『撮影が楽しいクリアファインダー』 パナソニック LUMIX DC-S1M 標準ズームSレンズキット gabliさんのレビュー・評価

[gabli]

2024年5月2日 08:28 [1840880-1]

満足度	4

デザイン	4
画質	4
操作性	5
バッテリー	4
携帯性	3
機能性	5
液晶	5
ホールド感	5

撮影が楽しいクリアファインダー

今更なからのファーストインプレッション

花と風景写真中心に撮影しています。現地でレンズ交換したくないので、撮影は2〜3台体制で臨みます。最近Z6を売却して今はX-T2、DC-S5との3台体制です。

最初に付属の24-105f4で撮影したときはあまりファインダーを覗いていなかったので気がつきませんでしたが、先日コニカヘキサノンAR57 f1.2をつけてポピーの写真を撮ろうと覗いたところ「アッ」と声を上げてしまいました。クリアで綺麗でビックリです。これは良いものが撮れたと錯覚します。S5/Z6で既に十分クリアですが、その上をゆき、撮影が楽しくなります。VF画面の大きさを3段階に可変できるボタンもあります。小さくすれば全体を眺めるような感じにできます。これは電子VFだからできることでしょう。
LUMIX S5：約236万ドット、倍率0.74倍、LUMIX S1：約576万ドット、倍率0.78倍で段違いです。マニュアルでのピント合わせが楽です。

そしてチルトモニター。低位置撮影の多い花の写真撮影が楽です。今回S1を買った理由の一つはそこにあります。
バリアングルタイプではどうしてもベストポジションを探すのに頭（目）と手の連携が上手くいかない。年齢とともに長時間しゃがむのも大変になりギブアップすることが多くなっていました。
モニターは水平位置にして使うことが多いので画面が大きくドット数が多いのでマニュアルで合焦させるのに大いに役立ちます。（S5: 3インチ184万ドット/ S1: 3.2インチ210万ドット)

もう一つの理由はRAW現像をしないので始めから横長アスペクトの設定ができるボディが欲しかったからです。
引き算の写真、S5で65：24を使って上下をカットしてすっきりする写真にハマってもうやめられません。
シグマのfpは自分の撮影には合わないのでパス。ライカSL、富士GFXは高くてダメ。
そして終売のS1に手を出したというわけです。

S5は軍艦部に動画記録ボタンがあり誤って押すことがあります。が、S1ではVFの右下、AFモードボタンの左でまず誤って押すことはありません。

孫たちの撮影にAFを使いましたが、他社より遅いとはいえ、自分には問題なく使えます。
瞳を良くとらえてくれます。

他のメーカーがどうなっているか調べていませんが、HPにあるS1の取扱説明書がファームアップデートを反映しているのが、メーカーの姿勢として感心しました。

レベル

ハイアマチュア

主な被写体

風景

子供・動物