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2017年1月1日 11:19 [990962-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| 操作性 | 5 |
|---|---|
| 表現力 | 4 |
| 携帯性 | 3 |
| 機能性 | 4 |
他レンズとの比較写真(万博記念公園・太陽の塔) |
機会がありましたら、『京都』でお逢い致しましょう |
見渡せば すすきの穂揺れる 岩湧山part.2(これがSIGMA50Artの実力?) |
絞り開放(F1.4)part.1(信楽駅) |
絞り開放(F1.4)part.2(EXPO CITYの夜景) |
高尾山 ハルカス見える 秋の夕暮れ(5Ds、F2.8でこの写り) |
2017年、明けましておめでとうございます。
元旦にこのレンズレビューをアップロード出来る事を、
この国の神や仏に感謝致します
日本の会津(福島県)にしか工場を持たない、
「SIGMA社(株式会社シグマ)」
の技術の粋と誇りを集めて設計・製作された(筈の)『Artシリーズ』
その中でも特に、
「中核レンズ」
と目されている意欲作で、
「自身のEOS 5Ds(以下、5Ds)の第一標準レンズ」
約1年、5DsやEOS M等で使用したが、
「このレンズ、どう評価して良いものか解らない!迷っている!」
つまり
「『TS-E 24mm F3.5LU』より評価判断基準が難しく、
『SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO』とは、
ほとんど真逆の性格のレンズ」
と断言して良い
少し前置きが長くなりましたが、従来通り、
他レンズの比較基準に沿って、とりあえず評価を決めました
【操作性】4.3
・デザインや感触、ホールディング性は良好
・AFは静かで、速度も心地よい
・標準レンズにしては珍しいインナーフォーカスなので、当然、PLフィルターも使える
・残念なのは、
『少し(かなり)大きい、重い、手振れ補正がない』
事だが、5Dsと共に手持ち撮影で使う際には、
「この大きさや重さは、
逆にカメラをしっかり保持することに繋がり、
手振れやシャッターショック等のブレには強くなる!」
という別の長所もあるので、評価はこの辺り
【表現力】4.0
敢えて4点
(『究極の残念賞』)
<ボケ味>
EF 50mm F1.8 STM較べ、
特に後ボケがソフトで二線ボケも良く抑えられており、
非常に好感が持てる
(EF 50mm F2.5 コンパクトマクロ並のボケ味)
これは『(超)高解像度レンズとしては上出来』と思います
<解像度・透明感>
平成28年10月末段階の所持レンズの中では明らかに、
「開放値から絶対的No.1の解像力性能」
を誇るレンズと断言出来る
事実、
「5Dsの実写テストでF2.8より絞り込んでも、ほとんど解像感が上がらない」
という事は、
「F2.8で撮影した写真の光学解像度は、既に5Dsの作画能力を超えている」
という判定。
また、
「写した写真の透明感が非常に高い」
のも特徴で、これで実売価格10万円以下なのだから、
「プロカメラマンの間での高評価」
もここまでなら納得出来ますし、この価格帯でここまで写るレンズは、
他に観たことも聞いたこともないのも事実
(こういうレンズ、自身は初めて。F5.6以上ならあった。
ここまでなら、従来の点数基準で6点を付けても良い位)
とうとう最後に残った<(色)収差>
これが最もいけない!
カメラなどとの相性があるにせよ、
他レンズと同一条件で撮影した場合、
『写真の透明感』も相まって、
他レンズよりも前ボケに強烈なパープルフリンジが現れることがある
諸収差(特に球面収差・像面湾曲等)を徹底的に除去した結果、
「最後に残った/修正しきれなかった、前ボケの色収差(パープルフリンジ)」
という感じの出方である(F5.6に絞っても、修正し切れない場合がある)
後は、
1.開放時に若干、周辺光量不足を確認。F2まで絞ると実写上、問題なし
2.5Dsでの独自レンズテストで、等倍での被写界深度の範囲内だが、
(若干、後ピンにズレる)フォーカスシフトが確認された
【携帯性】3.0
ギリギリの3
5Dsより小型のカメラなら2点台で、
軽量・小型のEOS Mとなら1点台の評価
【機能性】3.8
・AFは、『静音、まずまず高速、インナーフォーカス』
・最短撮影距離40cm(撮影倍率1:5.6)
・フィルター径が77mmで、他の高画質レンズ等と共用しやすい
・USB DOCKを使い、自分で一定の調整が可能
・Φ85.4×99.9mm、重量815g
と、645の中判標準系レンズすら軽く上回る非常に大柄なレンズサイズ
・手振れ補正機能がない
等を考慮し、この辺り
【満足度】3.8
このレンズは生意気にも、
「撮影者、カメラ、被写体を選ぶ!」
傾向があり、
・決まれば決して他に真似出来ない、
『(非常に透明感の高い、)物凄い写真』が撮れます
・決まらなければ、余り被写体を選ばない高解像度レンズ*1と比較し、
それらで写した写真よりも、逆に写真写りが悪くなる
(万人のパッと目には『見栄えが明らかに悪く見える』)
という、致命的な欠陥がある
だから、プロ(級の腕を持つハイレベル)カメラマンの方々には、
「こういう標準レンズこそ、貴重な存在」
と考えるのは無理はないが、自身は、
「普通の人には、決して積極的には推奨しない*2」
しかし、
「どうしても、そういう写真が撮りたい」
「真面目に写真を上手くなりたい」
人に対しては、
「そこまで言うのなら一度、これを買って使ってみたら?」
という言い回しをします*3
因みに、
この『SIGMA 50mm F1.4 DG HSM Art』の特徴は、
「無色/透明/サッパリ感の強い写真」
に仕上がります
(ビールに例えると、アサヒの『スーパードライ』みたいなレンズの味付け)
だからこそ余計、『前ボケのパープルフリンジ』の発生が残念でならない
最後にこういう類のレンズは、
自身の写真撮影技術や腕の差等が、
もろに写真に出ますのでご注意を
*1、2:これらの画角で万人受けする写真が撮れる高解像度レンズの例
EFマウントでは、
・単焦点は、EF 50mm F1.8 STM
・ズームは、同じ価格帯で『タムロンボケ』と言われているボケが美しい、
TAMRON SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD
等があります
*3:キヤノン社の誇るLレンズ(の中のLレンズ)やカールツァイス等の、
超高性能レンズには必ずこういう一面(レンズ独特の癖)があり、
例え痛い目に遭っても、所謂『レンズ沼』にはまろうとも、
このレンズシリーズ(SIGMAのArtシリーズ)が一番安く済む筈
- 比較製品
- シグマ > APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO (キヤノン AF)
- CANON > EF50mm F1.8 STM
- TAMRON > SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD (Model A007) [キヤノン用]
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