aune BU2

プロフィールヘッドホンからホームシアター、音楽、クルマ関連などの記事を手がけるライター。専門誌やWEBサイトに寄稿するほか、TBSテレビ開運音楽堂やレインボータウンFMなどにもレギュラー出演させていただいてます。音元出版VGP、CDジャーナル・ヘッド…続きを読む
2023年2月28日 23:21 [1687488-1]
満足度 | 4 |
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デザイン | 5 |
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音質 | 4 |
操作性 | 4 |
機能性 | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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マットブラックを基調としたシックなカラーリング |
操作系は至ってシンプル |
USB Type-C端子はデータ用と充電用の2つを装備 |
メーカーからサンプル機をお借りする機会がありましたので、試聴させていただきました。プレーヤーはWindows11 PC(LG gram)のfoobar2000アプリ使用をメインとしつつ、iPhone SE第2世代でもチェックしました(市販のLightningケーブルを利用)。イヤホンはfinal「A8000」をメインに水月雨「KATO」やビクター「HA-FW10000」などでもチェック。ヘッドホンはオーディオテクニカ「ATH-ADX5000」を使って試聴しました。
【デザイン】
スティック型DACアンプに比べれば大きいですが、ポータブルアンプとしては比較的薄型軽量で扱い易いです。デザインはシンプルながらも丁寧な作り込みが為されているため、上品に感じられました。ちなみに、自分は「BU1」を所有していますが、そちらに比べると結構薄くなっていますし、軽量に感じられました。
【音質】
サウンドは総じてパワフルで、様々なイヤホン、ヘッドホンを十全に鳴らしきってくれます。「ATH-ADX5000」もポータブル環境ではなかなか出会えない、充分な低域の量感を持つバランスのよいサウンドを聴かせてくれました。加えて、抑揚表現も丁寧なので、音楽がいちだんと心地よく感じられます。このあたりは、スティック型DACアンプでは実現できないクオリティだと思います。そのいっぽうで、「BU1」に対しては音のリアルさ、ディテール表現のきめ細やかさでいま一歩劣る印象ですが、サイズや価格差を考えると当然なのかもしれません。
【操作性】
DAC機能など、ポータブルアンプとしては比較的多機能ですが、操作系は至ってシンプル。とても扱い易いです。
【機能性】
DACアンプとしての機能性に加えて、Bluetoothワイヤレス接続にも対応。SBCやAACだけでなく、aptXHD、LDACコーデックに対応しているので、ワイヤレスでも良質なサウンドが楽しめます。使い勝手のよい、現代的なポータブルアンプといえます。
【総評】
愛用するヘッドホンアンプの進化形かと思い試聴をおこなってみましたが、実機に触れてみると、役割やキャラクターの異なる製品といった印象で、その分や使いやすさが向上していました。Bluetoothワイヤレス接続が活用できるのも嬉しいポイント。音のよさと便利さを併せ持つ、魅力的な製品だと思いました。
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2022年4月15日 16:20 [1564508-3]
満足度 | 4 |
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デザイン | 4 |
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音質 | 5 |
操作性 | 4 |
機能性 | 3 |
2〜3万円台の製品の中で、ちょっと通好みな、独特の存在感を示していたBU1に続く、AUNEのポータブルDACアンプです。BU1では付いていなかったバランス端子(2.5mm)、Bluetoothレシーバー機能が新たに実装されています。
音質評価に際して、イヤホンにFiiO FD5(バランス接続)、ヘッドホンにAustrian Audio Hi-X65を用いて評価しています。音源は、ハイレゾとロスレスでクラシック全般、ジャズ、ポップスなどを一通り。
【デザイン】
シンプルで堅牢感があって良い感じです。ただ、前作BU1のゴールドに比べると、随分と地味になってしまいましたね。一部のYouTube動画で、LED表示部が暗いという指摘がありましたが、当方の個体では十分な明るさが出ています。
【音質】
恣意的な強調感がなく、すっきりと見通しの良い音です。フラットで解像度に優れた、どちらかといえばクール系のサウンドでしょうか。ギャングエラーは当方の環境では感じられません。
ヘッドホンでの使用に関しては、当方は100Ωなど高インピーダンスのものを所持していないので、あまり検証できませんが、25Ω(感度110dB)のAustrian Audio Hi-X65は十分に鳴らしきれています。
【操作性】
【機能性】
中央のダイヤル兼プッシュスイッチですべてを操作します。持ち運び中の誤操作を防ぐためにガードが付けられており、これが微妙に操作性を落としています。慣れればどうということはないですが。
【付属品】
15cmほどの、両側がL字型のUSB Type-C〜USB Type-CのOTGケーブルが付属します。USB Type-CからLightningへの変換プラグも用意されているので、Android、iPhone(iPad)のいずれも、買ったらすぐに接続できます。他には、4.4mmメス〜2.5mmオスのバランス端子変換ケーブル、スマホと固定するためのゴムバンドなどが付属します。
【問題点】
中華DACでは、据置機でもよくある仕様ですが、サンプリング周波数、ビット深度などの切り替えが発生した際に、一瞬音が途切れます。ハイレゾサブスクなどで、次々とザッピング的に音楽を聴いていく場合や、レートの違う楽曲を織り交ぜたプレイリストを再生する場合などではストレスが溜まります。
また、バッファもそれなりに設けてやらないと、楽曲の冒頭部分を再生することがそもそも不可能となります。PCの場合は公式のドライバーでバッファの項目があるため問題ありませんが、モバイル用アプリでは、バッファがまったくなく、設定もできないようなものだとアウトです。下記4点のアプリではとりあえず使えることを確認しています。
・Onkyo HF Player(iOS用、Android用)
・USB Audio Player Pro(Android用、バッファを600ms以上に設定する必要あり)
・Apple Music(iPadOS用)
・Qobuz(iPadOS用)
【総評】
音に変な癖がなく、機能的にもシンプルで、リファレンスとして重宝しそうです。ただ、上述した問題点があるため、それなりにDACというものを使ったことがあって、自己解決できるユーザー向けでしょうか。
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