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ELAC
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BS 312 [ペア]
- アルミ押し出し材キャビネットにオリジナルのドライバーユニットを組み合わせたブックシェルフ型スピーカー。
- ドライバーユニット「Jet V」は、電極プリントを縮小することで実質的な振動板面積を20%拡大している。
- 6.5mm厚のアルミ押し出し材を用いた強靭なキャビネットと、新たに設計された「AS XR CONEウーハー」を採用。
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- スピーカー 103位
- ブックシェルフスピーカー 63位
購入の際は販売本数をご確認ください

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2023年2月24日 00:49 [1674920-2]
満足度 | 5 |
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デザイン | 3 |
---|---|
高音の音質 | 5 |
中音の音質 | 5 |
低音の音質 | 5 |
サイズ | 5 |
【デザイン】 質実剛健なドイツ製
【高音の音質】 得意とするところでしょう。硬度はプリアンプに真空管を挟むかどうかで調整
【中音の音質】 重厚な中音が最大の特徴ですね
【低音の音質】 低音の質感は素晴らしいです
【サイズ】オンリーワン ベスト中のベスト
【総評】
PCモニターが左右にあるので、横置き必須の環境でした。そして幅13センチ以下も必須でした。
ARGON0を使っていたのですが、DACがADIーDAC2、パワーアンプにAP-505、ヘッドホンプリアンプに真空管ソリッド切り替え可能なPROICANと構成が充実してきまして、さすがにスピーカーがボトルネックになってしまったかと思い買い替えを決意しました。
左右斜め前から60度の角度で横置きして使っています。
BS312はARGON0より環境に左右されると聞いてはいましたが、PCオーディオはリスニングポイントについては完ぺきに調整でき、スピーカーから壁の距離もありますのでそこそこに性能を発揮できていると思います。扱いづらいと聞いて敬遠してたのは完全に杞憂でした。
(逆にリスニングポイントがずれると音がいきなり平たんになってしまいます。これはいろいろな意味で個人的なスピーカーには思います)
音については全方面で上回っており、14万と23万でしたら圧倒的にこちらに軍配が上がるでしょう。
(テレビに使う場合は案外ARGON0おすすめかもですが)
アンプをAP-701にグレードアップするとさらに隙が無くなりました。
プリアンプとしてPROICANを挟んでも音質アップはほぼなくなりましたが、BASSと立体エフェクトはBS312と相性がいいので気分で使い分けています。
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2022年12月20日 14:37 [1660040-1]
満足度 | 4 |
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デザイン | 3 |
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高音の音質 | 5 |
中音の音質 | 5 |
低音の音質 | 4 |
サイズ | 5 |
小型のスピーカーでもピアノや弦楽器のキレの良い音を聴きたく、買い換えました。
【デザイン】
デザインはややつまらないです。フロントパネルも弱々しく少し嵌めにくいです。
【高音の音質】
硬質ですが、ピアノのアタックや弦楽器の擦れ音がよく再現されます。
【中音の音質】
高音との繋がりが良いと思います。スピーカーのサイズが大きくないので、ボーカルやテレビのアナウンスが巨大化せず、とてもリアルです。
【低音の音質】
ブーミーに聴こえることもあります。でも以前から持っているダリのサブウーハーを補うと自然に聴こえてくるようになります。
【サイズ】
信じられないほどの小ささなので、実は購入時に迷いましたが、この機種で良かったです。
【総評】
人工大理石のボードの上にオーディオテクニカのインシュレーターを置いて、その上に載せています。
後ろの壁面からは30センチ程離れています。低音は既存のダリのサブウーハーで補っています。
セッティングが難しいと書かれていたので悩んで購入しましたが、結果は良かったです。
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2021年9月12日 19:53 [1494448-1]
満足度 | 5 |
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デザイン | 4 |
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高音の音質 | 5 |
中音の音質 | 5 |
低音の音質 | 5 |
サイズ | 5 |
【デザイン】
高級感は普通だが、安っぽさは無いです。
【高音の音質】
JET Vトゥイーターの性能が素晴らしいです。どちらかというと寒色系の音色でメリハリのあるクッキリハッキリ系の傾向だが耳に刺さらない。これはB&W D3系のダイヤモンドトゥイーターに匹敵する性能があると思います。ダイヤモンドやベリリウム等の高価な素材で無く、アルミという安価な素材の蒸着でこの音が出せるとはすばらしいです。ドイツ製品らしい技術力の高さに感服。
【中音の音質】
小口径故か定位感がすばらしい。トゥイーターとウーハーのつながりがいいため極めて自然でバランスがいい。
【低音の音質】
箱鳴きを抑えた堅牢な造りのアルミ押し出し材キャビネットが効いているのでしょうね、重低音は出ないがサイズを越えた量感があり、締まりがあって、筋肉質で快適。
【サイズ】
やや奥行きはありますが、コンパクトで場所をとりません。
【総評】
中古での購入です。アンプは選びますね、高価なアンプである必要は全く無く、セパレートアンプのC−700U&M−700U、CL−38UC&MQ−88UC、プリメインのMA−7200、LX−380で聴き比べをしましたが、LX−380以外では中低域の厚み感がむしろマイナスに作用し、切れの悪いぼやけた音色になります。唯一B&W804D3では腰高になって低域の駆動力不足が目立ったLX−380が一番すばらしかったのは意外でした。
艶やかでありながらほどよい解像度もある、LX−380の旨みをうまく出し切ってます。逆に、フロアスピーカーを優々と鳴らしきる駆動力のあるアンプはあまり適さないように思います。
メイン使用のB&W804D3のスケール感には及ばないが、定位感が抜群なので1/5という値段から考えると、極めてコストパフォーマンスは高いです。
アンプのマッチングさえ合えば、マンション等大音量を出せない8畳くらい迄の部屋なら理想のスピーカーだと思います。
使用機器
CDP ラックスマン D−380
NWP パイオニア N−70A
D/Aコンバーター ラックスマン DA−06
アンプ ラックスマン LX−380
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2021年7月8日 04:25 [1470693-1]
満足度 | 1 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
高音の音質 | 1 |
中音の音質 | 1 |
低音の音質 | 4 |
サイズ | 5 |
【デザイン】
表面のピアノ仕上げは美しく、所有の喜びを感じます。インテリアとしては良いと思います。
【高音の音質】
かなりぼやけて聞こえる印象です。
【中音の音質】
ものたりなく感じます。
【低音の音質】
想像以上に低音は出ています。
【サイズ】
奥行がありますが、十分に小さく、ニアフィールドにも使えます。
【総評】
ハイレゾ対応のスピーカーを求めてたどり着いたスピーカーです。しかし、値段と比較すると音は物足りなく感じます。いろいろと視聴して買ったのですが、その中では一番よく聞こえました。おそらくELACの製品の中でも音のグレードは上なんでしょう。
よく言うと低音が出ていますが、悪く言うと暗く聞こえます。ダイナミックさや臨場感、生々しい音は望めないというのが率直な感想です。能率87dbという低能率がその原因だと考えます。音量は控えめで静かに聞くのに向いているとは思います。またインテリアと置くのも良いでしょう。
他の高能率のスピーカーやモニター用のアクティブスピーカーの音を聞いてしまうと、このスピーカーは聞きたくなくなります。
こんなにお金を出して買ったのに、とがっかりしてしまいます。
オーディオファンとしてメーカーや販売店の方に言いたいです。本当に良いもの作っていますか?売っていますか?
高校のときからオーディオに興味を持ち、これを趣味としてきました。今やスマホとイヤホンを使いストリーミングで音楽を聴くことが主流のようです。そうなった理由は多々あるでしょうが、本当に良いものを適正な価格で用意して来なかったメーカーにも原因があるように思います。高能率のスピーカーで勝負して欲しいと本当に思います。
ELACのスピーカーがVGPで特別大賞を受賞したというのを知り、こういった業界のあり方が本当に良いのかと思い、敢えて書かせていただきました。今後に期待したいです。
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2021年4月30日 13:56 [1316226-5]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
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高音の音質 | 5 |
中音の音質 | 5 |
低音の音質 | 5 |
サイズ | 5 |
第一印象ですが、スピーカーが消えて明瞭な音質で音場が広がりました。こんなに小さいスピーカーなのに本当に驚きました。
・地方在住なので電源ノイズは少ないだろうと電源関係には一歩踏み込めませんでしたが、今回、電研のノイズカットトランスを導入してネットワークプレーヤーとDACの電源供給に使用しました。
・導入結果は、個人的な好みを含む感想ですが良い音質になり次元が変わりました。SN感が良くなり静寂な音場感が広がり、刺激音が無くなって音が滑らかになりました。
・クラシックをハイレゾで聴くと付帯音が以前よりかなり減って、より生演奏に近い雰囲気・空気感が広がり、JETXの素晴らしさも実感できました。まさに小さな巨人といわれるBS312です。
音全体が明瞭になり低音側の量感も増えているためか、バスレフポートの共鳴音が感じるので調整したいと思っています。トランスの振動具合(置き方)でも音質の変化があり驚きました。
・使用機種はN-50AEとToppingD90(アンプはTA-A1ES)ですが、安価な機種ほど(電源部が貧弱なので)効果があるのかもしれません。
(トランス導入にあたっての参考ブログはファイルWEBなどですが感謝申し上げます。)
現在はコンセント2Pでトランスにはアースは接続していませんのでいたって簡単な接続です。今後はPCやアンプにも試行しようと思っています。何かの参考になれば幸いと思います。
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2019年12月22日 04:46 [1285491-1]
満足度 | 5 |
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デザイン | 5 |
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高音の音質 | 5 |
中音の音質 | 5 |
低音の音質 | 5 |
サイズ | 5 |
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とにかくエージングに時間がかかる。
中古を入手にて3か月、全ユーザーの稼働時間はわからない、スタンド付きで
かなりの美品、到着して驚いた傷一無い、ほとんど使っていなかったと思われる、
いきなり私が底に傷をつけた。
50時間程度は大人しく、つまらない、伸びない、抜けない、線が細く、こんなものなの?
100時間広がりが出てきた、表面積H208×W123と思えないような、左右上下の表現力が。
200時間奥行きが深くなってきた、各パートの定位が明確になり、雄大さが全身を襲う。
現在時間260時間、スピーカーの存在を予測できない、スピーカーが消えた。
全ユーザーはこの事実を知らないのだよう。
アンプだが自分は真空管アンプしかない、一番良かったのは6550プッシュプル、
シングルだと力不足だった、駆動力なある石のアンプかD級アンプが良いのかもしれない。
パワーを入れると、低域の躍動感、スネアの臨場感、バスドラの空気感、ピアノの立体感、全て想像以上
ボーカルと弦はミニマに追いつかない、しかしKX-5を彷彿する、若干細みだら柔らかくのびやか。
BS243より刺激が少なく、それでいて説得力抜群の極めて不思議なスピーカーなのである。
エージングは長めに。
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2018年11月26日 15:18 [1177273-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 無評価 |
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高音の音質 | 5 |
中音の音質 | 5 |
低音の音質 | 5 |
サイズ | 5 |
バイオリン、ビオラ、チェロを最高の音で聴きたくて専用スタンドと一緒に購入しました。アンプはヤマハのA-S3000で使用。
これまで実にたくさんのスピーカーを視聴してきました。100万円クラスのトールボーイやらブックシェルフやら…。しかし、娘がバイオリンをやっているので、“本当の音”を知る私からするとほとんどの高級スピーカーは音を誇張し過ぎていて、気持ちが悪かったです。「こんなズドンと中低音来ないから……B&Wさん、嘘はヤメて!」みたいな感じで(笑)
で、このスピーカーを試聴した瞬間「コレだ!!」と、なったワケです。
(アンプも誇張し過ぎないヤマハのものを使用しているのはその理由からです。)
最初は6畳の部屋をリスニングルームにしようと検討しましたが、全くダメ(このスピーカーにはもっとスペースが必要)でした…
そして妻の反対を押し切り、14畳のリビングに堂々と置いたらこれ以上無いカンペキな音を築き上げる事に成功しました。
(上記の一文で済ましてますが、設置の微調整には6時間くらいかかってますけどね 笑)
バイオリンがスピーカーとスピーカーの間に浮かび上がってきますよ。
映画を観る事がメインでは無いのでこのスピーカーを使って満足してますが、映画を観るなら、サブウーファーを付けましょう。それか別のスピーカーを買いましょう。(このスピーカーに超重低音を求めないでくださいね 笑)
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2017年12月17日 18:13 [1087348-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
高音の音質 | 5 |
中音の音質 | 4 |
低音の音質 | 5 |
サイズ | 5 |
販売店でいろいろ試してみてやっときまったスピーカーです。
レビューは
AMP:Acufase E-270 【w/ DAC-50】
CDP:Denon DCD2500NE
NWP:Pioneer 70A
PC Software: JRMC
DAC: North star design excelcio, Acufase DAC-50
【デザイン】
JET Vのワンポイントなイエローがかっこよく決まります。ウーファーのクリスタルラインがメカメカしくて所有欲をそそりますね。筐体は艶のあるブラックで高級感があります。メカ好きの心の琴線にふれるデザインw
【高音の音質】
JET Vは高音部をきれいに鳴らします。ただ耳障りな音は概ね皆無です。S音やブレス音の強い女性ボーカルでも音楽的に聞かせます。Jazzだとオーバーレベルの歪などもあまり耳障りにならないような再生の仕方をします。Jazz G.などの甘い高音も艶があるような響きです。後述しますが、ただ、このツイーターはなかなか曲者ですね
【中音の音質】
アルトサックスなどはぐいっと前に出る感じです。女性ボーカルなどもリアルな音で出ます。Kraftwerkなどのアナログシンセサイザーも、楽器の原音を卓のモニターで聞いている感じのリアリティがありますね。現代音楽などのSteve Reichなども時間軸がずれた楽器の音を分解して聞かせますし、「このCDなんでシンセのパッド音が入っているんだ?」と長年疑問に思っていたパートが実は弦楽器でアタック音を抑えていたというのが分かったりしますw
【低音の音質】
この音が決め手でこのスピーカーに決めました。アコースティックベースの音がきちんと出ますし、定位もばっちりです。これは一部ベースのアタックの成分がツイーターできちっと出ているから音像がつかみやすいのかもしれません。ベースの速弾きはスピーカーによって団子状態になってしまうのですが、注意して聞くと1音1音をきちんと分離して聞かせてくれます。
【サイズ】
PCの近くで聞いて言いますが、このサイズも購入動機の大きな一つ。小さいですね。エンクロージャーが小さいと、ツイーターとウーファーの位置が近くなって、高域と低域で上下に分かれて聞こえてくるというのが防げるので、音に一体感があります。
【総評】
音場はそれほど広くないのですが、音像の定位は抜群で、その点はモニタースピーカーライクです。上流の機材の差をシャープに再生するので、ついつい機材を検討したくなりますね(というか沼に・・・w)。スピーカーを変えてから、アキュフェーズのDAC-50の音、NWPとCDPのアナログ出力の音、ExcelsioのDACの音の違いがはっきりしてきたので、気分やジャンルによって聞き分ける事ができるようになりました。しかし音質に関してはメリハリはあるものの耳障りな高音やブーミーになることがないのでそういう意味では音楽的なスピーカーに仕上がっています。Miles DavisのKind of Bllue1曲目(AUTUM LEAVES)のトランペットはオーバーレベルで録音が歪んでいるのですが、これも耳障りなく「音楽的に」再生してくれます。そういう意味では集中して聞いてもよし、流して聞くのもよしなので、音楽を楽しむ時間が格段に増えました。
購入時に新発売のB&W 750とElac BS403が比較の対象でした。BS403は低域が出てるのですが、タイトさがあまり自分的には感じられなかったので見送り。750は販売店ではエージングの問題なのかセッティングなのかあまり低音が印象に残らなくて見送りました。ただ、本器はPMA-SX11でも高域が伸びず、Onkyoのセパレートアンプでやっとダイナミックな音を出していたのと、ラックスマンのアンプで低音が生きてきたのがあってかなりアンプを選ぶ神経質さを持っている印象です。マッチしないと高域がドライブできずローパスフィルターのかかったような、めちゃくちゃ音域の狭い残念な音になってしまいますw。その点、BS403にしろB&W750にしろそういうアンプのえり好みはしないので、ちょtっと購入に躊躇しました。販売店がアキュを扱っていなかったため自分のアンプのマッチングに関してはかなり不安でしたし、無難な方を選ぼうかなぁと思ったりもしたのですが、やっぱりマッチすればいい音が出るのとアンプを信じて購入したのが正解でした。ちなみに、SS誌の評価が高かったのもリファレンスのシステムがアキュだったからなのかも知れません。 このシステムで当面蜜月が続きそうです。
- 比較製品
- ELAC > BS403 [ハイグロス・ブラック ペア]
- Bowers & Wilkins > 705 S2 [ローズナット ペア]
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2017年11月23日 17:46 [1080700-2]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
高音の音質 | 5 |
中音の音質 | 5 |
低音の音質 | 5 |
サイズ | 5 |
正規代理店のユキムさん もちろんELACさんで大変ありがたいキャンペーンがあり、それに応募し、310ジュビリーエディションから、最新の312へとグレードアップを行いました。
310シリーズはその特徴的なアルミ一体型押し出しケースが初代から全く変更なく使われていたため、最新のスピーカーユニット、バックバッフル及びネットワーク回路を入れ替えることが可能であり、言うなれば、「312へと生まれ変わる」という310シリーズオーナーにとって素晴らしいキャンペーンなのです。
http://www.yukimu.com//news/thx_camp2/thx_camp2.html
310 ジュビリーエディションは衝撃的なデビューを果たした初代310JETのワークス改造版であり、まさにスペシャルエディションとして、日本には80組のみの輸入となったモデルです。
このモデルを2003年から使用していたのですが、納得のいくセッティングに数年かかり、その結果サイズを全く感じさせないダイナミックでリアルな音像、まさにホログラフィックな音楽体験は非常に素晴らしく、そういう意味でも「このままでいいんじゃないか」と言う思いもありました。
しかし10数年の真摯な改良の積み重ね、特に312モデルでの大きなユニットの更新を横目で眺め続け、そして何よりも周囲の仲間やショップの方の高い評価及び評判を聞いていたので、少し寂しかったけどキャンペーンに応募させていただきグレードアップしました。
また、このシリーズは、本当にセッティング1つで「天と地」ほど音質が変わってしまうので、また1からセッティングし直すことを考えると楽しみでありつつ、そい言う意味で躊躇するところもありました。
が、届いて直ぐにジュビリーのセッティング位置にセットしてみたら、そんな杞憂は何処へやら最初から素晴らしい音が出て驚きニンマリしてしまいました。数日かけてその後も細かい調整を繰り返したり、手持ちのケーブルをとっかえひっかえ試しました。
結果、現状でジュビリーを遥かに凌駕し次元が上がった音楽体験に驚愕しています!更にリアルな楽器が、いや一音がそこに存在するかのような音楽体験をしています。
ELACの象徴的なモデルである、この最新の312は初期モデルのジュビリーエディションから信じがたい進化を遂げていたと言っても過言ではないと思いました。
いや〜これは本当に驚くべき表現力の進化です。ただ10数年の時間を経て全く違うスピーカーに生まれ変わったわけではなく、初代から素晴らしかった310シリーズのコンセプト、つまり音の「鳴り方」「音像表現の方向性」はそのままに、クオリティがとんでもなく高い次元まで昇華した。という感じなんです。
ジュビリーエディションで長期間セッティングを詰めていた位置で最初から素晴らしい音を再生したのがその証拠だと思います。
310シリーズは、メーカーがわざわざホームページに、「セッティングが難しい。しかしセッティングが決まるととんでもなく素晴らしい音がする。」と明言していますが全くその通りで、部屋とのマッチングや細かい調整を経て音を決めて行かなきゃいけない「嬉しい苦行」が必要な、非常にセンシティブなモデルです。
ウェブのレビューでは、「所詮サイズなりにしか低音が出ない」とか、「外観のイメージ通り高音が硬くきつい」とか、そういった基本的な部分で苦言を呈している方も見受けられますが、棚にポン置きしたり、沢山の製品が所狭しと並んだショップ空間だったり、正にセッティングが決まっていない証拠であり、それ故の発言だと思います。
このスピーカーはそんな基本的な部分で評価が分かれるほど低次元の製品ではありません。
むしろ楽器の一音のリアリティーを一喜一憂してセッティングを詰めていく、または音像の立体加減を一喜一憂してセッティングを、部屋の調整を詰めていく。それに応えてくれる!そういう高次元のスピーカーです。
購入して最初にセッティングした時に良い音だと感じなかったとしたら、それは確実に部屋とのマッチングやセッティングが合ってないと断言出来ます。
色々と試すうちに最初の音は一体何だったんだと思えるほど変化します。
ずいぶん良い音になったな!と思って嬉しくても、そこで止めるのはもったいないし、このスピーカーに失礼です!^_^
さらにいろいろ試していくと。。。驚愕の音楽体験が待っています!
ただ一点、このスピーカは万能と言うわけではなく、6畳程度の小さな部屋では音が暴れて手に負えなかったですし、30畳を超えるような大きな空間はひょっとして鳴らし切れないのではと予想します。
10畳から20畳程で部屋の短辺は3.5mから4mある、そう言う空間でセッテイングや部屋の調整を詰めに詰めて部屋と一体になって鳴らす事が出来る。
そうやって始めて、本当にダイナミックでリアル そしてフォログラフィックな音楽体験が可能になるんだと実感してます。
一般論ですが結局6割以上間接音を聞いている事実を見れば、「スピーカーの音」と言うより「スピーカーと部屋の音」を聴いてる。と言ったほうが正確かもしれません。それはこのスピーカに限ったことでは無いですが、特にこのスピーカーは部屋とのマッチングが大きく音質音像に影響するんだと思います。
ダイナミックで超リアル、フォログラフィックな音楽体験に驚愕という話を繰り返しましたが、もう一つ、ジュビリーから嬉しい変化があります。
音の「艶」です。これが魅惑的なんです!!みずみずしく潤いがあり、ん〜言葉が足らないですね。ヤバイ。。。。!とにかく聴き慣れた愛聴盤でいままでにないゾクゾクする瞬間が何度も訪れました。
ユキムさんとELACさん 本当にありがとうございました!
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2017年2月15日 12:13 [1004006-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
高音の音質 | 4 |
中音の音質 | 4 |
低音の音質 | 4 |
サイズ | 3 |
【デザイン】
個人的には好みのデザイン。
コンパクト、かつメカニカルな外観は男心をくすぐる。
【高音の音質】
解像度・透明感に関しては、さらに上の価格帯のスピーカーと比較しても勝るとも劣らない実力を持っている。
空間再現性も素晴らしい。
過去のELAC製品にはあまり感じられなかった滑らかを獲得している。
【中音の音質】
堅牢な筐体のおかげで余計な膨らみはなく、解像度も高い。
少しタイトめで色気はあまり感じられないが、清涼感のあるスッキリしたヴォーカルが楽しめる。
ギターやピアノ等の再現も良い。
【低音の音質】
小口径ユニットのおかげでレスポンスは申し分ない。
それでありながら、一回り大きいブックシェルフスピーカー並みの量感は得られている。
また、かなり低い帯域まで伸びが感じられるのは素晴らしい。
【サイズ】
スピーカー自体のサイズは小さいが、312の力を発揮するには周りに空間を必要とする。
スピーカースタンドもあった方が良いだろう。
【総評】
さすがELACの中核を担う300LINE。
解像度が高く、空間再現、立体感が素晴らしい。
底がなかなか見えない潜在能力を秘めている。
難点を上げるとすれば、やはりセッティングにシビアなとこだろうか。スピーカーの左右や後方に空間は必要。また、JET5ツィーターになって過去のJETツィーターよりは良くなったものの、一般的なドーム型ツィーターと比較すると指向性が多少強い。
セッティングが面倒、空間を空けることができない等の条件があるなら使いやすいBS403をオススメするが、本気でオーディオを楽しみたいならやはりBS312になるだろう。
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2016年4月20日 08:13 [924019-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 3 |
---|---|
高音の音質 | 5 |
中音の音質 | 4 |
低音の音質 | 5 |
サイズ | 4 |
参考になった15人
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2014年12月1日 12:50 [774808-1]
満足度 | 4 |
---|
デザイン | 3 |
---|---|
高音の音質 | 4 |
中音の音質 | 5 |
低音の音質 | 5 |
サイズ | 5 |
発売から1年半ほどでしょうか、だいぶ価格が下がりましたねー。
エラック自体ラインナップの回転が速いからでしょうか。
現在、BS312をマッキンMC302で駆動、プリはBOZAKのAR-6というミキサーを使用しています。
パワーアンプについては、エラック自体の音色の特性と相性の問題からユキムの担当の方にやめといた方が良いと断言されたマッキンです。
中音域・高音域に定評のあるモデルですので、クラシック全般をメインで聴かれる方にはプライマーやヘーゲル、国産ではアキュフェーズやラックスなどがバランスが良いのだろうと思いますが、エレクトロニカやテクノ、UKロックなどを聴く私にとっては、綺麗に鳴りすぎるクールな特性をアンプ側で暖かみ(といっても現代のマッキンはたぶん昔の音のイメージとは違ってマルチになっている印象)と低音を加えた組み合わせが欲しかったのです。
実際以前はオールドマランツとの組み合わせで聴いていましたが、まあ高音が綺麗に鳴りすぎる。
キンキンと劈くようないわゆる刺す音は皆無ですが、上品すぎる。
という結果と、アンプの組み合わせを散々試聴した結果のマッキンです。
BS312に対してはオーバースペックですが、スピーカーの能力を完全に使い切るという観点では不正解ではないはずだと思います。BS312の特性がMC302によって消されるということもありませんでした。むしろ1+1が3になっています(私の場合)。
低音の不足がネックであればエラック×マッキントッシュの組み合わせは悪くないかと思います。
私の音の嗜好性と云う事になりますが。
【デザイン】
奥行きの長いエンクロージャーはサイズ感よりも重量感に驚きます。
フロントのJETのデザインはもう少し改善できれば良いなーと思います。
【高音の音質】
エラックの得意とする部分。
ロックを聴いていてもサステイン、ギターのハーモニクスなんかも絶妙です。
が、アンプによっては綺麗すぎると感じるかもしれません。
【中音の音質】
よく通るボーカル、解像度の高さはかなりのものです。
周波数特性50kHzはダテではないのかも、と思わせてくれます。
【低音の音質】
このサイズのモデルとしてはかなり上位に入るポテンシャルを秘めています。
上手く使ってくれるアンプとスタンドは必須。スタンドがないと低音が死にます。
それでも爆音系を望まれるならトールボーイにしてください。
【サイズ】
スタンドが前提での設計なので設置する場所うんぬんより、スタンドから落下させないようにだけ気をつければサイズはまったく問題なしかと思います。
ただ、見た目以上にかなりの重量。
【満足度】
試聴室でB&WのCMシリーズを購入しようと思っていながら、BS312を選択するというファーストインプレッション。今のところ解像度の高いスピーカーとしてブックシェルフの中では間違いなく指折り数えられるモデルです。ハイレゾ対応ってなんやねん!派ではありますが、ハイレゾ対応のスペックも満たしていますし、コストパフォーマンスについても上位機種のBS314よりも高いのではないかと思います(倍以上の価格差はいかがなものかと)。
BS312はロングセラーモデルで定着させていくのかなーと思っていたんですけどBS314出すタイミングとかおかしくございません?エラックさんは商売っ気がないのが良いのかもしれないですけど。
総評といたしましては、JBLが好きな人は絶対にやめた方が良いスピーカーです。ということでした。
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2014年3月8日 12:50 [693599-2]
満足度 | 4 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
高音の音質 | 5 |
中音の音質 | 5 |
低音の音質 | 4 |
サイズ | 5 |
【デザイン】
無駄の無いデザイン、アルミ特有の質感、クリスタルパターンのウーファー、専用のスタンドと組み合わせた佇まいは非常に美しいと思います。
【高音の音質】
音出し初日から刺々しさも無く、とても奇麗に鳴らす印象です。JET3が好きな方には物足りないかもしれません。
【中音の音質】
女性ボーカルやアコースティックギター、ヴァイオリン、サックスなどはとてもクリアに鳴らします。
【低音の音質】
11.5cmのウーファーとしてはとても良く出ますが、スケール感はサイズなりです。
【サイズ】
ブックシェルフSPの中でもさらにコンパクトですが、実際に本棚に入れて使うならともかく、やはりスタンドが必須ですのでそれなりに場所は取ります。
【総評】
ELACのサウンドを聴いているという面白さ、満足感があります。低音もよく出ていますがあくまで「サイズの割には」という表現になります。
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