RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STM
- RFマウントのAPS-CサイズCMOSセンサー搭載のデジタルカメラ用に開発された「RF-Sレンズ」シリーズの高倍率ズームレンズ。幅広いシーンに対応する。
- 35mm判換算で29-240mm相当の幅広い焦点距離と、全長約84.5mm、質量約310gの小型・軽量設計を実現。
- レンズ内光学式手ブレ補正機構により4.5段の手ブレ補正効果を発揮。動画撮影時の手ブレを効果的に補正する「ダイナミックIS」を採用している。

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2022年8月6日 17:00 [1599626-3]
満足度 | 5 |
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操作性 | 5 |
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表現力 | 5 |
携帯性 | 5 |
機能性 | 5 |
解像テスト。パーフェクト! |
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解像テスト。パーフェクト! |
EOS R5 |
EOS R5 |
このレンズ、R10で使うつもりで購入しました。キットレンズはRF-S 18-45mmの方を予約したので別途購入に至った次第です。
R10一台で出かける時は画質優先でフルサイズのLレンズを使い、2台持ちでサブ機となる場合は軽量であることを優先して本レンズを使う予定でした。しかし、Lレンズなど不要となる素晴らしい描写力でした。
当初、R10購入前に、このレンズの画質についてネット上にあるR7で撮られた写真を見ても(等倍で)奇麗でシャープなものは残念ながら見つけることができず、解像が甘かったり輪郭がざわついてキレがなく画面全体的にISO100でもノイジーなものばかりでした。一方、わずかですがR10で撮った作例を見つけることができ、それらは全く違って綺麗な画像でした。
これは、R7の高感度耐性の問題なのか、レンズの解像度が3200万画素に耐えていないのか分からないため、R5のAPS-Cクロップ(1700万画素)で試してみました。比較対象は、2000万画素のニコンZ50(またはZ7IIのAPS-Cクロップ)にZ18-140mm、2400万画素のソニーα6400にE18-135mmです。
「高倍率ズームにしては」良好というような枕詞は一眼レフ時代はありましたが、ミラーレスになってNIKONのZレンズが常識を覆し、TAMRONも同様の凄い高倍率レンズを出す時代になっているため、通常の標準ズームレンズとしてシビアなテストをしたつもりですが、結果はかなり優秀でした。フルサイズのLレンズのような鏡筒のガタつきはなく(苦笑)しっかりとしたビルドクオリティで、これまたLレンズにはない開放から周辺四隅までしっかりと解像します。
Z18-140mmには今一歩の部分はありますが、E18-135mmよりも開放付近で周辺の解像が全ズーム域でしっかりとしています。R5でも画素数を必要としない時、風景・スナップ撮影なら、このレンズでいこうかと思います。かなり寄れてAFも高速ですので、ネイチャー撮影も楽しめるのではと思います。
このレンズを買う後押しになったのは、米美知子さんの動画「EOS R10&RF-S18-150mmで平標山のお花畑を撮る!「軽さは正義!」の登山やハイキングにピッタリ♪」です。
その後、EOS R10が手元に届き、解像テストを行いました。結果はR5と同じく、周辺四隅までしっかりと解像する優秀なレンズでした。正直なところR3とRF24-105mm F4 Lよりもシャープで、R10にRF24-105mm F4 Lの解像がとても緩く感じます。RFレンズの広角・標準ズームで最高の解像をするRF14-35mm F4 LレンズをR10に付けた場合と比較すると、等倍比較で若干劣る気もしますが、ほとんど違いがわからないレベルかと思います。R7の3200万画素にはやや解像力不足なのかもしれませんが、2400万画素のR10で使う分にはしっかりと解像力を発揮できるレンズだと思います。
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2022年6月25日 10:43 [1594099-1]
満足度 | 4 |
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操作性 | 3 |
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表現力 | 4 |
携帯性 | 4 |
機能性 | 4 |
【操作性】
フォーカスリングとズームリングのみのシンプルな構成です。ただし、APS-C EOS R7はボディ側にAF/MFスイッチがあり、ボタンカスタマイズでフォーカスリングとコントロールリングの素早い切替にも対応しています。
フォーカスリングはノンリニアの場合に広角側でストロークが短すぎます。逆にリニアの場合は望遠側でストロークが少し長くなってしまいます。
ズームリングはまずまず滑らかに回転し、適度な抵抗量を備えています。動画撮影で滑らかなズーム操作も可能ですが。広角側からズームする際は少し引っかかりを感じます。
【表現力】
広角端から望遠端まで、少なくともDLO込みのJPEG出力では解像性能について特に不満ありません。フレーム端までまずまず安定した結果を得ることが出来ます。
高倍率ズームらしくボケは綺麗と言えず、場合によって騒がしく感じます。ただ、接写性能が高いレンズなので、十分に被写体へ近寄ることでボケが大きくなり、騒がしさが軽減できます。
色収差は今のところJPEGのみの評価となるので無評価。(自動補正されるため)
少なくとも補正が難しい軸上色収差は目立たなかったです。
歪曲収差は今のところJPEGのみの評価となるので無評価。(自動補正されるため)
逆光耐性は完璧ではありませんが、RFレンズとしてはまずまず良好に見えます。
小絞りでの光条は綺麗でした。
コマ収差の補正は完璧ではないものの、目立たないサイズに抑えられています。
【携帯性】
競合他社のAPS-C高倍率ズームと比べて大きくも小さくもありません。
フルサイズレンズと比べると当然ながら良好です。
【機能性】
ステッピングモーター駆動のAFは十分に高速で、EOS R7との組み合わせで快適に動作します。
低照度の水族館でもまずまず良好に動作します。
最短撮影距離が短く、撮影倍率も高いのでちょっとしたマクロ撮影も可能となっています。
手ぶれ補正は全体的に1/5~1/10秒くらいまでのシャッタースピードで安定します。
望遠側での補正効果も高く、150mmを1/10秒で撮影可能でした。少なくとも4段分くらいの確かな効果がありそうです。
欲を言えば防塵防滴や金属レンズマウントが良かったです。
【総評】
EF-Mレンズの光学系を流用したようなレンズですが、3250万画素のEOS R7で満足のいくパフォーマンスを発揮していると感じました。もちろん、センサーの潜在性能を引き出すのであれば高性能な単焦点レンズがおススメですが、特に絞った際の解像性能はズーム全域で良好で、携帯性の良さもあって旅先で活躍できそうです。接写性能も高く、被写体を選ばず撮影できるのがGood。(もちろん低照度はISO感度が上がりやすいですが…)
ブログにてレビューを連載予定です。
https://asobinet.com/tag/rf-s18-150mm-f3-5-6-3-is-stm-review/
Flickrにて画像データのオリジナルを公開しています。
https://www.flickr.com/photos/145268771@N04/albums/72177720299983926
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2022年6月25日 08:19 [1593916-2]
満足度 | 3 |
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操作性 | 4 |
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表現力 | 4 |
携帯性 | 3 |
機能性 | 3 |
【操作性】
ボタン類はなく、フォーカスとズームの操作のみです。
【表現力】
大きくは変わりません。但し寄れる様になっています。
【携帯性】
サイズは同じです。
マウントと接続部が太くなっています。
単体では、気にならないのですがカメラ装着するとカッコ悪いです。
【総評】
少し使っただけですが、Mマウントと同じです。
参考になった9人(再レビュー後:6人)
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