DLA-X990R [ブラック] レビュー・評価

2017年10月下旬 発売

DLA-X990R [ブラック]

  • 明るい環境下でも4K高画質を楽しめる2000lmの高輝度を採用したプロジェクター。
  • 独自の色再現技術「Real Color Imaging Technology」や映像処理技術「Multiple Pixel Control」を搭載。
  • 左右のレンズが交互に開閉する「3Dアクティブシャッターメガネ」を使用することで、3D映像も楽しめる。
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価格帯:¥―〜¥― (―店舗) メーカー希望小売価格(税別):¥900,000

パネルタイプ:LCOS(反射型3LCD) アスペクト比:16:9 パネル画素数:1920x1080 最大輝度:2000ルーメン 4K:○ DLA-X990R [ブラック]のスペック・仕様

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DLA-X990R [ブラック]JVC

最安価格(税込):ショップが販売価格を掲載するまでお待ちください 発売日:2017年10月下旬

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DLA-X990R [ブラック] のユーザーレビュー・評価

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満足度:4.82
(カテゴリ平均:4.38
レビュー投稿数:5人 
  1. 3 0%
  2. 2 0%
  3. 1 0%
評価項目 投票平均 カテゴリ平均 項目別ランキング
デザイン 見た目のよさ、質感 4.64 4.25 -位
発色・明るさ 発色のよさ・画面の明るさ 4.46 4.42 -位
シャープさ コントラストの高さ・クッキリ度 4.82 4.28 -位
調整機能 調整機能の充実度・使いやすさ 5.00 4.00 -位
静音性 動作音の静かさ 4.46 3.93 -位
サイズ 省スペース性・コンパクトさ 4.64 4.22 -位
  • ※「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
  • ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目は、黄色に塗られております

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『ありがとう御座います』さん

  • レビュー投稿数:180件
  • 累計支持数:1480人
  • ファン数:17人

よく投稿するカテゴリ

レンズ
67件
0件
デジタル一眼カメラ
22件
0件
自動車(本体)
11件
0件
もっと見る
満足度5
デザイン5
発色・明るさ5
シャープさ5
調整機能5
静音性5
サイズ5

※私はシアターマニアではありません。


【デザイン】
リングがゴールドで、
ボディがピアノブラックでカッコいいですw

【発色・明るさ】
150インチのスクリーンで観る、
大好きなアバター......凄いの一言
アバターの青や紫がこんな色だったとはw
立体感も艶も・・・・・
marvelシリーズも.....素晴らしい
アイアンマンのスーツやハルクの筋肉.......

【シャープさ】
個人的に満足です。
ギスギスしないように。
目が好き疲れますのでw

【調整機能】
もう、素人の私には.......
勉強あるのみw

【静音性】
問題無しです。

【サイズ】
天吊してます。
問題無し

【総評】

現在のシステムを簡単に、
OPPO205とPioneerLX800から20mの光HDMIを二本だしてます。
ヤマハ プリ5200のAIと組み合わせて、
フロント二本はJBL プロジェクトK2 S9900
リアサラウンドはS3900二本

黒の落ち込みとハイコントラストな映像美
立体感のある絵作り
もう、しばらく映像に関しては、V7 V9にパスしますw

今の映像と音響の組み合わせで過去の2KBDも素晴らしいですし、
最新の4KBDのボヘミアンラブソディやアクアマンも良かったです。

昔のBDも引っ張り出して色々と観ています。


主な用途
自宅

参考になった6

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gorimutsuさん

  • レビュー投稿数:5件
  • 累計支持数:26人
  • ファン数:0人

よく投稿するカテゴリ

プロジェクタ
1件
13件
HDMIケーブル
0件
7件
映画(DVD・ブルーレイ)
0件
7件
もっと見る
満足度5
デザイン5
発色・明るさ5
シャープさ5
調整機能5
静音性4
サイズ4

【デザイン】
高級感があるデザイン、所有満足度が高い

【発色・明るさ】
JVC700Rからの更新、とにかく明るい、レンズアパチャーで多少絞っております。

【シャープさ】
ネイティブ4Kではありませんが、精細感ある絵です。

【調整機能】
JVCは使えきれないほど、機能が豊富です。
使い方によっては、納得できる絵になるかと。

【静音性】
視聴位置後方、約1mのところに本気を設置、ランプ設定”低”で設定している
こともあり、さほど気にならないレベル。(個人差はあるかと)また、甲高い音
はしません。但し、ランプ”高”にすると視聴位置に近いので気にはなります。


【サイズ】
W470mm×H179mm×D472、重さ約16kg
多少の重さはあるものの、ファン等の静音性を保っているのでは、、

【総評】
当方、100%映画を視聴するためにプロジェクターを使っております。
ソニー機種も良いが、JVCの黒の締りは映画鑑賞に欠かせません。

自身にとって初のHDR対応機種、ようやくUHDディスクをダイナミックレンジ
変換出力をスルーして4K画像が見られるようになりました。
映像の精細感、コントラストが高く手持ちのUHDディスクを見直しました。
2Kブルーレイも、「えー」といった映像がみれます。本機はディスクが持つ
潜在能力を引き出してくれます。

JVCのPJは、DLA-HD750から導入・更新しておりますが、その頃から
所有者のブログ、雑誌、Web掲示板を参考にして、スクリーン周りの暗黒化
の実践、それにより没入感ある映像を楽しんでおります。PJ視聴には必須でしょうか。

JVC最新機種はネイティブ4Kに進化したものの、本機種は十分満足度が高い
ものとなりました。




主な用途
自宅

参考になった4

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ケーキクーラーさん 殿堂入り

  • レビュー投稿数:60件
  • 累計支持数:768人
  • ファン数:12人

よく投稿するカテゴリ

プロジェクタ
10件
1147件
スピーカー
6件
118件
AVアンプ
3件
74件
もっと見る
満足度5
デザイン5
発色・明るさ3
シャープさ5
調整機能5
静音性4
サイズ5

今年で最後となる2K(e-shift4K)モデルのプロジェクターです。当方はDLA-X30、X75R,X90R,X95R,x700R,x750Rと入替えを行い、シリーズ最高峰の解像度とコントラストを率いるプロジェクターとしてX990Rを導入しました。

【視聴環境(評価用)】
WAV-90HDC(スクリーン)
DLA-X990R(プロジェクター)
DMP-UB900(ブルーレイプレイヤー)
LS2-15(HDMIケーブル)
MIT Z CORD(プロジェクター側電源ケーブル)
オヤイデ TUNAMI(プレイヤー側自作電源ケーブル)

【視聴ディスク(評価用)】
『君の名は。』4K Ultra HD Blu-ray
『JVC4K DEMO DISC』Blu-ray

【デザイン】
X3,7,9(2010年)から変わらない定番な存在ですが、一部フロントレンズ付近「ゴールドリング」(従来はガンメタリング)に代わり、ラグジュアリー感をだすようなデザインになりました。発売当時は「シンプルがいいのに、これ安っぽく見えないか?」などと思いましたが、杞憂でした。設置すると感じることなく環境に溶け込みます。これまで通りのJVCケンウッド製プロジェクターです。

【発色の明るさ】
X750R→X990R
1800lm→2000lm(明るさ)
120000:1→160000:1(コントラスト)

当方所有していたX750Rと比べるとX990Rは著しい進化を遂げました。より明るく、より色数が多くなり豊かな映像を再現してくれるようになりました。明るいシーンではそれほど気がつきませんが、暗部になればなるほど色再現度が強くなり、美しいシーンを出してくれます。『君の名は。』の冒頭、立花瀧が空を見上げるシーン、やや緑のかかった夜空に1本流れる彗星、暗部の境界線がなされておりX750Rと比べてより凛として美しく見えます。『JVC4K DEMODISC』では舞妓さんが化粧をするシーン、X750Rでも口紅の深い紅色が艶っぽくて美しく感じていたがX990Rにすると、さらに上をゆくような艷やかな光加減が加わり、目に色彩を押し込む光線のような傾向です。その光線は貫くようなモノではなくとても甘美です。

【シャープさ】
この製品はネイティブ4K信号を受け付けるが、ネイティブではないのが特徴です。e-shiftと呼ばれる技術を使って、画素を斜めにずらして高速で振動させ4K相当にしている。ネットでは擬4Kなどと言われている。それでも他機種のネイティブ4Kと比較しても相違がない。X750Rのレビュー時に「なんちゃって4kとは呼ばせない。もう4kです。」(http://review.kakaku.com/review/K0000825542/ReviewCD=977995/#tab)というタイトルをつけたがX990Rに変更したら「本当に4K?」と思えるほど精度が上がりました。『君の名は。』の中盤、鳥居のシーン、背景にある石塀の立体感、葉のフォーカス感を実感しました。『JVC4K DEMODISC』では石畳の表現、肌、ちりめん細工の毛糸感が出てきて、ソニーの535ESと見比べても遜色のないレベルまで実現できたと感じられました。

【調整機能】
HDMIのEDID調整項目が嬉しい。映像の規格は出始めの頃程安定しない。何故ならメーカーごとに微妙に調整してくるからだ。パナソニックやソニーなどの映像の最先端をゆく企業ならブラックアウトすることは無いが、変わった組み合わせをするとまれにある。AIM社のレーザーケーブルもその1つである。DMP-UB900とX990Rの接続をノーマルなまま行くと4Kフルスペック信号は同期しない。若しくは同期するが途中で途切れてしまう。そこでHDMI2に接続しEDIDをAからBに変更することで安定した同期を行うことができる。X750Rを購入時、JVCの検証センターにAIMのLS2-10を持ち込んだ所、2/3で同期不安定になると聞いている。逆にAIM社の検証センターでは問題なく接続されるという意見が分かれている。テスト環境なども違うのでなんとも言えないが、それぐらいにHDMIケーブル、特に光HDMIケーブルは相性問題に左右されるので注意が必要、そういったことを踏まえてEDIDの項目があるのは非常にありがたい。

【静音性】
21db、天井付近に設置しているので全く気にならない。どのくらいかというと、空気清浄機のファン(弱〜中)ぐらいだと思います。ただ個体差によっては微妙に音が大きかったりするのでその際は修理センターに相談が必要です。

【サイズ】
非常にコンパクト、455 x 179 x 472 mmこれをみたら大きいと思うかもしれない。しかし近年のプロジェクターは大きい。JVCのDLA-Z1は500mm ×235mm ×720mm、EPSONのEH-LS10500は550x238x553 mmとサイズ感がある。なので当商品はミニマムに見えてしまう。Xシリーズの筐体がこれで終わりなんて少し惜しい気もします。
【LANターミネーター】
当方では画質改善のためにRJ45のポートにLANターミネーターを入れております。1年かけて製作したMusicSpace1を導入することで、濃度が濃くなり、ノイズレスでハイコントラスト、リアリティが増すようになりました。我が家では映像アクセサリーの主要パーツです。

【総評とお願い】
JVC最後の2K(e-shift4K)として良く出来たモデルです。解像度やコントラストも高く申し分ありません。しかし色味が気になります。どうも赤が強い印象です。キャリブレーションかけて自分で設定すれば良い話ですが、どこかカカクコムの意見がそのままプロジェクターに反映されているような気がしてなりません。プロジェクターの性能は申し分ありませんので、プロが見てビジネスでも使える所まで持っていって欲しいです。素人はマスターの映像を見たことがない人が殆どですので、指標となるものを次回製品で改善してくれると嬉しい次第です。またこの価格帯でレーザー光源があるといいと感じます。一度この光源を見てしまうと水銀光源に戻れなくなります。色の移り変わりが早く、純度がキレイで、ランプのような短時間での消耗もなく優れているので、いずれ出てくると思いますが、その際は是非よろしくお願い致します。

主な用途
自宅

参考になった4

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ブルー小僧さん

  • レビュー投稿数:1件
  • 累計支持数:21人
  • ファン数:0人

よく投稿するカテゴリ

プロジェクタ
1件
28件
その他オーディオ機器
0件
3件
ブルーレイプレーヤー
0件
2件
もっと見る
満足度5
デザイン4
発色・明るさ5
シャープさ5
調整機能5
静音性5
サイズ5

【デザイン】もはやお馴染みの筐体ですが、今回アクセントのゴールドリングと本体ブラックとの相性は悪くありません。高級感もまずまずかと。

【発色・明るさ】安定感のある、JVCらしい鮮やかな発色と抜群のコントラストが魅せます。UHDブルーレイの広大なダイナミックレンジと豊かな色彩が見事に表現され、まさに映像美を堪能しながら映画に没頭できる第一級の完成度です。

【シャープさ】120インチ程度までのスクリーンであれば、精細感、立体感、解像度に不満を感じることはないでしょう。細部まで克明に描き切っており、4Kパネル機と比較しても何ら遜色はありません。
【調整機能】相変わらず多様な調整機能が使いやすく配されており、特に不満はありません。HDR向けの新ポジションも実用的で良く練られています。

【静音性】一般的な使い方であれば特に問題はないでしょう。

【サイズ】近年の超大型モデルにはいささか手に余るものを感じておりましたが、このサイズでこの性能であれば上出来です。

【総評】Z1という最高指標を前にしても臆することのない、極めて高い存在価値を有します。120インチ程度までのスクリーン使用であれば、むしろZ1とはまた違った個性を楽しめる超ハイCP機です。先入観を捨てて画質本位で観れば、こちらの方が好きだという人が多いのもうなずけます。特にHDRの画質進化が著しく、手持ちのUHDブルーレイをすべて観なおしたくなりました。
(以上は、発売前に企画されたJVCテクニカルセンター内での視聴会での感想です。)

主な用途
自宅

参考になった21人(再レビュー後:17人)

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新・元住ブレーメンさん

  • レビュー投稿数:84件
  • 累計支持数:930人
  • ファン数:22人

よく投稿するカテゴリ

デジタル一眼カメラ
3件
616件
ブルーレイ・DVDレコーダー
5件
337件
ビデオカメラ
5件
292件
もっと見る
満足度4
デザイン4
発色・明るさ4
シャープさ4
調整機能5
静音性4
サイズ4

先日、横浜のJVCケンウッド本社で行われた、今年のプロジェクターの新製品DLA-X990Rと590Rの先行視聴会に参加してきました。冒頭で、20周年を迎えたJVCのプロジェクターの歴史を振り返っての紹介があり、HD1がターニングポイントであったという説明がありました。私も現在使用しているDLA-Z1の他、過去には始めてTHXを取ったDLA-HD750を使用しており、その素直な素晴らしい特性には大いに感心しました。

今年は通常メインモデルであった7番台がなく、5番と9番という構成になり、さらに超限定の20LTDが加わる形ですが、実質的には990Rは770Rの後継と考えて良いでしょう。今回のモデルチェンジの最大のポイント(とは言っても大きくはない)はJVC独特のeShiftデバイスが5世代目になったこと(2Kデバイスを時分割で二倍の解像度で使うことは変わっておらず、本来2Kの四倍のはずの4K解像度は持っていません。その意味で、JVCが3840×2160の解像度を持っていると記載し続けているのは如何なものかと思っています)、入力端子からD-ILA素子まで12-bit通しで伝送するピュアダイレクトモードを搭載したこと、でしょうか。990RはTHX3Dディスプレイの認定も取得しています。eShiftでのHDR対応の完成形と仰っていたので、型番も含め来年以降どうするのか気になります。

さてデモの前半は、X590Rとソニーの2年前の旧モデルのVW515を使い、二枚のスクリーンに同時にシュートアウトするというものでした。後から考えると、この比較が今日のすべてで、コントラスト高く、色温度は高く彩度も高い(今日の設定は高過ぎな印象でした)が、線が太くかつピーキーでカリカリなビデオっぽい絵のJVCと、線が細い柔らかい軟調で色温度の低いシネマっぽい絵のソニーという対比でしたが、実際に購入を検討される方はもちろん両方とも今年のモデルで比べて頂ければと思います。X590Rと比較される今年のソニーの機種はリアル4Kとしては実売が50万円を切る激安のVW245が発売されるのでこの二機種が年末商戦の台風の目になるのかもしれません。

X590Rが明らかにVW515を上回っていたのはグラデーションの表現で、VW515ではバンディングノイズが目立つシーンでX590Rはスムーズでした。これを見せるために10.2Gbpsしか入れられないVW515を選んだのかもしれません。一方で、eShift5のチューニングの結果なのか、X590Rの画調は固く、VW515だとレンズのボケが美しいシーンで、ボケが固く描写され、背景がガチャガチャにうるさく感じられるところも散見されました。写真をやる人には、ボケの汚いズームレンズのような感じといったら分かるでしょうか。本来ボケているはずの部分をシャープに補正してしまっている気がしました。

ちなみに「ピュアダイレクトモード」はX750R以降「低遅延モード」として搭載されていたものだそうで、これを使わないと12-bitで入力された信号を10-bitに圧縮変換してしまうということで、せっかくのD-ILAパネルの12-bit駆動精度を無駄にしてしまうことになります。ところでパネルが12-bitになったのもX750Rからだそうです。今年のモデルからYUV入力時のビット情報も表示されるようになり、さらにHDR信号の最大輝度、平均輝度も(ソフトやプレーヤーによりますが)nits単位で表示できるようになりました。この機能はZ1にもファームアップで追加する予定だそうです。便利ではありますが、HDRではBT.709時代のようなリファレンス的な設定が実現できないのは残念です。

気になるのは、「12-bitで入力した映像の質」を強調する場面が多かったのですが、デモ後に聞いたところ、今回使っていたパナソニックのプレーヤーを使った際には、UHD-BDの10-bitの4:2:0の映像をストレートにプロジェクターに入力するよりもプレーヤーで12-bitにアップコンしてから入力した方が画質が良いそうで、ソニーと異なりJVCはプロジェクターでのアップコンにはあまり自信がないようです。これは私自身のソニーVW1100ESとJVC Z1の比較の印象でも同感でした。つまりJVCのプロジェクターの能力を引き出すにはアップコン能力の高いプレーヤーが必要ということです。

デモの後半は、X990RとX750Rの同時シュートアウトでした。この二機種で一番差を感じたのは、出画までの時間で、ディスクを再生すると最新のX990Rがすぐに絵が出るのに対し、X750Rはネゴシエーションに時間がかかるのかなかなか絵が出ず、さらにHDRに自動で変わってくれないところで、デモでも度々とっちらかっていました。画質に関しては、UHD-BDの「Allied」の爆撃されるパーティの暗い場面はボトムの輝度差を感じましたが、正直明るい画面では対して大きな違いを感じませんでした。

X590R、X990R、X750Rの画質は一貫して「コントラスト高く、色温度は高く彩度も高いが、線が太くかつピーキーでカリカリなビデオっぽい絵」という同様の性格を持っており、VW515との対比がやはり印象的でした。今回は目の毒なのかZ1のデモはありませんでしたが、ソニーとJVCの中級機種はモデルイヤーに関わらず性格がはっきり分かれているので、どちらが自分が好きなのかを判断すれば良いのだと思います。私は、UHD-BDはまだ要らない、かつリビング視聴という人にはX590Rはコスパの高い選択になると思いましたが、UHD-BDを積極的に増やしたい人にはリアル4Kのプロジェクターに大きなアドバンテージがあると思いました。

主な用途
自宅

参考になった18

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DLA-X990R [ブラック]
JVC

DLA-X990R [ブラック]

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