『マイナスポイントは随所にあるが、これぞフランス車!』 プジョー 308HB 2022年モデル swift117さんのレビュー・評価

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swift117さん

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満足度3
エクステリア5
インテリア5
エンジン性能5
走行性能4
乗り心地4
燃費5
価格3
マイナスポイントは随所にあるが、これぞフランス車!
   

   

車好きとしては猫足を体感しなくてはということで、新型308を購入しました。
購入後一年経過し、正直なところ猫足とは?フランス車にハマるという感覚はないです。
自分の車に対する評価の感覚は普通の人よりもあると思っておりましたが、初めの期待が大きすぎた分自分の好みに合わないということがわかりました。
猫足というのは他車のレベルが上がった現在では過去の名声となってしまっているようです。確かに18インチを履いている割には突き上げ感は感じませんが、その代わりカーブや荒れた路面でふらふらした印象を受けます。トーションビームのせいというよりは、マルチリンクサスの508も似たような味付けであったので、プジョーはこのようなセッティングなのだと思います。
しなやかな乗り心地、高速道路の直進安定性は確かに群を抜いていますので、この点はフランス車としての魅力であると思います。しかしながら、日本において街乗りをした際のミッション、ブレーキのマナーの悪さは手抜きを感じます。特にブレーキはどんなに頑張っても最後にパッドが食いついてしまいスムーズに止まれません。ショックを出さずにブレーキを抜いて止まりたい自分としてはこの点は非常に残念です。
また車の品質についても、500万に迫る車の品質ではありません。新車時よりバンパーに凹みがありました。またドアのチリもあっておりませんでしたが、「フランス車には良くあることで、保証は通らないと思います」と返された時には愕然としました。

フランス車にしかない乗り味、デザインが確かにあります。しかしながら、ついているはずの装備を本国の都合で突然無くしたり、特別仕様車として全部乗せで出してみたりといった、あぐらを書いた殿様商売をしている限りは日本市場で売れるようになるとは思えません。
ステランティスグループとなりそれぞれの魅力あるメーカーの車を同一会社が売るようになって、もともとのそのメーカーのファンの期待を裏切っているような気がしてなりません。(308SWを無くしたり、508を導入しなかったり、C5Xを無くしたり・・・)
プジョーに限らず、ステランティスグループの車を買う時には良く吟味して、デメリットを考慮した上で購入した方が良いと思います。
デザインや乗り味だけで指名買いすると痛い目に遭います。

[追記です]
国産車を基準とすると至らない点は多数ありますが、そういったthe 国産車でないのが"フランス車”なのかもしれません。
狭くて渋滞が多く、補修跡が多くぼこぼこした日本の道路環境(特に都市部の街乗り)でのみ乗った場合、フランス車の真髄である猫足はあまり実感しにくいと思います。やはりこの点は日本のハイブリッドやコンパクトカーは強いです。
私が感じているフランス車の特徴は、
・乗り心地のしなやかさ:走行距離が伸びるにつれて、乗り心地がますますしなやかになり、柔らかいのにボヨンボヨンせず無駄な振動が残らない足回り。社外のサスペンションが販売されないのはこの足回りを超えられるセッティングはなかなかできないのではないでしょうか。
・トルクフルで経済的なディーゼルエンジン:ヨーロッパの厳しい排気ガス規制により終焉を迎えようとしていますが、ディーゼルとは思えないエンジンノイズと長距離走行時の燃費、高速走行時の安定感があります。
・他社にはないインテリア・エクステリアデザイン:走っている台数が少ないことも相まって、どんな車と並んでも引けを取らないデザインと思います。デザインが完成されすぎているが故にカスタムはダウングレードになりえます。ホイールもPCD108という特殊設定のため、なかなか選択に困ります・・・。
・荷室の広さと後席の乗り心地の良さ:さすがバカンスの国フランスの車です。大人4人が楽に座れて、荷物もしっかりと積めます。

いまひとつな点:外装内装の細かい部品の立て付けが悪く、根本の部品の設計がずさんなため改善のしようがない点(ラテンのノリが現れているともとれますね)。しかしながら世界的に見れば低価格・高品質な日本車が凄すぎるだけなのかもしれません。

乗車人数
2人
使用目的
通勤・送迎
レジャー
頻度
毎日
重視項目
高級感
スポーティ
快適性
レビュー対象車
新車
購入時期
2023年6月
購入地域
山梨県

新車価格
416万円
本体値引き額
0円
オプション値引き額
0円

308HBの値引き情報

※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。

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満足度3
エクステリア5
インテリア5
エンジン性能5
走行性能4
乗り心地4
燃費5
価格3
マイナスポイントは随所にあるが、これぞフランス車!
   

   

車好きとしては猫足を体感しなくてはということで、新型308を購入しました。
購入後一年経過し、正直なところ猫足とは?フランス車にハマるという感覚はないです。
自分の車に対する評価の感覚は普通の人よりもあると思っておりましたが、初めの期待が大きすぎた分自分の好みに合わないということがわかりました。
猫足というのは他車のレベルが上がった現在では過去の名声となってしまっているようです。確かに18インチを履いている割には突き上げ感は感じませんが、その代わりカーブや荒れた路面でふらふらした印象を受けます。トーションビームのせいというよりは、マルチリンクサスの508も似たような味付けであったので、プジョーはこのようなセッティングなのだと思います。
しなやかな乗り心地、高速道路の着信安定性は確かに群を抜いていますので、この点はフランス車としての魅力であると思います。しかしながら、日本において街乗りをした際のミッション、ブレーキのマナーの悪さは手抜きを感じます。特にブレーキはどんなに頑張っても最後にパッドが食いついてしまいスムーズに止まれません。ショックを出さずにブレーキを抜いて止まりたい自分としてはこの点は非常に残念です。
また車の品質についても、500万に迫る車の品質ではありません。新車時よりバンパーに凹みがありました。またドアのチリもあっておりませんでしたが、「フランス車には良くあることで、保証は通らないと思います」と返された時には愕然としました。
このような癖を受け入れつつ乗りこなすのがフランス車乗りというのであれば、私はなりたくないです。
フランス車にしかない乗り味、デザインが確かにあります。しかしながら、ついているはずの装備を本国の都合で突然無くしたり、特別仕様車として全部乗せで出してみたりといった、あぐらを書いた殿様商売をしている限りは日本市場で売れるようになるとは思えません。
ステランティスグループとなりそれぞれの魅力あるメーカーの車を同一会社が売るようになって、もともとのそのメーカーのファンの期待を裏切っているような気がしてなりません。(308SWを無くしたり、508を導入しなかったり、C5Xを無くしたり・・・)
プジョーに限らず、ステランティスグループの車を買う時には良く吟味して、デメリットを考慮した上で購入した方が良いと思います。
デザインや乗り味だけで指名買いすると痛い目に遭います。

[追記です]
国産車を基準とすると至らない点は多数ありますが、そういったthe 国産車でないのが"フランス車”なのかもしれません。
狭くて渋滞が多く、補修跡が多くぼこぼこした日本の道路環境(特に都市部の街乗り)でのみ乗った場合、フランス車の真髄である猫足はあまり実感しにくいと思います。やはりこの点は日本のハイブリッドやコンパクトカーは強いです。
私が感じているフランス車の特徴は、
・乗り心地のしなやかさ:走行距離が伸びるにつれて、乗り心地がますますしなやかになり、柔らかいのにボヨンボヨンせず無駄な振動が残らない足回り。社外のサスペンションが販売されないのはこの足回りを超えられるセッティングはなかなかできないのではないでしょうか。
・トルクフルで経済的なディーゼルエンジン:ヨーロッパの厳しい排気ガス規制により終焉を迎えようとしていますが、ディーゼルとは思えないエンジンノイズと長距離走行時の燃費、高速走行時の安定感があります。
・他社にはないインテリア・エクステリアデザイン:走っている台数が少ないことも相まって、どんな車と並んでも引けを取らないデザインと思います。デザインが完成されすぎているが故にカスタムはダウングレードになりえます。ホイールもPCD108という特殊設定のため、なかなか選択に困ります・・・。
・荷室の広さと後席の乗り心地の良さ:さすがバカンスの国フランスの車です。大人4人が楽に座れて、荷物もしっかりと積めます。

いまひとつな点:外装内装の細かい部品の立て付けが悪く、根本の部品の設計がずさんなため改善のしようがない点(ラテンのノリが現れているともとれますね)。しかしながら世界的に見れば低価格・高品質な日本車が凄すぎるだけなのかもしれません。

乗車人数
2人
使用目的
通勤・送迎
レジャー
頻度
毎日
重視項目
高級感
スポーティ
快適性
レビュー対象車
新車
購入時期
2023年6月
購入地域
山梨県

新車価格
416万円
本体値引き額
0円
オプション値引き額
0円

308HBの値引き情報

※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。

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満足度1
エクステリア5
インテリア5
エンジン性能4
走行性能3
乗り心地3
燃費5
価格3
品質が・・・フランス車の魅力とは?

車好きとしては猫足を体感しなくてはということで、新型308を購入しました。
購入後一年経過し、正直なところ猫足とは?フランス車にハマるという感覚はないです。
自分の車に対する評価の感覚は普通の人よりもあると思っておりましたが、初めの期待が大きすぎた分自分の好みに合わないということがわかりました。
猫足というのは他車のレベルが上がった現在では過去の名声となってしまっているようです。確かに18インチを履いている割には突き上げ感は感じませんが、その代わりカーブや荒れた路面でふらふらした印象を受けます。トーションビームのせいというよりは、マルチリンクサスの508も似たような味付けであったので、プジョーはこのようなセッティングなのだと思います。
しなやかな乗り心地、高速道路の着信安定性は確かに群を抜いていますので、この点はフランス車としての魅力であると思います。しかしながら、日本において街乗りをした際のミッション、ブレーキのマナーの悪さは手抜きを感じます。特にブレーキはどんなに頑張っても最後にパッドが食いついてしまいスムーズに止まれません。ショックを出さずにブレーキを抜いて止まりたい自分としてはこの点は非常に残念です。
また車の品質についても、500万に迫る車の品質ではありません。新車時よりバンパーに凹みがありました。またドアのチリもあっておりませんでしたが、「フランス車には良くあることで、保証は通らないと思います」と返された時には愕然としました。
このような癖を受け入れつつ乗りこなすのがフランス車乗りというのであれば、私はなりたくないです。
フランス車にしかない乗り味、デザインが確かにあります。しかしながら、ついているはずの装備を本国の都合で突然無くしたり、特別仕様車として全部乗せで出してみたりといった、あぐらを書いた殿様商売をしている限りは日本市場で売れるようになるとは思えません。
ステランティスグループとなりそれぞれの魅力あるメーカーの車を同一会社が売るようになって、もともとのそのメーカーのファンの期待を裏切っているような気がしてなりません。(308SWを無くしたり、508を導入しなかったり、C5Xを無くしたり・・・)
プジョーに限らず、ステランティスグループの車を買う時には良く吟味して、デメリットを考慮した上で購入した方が良いと思います。
デザインや乗り味だけで指名買いすると痛い目に遭います。

乗車人数
2人
使用目的
通勤・送迎
レジャー
頻度
毎日
重視項目
高級感
スポーティ
快適性
レビュー対象車
新車
購入時期
2023年6月
購入地域
山梨県

新車価格
416万円
本体値引き額
0円
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308HBの値引き情報

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308HB 2022年モデル
プジョー

308HB 2022年モデル

新車価格:435〜572万円

中古車価格:254〜463万円

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