EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM
- プロ向けである「L(Luxury)レンズ」に属する、一眼レフカメラ用の超望遠ズームレンズ。
- 「EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM」(1998年12月発売)の16年ぶりの後継機で、ズーム全域で画面周辺部まで高画質を実現。
- 手ブレ補正も従来機種の1.5段分から4段分に大幅に向上し、不規則な動きの動体撮影時に最適な「ISモード3」を新搭載した。
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EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMCANON
最安価格(税込):¥238,789
(前週比:-1円↓)
発売日:2014年12月19日

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2019年2月13日 19:51 [1200641-1]
満足度 | 5 |
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操作性 | 5 |
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表現力 | 5 |
携帯性 | 5 |
機能性 | 5 |
EF1.4X III(Lenscoatリアルツリー)+自作迷彩フード |
単焦点レンズにも勝るとも劣らない位シャープ |
テレ端時のシャープネスは純正ならではだ。 |
EF1.4X III(560mm F8) |
EF1.4X III(560mm F8)A |
EF1.4X III(560mm F8)B |
今更も今更だが、昨年12月にマップカメラ新品199376円で購入(^ω^)
蛍石とスーパーUDガラスを採用し、EF70-200mm F2.8L IS II USMと同等の画質を実現した・・・とメーカーが豪語する自信作だ。
高倍率ズームなら何でも良いかと言うとそれは違う。凡百のレンズメーカーの高倍率ズームも試したが、フィーリング、操作感、純正EF100-400mm IIに軍配が上がるのだ。遠征撮影時は、大口径レンズと違い機内持ち込みも何ら問題無いサイズなので、とても重宝するのだ。勿論、性能もバッチリで、先代よりもゴースト、フレアの発生が驚く程少なく、逆光でも何の心配も要らない。また単焦点レンズにも勝るとも劣らない位シャープで、A3ノビ以上で比べないと分からない程だ。敢えて不満点を挙げるならば、先代よりはかなり向上したものの、ゴミが入り易い事くらいだ。
周辺光量低下は絞り開放でも補正ON設定であれば、全く気にならないレベルだ。歪曲収差はテレ端の糸巻き型がやや気になる(ボディ内補正ONでは、ほぼ補正される)。風景やスポーツ系では既に定番レンズであり、造りも良く安心感がある。重さは約1.5kg強あるが、ホールド時の安定感も良く、ズーミングしても重心の変化が少ない点も良い。手ブレ補正機能の効きも良く、手持ち撮影でも安心だ。また、最短撮影距離は全域で0.98mと短く、400mm側で約1/3倍のマクロ的な撮影も楽しめる。現在20万円近い高価なレンズだが、純正でこの焦点域では他に選択肢が無いのも事実だ。また、純正エクステンダ―が装着出来、超望遠撮影までカバー出来る点も大きな魅力。正に“新定番”の実力派超望遠ズームだ。
1mを切る近接撮影性能と強力なIS、高速なAFで撮影領域が広がるのは有り難い。100〜200mmでは画面全域でかなりシャープ。それよりも望遠側ではややシャープネスは低下するが、それでも良好な写りだ。200mm以降、特に300mmよりもテレ側では、ドピーカンの真夏の日中などでは中央部でも僅かに甘く、F11まで絞り込んでもハイライトが滲むシーンがあり「高性能だが、やはりズームレンズだな」と思わせる。その一方で、曇天シーン等では開放からかなりシャープに解像するので、撮っていて気持ちが良い。周辺部描写は、ズーム位置問わず撮影距離が短くなれば成る程、甘さが気になり、テレ端では遠景且つF11まで絞り込んでいても甘さが気になる。少し値が張るが、総合力で考えると同門のEF70-300mm F4-5.6L ISよりも上なので、フルサイズユーザーなら少し無理してでも本レンズの方が将来的には良い選択だ。開発陣がライバルと目したというニコンの80-400mmと比べると、疑いの余地無く本レンズの圧勝で、特に400mm時のシャープネスと最大撮影倍率を含めた使い勝手で大きなアドバンテージがあるのだ。
※『キヤノンEFマウントLENS BOOK 全51本テスト&レビュー / Motor Magazine Mook / 山田 久美夫 / 豊田 慶記(著)』引用。
傑作大三元EF70-200mmよりも更に「攻め」て撮れるのが、本レンズだ。野鳥撮影に於いてもAFスピードも速く、連写中でも4段分の手ブレ補正がフレーミングの邪魔をしないのが大変魅力だ。EXTENDER EF1.4X III装着しても画質への影響が軽微(Sigma 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM(C)よりも高画質!)で、AFスピードも速く、機動性も高いのが魅力だ。1DX Mark IIとの組み合わせによって、お手軽闊歩超望遠最高峰&悶絶至福昇天爆速AFと至高の機材バランスが初めて実現する。
『一脚で軽々と、まだ見ぬ森を東奔西走する、野鳥探求撮影に向けて・・・』
望遠稼ぎ用途で、残りはISO6400迄、実用レベルの7D Mark IIIの登場を待つだけだ。
現状、Nikon D500に惨敗の片腹痛い7D Mark IIはISO3200程度で“カラーノイズ祭り” \(^o^)/
相も変わらず初代7Dと同様、蓋を開けると『ノイズ名機』の腐れガラクタwなのが実状だ。要はAPS-Cフラグシップ機、7Dを刷新(APS-C版、1DX Mark IIを製作)することで、ゴーヨンやロクヨンの存在が霞んでしまう程、EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMの完成度は高いと言えるのではなかろうか。Canon御大が最も栄光のキャリアだった5D Mark II(2008年)時代、大目に見ても5D Mark III&初代1DX(2012年)時代の捲土重来を切に願って・・・。※近年だと5D Mark IVはD850に惨敗・・・w 昨今のキヤノンは、とてもじゃないが「発売日に飛びつきたく成る製品」が圧倒的に少ない。是非、大幅なダウンサイジングを実現出来る“真面な”7D3で名誉挽回して欲しいところだ。
- 比較製品
- CANON > EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM
- CANON > EF400mm F5.6L USM
- CANON > EF70-300mm F4-5.6L IS USM
- レベル
- ハイアマチュア
- 主な被写体
- 風景
- 子供・動物
- スポーツ
- 報道
参考になった16人
「EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM」の新着レビュー
レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
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2022年4月30日 20:25 |
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2022年3月10日 00:05 |
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2022年2月5日 22:44 |
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2021年12月5日 17:38 |
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2021年9月28日 23:02 |
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2021年7月31日 23:29 |
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2021年5月20日 18:52 |
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2021年5月18日 20:05 |
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2021年2月19日 21:52 |
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2021年2月2日 10:31 |
レンズ
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(レンズ > NIKKOR Z 24-70mm f/4 S)5
三浦一紀 さん
(レンズ)
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