | 5 |
携帯性 | 5 |
機能性 | 5 |
A7R2で使っています。オーロラ撮影、星景写真のために明るい広角レンズとして購入しました。
【操作性】
特筆すべきところもありませんが、スムーズで気持ち良く操作できます。
【表現力】
16-24mmの範囲は24mm始まりの標準ズームでは得られない画角で、オーロラや星景の撮影に重宝してしています。加えて、準標準域の35mmまで使えて便利です。以前はニコンの14-24/2.8を使っていました。14-24だと本当に広角専用になってしまい、応用幅が狭かったです。
【携帯性】
以前使っていたニコンの14-24/2.8と比べると随分コンパクト&軽量で助かります。
【機能性】
この画角でフィルターが付けられるのはメリットの一つと思います。ただ、もともと逆光やゴーストに強いレンズではなく、フィルターを付けるとゴーストが出る場面が増えますので、フィルターの使用時には注意が必要かも知れません。
【総評】
SONYにはこれより更に広角の12-24/2.8があり,オーロラや星景の撮影に特化すれば魅力的なレンズだと思います。ただ,ニコンの14-24/2.8で感じていた汎用性の低さもあります。海外旅行や登山などでレンズを1本に絞りたい時は,本製品の35mmまで撮れるという汎用性の高さに軍配が上がると思います。
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2021年1月19日 00:42 [1411214-1]
満足度 | 5 |
---|
操作性 | 5 |
---|---|
表現力 | 5 |
携帯性 | 5 |
機能性 | 5 |
1635GMは素晴らしい。とても素晴らしいです。
1224GMとか24GMとかなんか新しいのが出てきたせいでみんな麻痺していますが、このレンズは他のGMに対してめっちゃ数値的なパフォーマンスが出ることでネットでも話題でした。その性能は今でも衰えていないと思います。数値だけじゃなくて単純に写りがいい! 24105Gとかの作例はまあまあ綺麗だねふんふんみたいな感じで鼻くそほじりながら口笛吹いていたところが、このレンズや50mm Planarの作例を見ると「えっ、空気写っとるやん……」と息詰まります。
この辺は実にGMの面目躍如でして、たとえば2470GMなんかもMTF上は「数値低いやん」「outstandingねーんだけど」とディスられまくりなわけですが、数値がいいに越したことはなくても、数値は写りの全てではないわけですね。もちろんもっと優れたレンズもあるでしょうが、GMズームも立派になめらかなボケの美しさと解像を両立していると思います。というか2017年くらいはGMの標準ズームめっちゃいいとか雑誌では言われていたわけで、それがいきなり悪くなるわけないんですよ。もちろんキャノニコの他のレンズが揃ってきたことは認めますが、そっちがよくなっただけでこっちが悪くなったわけではありません。
閑話休題。で1635GMは数値もいいし写りもよいと基本を満たしていますが、さらに広角ズームとして16-35mmで使えます。20mm以下があって35mmがあるという、もうここが最高なんですよね。1224GMが出た今逆に明らかになったのは、広角ズームGMは1224であり、実は真の標準ズームGMはこの1635だったのだ!ということです。半分くらいは本気です。あと単焦点の24GMには描写が劣るとされているんですけど、数値的には16-24域はもともと結構よくて、絞ると快調に改善するというデータも出ています。はっきり言って単焦点を選択する決め手は明るさですね。
もちろん1635GMのうち35側(テレ端)が相対的に描写力が悪くなっていることは存じております。しかしそれでも素晴らしい35mmです。これがあるから私は35mmの単焦点を買えなかったんですよ。数字はともかくGMとしてのクオリティはあるんだもん。35mmめっちゃ使いますよ。そして広いところに出たら21mm以下でばーんとすくい取る。素晴らしい。標準域もしかしていらない? いやいや、Rを使ってればクロップで52.5mmいけるやないですか。これで王者の標準域ですよ、と。ちなみに私が2470GMを購入した強い動機が二つあり、一つは24105に我慢できなかったこと、もう一つは純正のGMの50mmを体験してみたかったことでした。結論から言うとよくわかってない(ということは大した印象を残していない)ということです。そう考えると、RA以上のボディを使っているならクロップで50mmにするのは現実的です。いや、24MPをクロップした10MPでもある意味全然いい気がしますかね。だってα7SBはデフォルトで12MP……。
まあとにかく素晴らしいレンズですほんとに。めっちゃ気に入ってます。2470GMと違って680gくらい? これってだいたい24105Gと同じ重量なんですけど、これって首から下げていて軽い=重くないと感じられるギリギリの重量なんです。これを超えてくる2470GMや50 Planarは明確に重いです。そういうところでもギリギリ人権を主張してくる素晴らしいレンズですね。昔は1635GMと24105Gがいい組み合わせだった気がしますが、今なら1635GMと70180VXDの組み合わせがいい感じに実質的なレンジを埋めれるんじゃないかな?と思います。2本持たないなら2470GMか24105Gか28200RXDの一本持ちがお勧めですね。
それから1635GMは映像にいいです。やっぱシネマティックなもの撮りたいと思ったら、画角の上下が切れるという事情もありますしこのレンズが必携ですね。2470でも頑張れますしむしろこちらはこちらで必須ですけど、1635GMの方が重要だなと思いますね。
1635だというから真実が見えないのか……。1652GMと名前を改めた方がいいかもしれませんね。
ただまあそんなことを言いつつ、最近使っているのは28200と2470GMです。本当の標準を持っているとさすがに1635GMで全ツッパはしないですね。ただ、23mm以下があるという、私の手持ちとしては唯一無二の価値があるので、2本目に持っていくことが多いレンズです。
なかなか今から2470GMを買うのは厳しいという人も多いと思うので、新たに参入するなら1635GMがお勧めという感じでしょうか(シグマの2470も評判がいいですね。タムロンの2875は昔は評判よかったですが、こっちを買うなら今なら断然28200をおすすめします)。
余談ですけど16mm方向に調整するときに胴が伸びるので初めて使う人はびっくりするかもです。
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2020年12月14日 11:41 [1398545-1]
満足度 | 5 |
---|
操作性 | 5 |
---|---|
表現力 | 5 |
携帯性 | 3 |
機能性 | 5 |
α7RVに装着。重いです |
Photoshopで比較明合成。 |
【操作性】
程よいズームリングのトルク。軽い力では回らないようになってます。
【表現力】
全体的にパキッと写ります。長時間露光ではF13くらいまで絞りますが、周辺の流れも落ち着く印象です。
【携帯性】
経が82mmなので持ち歩きしやすいとは言えないです。重いですし…。
【機能性】
割り当てのボタンが1つついてますが、(AF-ONに割り当て)縦撮りした時に気になるのが、左親指でAF-ONがやりにくくなることです。左人差し指でやればいいだけなんですがね…笑
SEL70200GMのようにレンズの上側にもボタンが欲しい感じがしました。
【総評】
機動性はちょっと…って思うときがありますが、シャープな写真を撮るならそんなこと気にしてられないって感じですね。SEL1224GMとも悩みましたが、あちらは30万超えですし、12mmまではいらないし、気持ち標準域までズームしたいってときは足りませんし。中古品の値段もだいぶ落ち着いてきたので、いかがでしょうか。
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高画質でコンパクトで寄れる。
(レンズ > NIKKOR Z 24-70mm f/4 S)5
三浦一紀 さん
(レンズ)
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