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Platinum PL200 II-EB [NATURAL EBONY ペア]モニターオーディオ
最安価格(税込):¥1,056,000
(前週比:±0 )
発売日:2016年 4月15日

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2020年11月9日 23:59 [956850-5]
満足度 | 5 |
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デザイン | 5 |
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高音の音質 | 5 |
中音の音質 | 5 |
低音の音質 | 5 |
サイズ | 5 |
長い間オーディオをしてきました。
最後のレビューになりますかね。
オーディオが難しいのは、音を出す最低限の機材を接続しないと音が出ない事です。
ですから、ここで言いたいのは、そこで出た音が仮に悪かった場合に、「その悪い原因がどこであるのか?」というのは簡単には解らないハズなのです。普通は。
それを、何の検証も無しに、原因はスピーカーだ。いや、アンプだ。いや、ケーブルだ。など(だからそれを変更すれば音質が良くなるはずだ!)と、決めつけてかかるのでは、望む音質は、果てしない、途方も無い物語(君の知らない物語。笑)となることでしょう(笑)
「絶対的な正しい音」はあると思います。
それは、レコーディングスタジオで流れているようなバランスの音質です。
しかし、プライベートのオーディオの場合には、そこに「好みの音質」が入り込むので、ややこしくなります。
長い間オーディオをしていて、2つの考え方があることに気が付きました。
一つは、現代オーディオが高音質だとする見解。これは、現代オーディオは「周波数特性が極めてフラットである」という点において、極めて自然で美しい音を出す、という意味で評価が高いとする考え方です。
もう一つは、古いのですが、例えば能率が100デシベルあるようなスピーカーを使った、リアリティや生々しい感じの再生こそが高音質である、という考え方です。(おそらくこれを原音再生と言う場合が多いと思います)
ただし、これは現代のオーディオでは再現するのは困難で、昔のビンテージオーディオ、例えばウェスタンエレクトリック(WE)とか、アルテックなどでないと再現できません。
この2つの考え方、両方に是非があります。
前者の現代オーディオは、それはそれは美しい音なのですが、分解能も完璧なのですが、欠点は、簡単に言うと「音が死んでいる」のです。
ですから、どんなに美音でも、「オーディオの再生音ですよ!」と、分かる音です。
しかし、小型なので普通の部屋で再現できる。
一方、後者は、超絶リアリティです。
これはおそらく、実際に聴いた事がなければ解らないと思いますが、「もう、歌手がそこに立っていて、手を伸ばせば触れそう」というくらいのリアリティなのです。
ですから、もしスピーカーと視聴者との間に向こうが見えないカーテンでも引いたら、歌手本人がそこに居るのか、居ないのかは絶対に判別できません。
つまり、オーディオの再生音なのか、本人が実際その場で歌っているライブなのかが判別出来ません。
そのくらいリアルなのです。
しかしその代わりに、周波数特性がフラットでは無くて、個性的な音質になります。
また、例え38センチのウーファーだとしても、低音が出ません。
また、更なるデメリットとしては、おそらく20畳以上の空間が必要で、スピーカー本体が、畳一畳弱くらいの大きさです。
更に、大音量でなければならないかと。
オーディオの基本て、このどちらが好みかを選ぶ感じなのだと思うのですが、後者のシステムを構築するのは非常に大変なので、あとは現代ではほとんど無いので(音は良くても淘汰された)、基本的には前者のシステムになります。
しかしこれは聴いた事がある人でないと絶対に理解出来ないと思うのですが、現代スピーカーの90dbの美音では再現できない世界が100db超えのスピーカーではあるのですよ。
スピーカーの間に、手を伸ばせば触れると思える歌手が立っています。見えませんが。
いや、見えない歌手がそこに立っている、というのが正しい表現でしょうか。
私は、とある有名な神社で、賽銭を入れる音を100db超えのスピーカーから聴いたのですが、「再生」とは理解する事ができずに、「何故、誰も居ない場所で賽銭を入れているのであろう?見えないが、どこから誰が入れているのであろう?」と、最後までスピーカーからの再生音だとは理解できなかったです。それがスピーカーからの音だったのだと理解したのは、だいぶ後の事です。(笑)
現実の音と全く同じ再現をするので、スピーカーからの再生音だと理解できなくなるのです。
しかし、後者は超絶リアリティではありますが、環境を構築するには非常に大変です。
というか、まず無理です。
ですので、前者が現在、現実オーディオの主流なのです。
これしか知らないのであれば、それは幸福だと思います。
しかし、前者のオーディオの音質を知ってしまうと…
そのへんは、ググればいくらでも出てきます。興味がある方はどうぞ。
私は、貧乏ですし、オーディオは生き甲斐ですが、そこまでは出来ません。
しかし、今のオーディオで満足です。
価格コムを通じてアドバイスをいただいた方々にはお礼を申し上げます。
ありがとうございました。
最後に一言。
「惑わされずに、正しい道を進んでください!」
私はオーディオを上がりますね。
ありがとうございました!
皆様に幸あることを願います。
いい旅を!
m(_ _)m
2020年吉日
参考になった52人(再レビュー後:23人)
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2019年1月14日 18:29 [1191479-1]
満足度 | 5 |
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デザイン | 4 |
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高音の音質 | 5 |
中音の音質 | 4 |
低音の音質 | 5 |
サイズ | 4 |
購入して一年以上経ったのでレビューさせていただきます。
[デザイン]
購入当初は旧PLシリーズの方が個人的に好きでしたが、最近は現行のデザインも落ち着いていて良いと感じています。
エボニーを購入しましたが渋い色合で気に入っています。
ただエボニーは木目の個体差が激しいようなので、気になる方はローズウッドかピアノブラックにした方がいいと思います。
[音質]
とても反応の良い音です。
低音から高音まで統一感があり、引き締まった低音、澄んだ高音がクセになります。
音の輪郭を際立たせたオーディオ的な楽しさを感じさせてくれる音で、私はとても気に入っています。
また比較的鳴らしやすく、かなり小音量であっても綺麗な音を奏でてくれます。
[サイズ]
大きさ的にも重さ的にも一人で設置できる限界の大きさかなと思います。
これより大きいものとなると、満足に設置できるような家は限られてくるのではないでしょうか。
使用環境は
プレーヤー : DCD-SX1
アンプ : C-2420+A-47
スピーカー : PL200II
です。
以前は804d3を2年弱使用していました。
アクセサリー類は多少変わっているものの概ね同じ使用環境です。
804d3の情報量が多く、嫌な音を出さないバランスの良い音作りは流石と思っていました。
ただ、私の環境では、ダイヤモンドツィーターの伸びた高音に対し低音がもたついているように感じて気になってしまい、インシュレーターやケーブルの交換、音響パネルなども試して見ましたが改善できず、あまり気持ちよく音楽に浸れませんでした。
また、小音量では明らかに音痩せを感じました。
そこで、思い切ってスピーカーの買い替えを検討した次第です。
買い換えるスピーカーとして、低音から高音まで、破綻のない自然な音を聞けること、804d3に負けない情報量を持っていること、小音量でも綺麗な音を奏でてくれること、設置の問題であまり大きく重くならないことなどを条件に各社のスピーカーの試聴を繰り返した結果、PL200IIを選びました。
以前、旧PLシリーズを試聴したときは、高音が主張したチグハグな音だと感じ、あまり良い印象を持っていませんでした。
しかし、本機では、高音から低音まで音が整えられ、更に高解像度になり、そのおかげか、開放的で実体感のある音に仕上がっています。
買い換え後、多少試行錯誤はあったものの、不満点は大きく改善され、今は気持ちよく音楽に浸れています。
とはいえ、スピーカーのポテンシャルが大変高く、機器の変更に機敏に反応するため、現在もより良い音を求め、アクセサリー類を導入したり、アンプやプレーヤーの変更を検討したりと、楽しい日々を過ごしています。
参考になった16人
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2017年1月23日 18:00 [997604-1]
満足度 | 5 |
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デザイン | 5 |
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高音の音質 | 5 |
中音の音質 | 5 |
低音の音質 | 5 |
サイズ | 5 |
【購入の経緯】
元々、スピーカーの買い替えをペア50万円程度で考えていました。私が聴くのは主として、クラシック(ドイツもの)の交響曲やオペラです。事前の情報収集で目星をつけていたのは、ウィーンアコースティクスのMozart Grand Symphony Edition、Beethoven Baby Grand Symphony Edition、ソナス・ファベールのVENERE2.5、3.0、フォーカルのAria926、936、PMCのTwenty23などでした。PMCについては、先ごろ、Twenty5シリーズが新発売されたので、実際に試聴したのはTwenty5.23のほうです。
秋葉原のオーディオ専門店や家電量販店をめぐって、上記の各候補を試聴しました。持参したのは、ベートーヴェンやワーグナーの1950〜60年代のモノラル録音です。その年代の大時代的な指揮者の演奏が好きなので、録音が貧弱であっても、きれいに破綻なく鳴ってくれることが購入の条件です。しかし、どの候補も、しっくりきません。決して悪くはないのですが、これをぜひ手に入れたいという意欲がわかないのです。
消去法で残ったのがVENERE2.5で、某店で改めて試聴してみることにしました。比較対象として無作為に選んだのが、モニターオーディオのGOLD300とB&WのCM9でした。これらはいわゆるモニター系とされ、古い録音は得意ではないだろうと、当初から検討対象外でした。ところが、聴いてみると、特にGOLD300は、クラシックの貧弱な録音の中から、埋もれていた音を引き出し、整理整頓してメリハリをつけ、まとまりよく、きらびやかに美しく鳴らしていました。驚き、というかあわてふためき、予断は禁物だとしみじみ感じました。
モニターオーディオやB&Wに興味が出てくると、上位機種はさらにいい音に違いないと欲が出てくるのが人情です。ここで候補が格上げされ、PL200UとPL100U、804D3と805D3になりました。4機種とも、非常に優れたスピーカーで迷いましたが、最終的には理屈ではなく、直感です。強いていえば、PL200Uのどこまでも上品な音に惹かれたのです。結果的に、どれを買っても後悔しなかったのではないかと思います。
【慣らし】
私はオーディオファンではありません。「いい音楽」を「いい演奏」で聴きたいだけで、「いい音」であることは二の次、三の次でした。いい音で聴きたいなら、ライブに行けばよいからです。なので、アンプ、プレーヤーともに高級品ではありません。PL200Uが届いてから、慣らしを10日間(約5時間/日)ほど続けました。日増しに音質が向上していましたが、劇的に変化したのは10日目です。
それまで、ロックやポップス(たまに聴く)については、ほぼ期待どおりの再現性の高い音で鳴り、オーディオファンの間でPLシリーズが高く評価されているのも、理解できる気がしていました。しかし、主目的である肝心の交響曲やオペラになると、楽器それぞれの音があまり聴きとれず、歌手の声も特段のリアリティがありません。たしかに上品できれいな音なのですが、期待していたような深みや迫力がいま一つないのです。やはりアンプを買い替えないといけないのかと、いささか気落ちしていたところ、10日目に劇的な変化が起こります。
モノラル録音のワーグナーを聴いていたら、歌手の息づかい、唇の動きが目に浮かぶように分かったのです。管弦楽でも、これまで聴こえなかった音が次々に現れ、明瞭感や透明感だけでなく、色彩と表情がぐんと豊かになっています。一体、何が起きたのか、わけが分からないまま、CDをいろいろ換えてみました。
慣らしの途中で特に不満だったのが、ブルックナーの交響曲ですが、10日目には、各楽器の音がきっちりと再現され、演奏会の雰囲気が生々しく迫ってきます。いままで団子状だった音が分解され、かつ有機的に結びつき、雨あられのように降ってきて、交響曲を聴くとはこういうことなのか、と改めて教えられた気がしました。またベートーヴェンでは、録音の古いフルトヴェングラーから、比較的新しい朝比奈やヴァントまで、フレッシュに元気に、かつ威厳をもって美しく鳴っています。フルトヴェングラーによる交響曲第9番第4楽章を聴いていると、弦のピッチカートがおそろしくリアルで、ぞくぞくします。ヴァントのNDRによる録音は元々、音質がよいのですが、ティンパニーなどはまるで本物の音のようです。
【評価】
慣らしの途中であって、評価には早いかもしれませんが、あくまで現時点での暫定的な評価をしてみます。高音・中音・低音のそれぞれがどうというよりも、PL200Uは、音楽を総合的に奏でる一個の稀有な楽器だと思います。各ユニットの存在を感じさせず、自然、明瞭、透明で、音楽のジャンルも問いません。おそらく製作サイドの設計思想もそこにあって、ユーザーの手に正しく届いているという意味で、現代Hi-Fiスピーカーの一つの完成形といってもよいのではないでしょうか。
ただし、万能型であるのは事実ですが、反面、優等生的でつまらない、と感じる人もいるかもしれません。主張しすぎない、出しゃばりすぎない品のよさが、PL200Uの長所であり欠点でもあるので、あくの強さや個性を好む人には向いていないでしょう。クラシックをメインに聴く人にとっても、ソナス・ファベールのような明るさや開放感、タンノイのような湿り気や陰影がないので、そのへんに物足りなさを感じることもあるでしょう。
私もクラシックが好きなので、ソナス・ファベールがかもす雰囲気のよさも捨てがたいのですが、慣れ親しんだ盤から聴こえなかった音を掘り起こし、新たな発見をもたらすという点では、PL200Uの独壇場であり、その選択は間違いではなかったと思います。
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