FE 400-800mm F6.3-8 G OSS SEL400800G
- ズーム全域で高い解像性能と高速AFを実現し、インナーズーム方式で安定したフレーミングが可能な超望遠ズームレンズ。高性能レンズ「Gレンズ」に属する。
- 焦点距離800mmをカバー。1.4倍、2倍のテレコンバーターにも対応し、最長1600mmまでのAF撮影が可能。
- リニアモーターを2基搭載し、動きの速い被写体でも高速・高精度・高追随かつ静粛なフォーカシングを実現。
FE 400-800mm F6.3-8 G OSS SEL400800GSONY
最安価格(税込):¥299,800
(前週比:±0
)
発売日:2025年 3月19日
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2025年12月17日 13:57 [2000181-1]
| 満足度 | 3 |
|---|
| 操作性 | 3 |
|---|---|
| 表現力 | 4 |
| 携帯性 | 2 |
| 機能性 | 3 |
【操作性】
手持ちでの操作性は良くない。重さ以外は問題ないが、超望遠なのでブレ発生しやすい。
【表現力】
画像の品質はそこそこ良い
【携帯性】
200-600に比べて非常に重く感じてしまう。撮影には一脚が最低必要と思われる。
【機能性】
問題ないが、もう少し明るいレンズであれば高解像度カメラでも(ドーズの限界気にせず)使えて、なおさら良いと思う。
【総評】
手持ち撮影には向かない。小鳥の撮影には三脚又は一脚が必要である。
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2025年12月15日 15:42 [1999942-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| 操作性 | 5 |
|---|---|
| 表現力 | 5 |
| 携帯性 | 5 |
| 機能性 | 5 |
SEL200600Gをずっと使ってきましたが、600mmに限界を感じ初めていたことと、純正テレコンをつけた画質に満足していなかったことがあり、発売と同時に購入しました。夏の間は暑くてあまり撮影していませんでしたが、寒くなって野鳥撮影を再開して、手に馴染んできたのでレビューを投稿します。
テレ端F8の暗さは場面によって少し感じることがありますが、やはり800mmの望遠の威力は大きく感じます。想豫以上に被写体によれます。きっちり解像し、画質は満足です。画質については参考のため画像をアップします。なかなかだと思います。
AFはカメラの性能もあると思うので雑感ですが、SEL200600Gと大差ない印象です。インナーズームでレンズの長さが変わらないのもいいですね。手持ち撮影が基本ですが、長時間撮影用に一脚を持ち歩くようになりました。
被写体が近いことが確定的な場面があるかもしれないのでSEL200600Gは手放していませんが、こちらを買ってから出番はまったくなくなりました。
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2025年11月28日 23:01 [1997247-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| 操作性 | 5 |
|---|---|
| 表現力 | 4 |
| 携帯性 | 4 |
| 機能性 | 5 |
【操作性】インナーズームなので、バランスよく、重いですが、バランスいいです(コレが一番)
【表現力】単焦点には及びませんが、超望遠ズームとしては、かなり優秀だと思います、価格から見ればこれ以上の超望遠レンズあるのかな?
【携帯性】手持ちでは、それなりの覚悟の重さになりますし、大きさです。
【機能性】現在のレンズでは高い機能性だと思われます。
【総評】価格からすれば、とんでもない高性能、贅沢なことですが、全ての望遠レンズに言えることですが、飛翔野鳥撮影で正面は、なかなかピント来ません、何とかならないのかな?、レンズを上方向(お空方向)はブレ多いです、他社も同じですが、何とかならないのか。
- レベル
- アマチュア
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2025年11月19日 21:08 [1995368-2]
| 満足度 | 1 |
|---|
| 操作性 | 3 |
|---|---|
| 表現力 | 1 |
| 携帯性 | 2 |
| 機能性 | 1 |
解像不良個体をつかまされました。あげく修理拒否されました。
当初AFの異常を疑ったほどです。ですが、よくよく調べたらピントはあっているけど、解像しません。
元々SEL200600G+SEL14TCとα7RXを3年使ってきました。この組み合わせでどのくらいの距離ならカワセミやミサゴの羽毛が解像するかはよくわかってます。
そこからテレコン無しで800oが使えれば動き物に対するAF追従性が向上するだろうと思い当該レンズを購入しました。
ところが、普段と同じ距離にいるカワセミを何度撮っても全く解像しないし全体的にボヤっとした描写です。
SEL200600G+SEL14TCで840o開放F9で撮ったら解像する同距離同条件を当該レンズでテレコン無し800o開放F8で撮りましたが全滅でした。フォーカスリミッターや手振れ補正やAF設定を変えてもダメでした。あえてテレコンつけても同様です。カワセミとミサゴが飛んでいる時も試しましたが同じく全滅です。1枚たりとも解像しないのは逆に驚きです。
挙句の果てにメーカー保証期間内なので修理に出したら異常なしと言われました。んなアホな。
つまりこのレンズはテレコンつけたSEL200600Gより解像力は下ということ?10万円近く高いのに?あまりにひどくないですか?
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2025年6月14日 17:05 [1968638-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| 操作性 | 5 |
|---|---|
| 表現力 | 5 |
| 携帯性 | 5 |
| 機能性 | 5 |
【操作性】簡単至極
【表現力】十分
【携帯性】800mmまでの物としてはバッチグー
【機能性】十分
【総評】2倍のテレコンが使える。明るい状況ならば1600mmがじつようになる夢の超望遠
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2025年6月12日 17:04 [1968104-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| 操作性 | 5 |
|---|---|
| 表現力 | 5 |
| 携帯性 | 5 |
| 機能性 | 5 |
外観 |
||
結構遠く網の向こう側DMFで |
【操作性】
三脚前提で使用しますがバランスいいです
ズームも400-800はちょいと捻るだけなので便利
【表現力】
結構キリリと撮影出来ます
【携帯性】
三脚座が固定なのは少し残念な気もしましたが三脚座外す事は余りないのでOK。重さとサイズもギリ手持ちOKで近所のカワセミ半日くらいなら余裕の感じです。
【機能性】
リミッターが8mまでと近くなったのでより実用的
DMFはやはり便利
【総評】
200600Gからの買い替えですが使用感は200600G2型と言う感じで全般に進化しています。空抜けでピントハズレるのは相変わらずですがピントも早くF値の暗さは余り感じませんでした。まだテレコンは試していませんが晴天の猛禽類には良いのかと思います。
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2025年5月6日 17:05 [1959356-2]
| 満足度 | 5 |
|---|
| 操作性 | 5 |
|---|---|
| 表現力 | 5 |
| 携帯性 | 4 |
| 機能性 | 4 |
だいたい距離6メートルくらいのスズメです。 |
バラツキがあるとの事で、少し不安でしたが大丈夫でした。
明るければメインのロクヨンに迫る解像感です。
長い間200-600を使っていましたが、野鳥撮影ではほぼ600固定で使用していたため、400-800の焦点距離は私にとって最高ですし、200-600で解像感を出すためにはF8まで絞って使用していましたが、当レンズでは解放から同等以上の画質です。
干潟や河川敷など明るいシーンはロクヨンよりこちらを持ち出すことが多くなりそうです。
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2025年4月19日 09:13 [1954115-2]
| 満足度 | 5 |
|---|
| 操作性 | 4 |
|---|---|
| 表現力 | 5 |
| 携帯性 | 3 |
| 機能性 | 5 |
800mm付近の望遠端で撮影 画質に不満無しです。 |
1/40で撮影 高速のF1マシンでもかなり打率が良かったです。 |
200-600Gよりも500〜600mm付近でのキレが良くなっている感じがします。 |
彗星流し等1/6以下の流し撮り難易度もこのレンズならそれなりの打率で出来ます。 |
700mm以上の焦点距離ですが、ヘルメットバイザー内の目まで見えます。 |
490mmで撮影 この焦点距離なら画質面だけでいいますと単焦点にも負けず劣らずの印象 |
使用目的はモータースポーツ撮影で、今までは200-600mmにx1.4のテレコンを使用して800mm以上で使用していました。
こちらに変更してからの感想をレビューさせて頂きます。
【操作性】
インナーズームの200-600Gとほぼ同じように操作できて快適です。
ただやはり重量は増加している為、一脚等使わないと意図しない手ブレなどが発生しやすくなりますし、長時間の手持ち撮影は厳しいと思います。
【画質やAF速度】
800mmの望遠端の画質は良いです。また個人的にですが、500-600mm付近が一番シャープなキレにのある写真が撮れて、個人的には200-600と同じ焦点距離時よりも綺麗です。
200-600Gにx1.4のテレコンを入れるよりも1段階F値を下げれて、しかもAFが速くピントも迷いにくいので、肝心なところで迷子にならない為サーキット撮影では非常に有効なレンズだと思います。
【手ぶれ補正】
手ぶれ補正のMODE切り替えができるため動体撮影時でも安心して使用できます。
自分は斜め方向にレンズを動かしながらシャッターを切ることが多い為、手ブレ補正をOFFにしがちですが、真横に流し撮りする際にはMODE2を使用しています。
【その他】
・レンズフードが改良されて、ロック機能付きでしかも可変NDフィルター調整窓が付きましたので、レンズフードを付けたまま調整できるのが非常にありがたいです。
【総評】
結論を申し上げますと、400-800Gは200-600Gのあらゆる面を進化させた一本だと個人的に思います。
もし単焦点ほどではないけど、SONYユーザーで更なる高性能望遠レンズをお求めの方がいらっしゃるなら、間違いなくオススメ出来るレンズです。
※添付画像の説明文に修正点がありましたので、再レビューしました。
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2025年4月17日 13:44 [1947360-2]
| 満足度 | 5 |
|---|
| 操作性 | 5 |
|---|---|
| 表現力 | 5 |
| 携帯性 | 3 |
| 機能性 | 5 |
購入主目的はスポーツ撮影なのでズームが必要なのですが、鳥撮影は望遠端のみの使用となり、800mm F8単として使用し全て手持ち運用です。
解像に関しては単焦点に迫ると思います。FE200-600mmの600mmはF8まで絞って何とかという感じでしたが、こちらは開放F値のまま使え、解像、透明感、AFすべてにおいて各段に上だと感じます。
FE200-600mmではスポーツ撮影で600mmのためにF8固定にしてしまうと、引いて撮る時もF8になっていたのに対し、本レンズは全ズーム域F値可変で全て開放値を使えるのが良いです。
また、全ズーム域F値開放から周辺四隅までカッチリ写るので、スポーツや野鳥、ネイチャーだけでなく、風景等様々な用途で使えます。
R5mk2 & RF200-800も使いますが、スポーツ撮影でズーミングを多用する場合、やはりインナーズームの方が全然使いやすいです。
現行、手持ちで振り回せるレンズで最高峰の部類だと思います。
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2025年3月31日 23:26 [1949695-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| 操作性 | 5 |
|---|---|
| 表現力 | 4 |
| 携帯性 | 3 |
| 機能性 | 5 |
1.木の実を加えたシジュウカラ(800mm, F8, ISO2000) |
2.枝をちょこちょこシジュウカラ(800mm, F8, ISO250) |
3.もふもふのジョウビタキ(800mm, F8, ISO5000) |
4.シロハラです。(800mm, F9, ISO2000) |
5.休憩中の鵜です。(800mm, F8, ISO500) |
6.近づいてきた白鷺をズームバックして(503mm, F7.1, ISO250, -1.0段) |
【操作性】
手前側に3p幅のフォーカスリング、その前側に5.6p幅の
ズームリングの配置、いずれもゴム巻で指掛かりはよいです。
三脚座を掌の上に置くと親指と薬指でフォーカスリングと、
人差し指でズームリングを回すようにホールドできます。
ズームリングは約70度の回転角で軽からず、重からずで
スムーズに動かせるのはインナーズーム式のメリットです。
根元側にスイッチ類は当然AFとOSSはONでMODE 1、
フルタイムDMFオン、小鳥は思わず近くに来ることもあり、
AFも速いためリミッターはFULLで使用しています。
エンプラ性のフードは直径143mmで内面無光沢仕上げ、
ロックスイッチがあり、PLフィルター操作窓もあります。
三脚座は取り外し不可ですが、その分剛性は高いです。
【表現力】
望遠端F8ですので、開放から使える画質が前提ですが、
ズームレンズとして望遠端も十分なシャープさです。
500?600mmが最もシャープ感が高いかな、と感じます。
FE200-600G望遠端には少し軸上色収差を感じましたが、
本レンズの望遠端はよりシャープな描写だと思います。
α1 mark IIのJpegスタンダードの撮って出しで、
ボディのレンズ補正はすべてON(オート)です。
パラメーターはいじっていません(写真1−6)。
注)基本AF-Cの鳥認識AFですが、(図らずも)
一部被写体認識オフで撮影しています。
【携帯性】
最大径x長さ:119.8x346mm 重量:2475g です。
FE 200-600Gより8mm太く、28mm長く360g重く
取り回しはFE 200-600mmGの方がより軽快です。
手持ち可能ですが自分の場合は3時間ぐらいで
腕がプルプルしてきます。
より長時間の使用や夕方で低速シャッターの際は、
一脚があったほうがフレーミングも安定します。
自分はSIRUI一脚AM-326Mと32mmボール径の
自由雲台をひとまず試してみています。
(今回の写真はすべて手持ち撮影ですが。)
三脚座の回転リングにはストラップホールがあり、
そちらの付属のストラップを付けて使っています。
もう少し幅広のだと肩の負担が少ないかもしれません。
Loweproのフリップサイド500AW IIのリュックなら
フード逆付けでボディをレンズに付けたまま収まり、
その他にも別ボディーやレンズなども入れられます。
(400AW IIだといろいろぎりぎりでお勧めしません。)
【機能性】
2基のリニアモーターによるAFは800mm望遠端でも
FE 200-600mmGの望遠端よりも高速に駆動します。
手振れ補正は自分基準(再生の初期拡大倍率確認で
印刷文字のブレの有無)では800mmで4段(1/50秒)
はあるかなと思います。
フレーミングに困るようなブレは感じません。
最短撮影距離:1.7m-3.5mで最大撮影倍率は0.23倍です。
最短が遠くて撮れない等もなく良く考えられています。
防塵防滴仕様です。
LA-EA5+AF500mm F8レフやテレコン使用などで
F8〜F11の暗さには慣れていますが、
・LA-EA5+AF500mm F8レフ
https://review.kakaku.com/review/10506511766/ReviewCD=1550045/
・100-400GM+SEL14TC
https://review.kakaku.com/review/K0000857894/ReviewCD=1813084/#tab
・100-400GM+SEL20TC
https://review.kakaku.com/review/K0000857895/ReviewCD=1801954/#tab
本レンズはこういったAFエリア又は使用絞りに制限なく
開放絞りから高速AFで使えるため使用感は快適です。
【総評】
野鳥撮影の標準600mmを軸に望遠800mmをカバーし
撮影中不意に現れた近めの大型鳥もさっと400mmまで
ズームバックしてフレーミングできるなど大変便利です。
高画質、高速AFの超望遠ズームでOSSの利きも十分、
インナーズーム仕様が実用性、快適性を高めています。
最短撮影距離も良い塩梅で野鳥撮影での不満点は少ないです。
とはいえ800mm、クロップなら1200mm相当の画角の為、
わずかな手振れや被写体ブレも画質低下につながりますし、
被写界深度もそれなりに浅いので要注意です。
最初は晴れた日にSモード1/1600秒(1/2f秒)辺りで
本レンズの描写傾向をつかむのもいいかもしれません。
スポーツや飛行機での使用経験はありませんが、
野鳥撮影にはとても使いやすいズームレンズです。
F値は明るい方が良いですが、これ以上となると・・。
まだ到底使いこなせているとは言えないですが、
満足度は4.5点、繰り上げて5点にします。
- 比較製品
- SONY > 500mm F8 Reflex SAL500F80
- SONY > FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS SEL100400GM
- SONY > FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS SEL200600G
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2025年3月22日 07:51 [1946558-1]
| 満足度 | 2 |
|---|
| 操作性 | 4 |
|---|---|
| 表現力 | 1 |
| 携帯性 | 3 |
| 機能性 | 4 |
α1でボディーの設定を変えないで200−600と付け替えて試しましたが、はっきり言ってがっかりです、望遠端の解像度は200−600の方が良く、手持ち撮影での歩留りも断然200−600の方が多いです、これなら200−600のガチピンをトリミングで十分でと思いました。
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2025年3月21日 21:16 [1946499-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| 操作性 | 5 |
|---|---|
| 表現力 | 5 |
| 携帯性 | 無評価 |
| 機能性 | 5 |
α1IIと組み合わせての初期レビューとなります。
最近はキヤノンのR5mk2の方が私の野鳥撮影スタイルに合うためキヤノンがメインになってましたが、400-800Gが発表されたことで急いでα1IIの中古を確保して400-800Gを予約注文して購入しました。
ズームレンズはR5mk2 + RF200-800をメインに使用しているためそちらとの比較になります。
【操作性】
インナーズームの200-600Gとほぼ同じように操作できて快適です。
ややフロントヘビーのため600GMよりも重く感じます。このため2kgのレンズで重く感じる人だと、一脚や三脚を使わないと意図しない手ブレなどが発生しやすくなるかもしれません。
【画質】
800mmの望遠端の画質は良いです。
解像度が高いだけではなく、800mm F8は600mm F6.3よりも被写界深度が浅いため、RF200-800や200-600Gより立体感のある写真が撮れます。
さすがに600GM + 1.4倍テレコンには敵わないですが、400GM + 2倍テレコンより上回るため価格を考慮すれば極めて優秀です。
添付してる写真はいずれもPhotolab8 + DxO DeepPRIME XD2でRAW現像しており、クロップ無しの写真となっています。
まだ400-800Gのレンズプロファイルが存在しないため収差補正などを実施しておらず、シャープネス補正としてアンシャープマスク(強さ=150)のみを適用しています。経験上、ズームレンズの場合はレンズプロファイル対応後の各種補正やシャープネス最適化を適用するとさらに画質が良くなります。
【AF性能】
AFの速度は800mmの望遠端でも200-600Gよりも改善しており、特にフォーカス移動が大きい時のモッサリ感がかなり改善しています。200-600GではフォーカスリミッタをFULL以外で常用したくなるレベルでしたが、400-800Gでは焦点距離が800mmの時でもフォーカスリミッタをFULLで使用しても不満を感じることが少ないです。
焦点距離を600mmくらいにするとAF速度がさらに速くなり、XDリニアやUSMのような瞬発力のあるAF速度に近づきます。
フォーカスブリージングが小さく、フォーカス移動の開始や移動がとても滑らかです。RF200-800は瞬発力のある速度で移動するためAF速度は速いですが、開始前に若干のタメのような挙動があったりするためAFの滑らかさや安定性は400-800Gの方が優れています。
RF200-800はLレンズと比較するとAF速度などはパワフルなものの粗削りなところがありますが、400-800GはGMレンズと比較するとAF速度などのパワーは少し落ちるものの洗練されているイメージです。
総合的には400-800Gの方がAFは優れています。
単純なAF速度に関してはUSM一基搭載のRF200-800の方が速いですが、400-800Gも200-600Gの不満を払拭できるくらい改善しています。また400-800Gは手ぶれ補正の安定性も高いため、動体撮影を含む総合的なフォーカス性能ではRF200-800よりも良いです。
【手ぶれ補正】
RF200-800ほど強力でないですが、手ブレ補正の挙動は400-800Gの方がより安定します。
RF200-800の手ぶれ補正はたまに不安定な挙動になります。
手ぶれ補正のMODE切り替えができるため動体撮影時でも安心して使用できます。
RF200-800は動体撮影時に素早く振り回すと手ブレ補正が大きく干渉することがあるため、手ブレ補正をOFFにした方がいい場合があります。
【その他】
・レンズフードはしっかりした作りで、ロック機構もあるためとても扱いやすいです。
・レンズではなくボディ側の制限ですが、パワーズーム非対応ズームレンズのためα1IIとα9IIIのプリセットフォーカス機能は使用できません。キヤノンのR5mk2やR1のプリセットフォーカス機能はRF200-800でも使用できるため、ソニーも将来的にはファームウェア等で対応して欲しいところです。
【総評】
プロ向け大砲レンズ以外の超望遠ズームレンズの中ではこれまではRF200-800が一番優れていると評価していましたが、400-800Gは2025年3月時点では文句なしのトップです。
もちろん価格も違いますが、実は400-800Gは2899ドルにも関わらず国内の実売価格が税込みで36万円台のためコスパもとても高いです。
特に800mmの画質、動体撮影のための操作性とAF性能と安定性の高さはRF200-800よりもワンランク上です。RF200-800が1899ドルですが、400-800Gは1000ドル高いだけの実力をしっかりと示してくれています。
200-600Gは100-400GMと比較してもGMレンズ寄りのGレンズと評価されてましたが、400-800Gは5-6年くらい前の第一世代GMレンズと同等かそれ以上のレベルだと思います。
RF200-800と同様に600mmくらいだと画質とAF性能がともに向上するため、600mmを軸にして400mmに引いたり800mmまで伸ばしたりするような運用がオススメです。インナーズームのためこの操作がRF200-800よりも素早くシームレスに行うことができます。
個人的にはR5mk2の方がカメラボディとしては野鳥撮影に適していると評価していますが、400-800Gの登場により多少気に入らない点があってもα1IIの方を選ぶことになりそうです。それだけの価値がある素晴らしい超望遠ズームレンズです。
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