『最高の色出し技術と質感が合体した作品画質カメラ』 富士フイルム FUJIFILM X-T2 ボディ アナログふぁんさんのレビュー・評価

2016年 9月 8日 発売

FUJIFILM X-T2 ボディ

  • 起動時間0.3秒などの高速レスポンス性能、最短0.06秒の高精度AF性能などを実現したミラーレス一眼カメラ。
  • 独自の「X-Trans CMOS III」センサーと80年以上蓄積した色再現技術で、シリーズ最高画質を実現(※発売時点)。
  • 小型軽量ボディと、防塵・防滴・耐低温-10度のタフネス性能により、厳しい環境下で快適な動体撮影が可能。

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タイプ:ミラーレス 画素数:2430万画素(有効画素) 撮像素子:APS-C/23.6mm×15.6mm/CMOSIII 重量:457g FUJIFILM X-T2 ボディのスペック・仕様

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FUJIFILM X-T3 ボディ
FUJIFILM X-T3 ボディFUJIFILM X-T3 ボディ

FUJIFILM X-T3 ボディ

最安価格(税込): ¥- 発売日:2018年 9月20日

タイプ:ミラーレス 画素数:2610万画素(有効画素) 撮像素子:APS-C/23.5mm×15.6mm/CMOS4 重量:489g
 

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FUJIFILM X-T2 ボディ富士フイルム

最安価格(税込):ショップが販売価格を掲載するまでお待ちください 発売日:2016年 9月 8日

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デザイン無評価
画質5
操作性5
バッテリー3
携帯性4
機能性5
液晶4
ホールド感無評価
最高の色出し技術と質感が合体した作品画質カメラ
当機種夕暮れの港 Vittoriosa MT XF16-55mmF2.8zoom 34mm F5.6 Classic Chrome
当機種夕暮れ Valletta MT XF16-55mm F2.8zoom 30mm F6.4 Velvia
当機種アヴィニョンの朝 Avignon FR XF16-55mmF2.8zoom  29mm F4 Velvia

夕暮れの港 Vittoriosa MT XF16-55mmF2.8zoom 34mm F5.6 Classic Chrome

夕暮れ Valletta MT XF16-55mm F2.8zoom 30mm F6.4 Velvia

アヴィニョンの朝 Avignon FR XF16-55mmF2.8zoom 29mm F4 Velvia

当機種プロヴァンスの街 Roussillon Provence FR XF16-55mmF2.8zoom 37mm F5.6 ACROS
当機種塔のある街 Semur-en-Auxois FR XF16-55mmF2.8zoom 26mm F5.6 Sepia
当機種黄昏 Salzburg AT  XF55-200mm zoom 190mm F7.1 Velvia

プロヴァンスの街 Roussillon Provence FR XF16-55mmF2.8zoom 37mm F5.6 ACROS

塔のある街 Semur-en-Auxois FR XF16-55mmF2.8zoom 26mm F5.6 Sepia

黄昏 Salzburg AT XF55-200mm zoom 190mm F7.1 Velvia

30年間フィルム中判マミヤ6を使用中。フィルムの発色に近いカメラと言う噂でX-E1を購入し、さらにX-T2を買い増し。
1年間、使ってみた感想です。

【本機の長所】
防塵、防滴仕様であること。耐低温特性が良く冬の北海道などでも撮影できる。
画質がX-E1より高精細になり質感、空気感、リアル感が格段にアップしたこと。
ISO、露出補正などがアナログ的なダイヤル式で分かり易く操作しやすいこと。
フォーカスレバーが追加され非常に操作が速く楽になったこと。
測光モードボタンも分かり易い配置で、朝、夕景、逆光などの難条件下でもすぐにスポット測光に切り替え可能なこと。
Fn(ファンクションボタン)が前側にもあり、よく使う機能はすぐに出して設定できること。
フイルムシミュレーションを使用することによってRAWを使わずに最高の作品を簡単瞬時に撮れること。
EVFが非常に素晴らしく、見やすく、使いやすい。これに慣れたら光学ファインダーに戻れないほど。
富士のカメラでは一番倍率が大きく映像が見やすく、露出補正、フイルムシミュレーション、色温度などが瞬時に反映されること。
アイポイントの距離があるため眼鏡をかけたままでも見やすい。
X-E1に比べてAFのピント検出能力がかなり良くなったこと。
他社の同等品に比べても軽量でコンパクトで機動性が高いこと。

主な長所を挙げましたが、一番重要なのがファインダー倍率が高く、視野率100%で非常に見やすいことです。
EVファインダーが良く考えられた、使い勝手の良いものに仕上がっていることですね。
また、本機はカラーバランスがニュートラル(±0)であることもプロ機として重要な事です。
プロ写真家、ベテランの方は、人物の顔色や風景シーンに似合う自分好みの色を調整、補正して撮影しますので、ニュートラルでなければ困るんですね。人物の顔色を暖色系(オレンジ色)にする場合はRプラス、Yプラス(G−、BL−と同じ意味)の方向へ持って行きます。ちなみに青BLと黄色Y、赤Rと緑Gはそれぞれ反対色です。

【本機の短所】
EVFは電気をかなり食うので電池の消耗が速いこと。予備電池は必ず必要です。(出来れば純正の)
フイルムシミュレーションの選択を間違えたりするとさえない色になったり、人物の顔がてかったりまたはやたらと派手でくどい写真になったりすることがある。もちろん彩度、ハイライト、シャドウなどの補正をするとかなり良くなりますのでお試しくださいね。
EVFは暗いシーンではMFでピントが合わせにくい。フォーカスピーキングでも暗いところでは解像度が少し足らないようで、少し見にくいですね。

【フイルムシミュレーションを使いこなす】
これはフイルムメーカーだからできる富士フイルムらしさと、富士の色出し技術が一番出ている機能。これがあるから買った人も多いと思います。このカメラの看板機能です。
以前から使っていて完全に理解している方は良いのですが、最近はフイルムを知らない世代がかなり多くなって、どれが撮影シーンに一番似合うか分からない人が多くなってきてるようですね。
ベルビアで撮ると赤などの原色は蛍光色のように浮かび上がって変な写真になるとか、率直な色ではないとか言う方もおられますが、私はフィルムのベルビアは25年前から使っていますが、昔からそうです。彩度が世界一高く派手なのです。これが特徴なんですね。実物そのままの色を率直に出すフイルムではありませんし、人物撮影には向いていません。
ベルビアは朝、夕景、空と雲、新緑紅葉、動植物、花、虫などのネイチャーフォトに主に最適なんですが、その映像にバッチリ合えば素晴らしく美しい写真に仕上がります。
またClassic Chrome(旧コダクローム)も真逆の発色で彩度は低いですが、渋みのある深い色がすてきなのです。
特にヨーロッパの街並みや遺跡、レトロな看板、古道具などクラシカルなものが良く合いますが他の風景にもよく使います。
美しい紅葉のシーンでこれを使うと、枯れたさび色の紅葉になってしまいますので、あれ、紅葉終わっちゃったの?と言われます。
このフィルムは露出オーバーで撮ると特徴的な渋い深みのある色は飛んでしまい、ただの地味で軽薄な写真になります。適正露出より-1/3〜-1EVアンダーで撮るのが良いですね。
PROVIAは彩度は標準でそれほど派手でも地味でもなくスナップ、料理などいろいろな被写体に適していますが、普通すぎておもしろくはありません。
ACROSはClassic Chromeが似合う場面でよく使います。また、晴天の山岳撮影でも+Ye、+Rでハイコントラストにしてよく使います。
ポートレートはASTIAかPRO-Neg StdかまたはACROSがうまくはまります。ソフト系が良いのかシャープ系が良いのか好みの問題でしょうね。
やはり撮影シーンを見て瞬時に的確にフイルムを選び出して、さらに補正を掛けるのはかなりの年月と慣れが必要なのです。
慣れていない方はRAWも同時に撮ることもおすすめします。
やっぱり人に感動を与える写真、ハッとする写真。こういう写真が良いですね。写真を撮る人がどういう味付けをするのかは、その人次第なのです。これが写真芸術の楽しさの一つであると思います。

【総評】
とにかく素晴らしい色と質感を持った写真が撮れる。信頼感の高いハイポテンシャルなカメラに出会ってしまった、という感じ。
これは富士フイルムが消費者の声を反映して、少しずつ改良してきたことがこの結果になっているのだと感じます。
このカメラはフイルムシミュレーションの特徴を知り尽くし、その映像を自在に補正して映像をコントロールできる、またはマニュアル露出、MFでも抵抗なく使えるだけの技量の持ち主にピッタリの1台です。長年写真ライフを楽しんでおられる方にも非常に良い製品です。
最近ヨーロッパでも映像作家さんというかプロらしき方がX-T2を使っているのを見かけますが、やはりフイルムの色出し技術は他社にはない特徴を持っているので、選ばれているんだな〜と感じました。

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アマチュア
主な被写体
人物
風景
夜景
その他

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満足度5
デザイン無評価
画質5
操作性5
バッテリー3
携帯性4
機能性5
液晶5
ホールド感無評価
最高の色出し技術と質感が合体した作品画質カメラ
当機種時がとまった池  XF16-55mmF2.8zoom 25mm F5.6 Velvia
当機種冬のあしおと  XF50mmF2 F5.6 Velvia
当機種冬じたく XF16-55mmF2.8zoom 50mm F5.6 ACROS

時がとまった池  XF16-55mmF2.8zoom 25mm F5.6 Velvia

冬のあしおと  XF50mmF2 F5.6 Velvia

冬じたく XF16-55mmF2.8zoom 50mm F5.6 ACROS

当機種むかしばなしの里 XF16-55mmF2.8zoom 30mm F5.6 Classic Chrome
当機種秋映1 XF16-55mmF2.8zoom 44mm F5.6 Velvia
当機種秋映2 XF16-55mmF2.8zoom 25mm F5.6 Velvia

むかしばなしの里 XF16-55mmF2.8zoom 30mm F5.6 Classic Chrome

秋映1 XF16-55mmF2.8zoom 44mm F5.6 Velvia

秋映2 XF16-55mmF2.8zoom 25mm F5.6 Velvia

30年間フィルム中判マミヤ6を使用中。6年前にニコンを購入するもその色と質感にに大きく落胆。ニコンはヤフオクで売却。
その後富士フイルムの噂を知り、X-E1を購入。フィルムの発色に近いカメラとして感激。そして約半年前に本機を追加購入。
約半年の使ってみた感想です。

【本機の長所】
防塵、防滴仕様であること。耐低温特性が良く冬の北海道などでも撮影できる。
画質がX-E1より高精細になり質感、空気感、リアル感が格段にアップしたこと。
ISO、露出補正などがアナログ的なダイヤル式で分かり易く操作しやすいこと。
フォーカスレバーが追加され非常に操作が速く楽になったこと。
測光モードボタンも分かり易い配置で、朝、夕景、逆光などの難条件下でもすぐにスポット測光に切り替え可能なこと。
Fn(ファンクションボタン)が前側にもあり、よく使う機能はすぐに出して設定できること。
フイルムシミュレーションを使用することによってRAWを使わずに最高の作品を簡単瞬時に撮れること。(ただしこれは相当の慣れが必要)
EVFが非常に素晴らしく、見やすく、使いやすい。これに慣れたら光学ファインダーに戻れないほど。
富士のカメラでは一番倍率が大きく映像が見やすく、露出補正、フイルムシミュレーション、色温度などが瞬時に反映されること。
アイポイントの距離があるため眼鏡をかけたままでも見やすい。
X-E1に比べてAFのピント検出能力がかなり良くなったこと。
他社の同等品に比べても軽量でコンパクトで機動性が高いこと。

主な長所を挙げましたが、一番重要なのがファインダー倍率が高く、視野率100%で非常に見やすいことです。
EVファインダーが良く考えられた、使い勝手の良いものに仕上がっていることですね。
また、本機はカラーバランスがニュートラル(±0)であることもプロ機として重要な事です。
長年写真を撮り続けているベテランの方は、人物の顔色や風景シーンに似合う自分好みの色を調整、補正して撮影しますので、ニュートラルでなければ困るんですね。

【本機の短所】
EVFは電気をかなり食うので電池の消耗が速いこと。予備電池は必ず必要です。(出来れば純正の)
フイルムシミュレーションの選択を間違えたりするとさえない色になったり、人物の顔がてかったりまたはやたらと派手でくどい写真になったりすることがある。もちろん彩度、ハイライト、シャドウなどの補正をするとかなり良くなりますのでお試しくださいね。
EVFは暗いシーンではMFでピントが合わせにくい。フォーカスピーキングでも暗いところでは解像度が少し足らないようで、少し見にくいですね。

【フイルムシミュレーションを使いこなす】
これはフイルムメーカーだからできる富士フイルムらしさと、富士の色出し技術が一番出ている機能。これがあるから買った人も多いと思います。このカメラの看板機能です。
以前から使っていて完全に理解している方は良いのですが、最近はフイルムを知らない世代がかなり多くなって、どれが撮影シーンに一番似合うか分からない人が多くなってきてるようですね。
ベルビアで撮ると赤などの原色は蛍光色のように浮かび上がって変な写真になるとか、率直な色ではないとか言う方もおられますが、私はフィルムのベルビアは25年前から使っていますが、昔からそうです。彩度が世界一高く派手なのです。これが特徴なんですね。実物そのままの色を率直に出すフイルムではありませんし、人物撮影には向いていません。
ベルビアは朝、夕景、空と雲、新緑紅葉、動植物、花、虫などのネイチャーフォトに主に最適なんですが、その映像にバッチリ合えば素晴らしく美しい写真に仕上がります。
またClassic Chrome(旧コダクローム)も真逆の発色で彩度は低いですが、渋みのある深い色がすてきなのです。
特にヨーロッパの街並みや遺跡、レトロな看板、古道具などクラシカルなものが良く合いますが他の風景にもよく使います。
美しい紅葉のシーンでこれを使うと、枯れたさび色の紅葉になってしまいますので、あれ、紅葉終わっちゃったの?と言われます。
このフィルムは露出オーバーで撮ると特徴的な渋い深みのある色は飛んでしまい、ただの地味で軽薄な写真になります。適正露出より-1/3〜-1EVアンダーで撮るのが良いですね。
PROVIAは彩度は標準でそれほど派手でも地味でもなくスナップに適していますが、普通すぎておもしろくはありません。
ポートレートはASTIAかPRO-Neg StdかまたはACROSがうまくはまります。ソフト系が良いのかシャープ系が良いのか好みの問題でしょうね。
やはり撮影シーンを見て瞬時に的確にフイルムを選び出して、さらに補正を掛けるのはかなりの年月と慣れが必要なのです。
慣れていない方はRAWも同時に撮ることもおすすめします。
やっぱり人に感動を与える写真、ハッとする写真。こういう写真が良いですね。写真を撮る人がどういう味付けをするのかは、その人次第なのです。これが写真の楽しさの一つであると思います。

【総評】
とにかく素晴らしい色と質感を持った写真が撮れる。信頼感の高いハイポテンシャルなカメラに出会ってしまった、という感じ。
これは富士フイルムが消費者の声を反映して、少しずつ改良してきたことがこの結果になっているのだと感じます。
このカメラはフイルムシミュレーションの特徴を知り尽くし、その映像を自在に補正して映像をコントロールできる、またはマニュアル露出、MFでも抵抗なく使えるだけの技量の持ち主にピッタリの1台です。長年写真ライフを楽しんでおられる方にも非常に良い製品です。

色々レビューコメントを見ると、他人から借りてまたはレンタルで1日使用など1ヶ月も使わないでカメラの性能を判断するのは非常に困難ですね。設定などのデータや写真もアップせず、いい加減なコメントは消費者を惑わせますね。
賢い消費者はどれが正しいか、自分に必要な情報なのかを見極めて選ぶ必要があるようです。

レベル
アマチュア
主な被写体
人物
風景
その他

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デザイン無評価
画質5
操作性5
バッテリー3
携帯性4
機能性5
液晶5
ホールド感4
最高の色出しと質感が合体した作品画質カメラ
当機種時がとまった池  XF16-55mmF2.8zoom 25mm F5.6 Velvia
当機種冬のあしおと  XF50mmF2 F5.6 Velvia
当機種冬じたく XF16-55mmF2.8zoom 50mm F5.6 ACROS

時がとまった池  XF16-55mmF2.8zoom 25mm F5.6 Velvia

冬のあしおと  XF50mmF2 F5.6 Velvia

冬じたく XF16-55mmF2.8zoom 50mm F5.6 ACROS

当機種むかしばなしの里 XF16-55mmF2.8zoom 30mm F5.6 Classic Chrome
当機種秋映え1 XF16-55mmF2.8zoom 44mm F5.6 Velvia
当機種秋映え2 XF16-55mmF2.8zoom 25mm F5.6 Velvia

むかしばなしの里 XF16-55mmF2.8zoom 30mm F5.6 Classic Chrome

秋映え1 XF16-55mmF2.8zoom 44mm F5.6 Velvia

秋映え2 XF16-55mmF2.8zoom 25mm F5.6 Velvia

30年間フィルム中判マミヤ6を使用中。6年前にニコンを購入するもその色と質感にに大きく落胆。ニコンはヤフオクで売却。
その後富士フイルムの噂を知り、X-E1を購入。フィルムの発色に近いカメラとして感激。そして約半年前に本機を追加購入。
約半年の使ってみた感想です。

【本機の長所】
防塵、防滴仕様であること。耐低温特性が良く冬の北海道などでも撮影できる。
画質がX-E1より高精細になり質感、空気感、リアル感が格段にアップしたこと。
ISO、露出補正などがアナログ的なダイヤル式で分かり易く操作しやすいこと。
フォーカスレバーが追加され非常に操作が速く楽になったこと。
測光モードボタンも分かり易い配置で、朝、夕景、逆光などの難条件下でもすぐにスポット測光に切り替え可能なこと。
Fn(ファンクションボタン)が前側にもあり、よく使う機能はすぐに出して設定できること。
フイルムシミュレーションを使用することによってRAWを使わずに最高の作品を簡単瞬時にとれること。ただしこれは相当の慣れが必要で慣れてない人には欠点ともなる。
EVFファインダーが非常に素晴らしく、見やすく、使いやすい。これに慣れたら光学ファインダーに戻れないほど。
富士のカメラでは一番倍率が大きく映像が見やすく、露出補正、フイルムシミュレーション、色温度などが瞬時に反映されること。
アイポイントの距離があるため眼鏡をかけたままでも見やすい。
大型アイカップに交換できる。(横からの光を遮るため)
X-E1に比べてAFのピント検出能力がかなり良くなったこと。
他社の同等品に比べても軽量でコンパクトで機動性が高いこと。

だいたい主な長所を挙げましたが、私的に一番重要なのがファインダー倍率が高く非常に見やすいことですね。
ファインダーが良く考えられた、使い勝手の良いものに仕上がっていることですね。

【本機の短所】
EVFは電気をかなり食うので電池の消耗が速いこと。予備電池は必ず必要です。(出来れば純正の)
フイルムシミュレーションの選択を間違えたりするとさえない色になったり、人物の顔がてかったりまたはやたらと派手でくどい写真になったりすることがある。もちろん彩度、ハイライト、シャドウなどの補正をするとかなり良くなりますのでお試しくださいね。
EVFは暗いシーンではMFでピントが合わせにくい。フォーカスピーキングでも暗いところでは解像度が少し足らないようで、少し見にくいですね。

【フイルムシミュレーションを使いこなす】
これはフイルムメーカーだからできる富士フイルムらしさと富士の色出し技術が一番出ている機能。
これがあるから買った人も多いと思います。このカメラの看板機能です。
以前リバーサルフィルムを使用してきた方や富士のXーE1やPRO1などから使い続けている方は、ほぼ迷いなく選択できるかもしれませんが、最近はフイルムを知らない世代がかなり多くなって、そういう世代には最初はどれが撮影シーンに一番似合うか分からないでしょうね。
ベルビアで撮ると赤などの原色は蛍光色のように浮かび上がって変な写真になるとか、率直な色ではないとか言う方もおられますが、私はフィルムのベルビアは25年ぐらい前から使っていますが、昔からそうです。彩度が世界一高く派手なのです。これが特徴なんですね。実物そのままの色を率直に出すフイルムではありません。
ベルビアは朝景、夕景、空と雲、新緑紅葉、動植物、花などのネイチャーフォトに主に最適なんですが、その映像にバッチリはまった(マッチした)ら素晴らしく美しい写真に仕上がります。
またClassic Chrome(旧コダクローム)も真逆の発色で彩度は低いですが、渋みのある深い色がすてきなのです。
特のヨーロッパの町並みや遺跡などクラシカルなものが良く合いますが他の風景にもよく使います。
美しい紅葉のシーンでこれを使うと、枯れたさび色の紅葉になってしまいますので、あれ、紅葉終わっちゃったの?と言われます。
PROVIAは彩度は標準でそれほど派手でも地味でもなくスナップに適していますが、普通すぎておもしろくはありません。
ポートレートはASTIAかPRO-Neg StdかまたはACROSがうまくはまります。ソフト系が良いのかシャープ系が良いのか好みの問題でしょうね。
やはり撮影シーンを見て瞬時に的確にフイルムを選び出して、さらに補正を掛けるのはかなりの年月と慣れが必要なのです。
慣れていない方はRAWも同時に撮ることもおすすめします。
やっぱり人に感動を与える写真、ハッとする写真。こういう写真が良いですね。写真を撮る人がどういう味付けをするのかは、その人次第なのです。これが写真の楽しさの一つであると思います。

【総評】
とにかく素晴らしい質感を持った写真が撮れる。信頼感の高いハイポテンシャルなカメラに出会ってしまった、という感じ。
これは富士フイルムが消費者の声を反映して、少しずつ改良してきたことがこの結果になっているのだと感じます。
このカメラはフイルムシミュレーションの特徴を知り尽くし、その映像を自在に補正して映像をコントロールできる、またはマニュアル露出、MFでも抵抗なく使えるだけの技量の持ち主にピッタリの1台だと感じまた。長年写真ライフを楽しんでおられる方にも非常に良い製品です。

レビューコメントを見ると、他人から借りてまたはレンタルで1日使用など1ヶ月も使わないでカメラの性能を判断するのは非常に困難ですね。設定などのデータや写真もアップせず、いい加減なコメントは消費者を惑わせますね。
賢い消費者は何が正しいか、自分に必要な情報なのかを見極めて選ぶ必要があるようです。

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