フジノンレンズ XF27mmF2.8 R WR
- ミラーレスデジタルカメラ「Xシリーズ」用交換レンズ「XFレンズ」シリーズの単焦点レンズ。長さ23mm・質量約84gのコンパクト設計。
- 標準27mm(35mm判換算:41mm相当)の焦点距離を持ち、自然な遠近感で描写でき、汎用性が高い。
- 絞り値を素早く変更できる絞りリングや、防じん・防滴・マイナス10度の耐低温構造を採用し、操作性とタフネス性能が従来モデルより向上。

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2022年5月4日 15:41 [1578546-1]
満足度 | 5 |
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操作性 | 5 |
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表現力 | 5 |
携帯性 | 5 |
機能性 | 1 |
【操作性】
悪くはない
【表現力】
こんな小さいのによく写るな、という印象
【携帯性】
とてもよい。小型ボディならちょっとかさばるコンデジみたいだろう。
【機能性】
後述
【総評】
機能の一つだと個人的に思うが、フロントキャップがありえない。富士はフロントキャップがゴミということはユーザーには周知だと思うが、これもそうだ。II型なのになぜ修正されていないのか。
問題はフード用フロントキャップである。これ、がっつりハマると非常に外しづらい。インナーズームではないので、力任せに外そうとすると壊すんじゃないかと思うくらいぴっちりハマってしまうことがある。なので、最近はかぶせるだけというか、載せるだけにしている。
人気なのか生産がおっつかないのか不明だが注文して一か月、忘れたころに納品された。なんだ? 何か頼んだっけ? と最初は思った。なにせ箱も小さかったから。
評判のよいレンズなので、いろいろ持ちだしてみたが、フロントキャップがゴミなのと寄れない以外に不満はない。ちゃんと絞りリングもあるし。しかし、インナーズームではないのにWRなのか? 本当に? という疑念があるが。
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2022年5月1日 06:20 [1576922-1]
満足度 | 3 |
---|
操作性 | 5 |
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表現力 | 無評価 |
携帯性 | 5 |
機能性 | 3 |
X-E4、XC15-45mm F3.5-5.6 OIS PZといっしょに購入しました。
まず驚いたのはフォーカス時の音でした。ここまでとは・・・
XC15-45mmはぜんぜん気にならないくらいに静かです。
X-E4にぴったりのデザインとコンパクトさ、お散歩にちょうどいい感じです。
街の風景や気になった物をパシャパシャ撮るだけ。引き延ばして印刷することもないし、この明るさと軽さは十分です。
この連休にたくさん撮って写りも確認したいと思います。
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2022年4月4日 12:30 [1568122-1]
満足度 | 4 |
---|
操作性 | 5 |
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表現力 | 4 |
携帯性 | 5 |
機能性 | 4 |
【操作性】
2013年に発売された前モデルをリニューアルした二代目。レンズ構成は同じですが、大きな変更点は絞りリングの追加です。直感的に絞りを変更することができて、テンポよく撮影に取り組むことができます。
【表現力】
描写の傾向は全体的にシャープです。少し絞ってパンフォーカス的にスナップ撮影を楽しむのが本レンズの本領だと思います。
開放値はF2.8と控えめですが、ピント面から奥に向かって緩やかにボケていくさまは自然で雰囲気があります。
【携帯性】
Xシリーズはコンパクトな単焦点レンズが揃っていますが、最も薄いのが本レンズです。レンズ交換式カメラでありながら、コンパクトカメラのように携帯できます。
【機能性】
前モデルとの大きな変更点の一つが、防塵・防滴仕様になったことです。天候やシチュエーションを気にすることなく持ち出せることは嬉しいです。
【総評】
傑作を撮ろうなんて気構えずに、気軽に持ち出せることが一番の魅力だと思います。コンパクトなレンズなので、小型のカメラボディにもオススメできます。
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2021年9月11日 10:25 [1480941-3]
満足度 | 5 |
---|
操作性 | 5 |
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表現力 | 5 |
携帯性 | 5 |
機能性 | 5 |
雨間の木橋 f2.8 |
水面に落ちる雨 f11 |
雨上がりの空と給水塔 f2.8 |
風の中のベンチ f2.8 |
谷間の階段 f11 |
草に覆われる店構え f11 |
小型軽量で解像度が高くオールマイティー。
これがこのレンズの謳い文句。
確かに小型で軽量、絞りリングの操作性も良く使いやすい。
しかし撮ってみて一番に感じたのは
色のりと良さとハーフトーンのコントロール性。
線はやや太く、繊細な感じよりも力強さが前面に出て
仕上がりからやや圧を感じる。
程良く残っている収差の感じも好感が持て、
ズームレンズにはない個性が感じられる。
AFは最速ではないし
f2.8という開放値はズームレンズと変わらない。
開放では僅かながら収差が現れ、結像も多少なりとも甘く緩い。
前玉が小さいので分解能も低く線も太め。
ともすると敬遠されがちな部類に入るレンズだと思う。
しかし絞り込んでいくとそれに呼応するように
甘かった線は力を増して鋭利に転じる。
コントラストも同様に
写真家が求めるハイライトからシャドーへの繋がりが
絞りのどこかにある。
実際の被写体の明暗差と、選んだ絞りからくる最適なコントラストが的確にマッチした時
そのトーンの繋がりは粘りに粘って、
その色乗りからくる深みはまさに見事だった。
強引に破綻させない限り色味が残ってコシが強い。
XF18mmF2.0や35mmf1,4のような圧倒的な個性と美しさには及ばないが
このレンズでなければ表現できない世界があるのも事実
とても懐が深い印象だった。
絞り込むとは何なのか、解放の収差を活かす意味とはなんなのか。
改めて勉強になった。
筐体の方に目を移すと
新たに搭載された絞りリングは
選んだ絞りが一目瞭然で使いやすい。
防塵防滴仕様も安心感がある。
今回レリーズ中に大きな雨粒に見舞われるタイミングがあったが
安心して撮影を続行できた。
小型のフード形状も相まって前玉が濡れてしまうこともなかった。
絞りやフォーカスリングの動きの軽さが指摘されているが
私個人的には全く不満に感じることはなかった。
絞りリングに搭載されたロックボタンは
ロックするかしないかを選べるとなお使いやすいと感じた。
利き腕やストラップの長さ、どちらの肩に下げるかにもよるが
例えばf11で撮影後肩に下げて、改めて構え直す際どうしても絞りリングを持って構える。
この時のねじれの動作でリングが回転し、ロック位置で固定されてしまう事が多々あった。
慣れてくると手が覚えて解除しながらの動作ができるが
あくまで個人的にはロックされない方がストレスがないと思う。
今回はいくつかの簡易的な作例を掲示した。
わずかでも参考になれば嬉しく思う。
全てのカットは画像処理をしていない撮りっぱなしのデータ。
1。雨間の木橋。
木々の中に木橋があった。
雲間からの太陽光と日陰の独特の色味をやや軟調に表現するため
奥行きのある被写体をあえて開放で撮影。
木橋の表面の色乗りも濃く
付随してトーンの繋がりが美しく極めて柔らかい。
2。水面に落ちる雨。
落ち着いていた天候が変化、雨が降ってきた
中途半端な絞りを避けF11を選択。
やや硬調に転じる事によりコントラストが向上
暗部に光る水面の光が印象的だった。
撮影者は木陰にいたが、大きな雨粒がカメラにあたる。
防滴はやはり心強い。
3。雨上がりの空と給水塔
雨が上がり、湿度の高い青空が広がってきた。
低空の水分量の多いグレーの雲と
崩れてわずかに残った積雲の白色の対比が綺麗だった。
こちらも柔らかさを失いたくないため開放で撮影。
4。風の中のベンチ
雨上がり、湿った草むらの中にベンチを見た。
実際の被写体がハーフトーンのみの構成だったので
pro3のトーンカーブのハイライト側を+2にした。
このレンズの特徴でもある中間調の柔らかさが前面に出たカット。
シャドーの落ち込みもハイライトのピーキーさも全くない
見事なトーンの繋がりと色乗りだ。
5。谷間の階段
雨雲が降りてきて山間部を覆い始めた。
奥の木々の濃密な緑と白の階段のコントラストを表現するため
クラシックネガに設定してF11を選択。
露出は切り詰めずに軽めな露光
線が鋭さを増し雲よりも白い手すりを表現できた。
6。草に覆われる店構え
薄曇りの中、草に覆われる建物を見つけた。
パースをつけず真正面から対峙。
慎重に水平をとり、
向かって右側にある奥行きの先までシャープに表現するため
F11を選択。
コントラスト、解像力はコントロール通り。
さらに中間調のつながりが健在だから扱いやすい。
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レンズ
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高画質でコンパクトで寄れる。
(レンズ > NIKKOR Z 24-70mm f/4 S)5
三浦一紀 さん
(レンズ)
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