805 D3 [ローズナット 単品]
- 「ダイヤモンド・ドーム・トゥイーター形式」を採用した、スタンドマウント型のスピーカー。
- 「コンティニウムコーン」は音域に悪影響をおよぼす可能性があるブレークアップ挙動を打ち消し、オリジナルに近いミッドレンジ・パフォーマンスを実現。
- 「トゥイーター」を無垢のアルミニウム板内に格納することで、剛性の高いプラットフォームを実現。澄み切った音を再生する。

-
- スピーカー -位
- ブックシェルフスピーカー -位
購入の際は販売本数をご確認ください
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2024年5月12日 12:51 [1476997-2]
| 満足度 | 4 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 高音の音質 | 4 |
| 中音の音質 | 4 |
| 低音の音質 | 3 |
| サイズ | 5 |
【デザイン】
独特のB&Wの定番デザイン。好きです
【高音の音質】
小さい割に良く出ています
【中音の音質】
厚みが少し物足りないとこはありますが許容範囲
【低音の音質】
低音も同上、弾けるような低音は望めないかも
【サイズ】
ミニスピーカーとして標準
【総評】
このスタイルが好きだったのでインテリアも含めて、これにした。音も最高ではないが、まあ良いと思う。器楽曲は良いが、オーケストラを鳴らし切るためには、相当なアンプの駆動力が必要と思う
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2022年11月20日 12:55 [1647554-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 中音の音質 | 4 |
| 低音の音質 | 3 |
| サイズ | 4 |
以前に705S2を使っていたのでそれとの比較で音質だけ書かさせていただきます。
使用機材はマランツのPM11S3とSA11S3のセットです。
高域 これがカーボンとダイヤモンドではツィーターユニットだけでも違いがあります。
カーボンと比べて高域が伸びて音が浸透する。
高域はダイヤモンドの方が高いのにも関わらず意外と音がキツくならない、金属音みたいなのが無く聴きやすいが、解像度が高い分聴き疲れする事もあります。
ツィーターだけでもカーボンとの音の広がりが1.5倍感じられます。
シンバルやバイオリンなど高い楽器の音がよく出て、いろんな音が鳴る。
基本的にボーカルの帯域はカーボンの方が自然でよく出ます、ただ曲や歌う人によってはダイヤモンドの方がよく聴こえる事もあります。
中域 ブックシェルフですし基本的によく出ますし、質も高いと思います。
ただ、705S2の方が聞いた感覚が基本的にボーカルの声が出やすく中域出てるようにも感じます。
中域関してはそのくらいの曖昧な表現しか分かりません。
低域 これは1番差があると言ってもいいと思います。
体感上705S2に1.5倍の低域の量と膨らみづらいなど、お手軽な価格のブックシェルフのようなただ低域を押し出すような感じではなく、中域高域のバランスを考えて、上手く分散するような煩わしくない低域です。アンプとかにも寄ると思います。もっと良いアンプを使えばより質の高い低域になるような気がします。
低域がある分705S2よりも小音量再生も得意です。
結果、音も全然違いますし、高域や低域の質に関して値段の価値は大いにあると思います。
ただ、あまり質の高い音源など聴かない場合などブラインドテストでどちらがいいかとなれば正直値段もそうですし音の傾向も違うので好みでもいいような気がします。
それだけ705S2もよく出来たスピーカーで曲によってはよく聴ける事もあります。
セッティングも色々とあると思いますが、CMや700シリーズなどグレードアップを考えている人に参考になればと思い書かされていただきました。
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2022年2月28日 00:06 [1238882-4]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 中音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 5 |
| サイズ | 5 |
2018年12月に購入、6か月使用でのレビューです。(2019年6月)
展示品購入のためエイジングは完了しています。
使用機器は以下の通りです。
SP::B&W 805D3 PB
SPスタンド:SOUND ANCHORS SDA805N24(スパイク受:TAOC PTS-G)
SP用ボード:TAOC SCB-RS-HC45G + RS-500 + PTS-A
SP Cable:WireWorld Equinox7 2.5m シングル Silver端子交換
Jumper Cable:WireWorld Equinox7 高域側接続 → Gold Eclipse 8 (高域+ 低域-)接続
AMP:Octave V70SE/S LINE+Black Box(LUXMAN L-507uXから入替)
電源Cable OYAIDE TUNAMI GPX-R
CDP:LUXMAN D-06u 電源Cable KRIPTON PC-HR1000
XLR Cable:WireWorld Silver Eclipse 7
クリーン電源:信濃電気GPC-1500
パワーコンディショナー:IsoTek EVO3 AQUARIUS
【デザイン】
トップオンツイーターは賛否両論あるようですが、個性的で好きです。あれが無いと平凡かなと。
サランネットを外して、正面から見るとツイーター、ウーファー、バスレフポートで創られる円の構成が美しいです。
色は展示品購入のため選択肢はありませんでしたが、PBは高級感もあり良いと思います。
【高音の音質】
明瞭かつ良く伸びてくれます。高音が刺さるとの意見もありますが、個人的な嗜好だけではなく、ケーブルも含めた周辺機器やセッティング(特に振動系)を上手くすれば綺麗に鳴ってくれます。トランペットのハイノート、バイオリンが気持ち良いです。
【中音の音質】
引き締まった低音という言い方をよくしますが、本機では低音はもちろん高音、中音でもそれを感じます。音の粒子が凝縮されているような印象で、切れが良く弦を弾く音、ピアノの打鍵音もリアルで、特に打楽器のアタック感は秀逸です。そのため、同じボリューム位置でも音を大きく感じられます。
【低音の音質】
35Hzからなので、当然それ以下は出ませんが不足感を感じることはありません。音源に入っているままを過不足なく表現してくれます。締まっており、信号に対する追従性が高く小気味よく鳴ってくれるため、テンポが速くなったかと錯覚します。
量感を期待するスピーカーではありませんが、低域の豊かな音源であれば忠実に再現し過多になることはありません。
以前はトールボーイを使用していましたが、量感も本機の方が上に感じます。
【サイズ】
個人的には、丁度良い大きさです。ブックシェルフでもスタンドを使用すれば占有面積は変わらないという考え方もありますが、このクラスのトールボーイになると、重量も30kg超と傷つけないよう一人でセッティングするのは大変です。
【総評】
各音域の質も高いのですが、音像が立体的に表現され、また音場も前後、左右、高さ共に広く部屋が音で満たされます。わずかなセッティング変更に敏感に反応するため、手をかけるのがとても楽しいです。SPスタンドのスパイク受変更や、ラックのスパイクオプション導入で確実に音質が向上しました。解像度、SN感、音離れが良くなると共に高域はより滑らかに伸びてくれます。
ケーブルの違いも良く分かります。以前はSPケーブルにortofon SPK-400をバイワイアリング使用でしたが、長さが合わず 、WireWorld Equinox7をシングルワイヤリングとし、RCAケーブルもEquinox7にしましたが特定の音域に誇張感もなく解像度、情報量、音域の広さに満足しています。
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購入後1年6か月での追記(2020年7月)
XLRケーブルをortofon Reference 7NX-705-X/1.0から変更、ボードオプションのスパイク+受けをSP-100 + PTS-Gから変更、こういった細かい積み重ねが確実に音質アップに繋がっています。
特に大きかったのがパワーコンディショナーの追加。クリーン電源と併用することで解像度、SN感が向上し、音場に奥行き感が増し音像が立体的になりました。音源の音がそのまま出ている感じです。
2か月ほど前に転居して、部屋が同じ6畳ながらベッドや箪笥が増え、部屋の短辺から長辺へ配置が変わり側壁との余裕はできたものの後壁との間が30cmほどとなりました。結果として中低域の量感が増して以前よりピラミッドバランスになりました。迫力は増したものの低域の解像度がもう一つ良くありません。以前と同じ音を出すためにルームチューニングを検討。
壁までに余裕が無いので、調音パネルは使いづらく、KRYNAのAztecaとWatayukiを導入することにしました。まずWatayukiを部屋の四隅に設置、これだけで低域がかなりスッキリします。さらにAztecaをsp背面の壁に3個、リスニングポイント天井へ1個追加すると、各楽器の分離が良くなり音像も立体感が増しました。特にオーケストラが広く厚く展開します。
転居前と比較すると、音像はやや大きくなったものの解像度が若干良くなり、音場は前後はやや狭いものの横方向へは広くなりました。中低域の量感はアップしましたが低域のタイト感は少し弱くなりました。どちらが良いかは好みの差で、音源によっても異なります。
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購入後3年2か月での追記(2022年2月) 2021年7月追記の差替
2021年2月にアンプをOctave V70SEへ入替、7月にオプションのBlackboxを追加しました。V70SEについては別レビューをご覧頂きたいのですが、価格相応の差はあります。またBlackbox追加後の音空間と解像度の向上は素晴らしいです。しかしながら高域が耳に刺さる音源が増え、接続変更を試し中にジャンパーの端子を折損。手持ちのOasis7では音質が劣化し思案中にGold Eclipse 8の出物を入手、併せてSPケーブル端子もSilverに換装しました。ジャンパーを主ケーブルより上位にしても効果期待薄とも思いましたが、それは誤りで圧倒的に情報量が増加し、水道の蛇口全開の如く音が前へきます。これはサランネット装着で程よい音場の展開となりました。ジャンパー侮るべからず。またサランネットも保護だけではなく、音の整流効果もあると認識を改めました。今は従来以上の解像度で分厚く心地よい音で鳴っています。
参考になった30人(再レビュー後:1人)
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2022年1月15日 21:28 [1539893-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 中音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 5 |
| サイズ | 5 |
【デザイン】
ちょんまげしか勝たん!なので、ちょんまげしか興味ございませんでしたので、大変気にいっています。
【高音の音質】
今まで聞こえなかった音が聞こえる
【中音の音質】
今まで聞こえなかった音が聞こえる
【低音の音質】
ブックシェルフでこの低音なら文句ないです。いや最高です。十分な低音が出るだけでなく締まった低音とそのスピード感にハッとします。サブウーファーいらずです。
低音がないという人がいますが、低音を出せるフロアスタンディング型との比較かと思います。
【サイズ】
このスケール間でこのサイズなら小さいですね。
【総評】
嫌な音が一切しない。筐体がまったく振動しない。いままでイクリプスの712zを愛用しており、とても満足していましたが、805D3と比べると負けますね。
店頭で複数のスピーカーを聞き比べる機会があり、すっきりした音質が気に入りました。自分の部屋においてどうか不安でしたが、問題なし。鳴らして感動しました。
また、手持ちの中級程度のスピーカー達ががおもちゃに聞こえてしまう凶器でもあります。(重量的に人を殴れば殺せる重量があることは間違いないですが・・・そういう意味でも凶器です)
今まで自分は何の音聴いていたんだ?と思うぐらいインフォメーションが多いです。
これさえあれば私は今のところ他はいりません。
次にスピーカーを変えるときは、805シリーズのユニット自体が変わるときでしょう。
参考になった3人
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2021年9月1日 21:18 [1490221-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 中音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 3 |
| サイズ | 4 |
【デザイン】
2000年以降のB&Wデザインを踏襲しています。
【高音の音質】
価格を考慮しなくても最高レベルでしょう。透徹な高音です。ハードドームとしては弦やボーカルも自然です。
【中音の音質】
一世代前の黄色いケプラー振動板よりもS/Nが良く、ナチュラルです。
【低音の音質】
従来805の量感で迫力を感じさせる低音ではなく、トランジェントに優れ、スッキリしています。
【サイズ】
コンパクトサイズとは言えないので、最低8畳の広さの部屋は欲しいところです。
【総評】
従来の805シリーズよりも透明でナチュラルで、全域でスピード感が揃っており、見事な音です。しかし、同価格帯のフロア型スピーカーと比較すると低音に物足りなさがあり、音楽的に鳴らすには相当な努力を要すると推測され、購入を諦めました。
参考になった5人
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2021年3月20日 22:22 [1434850-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 中音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 4 |
| サイズ | 5 |
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|---|---|---|
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【デザイン】
賛否両論のようですが、個人的にはちょんまげデザインが好きなので、唯一無二のデザインということで非常に気に入っています。
あと、ラウンドしているボディデザインも好きなポイントです。
【高音の音質】
このスピーカーの一番の訴求点だと思いますが、非常に明瞭な高音で伸びがあります。非常に繊細な高音であり、響きもよく文句なしです。
【中音の音質】
下位機種との違いが大きく、音の密度感に相当の差があると感じました。
骨格のしっかりした音作りの中心になり、滑らかな中音が印象的です。
【低音の音質】
低音の量感はやはりサイズなりで少し物足りない部分もありますが、質感は非常によく、引き締まった低音が聴けます。但し、ここは上流のアンプによってもかなり差がでる部分だと感じます。
【サイズ】
ブックシェルフとしては、普通の大きさだと思いますが、筐体がしっかりしており、重量は結構あります。重さだけでも造りの良さを感じます。
【総評】
D3になって価格は高くなり過ぎたと思いますが、他のスピーカーと比較して聴いてみると、これ以外に欲しいスピーカーはありませんでした(気になるのは804D3だけです)。
エージングには結構時間がかかるスピーカーで、またアンプの能力も要求するところがあると思います(それなりのアンプでも鳴りますが、アンプを格上げした時の伸びしろが大きいと思います)。
結局、自分もアキュフェーズのエントリー機を使っていましたが、いつの間にかセパレートに変わっていました。
このぐらいの構成だと結構鳴らせている実感があります。
【使用機器】
パワーアンプ:アキュフェーズ A-48
プリアンプ:アキュフェーズ C-2450
プレーヤー:アキュフェーズ DP-570
スタンド:Kryna Stage
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2019年2月18日 23:46 [1196151-2]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 中音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 5 |
| サイズ | 5 |
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|---|---|---|
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【デザイン】
B&W伝統のデザインです。
「ダイヤモンド・ドーム・トゥイーター」はインテリア的にも優れていて満足感があります。
【高音の音質】
ダイヤモンド・トゥイーターのサウンドに魅せられて憧れていました。
臨場感に溢れた高音の響きの良さは絶品です。
【中音の音質】
押し出しの強い分厚い中音はリアリティーを感じさせるサウンドです。
【低音の音質】
良く引き締まったスピード感のある低音が特徴的です。
フロアー型ならではの迫力のある分厚い低音こそ期待出来ませんが、アコースティック楽器を小気味良く綺麗に鳴らすのにはベストな選択だと思います。
低音の量感を期待されるのなら「804 D3」を選択するべきだと思いますが、このサイズからは想像し難いサウンドなので、実際に聴いて頂ければと思います。
【サイズ】
これだけのサウンドを響かせながらも、とてもコンパクトで文句無しに満足しています。
【総評】
805シリーズは旧モデルも含めて全て試聴しており、特に前作「805Diamond」は充実した中高音に魅せられまして、購入しようか悩みながらも保留していました。
「805 D3」は高価過ぎたこともあり、購入候補から外していました。
昨年末にSACDプレーヤー「SA-12」を購入したことで、スピーカーシステムの更新も検討することにしました。
DIATONEの「DS-77HR」を長年使用しており、音質には満足でしたが、サイズが大きく部屋を整理したかったのが買い換えの理由です。
スピーカースタンドに乗せるのであれば、フロアー型スピーカーも設置面積に違いは無いのですが、設置場所を柔軟に選べる汎用性の高さでは「ブックシェルフ型」が有利です。
1本10万円を超えるスピーカーを他人に勧めるのであれば、フロアー型を最優先にするのが合理的でしょうし、例えばペアで100万円以内との括りで選ぶなら「RUBICON8」や「702 S2」 と、「805 D3」のどちらが優れているのかと聞かれれば、回答には困るでしょう。
販売店でザックリと試聴を進めると「KX-3PII」、「EPICON2」、「705 S2 」が好みでしたが、どれも総合的にはフロアー型の「RUBICON6」には見劣りする印象が有りました。
DALIのリボン型ツイーターの音色は好みですが、これを搭載するのは全てフロアー型なのです。
これを超える中高域のサウンドを期待するなら、やはりDiamondツイーターが思い浮かび、あらためて「805 D3」と「EPICON2」、「805 D3」と「705 S2 」をそれぞれ別店舗で比較試聴してみました。
「805 D3」と「EPICON2」の比較では、中高域の押し出しの強さがまるで違い、Jazzピアノを聴いていて楽しいと感じるのは断然「805 D3」でした。
「805 D3」と「705 S2 」の比較では、音色の違い以前に明確なクオリティの違いを感じ、妥協して「705 S2 」を購入すれば絶対に後悔すると思いました。
700系のモデルは音場感に優れ、オーケストラ再生には向いていますが、それなら低音の充実したフロアー型の上位機種が有利です。
決め手となったのは「805 D3」の小音量再生時にバランスが優れ、厚みを失わないサウンドです。
そして低音の響きが床に伝わりにくいメリットもその理由です。
小型スピーカーのサウンドをニアフィールドで聴けば、小音量でも満足出来ますが、リスニングポイントが限定されてしまいまう欠点が有ります。
「DS-77HR」は音量を十分に上げれば「805 D3」にも全く見劣りしないサウンドが得られますが、小音量時には帯域バランスが崩れてしまいます。
夜間の音楽鑑賞がメインなので、小音量でも楽しく聴けるのは、何にも代え難いメリットであると感じています。
マンション住まいである私の用途に最も合うモデルが「805 D3」でした。
これから一生涯使う可能性が高いスピーカーとして、「805 D3」を購入することにしました。
先日「805D3 Prestige Edition」が発売され、「805 D3/MR」の展示処分品が出ていたのでそれを購入しました。
発売以来3年間、販売店のマランツコーナーのメインスピーカーとして設置されていたものです。
私の場合は年間の使用時間が短いことが予想され、最初からベストな音質で聴けることにメリットを感じて、あえて展示品を選択しました。
使用機器は
SA-12 SACDプレーヤー
HPA-WEVT25 真空管アンプ
となります。
真空管アンプの音色が好みなので、手持ちのアンプを利用することにしました。
「Western Electric VT-25」を利用した真空管ヘッドホンアンプです。
出力の小さなA級シングルアンプですが、スピーカー再生も可能で、出力が最大で1W程度ですがこの真空管ならではの響きの良いサウンドを奏でます。
また真空管アンプとしては充実した低音再生も特徴的で、インピーダンスが8Ωで能率が88dBの「805 D3」であれば、音量不足も全く感じません。
真空管アンプには、2Wayスピーカーの繋がりの良さがピッタリで、「805 D3」との組み合わせでは音のエッジが緩くなり過ぎずに、滑らかでも力強さや繊細さ、切れの良さを失わない充実したサウンドが得られます。
SACDは繊細で階調表現が滑らかな「SA-12」で組み合わせとしては良いと感じます。
設置はスピーカースタンドの利用がベストでしょうが、私の場合フローリングに座って聴くので、スタンドは高さが合わせづらく、TV用で利用中のローボードラックを利用することにしました。
ラックに直置きすると低音が全く響かないので、スペーサーとして「SUNSHINE ABA V30」を導入しました。
スピーカーケーブルはQEDのハイエンドケーブル「SIGNATURE GENESIS SILVER SPIRAL」を使用しています。
中低音を中心に音の厚みがあって、明瞭さと滑らかなさを兼ね備えたサウンドで、聴き疲れは全くしません。
これらの利用により、十分に質の高い低音が得られ、このサイズでこれだけのサウンドが得られれば、大型スピーカーには戻る必要は無いと感じています。
とても高価ですが、それだけの価値があるサウンドで、素晴らしいスピーカーだと思います。
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2018年10月1日 16:41 [1162654-2]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 中音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 5 |
| サイズ | 5 |
【デザイン】
音質を優先した合理的なデザインです。チョンマゲも極上の高域の為でしょうね。
【高音の音質】
圧倒的です。ただし、ダブルウーハー搭載の上位モデルと同質のツィーターのようですから、高域過多になりやすいです。コントロールに気を付けましょう。高域調整は間違いなく玄人好みです。アンプの質、ケーブルの選び方に極めて敏感で、間違えるとすぐにキンキン、スカスカ、カンカンになっちゃいます。
【中音の音質】
中低域を新開発コンティニュアム・コーンが担います。2ウェイ独特の反応の速さ、透明感、ブレの無さは至福です。どれほどフルオーケストラが鳴り響いていても後方のトライアルの微細な響きを容易く不動の定位感で再現します。全く飽和しません。驚きを通り越して恐ろしくなるときもある程です。高解像度になり過ぎて、逆に削ぎ落としコントロールが至難とも言える部分です。
部屋全体がソース内の残響音の緻密な再生で響きますし、CD再生では余程録音が良くないと難しいですが、多くの高音質SACD再生ですと、楽器が宙にフワッと浮かび上がって前後左右に美しく広がります。
音像はスピーカー後方に広がりますが、アンプの選び方で変化します。一般的な鳴らし方は後方展開を生かすと思います。d3世代になり、実にたやすく音が前に飛んで出るようになったと思います。
【低音の音質】
私のシステムですと30Hzから音圧を感じることが出来ますが、ソースによって低域の表現は様々変化します。概してクラシック再生には問題を感じませんが、ロックや打ち込み系のソースは低域が(ドンシャリ味にすっかり慣れきった大多数の耳からすれば)弱い、不足と感じるでしょう。同じ曲でも、例えばピアノジャズ、ビル・エバンスの「Explorations」の一曲目「Israel」のCD盤とSACD盤を比較するとスピーカーサイズが変化したのではと錯覚するほどの低域量感をSACD盤では感じます。良質な低域実現は高品位なパワーアンプの必要性は言うまでもないですが。
【サイズ】
今まで大型スピーカーを使い草臥れて(笑)きたせいか、すこぶる小型です。ただし、スタンドないし何かの台が必要になりますので、テレビ台の上にテレビの左右に置くにしてもスペースを意外と必要とします。
またツィーターの形状からスピーカーの上にはものを置けないので、本棚に溶け込ませようと、例えば2枚棚板を上下挟んで使うことは不可能です。従って、スピーカーの上部は天井までデットスペース!?です(笑)。スピーカーの上にレースを敷いて小物やぬいぐるみ、お気に入りのフィギュアをキャワイらしく乗せる!事は不可能なのです。
【総評】
自作から始まり、タンノイスターリング、オートグラフミニ、ソナスファベールガルネリ、アマティ等々思い出すと多くのスピーカーを使ってきましたが、いずれも力量不足で鳴らしきれませんでした。この805d3はそれらに比べたら問題にならない程鳴らしやすいと思います。
当然800シリーズ末弟だけあり、兄貴達と同様こだわると深みにモロハマって超金食い虫です(笑)。
スピーカーケーブルの下にインシュレーターを左右5個ずつ置いていますが、部屋の掃除等でなにかの弾みにケーブルがインシュレーターから床にズレ落ちただけで音が変化してしまうほどの、ただただ驚愕しちゃうクリティカルな再現能力を秘めています。
いいオンナ(オトコでも!)にはホンマ金が掛かりますがアレと同じですね(笑)。いいオンナ(オトコ)同様!?、805d3は金を掛けただけ喜び楽しめる美しさを与えてくれますが、同時にさらなる苦悩がやってくる!?現代小型スピーカーでは最高峰のひとつです。
システム構成
パワーアンプ アキュフェーズ P-7300
プリアンプ アキュフェーズ C-3850
SACDプレーヤー アキュフェーズ DP-750
パワーコンディショナー Isotek EVO Sigmas
アナログケーブル アキュフェーズ ASLC-10 x2
電源ケーブル APL-1 x3
電源ケーブル EVO3 SEQ20A/1.0m
805d3専用スタンド KRYNA Stage (S60-805D328T)
オーディオボード arte SEISIS-C6555 x1
オーディオボード arte SEISIS-C5045 x2
オーディオラック Quadraspire Q4D VENT
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2018年5月5日 21:03 [963847-3]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 中音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 5 |
| サイズ | 5 |
システム変更に伴い、再レビューです。
805d3を使い始めて1年8ヶ月経ちますした。
メタルからクラシックまで幅広く楽しんでいます。
このスピーカーは、後ろから横から音像が現れ、その主張する佇まいとは裏腹に完全にその存在感を消します。それでいて力強く、圧倒的に精密に聴かせてくれます。
どんなジャンルであろうと、どんな音源であろうとクッキリとクリアに表現します。本当にブックシェルフ??と誰もが思うに違いないほど十分すぎる低域の再生力は、エージングが進むにつれどんどん重心が下がり、輪郭がクッキリとした綺麗な低域がどんどん出てきます。
前に使っていたJBLの38cmの低域とはまた違い、805d3の透き通ったクリアーな低域再生の方が自分にとっては好ましく、自然に感じます。
ダイヤモンドツィーターの通称「ちょんまげ」による高域の表現力、再生力は言うまでもありません。
やはりクラシックは抜群の相性としか言いようがなく、10畳の寝室にコンサートホールを作り出します。
小型BSのフロントバスレフは設置にも有利で、自分のようにあまりスペースが取れない場合でもそれほど神経質になる必要は無く、扱いやすいと思います。
総じて、絶対に買って満足出来るスピーカーだと思います
システム詳細
LINN AKURATE DSM (デジタルストリームプレーヤー+マルチインプット・ステレオプリアンプ)
LINN AKURATE 4200 (4chパワーアンプ)
QNAP HS-251S+ 500GB (Nas)
参考になった13人(再レビュー後:10人)
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2017年6月23日 04:03 [1003381-2]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 中音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 5 |
| サイズ | 4 |
参考になった30人(再レビュー後:22人)
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- スピーカー
- 1件
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2017年6月16日 11:22 [1037431-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 中音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 4 |
| サイズ | 4 |
購入した当初は、中音がざらつき、高音はきつく、どうなることかと思いましたが、時間がたつにつれ、だんだんと解消されていきました。
他の方がおっしゃられているとおり、100時間前後の慣らしが必要かと思われます。
しかし、150時間経過後も、中音のざらつきは改善されませんでした。どうやら、今まで使っていたスピーカーケーブルとラインケーブルが、このスピーカーと合わなかったようです。
スピーカーケーブルとラインケーブルを交換した現在は、805D3が奏でる音楽を楽しんでおります。
【デザイン】
ちょんまげが可愛いです。最初は違和感がありましたが、慣れてしまいました。ピアノブラックの色も綺麗で満足。
【高音の音質】
解像度が高く、どこまでも伸びていき、透き通るような音です。
【中音の音質】
ほんのり艶があり、ボーカルを美しく奏でてくれます。歌い手の息遣いや、唇の湿り具合まで、よく表現してくれます。ボーカルは、少し前に出てくる感じです。
【低音の音質】
中高音のように、特筆するところがありません。普通によく鳴ってくれています。量感はありませんが、低音を求めていないので、特に物足りなさはありません。
【サイズ】
ブックシェルフ型にしては、少し大きめでしょうか。
【総評】
購入当初は色々ありましたが、現在は満足しております。
不満があるとすれば、音量を一定まであげないと、満足感が低いことでしょうか。
低音量時の音が悪いというより、一定の音量まで上げると、音がよく感じるポイントがあるのです。
慣らしが済んだので、アンプをより高解像度なものに変えてみようかなと思っており、LUXMANの、L-590AX2か、L-550AX2を購入してみようかな、などと思っております。
【システム】
アンプ:LUXMAN L-550A2
DAC:LUXMAN DA-06
スタンド:SOUND ANCHORSの805専用(重心が低く、中低音より。ボーカルは少し前に出る。高音は付帯音を感じることなく、すっきりしている)
ボード(スタンド下)KRIPTON
インシュレーター:audio-technica AT6099
スピーカーケーブル:ZONOTONE 6NSP-1500 Meiste
ラインケーブル:VITAL バイタル VAM-265
ラインケーブル(アンプのショートピン):LUXMAN JPR-100
電源ケーブル(アンプ):LUXMAN JPA-15000
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2017年5月23日 11:24 [1030905-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| デザイン | 2 |
|---|---|
| 高音の音質 | 4 |
| 中音の音質 | 4 |
| 低音の音質 | 4 |
| サイズ | 5 |
100時間のエージングが終了しましたので、レビューします。
(200時間以上経ってからとも考えましたが、当分先の話でいつになるかわからないので)
私が以前から所有しているB&W CM6S2と比較しながら評価しようと思います。
説明書には15時間、かつ、7日間のならし運転が必要と書いてありましたが、これは間違っていました。
100時間のならし運転が必要です。
まず、音質ですが、エージング15時間後からは相当上がりました。50時間後からも相当上がりました。
でも、CM6S2より上かと言われてばよくわからないですね。それについては後ほど説明します。
キンつきもかなり減りました。75時間後でもキンキンしていたんですが。
しかしまだキンつきます。少し疲れる音です。CM6S2は完全にキンつきません。
805D3は非常に細かい音の固い粒が濃密に鳴る感じ。
CM6S2は粒感がぜんぜん無いです。805D3が細密な点画なら、CM6S2は不自然さのない線画です。
まあ線画の方がなめらかですけど、でもこのような点は805D3の方が面白いですね。線画的なSPは安物でも大量にあふれていますから。
上記のようにCM6S2の響きって普通っぽさがあるんですが、805D3は濃い上にキラキラ感があってリッチな感じがします。(キンつきの副産物の可能性あり)
しかし805D3は濃いがゆえに明瞭さに欠けるように感じるときもあります。CM6S2はスッキリしてて見通しは良いですよ。そして音の伸びがいいんです。気持ちがいい音です。
ピアノ曲は805D3の方が正確にピアノの音色を表現しています。これと比べるとCM6S2は音が歪んでいるのがわかります。
逆にパイプオルガン曲だと、とくに低音がCM6S2だときっちり正確に鳴らしているのに対して、805D3は明らかに表現力が足りていません。
805D3は全く色付けのない音色で「これが正しい音です」という感じですが、
CM6S2は「私は面白く鳴ります」という感じです。CM6S2は高音と低音が顔の前まで迫ってくるようなキレの良さヌケの良さがあり、
抑揚の激しい音楽(例えばショスタコーヴィチの交響曲10番、12番とかベートーヴェンの交響曲5番、9番など)は迫力があり、聴いていて爽快です。
それを聴いた後に805D3で鳴らすと物足りなさは感じますね。
しかし、古楽の管弦楽は805D3の方が非常に上品で高貴な鳴り方をするんですよ。
あと、今回は私以外にも評価者がいます。
友人のプロのヴァイオリニストを家に招いて、805D3とCM6S2を聴き比べてもらいました。
(友人は非常に高価な楽器をいくつか持っており、音にはシビアです)
・低音、中音、高音が均等に出ているのは805D3
・聴きやすいのはCM6S2
・(声楽曲で)音がクリアなのは805D3。でも管弦楽を聴いたらどちらも同じ程度に感じる。
・2つのSPは結構音色が違うが、音質がどちらが上かは全然わからない。
私も正直、805D3とCM6S2どちらが音質が上かわかりません。
人間というのは、高額を支払って購入したものを悪いと思いたくないものですよ。無意識に無理矢理良い物だと思おうとするものですよ。
そのプラセボ効果があっても、「正直、805D3とCM6S2どちらが音質が上かわからない」というのは、本当にこの2つのSPが僅差なんだと思います。
私も本当なら「あー805D3買ってよかった」とすんなり思いたいですよ。
一般的な所得の若者はわざわざペア100万円の805D3を買う必要はないんじゃないかと思いますね。
この私の話って高額オーディオの価値観を破壊するわけですが、
こういう話をすると高額オーディオ崇拝者の方から「アンプとプレーヤーが安物だからだろ。高額のSPは同程度の高額のアンプとプレーヤーが必要」と言ってくると思うんです。
私は「ああ、2017年にもなってまだその話か」と思います。
海外では頻繁にブラインドテストが行われており、アンプとプレーヤーは高額品も低額品も音質は同じ。音色が違うだけ。というのは証明されきっているし、(正確に言えば人間の耳では音質の差異を聞き分けることはできない)
日本でもブラインドテストが行われて「アンプとプレーヤーは高額品も低額品も音質は同じ。音色が違うだけ」という結果が発表されており、
価格.com内でもそのことはすでに語りつくされています。(そこでも高額オーディオ崇拝者の方が執拗に口撃していましたが、相手をする側は気の毒だと思いましたよ。私は争いに巻き込まれるのはゴメンです)
そういえば、ゴールドムンドが超高額ハイエンドプレーヤーを発売して、実は中身は2万円のパイオニアのプレーヤーだったことがありました。
オーディオ評論家も購入者達もまったく気が付かなかったわけです。
これにはもう1つ事実があります。それはメーカーと技術者は「アンプとプレーヤーは高額品も低額品も音質は同じ。音色が違うだけ。だから外側だけ立派にして中身は安物を転用してもバレないから金儲けしよう。ほんと、アンプ、プレーヤー、ケーブル等はぼろい商売だわ」とわかっていることが証明されました。
ここまで話して、まだ高額オーディオ崇拝者の方はこう言ってくると思います。「それって他人の話じゃん。自分で聴いて判断したわけじゃないくせに」
実は、1年前私もブラインドテストしました。SPはELACの50万円ぐらいの物。アンプはONKYOのフラグシップモデル45万円とONKYOの一番安いアンプ(オープン価格。実売25000円前後)
友人に手伝ってもらって作業しましたが、何度聴き比べても音質の違いが判らない(本来なら、価格差からして一聴してはっきりわかるほど圧倒的に音質差がないとおかしいんですよ)
メーカーが同じなので音色の系列は同じ。似通っている。しかし両方ともフラットな音色であるが、一方とくらべるともう一方のほうが元気がある。多少。
結局最後までどちらが高額品かわかりませんでした。
805D3とCM6S2でも同じことが言えます。
【100万円と30万円のスピーカー。本来なら、価格差からして一聴してはっきりわかるほど圧倒的に音質差がないとおかしいんですよ】
- 比較製品
- Bowers & Wilkins > CM6 S2 [ローズナット ペア]
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2017年3月1日 18:44 [1007926-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 中音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 4 |
| サイズ | 5 |
最初、チョンマゲにはう・・・・ん?と思いましたが慣れですね。むしろ、あのチョンマゲから音が突き刺さってくる位に感じられてイイです。
自分の好みが高音が綺麗な事が前提ですが、
高音、最高です。キンキンした高音では無く、磨き上げた音と言う感じです。
中音は高音とのバランスが高い次元で取れた音です。女性ボーカルものを良く聴きますが、高音と一緒に伸びやかです。
低音、星4つとしましたが、低音が好きな人からしたら物足りないかなぁという視点での4つです。自分的には5つです。
納品されて、最初に聞いた時には「悪くないけど・・・この程度かなぁ?」と思いました。音が薄く感じましたが、100時間小さな音で鳴らし続けた後は、高〜低音が素晴らしいバランスで混じり合って音楽を聴かせます。
まぁ、値段は安くは無いです。スタンドは必需ですし、自分は社外品のスタンドとの組み合わせでほぼ90万です。
音の唯一の欠点は、ある音量より下げた場合に急激に音の厚みが消えてしまう事です。ただ、これはアンプの方によるものかなと思います。
恐らく、置き場所と値段を考えて自分にはこれが最終的な到達点だと思います。
アンプはアキュフェーズE-470を使用しています。
- 使用目的
- クラシック・オペラ
- ジャズ
- ロック
- 設置場所
- ホームシアタールーム
- 広さ
- 6〜7畳
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2017年1月20日 10:39 [996417-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 無評価 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 中音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 4 |
| サイズ | 5 |
【デザイン】 チョンマゲスタイルは触れたら壊れそうで怖いし、好きじゃないけど。。音質のために必要なら割り切るしかないかと思い無評価とします。
【高音の音質】 最高ですね。
【中音の音質】 申し分ありません。
【低音の音質】 まだ5時間しか稼働してないのでこれからのエージングに期待します。
【サイズ】 小型のブックシェルフなので問題ありません。KRYNAの専用スタンドに置いています。ソファーに腰掛けて聞くにはちょうど良い高さです。
【総評】 今年還暦になる自分へのご褒美として購入。スタンド込みで定価で約100万というのは一般サラリーマンが買えるギリギリの価格だと思います。カミさんには理解できない価格なので内緒にしていますが多分1/10位の値段だと思っているでしょう。。
販売店の話では売れ行きが好調のようで、11月下旬に予約して2か月待ってようやく納品されました。
まだエージングもしてないので低音がスカスカでイマイチですがその他は気に入っています。
中高音の音質はセッティングしたばかりでも圧巻のレベル差を感じます。
今まで自分が使ってきたスピーカーは左右のスピーカーの間に音場があってその中で各楽器が定位するのですが、805D3は左右のスピーカーの外側にまで広がりを感じさせてくれます。2チャンネルのスピーカーでこのような音に包まれる感覚は今まで味わったことがありません。これがスピーカーが消えるという感覚なのでしょうか。。
曲によってはスピーカーの外側に楽器が定位して聴こえ、楽器から出た音が細かい粒子となって漂い自分を包み込む感覚です。
聴いていて思わず顔がにやけて幸せな気持ちになりました。805D3は自分にとってあがりのスピーカーになりそうです。
次に替えるとしたらアンプかな。。
最後にシステム全体を書いておきます。
CDプレーヤー SA-11S3
ネットワークプレーヤー DNP-2500NE
HDDプレーヤー HAP-Z1ES
プリメインアンプ E-370
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2016年9月4日 17:02 [958082-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 中音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 4 |
| サイズ | 5 |
クラシック音楽では、カナダ人ピアニストのグレン・グールド(1932-1982)の演奏を主にに聴いています。録音時期が、1950年代から1980年代の初めまでのため、遥か昔の録音を如何に良い音で聴くかということに腐心しています。ジャズもよく聴きます。
これまでB&W CM8を使っていたのですが、雑誌の評価や知人の口コミによりこちらに買い換えました。買い替えにあたっては、日頃聴いている何枚ものCDを、量販店に持ち込み2度じっくり試聴させてもらいました。
なお、上位機種の804D3、803D3、802D3は予算の制約から検討していません。
【使用システム】
CD/SACD Player:YAMAHA CD S-3000 AMP:LUXMAN L-550AX
【高音の音質】
特徴的なツィーターにより、突きとおすような美しい音が出ます。この余裕のあるリアルな高音が、このスピーカーの最大の魅力だと思います。これまでチェンバロという楽器にそれほど魅力を感じていなかったのですが、このスピーカーによりチェンバロの音色の魅力をはじめて認識することができました。
【中音の音質】
音域全体に言えることですが、解像度の高さが半端ではないです。オーケストラを聴いても各楽器が見事に分離して聞こえます。このCDには、こんな音が入っていたんだと気付かされることがたびたびあります。
【低音の音質】
低音は不足しているわけではありませんが、大人しい印象です。
【サイズ】
よく言われることですが、ブックシェルフ型なので広くない部屋でも使いやすいサイズです。
【総評】
これまでオーディオ装置でオーケストラを聴くのには無理があると諦めていましたので、器楽曲、小編成の室内楽を中心に聴いていました。しかし、このスピーカーを使うと、交響曲でも十分自宅で楽しむことができます。マーラーの交響曲ですら、録音が良いものは、コンサートホールにいるような感覚を味わうことができます。また、細部にわたって聴かせますので、「このCDにはこんな仕掛け(音)が入っていたんだ!」と発見することもしばしばです。
ブログでもこのあたりのことを書いています。brasileiro365で検索してみてください。
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