LUMIX DC-S1RM 標準ズームSレンズキット
- 4K60p動画記録に対応したフルサイズミラーレス一眼カメラ。35mmフルサイズイメージセンサー・画像処理エンジンにより高精細で立体感あふれる表現が可能。
- 手ブレ補正技術「Dual I.S.」搭載により、暗所や望遠時など、これまで三脚などが必要とされた場面でも、手持ちでの撮影が可能になっている。
- XQDとSDメモリーカードのダブルスロット、3軸チルト液晶を搭載。標準ズームレンズ「LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.」が付属。
LUMIX DC-S1RM 標準ズームSレンズキットパナソニック
最安価格(税込):¥381,000
(前週比:±0
)
発売日:2019年 3月23日
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2019年3月23日 20:52 [1210651-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 画質 | 5 |
| 操作性 | 5 |
| バッテリー | 5 |
| 携帯性 | 4 |
| 機能性 | 5 |
| 液晶 | 5 |
| ホールド感 | 5 |
24-105mm F4を付けた比較では、D850よりも200g軽量で、一回りコンパクト |
高画素一眼レフ機はNIKONのD850を使用しています。フルサイズ・一眼レフ機の中にも小ぶりな入門機用のカメラもありますが、ボディ剛性やホールディング等しっかりしたものを求めるなら、D850やD5 のような大きくガッチリしたポディになるのと同様、ミラーレス機も同じです。ペンタプリズムとミラーが省かれサイズ的にはD850よりもコンパクト(高さ・厚さ)になっていますが、ボディ内手振れ補正機構が加わり、大きなEVFやバッテリー容量が大きくなるなど、D850とほぽ同じ重さになるのは当然のところだと思います。
NIKON Z7も使っていますが、1300g以上のレンズを付けて手持ちできない制約があったり、ボディ表面のラバーが剥がれたり、ややデリケートなカメラであることは否めません。Z7よりも300g少々重くなっても、一眼レフ機同様に片手で持って、少々重いレンズを安心して振り回すことのできるカメラはミラーレス機とはいえ必要です。D850のような高画素一眼レフ機と併用して常に2台で持ち歩くなら、サブ機として軽量コンパクトさをミラーレス機に求めますが、1台またはメイン機として70-200mm F2.8や150-600mmといった1.5kg-2kgのレンズを付けるなら、マウントがもげない様に大事に扱っていたのでは機動力を欠いてしまいます。
実際のホールディングですが、手の大きさにもよりますが、私の場合は手の平にビッタリ吸い付くようにあまり力を入れなくてもホールドでき、バランスもグリップ側にあるため、見た目ほど重さを感じません。むしろ、グリップのほとんどない富士フィルムのX-T100に便利ズームの18-135mmを付けた時の方がズッシリ来て、手も痛くなり片手持ちなど不可能です。S1Rに24-105mmF4だとD850にシグマの24-105mmF4よりも実際200g軽いということもありますが、楽々片手撮りが可能です。
片手持ち、片手撮りにこだわるのは、右手を伸ばして高い所から撮ったり海外旅行で街の光景を速写したりするためですが、常に両手で構えないといけないのでは不便です。例え片手で撮らなくても、構えるまで右手だけでカメラを持ち上げるので、最初から左手を添えるのでは両手がふさがり不便です。
まず、しっかりしたボディであることが最初の感想でしたが、全体的にはこれまでLUMIXのマイクロ・フォーサーズ機を使っていた人であれば、操作は簡単です。特にG9Proを使っている人なら、ほとんど同じ感覚で使え、大雑把に言えば単に出てくる絵がフルサイズという違いだけです。
ミラーレス全体の話にもなりますが、一眼レフ機との比較で最大のメリットは広角〜標準域のAFの精度の高さです。中心のフォーカス・ポイントだけで常に日の丸写真を撮るなら別ですが、当然周辺のフォーカス・ポイントも利用することになり、一眼レフ機の位相差AFでは像面湾曲等でピン卜位置がズレるレンズがほとんどです。また一眼レフ・フルサイズ機では測距範囲が中心部のみで狭いですが、ミラーレス機では画面全体でどこでも測距可能かつ正確です。レンズを軽量コンパクトにできる広角〜標準レンズについては、もはや高画素一眼レフ機を使う意味はなくなりました。
また、望遠レンズで満員の観客席からスポーツ写真を連写で撮る時、声援の中でさえ一眼レフ機はバシャバシャうるさくて迷惑になりますが、S1Rはシャッター音が静かなので使えます。
高画素ミラーレス機Z7、α7RIIIとの違いですが、操作性は各機共に完全に慣れてしまっていることもありますが、上部表示パネルの有無・大小の違いなどはありますが、いずれの機種も良好です。S1R、Z7、α7RIII共に、「ボディ内手振れ補正アリ」、「ローパスフィルターレス」でシャープなキレのある絵で、「グリップ側に電源ボタン」という自分にとって必須の部分を満たしています。
これらの使い分けはレンズによるところが大で、例えば、軽量コンパクトなミラーレス用のF2やF2.8の単焦点レンズを使うならα7RIII一択、Fマウントレンズや周辺四隅までカッチリ写る高性能な軽量コンパクトなF4通しの広角ズーム、標準ズームレンズを使うならZ7一択、大きく重いシグマのArtレンズを使うならホールディングしやすいS1Rです。
ハイレゾショットは珍しくありませんが、S1Rには動体が入ってもブレないというMODE2があります。ただし、普通に高画素で綺麗に撮れるフルサイズ機で、さらに緻密な写真を撮るニーズは自分には無いかもしれません。
また、家族旅行時にフラッシュは欠かせませんが、大きな外付は旅行には場違い感があるため、各社カメラ使用時は単四電池2本の小型フラッシュを携行します。パナソニック純正で一番小さなものは単3電池2本のFL200となりますが、海外旅行にはサードパーティ製の単四電池2本の小型フラッシュを携行します。ところが嬉しいことに、旅行でなくとも万一の緊急用として、S1Rは給電式のFL70が使えるのです。G9では使えませんでした。カメラバッグに入れておけばストロポ用電池切れの時にも使えるので露宝します。
パナソニックではお馴染みの6K/4Kフォトですが、決定的写真でいつその時が起きるかわからないが必ず起きるといった状況(鳥の飛び立ちの瞬間等)で、延々と何分間も連写をするのに最適な機能ですが、基本シャッター速度1/2000、かつ絞って撮るためISO感度が上がりますが、マイクロ・フォーサーズ機よりも高感度に強いフルサイズ機では綺麓に撮れます。
参考までに電子シャッターの読み取り速度は、他社最新フルサイズ機と同様の約1/30でした。G9にもあるローリングシャッター歪み補正機能もあるので、他社よりも良い感じです。
液晶保護ガラスはまだS1R/S1専用のものが発売されていませんが、実はZ7/Z6と液晶画面のサイズが全く同じで、HAKUBAのULTIMA LCD GUARD GLASS Z7/Z6用を付けました。上部の液晶パネル用は別途KENKOのフィルムを貼りました。
基本がしっかりした「高画素一眼レフ機を置き換える頑丈なミラーレスカメラ」というのが、このカメラを一言で表した時の感想です。
- 主な被写体
- 人物
- 風景
- 子供・動物
- 夜景
- 室内
- スポーツ
- その他
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|---|---|---|
| 2024年10月21日 11:47 | ||
| 2023年12月1日 18:07 | ||
| 2020年9月11日 20:06 | ||
| 2019年11月3日 15:16 | ||
| 2019年9月6日 02:51 | ||
| 2019年6月19日 23:27 | ||
| 2019年3月23日 20:52 |
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