FUJIFILM X-H2 ボディ
- 約4020万画素「X-Trans CMOS 5 HR」センサーを搭載したフラッグシップモデルのミラーレスデジタルカメラ。高精細な8K/30Pの映像を撮影可能。
- 4倍の解像力と忠実な色再現による撮影が可能な「ピクセルシフトマルチショット」と、肌のレタッチを自動で行う「スムーススキンエフェクト」を搭載。
- 最速1/180000秒のシャッタースピードやISO125の常用感度を実現。被写体検出AFや5軸・最大7.0段のボディ内手ブレ補正機構を備えている。
FUJIFILM X-H2 ボディ富士フイルム
最安価格(税込):¥259,410
(前週比:-14,437円↓)
発売日:2022年 9月29日

- 2 0%
評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
---|---|---|---|
デザイン![]() ![]() |
4.33 | 4.52 | 29位 |
画質![]() ![]() |
4.71 | 4.53 | 13位 |
操作性![]() ![]() |
3.92 | 4.27 | 30位 |
バッテリー![]() ![]() |
4.29 | 4.12 | 10位 |
携帯性![]() ![]() |
3.85 | 4.25 | 33位 |
機能性![]() ![]() |
4.46 | 4.39 | 21位 |
液晶![]() ![]() |
4.70 | 4.30 | 2位 |
ホールド感![]() ![]() |
4.72 | 4.41 | 6位 |
- ※「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目は、黄色に塗られております
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2025年7月11日 14:35 [1628737-3]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 4 |
---|---|
画質 | 5 |
操作性 | 4 |
バッテリー | 4 |
携帯性 | 3 |
機能性 | 5 |
液晶 | 5 |
ホールド感 | 5 |
※室内三脚固定用で8Kから4Kに縮小してリリースする素材のレビューです
※α7C、GH6、X-S10など動画に強い機種の使用感と比べています
※添付画像は[等倍部分は4Kの100%表示、H2は8Kを4Kに縮小した100%表示」です
■発売当日から2年ちょい使用した感想
今回X-H2を売却し、2台目のX-M5に切り替えたのでサヨナラした感想を… 購入当時は26万で8K30p動画と浮かれたのですが、とにかくいいレンズが見つからず、諦めることにしましたw コスパが良いことは確かですが、ボディ660g + レンズ約200〜300g = 1kg近い重さがやはりネックでした。この重さだったらフルサイズも視野に入りますからねぇ… そんな訳で外へ持ち出す回数は0に等しく、ほぼX-S20ばかり。X-M5を購入してからはほぼM5に。せっかくの8Kも好みのレンズがなく、下位機種の6Kとほぼ大差ない体感でした。ちなみに、T5やT50はクロップされるので自分的にはナシです。主にワンマンで動画撮影して、8Kをトリミングしつつ4Kに落として編集してたのですが、6Kでも大丈夫だったので尚更H2の必要性は低下。6Kまで許せるのならPanasonicさんのS9とかも選択肢に入ってきますが、レンズの関係で2台目のM5を選択しました。やっぱり、自分の中では軽さこそ正義でしたね…
以下、当時のレビューそのまま残します。相変わらずコスパは最高だと思いますので、重さに耐えれる人にはオススメです!
【デザイン】
FUJIFILMさんらしいデザイン。肩液晶があったり高級感出てます。ストラップ用の金具がなくなりZV-E10みたいなのになったのが良いです!
【画質】
8K30p動画!もうこれ一言に付きます。4Kモニタで見ているので真価は発揮されないかもですが、それでも8Kの解像度はヤバいです。ただ、自分の用途が8Kをトリミングして最終的に4Kとしてリリースする動画(添付画像参照)なので、4Kまで落とすと実は大差はないかもしれません(SONYさん風に言ったら8Kからのオーバーサンプリング4Kですね) レンズはXC15-45mmとSIGMAさんの16mmF1.4で撮影。H2の解像度的にXC15-45だと力不足で、16mmF1.4でやっと真価が分かる感じでしょうか。やっぱりそれなりに重い(or高額)なレンズじゃないとダメですね;; 解像感以外でいうと、フルサイズみたいな色の階調が表現できていると思います。APS-Cだとハイライトやシャドウが潰れがちですが、8K分綺麗なグラデーションになってる気がします!
【操作性】
X-S10で馴れていたのでメニューやボタン類の操作はしやすいです。ただ、カスタムできる部分が多すぎたり、自分の欲しいカスタムができなかったり、この辺はやっぱりPanasonicさんがいいかなぁ、と。
自分は撮影前にその環境に合わせてISOを固定させるのですが、ISOを弄っているときに±0みたいな露出補正値が画面に出ないので設定しにくいです。が、肩液晶には±値が表示されるので、なんとか合わせられます
【バッテリー】
GH6(5.7K60p)と比べて、少しだけ長いような気もします。8K30pで連続撮影してみたのですが、モバイルバッテリー給電で2時間は撮影できました。他機種と同じように充電しながらでも本体のバッテリーは徐々に減っていくので、最終的に本体のバッテリー切れで撮影がストップしました。やっぱりUSB給電なしで2時間いけるα7Cは便利ですね(4Kと8Kの違いはありますがw) ちなみに本体バッテリーのみだと8Kは公称通り100分しっかり撮れました
【携帯性】
やっぱり重いですねw X-S10は軽く感じましたが、X-H2はずっしりと重いのでフルサイズ感覚です
【機能性】
AFがかなり信頼できるようになった印象です。8K動画撮影でもほとんどの領域で顔を認識してAFをきっちり合わせてくれます。X-S10の時からそうでしたが、動画ではタッチフォーカスからの追従がないので、手持ち撮影の時不便な時があるかもです(写真の時は出来るんですけどね…;;)
【液晶】
バリアングルで使いやすいです。が、液晶を反転させたときUSBの蓋が画面を隠してしまいますw
【ホールド感】
グリップは大きめですが、ちょっと握りにくい印象。でも段々と慣れてきましたw 実戦で使用したらまた感想書きます!
【総評】
8K30p動画がこの値段で撮れるのはヤバすぎます! 在庫が潤滑になったらもう2台くらい追加で欲しいですw ちなみに8K30p動画撮影の際は、αシリーズみたいに熱対策+USB給電で2時間はいけます!(専用のファンもありますが重たくなるので買いませんでしたw) 8K撮影開始から30分で高温を知らせる表示が→それから1時間半高温マーク出てますが、バッテリー切れまで完走できます(設定で電源OFF温度を”高”) とりま、弱点らしいものも少なく、動画機としてNo.1になるのは間違いないと思います(高速はH2Sでw)
まだ8K環境も世間では広まってないので、今H2をオススメするとしたら、4000万画素の写真・8K動画からのトリミングが必要な人でしょうか。現段階では、純正のレンズは高くて重いし、フォーカス音うるさいのばかりなので動画用レンズが気軽に買えるようになってからでもいいかなぁ、と(しかも編集する場合は最新スペックのPC欲しくなりますしw) 初見では軽量8K動画システム、と思いましたが、結局レンズが大切なので1kgオーバーのシステムになっちゃいますね(だとすると、GH6でfps優先したり、ZV-E10で軽量+安価なシステムでもいいかと思います)
まとめると、8Kの解像度に酔いしれる自己満足な神機…と言う感じでしょうかw 私はしばらくH2を相棒にしていきます!
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2025年6月21日 23:21 [1970139-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 4 |
---|---|
画質 | 5 |
操作性 | 4 |
バッテリー | 4 |
携帯性 | 4 |
機能性 | 5 |
液晶 | 5 |
ホールド感 | 3 |
【デザイン】好きです、飽きないと思います。
【画質】40MPなので丁寧に撮れば画質は良いしトリミング耐性もあって自分は納得してます。
【操作性】手が小さいので各ボタンにちょっと届かない感はあります。
【バッテリー】特段良くもないが悪くもない。
【携帯性】コンパクトではないけど望遠レンズも使うのでちょうど良いかと。
【機能性】手ぶれ補正ありで不満ないです。
【液晶】見易いし綺麗だと思います。
【ホールド感】これは唯一、あと少しグリップ内側が凹んでればもっとホールド感よくなるんだけど自分の手が小さい&握力ないから諦めるしかないかなと。
【総評】購入してもうすぐ3年、大きな不満もなくこれからも使ってくつもりです。
40MP画素あるので望遠レンズでテレマクロ+トリミングで楽しんでます。
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- デジタル一眼カメラ
- 1件
- 0件
2024年11月3日 00:22 [1900460-3]
満足度 | 5 |
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デザイン | 5 |
---|---|
画質 | 5 |
操作性 | 4 |
バッテリー | 5 |
携帯性 | 4 |
機能性 | 5 |
液晶 | 5 |
ホールド感 | 5 |
北穂高岳からアーベントロートに染まる大キレット ズームレンズの手持撮影 |
モルゲンロートに染まる槍ヶ岳 ズームレンズの手持撮影 |
晩秋の前穂高岳と涸沢カール(南稜から) ズームレンズの手持撮影 |
雲の中に聳え立つ剱岳(別山尾根から) ズームレンズの手持撮影 |
甲斐駒ヶ岳の山頂から望む摩利支天 ズームレンズの手持撮影 |
晴天の甲斐駒ヶ岳(東駒ヶ岳) ズームレンズの手持撮影 |
【使用目的】
夏は主に日本アルプスの縦走(テント泊、小屋泊、日帰り)、冬は近場の日帰りで低山を中心に年間40-50日程山行しており、山岳写真用のスチルカメラとして購入。犬も登れる山は愛犬と一緒に行く事も。今まではスマホ、デジカメを利用していたが、画質や望遠機能に不満があり、久しぶりにミラーレス一眼を購入。少し重いもののグリップのホールド感も良く、防塵、防滴に優れ、マイナス10度まで使用可能で山岳カメラとして安心感が高い。
因みに常用レンズは、XF18-120mmF4 LM PZ WRで他にXF 16mm F2.8を使っている。
【画質】
APS-Cは初心者ながら今まで使ってきたフィルム一眼カメラ、デジカメ、携帯と比べるまでもなく、陰影や岩稜帯の山肌、木々などの描写や豊かな発色には圧倒されており、大満足。
【操作性】
今まで使っていない事もあり、細かい設定が可能で、カスタムダイヤルの設定も出来るため大変満足している。
【バッテリー】
動画は携帯を使用。スチル写真でしか使わないため撮影枚数にもよるが2-3日は問題なく使えている。予備バッテリーも携行している。
【携帯性&携帯方法&ホールド感】
常用レンズとボディの合計で1kg超えながら小屋泊装備だと合計15kg以内に纏められるため許容範囲内。ストラップはPeak DesignのCL-3、カメラバッグは、PAAGOWORKSのフォーカスLを肩に斜め掛けで使用。剱岳、大キレット、北穂-奥穂などの国内最難関ルートで使用したがカメラバッグ使用時の視界も含めて特に不自由はなし。
【機能性】
最初はXT-5のような軍艦部にダイヤルがないため、不安でしたが、慣れるとこちらの方がファインダーから眼を離さなくても操作出来るため、想像以上に便利に使えている。
【液晶】
液晶画面はほぼ使わずに、ファインダー殆どファインダーを見ながら撮っている。高精細のEVFは見易く満足している。
【総評】
デザインは軍艦部もスッキリしていて、質感も高くて大好きなデザイン!
豊富なフィルムシュミレーションも魅力的で撮って出しも好きなものが選べて楽しめる。まだ使っていないものも色々とトライしたい。
唯一の難点は愛犬の撮影にフォーカスが追従出来なくてピントを外すことが多くて、自分自身の撮り方も含め改善余地がないか模索したい。
操作性に難点ありの評価が多い中、個人的にはとても使い易く、ファインダー内の情報の表示も豊富。
APS-Cの中では重いのが難点ながら、それを打ち消して有り余る奥行感のある立体的な画質には大満足。これからも山岳写真のメインカメラとして山の素晴らしい一瞬を少しでも多く残していきたい。
参考になった30人(再レビュー後:27人)
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2024年9月3日 07:12 [1736790-2]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
画質 | 5 |
操作性 | 4 |
バッテリー | 4 |
携帯性 | 5 |
機能性 | 5 |
液晶 | 5 |
ホールド感 | 5 |
Xマウントをメイン機にできるか考えるつもりで1年ほど使いました。
色の表現、APS-Cとは思えない解像感、カスタムが多数登録できる点と切り替えのしやすさ、ファインダーが精細でオールドレンズを使いやすいなど、X-H2には良いところがさまざまありました。
しかし、鳥の撮影をするようになり、飛んでいる鳥の捕捉が弱いことが気になるようになりました。
また、メイン機として使用していくにあたり、メーカーがたびたび供給不足を起こす状態も望ましくないと考えました。
結果、サードパーティレンズが充実しつつあるZマウントに移行することにしました。
参考になった54人(再レビュー後:33人)
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2024年5月27日 21:56 [1846843-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 4 |
---|---|
画質 | 5 |
操作性 | 3 |
バッテリー | 4 |
携帯性 | 4 |
機能性 | 5 |
液晶 | 5 |
ホールド感 | 5 |
富士のカメラはXpro2に次いで2台目になります。
【デザイン】
Xpro2ほど所有欲を満たすものではないですがオーソドックスなスタイルでよろしいかと...
【画質】
高解像度化により立体感も向上。風景や建物撮影でも奥行が出て明らかに4000万画素の恩恵はあります。当初APSーCで高画素ということでノイズなど懸念しましたが、個人的にはISO3200までなら許容範囲で大きな障害にはならず杞憂終わっています。夜景などの撮影ではホワイトバランスがオートだとややアンバー側に振れることもありますが調整も可能でRAWならば後から補正も可能なので撮って出しでなければ問題なしです。
【操作性】
隠しコマンドが多くXpro2と比較して直感的な操作は難しい配置になっています。ダイヤルを採用しないので仕方がないとしても何がひと工夫必要に感じます。
【バッテリー】
まったりとした撮影旅行なら一日1本で事足ります。ここはかなり改善されていますね。他の方も言われているように予備が1本あれば大抵の方は問題ないと思います。
【携帯性】
小さくはありませんが従来の一眼レフに比べると問題なし。後述しますがホールド性を考えると十分かと
【機能性】
静止画に加え8K動画対応、強力な手振れ補正、多彩なフィルムシミュレーション等 フラッグシップだけのことはあります。機能面で問題はありません。
【液晶】
きれいですね。特にEVFは高精細で見易く、マニュアルでのピント合わせもし易いです。背面液晶はチルトでもよかった気がしますがバリアングルでもあまり苦労することもありません。
【ホールド感】
良好です。XT5も検討しましたが手が大きく余るということもありこちらを選んでいます。
【総評】
多彩な機能と画質、ホールド感でほぼ満足。確かに操作性の面で改善の余地はあるもののそこにこだわるのならば動画以外ほぼ同性能のXT5を選択すれば良いだけのこと。慣れもあるのであまり問題視していません。
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2024年2月9日 07:16 [1632542-3]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
画質 | 5 |
操作性 | 5 |
バッテリー | 4 |
携帯性 | 4 |
機能性 | 5 |
液晶 | 5 |
ホールド感 | 5 |
【デザイン】仕事用なので、趣味性は求めていません。カメラのデザインより中身が重要なので、正直外観を気にして機材買うことは無いかな。
【画質】
今までのaps-cはもちろん、フジの他の機種とは一線を画す画質です。高精細感が半端無いです。動画はまだ撮っていませんが、少なくとも写真に関してはフルサイズの必要性を感じません。この価格はかなりコスパが良いです。ピクセル等倍を持ち出す人けっこういますが、そのサイズで写真全体見ることは無いので意味が無いかなと。それを気にするほどの写真を撮れているかどうかの方が大事ってことで言えば、テクニカルライターや研究職でないかぎり無意味な行為ですね。
【操作性】
x-pro系の形状が好きな人には受け入れ難いかな?でもカメラとしてはこの操作系、特にモードダイアルはあった方が楽ですね。撮るものが決まっていればカスタムボタンは便利ですし。
【バッテリー】
ミラーレスなので使い方次第ですが、仕事用なので予備バッテリーは買っています
【携帯性】
まあ大きいといえば大きいかな。できることから考えると全然許容範囲です
x-T5と併用していますが、5は私の手には小さすぎて扱いづらいかな
【機能性】
言うことなし。ローリンングシャッターの問題がありますが、私が撮る被写体ではほとんど関係ないので。シャッターモードを色々選択できるのも良いです
Mモードをあえて使うのってフラッシュ使う時くらいなんですが、アマチュアの人ほどマニュアル使いたがるのって何か意味があるのかな?カメラの露出計使うなら、オートで露出補正するのと同じなんだけど。フィルム撮影に単体露出計使うならわからなくもないですが、、、これも趣味としての部分なんでしょうね。
【液晶】
他のフジ機体も全部採用してほしい^^
【ホールド感】
これはかなりいいですね。比較的手が大きい私でも握りやすい大きさと深さで、きちんとホールドできます。
【総評】
CFexpresカードが高価なのだけが不満といえば不満ですが、人物や静物メインの私にとってはドンピシャのカメラです。高価なフルサイズで揃える必要が無いのも助かります。大半の人が写真を見るメディアはスマホ程度なので、これ以上の画質は要らないんじゃないかな?とにかくできた画像の満足感は非常に高いです。
参考になった68人(再レビュー後:18人)
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2023年6月17日 22:44 [1726979-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
画質 | 5 |
操作性 | 5 |
バッテリー | 5 |
携帯性 | 4 |
機能性 | 5 |
液晶 | 5 |
ホールド感 | 5 |
富士フイルム使用歴
メイン機:X-T20 → X-T3 → X-T4 → X-H2
サブ機:X100V,X-S10,X-E4
使用目的
・物撮り
・お散歩スナップ
・YouTube 動画撮影
発売日購入
【デザイン】
X-Tシリーズの軍艦部が好きでしたが、X-H2も使い続けると好きになりました。
分厚いですが、黒くどっしりしたボディーもなかなかいい味です。
【画質】
4000万画素になり、より繊細で緻密な絵になりました。
富士フイルム史上最高画質というだけのことはあります。
【操作性】
1点減点したのは、ダイヤルを押し込むことでの操作ができなくなった点と、ホワイトバランスとISOのボタンがわかりづらい点での減点。
X-Tシリーズと違い、グリップでがっしり握れることで、右手の人差し指と親指が仕事しやすくなってます。
【バッテリー】
X-T4から変わらず、普通にもちます。
【携帯性】
お散歩スナップに気軽に持ち出せてるので、いいと思います。
【機能性】
ずっと富士ユーザーなので、他社と比較ができないが、特に機能面で不足を感じることはありません。
【液晶】
EVFはとても見やすいです。
【ホールド感】
自分の腕のサイズともよくマッチしてくれて、好感触。
【総評】
X-T3、X-T4と、軍艦部にISO、シャッタースピードダイヤルがあるスタイルが富士らしさだと思ってました。ただ、X-H2でもほとんどマニュアルモードで撮るようになると、前面のダイヤルにISO、背面のダイヤルにシャッタースピードをあてがえば、結局同じ感覚になり、富士フイルム感がばっちり取り戻せます。
背面液晶も、撮影時はほとんど見ませんが、電源オフ時には撮影可能枚数や残りの動画撮影時間が表示され、これが地味に便利です。
4000万画素になり、画像処理になにかと負荷がかかるため、使い始め当初はX-T4より挙動が遅い場面が気になりましたが、長く使い続けるとそれも気にならなくなりました。もっさりしてイライラする場面はほどんどありません。
現段階でまったく不満はありませんが、X-H3を出すとしたら、他社さんのフラッグシップのように、背面液晶はバリアングルとチルトの両方の性質を兼ね備えたものを備えてほしいです。そうすればもう非の打ち所のない完璧なカメラになるのではないでしょうか。
参考になった16人
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2023年5月27日 21:29 [1718664-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 4 |
---|---|
画質 | 5 |
操作性 | 4 |
バッテリー | 5 |
携帯性 | 3 |
機能性 | 5 |
液晶 | 5 |
ホールド感 | 4 |
【デザイン】
悪くは無いですが好みはT系なので★4で。
【画質】
X-T4と併用するケースが多いですが、等倍鑑賞以前に明らかに画質変わりました(これが解像感というのだろうか)。画素数は正直あまり気にしていませんw 抽象的ですがキレや深みがT4と違います。高感度はT4同等、ダイナミックレンジはむしろT4より広く感じる、というのが体感です。
なんかクラシックネガがT4の時よりいい感じに思うのは解像感のおかげなのかな?
【操作性】
正直T系のほうが好みですが、チルトは嫌い+CFExpress+ファインダーの精細さでH2をチョイス。
T4と同じバリアングルでT5だったら、そっち行ってたかもです。
特にT4との併用のため、操作はまだT4のほうがスムーズに行きますが、まぁ慣れの範囲かなと。
決して使いにくくはないです。
【バッテリー】
T4同様、持ちますね。一日500ショットずつ程度なので、予備持っていくけど使わないケースが殆どで、1本で完走しちゃいます(うち動画も数分のものを2〜3本撮ってる)。
【携帯性】
いくらレンズが軽いと言っても、やはり重いです。
XマウントAPS-Cでは、これが限界かな?というのが率直なところ。
【機能性】
フジのカメラは「落ち着いて静物を撮る」「スナップ」が出来ればいいや、という気持ちのまま来ましたが、初めて C-AF+ゾーンによる撮影が普通に出来るのに感動しました!
他社比はともかく、これならC-AFをデフォルトで使えるレベルです(もちろんレンズや撮るモノによる)。やっとフジも良い意味で普通のミラーレスに肩を並べて、画作りと合わせたら無双状態じゃないですか!手振れ補正も期待通り。
【液晶】
T5じゃなくH2選択した理由のひとつがココです。
バリアングル液晶は綺麗で必要十分、使わないときは裏返してヒドゥン液晶w、傷がつかなくて安心です。そしてファインダーは明らかに高精細化を実感できます!ほぼファインダー撮影の自分には嬉しい強化ポイントでした(普段はナチュラルビューで撮影、一眼レフっぽい感覚、家帰って初めてJPEG見るのが好き)。
【ホールド感】
大型重量級ですから、ここはT系より良いところ。
XF70-300mmを愛用するため、ホールド感は非常に良好で右手が疲れにくいです。
【総評】
※サンプルは全て撮って出し(無加工)
散々レビューサイトで言われている通り、トリミング耐性が高く、また全体としても解像度アップの分、より濃厚で情報量の多い写真が撮れる気がします。
そしてAFの進化が今回こそ、本当に使い物になったのが嬉しい誤算でした(正直期待してなかった)。ファインダーも順当に進化し「5世代目」と言うに相応しい性能アップを実感しました。
T4には超軽量なMFレンズをつけて、メインはH2、という感じになりそうです(H2が重いからT4をなるべく軽くする+解像度不要のオールドレンズ)。
参考になった20人
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2023年1月14日 19:35 [1667558-2]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
画質 | 5 |
操作性 | 5 |
バッテリー | 3 |
携帯性 | 2 |
機能性 | 5 |
液晶 | 5 |
ホールド感 | 5 |
23.01.14:液晶とバッテリーの項目など一部コメント追記しました。
【デザイン】
・なんといっても質感がとても良い!
持った時の塊感、極微細なシボ感を纏ったボディ外観に加えて、
端子カバーとグリップラバーとの見た目の差や、ボディ底面と縦グリ用カバーとの
見た目の差も抑えられており、細かい気配りが感じられます。
左手の小指がかかる部分の面取りや右手親指がかかるグリップに絶妙にわずかな膨らみをもたせているところなどニヤリとしてしまいます。
極めつけはフェザータッチシャッター!
T1,T2のシャッターフィーリングも好きですが、H2の重厚な本体にこの静かで
上品なシャッターフィーリングはまた別の良さがあります。
実店舗で色々なカメラとも比べましたが、決して他社フルサイズなどの
格上機種にもひけをとらない(むしろ勝っている)質感です。
最後までT5と迷いましたが、この質感の良さがH2に決めた理由の一つです。
【画質】
・色々な質感の被写体をきちんと描ききる印象です。
1枚目の波打ち際の波の様子や砂浜の残照、夕陽に向かって生じる光ボケなど
所有しているT1よりきれいに写せました。
2枚目はISO1250ですが、古い板、新しい板、トタン板、室内蛍光灯に照らされた
室内の板、街灯に照らされているところと暗いところの板、色々な状況の様々な
種類の板をきれいに写せました。
・4000万画素の恩恵としてトリミング耐性がUPしたことは思っていた以上に良かったです。3枚目は体育館の2階席からステージを撮影したものをトリミングしたものです。これは、35mmで撮影したものなのでかなりトリミングしていますが、スマホで鑑賞する分には私は問題ありません。
【操作性】
・T1のダイヤル式とは異なりますが、すぐに慣れました。
MENUボタンを囲むセレクトボタンはT1と変わらないため、各種設定のやり方は
基本的には変わらず何も迷いませんでした。
【バッテリー】
・連写をしないため、満充電しておけば一日使っても半分も減りませんでした。
私の使い方では十分満足です。
ただ充電開始時にUSBケーブルの接続をカメラ側が認識しないことが高い
確率で起こります。充電開始時はカメラ本体のインジケーターランプが
緑色に点灯する仕様になっているのですが、ケーブルを何度か抜き差し
しないと緑色にならない(=充電されていない?!)ことがあります。
バッテリーの持ちとは直接関係ありませんが、気になりましたので記載します。個体差でしょうか・・
【携帯性】
・T1に比べてやはり大きく重くなりました。
XF50mmF1.0を付けて首からぶら下げて半日歩いても疲れたり
首が痛くなったりはしませんでした。
【機能性】
・手ぶれ補正とAFの進化を感じます。
4枚目の写真は、商店街を歩いていて、鞄からH2を取り出してさっと撮った
一枚です。男性は歩き続けていて、私もあわてて撮ったものですが、手ぶれ
補正・AFがすぐに効いてくれました。サラリーマンの背中には微妙にピントが合っていませんが、とっさに撮ったF1でなおかつシングルAFで撮ってこのアウトプットであれば私は満足です。
コンティニュアスAFに設定すればスポーツなどではない限り困ることはないのではないでしょうか。
【液晶】
・購入前に気になっていたバリアングルですがすぐに慣れました。
使い方によっては3軸チルトよりも使いやすい場面も。
例えば、モニターを裏返しで閉じている状態をデフォルトにしておけば、
横撮影時は単に横に開くだけ、ワンアクション。
縦撮影時も同様に横に開いて本体を縦に構えるだけ、ワンアクション。
3軸チルトで縦撮影する場合は、モニターの爪をスライドした状態で
モニターを持ち上げるという2アクション必要になります。
X-Pro3のHidden LCDも疑似体験出来て一石二鳥です。
【ホールド感】
・よき
【総評】
・よき!
参考になった26人(再レビュー後:14人)
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2023年1月11日 14:58 [1668583-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
画質 | 5 |
操作性 | 5 |
バッテリー | 5 |
携帯性 | 4 |
機能性 | 5 |
液晶 | 4 |
ホールド感 | 5 |
Jpeg Velvia 撮って出し XF16-55mmF2.8 少し大きいが、X-H2にはベストマッチ |
Jpeg Velvia 撮って出し XF70-300mm+1.4倍テレコン カメラがピントを合わせてくれる |
Jpeg Velvia 撮って出し XF50mmF2 コントラストの高い被写体でもかなり粘る |
Jpeg Velvia 撮って出し XF60mmF2.4Macro 推奨レンズでは無いが、良く写る |
Jpeg Velvia 撮って出し XC-15-45mm 安価だが、写りが良くコンパクトなレンズ |
Jpeg Velvia 撮って出し Septon 50mmF2 絞りF=8 オールドレンズも使い易く、良く写る |
GFX 50sU、X-H1、X-S10の3台体制でしたが、2年半ほど使用してきたX-H1から、グレードアップのために買い替えました。
X-S10は、孫が使うというので、今後はGFX 50sUとX-H2の2台体制になります。
購入にあたっては、X-T5の3方向チルトLCDにも惹かれましたが、しっかりしたグリップのX-H2を選択しました。
私は、マニュアルフォーカスのオールドレンズを使うことが多く、逆光気味の時には左手をレンズの上にかざしてハレキリをすることがあるので、片手でしっかりホールドできるグリップは外せない選択条件でした。
結局、EVFを使っての撮影が多いので、たまにしか使わない3方向チルトLCDと、いつも使う握りやすいグリップを天秤にかけた結果、X-H2を選択することになりました。
X-H2も発売されて3ヶ月経過するので、すでに多くの方がレビュー投稿しておられ、私も購入の参考にさせていただきましたが、これから購入を検討している皆様の参考になればと思って、私なりの感想を投稿させていただきます。
★デザイン
GFX 50sU、X-S10を使っているので、違和感は無い。
ぽっちゃり系の雰囲気があって、私は好きです。
★画質
X-Trans4に比べて、解像力の向上は歴然とした物が有る。
APS-Cもここまで来たか、というのが実感です。
GFX 50sUの、暗部からハイライトまでしっかりと再現される、深みのある画質に比べると、まだまだ及ばないものがあるが、X-Trans4と同等の階調再現なので、充分使えるレベルである。
APS-Cの特徴であるパンフォーカスを生かして撮影すれば、近景から遠景までボケが少ない画像になり、風景写真には有利に働くので、上手く使い分けていきたい。
オールドレンズの使用にあたっては、撮像素子の解像度が上がったことによって、解像力の高いレンズはより高画質に写り、そうでないレンズでもそれなりに良く写るので、性能差が分かりやすいように感じる。
★操作性
GFX 50sU、X-H2、X-S10の3機種では、微妙に違うところがあるが、似たようなダイアル配置で、違和感は少ない。
使用頻度の高いQボタンと、ISOボタンの位置は、3機種バラバラなので混乱する。
暗い場所で、手探りで操作することもあるので、できるだけ同じような場所にして欲しい。
★ バッテリー
パフォーマンスはブースト、自動電源オフは5分、手振れ補正は常時という、バッテリーに対しては優しくない使い方だが、150枚撮影で5目盛り中の残り3目盛りだったので不満は無い。
予備電池は、GFX 50sUと共用で、カメラバックに1個入れている。
USBケーブルでパソコンにつないでおけば、勝手に充電されるのも便利。
★携帯性
X-S10やX-T30と比較すると良いとは言えないが、気になるほどでは無い。
APS-Cカメラは、レンズがコンパクトなので、システムで考えると携帯性は非常に良い。
★機能性:
・オートフォーカス :
動物認識のおかげで、X-H1では歩留まりの良くなかった鳥の撮影でも、半数近くが合焦していた。
AFの評判が良くなかったXF60mmF2.4Macroでも、迷いが少なくなってストレスなく使える。
・手振れ補正 :
X-H1でボディー内手ぶれ補正を経験して以降、購入したカメラはすべてIBIS付きである。
私は、オールドレンズを使うことが多いので、手ぶれ補正を常時にしておけば、拡大表示の時にもブレが止まるので、ピント合わせの操作が非常に楽になる。
・ダブルスロット :
CF-Expressカードの価格は、想定外だった。
私は、JPEG画像とRAW画像を保存しているので、画像選別に便利なように、カードを2枚入れて別々に保存されるようにしたが、1枚のカードでJPEG画像とRAW画像が別々のフォルダに分けて保存されるようになれば、SDHCカード1枚だけでも運用できると思う。
★液晶
・EVF :
検討時にはそれほど気にしていなかったが、高解像度のEVFが予想以上に良かった。
通常撮影ではそれほど違いに気付かないが、マニュアルフォーカスで、拡大表示してピント合わせする時に、細かな部分まで鮮明に表示されるので非常に見やすくなった。
・LCD :
私は、3方向チルトが使いやすいが、バリアングルもX-S10で使い慣れていたので、困るほどでは無い。
動画を撮ることもあるかもしれないので、微妙なところであるが評価4点とした。
・明るさ設定 :
X-H2には、EVFとLCDの、明るさオート時の補正が組み込まれていた。
今までの機種では、明るすぎると感じていたので -1 に設定した結果、露出補正がしやすくなった。
GFX 50sUにも組み込んでもらいたい機能である。
・XC-15-45mmPZのズーム時の焦点距離表示 :
今まで焦点距離の表示が無くて不評だったXC-15-45mmだが、ズーム時に焦点距離が画面表示されていたので、分かりやすくなった。
安価なレンズだがコンパクトで画質が良いので、あまり目立ちたくないような場合に使いたい。
★ホールド感
私の手の大きさは、手袋がMサイズだと少しきつく、Lサイズだと指先が少し余る感じだが、鏡筒の太いXF16-55mmF2.8を付けた場合でも、ほぼジャストフィットの感じ。
GFXのホールド感には及ばないが、それでも充分満足出来る感じ。
総評
X-H2は、APS-Cの壁を一段階押し上げた高画質機で、オートフォーカスの性能も向上した、“なんにでも使えるカメラ”という印象です。
X-H2は、APS-Cの特徴である、レンズを含めたシステムのコンパクトさと、近景から遠景まで広範囲がシャープに写るパンフォーカスの特性を生かして、広角から望遠まで幅広くカバーする用途に使おうと考えています。
GFX 50sUは、階調再現の良さによって得られる深みのある写りを生かして、標準域付近の、画質にこだわった撮影に、使い分けていきたいと思っています。
長くなってしまいましたが、皆様の参考になれば光栄です。
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2022年12月22日 21:11 [1660639-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 3 |
---|---|
画質 | 5 |
操作性 | 4 |
バッテリー | 5 |
携帯性 | 4 |
機能性 | 5 |
液晶 | 5 |
ホールド感 | 5 |
【デザイン】
なるほど、これが富士フイルムのデザインかと思わせられる他社とは違ったレトロな魅力がある。
昔の、あのピント合わせがどうの、露出がどうの、念のためもう一枚、いやもう一枚、でワンカット体感20分はかかってウンザリさせられた、カメラよりも子供の方が親父の趣味の道具と化してたあの頃の「THE カメラ」だ。
好きな人には堪らない魅力があるのだろう。
どれを買っても近代的なフォルムばかりの中、こういうのがあってもいい。
Nikon Df のようなデザインもいいかもと思う人には安くていいよね、と。
【画質】
流石に4000万画素、隙がない高精細さを見せる。APS-C機では、これ以上の高画素機は出ないのかと思っていた人には朗報ではないだろうか。
今まで持っていた、APS-C機ではその性能を十分に活かせなかった神レンズ達が富士フイルム H2 で甦ることになる。
無理にフルサイズ機に移行しなくてもいい選択肢が提示されたことを素直に評価したい。
【操作性】
一眼レフ機を使っていたが、説明書を読まなくても意外と分かりやすく、質問したくなったのは動画のフリッカー対策のSS設定をしてしまうと、全然SSの数字が上がっていかないことだけだ。
あれはなんとかならないですかね?富士フイルムさん。
【バッテリー】
これは意外にもちゃんともつ。
8k記録して50分超すくらいで録画を止めたが、バッテリーを使い切るくらいかなと思っていたら半分くらいは残っていた。
余裕をもって1時間20分くらいはバッテリー 一本でもイケそうである。
【携帯性】
一眼レフからすると薄い。
ただし軽くはなく、無骨なゴツゴツさ加減があるのがやはり昔のカメラっぽい。サーモプラスチックで出来ている一眼レフと比べると、衝撃には弱そうでかなり気を遣ってしまう。
【機能性】
何といっても8k記録が一眼カメラで安価に可能にしてくれた世界最初の機種というところが堪らない魅力。
手ブレ補正は残念ながら自分の能力では SS 1/15 で支えがあってもブレてしまう。
1/30だとブレない。
実用上は問題ないレベルであろうと思う。
【液晶】
綺麗に映してくれて問題ない。
【ホールド感】
薄い分だけ少し持ちにくいというか、グリップがしっくり来ない感覚がない訳でもない。
一眼レフに馴れ親しんでいる人からすると少し小さいなと感じるだろう。
【総評】
8k録画がスマホの世界では2020年くらいにはもう既に高性能端末では一般的になっていた反面、なぜかカメラのほうではそうではなかった中、やっと安定的に且つ長時間8kが撮れる機材が安価に入手出来るようになった。
そのアドバンテージは、完全に時勢を読み間違えて8k記録機で出せなかったGH6と対比すべくもない。
レンズの乗換については、富士フイルム用のAFが効くマウントアダプターが別途サードパーティから販売されているのでそれを使えば問題ない。
安価なレンズ一本くらいの価格である。
他社のカメラとの親和性が高いのもこの機種の魅力であろう。
他、RAW等の記録ではなくMOVではあるが720Mbpsで8k記録出来る。
SONYの7R X は400Mbps記録だそうだから、こちらの方がビットレートは有利かと思われる。
720Mbpsということは、SDカードの現時点で見かける最高ランクのビデオスピードクラス V90 の能力を最大限に活かす設定ビットレートであり、そこまでの機能を搭載してくれた富士フイルムには感謝したい。
ちなみに、撮った動画をPCのプロパティで見ると、実記録のビットレートは700Mbpsを超えることがないようだ。
SDカードの調子が少し良くなくても撮れるような安心設計になっているのかと思われる。
そして、これはあくまでも自分の実用上の経験であるがV60のSDカードでも問題なく記録出来た。
(スピードテストをすると書き込み140M/sくらいの速度はでていたためか。)
長時間(3時間近く)回し続けても途切れることなく録画が出来たので、かなり熱対策がしっかりとしているという実感を得た。カメラ本体は少々熱くなる程度。熱を持ちやすいと言われているCFexpressカードを使うよりSDカードを使ったほうがむしろ熱をこもらせずに良い可能性もある。
今のところ問題となってはいないが、夏の炎天下では厳しいこともあるのかもしれないので、もしそうなったら追加でファンも検討したいところだ。
熱対策で後付のファンまで用意されている(必要な人にだけ選択肢を提供)というのは、かなりのユーザー目線の親切設計だと思う。
良いレンズが手に入ったらもう1台欲しい、そう思わせてくれるカメラである。
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2022年11月27日 20:09 [1645239-3]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
画質 | 5 |
操作性 | 5 |
バッテリー | 4 |
携帯性 | 4 |
機能性 | 5 |
液晶 | 5 |
ホールド感 | 4 |
CFexTBを購入して追加インプレッション
(☆が追加です)
【デザイン】
長年キャノン機を愛用し流線ボディに慣れていましたが、フジのクラシカルなデザインもなかなか良いです。完全な自己満足ですが、やっぱりこの値段ならマグボディですよね。「プラ」じゃないっていうだけで所有感が満たされます。
【画質】
いろいろ勘違いしており、訂正と再書き込み。
通常4000万画素、デジタルテレコン×1.4で2000万画素、×2で1000万画素でした。×1.4までなら十分実用的です。どうしてももう少し寄りたい時は×2も使えそうです。最大画素だど今までの2000万画素機より、動物の毛並は線が細くてきれいだと思いました。その代わり使うレンズは大事。シグマの18−35F1.8 を使ってますが、これならなんとか大丈夫そうです。
【操作性】
初めてのフジ機ですが左肩のダイヤル、右肩サブ液晶は個人的には使いやすくて大好きです。
Fnボタンの自由度が高く、クイックメニュー、マイメニューにも頻度の高い機能を割り当てられるので、自分好みの1台に育てることができそうです。
【バッテリー】
初めてのミラーレス機ですが、思っていたよりは持ちそうな感じです。ただ、追加でバッテリーは購入する予定です。→使い方による
ノーマル、エコモードならバッテリー持ち良し。手振れを通常時、EVFのパフォーマンスを240fpsで使うと、机上でメニュー操作しているだけでもガンガン減ります。当たり前ですが。
【携帯性】
6DUからの入れ替えですが、明らかに小さく軽くて携帯性は抜群です。バッテリーグリップも購入しましたが、それ込みでも携帯性はよくなりました。特にキットレンズの16−80F4との組み合わせはかなりコンパクトだとおもいます。
【機能性】
今までの一眼レフが「携帯電話」なら、H2は「スマホ」完全に別物。
・連射
メカニカルで秒間15コマ。今までは7コマでも十分だったので、撮れ過ぎの感もあります。結局、連射Lの7コマにして使っています。
☆SDも書込み高速なものに加えCFも購入。電子シャッターでLowとファインで100コマくらいなら詰まることなく快適です。なんというか凄すぎてビビる。
☆ブラックアウトなく快適な連射。
☆プリ連射(電子シャッター高速連射のみ)
自分の用途では必要ないと思いつつ、CF入れたので使ってみましたが便利な機能かもですね。0.5秒くらい前の記録ができるタイムマシーン的な機能。試しにデジタル時計を撮ったけど、数字が変わってから撮っているのに、ちゃんとその前の数字が記録されている不思議さ。
・電子シャッター
画素数が多いので、今まで気にならなかったような微ブレも拡大するとわかる時があります。被写体ブレもありそうですが、無音でシャッターショックのない電子シャッターは便利そうです。オートでメカ、電子、電子先幕を使い分けるモードがあるので、どんな状況でどんなシャッターをカメラが使うのか検証してます。
☆→説明書にはないけど、本体のメニューではSS此処まではメカ、此処からは電子と表示されます。なぜ説明書に書かないのか不明!!
・デジタルテレコン
かなり使えそう。×1.4、×2状況に応じて使い分けます。
・フィルムシュミレーション
自分好みの色を探すのが楽しい。同じ構図のBKT撮影で3種類を撮影できるのは便利。昔憧れの「Velvia」をシュミレーションで撮影できるのはちょっと感動モノでした。
【液晶】
・EVF
皆さんが言うとおり出来がよく、OVFから移行しても違和感はほとんどありません。色彩の鮮やかさ情報量の多さ、ピントの拡大など一眼レフでは想像もできなかったファインダーです。感動しましました。
・背面液晶
こちらも普通にきれいです。日中でも見にくいことはあまりありません。タッチ機能でフォーカスエリア選択も使えますが、感度が良すぎるのか不必要なところで動いてしまうためオフにしています。
【ホールド感】
小さいですがグリップは深く、持ちやすいです。グリップを握りこんだ所にファンクションボタンが1つありますが、ピントの拡大を割り当てて便利に使っています。本当は大きなボディが好きなのでバッテリーグリップも使っていますが、バッテリーグリップにもこの個所にボタンが欲しかった。
【総評】
この性能・ミラーレスAPS-Cのフラッグシップで26万は今の価格でも割安かもしれません。
どうしても欲しくて購入しましたが、大満足しています。
これでもっと安くなったらバーゲンセールじゃないでしょうか!?
☆高価なFCexTBですが、入れることでようやく100%の機能が使える感じです。
動画はほとんど撮りませんが、買った以上は入れた方が便利かもしれません。
参考になった34人(再レビュー後:16人)
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2022年11月26日 09:52 [1649075-2]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 4 |
---|---|
画質 | 4 |
操作性 | 5 |
バッテリー | 5 |
携帯性 | 4 |
機能性 | 4 |
液晶 | 5 |
ホールド感 | 5 |
X-H1がお気に入りだったので後継機を購入してみました
【デザイン】
デザインを求める機種ではなく
無難でいいと思います
【画質】
高画素機にそこまで期待して無かったのですが
思った以上の画質
あとはAFの被写体認識でフォーカスが今までよりガッチリあうので
対象の被写体だとフォーカス分画質が上になる面があります
ただ室内とかでホワイトバランス自動だと怪しい時が他社に比べてある
RAWからの修正が必要でここだけマイナス
【操作性】
フジらしい操作性から変わって残念かなと思いきや
被写体認識の切り替え と カスタムボタンの組み合わせが便利すぎる
カスタムボタンに対象被写体の設定とセットでいれておけば
風景で遅めのシャッタースピード AF-S シングルシャッター から
鳥が来たら 鳥認識、コンティニアスAF、早いシャッタースピード 連射モードに一発変更可能
飛行機、猫用などもそれぞれ設定しておけば取りたい被写体が急に来ても便利
被写体認識を積極的に使うならこの操作体系の方が向いてます
【バッテリー】
一日中使うとH1は午前と午後でバッテリーそれぞれ必要でしたが
H2なら一個でもつかどうか
USB-Cの充電も高速なので お昼あたりにモバイルバッテリーで充電すれば
予備バッテリーいらずです
【携帯性】
スペック上 H1より軽くなったというのは実感できませんが
そこを求める機種では無いと思います
フルサイズ と あまり変わらないですが
ミラー時代よりは確実に良くなっています
【機能性】
デジタルテレコンが便利
後でクロップすれば同じなのですが
結果が分かりながら写真を撮れると モチベーションに関わります
4000万画素のおかげで 1.4倍までは画素数低下もあまり気になりません
XF16-55が 換算24-116F2.8 感覚で使えるようになった感じです
高画素いらない派の人いますがISO上げてのノイズが抑えられているなら
大は小を兼ねるであればあるほど便利なのを実感
手振れ補正も進化しましたが、H1は手振れ補正の動作音が少ししてたのが
無くなったので耳障りが無くなったのも大きい
被写体認識は飛んでる鳥がいたら流しでAF追い続けるので
他社競合では普通かもしれませんが
H1より確実に上 X-E1時代から比較すると別世界
【液晶】
元々H1から良かったので使い始めで感動はできなかったのですが
H1に戻ると H2使う前まで 不満がなかったのに
気になる身体になってしまいました、、、
【ホールド感】
フジフィルムの公式でホールド感が良いと真っ先に紹介される事があり
「Tシリーズはともかく H1比較なら元々良いやろ」くらいに考えていたのですが
人差し指の窪みができてホールド感が向上
ゴムっぽい手触りは店頭ではイマイチと思っていたのですが
一日使うとこっちが良くなる、、、
H1に戻すとココが体感的に一番気になります
間違えて押す事もあったQボタンは移動
個人所有では ニコン系がグリップ良かったのですが
超えてきた感じ
【総評】
H2sとは悩んだのですが デジタルテレコンが便利すぎてH2にして結果正解だったと思います
H1でそこまで不満無かったのですが 一度H2を使うとH1がサブ機としても不満を感じてしまうレベル
被写体認識も便利
気軽に買える値段ではないですが他社フラグシップよりは安いので
上位モデル狙いならおススメできます
参考になった18人(再レビュー後:13人)
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2022年11月3日 00:42 [1633775-5]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
画質 | 5 |
操作性 | 4 |
バッテリー | 4 |
携帯性 | 5 |
機能性 | 3 |
液晶 | 5 |
ホールド感 | 5 |
再再再レビュー記事11/3
フジはX-PRO1、X-T2、X-H1、X-PRO3(現在所持)、フルサイズはSony 7SU、9、RU(所持)、7V、α7C、CanonはEOS R(所持)、EOS R6といろいろ触り、今はSIGMA fpも所持しています。
手元に届いて約ひと月、EOS Rも感動し触りまくりましたがX-H2も触り続けています。
ひと月毎日のように撮影にでかけたこのカメラのいいとこ・いまいちのとこをまとめました。
画像はjpg生(白い月は明るさ調整)
カラーはスタンダード
1500ピクセルに縮小
【X-H2の光る所】
○○○向かってくる愛犬のAF追尾でピントが合います。
難しいと思われる向かってくる被写体、コツがあるようで何度も練習し、コツがわかっ たら70〜80%の確率でピントが合った写真が撮れる。
○○グリップは深いというより分厚く、女性や手が小さい男性はこの分厚さがどうでしょ う。握った感じはCanon+SonyのSony寄り。
少し重いレンズとの組み合わせでは指に引っかけて歩くことができ快適。
グリップがいいからカメラとズームのバランスがとてもいい。
FX18-120F4電動ズームやFX16-55 F2.8赤バッジが重く感じない。
・電源on offボタンがシャッターボタンと同軸にあり右人差し指1本で操作できる。
○シャッターフィーリングが心地よい。フェザータッチはまるで高級車のよう。
電子シャッターで音が出せるのがいい。
○ファインダーが美しく大きい。
隅々まで見え、実物とファインダー内の色が同一(異なるカメラが多い)
○4000万画素の威力なのにノイズがない。
○Lサイズ2000万画素が美しい。
○普通に使うAFは問題なく速い。
○スティックボタンクリックで等倍拡大、クリックで元にもどる。ピント面確認が簡単。
【X-H2の残念な所】
△僕はMモード使用なので軍艦部に露出補正ダイヤルがないのがすごく残念。
肩液晶はいらないから直感的にわかるダイヤルが欲しい。
Sony機は右軍艦部にモードと露出補正のダイヤルがある。これですよ。
※露出補正は「Mモード時(押下切替)」を割り当てることでファインダー画面の露出補正バーを見な がら前ダイヤルで操作できるようになる。使い勝手はまあまあ、ないよりいい程度。
△上記のファインダー内の露出補正バーが小さい。大きくわかりやすくして欲しい。
△単車・連写のボタンがわかりにくい。
X-PRO3と同じ「DRIVE」の文字はあるが、ボタン表面にはゴミ箱のマーク。
最初はゴミ箱と思い、探すまで一苦労。
【まとめ】
X-Hシリーズはグリップの深さ・堅牢性・肩液晶が特徴。
X-Tシリーズはベーシック機。
X-PROシリーズは「カメラとは」のこだわりが強い人向けシリーズ。
Sonyと同じようにベーシック機・高画素機・高感度機のシリーズと同じと思います。
FUJIFILMにX-H2がフラッグシップ機との考えはないと思います。
それが証拠にX-H1の直後にX-T3が販売されました。
X-T5の年内販売の噂が流れています。
フラッグシップではなくシリーズものの考えなら近々販売されるでしょう。
「スモールセンサーへの時代」を開けたカメラという意味で名機になるのではないでしょうか。
Sonyのα7がフルサイズミラーレスの扉を開けたのと同じようなカメラになって欲しい。
FUJIFILM技術陣の並々ならぬ熱意と技術の高さをおもい知ります。
スモールセンサーはレンズが軽量コンパクトそして低価格(庶民価格)になります。
参考になった55人(再レビュー後:36人)
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