NR1710 [ブラック]
- Dolby Atmos Height Virtualizer、DTS Virtual:Xに対応する7.1ch AVサラウンドレシーバー。最大出力100Wのフルディスクリート・パワーアンプを搭載。
- HDR10、Dolby Vision、Hybrid Log-Gammaのパススルー、eARC、ALLMに対応。8入力/1出力すべてのHDMI端子が著作権保護技術HDCP 2.3をサポートする。
- 音楽ストリーミングサービス、インターネットラジオ、Amazon Alexa、5.6 MHz DSD、ハイレゾ、Wi-Fi、AirPlay 2、Bluetoothなどに対応している。

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評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
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デザイン![]() ![]() |
4.55 | 4.31 | -位 |
操作性![]() ![]() |
4.18 | 3.84 | -位 |
音質![]() ![]() |
4.54 | 4.46 | -位 |
パワー![]() ![]() |
4.34 | 4.45 | -位 |
機能性![]() ![]() |
4.40 | 4.36 | -位 |
入出力端子![]() ![]() |
4.53 | 4.35 | -位 |
サイズ![]() ![]() |
4.77 | 3.98 | -位 |
- ※「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目は、黄色に塗られております
よく投稿するカテゴリ
2020年11月21日 04:56 [1390270-1]
満足度 | 3 |
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デザイン | 5 |
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操作性 | 2 |
音質 | 4 |
パワー | 5 |
機能性 | 1 |
入出力端子 | 5 |
サイズ | 5 |
一般的な50インチまでが収まるTVラックを使っていますがゲーム機の数が多く、棚を圧迫したくない為に小型のAVアンプを求めて2K/120p、アトモス対応機種ということで選択しました。
【デザイン】マランツ特有のいつもの曲線デザインで綺麗です。表面の操作ボタンやノブの左右対称配置も綺麗です。
【操作性】AVアンプ特有のモッサリGUIでよくありません。昨今デジタル機器のスピードからすると時代遅れです。
下から上への送りが出来なかったり、決定から左右で数値変更後、また決定で上下操作に戻るなどワンクッションの多い操作性で古いまま継承してるのが分かります。
またリモコンの効きが弱いのもストレスです。
一度設定した後はARC利用で付属リモコンは使う機会は減りますが少し残念な点です。
【音質】
Audysseyによる自動補正は部屋の反響を考慮してクリアに補正します。
音場やスピーカー同士の繋がりはとても綺麗ですがその所為でスピーカーの特徴、個性を減らします。
逆から言えばバラバラなメーカーのスピーカーでもプラスチックハウンジングの極小スピーカーでもイコライジングして似た音質に持ち上げ統一感を出します。
しかしこの自動補正が少しやり過ぎで、イコライザーで曲げられた音に違和感が強いです。
またさっぱりした音像は包まれ感は強いですが逆に広がり感を薄く感じます。
ただこれはマランツのカラーだと思います。
一応MultEQでL/R Bypassという設定があり、フロントスピーカーだけ無視する設定もあります。
しかしMultEQを使うと今度はグラフィックEQが使用出来ないのでフロントスピーカーを好みに設定出来ません。
グラフィックEQに補正カーブをコピーして手動で各スピーカーを調整することも出来ますが今度はドルビーボリュームなどの動的な機能が使えなくなるので意味がありません。
グラフィックEQは音楽用のおまけ機能でしかなく設定一つ一つがユーザービリティと上手く連動していません。
せめてドルビーボリュームはスピーカー設定の外に出してほしかったです。
過去製品NR1601の頃はDRC、D.Compという名前でダイナミックレンジもボリュームもMultEQの外にあったので今は使い勝手が悪くなっています。
設定はUSBメモリーに保存出来ます。弄り過ぎて分からなくなった時やAudysseyをやり直したいが前の部屋の設定も覚えておきたい時にとても便利です。(設定データは1.3MB程度になりました。PCでリネームすればいくつでも保存出来ます。)
【パワー】小音量だと少し音が痩せますがスタンダード機では必要充分だと思います。EQを使った状態で小音量に向かっていくと高音と低音が急に持ち上がるのを感じます。
【機能性】
接続機器に対しての関連付けや設定がとても分かりにくいです。
今、何の接続機器の設定をしているのか入力一覧のMAINの文字かINFOを一度確認する必要があります。
これらもまたNR1601の頃は入力機器の所にフォーマットに対する設定があり一括で設定出来たのですが、GUIが変わってから設定出来なくなりました。
またPS3など一部HDMI接続機器が登録は出来るのですがARCでは表示されず、機器設定メニューに入ってアンプ側で直接HDMI切り替えをする必要がありました。
機器連動機能があればそのままTVのリモコンだけで操作出来るので問題はありませんが古いHDMI機器の対応はAUTOで不安が残ります。
使用ソースの選択という機能が最初からあるなら非接続端子、非起動状態でもARCによる選択機能があったらもっとスムーズに出来たと考えます。
ネットワーク関連は良く出来ていてHEOSアプリもレスポンスが良く、各ネットサービスとの相性が良いです。
逆にUSB、NASメディア関連の操作はリモコンの効きの弱さも相まって少し悪いです。
スイッチング音は一般的な音量で気になりません。
【入出力端子】HDMI多めでなおかつ足りない端子が無く将来性があり、ここが決めてとなる人は多いと思います。他メーカーも最低限これぐらいは実装してほしいです。
【サイズ】コンパクトに見えますが奥行きがかなりありますのでその点は注意が必要です。
前後幅の無いラックの場合、アンテナまで含めると入らない可能性があります。
上下幅は本当に素晴らしく放熱を考慮しつつ、毎回よくこの高さに収めていると型番が進む度に感動します。
この高さと端子数がスタンダードとして各メーカーに浸透してほしいぐらいです。
【総評】
GUIのデザインがとても酷いです。フォントも駄目で解像度も無いです。
過去機種で小さいアイコンで使っていたものを拡大しただけのマッハバンドの出てる設定アイコンはカッコ悪いです。(しかもデザインも良くない…)
音量表示にエコマークの葉っぱのイラストなど要らないです。
音量表示には半透明処理も設定もなく、映画でもゲームでもオンスクリーンディスプレイはオフ以外の選択肢がありません
2KだとINFO表示も画面の3/4を占めます。こちらも半透明処理が無いです。
デザインの所でも書きましたが現在のGUIは2012年のNR1602〜1603からスタートしていて
8年も前のデザインやアイコンを古いまま継承していて雑な所があまりに目立ちます。
そしてこのGUIはNR1711でもそのまま継承しています。
マランツの人気機種となったNR1710ですが素晴らしいハードウェアがソフトのせいで充分発揮されてないように感じます。
- 設置場所
- リビング
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