NIKKOR Z 800mm f/6.3 VR S
- 「ニコン Z マウント」を採用したフルサイズ/FXフォーマットミラーレスカメラ対応の超望遠単焦点レンズ。高い光学性能を追求する「S-Line」シリーズ。
- PFレンズを採用し、「AF-S NIKKOR 800mm f/5.6E FL ED VR」と比較して、約48%の軽量化、全長約16%の小型化を実現。
- PFレンズに加え、EDレンズ、SRレンズの採用により色にじみを抑え、遠くにいる野鳥の繊細な羽毛まで克明に表現できる。
本ページでは掲載するECサイトやメーカー等から購入実績などに基づいて手数料を受領しています。
最安価格(税込)：¥819,800
(前週比：±0 
)
発売日：2022年 4月22日
NIKKOR Z 800mm f/6.3 VR S のユーザーレビュー・評価
よく投稿するカテゴリ
2025年10月29日 12:59 [1992770-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| 操作性 | 5 |
|---|---|
| 表現力 | 5 |
| 携帯性 | 5 |
| 機能性 | 5 |
  |
 |
 |
|---|---|---|
雨の東京競馬場 |
超望遠の世界 |
ゴーヨンのDXクロップより良い写り |
  |
||
フードを装着すると長さはある |
ある程度作例を撮り終えたのでレビューします。
ボディはZ9です。
まず、このレンズは焦点距離÷開放F値が800÷6.3で126.98です。
という事はゴーヨンの500÷4で125を上回るという点から、ヨンニッパ・ゴーヨン・ロクヨン・ハチゴローの四天王に新メンバーとして加入が許されるのでは、というのがまず言っておきたいです。
実写する前の段階からワクワクさせてくれます。
そしてPFレンズの採用などで2,385gに抑えている事や、筐体全長がゴーヨンEタイプよりも僅かに短く、Z9に装着したままシンクタンクフォトのエアポートアクセラレーターに収まる事が美点です。
ゴーヨンEタイプだと、FTZⅡで余計に全長が伸びるので、ボディに装着したまま収まるカメラバッグが殆どありませんでした。
それでいて実売価格はZロクヨン・Zヨンニッパの半額以下と、価格破壊してくれています。
蛍石レンズが無い分、光学系の原価が安いのかも知れませんが、写りが良ければそんなの関係ありません。
その肝心な写りですが、ISOさえ低く抑えられれば、解像感はゴーヨンEタイプと同等だと思います。
少なくとも、テレコンで1.4倍の700mmやDXクロップした750mmよりは解像します。
ただし、暗くて開放F4が望ましい状況では、1段と1/3のF値の差は歴然としています。
F4がISO800で撮れる所がISO2000になってしまうので、Z9だと解像感の低下・ディテールの劣化が顕著です。
とは言えニコンZマウントのラインナップに、ISO高感度性能に優れたプロ機はありません。
よって、結論としては「明るい状況で使うべきレンズ」という事になってしまいます。
例えばEタイプのロクヨン中古であれば、このレンズより安価で手に入る場合があります。
約4kgの重さが許容出来て、このレンズを買う予算がある方なら、中古のロクヨンをFTZⅡで使う方が結果的に良い作品は撮れる可能性が高いと思います。
逆に言えばZロクヨンに200万円近く投資したところで、内蔵テレコンで1.4倍にすると840mm F5.6で、このレンズとは微差の世界です。
もちろん、蛍石レンズを使用している分の差はあると思いますが、価格差も100万円あります。
個人的に100万円の差は、無いと思います。
Zロクヨンを買うくらいならこのレンズをお勧めしたいし、限られた予算の中で最高の写りを、という方にはEタイプのロクヨン中古美品を探す事をお勧めします。
でも、野鳥撮影にこのレンズを持ち込むと、ZロクヨンやRFロクヨンをジッツォやザハトラーに据えた高齢者に「そのレンズ、ちょっと暗いよね！」とか言われるのが目に見えているので、その点だけが懸念です。
そうなったら「すいません、僕は手持ちで撮りたくて。」と仏の心を持って対応して下さい。
間違っても「まだ若いので手持ちでもブレないで撮れますから！」とか言ってはいけませんよ！
参考になった6人
このレビューは参考になりましたか？
よく投稿するカテゴリ
2025年4月12日 20:32 [1927202-2]
| 満足度 | 5 |
|---|
| 操作性 | 4 |
|---|---|
| 表現力 | 5 |
| 携帯性 | 4 |
| 機能性 | 5 |
 |
 |
 |
|---|---|---|
20250412写真を追加しました。
約4ヶ月使用しましたが、個人的には逆光時のフレアもそこまで酷くない印象です。良いレンズだと思います。
20250122野鳥撮影にすっかりハマっており、撮影していく中で高速連写可能なフルサイズ高画素機＋超望遠単焦点レンズへの憧れが強くなっておりました。様々なメーカーを検討し、冬のキャッシュバックキャンペーンにも背中を押され、意を決して手持ちのフルサイズ機材を全て売却し、Z8ととも購入しました。
【操作性】
ピントリングはとても滑らか。回転角度もカメラ側で設定可能。各種スイッチやボタンも操作しやすい。三脚座も滑らかに回転。
一方、ピントリング位置がやや根元側にあり、少し操作しづらく、慣れが必要。ファンクション設定可能なコントロールリングのトルクがやや固い。バヨネット式フードは取り付けに少しコツがいる。
【表現力】
Z8との組み合わせもあって素晴らしい解像度。写真を拡大しても羽毛がしっかり写っていて感激。テレコン無しで焦点距離800mmでF6.3の明るさが維持出来るのも、このレンズを選んだ大きなポイント。PFレンズによる逆光耐性やフレアについてはまだ検証中。
【携帯性】
約2.4kgあるが重量バランスがカメラ側に寄っており、とても持ちやすい。長時間の保持は流石に厳しいが、私はほぼ手持ちで撮影している。またレンズフットをKIRK製のものに変更しており、大変持ちやすい。
ただやはり大きいレンズであるため取り回しには気を使う。
【機能性】
AFはステッピングモーターではあるものの高速でストレス無し。カメラ側の鳥認識機能もあって精度も高い。手ぶれ補正も単独で5段、カメラ協調で5.5段であるが、弱い印象はない。ファンクションボタンがレンズの前後にあり、コントロールリングもあるため、自分が操作しやすい箇所によく使う機能を持ってこれるので使いやすい。さらにテレコンも取付可能で、いざという時に焦点距離を伸ばすことも可能。
【その他】
それなりに大きく重量もあるため、ニコンプラザ等で実機を触ることをお薦めしたい。カメラバッグや防湿庫に収まるかも確認が必要。私は専用のものを別で購入。また前玉にフィルターが付けられないので取り扱いには気を使う。フレームインは慣れないと難しい。ドットサイト推奨。
【総評】
600mmF4はとても手が出ませんが、何とか購入出来て手持ちも出来るレンズとして選択しました。勇気が入りましたが、大変満足しています。今まで撮影した野鳥もこのレンズで撮ったらどんな写りをするかとワクワクさせてくれます。2024年からキャッシュバックキャンペーンの対象になりました。高価な品ですがお薦めしたいレンズです。
参考になった9人（再レビュー後：7人）
このレビューは参考になりましたか？
よく投稿するカテゴリ
- レンズ
- 3件
- 2件
2025年3月16日 16:00 [1945251-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| 操作性 | 5 |
|---|---|
| 表現力 | 5 |
| 携帯性 | 3 |
| 機能性 | 4 |
 |
 |
 |
|---|---|---|
購入して1年経ちました。
使用機会は少ないのですが、このレンズじゃなければ撮れないものがあると思うと手放せないレンズです。
【操作性】
非常に大きなレンズですが意外と手持ちで使用できます。Z9や縦位置グリップを装着したZ8だとバランスが良いです。Z6シリーズだとややアンバランスです。
フォーカスリングを操作することはほとんどないので評価できません。
側面のスイッチ類はレンズを持ったまま操作しやすいと思います。
夢中になって撮っているうちは気づきませんが、終わってから腕の疲労に気づきます。
長時間の撮影なら一脚や三脚は必須だと思います。
【表現力】
遠距離の被写体だと大気の揺らぎがレンズ解像力に大きく影響すると思いますが、近距離で手ブレ・被写体ブレがない条件なら非常に解像度の高い写真が撮れます。
やや暗めなレンズなの条件を選ぶのが難点ですが、晴れた日に野鳥やスポーツなど屋外で動体撮影をするには適していると思います。
ボケ味は意識することはありませんが、良くも悪くもないという印象です。
【携帯性】
良くはないと思います。車移動する際しか持ち運ぶことはありません。
付属のレンズケースは使いやすく取り出し・収納もしやすいです。
【機能性】
超望遠レンズであることを考慮するとAF精度や速度は十分かと思います。
Z8やZ6Ⅲとの組み合わせでは、一度被写体を外すと復帰までに時間がかかります。
手ぶれ補正は180-600mmよりはやや弱い印象があります。
全体的には購入して後悔のないレンズだと思います。
だいぶ値上がりしましたが、それでも唯一無二のこのレンズはコスパが非常に高いと思います！
参考になった4人
このレビューは参考になりましたか？
よく投稿するカテゴリ
2025年1月12日 10:32 [1924514-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| 操作性 | 5 |
|---|---|
| 表現力 | 5 |
| 携帯性 | 5 |
| 機能性 | 5 |
お店で商品の箱を受領した際に、空っぽ？と思うほどの軽さで、箱から出して本体を持ってみて、これまで多用していた500ｍｍｆ４と比べ、圧倒的な軽さに驚きました。本格的な使用はこれからですが、ピント、ブレ等確実性のアップが期待されます。
参考になった6人
このレビューは参考になりましたか？
よく投稿するカテゴリ
2024年12月26日 13:46 [1916906-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| 操作性 | 5 |
|---|---|
| 表現力 | 4 |
| 携帯性 | 5 |
| 機能性 | 5 |
 |
||
|---|---|---|
遠方の猛禽狙いだったが、近くでノスリ、テレコンが仇になる。 |
【操作性】
ファンクションボタンやメインリングを自分の好みに設定できるのがありがたい。
【表現力】
普通にいいと思う。
800mmは今回初めて購入したが１００ｍ以上離れたオオタカでも輪郭が比較的しっかり解像していると感じた。
【携帯性】
自分は以前から三脚に着けたまま1日３～４kmは歩くのでまったく気にならない。
なんなら軽い短いは正義とも言える。
【機能性】
AF時でもフォーカスリングでマニュアル介入時距離表示が出るのは良い。
ただ、カメラの問題でもあるが、シングルポイントでさえAFしないことがよくある。この部分は弱いと思う。
【総評】
他社も含めて従来の800mm単焦点なんて担いで移動すべきレンズじゃなかったが、それを可能にしてくれて感謝しかない。
（タイトルに書いた「安い」は従来品に比較してです）
参考になった5人
このレビューは参考になりましたか？
よく投稿するカテゴリ
2024年7月12日 15:03 [1862673-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| 操作性 | 5 |
|---|---|
| 表現力 | 5 |
| 携帯性 | 5 |
| 機能性 | 5 |
【購入背景】
Z9に100-400とX2.0テレコンを加えて、開放f値11という暗い光学系でコハクチョウの撮影をしていました。夜明けから2時間程が湖面から餌場へと離陸していく撮影時間なのですが、f/11スタートではあまりに暗く、Z9の初代ファームでは被写体認識すら出来ず、容易に背景にAFが引っ張られ、使い物にならない割合がとても高かったでした。その後、Z9のファームがUPされるたびに改善が見られ、現在ではf/11始まりであってもコハクチョウをしっかりと認識し、背景にAFを持って行かれる事もなく、AFの速さと、解像度、の２点さえもう少し良くなれば・・・と考えていました。しかし、それはズームレンズにテレコン装着という光学系では無理な話ですので、600mm f/4 か 800mm f/6.3 のいずれかを購入し、上記不満を改善したいという気持ちをず～っと持っていました。2024年7月に 800mm f/6.3 が70,000円というキャッシュバックキャンペーンの対象機種に入った事で、大きく背中を押され、購入に至りました。これが私の 800mm f/6.3 の購入背景です。
【操作性】
何度も西新宿にあるニコンプラザ東京に通い、Z9+800mm f/6.3 の組み合わせで、操作性や、AF速度などの重要項目を自分の手で確認し続けて来ての購入なので不満はありません。
【表現力】
ニコンプラザ東京で何度も撮影させて頂き、現場で確認させてもらうなど、私にとって必要な検証項目の全てはショールームで検証出来ていましたので、私のニーズを満たす事は分かっていました。
【携帯性】
フレネル光学系の採用で軽く出来ている事は非常に有用です。付属しているレンズカバー（ケース）もカメラボディーを取り付けたままで運べそうな大きさ（未確認）なので、私のニーズは満足しています。
【機能性】
800mm f/6.3 に求めた機能は、解像力と速いAF、でしたので、それは充分に満足できるレベルでしたので、不満はありません。なお三脚座ですが、いつまでたってもアルカスイス互換にしてもらえないのは残念です。サードパーティー製のアルカスイス互換の三脚座と交換して使っていますが、使用感は非常に満足しているだけに、ニコンにはオリジナルでアルカスイス互換にして欲しい、と思っています。早く金型変更して欲しいです。
【総評】
キャッシュバックキャンペーンの対象になった事が購入の大きな後押しになった事は事実です。70,000円は実売価格の10%に迫る金額なので、非常に高い効果がありました。画質や操作性はニコンプラザ東京で何度も実機で試した上で納得していたので、満足しています。ズームの100-400にx2.0テレコンという組み合わせは焦点距離が数値上で800mmになっているだけで、実用性は低く、特に解像力では無理がはっきりしていましたので、単焦点の 800mm f/6.3 を選んで後悔はありません。更に、x1.4 x2.0 の２種のテレコンも持っているので、ズームレンズに使うのは好ましくありませんが、単焦点になら使える場面も多いと思われますので、テレコンも使用場面が増えるのではないかと期待しています。とにもかくにも70,000円のキャッシュバックキャンペーンがなければ、間違いなく購入には踏み切っていなかったと思います。
参考になった13人
このレビューは参考になりましたか？
よく投稿するカテゴリ
2023年9月13日 22:25 [1758752-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| 操作性 | 5 |
|---|---|
| 表現力 | 5 |
| 携帯性 | 5 |
| 機能性 | 4 |
 |
 |
 |
|---|---|---|
プロペラ機なので1/250のシャッター優先で撮影しました。 |
マイナス補正が必要な場面でしたが、とりあえず無補正で撮ってみました。 |
さすがにボケは大きいですが、小枝が多いとうるさくなることもあるようです。 |
 |
 |
 |
背景が遠いとこんな感じです。他の写真もですが、右上にセンサーダストがあります。 |
プラス補正が必要な場面の上、普段なら撮らない状況ですが、無補正で撮ってみました。 |
野鳥や航空機の撮影で大口径超望遠レンズが使ってみたくなり、買ってしまいました。まだシェイクダウンしただけですが、ひとまずレビューします。
【操作性】
取り扱いは簡単か...難しいことは何もありません。
【表現力】
思い通りのイメージの写真が撮れるか...まだ分かりませんが、手ブレ補正は素晴らしく利きます。最短撮影距離が思いのほか遠く、一歩か二歩、後退する場面が多くありました。
【携帯性】
軽さ、コンパクトさ...そのためのPFレンズです。800mm f/6.3でこれ以上は望めないでしょう。
【機能性】
AF精度やMF対応などの機能性...フォーカスリングはもう少し幅を取ってくれても良かったような気がします。また、AF-Cの時もMFの割り込みができるといいなと思います。
【満足度】
全体的な満足感、総合評価...カメラに依存するのかもしれませんが、Z 6IIで試した限りでは、AFを迷う場面が多い印象です。Z 6II自体がまだ使い始めたばかりの上、これまで最長がAPS-Cの400mmで焦点距離にまだ慣れていないので、きちんとレビューができるのはまだ先です。ただ、手ブレ補正はすばらしく、800mmが手持ちできるのはやはり画期的です。
参考になった5人
このレビューは参考になりましたか？
よく投稿するカテゴリ
2023年9月5日 17:59 [1755862-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| 操作性 | 4 |
|---|---|
| 表現力 | 4 |
| 携帯性 | 5 |
| 機能性 | 4 |
 |
||
|---|---|---|
心配していた重量は思ったより軽く、速写ストラップで手持ち撮影も可能です。
野鳥撮影が主目的ですが、三脚なしでも持ち歩けるのが魅力です。
pfレンズは3本目ですが、他の2本に比べて格段に綺麗な画だと思います。
撮影に出かけるのが楽しみになりました。
（写真は左から300㎜、500㎜、今回の800㎜）
参考になった18人
このレビューは参考になりましたか？
よく投稿するカテゴリ
2023年7月24日 13:47 [1739319-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| 操作性 | 5 |
|---|---|
| 表現力 | 5 |
| 携帯性 | 4 |
| 機能性 | 5 |
 |
 |
 |
|---|---|---|
止まりもの（Z7_2） |
動体（Z7_2)、距離160m |
止まりもの（Z7_2) |
 |
 |
|
光沢の表現（Z8) |
動体（Z8)、距離35m |
【操作性】
コントロールリングとフォーカスリングを入れ替えて使っています。
この方がLfn2に近い位置でレンズを支えるので操作が楽でした。
各リングのトルクは適正で操作はしやすかったです。
800mmにしては細身で持ちやすくすっきりした外観です。
【表現力】
遠距離に向けての撮影でもしっかりフォーカスを結んでくれています。中距離での等倍画像確認でも
余裕のある結像をします。
画像はシャープで、色再現性やグラデーションも豊富です。SRレンズなどで色収差がきめ細かく補正されてるせいか自然な見え方で金属的な光沢もリアル感があります。
500mmPFよりは逆光に強くなったように思います。PFフレアにについては自分がこれまで撮った画像の範囲で明確に確認できた例は極めて稀でした。ソフトで軽減できるようなので過剰な心配は不要かなと思います。
テレコンとの相性もなかなかのものです。
【携帯性】
856、428TC、64TCなどと比べれば軽いですが、上向きで手持ちでは長時間は厳しかったです。
普通に水平に構えるポジションならそれ程重さは感じませんでした。歩き廻っています。
ただ、前面のレンズは保護ガラスは無く保護フィルターも付けられないので、64TC同様取扱いは注意が必要です。大口径レンズは保護ガラスが描写の障害になるので廃止はいた仕方がないことかもしれません。フードも大きいので運搬はそれに応じたザックが必要になるでしょう。（付属のレンズバックは割合使えます。）
この辺りは556や445がずっと楽ですね。
【機能性】
AFは必要して充分な速さがあります。動体もZ8等との相性は良いと思います。
MFでもピントの山は掴みやすく、急遽のピント修正もし易かったです。
コントローリング、Lfn1、Lfn2、フォーカスメモリSWなど高級レンズに必要な機能は一通り搭載されています。
【感想】
某サイトで800mmを推奨する記事があり856に憧れていました。2022年に発表された時これからはこれかなと感じました。
問題は価格です。856よりは相当お安いとは言えまだ高価なのと、この写りが本当に必要かをどう評価するかが分岐点です。
自分の場合は猛禽も対象としますので長距離の結像能力は必須でした。中近距離だけが対象ならテレコンを使った別のソリューションもありで最初はそれで凌いできました。
回り道はしたかもしれませんが必要なプロセスだったかもしれません。その経験があって863のしっかり作り込まれた光学的な良さとサイズ感に納得できています。
参考になった22人
このレビューは参考になりましたか？
よく投稿するカテゴリ
2023年6月23日 21:57 [1630421-2]
| 満足度 | 5 |
|---|
| 操作性 | 4 |
|---|---|
| 表現力 | 5 |
| 携帯性 | 3 |
| 機能性 | 5 |
 |
 |
 |
|---|---|---|
z9使用 |
z9使用 |
z9使用 |
 |
 |
 |
z9使用 |
z9使用 |
z9使用 |
【操作性】
各リングの滑らかさは良好だと思います。
個人的に先端にあるファンクションボタンはフォーカスリングとコントロールリングの間か前後に配置してほしい。リングから離れ過ぎて素早い操作の阻害になってる。
【表現力】
800mm、DXで1200mmの表現は鳥撮りには理想的だと思います。
【携帯性】
ハチゴローに比べたら携帯性は増してるだろうと思いますが、それでもフツーにデカいです。ついでに他のレンズもってわけにはいかないですね。
【機能性】
フツーに速いと思います。鳥撮りしてて不満無いです。
【総評】
いや?楽しいです。初めて超望遠買って楽しいです!雲台を2つ目買っちゃいました。1個目にGITZOのジンバル雲台買ったんですけど重いしデカいので機動力あるものと思ってレオフォトのBV-15というビデオ雲台を買いました。800mmだと捕捉するのに手間取る時があるので次はドットサイトですね。Nikonの純正でいいかと思ってます。双眼鏡は無くても行けそうですけどあったほうがいいですね。両目でしっかり見て何の鳥か認識しておくだけでも少しは違うかと思います。双眼鏡はモナークM7の8×42を買いました。川とかなら10倍でもいいかな？と思いますけど森の中だと10倍だとかなり扱いづらいと思います。
朝、森で鳥撮りしてみましたけど開放F6.3だと正直厳しいです。開放でもISO8000でようやく被写体が明るく撮れてますからね。やっぱロクヨン欲しいですね。
参考になった21人（再レビュー後：13人）
このレビューは参考になりましたか？
よく投稿するカテゴリ
2023年5月20日 18:06 [1602554-2]
| 満足度 | 5 |
|---|
| 操作性 | 5 |
|---|---|
| 表現力 | 5 |
| 携帯性 | 5 |
| 機能性 | 5 |
 |
 |
 |
|---|---|---|
楽に撮れる |
凄い解像 |
AFも速い |
 |
 |
 |
精細 |
ボケ良好 |
一瞬に強い |
2023.06.20 写真を一部差し替えました。精細かつ透き通った描写は相変わらず。ボディをZ9からZ8にすれば、さらに430ｇの軽量化ができるため、持ち出す回数も増えそうです。（以下、初回レビューの再掲です）
◎…800mm、DXクロップ1200ｍｍの高画質レンズが、僅か2.3kgというところに驚きます。開放f6.3は、Fマウントの大砲AF-S NIKKOR 800mm Eから1/3段暗くしただけ。PFレンズを使用したとはいえ、重量は2.2kgも軽くなり、長時間でなければ手持ちも十分可能になりました。「携帯性」にも5点満点が付けられます。
◎…軽いので、お供させるのは三脚ではなく一脚でも十分。THINKTANKのストリートウォーカー ハードドライブに入れて、担いで回るのも苦にはなりません。既に指摘がありますが、付属のレンズポーチがこれまた秀逸で、ほかの荷物が少ない日帰り撮影には、こちらで出かける時もあります。
◎…PFレンズのキレには、以前から感心しており、500mmPFをしばらく野鳥用メインレンズにしてきましたが、唯一、ボケ味だけが少し課題かなと思ってきました。しかし、こちらのPF800mmはボケ味もはっきり向上し、解像は相変わらずの凄みを感じるレンズです。ZレンズのSラインですから、画質に文句ありません。PF300mm→500ｍｍ→800mmと、はっきり進化させて来るところに、ニコンのモノ作りへの意識の高さを感じます。
◎…安くはないレンズですが、上記Fマウント800mmは発売9年後の現在でも183万円ですから、価格の方は半分以下、4割強の水準です。AFも速く、鳥屋の自分には十二分に価格以上の価値があります。このレンズと、最近出た400mmf4.5、テレコンバーター1.4があれば、PF500mmの出番が減るかな…とも思い始めています。
（掲載写真には再掲のものが含まれています）
参考になった68人（再レビュー後：22人）
このレビューは参考になりましたか？
よく投稿するカテゴリ
2023年5月2日 12:15 [1710332-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| 操作性 | 5 |
|---|---|
| 表現力 | 4 |
| 携帯性 | 5 |
| 機能性 | 4 |
【操作性】
カタログにも＂プロフェッショナルユース＂、＂プロフェッショナルフォトグラファー＂と言う言葉が並ぶように、本レンズはあくまでもプロ用です。鏡筒保持部は大胆な滑り止めラバーコーティングがある。また、レンズの重心が後部にカメラを軸にレンズを振り回しやすい。
【表現力】
ニコンHP「AF-S NIKKOR 800mm f/5.6E FL ED VRに匹敵する優れた解像度を実現。遠く離れた野鳥の細かい羽毛まで正確に描写。PFレンズの形状や配置を最適化することで厳しい光の条件下でも鮮明な画像を実現」とあるように、MTF曲線は天井張り付き。そして＂PFレンズの形状や配置を最適化＂、これがポイントだと思う。PFレンズ=不快なフレアが発生する、は昔の話になったと考えていい様子。
【携帯性】
約140mm（最大径）× 385mm×約2385g
NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR Sと、Z TELECONVERTER TC-2.0xの場合は、
約104mm（最大径）×234.5mm× 約1245g
約72mm（最大径）×32.5mm× 約270g
すなわち
約104mm（最大径）×267mm× 約1515g
携帯性だけの比較ならば、NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR S+ TC-2.0xの方が、長さで30%、質量では63%も低減になる。
【機能性】
レンズシフト方式VR機構での手ブレ補正効果 5.0段、Z 9との組み合わせでシンクロVR、5.5段の手ブレ補正効果なのだか、競合他社は8段以上の手ブレ補正を開発できている。5段は少ない。
【総評】
＂でもPFレンズだしなぁ＂vs.＂驚きの天井張り付きMTF曲線＂vs. 高いような安いような78万円。僕はこの3項目の葛藤があって、導入に踏み切れないでいました。では何が背中を押したかというと、
1. 将来的にNIKKOR Z 800mm f/5.6 TC VR Sというレンズは発売されないだろう。理由は、NIKKOR Z 600mm f/4 TC VR Sの内蔵×1.4テレコンを効かせることで、800mm f/5.6が賄われるからである。したがって、NIKKOR Z 800mm f/6.3 VR SがニコンZでは最超望遠レンズを冠していることになる。
2. 既に所有しているNIKKOR Z 400mm f/4.5 VR Sと、Z TELECONVERTER TC-2.0xを組み合わせることで、800mm f/9を実現でき、Z 800mm f/6.3 VR Sよりも更に小型軽量な800mmとなった。AFも問題ない。画質が多少犠牲になる程度だった。やはりテレコンは画質とのトレードオフになる。
参考になった10人
このレビューは参考になりましたか？
よく投稿するカテゴリ
2022年12月1日 22:26 [1653476-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| 操作性 | 5 |
|---|---|
| 表現力 | 4 |
| 携帯性 | 5 |
| 機能性 | 5 |
 |
 |
|
|---|---|---|
近接撮影の画質をみてみた |
２倍テレコンでの画質をみてみた |
【総評】
満足度は、軽さを考えると5なのかもしれない。
評価の仕方を間違っているかもしれないが、価格が高いのと、使用目的が限られるので、
あえて4にさせてもらいました。
使用目的にあっている方には、唯一無二のレンズとは思います。
Z 800mm f/6.3 VR Sは、 最大径x長さ 140x385 mm 重量2385 g
対して
Z 400mm f/4.5 VR Sは、 最大径x長さ 104x234.5mm 重量1160g
さらに、
Z 70-200mm f/2.8 VR Sfは、 最大径x長さ 89x220 mm 重量1360 g
比較するレンズではないが、上記２本は、今までの800や400とは、明らかにサイズ的にも重さ的にも、小さくて、軽い。
800ミリとしては、短時間なら、なんとか手持ち撮影もできるような気がするが、やはり、三脚は、私の場合は必要であった。長時間で持ち続けるのは困難であった。
単焦点なので、画質も好ましいが、価格を考えると、鳥とか、目的がはっきりしていないと、長く所有はできないと思った。
画質的には、キヤノンの400の2.8Lを使っていたので、それに２倍テレコンをつけたものと比較すると劣っていると感じた。
よって、軽さを求めるなら、400ミリが発売されたため、400ミリにテレコンをつけても代用できるのではないかと思ってしまった。
しかし、小さな鳥や、遠くにいる鳥を撮影ジャンルにする人など、目的がはっきりしている人には、必要なレンズだと思う。２倍テレンコンを使えば、1600ミリまでのばせる。
とはいえ、画質的には、元から比較すると、テレコン使用だと劣化すると感じた。
しかし、この大きさと重さは、400ミリと同じく、革新的で、驚異的だと思う。
【操作性】
非常に良い。
【表現力】
普通。
【携帯性】
800ミリとしては、400ミリと同じく、この大きさ、重さは、革新的進歩といえるのではないかと思う。
【機能性】
非常に良い。
参考になった4人
このレビューは参考になりましたか？
よく投稿するカテゴリ
2022年10月28日 03:15 [1637110-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| 操作性 | 4 |
|---|---|
| 表現力 | 5 |
| 携帯性 | 2 |
| 機能性 | 4 |
ニコンプラザで試用させていただき、その３０分後には注文してしまいました。
D５と600F4運用から、Z9と当レンズに切り替えたので主観ではございますが参考まで。
【操作性】
今までの望遠単焦点レンズを知っているので余計に軽く感じます。取り回ししやすくリングも程よいです。
【表現力】
テレコン使用してロマンを追い求めなければ素晴らしいです。ただ人間は欲がありまして、もうちょっと寄りたくなるもので…
【携帯性】
片手で持てるので携帯は出来ます。
個人差はあると思いますが。
【機能性】
晴天なら無双。
S lineの600F 4が出たら使用頻度が下がる可能性はあります。
【総評】
野鳥や飛行機、ロマン主義者なら楽しいレンズです。
参考になった22人
このレビューは参考になりましたか？
前のページへ｜次のページへ
この製品の最安価格を見る
<160
のユーザーが価格変動や値下がり通知、クチコミ・レビュー通知、購入メモ等を利用中です
レンズ
（最近10年以内の発売・登録）
新着ピックアップリスト
-
【Myコレクション】pc
-
【Myコレクション】メインアップグレード最終稿
-
【Myコレクション】自作パソコン
-
【Myコレクション】SUBPC 2025 WHITE
-
【欲しいものリスト】a
（レンズ）
- コミュニティ規定の内容をご確認の上、ご利用ください
- 評価は投票された方の主観による目安であり、絶対的な評価を保証するものではありません
- 点数はリアルタイム更新です
- ユーザーレビューの使い方、よくある質問 FAQもご参照ください
価格.comマガジン
注目トピックス
