NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
- 全長約90mm、質量約315gと小型・軽量を実現した約7.8倍高倍率ズームレンズ。ミラーレスカメラ対応「ニコン Z マウント」採用の「NIKKOR Z」シリーズ。
- 静止画・動画どちらの撮影にも適している。最短撮影距離は広角端で0.2mのためテーブルフォトなどの被写体に近づいた撮影も可能。
- 5.0段の高い手ブレ補正効果を発揮し、手ブレの起きやすい望遠撮影や光量の少ない屋内での撮影でも活躍する。
NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VRニコン
最安価格(税込):¥73,260
(前週比:±0 )
発売日:2021年11月26日

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2023年2月25日 09:31 [1685860-1]
満足度 | 5 |
---|
操作性 | 5 |
---|---|
表現力 | 5 |
携帯性 | 5 |
機能性 | 4 |
普段使い用に高倍率ズームを一眼レフ時代から使っていたので、Zfc用にこれを買いました。
見た目が現代的なデザインなのでZ fcとの相性はどうかな、と思いましたが、意外にしっくり違和感なく収まりました。
【操作性】
シンプルな操作性なので戸惑うことは全くありません。リングの操作感も違和感ありません。
【表現力】
ここがZマウント機への最も期待するところですが、期待に違わずとてもクリアでクッキリした写りです。高倍率だからという言い訳の要らない絵は、購入前からレビューなどで見てはいましたが実際に撮ってみると嬉しくなっちゃいますね。
【携帯性】
高倍率なので大きさはそれなりですが、ズーム率を欲張ってはいないので日常使いに違和感のないサイズに収まってはいるかな、と思います。
重量はかなり軽いので、1日持ち歩いても手首が疲れません。
【機能性】
シンプルなレンズなので機能性も何も無いのですが、広角側が18始まり、というのはやっぱり少し残念です。16始まりならと思う場面には多々遭遇します。なのでカメラバッグには16-50も同行させています。
【総評】
日常レンズ、お散歩レンズ、旅レンズとして申し分ないレンズだと思います。一眼レフ時代の高倍率ズームは、記録できることに価値があり画質は目をつぶる、と云う感じでしたが、これは画質を我慢する必要がないので、思い出を振り返るのがとても気持ち良いです。このレンズが来たことで、Zfcを持ち出す機会が飛躍的に増えました。
画質が段違いに良くなってほぼ理想の普段使いレンズ、あと広角16m始まりなら完璧だったかな。
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2022年10月31日 10:11 [1590358-5]
満足度 | 5 |
---|
操作性 | 5 |
---|---|
表現力 | 5 |
携帯性 | 5 |
機能性 | 5 |
テーブル撮影 |
函館山夜景 |
函館聖ヨセフ教会 |
旧函館区公会堂 |
札幌市豊平峡 |
やっぱり旅には欠かせないレンズです。テーブル撮影から風景、街角スナップまで全てこなす優秀レンズ。Zfcには欠かせない相棒。
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2022年8月20日 19:09 [1612435-1]
満足度 | 4 |
---|
操作性 | 5 |
---|---|
表現力 | 4 |
携帯性 | 5 |
機能性 | 5 |
丸ボケの例1 |
丸ボケの例2 |
【操作性】幅広のズームリングと、その手前に機能を割り振れるコントロールリング。自分は、コントロールリングには絞りを割り当てて、オールドレンズライクな使い方をしていますが、クリック感がないので、昔通りとはいきません。ズームリングは、回転角90度で最短焦点距離から最長焦点距離まで変化しますので、割とクイックにズーミングできると思います。
【表現力】この小ささと軽さからすると、フィルム時代のレンズからすれば、周辺までとてもクリアで、細かな表現の違いにこだわる方ではないので、特段不満に感じるところはありません。ただ、ボケに関しては、わかりやすいサンプル画像を載せますが、周辺でかなり欠けてしまうことと、丸ボケの中に同心円状のスジが見えるのが、ちょっと残念かもしれません。
【携帯性】この焦点距離で重さほぼ300g。Z-fcと組み合わせて使用しています。Z-fcのレビューにも書きましたように、過去使ってきたD300,D600は、ボディだけで800g超えますが、Z-fcにこのレンズを着けても800gありません。それだけで持ち出したくなる機会が断然増えました。
【機能性】最短撮影距離が広角側で20p、望遠端で40pなので、マクロ的な使い方もでき、手振れ補正も結構優秀だと思われます。
【総評】このコンパクトさで、35mm換算27〜210mmの焦点距離をカバーでき、近接撮影もいけるオールマイティな1本。DXの常用レンズとして、まずこの1本を選んだのは正解だと思いました。欲を言えば、広角端を16mm始まりにしてくれたら、もっと嬉しかったですが、Z-fcとの組み合わせてコンパクトカメラ感覚で気軽に連れ出せるのが、とても気に入っています。
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2022年4月30日 20:33 [1576389-1]
満足度 | 5 |
---|
操作性 | 5 |
---|---|
表現力 | 5 |
携帯性 | 5 |
機能性 | 5 |
東京駅 黄葉 |
六義園 紅葉 |
東京駅 夜景 |
千鳥ヶ淵 桜 |
大石寺 法祥園 |
龍巖淵 |
【操作性】
レンズにはズームと絞りリングしか無いので迷う事はありません。
【表現力】
高倍率ズームは画質が良くないと言われてましたが、Zレンズはその概念が当てはまりません。
広角から望遠までよく解像し、ボケも奇麗です。
いくらAFは優れていようが、連射が早いかと言っても写りが良くなければ幻滅しますが、このレンズは写りが良く表現力豊かなので写真の醍醐味が味わえます。
【携帯性】
高倍率ズームとしては小さくて軽いので気軽く持ち出せます。
旅レンズならこれ1本あればレンズ交換もしないで済みます。
【機能性】
AFは静かで高速に動作するので撮り逃しが少なくなります。
望遠側がf6.3と暗いですが、5.0段の高い手ブレ補正効果があるのでブレも押さえられます。
最短撮影距離も広角端で0.2mのためテーブルフォトなど近づいた撮影もできます。
レンズフードが別売りなのが少々残念ですね。
【総評】
良好な光学性能の高倍率ズームに仕上がっています。
解像性能が良く、広角側でも周辺まで殆どと言っていいほど画質の低下がありません。
この金額でこの写りは口径が大きいZレンズだから出来る業かと思います。
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2022年1月24日 22:47 [1542661-1]
満足度 | 5 |
---|
操作性 | 無評価 |
---|---|
表現力 | 無評価 |
携帯性 | 無評価 |
機能性 | 無評価 |
従来の高倍率ズームの欠点は・・・
大きい
写りがそれなり
この二点だったように思います。
その中で登場したこのDX専用レンズ。非常に地味ですが、最短撮影距離も短く、軽量コンパクト、写りも非常に素直で使いやすいレンズだと感じました。Z50にあつらえたかのような見た目もかわいく、Z50が一気にオールマイティな一台へと変化しました。
このレンズだけで旅に出たくなる、そんなレンズです。
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2021年12月21日 14:22 [1530772-1]
満足度 | 5 |
---|
操作性 | 4 |
---|---|
表現力 | 5 |
携帯性 | 5 |
機能性 | 4 |
18mm, ゴーストは少し |
140mm、開放 |
52mm、開放F4.8 |
24mm、F7.1 |
140mm、周辺のボケのサンプル |
普段はM.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4 IS Pro や、SONY E 18-135mm F3.5-5.6 (SEL18135)を高倍率ズームとしては使用しているので、比較も含めてレビューします。
(アップした画像は、RAW現像したものです)
【外観・使い勝手】
価格帯や重さ、スペックなどがかなり近いSEL18135と比較して、鏡筒口径・フィルター径は大きく、望遠端へズームした際の長さも長く、ソニーより一回り大きいと言えます。プラマウントですし、プラスチック表面の仕上げも安っぽいので、質感的にはSEL18135の方がいいでしょう。
ズームリングは少々固めで、ソニーほどスムーズではありません。
スイッチ類は何も無く、全てボディ任せです。
【解像度】
遠景では、18mmと140mm(135mm)は明らかにSEL18135より良いようです。中間は大きな差はありません。そもそも、SEL18135も、優秀な方のレンズですので。
近距離では、全体的にSEL18135より良く、特に望遠端は差が付きます。
周辺の甘さもあまりなく、普及価格の高倍率ズームとしては、優秀です。
但し、価格が2倍ほど違い、重さも重い 12-100mm Proと比較すると、安定感では敵わない感じでした。
【周辺光量】
広角端、望遠側(70〜140mm)の開放付近は周辺光量落ちが目立ちます。ボディ側のヴィネットコントロールをH(強)にした状態で、望遠側ではF7.1〜F8まで絞れば気にならなくなります。
なお、周辺光量落ちの出方は、SEL18135もかなり似ています。ヴィネットコントロールHの状態で、ほぼ似た感じかと思います。
【ボケ味】
玉ボケの感じは、SEL18135は輪郭が強めでボケ内部は綺麗なのと比較し、本レンズは、輪郭はソニーより若干弱く、ボケ内部は少しざわついています。画面周辺のボケは少し潰れた形。実写では、ソニーが二線ボケが目立ちがちなのに対し、特に固いボケではないように思いました。
総じて、ボケ味は本レンズの方が良いと思います。
但し、この分野に関しては、低倍率・大口径のズームには敵いません。
【その他】
広角端の画角は、SEL18135より少し狭いようです。ざっと計算した感じでは3%ほどの差でした。仮にソニーが18.0mmだったとすれば、18.5mm相当位でしょうか。
手ブレ補正の能力は、遠景・水平持ち、18mmで、1/4sec〜1/2secがそこそこ止まる感じで、ソニーより少し良いようです(個人差はあると思います)。一方、12-100mm Proは、望遠側でも1秒が使え、この点は相当差があります。
【まとめ】
Z50発売から2年掛けてようやく出た高倍率ズーム。比較的値頃で、かなり軽いことから、画質がどうなのか気になりましたが、杞憂でした。この価格帯の高倍率ズームとしては優秀で、広角の画角とプラマウントが気にならなければ、常用レンズとして良い選択肢かと思います。少なくともZ DX 16-50mmよりは確実に上の性能に思えました。(但し、広角端16ミリが必要な場合は別ですが)
- 比較製品
- オリンパス > M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
- SONY > E 18-135mm F3.5-5.6 OSS SEL18135
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2021年12月19日 23:04 [1530355-1]
満足度 | 5 |
---|
操作性 | 5 |
---|---|
表現力 | 4 |
携帯性 | 4 |
機能性 | 5 |
文字もクッキリ。解像感が高いです。 |
夜景でもかなりのキレ味。 |
広角端18mmではF3.5のため、夜景も良好。 |
解像度が高く車のナンバーが読めてしまうので、慌てて塗り潰しました。 |
風景も良好。 |
望遠端140mmで。カモの羽毛もきっちり描画。 |
【操作性】ズームリングとピントリング/コントロールのみのため、迷うことはありません。AFモードであっても、A/Mモード相当でピント調整が可能です。自分は物理的なAF/MF切り替えスイッチがなくても良い派です。
【表現力】良く解像します。ボケも汚くありません。手堅い仕事師という印象です。ただ色は比較的あっさりしており、FマウントのAF-S 70-200mm f4のほうが色のりが良く感じました。高価なナノクリレンズは硝材やコーティングが優れているのかもしれません。
【携帯性】Fマウントの18-140mm f3.5-5.6に比べると6割程度の重さで、良好と言えます。Z DX 16-50mmに比べれば大きいですが、携帯性に優れたレンズです。
【機能性】18mmスタートですが、自分は16mm(24mm相当)を常用しないので問題ないです。
なお、FXの24-200mm f4-6.3は暗いレンズで、すぐF値が6以上になりますが、本レンズは65mmでF5を、100mmでF5.6を保っており、室内や夜景の撮影にも適しています。
【総評】このZ DX 18-140mmと、Z 28mm f/2.8、Z 40mm f/2の登場で、2年経ってようやくニコンAPS-Cミラーレスが普通に使えるシステムになってきました。Z DX 16-50mmは軽量で良く写りますが、やはり望遠側が足りません。
ただ、自分は本レンズを発売日初日に買いに行きましたが、どこも売り切れでした。その後すぐに予約しましたが、3か月待ちのため、ヤフオクでほぼ新品を購入しました。つなぎでAF-S DX 18-300mmでも買おうかと思いましたが、何とか落札でき、散財しなくて済みました。
このような実用レンズをオークションで購入しなければならないようだと、転売ヤーを利するだけです。部品不足は理解しますが、実用品を供給するのはメーカーの責務と思っています。
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2021年12月13日 16:12 [1528520-1]
満足度 | 5 |
---|
操作性 | 5 |
---|---|
表現力 | 4 |
携帯性 | 5 |
機能性 | 4 |
参考になった18人
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2021年12月5日 21:48 [1526155-1]
満足度 | 5 |
---|
操作性 | 5 |
---|---|
表現力 | 4 |
携帯性 | 5 |
機能性 | 4 |
周辺減光 18mm F3.5 |
周辺減光 18mm F5.6 |
周辺減光 18mm F8 |
解像感 Z50 70mm F8 |
Z6で使うと少し解像感は落ちます |
DX 50-250の方が解像感は上です |
これまでZ6で便利ズームは24-200を使ってました。
写りはとても良いのですが、200mmまで使うことはほとんどないのにあの大きさを持ち歩くことにいつも納得いきませんでした。
このレンズが発表され、画素数以外は納得できるのではないかと思い購入に至りました。届いてからいろいろ試してみたのでその感想と使用感をお伝えします。
使用したカメラ
Z6/Z50
両機種とも設定は同じ
ヴィネットコントロールは「OFF」
jpeg撮って出しでサイズは「FINE」
○使ってみて良いと感じた点
大きさ・重さ
これが一番のメリットです。24-200とほぼ同じズーム域にもかかわらずこの大きさなので、持ち歩くのがとても楽になりました。(DXなので当然ですが)
やはり大きさは重要ですね
F値
24-200よりF値の変化が緩やかです。思ったより明るく撮影できます。
ちなみに24-200は
24mm 4.0
50mm 5.6
70mm 6
と70mmまでに急激に変化します。
寄れる
18mmで20cm(ワーキングディスタンスは10cmくらい)まで寄れますので、テーブルフォトはお手の物です。まさに旅レンズといった感じです。
(24-200は寄れないので旅行では使いづらい場面も)
■使っていて気になった点
周辺減光
F5.6くらいまでは結構目立ちます。ヴィネットコントロールを「弱め」か「標準」にして使った方がよろしいかと。
ズームの回転角
思ったより大きいです。24-200とあまり変わりません。(むしろ大きい?)
DXの便利ズームなので、もうちょっと回転角を小さくしてほしかったです。
ズーム時の音
ズームする度に「シー、シー」します。
動画を撮るときは音を拾ってしまうので、ズームを多用する場合は注意が必要です。
◆総評
一言で表すと「気軽に持ち出せる旅レンズ」です。コンパクトでとても軽く、明るいところではZレンズ特有の解像感や抜けの良さを感じます。
また、寄って撮ることができるので、旅先でのテーブルフォトにも活躍します。
解像感はZ6よりZ50で撮影した方が上なので、基本的にはDX機で使用することをオススメします。(その差はごくわずか)
それでもZ6で使用したいとお考えの方は
1.画素数の低減(約1000万画素に)
2.撮像範囲設定ができなくなる
(強制的にDXモードになるため)
3.FXレンズの同じF値に比べてボケ量が少なくなる
を我慢できれば十分メリットがあります。
ただし、やはり便利ズームなので最初から50mm以上しか狙わないのなら、DX 50-250を使った方が良いです。
(50-250の方が動体も追いやすく解像感も上ですので)
以上が使用感と感想です。
私としてはとても良いレンズだと感じているので、これからも気軽に使っていきたいと思います。
参考になった31人
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2021年11月30日 16:27 [1521544-2]
満足度 | 4 |
---|
操作性 | 4 |
---|---|
表現力 | 4 |
携帯性 | 3 |
機能性 | 4 |
写真を追加し、レビューを一部加筆しました。
【操作性】
〇ズームリング
絶妙なトルクで滑らかに回転します。
静止画には少し重く感じるかもしれませんが、動画撮影には最適かなと。
〇フォーカスリング
適度なトルクで滑らかに回転します。
回転速度に応じてピント移動距離が変化するものの、広角側ならばゆっくり回しても180°未満の回転角で操作できます。望遠側は操作量が増え、より正確な操作が可能となっています。
〇その他
手ぶれ補正やAF/MFスイッチなどはありません。
また、ズームリングを固定するスイッチもありません。
〇開放F値
F3.5:18mm~
F3.8:23mm~
F4.0:29mm~
F4.2:34mm~
F4.5:39mm~
F4.8:46mm~
F5.0:55mm~
F5.3:68mm~
F5.6:88mm~
F6.0:105mm~
F6.3:130mm~
【表現力】
〇解像性能
近距離では像面湾曲が残っているようですが、ピントを合わせた部分は絞り開放からとても良好です。
解像性能のピークは高倍率なりですが、広角から望遠まで極端な画質の落ち込みは無いように見えます。これと言って弱点と言うべき弱点は存在しないように見えます。
〇色収差
軸上色収差は良好に補正していますが、倍率色収差の影響が広角側で見られます。
〇歪曲収差
広角で大きな樽型です。陣笠状となっているので手動補正は難しい。
中間域以降は目立つ糸巻き型歪曲へと変化します。
ズーム全域でソフト補正に依存しています。
〇周辺減光
大きな問題はありませんが、絞り開放で目立ちます。
〇逆光耐性
太陽をフレームに入れるとゴーストが発生する場合があるものの、全体的に良好な性能です。
〇ボケ
色収差による色づきは無いものの、非球面レンズの影響と思われる輪線ボケが見に付きます。場合によって騒がしいボケと感じるかもしれません。
望遠側を使った際は滑らかなボケが得られます。
【携帯性】
このクラスとしては一般的です。
ニコン一眼レフの同クラスと比べると小型軽量化されています。
【機能性】
〇AFフォーカス
ステッピングモーター駆動のAFは静かで高速に動作します。
望遠側が「F6.3」と暗いので、低照度や屋内では苦戦するかもしれません。
〇マクロ
主に標準〜望遠側での撮影倍率が高く、ちょっとしたマクロ撮影が可能となっています。
高倍率ズームの汎用性をさらに高め、魅力的なレンズに仕上がっています。
〇フォーカス特性
フォーカスブリージングは良く抑えられています。
ズーム操作による焦点移動も少なく、動画撮影にとても適しているように見えます。
(おそらく、ズーム操作時に電子的なピント補正がかかっています)
〇手ぶれ補正
ざっと使った限りでは良く効きます。
140mmの望遠端で1/4秒での手持ち撮影が可能でした。
【総評】
第一印象としては良好な光学性能の高倍率ズーム。
特に解像性能が良好で、広角側の接写でも周辺まで極端な画質の低下がありません。Z DX 16-50mmと同じく良好なパフォーマンスを維持しています。望遠側でも周辺まで安定した性能を実現してるので、晴れた日の風景撮影が楽しみです。解像性能のピークは高倍率なりですが、過度に期待しなければ十分に満足のいく画質。
ズームリングやフォーカスリングの操作性も良く、フォーカス特性は動画撮影と相性が良いので、静止画と動画のハイブリッドユーザーに適していると思います。良質な撮影体験になるのかなと。
敢えて言えば輪線ボケやRAWの歪曲収差が気になるところですが、歪曲は自動補正が可能で、玉ボケが極端に目立つ機会はそう多くありません。
ブログにてレビューを連載予定です
https://asobinet.com/tag/nikkor-z-dx-18-140mm-f-3-5-6-3-vr-review/
Flickrにてオリジナルデータを公開
https://www.flickr.com/photos/145268771@N04/albums/72157720176955994
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2021年11月29日 21:08 [1522745-1]
満足度 | 4 |
---|
操作性 | 5 |
---|---|
表現力 | 5 |
携帯性 | 5 |
機能性 | 5 |
FTZにFマウント18-140使ってました1020gです。 |
約1年くらいかな?Zマウントようやくですね。710gです。 |
FTZ+AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VRです。 |
NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VRで撮りました。 |
最大撮影倍率、0.33倍だとこれくらいは撮れます。 |
エンボス加工だけでは、、、ちょっと寂しい。 |
今は昔、ニコンF2フォトミックの時代からニコンが好きでね。
デジタルになってからもやっぱり良い仕事してますね。
仕事ではZ50使ってます。
FTZかましてAF-S DX NIKKOR 18-140mm使ってたんですけど
ようやく、Zマウントが出たので買い換えました。
先日買い換えてマジ撮りもしてないので何とも言えないんですけど
最初の触りは良いですね。
フォーカスの喰い付きも良いし早いし、迷う事もほぼ無いです
レンズキャップとか残念なところも見受けられますが
スマホに翻弄されまくってる今なので、何とか生き残りをかけての
経費削減…は…仕方無いのかな?
【操作性】
って言ってもカメラに装着すれば良いだけなんで・・・
【表現力】
フィルム時代からデジタルになっても元々がニコンの色が好きなんで
解像感もFマウントの18-140よりはかなり良いと思います。
【携帯性】
コンデジみたいには行かないけど、かなり軽いと思います。
【機能性】
手振れ補正がかなり強力になってるようで・・・
【総評】
先述の通りスマホの猛威に押されてとは言え、なんとか価格を
って考えたんでしょうけどネ!
レンズキャップはエンボス加工だけ、フードは別売り、
レンズポーチも付属してない状況。
そのあたりが総合評価で1点減点の4ですね。
レンズ本来の性能はFマウントの18-140とは比べ物にならない程
上がってると思います。(マジ撮りしてないのでポテンシャルの
高さは何となぁ〜く伝わってきますけどね!)
最大撮影倍率/0.33倍
まあ、マクロみたいに等倍までは無理だけど
それでもアップした写真のように、イヤホンジャックでも
それなりの大きさで撮れます。
いわゆる、商品写真と言われる写真、このレンズ1本あれば
ほぼ撮れないものは無いと思います。
個人的には良いレンズだと思います。
参考になった15人
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2021年11月26日 17:19 [1521397-1]
満足度 | 5 |
---|
操作性 | 5 |
---|---|
表現力 | 5 |
携帯性 | 5 |
機能性 | 5 |
またしても素晴らしいレンズをNIKONは作ってくれました。高倍率ズームレンズでこの写りはお見事です。
自分が一番よく使う18mm広角端の描写は絞り開放F3.5から周辺・四隅まで驚くほどしっかりと解像します。そして高倍率ズームレンズの望遠端と言えば画質が落ちるものですが、これもお見事な画質で全ズーム域、等倍表示でうっとりする画質となります。
フルサイズ用のZ 24-200mm F4-6.3も便利ズームとして素晴らしい画質でしたが、こちらはその上を行きます。またSONYのE18-135mmも便利ズームとして優秀な画質だったのですが、やはりこのレンズは数段上の画質です。
ズームリングのトルクは若干重めかもしれませんが、防塵・防滴に配慮、内筒のガタつき無しでビルドクオリティがしっかりしています。20cmまで寄れて、わずか315gで軽く、日常や旅行で威力を発揮します。自分の場合は、フルサイズ機に超広角ズームか広角単焦点レンズ、標準・望遠域はZ50+本レンズに任せることで機材の軽量化となります。
やはりZレンズに外れ無し、それどころか益々良くなっていくような気がします。
参考になった71人
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