OM-D E-M1 Mark III ボディ
- 小型・軽量と高画質を兼ね備えた、「マイクロフォーサーズシステム規格」準拠のミラーレス一眼カメラ。
- 7.5段手ぶれ補正と画像処理エンジン「TruePic IX」により高画質を実現。「プロキャプチャーモード」や手持ち4K動画など多彩な撮影機能を備えている。
- 防じん・防滴、耐低温設計により過酷な環境下でも安心して使え、「星空AF」や進化した「顔優先/瞳優先AF」など、高速・高精度なAFシステムを搭載。
最安価格(税込):¥195,592
(前週比:±0 )
発売日:2020年 2月28日

よく投稿するカテゴリ
2020年4月28日 23:50 [1322275-2]
満足度 | 3 |
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デザイン | 4 |
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画質 | 4 |
操作性 | 3 |
バッテリー | 3 |
携帯性 | 5 |
機能性 | 4 |
液晶 | 1 |
ホールド感 | 5 |
S-AF(シングルAF)動作はターゲットを正しく選んだがAF距離が間違った写真 |
C-AF(コンティニュアスAF)動作はターゲットを正しく選んだがAF距離が間違った写真 |
C-AF(コンティニュアスAF)動作が失敗した写真 |
C-AF(コンティニュアスAF)動作が失敗した写真 |
C-AF(コンティニュアスAF)動作が失敗した写真 |
私は祭りと景色を専門とするカメラマンで、PanasonicのLumixシリーズのカメラとオリンパスのM1シリーズカメラを同時に使っています。Lumixとも比べながらレビューを書きたいと思います。
注意:Lumixより優れている場所が凄く沢山あるがレビューに2500文字数制限があってスペース足りないから改善してほしい場所をメインして書きます。別に悪いカメラではありません。
特徴
1) ハイレゾショット機能は素晴らしいです。手持ち撮影も可能
2) ライブND機能は便利です。フィルターが装着されないレンズにも活用できます
3) 写真撮影にもビデオ撮影にも位相差AFを使えます
4) 7.5段の手ぶれ補正
5) 星空AF
問題点
1) 祭りでこのカメラを使って一番気になる問題はピント精度です。ピンボケした写真が結構多いです。ピンボケした写真をサンプルとしてこのレビューに添付します。AF精度改善してほしいです。特にC-AF(コンティニュアスAF)。
2) Asobinetサイトのレビューによると「撮影距離の離れた小さな被写体(例えば鳥類)をC-AFで追いかけると、微妙にピントを外したカットが多くなります。このあたりの挙動は本当に改善して欲しいところ。まだLUMIXのほうが使いやすいです。」 https://asobinet.com/review-om-d-M1-mark-iii-shooting-experience/
3) ミラーレスカメラをレビューする海外サイトは飛んでいる鳥を撮影した時のピントが合う確率を比較しました。サイトによるとミラーレスSony A9 IIはピントが完璧に合う確率は96%ですがM1 Mark IIIよりも優れているM1Xは74%です。https://mirrorlesscomparison.com/best/mirrorless-cameras-for-birds-in-flight/
4) 祭りで使って二番目の問題としてはC-AFの低輝度限界が悪いです。夜の暗い祭りで使うとC-AFはピントが合わない場合が多いです。オリンパスによるとS-AF(シングルAF)でAF低輝度限界は-6EVです。C-AFの低輝度限界は正式に発表されていません。比較してみましたがC-AFのAF低輝度限界はS-AFよりかなり悪いです。C-AFの低輝度限界が改善してほしいです
5) フラッシュを使って連写すると高速チャージできる外部電池が便利ですがオリンパスの外部フラッシュの中で使えるのはFL-50とFL-50Rだけです。FL-50とFL-50Rに強いAF補助光もありますが、M1 Mark III では使えません。このフラッシュを付けるとM1 Mark IIIの内蔵AF補助光しか使えません。でも内蔵AF補助光は弱くて距離が短いです。更にオリンパスの12-100mmとかズームレンズを使うと内蔵AF補助光はレンズに当たって影になります
6) Lumixでバルブモード(B)で手ぶれ補正を使えますが、M1 Mark IIIでは使えません。バルブモードで手ぶれ補正が無効になります。花火をきれいに撮るためにはバルブモードが必要ですが、三脚を使えない場所で手持ちで花火を撮る時は手ぶれ補正も必要です。三脚を使っても風で三脚がちょっと揺れる場合がありますが、その時も手ぶれ補正がすごく便利です。M1 Mark IIIに強い手プレ補正があるのにバルブモードで使えないのはすごく残念です
7) カスタム撮影モード(C1など)で連写でいっぱい写真を撮るとSDカードに書き込みが終わるまで他のモードに切り替えができません
8) SDカードに書き込みが終わってもモードダイヤルを回してモードを変更するとM1 Mark IIIはモードが切り替えるまでちょっと遅れが生じます。Lumixの方は一瞬に切り替わります
9) ボディ下の三脚穴の位置がレンズ側の端に凄く近いですのでカメラを三脚乗せるとちょっと不安定です。三脚穴はレンズ側にありますのでちょっと重いレンズを付けるとカメラが下に向いてしまいます。もしかして手ブレ補正機能を内蔵しているので、M1 Mark IIIは三脚穴の位置を真ん中にできないのかもしれません。でも、手ブレ補正機能を内蔵しているLumix G9もLumix GH5も三脚穴の位置がM1 Mark IIIより端に遠いし、レンズ側ではなく反対側にありますのでM1 Mark IIIよりもっと安定しています
10) 撮影した画像全体をサムネイルで再生する時に、Lumixのモニター画面の右にあるスライドバーがタッチパネル式なので指で動かして一気にジャンプできますが、M1 Mark IIIではできません
11) M1 Mark III にISO AUTOの上限値は6400です。Lumix G9とGH5には25600、GH5Sには51200です
12) 手や物がレンズの手ぶれ補正スイッチに当たって気付かずに手ぶれ補正がオフになる場合があります。Lumixの場合は画面に赤色のIS OFFお知らせが見やすく表示されますので、すぐ分かって手ぶれ補正スイッチをオンに設定できます。でも、M1 Mark IIIの画面には何も表示されません。IS OFFのお知らせがLumixみたいに赤く分かりやすく表示されるか、レンズの補正ボタンを無効にする設定が追加されるか何かの方法で解決されてほしいです
13) Lumixでマニュアルフォーカスに設定してフォーカスリングを回すとピントの距離がレバーで表示されます
14) Lumixのファインダーの方が綺麗に映ります
15) モニターは最近のLumixとM1 Mark IIIはスペックが一緒です。でもライブビューはLumix GH5Sの方がもう少し高精細的に映ります。だからマニュアルでピント合わすのもM1 Mark IIIより楽です
16) Lumixで連写するとバッファがどのぐらい残っているか画面に表示されます
17) Lumixには重要データ(絞り、ISO、露出補正値とシャッタースピード)がフルサイズの写真の上に分かりやすく表示される再生モードもあります
18) ハイレゾショットは白飛びやすいです
希望
1) ハイレゾショット合成処理時間をもっと短く
2) メニューに連写Lでライブビュー式のオン・オフできるオプションが欲しいです。オフにすると連写Hのように直前に撮影した画像を撮影中に表示してほしいです。それでブラックアウトもなくなりますし、フラッシュで連写中に写真の露出を即時に確認できますし、C-AFも使えます
3)ライブNDにND64とND128も欲しいです
4) ライブNDは滝や川などに使えますが光跡には使えません。光跡にも使えるように改善してほしいです
- 比較製品
- パナソニック > LUMIX DC-GH5 ボディ
- パナソニック > LUMIX DC-G9 ボディ
- パナソニック > LUMIX DC-GH5S ボディ
- レベル
- プロ
- 主な被写体
- 風景
- 夜景
- スポーツ
- その他
参考になった79人(再レビュー後:65人)
2020年4月28日 01:33 [1322275-1]
満足度 | 3 |
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デザイン | 4 |
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画質 | 4 |
操作性 | 3 |
バッテリー | 3 |
携帯性 | 5 |
機能性 | 4 |
液晶 | 1 |
ホールド感 | 5 |
S-AF(シングルAF)動作はターゲットを正しく選んだがAF距離が間違っている |
C-AF(コンティニュアスAF)動作はターゲットを正しく選んだがAF距離が間違っている |
C-AF(コンティニュアスAF)動作が完全失敗 |
C-AF(コンティニュアスAF)動作が完全失敗 |
C-AF(コンティニュアスAF)動作が完全失敗 |
私は祭りと景色を専門とするカメラマンで、PanasonicのLumixシリーズのカメラとオリンパスのM1シリーズカメラを同時に使っています。M1 Mark IIIを基にLumixと比べながらレビューを書きたいと思います。
特徴
1) ハイレゾショット機能は素晴らしいです。手持ち撮影もできます
2) ライブND機能は便利です。フィルターが装着されない7-14oレンズにも活用できます
3) 写真撮影にもビデオ撮影にも位相差AFを使えます
4) 7.5段の手ぶれ補正
5) 星空AFで星にピントを合わせることができます
問題点
1) 祭りでこのカメラを使って一番気になる問題はピント精度です。ピンボケした写真が結構多いです。ピンボケした写真をサンプルとしてこのレビューに添付します。改善されたら嬉しいです。
2) Asobinetサイトのレビューによると「撮影距離の離れた小さな被写体(例えば鳥類)をC-AFで追いかけると、微妙にピントを外したカットが多くなります。このあたりの挙動は本当に改善して欲しいところ。まだLUMIXのほうが使いやすいです。」 https://asobinet.com/review-om-d-M1-mark-iii-shooting-experience/
3) ミラーレスカメラをレビューする海外サイトは飛んでいる鳥を撮影した時のピントが合う確率を比較しました。サイトによるとミラーレスSony A9 IIはピントが完璧に合う確率は96%ですがM1 Mark IIIよりも優れているM1Xは74%です。https://mirrorlesscomparison.com/best/mirrorless-cameras-for-birds-in-flight/
4) 祭りで使って二番目の問題としてはC-AF(コンティニュアスAF)の低輝度限界が悪いです。夜の暗い祭りで使うとC-AFはピントが合わない場合が多いです。オリンパスによるとS-AF(シングルAF)でAF低輝度限界は-6EVです。C-AFの低輝度限界は正式に発表されていません。比較してみましたがC-AFのAF低輝度限界はS-AFより明らかに悪いです。C-AFの低輝度限界が改善されてほしいです。
5) 祭りでフラッシュを使って連写すると高速チャージできる外部電池が必要です。オリンパスの外部フラッシュの中で外部電池を使えるのはFL-50とFL-50Rだけです。FL-50とFL-50Rに強いAF補助光もありますが、M1 Mark III では使えません。このフラッシュを付けると補助光としてはM1 Mark IIIの内蔵AF補助光しか使えません。でも内蔵AF補助光は弱くて距離が短いです。更にオリンパスの12-100mmとかズームレンズを使うと内蔵AF補助光はレンズに当たって影になります。
6) Lumixでバルブモード(B)で手ぶれ補正を使えますが、M1 Mark IIIでは使えません。バルブモード(B)で手ぶれ補正が無効になります。花火をきれいに撮るためにはバルブモードが必要ですが、三脚を使えない場所で手持ちで花火を撮る時は手ぶれ補正も必要です。三脚を使っても風で三脚がちょっと揺れる場合がありますが、その時も手ぶれ補正がすごく便利です。M1 Mark IIIに強い手プレ補正があるのにバルブモードで使えないのはすごく残念です。
7) カスタム撮影モード(C1、C2、C3、C4)で連写でいっぱい写真を撮るとSDカードに書き込みが終わるまで他のモードに切り替えができません。
8) SDカードに書き込みが終わってもモードダイヤルを回してモードを変更するとM1 Mark IIIはモードが切り替えるまでちょっと遅れが生じます。Lumixの方は一瞬に切り替わります。
9) ボディ下の三脚穴の位置がレンズ側の端にすごく近いですのでカメラを三脚乗せるとちょっと不安定です。三脚穴はレンズ側にありますのでちょっと重いレンズを付けるとカメラが下に向いてしまいます。もしかして手ブレ補正機能を内蔵しているので、M1 Mark IIIは三脚穴の位置を真ん中にできないのかもしれません。でも、手ブレ補正機能を内蔵しているLumix G9もLumix GH5も三脚穴の位置がM1 Mark IIIより真ん中に近いし、レンズ側ではなく反対側にありますのでM1 Mark IIIよりもっと安定しています。
10) 撮影した画像全体をサムネイルで再生する時に、Lumixのモニター画面の右にあるスライドバーがタッチパネル式なので指で動かして一気にジャンプできますが、M1 Mark IIIではできません。
11) M1 Mark III にISO AUTOの上限値は6400です。Lumix G9とGH5には25600ですし、GH5Sの場合は51200です。
12) 手や物がレンズの手ぶれ補正スイッチに当たって気付かずに手ぶれ補正がオフになる場合があります。Lumixの場合は画面に赤色のIS OFFお知らせが見やすく表示されますので、すぐ分かって手ぶれ補正スイッチをオンに設定できます。でも、M1 Mark IIIの画面には何も表示されません。IS OFFのお知らせがLumixみたいに赤く分かりやすく表示されるか、レンズの補正ボタンを無効にする設定が追加されるか何かの方法で解決されてほしいです。
13) Lumixでマニュアルフォーカスに設定してフォーカスリングを回すとピントの距離がレバーで表示されます。
14) Lumixのファインダーの方が綺麗に映ります。
15) モニターはLumixの最近のモデルとM1 Mark IIIはスペックが一緒です。でもライブビューはLumix GH5Sのモニターの方がもう少し高精細的に映ります。だからマニュアルでピント合わすのもM1 Mark IIIより楽です。
16) Lumixで連写するとバッファがどのぐらい残っているか画面に表示されます。
17) Lumixには重要データ(絞り、ISO、露出補正値とシャッタースピード)がフルサイズの写真の上に分かりやすく表示される再生モードもあります。
18) ハイレゾショットは白飛びやすいです。
希望
1) ハイレゾショット合成処理時間をもっと短く。
2) メニューに連写Lでライブビュー式のオン・オフできるオプションが欲しいです。オフにすると連写Hのように直前に撮影した画像を撮影中に表示してほしいです。それでブラックアウトもなくなりますし、フラッシュで連写中に写真の露出を即時に確認できますし、C-AFも使えます。
3)ライブNDにND64とND128も欲しいです。
4) ライブNDは滝や川などに使えますが光跡には使えません。光跡にも使えるように改善してほしいです。
- 比較製品
- パナソニック > LUMIX DC-GH5 ボディ
- パナソニック > LUMIX DC-G9 ボディ
- パナソニック > LUMIX DC-GH5S ボディ
- レベル
- プロ
- 主な被写体
- 風景
- 夜景
- スポーツ
- その他
参考になった14人
「OM-D E-M1 Mark III ボディ」の新着レビュー
レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
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2024年12月25日 11:57 |
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2024年8月14日 14:39 |
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2023年11月19日 11:20 |
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2023年10月4日 00:15 |
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2023年9月22日 20:28 |
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2023年3月6日 14:31 |
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2022年11月14日 05:43 |
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2022年10月30日 13:18 |
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2022年9月9日 21:28 |
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2022年8月31日 08:08 |
デジタル一眼カメラ
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