EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM
- プロ向けである「L(Luxury)レンズ」に属する、一眼レフカメラ用の超望遠ズームレンズ。
- 「EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM」(1998年12月発売)の16年ぶりの後継機で、ズーム全域で画面周辺部まで高画質を実現。
- 手ブレ補正も従来機種の1.5段分から4段分に大幅に向上し、不規則な動きの動体撮影時に最適な「ISモード3」を新搭載した。
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EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMCANON
最安価格(税込):¥274,999
(前週比:+5,719円↑
)
発売日:2014年12月19日
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2019年9月29日 12:13 [1070966-3]
| 満足度 | 5 |
|---|
| 操作性 | 4 |
|---|---|
| 表現力 | 4 |
| 携帯性 | 4 |
| 機能性 | 5 |
SS1/15の超スローシャッターでもAFスピードは問題なし |
3年4ヶ月使用したレビューです。
【購入の経緯】
私の写真撮影は、サーキットでのモータースポーツ撮影がメインです。
このレンズを購入する以前は、EOS7D MarkUにEF70-200mm f2.8L II USMに1.4×IIIを装置し使用していましたが、
主に撮影する富士スピードウェイではランオフエリアが広く、換算448mmでは焦点距離が足りません。
その後EOS5D MarkWを購入し、フルサイズ機にEF70-200mm f2.8L II USM +1.4×Vでは焦点距離が以前にも増して足りなく、超望遠レンズの購入を検討しました。
現在でこそ当レンズがサーキット使用率No.1だと思いますが、当時サーキットでの人気は、シグマのAPO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSMが圧倒的に多かったです。
しかしミーハーな私はキヤノン純正の白レンズに拘りたく、AFスピードが速いと雑誌等で評価の高い当レンズ購入に至りました。
【操作性】
キヤノン白レンズの一般的なスイッチが並びます。
フォーカス範囲・AF/MF切り替え・手ぶれ補正のオンオフ・手ぶれ補正モード切り替え(モード1/2/3)、特に難しいものは何もありません。
一つ難点といえば、一脚に据えて撮影する際、左手をフード付近に添えながらレンズを左右に振るのが一般的な流し撮りのスタイルだと思うのですが、フードのPLフィルター操作穴に手が触れてしまい、知らない間に開いてしまっています。
私はこの穴は全く必要ないので、正直なくても良いのですが、せめてロックをもっと固くして欲しいです。
【表現力】
近年の設計レンズだけあり、キヤノンらしい発色の良い絵を撮し出します。
F値は少々暗めですが、同焦点距離では所有のEF70-200mm f2.8L II USMに近い表現力だと感じます。
【携帯性】
焦点距離400mm級のレンズでそれなりの大きさにはなりますが、一般的な大きさで特に驚く程ではありません。
所有するEF70-200mm f2.8L II USMより、1.5cm〜2cm程長く少しだけ太めです。
【機能性】
AF速度は非常に早く、精度についても特に不満はありません。
EF70-200mm f2.8L II USMと比べると少しだけ遅く感じますが、超望遠としては相当満足のいくスピードです。
テレコン1.4と組み合わせると、AFが迷うこともありますが許容範囲です。
【総評】
300km/hのレーシングマシンをAIサーボに任せても、問題のないAF速度と精度でいながら、強靭なボディをコンパクトサイズにまとめてあり、特に秀でた性能はありませんが、全てが高いレベルで仕上げられていると思います。
そしてなんといっても、白レンズってカッコいいですよね。
あと3年4ヶ月使用しましたが、それまでに故障が一度もなく、キヤノンLレンズの信頼性の高さにも満足しています。
最近ではモータースポーツの現場で最も使用されているレンズなのではないかと思いますので、これからレース撮影を始めたい方は是非とも当レンズをオススメしたいと思います。
下記ブログのサーキット走行シーンは、全てEF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMにて撮影しました。
ブログ後半のスローシャッターでの流し撮りは、参考になるかもしれません。
↓ ↓ ↓
https://motorsport-photography.net/2019-supergt-round5-2/
https://motorsport-photography.net/2019-super-formula-round4/
- 比較製品
- CANON > EF70-200mm F2.8L IS II USM
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2019年2月13日 19:51 [1200641-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| 操作性 | 5 |
|---|---|
| 表現力 | 5 |
| 携帯性 | 5 |
| 機能性 | 5 |
EF1.4X III(Lenscoatリアルツリー)+自作迷彩フード |
単焦点レンズにも勝るとも劣らない位シャープ |
テレ端時のシャープネスは純正ならではだ。 |
EF1.4X III(560mm F8) |
EF1.4X III(560mm F8)A |
EF1.4X III(560mm F8)B |
今更も今更だが、昨年12月にマップカメラ新品199376円で購入(^ω^)
蛍石とスーパーUDガラスを採用し、EF70-200mm F2.8L IS II USMと同等の画質を実現した・・・とメーカーが豪語する自信作だ。
高倍率ズームなら何でも良いかと言うとそれは違う。凡百のレンズメーカーの高倍率ズームも試したが、フィーリング、操作感、純正EF100-400mm IIに軍配が上がるのだ。遠征撮影時は、大口径レンズと違い機内持ち込みも何ら問題無いサイズなので、とても重宝するのだ。勿論、性能もバッチリで、先代よりもゴースト、フレアの発生が驚く程少なく、逆光でも何の心配も要らない。また単焦点レンズにも勝るとも劣らない位シャープで、A3ノビ以上で比べないと分からない程だ。敢えて不満点を挙げるならば、先代よりはかなり向上したものの、ゴミが入り易い事くらいだ。
周辺光量低下は絞り開放でも補正ON設定であれば、全く気にならないレベルだ。歪曲収差はテレ端の糸巻き型がやや気になる(ボディ内補正ONでは、ほぼ補正される)。風景やスポーツ系では既に定番レンズであり、造りも良く安心感がある。重さは約1.5kg強あるが、ホールド時の安定感も良く、ズーミングしても重心の変化が少ない点も良い。手ブレ補正機能の効きも良く、手持ち撮影でも安心だ。また、最短撮影距離は全域で0.98mと短く、400mm側で約1/3倍のマクロ的な撮影も楽しめる。現在20万円近い高価なレンズだが、純正でこの焦点域では他に選択肢が無いのも事実だ。また、純正エクステンダ―が装着出来、超望遠撮影までカバー出来る点も大きな魅力。正に“新定番”の実力派超望遠ズームだ。
1mを切る近接撮影性能と強力なIS、高速なAFで撮影領域が広がるのは有り難い。100〜200mmでは画面全域でかなりシャープ。それよりも望遠側ではややシャープネスは低下するが、それでも良好な写りだ。200mm以降、特に300mmよりもテレ側では、ドピーカンの真夏の日中などでは中央部でも僅かに甘く、F11まで絞り込んでもハイライトが滲むシーンがあり「高性能だが、やはりズームレンズだな」と思わせる。その一方で、曇天シーン等では開放からかなりシャープに解像するので、撮っていて気持ちが良い。周辺部描写は、ズーム位置問わず撮影距離が短くなれば成る程、甘さが気になり、テレ端では遠景且つF11まで絞り込んでいても甘さが気になる。少し値が張るが、総合力で考えると同門のEF70-300mm F4-5.6L ISよりも上なので、フルサイズユーザーなら少し無理してでも本レンズの方が将来的には良い選択だ。開発陣がライバルと目したというニコンの80-400mmと比べると、疑いの余地無く本レンズの圧勝で、特に400mm時のシャープネスと最大撮影倍率を含めた使い勝手で大きなアドバンテージがあるのだ。
※『キヤノンEFマウントLENS BOOK 全51本テスト&レビュー / Motor Magazine Mook / 山田 久美夫 / 豊田 慶記(著)』引用。
傑作大三元EF70-200mmよりも更に「攻め」て撮れるのが、本レンズだ。野鳥撮影に於いてもAFスピードも速く、連写中でも4段分の手ブレ補正がフレーミングの邪魔をしないのが大変魅力だ。EXTENDER EF1.4X III装着しても画質への影響が軽微(Sigma 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM(C)よりも高画質!)で、AFスピードも速く、機動性も高いのが魅力だ。1DX Mark IIとの組み合わせによって、お手軽闊歩超望遠最高峰&悶絶至福昇天爆速AFと至高の機材バランスが初めて実現する。
『一脚で軽々と、まだ見ぬ森を東奔西走する、野鳥探求撮影に向けて・・・』
望遠稼ぎ用途で、残りはISO6400迄、実用レベルの7D Mark IIIの登場を待つだけだ。
現状、Nikon D500に惨敗の片腹痛い7D Mark IIはISO3200程度で“カラーノイズ祭り” \(^o^)/
相も変わらず初代7Dと同様、蓋を開けると『ノイズ名機』の腐れガラクタwなのが実状だ。要はAPS-Cフラグシップ機、7Dを刷新(APS-C版、1DX Mark IIを製作)することで、ゴーヨンやロクヨンの存在が霞んでしまう程、EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMの完成度は高いと言えるのではなかろうか。Canon御大が最も栄光のキャリアだった5D Mark II(2008年)時代、大目に見ても5D Mark III&初代1DX(2012年)時代の捲土重来を切に願って・・・。※近年だと5D Mark IVはD850に惨敗・・・w 昨今のキヤノンは、とてもじゃないが「発売日に飛びつきたく成る製品」が圧倒的に少ない。是非、大幅なダウンサイジングを実現出来る“真面な”7D3で名誉挽回して欲しいところだ。
- 比較製品
- CANON > EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM
- CANON > EF400mm F5.6L USM
- CANON > EF70-300mm F4-5.6L IS USM
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2015年11月4日 22:14 [871412-2]
| 満足度 | 5 |
|---|
| 操作性 | 5 |
|---|---|
| 表現力 | 5 |
| 携帯性 | 4 |
| 機能性 | 5 |
広角側 |
望遠側 |
5Dmk3との組み合わせでの評価です。
【操作性】
とくに迷うこともなく使えています。
ズームの直進式とか回転式とかありますが、
調整リングでゆるくしてフード付近を持って直進式のように伸縮させたり、
普通にズームリングで回転させたりどちらでも使えます。
【表現力】
素晴らしいです。後は腕の問題です。
【携帯性】
これが一番以外でした。重さはやはり重いのですが、サイズが思ったより小さく、カメラ本体、小さい単焦点レンズや財布その他含め小さめのトートバッグに入れられたので、結構持ちあるける感じです。
シグマの150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporaryを友人が使っているのをみて携帯性はあきらめていたのですが、うれしい誤算でした。
友人からはなんでその鞄に入るのって言われました。
【機能性】
まだ、買って間もないので手振れ補正のモード1しか使っていませんが、かなり安定しますね。
後、AFの食いつきのすごさは感動しました。
追記:入間航空祭でもモード1で通して撮りました。写真も上げておきます。
扱い慣れて無い状態で使っても9割9分フォーカス外れないのは凄いです。
【総評】
発売当初から値上がりして当分買うのは無理かなと思っていましたが、値下がりして衝動買いしました。
試し撮りもして満足です。何も後悔しない自信があります。
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2015年2月8日 11:16 [795847-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| 操作性 | 5 |
|---|---|
| 表現力 | 5 |
| 携帯性 | 5 |
| 機能性 | 5 |
70−200F4LISとシグマの50−500(OS付)の2本をまとめる為に購入しました。
6年前に出張先で70−200を衝動買い。その性能の高さには衝撃を受けました。
その後、更に長い焦点距離のズームが欲しくなり100−400のT型とシグマの50−500が候補に挙がりました。
100−400は何年も前から新型の噂が出ており躊躇していた中、シグマは当時最新だったので後者を購入。
この2本の特徴を生かして航空機・風景・子供・鉄道等の写真撮影を楽しんでいました。
そして昨年の11月に待ちに待った新型が発表されてので、軽くスペックを確認して20分後には注文してました(笑)
発売日に受け取る筈が出張が入ったせいで12月27日に受け取り。それからバタバタしてあまり取れていないの実情ですが・・・
感じたことと前者2本との比較を交えてレビューします。
・操作性
今まで使ってきたレンズたちとほぼ同じなので迷うことはありません。
ISのモード3は使う予定は特にありませんしズームロックは慣れれば問題ありません。
賛否が分かれるフードの窓ですが、やっぱり不用意に開くことがあるので注意が必要です。
・表現力
色乗りが大変よくシャープでボケも良いと思います。
70−200に通ずるものがあり、大変満足です。
純正エクステ1.4も使いますが、画質の低下は気になりません。
焦点距離・ズーム範囲・価格が違う50−500と比べるのは失礼ですが、圧倒的な画質です。
しかし50−500も良い表現をするので甲乙は付けられません。
・携帯性
全く問題はありません。話がちょっとズレるけどレンズケースのストラップが泣けるほどチープ・・・。
ケース関係はシグマの方が好きです。
・機能性
大変素晴らしいです。70−200F4LのAF・ISのレスポンスは自分が持っているレンズの中で最高だと思っていたのに簡単に抜かれました。尚、シグマはOSには満足でしたがAFは遅いと感じていました。
皆さんの仰る通り三脚座は小さいです。脱着式ということで剛性に不安がありましたが、良く設計されているのでガタつきやズレは生じません。但しネジは回しにくいです。。
・総評
70−200F4Lからの乗り換えを考えている方は重量と大きさを考えないのなら違和感なく使えると思います。
AIサーボ時のAFの食いつきは抜群で驚くと思います。
50−500からの乗り換えを考えている方はズーム域が狭くなることを気にしないのであればお勧めです。
圧倒的なレスポンスに驚くと思います。
しかしフードを持って操作する直進ズーム的な使い方にはあまり向いていないので注意が必要です。
私は実際に本レンズを使用してみて、使い勝手は両者の中間的位置づけで性能は圧倒的だと感じました。
という訳で今まで使用していた2本を売却して本レンズにまとめる事にしました。
ボディはEOS−1DXを使用しています。
- 比較製品
- CANON > EF70-200mm F4L IS USM
- シグマ > APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM (キヤノン用)
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2015年1月9日 00:00 [786207-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| 操作性 | 5 |
|---|---|
| 表現力 | 5 |
| 携帯性 | 4 |
| 機能性 | 5 |
@ レンズ外観サイズ比較(フード展開時) |
A 400mm域撮影時における画角の違い(被写体までの距離3.5m、9mでそれぞれ撮影) |
B 被写体までの距離3.5mで撮影した2ドル紙幣の中央等倍比較 |
C 水平距離約50m、高低差約10mの位置にある鉄塔に設置されたパネルの中央等倍比較 |
D 同パネルを2倍エクステンダー装着で撮影した中央等倍比較 |
E 解放F5.6撮影時における周辺減光比較(画像Cの等倍切り出し前オリジナル画角) |
私はいわゆる “陰謀論” というモノは信じていない。
アポロ11号の有人月面着陸が捏造だとか
フリーメイソンが世界を牛耳ってるとか
エリア51だか88だかに宇宙人がいるとか
いやJFKについては怪しいけども。
とにかく。
突拍子もない陰謀だ策略だ影の組織だなんてのは想像力豊かな連中による夢物語。まして自分の身に降りかかってくるような事などあり得ないと高を括っていた。
なのに。
2014年12月某日、行きつけの某カメラ店に立ち寄り店長と雑談していると
「新型100-400、29日に予約分入荷なんですが1本キャンセル入っちゃいまして♪」
この瞬間、我が脳内に響き渡った衝撃音は筆舌に尽くし難い。顔面蒼白・意識混沌。かろうじて平静を装い絞り出した「ふふふふ〜〜〜んソウナンダぁ?」の一言。声はすっかり裏返り今まで聞いた事のないトーンを奏でていた。
以降、私の頭の中には100-400LISIIがひらひらと舞い続けた。いや待て待て落ち付け俺。7DII買ったばかりではないか。この上Lレンズなんて正気かお前?防湿庫一杯だろ保管場所どーすんの?頭痛が起こる程の葛藤、ストレスフリーな能天気人生で初と言ってもいい胃痛。キヤノンよキタムラよお前ら一体何の真似だ何の陰謀だと、フリーメイソンをも凌ぐ裏社会の暗躍者の術中に嵌ってしまっていた。
(※この時点で既に金銭的葛藤はない)
それでも耐えた数日間。
大晦日。既に入荷後2日が経過している。勝った。俺は誘惑に打ち勝ったのだ。こんな発売直後の時期、店頭に並べた瞬間に売れて然るべしな超話題レンズ。ある訳ない売れてない訳がない。うーむスゴいぞ鉄の意志。ドヤ顔で店内に入った私は余裕綽々で尋ねる。「新型100-400、もぉ売れちゃったよね?」店長の返事は…
「あるよっ☆ (店頭に)出してないもん♪」
――― 鉄の意志は、マシュマロだった。
さて。
毎度お馴染みの無駄に長い前置きはここまで。今回はまだ発売間もない新レンズという事で、少し真面目に検証してみた。ここからは添付画像を解説していく形でレビューをしたい。
画像@
7DIIに装着した各レンズの外観サイズ比較。EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM については鏡筒最短100mmと最長400mmの状態をそれぞれ添付した。ご覧の通り400mmでは4本中最大サイズとなる。質量も EF70-200mm F2.8L IS II USM を上回る1,640gと重量感があるが、ヨンニッパやヨンヨンDOに比べれば遥かに軽く手持ちで振り回すのに支障はない。
軽快さだけ見れば EF400mm F5.6L USM に敵わないが、456はフードを格納しても全長が長く収納できるバッグが限られるという欠点がある。だがこの100-400LISIIは、例えば7DIIに装着した状態でもロープロ・トップローダーズーム55AWになんとか収まる。カメラと400mm域Lレンズがこのバッグに収まるというのは驚異的だ。携帯性は同域レンズ随一と言える。
新設計の三脚座は根元から脱着可能。外観上のデザインを損なう事無く突起物を無くす事ができる。入手するまでは強度的な不安があったが、実際に接合ネジを回してみると“カチカチ”とクリック感があり堅牢性に心配は無用だろう。
ズームリングとピントリングの間にあるのはズームトルク調整リング。SMOOTH側ではレンズを下に向けると緩やかに鏡筒が伸びていく。TIGHTにすればがっちりロック。しかし正直な所“トルク調整”というよりは任意のズーム位置でロックできるシステムと考えた方がよい。
画像A
比較撮影を行っていてすぐに気付いたが、同じ400mm域撮影でも456に比べ画角が広い(被写体が僅かに小さく写る)。実際の撮影ではさほどの影響はないかも知れないが、知っておいて損はないだろう。
画像B
さぁ画質比較である。被写体はあまり流通していない米国2ドル紙幣。撮影距離3.5mの位置から三脚固定、ISオフ、ミラーアップ、リモコン使用、各設定ごとに数枚撮影しイレギュラーを排除、という方式で撮影した画像の中央等倍を比較した。画像は紙幣の左上約2cm×3cm部分となっている。画角が違うのは前述の通り。
さすがにここは単焦点456の面目躍如といったところか。極々僅かではあるが解像感は上を行く。但しそれとて絶対ではなくケースバイケース。数多くの比較撮影を行ったが条件次第では新型100-400の方が解像する場合もあり、トータル的な印象としてほんの僅かながら456が優れている、かもね?という程に拮抗していた。
画像C
引き続き画質比較。こういった被写体となると、もはや差を見て取るのは至難の業だ。それ程両者の解像力は肉迫している。
画像D
純正エクステンダーEF2xIIIを装着し、800mmで撮影した画像比較。解放F11でファインダーAFは効かないので、爆遅ライヴビューAFでの撮影だ。AF関係の不便さを考慮外とすれば、十分撮影と呼べる画を紡ぎ出してくれている。
画像E
両レンズにおける解放F5.6での周辺減光にはこれだけの差がある。もちろん絞れば解消されるし、撮影後の補正も容易である事は周知の通りだが参考まで。
その他画像に反映されないもの
AF速度・精度は両レンズともほぼ同等というのが現時点での私の感触だ。何らかの計測方法で数値化された際には同一にはならないかも知れないが、じゃあその差が体感できるかといったら首を傾げてしまうほどの僅差である。
そして100-400LISIIの持つ強力なISは凄まじいアドバンテージとなる。SSを爆上げできる晴天時はともかく雲天時や日の傾く夕刻以降、激しい動体撮影を要求されない屋内イベント等々で、456では考えられなかった低速シャッターによる撮影が可能となった。様々な撮影現場において、これまで不可能だった超望遠の画を貴方に提供してくれる事だろう。
実際使ってみての満足度は相当に高く、今後長きに渡り5DIIIや7DIIでの超望遠撮影が楽しめそうだ。最早このレンズなしのフォトライフは考えられない。ここまで読み切った上での陰謀であったなら、キヤノンもキタムラもかなりの手練れだ。
その見事で粋な陰謀に、乾杯である☆
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