HD PENTAX-DA★ 16-50mmF2.8ED PLM AW
- ズーム全域で開放F2.8と明るく、高い描写性能を追求した「★(スター)」シリーズのAPS-Cサイズデジタル一眼レフカメラ専用大口径標準ズームレンズ。
- 諸収差を補正し、中心から周辺までシャープでクリアな高い描写力を実現。厳しい撮影条件下でのゴーストやフレアの発生を効果的に抑えている。
- 高速かつ静粛性にもすぐれたなめらかなオートフォーカスが可能で、最短撮影距離0.3m、最大撮影倍率0.24倍。防じん・防滴構造の「AW」を採用。
HD PENTAX-DA★ 16-50mmF2.8ED PLM AWペンタックス
最安価格(税込):¥163,130
(前週比:±0 )
発売日:2021年 8月27日
HD PENTAX-DA★ 16-50mmF2.8ED PLM AW のユーザーレビュー・評価


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2022年3月17日 09:45 [1561908-1]
満足度 | 5 |
---|
操作性 | 5 |
---|---|
表現力 | 5 |
携帯性 | 2 |
機能性 | 5 |
K-3 Mark IIIで使用したレビューとなります。
【操作性】
持ちやすく、ローレットにも自然と手が添えれるデザインかと思います。ただ、このレンズはマニュアルで使用することはあまりないと感じます。最後の追い込みするようなじっくりレンズではなく、次々と撃っていくタイプだと感じます。
【表現力】
従来の16-50スターと比べてかなり解像します。広角側も望遠側も大幅な向上が見られます。
【携帯性】
これについては、APS-C専用と考えるともう少し軽ければと感じます。
バランスは良いものの、フルサイズの同社から出ている24-70 F2.8と比べ、「フード付きで62g」しか変わりません。
スターレンズが「写り」と「頑健さ」に全振りしたシリーズというものであると理解しておりますが、同社のフルサイズ用(スターではないが)の大三元とあまり変わらない重量というのはネガティブな部分だと感じます。
また、APS-CはF値上は同じでも、被写界深度はフルサイズに比べ1.5倍とボケ量においては不利になりやすく、実質はフルサイズ換算で約24-75mm 被写界深度F4という内容(明るさは2.8)になります。
それを考えると、もう少し軽ければなぁと贅沢なことを思ってしまいます。
【機能性】
ビックリするほど、静かに速いAFです!!
これが多くのPentax持ちの購入9割を占める部分ではないかと思います。
他社比較でも引けをとらないぐらい速く、「K-3 Mark IIIでAF-Cを使用」すると子供の比較的不規則な動きにも連射でき、ピントもきております。(←今までのPentaxと思えない)
こうなると普段バッファを気にしない私でも、あまりに追い続けれるため、K-3 Mark IIIのバッファがもう少し欲しいという方の気持ちがわかりました。
そう思わせるぐらい、気持ちの良い追いっぷりです。
なお、K10D(KAF4に対応していないため、絞りは解放しか使えない)といった古いカメラでもAFは速く、常々、Pentaxは動きものが苦手というのは予測やAF範囲の話は別として、レンズが大きく影響していることがわかる逸品です。
これほどのものをHD 55-300mm PLM発売以来、何故、もっと早く出さなかったかという部分は、あくまでも私の考えですが、Pentaxなりの「ユーザに対する優しさ」だったかと思います。
Pentaxのお家芸である一眼レフでボディギアAFは、レンズを小さくできる利点あるものの、音の激しさやAFスピードには限界があるのは、Pentaxもわかっていたはずです。
しかし、既存のユーザ達を切れなかった。
この想いは、未だに1975年からマウント変更もせず(K-01を見れば、特にそう思えます。Pentax Qを作る技術があり、フランジバックの事は理解していたはずなのにって事です)、ボディギアですら今現在も使えるように残しております。
その後もSDMやDCと移行していく中も可能な限り対応しつつ、ギミックを完全電子化しようものなら対応できない機種がでてくるため、今までずっと既存ユーザも使えるようにとレガシー技術を残した結果からユーザ重視の方針なのかと推測しました。
そんな中、この新しい技術を投入し始めたのは、旧来の製品を愛用している方々が製品の寿命により買い替え時期を考慮してのことではないかなと思えます。
ちょっと綺麗事すぎるかもしれませんが、カメラやレンズは高級な代物であり、そう頻繁に買えるものではなく、高級故に長く愛用し大事にしたいという考えなため、こう考えました。
【総評】
とても良いレンズで、一眼レフのみを使用する方には待ってましたというレンズかと思います。
ただ、ここまで話しておきながら、私は一眼レフのみを使用しているものに譲ってしまいました。
その理由については、ファインダーを覗いて撮影する場合(いわゆる位相差AF)ですが、ズームレンズのピント調整は、メーカーに出さないといけないからです。(シグマのようにUSBドックなるもので自分調整できれば別ですが)
これは、ボディ側で調整できる範囲ならば必要ないのですが、焦点距離が変わるズームレンズや大幅にズレてしまった単焦点レンズは、メーカーにボディとレンズを送り、調整してもらわないといけません。
一方、最近のミラーレスは像面位相差AFとコントラストAFの良いとこどりをしたAFができるものが出てきました。
これにより、レンズとの相性はある程度解消されるため、メーカにピント調整として出さなくても良い場合が大幅に増えました。
今回、購入した16-50 PLMも広角と望遠でピントのズレがありました。
これ程、技術が進んでも構造上こういうことがあることを考えた結果、F値の低いズームレンズをこれを機に手放すことにしました。
なので、一眼レフはF値が高いズームレンズを除き、今では単焦点専用になりました。
単焦点であれば、多少の誤差はボディで調整できるからです。
また、F値が高めのズームレンズは、ピント幅が広いため、多少の誤差も誤魔化せるからです。(ズレていれば出した方が良いのは確か)
ここで、ミラーレスの場合は、レンズ交換を頻繁にすればセンサーむき出しなものが多いため、ごみの混入率も高い。
しかし、軽量に仕上げられ、ピント調整も必然性が減るため、ある意味ズームレンズ向きであり、今ではズームはミラーレス、単焦点は一眼レフと使い分けております。
なお、最後にこのレンズは、誤解なきよう伝えると、「大変素晴らしい」ものですが、こういう使い分けで使っているものもいるということで最後にご理解いただけると幸いです。
一眼レフのみの運用の方であれば、このレンズは大いに推薦です。
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2022年1月14日 14:55 [1539403-1]
満足度 | 5 |
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操作性 | 5 |
---|---|
表現力 | 5 |
携帯性 | 3 |
機能性 | 5 |
【操作性】操作性は非常に良いです。さすがスターレンズといったところ。
フォーカスリングが手前になり、使いづらいかなと思っていたのですがズームリングを左手で添えて、少しピントを動かしたいときも左手はそのままで親指とひとさし指(親指だけでもOK)でピントリングを簡単に操作することができます。
最初はピントリングのトルクが軽すぎる(もう少し重い方が好み)と思っていたのですが、指で軽く操作できるようにあえてそうしたのかもしれません。
この一点でこのレンズを買ってよかったと思えるほどです。
ズームリングやピントリングの幅も丁度良い。(DFA24-70mmはピントリングが狭く使いづらかったです)
距離計はあった方が良いですが、時代の流れかもしれません。
新時代のスターレンズ(DFA★50of1.4もそうですが)は、重くて高いですが実際に使ってみるとデザインや操作性がよくなっていると感じています。
【表現力】特に不満はありません。あまり画像を拡大して見たりはしていません。
【携帯性】唯一の欠点と心配だったのは重さですが、実際持った感じはK3Vとのバランスもよくあまり重さは感じません。
普段、ミラーレスなどで軽いのに慣れている人はもちろん重く感じると思います。
【機能性】AFは驚くほどに早くなりました。あっという間にピントがあいます。
AFが良いので動画撮影もしてみようかと思っています。
【総評】最初は値段が高いし、重いし、安くなるまで買うことはないだろうと思っていたのですが年末の自分へのご褒美で思わず購入してしまいました。
代わりにDFA24-70mmF2.8を売却してしまいましたが、使い勝手の良さは明らかにこちらのレンズが良いです。
また、K3Vと合わせた感じもとってもカッコよく気にいっています。やはりペンタックスは緑のリングが良く似合います。
16-85mmとも迷いましたが赤リングがやはり好きではありません。
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2021年10月8日 21:03 [1487401-2]
満足度 | 5 |
---|
操作性 | 5 |
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表現力 | 5 |
携帯性 | 4 |
機能性 | 5 |
早朝の兼六園。綺麗でした。 |
少しフレアがありますが、問題ないです。この木が個人的に好きです。 |
開放。玉ボケもなかなか綺麗かと思います。 |
コスモスとミツバチ。かなり寄れますね。ミツバチもしっかり大きく写せます。 |
AF-Cで撮影。ちゃんとピントが合ってて良かったです。一人だと撮影が大変です。 |
16mmの広角が有難いです。旅の思い出を残せます。 |
※1ヵ月程使用。
やはり買ってよかったと思います。
写真を主に変えました。
【操作性】
ズームリングが少し重くて咄嗟に回したいときに少し遅れます。
個人差もありますし、購入してすぐなので慣れてないだけかとは思います。
本体が重く長めなのでマニュアルフォーカスで合わせる時に少しやりづらいです。
オートフォーカスが優秀になっているのでそもそもあまりマニュアルで合わせないとは思いますが。
【表現力】
解像度やボケなど前評判通り素晴らしいです。
単焦点しか普段使ってこなかったですが、表現力という点だけ考えれば単焦点と大差ないです。
11-18mm f2.8の解像度と似て開放からシャープです。
周辺減光はあります。普通のフィルターを付けてますが、フィルターの有無で違いはないです。
広角側のディストーションは結構大きいです。
逆光耐性も良いかと思います。個人的には特に不満ないです。
玉ボケもなかなか綺麗ですかね。
【携帯性】
良くはないですが、ものすごく悪くもないです。
11-18mm f2.8よりもつけていて手の疲れは大きいです。
KPのグリップがいまいちなせいでもあるかとは思います。
片手で撮影はちょっと難しかったです。もう少し筋肉があればできそうですが。
【機能性】
AFは本当に早くなっています。
むかってくる子供を問題なく追いかけてくれました。
AFが良くなっているだけでも買ってよかったです。
子供が生まれる前は動物園でよく撮影していましたが、
精度が低いためほとんどAF-Cを使ったことがなかったです。
AF-Cは便利ですね。
【総評】
解像度、AF精度ともにとても満足しています。
価格と重さが許容できるのであれば買わない理由がないレンズですね。
そこが大問題ではありますが・・・。
このレンズが子供がまだ小さいときに発売してくれて本当に良かったです。
いい写真と思い出をこのレンズで撮っていきたいと思います。
このレンズで撮った写真を下記に随時アップしていきたいと思います。
https://flic.kr/s/aHsmWvUpjD
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2021年9月7日 23:05 [1492759-1]
満足度 | 5 |
---|
操作性 | 4 |
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表現力 | 5 |
携帯性 | 4 |
機能性 | 5 |
f2.8 |
f11 |
|
f2.8 |
三脚撮影 |
f4 |
風景・星景・登山でお気に入りのDA★11−18。それに続く新スターレンズとして迷わず購入しました。
描写性能は、風景撮影の時に、三脚使用で撮影しないともったいないと思ってしまった光学性能。
周辺まで高解像・高コントラスト、ボケもスムーズで丸ボケは縁取りもなくほぼ真円、接写も強い。逆光性能はフレアやゴーストが目立つ事もなく及第点。
歪曲は目につくので、カメラ本体かソフトで補正したいシーンが多い。
光条の形は普通レベルで、美形ではない。
造りは堅牢で、鏡胴のガタ付きが問題になる事もなさそう。
距離指標があれば、操作性やデザイン面でベターだった。
AFは期待どおり速く、レリーズボタンを押すと同時にシャッターがきれている間隔。デフォーカスからの復帰も見事に速く、動体追従もかなり良いと思います。
F2.8標準ズームの汎用性はやはり重宝します。
重くて大きいので、TPOでDA20-40リミテッドや単焦点レンズとの使い分けもしたい。
作例は、付属ソフトでRAW現像しています。
参考になった27人
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2021年9月6日 01:39 [1492184-1]
満足度 | 5 |
---|
操作性 | 5 |
---|---|
表現力 | 5 |
携帯性 | 4 |
機能性 | 5 |
K-3 Mark III + HD PENTAX-DA★ 16-50mmF2.8ED PLM AW |
my son |
【操作性】
操作しやすい。不満なし
【表現力】
単焦点レンズと変わらないレベル
【携帯性】
若干大きいですが、問題にならない。
【機能性】
ピント合わせは驚きほど速い
【総評】
100点満点なら95点。値段分以上の価値を感じている。
K-3 Mark III + HD PENTAX-DA★ 16-50mmF2.8ED PLM AW は最適の組み合わせ
参考になった12人
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2021年8月28日 03:06 [1486996-1]
満足度 | 5 |
---|
操作性 | 5 |
---|---|
表現力 | 5 |
携帯性 | 3 |
機能性 | 5 |
K-3V(銀)と |
DFA24-70mmF2.8との大きさ比較 |
新旧大きさ比較。旧版は小さいけどフードで損してます。 |
K-1U+DFA24-70mmと、K-3V+新16-50mm。 |
待ちに待った、新DA★16-50mm。
冬ボ払いで予約開始日に予約、発売日に到着しました。
取り敢えず触った感じを。稚拙な作例は次の機会に(^_^;)
【操作性】
ズームリング、ピントリング共にいい塩梅の重さで実にスムーズに操作出来ます。
特にピントリングはパワーフォーカス式の筈なのに「パワーフォーカスだったよね?」と疑うくらい、全くそれと感じさせないMF操作が出来ます。
【表現力】
室内で試し撮りしただけで分かる点を。
ワイド端の絞り開放では(レンズ補正:周辺減光Autoでも)四隅の減光が目立ちますが、絞れば目立たなくなっていきます。
開放からピント面はシャープ、ボケ足も綺麗。
玉ボケもズームレンズとしてはかなり綺麗で口径食もよく抑えられている感じ。旧SDM版で見られたフリンジも見えません。
OVF越しに見える歪曲も嫌味に感じない程度に光学補正されているので、ボディのレンズ補正と合わせればかなり良さそうです。
【携帯性】
DFA24-70mmF2.8より少し細くて長く、少しだけ軽いです。
新基準のスターレンズなので仕方ないのかもしれませんが、フルサイズの大口径標準ズームと大差無い大きさ重さです。
ただし、カメラボディと合わせると……K-1II+DFA24-70mmF2.8に対してK-3III+当レンズとでは、約250g軽くなるので想像していたよりは振り回し易いです。
【機能性】
PLMは期待以上の爆速で、迷い無く合焦します。
私は動き物を撮る機会が少ないのですが、これは動き物もかなり追従できそうです。
【総評】
K-3IIIに合わせ(将来も見据え)て開発されただけあって、光学性能、AF共にRICOH/PENTAXの粋を集めて作られたレンズです。
個人的にはK-3IIIと同時か先にリリース出来なかったかなと思いますが、メーカーの体力や今のご時世を考えると仕方ないですね。
大口径ズームレンズなのでどうしても大きさ重さはありますが、こういう標準ズームレンズをずっと待ってましたし、室内試し撮りだけでも予想以上のレンズに仕上げてきたなと感じました。
あとは繋がりの良いDA★50-135mmもPLM化リニューアルしてくれると嬉しいのですが、何時になるやら(^_^;)
参考になった20人
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レンズ
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高画質でコンパクトで寄れる。
(レンズ > NIKKOR Z 24-70mm f/4 S)5
三浦一紀 さん
(レンズ)
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