APO-SUMMICRON-M 50 mm f/2 ASPHライカ
最安価格(税込):¥1,128,600
(前週比:±0 )
発売日:2012年11月

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2022年1月30日 18:02 [1544682-1]
満足度 | 4 |
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操作性 | 5 |
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表現力 | 5 |
携帯性 | 4 |
機能性 | 4 |
開放での写真はありません。どれもF4以上です。 |
「八角トンネル」と呼ばれている鉄道遺産です。 |
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鹿児島本線です。コダックは少し黄色がかって見えますね。 |
【操作性】
絞りリングと距離リングしかないので、いたってシンプル。間違いようもありません。
タッチ(感触)も最高です。
【表現力】
すばらしい描写だと思います。アマチュアなので詳しいことは分かりませんが、アポレンズの実力を見せつけられたようです。
作例はすべてネガフィルム(コダックカラープラス200)での撮影です。カメラは1960年製のM3を使いました。フラットベッドスキャナを使い2400dpiでスキャンし、画像処理ソフトでJPGに変換・縮小しています。すべてノートリミングです。
デジタルではMモノクロームとM10、マウントアダプターを使ってソニーα7RUで使っています。
【携帯性】
小さくてよいと思います。重さはそこそこあります。
【機能性】
フードが内蔵式になりましたが、昔のはめ込み式が似合うし、好きです。
【総評】
新品はとても買えないので、中古品を海外のマーケットから購入しました。日本より相場が安く、新同品を定価のほぼ半額で、それでも飛び降りるつもりで買いました。
実物を手にして使ってみて満足はしましたが、どう考えても日本国内での売価は高すぎると思います。私が買ったくらいが妥当かなと。
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2021年2月28日 23:59 [1427133-1]
満足度 | 5 |
---|
操作性 | 5 |
---|---|
表現力 | 5 |
携帯性 | 5 |
機能性 | 5 |
1/3000 秒 (f/2.0) ISO100 |
1/500 秒 (f/2.0) +0.33補正 ISO100 |
1/3000 秒 (f/2.0) ISO100 |
1/90 秒 (f/8.0) ISO100 |
1/4000 秒 (f/2.0) ISO100 画面の中央でなくても解像してきますね |
M10-Rと併用しての評価です
【操作性】
伝統のライカM型レンズらしい操作性。ピントを動かすと滑らかに動きます。この感覚が精密工芸品を触っている感覚で官能的ですね
【表現力】
さていくら触り心地がよくても肝心のこれがだめならこの価格は詐欺でしょうw このレンズは絞り開放から全画面で抜群の解像度です。ライカの3D描写(立体感をだす描写)はF2で50mmでも十分発揮します。絞り開放だと、ほんと中望遠を使っているような感じで、最近ズミルックス75mmをあんまり使っていません。それほど立体感のある描写をしますし、画面中央部だけが解像するだけではないレンズです。勿論ライカ伝統の繊細な、いわゆる「線の細い」描写も健在。ボケ味も良好です。ただ、近接領域の線状被写体はやや2線ボケ傾向になりますがそれでも許容範囲内。
実はピントピークを少しずらした部分でライカらしいすこし甘い官能的な絵が出ます
モノクロではコントラストが高めでライカらしく、カラーでは少しあせた感じで上品な絵をだしてきます
【携帯性】
この描写をこの開放F値、このサイズで実現しているところがすばらしい。小型軽量はパルナックライカの設計思想ですので十分満たしています。このサイズで大型レンズに負けない描写がこのレンズの魅力です
【機能性】
MF、絞りとも滑らかな動きで高級感あります。まあMFなのでそれほど機能らしい部分もないですが実直ですね
【総評】
ノクチルックス50mmと悩んで最終的にこちらを選びました。まずは軽量・小型で「撮影にもっていく」レンズであることが大事で、重い高い大きいはやっぱり撮影に持って行きづらいです。
50mmF2はスペック的に一時代前ですがこのレンズは秘密がいっぱいw まずはF2を選んだのはMFでピント位置を合わせるのがきちんとできること(歩留まりがいいこと)とレンズを大型化させないことです。ここはZeissと逆の考え方ですね。
さて開放F値が大きいうえに最短が0.7mでどうやって、ライカのいう3D化(立体化)をしたかというのがこのレンズのマジック。どうもこのレンズはピントピーク(焦点が合った部分)から少しはなれると急激に解像感がおちるような特性をもっています。簡単に書くと下のようになります
ピントピーク(合焦)位置(A)>(B)>被写界深度限界(C)>(D)
例えば被写体が2m先にいるときCは手前がカメラから1.91m、奥が2.1mですね。
ただ、AからCの間は同じように解像するのではなくレンズによってその解像度が変わります。その途中の地点Bでもこのレンズ(現行のほとんどのライカレンズもそうですが)、少しあまいながらきっちり解像するんです。これが「かりかりにならないライカの写り」というマジックなんですね。勿論、ピントピークに持ってくれば、きちんと鬼解像しますw。通常のボケ味はD以降の話ですがこれも優秀です。ですのでF値が大きくても3D(ボケ味をいかした立体感)を得るのが得意なんです。このメリットはレンズを小型化できるのと購買層が高齢者が多いと思われるのでw、MFのピント合わせが厳しいユーザーにも朗報で、逆に少々ピント位置が怪しくても画になる画像を出してくるのがライカレンズのメリットだと思います。この値段は高価ですが決してブランド代だけじゃないですよw
こういうトリッキーなレンズですので、カメラ側も高画素がその性能を引っ張り出してきやすいです。というかM10-Rはこのレンズのために出したような気がするんですけどねw
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2017年9月7日 15:31 [1060226-1]
満足度 | 5 |
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操作性 | 5 |
---|---|
表現力 | 5 |
携帯性 | 5 |
機能性 | 5 |
ロンドンのライカストアにて |
開放で撮影したデータの右端を拡大 |
大きさ比較 |
今レンズの存在は発売当初から知ってましたし
とてもすばらしい描写をするレンズだということも知ってました。
しかし、もともと使用していたズミクロン50mm(3rd)の描写に満足していたことと
値段が少し高いことを考えて自分の中にあるアポズミ欲しい欲求を抑え続けてきました。
今年(2017年)の5月に用事でロンドンへ2週間ほど行くことになり、M10も発売直後にうまく手に入れることができたので
どうせなら一番好きな50mmくらいは現行のレンズを持って行きたい、と思い
当レンズとズミルックス50mmASPHとで悩み、結局ズミルックスの35mmと50mmを購入しました。
ロンドン滞在中にライカストアに伺ったところ、日本人の店員さんが対応してくれて
試しにアポズミをつけて撮ってみていいですよ、と言われ
ストアの前で撮影したのが1枚目のデータです。
自分は開放馬鹿なので解放で撮影、そのまま背面液晶で確認してびっくりしました。
自分の今まで使っていたどのメーカーのどのレンズより美しくはっきりと写っていました。
キヤノンのLレンズ短焦点 シグマのARTシリーズ 富士フィルムのレンズ その他もろもろ・・・
今まで使っていたレンズたちの価値が自分の中で「0」になった気がしました(大げさでなく)。
その後帰国して少し悩んだ後、M10がシルバーなのでそれにあわせてシルバーのアポズミ50mmを購入しました。
世界最高の50mm、一生物になってくれることを願います。
【操作性】
操作はいたって簡単。
個体差があるかとは思いますが、ピントリングが少し重めに感じます。
ズミルックスは人差し指でくるくる回せる感じでしたが、アポズミは少し力が必要でした。
【表現力】
ピントが合ってる部分にピントがあってる
当たり前のように思う言葉かもしれませんが、アポズミ50は次元が違いました。
開放で被写体をレンズの端っこに持っていっても描写に何の不安もない。
一般の50mmレンズを1〜2段絞ったレンズの真ん中の解像感が、開放アポズミの四隅の解像感、と言う感じです。
ボケに関して
ズミルックス50mmでは絞りばねの形状のおかげでf2以降の玉ボケがガチャガチャしてましたが
このレンズは羽の形状が丸に近いためズミルックスよりはきれいにぼけてくれます。
しかし、初代ズミクロンほど美しくぼけてはくれません。
夜景の玉ボケなんかだと顕著に現れます。
【携帯性】
M型レンズとしては標準的な大きさだと思います。
3枚目の写真に似たような焦点距離のレンズを載せましたが
ズミルックスと同じような大きさと重さです
ズミクロン50mm(3rd)に比べれば少し野暮ったくて重いですが、さほど気になりません。
【機能性】
回転するとせり出てくるフードは賛否両論あるとは思いますが、自分的には
カチッとロックできる機能があればいいのに、と感じます。
ズミルックス50mmASPHのフードは気がつくと引っ込んでいることがありますが、
今のところアポズミにはありません。しかしちょっと不安です。
【総評】
値段さえ気にならなければすべての50mm好きに薦めたいレンズです。
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2017年5月22日 12:35 [1030614-1]
満足度 | 5 |
---|
操作性 | 5 |
---|---|
表現力 | 5 |
携帯性 | 5 |
機能性 | 5 |
ライカがこのレンズを出した時には、そのスペックからどこがそんなにすごいの? と、初めは思いました。自分が所有している。SUMMILUX-M 50 mm f/1.4 ASPHよりもスペックは一段落ちますし、しかも、昔所有していた。EF50mm F1.8という所謂まきえさレンズよりもF値は暗いんです。それが100万近くもするレンズなのですからいったいどんなレンズなの? と云う興味がわかないわけがありません。
50mmレンズはSUMMILUX-M 50 mm f/1.4 ASPHを所有していたので全く買う気が無かったのですが、シルバークロームのM10を購入しまして、俄然、シルバーのこのレンズが欲しくなってしまいました。
と、云うわけで購入に至ったのですが、M10に装着してみて、そのスタイルのかっこよさは随筆した難く、眺めるたびにニヤニヤしている自分がいます。
そして肝心の写りはと云うと最初Mモノクロームで試写したのですがその圧倒的な解像度に度肝を抜かれ、等倍にしても全く隅々までシャープで完璧な写りをしていました。心の中でなんじゃこりゃと思ったくらいです。ライカはほんととんでもないレンズを世に出したものだと思いました。
次にM10が届いてからはずっと付けっ放しで写真を撮っているのですが、やはり解像度ではMモノクロームには勝てないものの、なんて云うか数百倍も自分の腕が上がったようなそんな写真を吐き出すのです。もう、このレンズの虜です。
F値もF2と平凡なスペックながらそのボケ方はSUMMILUX-M 50 mm f/1.4 ASPHよりも綺麗なボケ方をするのでさらに主体が浮き上がって見えてほんと空気まで写すとはこう云うことを云うんだなとつくづく思いました。
一生もんの宝物です。
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