Qutest
- コンパクト DAC「2Qute」の後継に位置する、シンプルでコンパクトなDAコンバーター。
- 49152タップを実現するFPGAを搭載し、時間当たりの演算回数が増加することで、従来モデルと比べタイミング・S/N・ダイナミックレンジなどの性能が向上。
- USB入力でのノイズフィルター機能「ガルバニックアイソレーター」や、4種類から好みを選べるデジタルフィルターなどを採用。
よく投稿するカテゴリ
2024年1月29日 23:29 [1797312-2]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 音質 | 5 |
| 操作性 | 3 |
| 機能性 | 3 |
以前はCD・レコードリスナーでしたが、10年ほど前から主要な音楽ソースがネットワークオーディオに切り替わりました。1年ほど前にローカルファイルを保存したNAS+ストリーミングから一歩進んで、遂にRoonを導入しました。そのあたりからオーディオ熱が再び高まり、システムの核となるDACについてあれこれ検討するようになり、国内外で評価の高いChordの製品群が気になりはじめました。(技術的なことは難しくてよく分かってないのですが)その中でもMojo2の次に入手しやすいQutestを購入することにしました。
Roon Core(Roon Optimized Core KitをインストールしたIntel NUC)のUSB出力にAudioquest Carbon USBケーブルを介して接続した印象ではディテールは再現は凄いけれども、全体の印象としてはまとまりのない感じがしてしっくりきませんでした。
その後、手持ちのストリーマー(ZEN Stream、Bluesound Node)を介して聴いてみると、ディテールはわずかに失われるものの音のまとまりは良好と感じました。(ZEN StreamはUSB接続、Blusound NodeはUSB接続ではノイズが出るため同軸デジタル接続)
ということでしばらくZEN Stream→(Audioquest Carbon USBケーブル)→Qutestで楽しんでおりました。
Qutestの他の入力には同軸デジタル入力1にテレビの光デジタル出力をifi AudioのiPurifier SPDIF2を使って同軸RCAに変換し、さらにRCA-BNC変換コネクタを使って接続していました。もう一つの同軸デジタル入力2にはブルーレイ・プレーヤーの同軸デジタル出力をChord Company Clearway Digital RCA-BNCケーブルで接続、さらに光デジタル入力にはChromecast Audioを接続していました。
この接続方法ですべてのソースをQutest経由の高音質で楽しめるようになりました。しかし、リモコンもアプリもないため入力切り替えが結構煩わしいというのが欠点でした。
そこでNodeを半ば入力セレクタとして使うことにしました。NodeのHDMI入力にTV、光入力にChromecast Audioを接続し、ブルーレイ・プレーヤーはTVのHDMI経由でも再生可能になりました。Nodeの方がストリーマー単体としての使い勝手が良好でAmazon MUSICやAirplayさらにはBluetoothまで使えてよい感じです。ケーブルはClearway Digital RCA-BNCケーブルのままです。iPurifier SPDIF 2はChromecast Audioの光デジタル出力につないでNodeの光デジタル入力につないでいます。Chromecastはまだまだ使い勝手があり、例えばApple MUSICやYouTube MUSICを聴く場合に利用することがあります。Qutestの光入力に直接接続するより、Nodeで光から同軸出力に変換した方がよい音に感じました。
肝心のRoonは、再びRoon Coreとの直接接続に戻すことになりました。以下のような諸々の改善策でほぼ満足いく結果になりつつあります。
Roon Core(Intel NUC)については
1.電源をオリオスペックから発売されているGaN FET搭載 ACアダプター(ATS120TS-P190)に変更。
2.新しい仕組みの電源とは言えスイッチング電源には変わらないのでifi iPurifier DC2で電源ノイズ低減を図る。
3.空きUSBポートの1つにAudioquest JitterBug/FMJを刺し、その他の空きポートはUSB-CAPS、HDMI-CAPSで塞ぐ。
4.LANケーブルをChord Company C-Stream Streaming LAN(無酸素銅線)からAudioquest RJ2 VODKA(銀コート線)に変更
5.スパイクインシュレーター(ノーブランド品)使用しドアストッパーを重しとして使用。
USBケーブルについては
1.Roon CoreUSB出力にJitterBug/FMJを挿入。
2.USBケーブルはAudioQuest Carbon(銀コート線)からDiamond(銀単線)に変更。
Qutest本体については
1.リニア電源と迷いましたが、使った経験のあるifi Audio iPower Eliteに変更。
2.500gのカービング・ウエイトを重しとして使用。
なおQutestからのアナログ出力にはQED Signature Audio 40を使用しています。
どれが一番効果的だったかというのは難しいですが、USBケーブルはビックリするほど音質が変わる(よくなるとは限らない)ので、かなり重要だと思いました。とは言えケーブルにコストをかけるのにも限度がありますし、このあたりにしておいた方がよいかもしれません。
Qutestは繊細なだけでなく音に密度と実体感があり、素晴らしい音質です。電源やケーブルの変化に敏感で使いこなしに難しさを感じています。特にBNC端子は適当なものを繋ぐと高ビットレートのものがそもそも再生できなかったりするので気を遣います。今はよい感じで使っているClearway Digital RCA-BNCケーブルは注文してから届くまで3ヶ月もかかりましたし。
逆にいうとコストをかけて使いこなしていけば、さらに好みの音にもっていける可能性があるということになるでしょうか。
2024/01/29追記
その後電源をifi Audio iPower Eliteからオーディオデザイン製リニア電源DCA-5Vに変更しました。また、入力についてはZEN Stream経由に戻しました。多少面倒でも音質を優先しました。
高域のわずかに硬質でメタリックな感じがなくなり、自然な響きになりました。特にボーカルや弦楽器の質感が改善しました。
ZEN Streamの電源もリニア電源に変えようかと思案中です。
参考になった9人(再レビュー後:8人)
このレビューは参考になりましたか?![]()
よく投稿するカテゴリ
2022年11月16日 23:27 [1646297-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 音質 | 5 |
| 操作性 | 4 |
| 機能性 | 4 |
【デザイン】
良くも無く悪くも無く、chord社に愛着がある人はどんな評価なのか気になります。
これ以上小さいと安っぽいし、大きいと邪魔というか無駄なので、良いところを突いているともいえます。
【音質】
「無理なく無駄なくDA変換。」という感じの音で、ひたすら安心して聞くことができます。角が立たず、全体域がバランス良く響き、解像感も充分なのに聞き疲れしないです。解像感がバリバリのDACはもっともっと低価格でもあると思いますが、ちょうど良い塩梅のものって少ないです。
【操作性】
まあ、DACでなんの操作をするんだって感じですが・・・フィルターも実質的に使用するものは相当限られるでしょう。出力Vはたまに切り替えますが・・・
【機能性】
もう結構古い製品の仲間入りするのではと思いますが、とりあえずDXDでもDSDでもPCMでも安定して再生してくれます。ドライバーソフトも一回も更新されていないんじゃないかな?でもとりあえず困ったことは無いです。
ヘッドホンアンプを通してヘッドホンで再生していますが、スピーカーで聴いてももちろん良い音です。RCA出力しか無いことをたまに寂しく思いますが、ヘッドホンアンプをデスクトップで使っているのにXLR接続って無駄の極地のような気もしますし、良い割り切りというか良心的というかポリシーのある会社だなと思います。
【総評】
もはや定番すぎてつまらない選択かもしれませんが、発売当初から使ってきて不満を感じることがないのが不満というくらい安定した良い製品だと思います。当たり前を当たり前に淡々と良い仕事してくれるので、後はアンプをどうするか悩めば良いだけです。DACで良い製品を探そうとすれば探そうとするほど、最終的に「Qutestでいいのかな。」と思ってしまいます。
参考になった8人
このレビューは参考になりましたか?![]()
よく投稿するカテゴリ
2021年3月13日 13:22 [1432506-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 音質 | 4 |
| 操作性 | 5 |
| 機能性 | 4 |
購入してから1年、リスニング用メインシステムにオーディオデザインの電源と共に組み込んで使用しています。
オーディオ系レビューは初めてなので何卒お手柔らかに...
とりあえずQutestのレビューから始めます。
【環境】
Denon DNP800NE→光デジタルでQutest(オーディオデザイン電源化)→ELSOUND ECP-22(セレクターとして使用)→crown D-75a→自作スピーカー(Technics SB-2ベースのFountekリボンツイーター自作)
【デザイン】
文句なしです。かなり素晴らしいと思います。音楽を聴いている時に邪魔にならない、ちょっと無機質ながらも幻想的な不思議なデザインです。
【音質】
何か聴き比べられる他社のオーディオ用DACや別ソースがないと良さには気づけないくらい自然な音で、他の方が書かれているように、透明感のある水という表現がドンピシャです。
良くも悪くも無個性、正直買ってすぐに組み込んだ時は「うーん?20万出して買った意味あるのか...?DNP800NEの方がキャラクターあったし戻そうかなぁ」と思ってしまうくらいには静かで存在を感じさせない音です。
だけれど一度これを聴くと他のDACはちょっと胃もたれしちゃうかも...ってな感じの派手さもないシンプル且つ高解像度な音だと思います。
ピアノ音源だとか、名指しするとharuka nakamuraさん近辺のゆったりした音楽聴くには大抜擢の音という印象です。
使用2ヶ月後くらいにオーディオデザインの電源に付け替えましたが、その時は「あ!ちょっと硬水寄りになった!」って感じの変化を低域辺りに感じました。
ちょっちアナログちっくな音ですかね。
【操作性】
Theシンプルな操作性で特に考える操作に困ることとかはないです。2つボタンのついた箱です。本当に。
【機能性】
一応機能としてフィルターと電源投入後16秒間出力電圧を選べます。
1v、2v、3vと選べます。
僕のおすすめは1v白色フィルターで、1番透明度が高く立体感のある音が体感できると思います。
2v、3vは環境によりけりですが、高域がちょっと張りついたような平面的な音になります。
【総評】
存在感があまりないが故感動とかはないですが、いてくれた方が気持ちの良い音を出してくれる優しい浄水器って感じです。
かなりヨイショされすぎてるせいで人によっては本当に「え...つまんない...」と感じます。
癖のないオーディオライクなサウンドを探している方、他機材との音的な相性に不安を持っている方にはおすすめです。
【RME Babyface pro fsとの比較】
さて、ここからが本題です。
レビュータイトルにあるRMEのオーディオインターフェイス「Babyface pro fs」と音の比較をして見ました。
普段DTMでlo-fiちっくなものやクラブミュージックを作っているのでそこまで真面目な比較はできないと思いますが悪しからず。
まず前提に「RMEは商品の価格・グレードによって大袈裟に音が変わるということは無い」と言うコンセプトがあることを頭に入れていただけると助かります。(ソースは忘れてしまい提示できませんが、どっかのDTM機材用サイトに書いてあったのだけ覚えています。)
上記のコンセプトで行くとBabyfaceは実質ADI-2系列と同じ様な特性・出音になると思います。
ちなみに普段Babyfaceを使っている環境は
Macbook→Babyface pro fs→ Bigknob Passive→Genelec 8030c
と言った感じです。
Babyface自体ほぼほぼスタジオ機材ということもあり、かなりフラットで癖もなくマスタリングやミックスにどえらい正直者なので、「音源が悪い」と一発で聞けたもんじゃないものが出力されます。作る側としては堪ったもんじゃない敵です。
そのおかげでマスタリングが行いやすいという点もありますが...
比較方法は、USB接続したQutestとBabyfaceをFoobar2000で出力先変更&ELSOUNDセレクターでINを切り替え、Crown D-75a→自作スピーカーで同じ音楽を聴くというやり方です。
音源はCDからFlacでリッピングした下記の音源を使用します。
haruka nakamura - ヘリオス
安野希世乃 - フェリチータ
上記の音源を繰り返し聴き比較した結果、Babyfaceは立体的で厚みのない音、Qutesutはあまり立体的ではないが厚みがある聴きごたえのある音という印象を持ちました。
Babyfaceは音のステージが広く、音の定位が確認できるくらいの奥行き感・広がりがあり結構立体的です。
ボーカルは基本的に奥の方にいます。
その分フェリチータではボーカルのレイヤー構成(奥行き)が分かるくらい細かく再生されます。
しかし代償として音が薄っぺらいです。かなり薄いです。(特に低域)
多分音を分解しすぎて迫力がないといった方がしっくりきます。
リスニング用途ではなく、あくまでも作った音源のチェック用・定位を確認するためのモニター感が否めません。
Qutestは割かしスピーカーとスピーカーの内から音楽が流れている、空間的にはあまり広くなくそこまで立体的な音ではありません。
奥行きはBabyfaceの2分の1の距離感と言っていいでしょう。
ボーカルが結構前の方に来ます。
しかし、その分音の密度は圧倒的にQutestの方が高く、アナログチックな再生「リスニングライク」な再生ができています。
Qutest単体の音質評価でも書いたようにオーディオ用DACとしては味付けのない部類ですが、RMEのBabyfaceなどのプロ用機材と比較してしまうと味がある感は否めません。
ADI-2自体DACとしては売られていますが、多分土俵がほぼほぼ違う域にいると思うので
「音楽を楽しみたい」方はQutest
「音の構成、立体感を楽しみたい」方はRME
と、選択するのがベストなのではないかなと個人的には思います。
ちなみにダンスミュージックやアニソン等のちょっとごちゃつく音源はRMEの方が分離が良いので聴きやすいです。
シンプルな音源はQutestの方が心置きなく聴けます。
以上、結構適当な感じにはなってしまいましたが比較レビューを締めたいと思います。
長文の拝読ありがとうございました。
- 比較製品
- RME > Babyface Pro FS
参考になった39人
このレビューは参考になりましたか?![]()
よく投稿するカテゴリ
2019年7月3日 09:04 [1240016-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 音質 | 5 |
| 操作性 | 3 |
| 機能性 | 3 |
レビューされている方が多いですから、よく取り上げられている点は省略します。
<機能について>
フィルタが4種類あるのですが、実質は2種類です。白はノーマルで、第1段の16倍WTAフィルタ、第2段の256倍WTAフィルタ、第3段の2048倍フィルタ、全てをとおります。オレンジは「ウォーム」となっており、第2段のWTAフィルタがバイパスされます。このため、ノーマルに比べると、厳密なDA変換にならず、音はウォームになる、という訳です。
この2種類のフィルタにそれぞれローパスフィルタを加えることができます。それで4種類ということになります。ローパスを入れるのは、ハイレゾ音源で、超音波域(20kHz以上の音)にノイズが載っているものがあるので、これがQutestの動作に悪影響を与えるのを避けるためです。ですから、通常の音楽CD(16ビット44.1kHz)にこのローパスを入れるのは、無意味です。
ということで、けっきょく白(ノーマル)かオレンジ(ウォーム)か、という話なんですが、これはもう白(ノーマル)の音にかぎる、という感じです。
あと、機能としてあるのは、出力レベルの切り替え(1V、2V、3Vrms)、入力の切り替え、あとは表示のディム(デフォルトは明るすぎるので暗くできる)だけです。
<評価>
とにかく、ふつうの音楽CD(16ビット44.1kHz)を愉しく聴こう、というのなら、少なくともこの価格帯では、これに限ると思います。ロバート・ワッツの設計意図もそこにある、と思います。ハイレゾ音源、それもDSDとなれば、ほかのDACの方がよいのでは。
私は以下のような装置で、クラシック(オペラからソロ・ピアノまで)を聴いています。
MacBook Pro(Audirvana3.5)→microRendu(ストリーマー)→Qutest→RME社Fireface UFX→Atoll社アンプ→LS3/5aスピーカー
参考になった20人
このレビューは参考になりましたか?![]()
よく投稿するカテゴリ
2019年4月1日 17:30 [1209911-2]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 音質 | 5 |
| 操作性 | 5 |
| 機能性 | 5 |
出力は2V、ACアダプターを付属のものからオーディオデザインのDCアダプターに交換した状態でのレビューになります。
【デザイン】
個人的には気に入ってます。
電源入れた時のエレクトリカルパレードがイイですね。
【音質】
ESSや旭化成のDACとは違った独自のアプローチで作られているせいかメリハリがあってバシバシ飛んでくるような感じではないです。
ESSのものはいくつか使ってきたんですが、QUTESTと比べると色で例えるなら青っぽいというか。
QUTESTは音に彩度があってかける音楽によって明るくも暗くもなる、セピアっぽいところからパステルまでいきませんがリキテックスで塗ったような感じです。
FILTERは白か緑が好みです。
【操作性】
シンプルでわかりやすいです。
【機能性】
USB、光、BNC×2、同軸変換アダプターもついてるので入力は十分かと。出力も1系統ですが、2系統あれば嬉しかったですね。
アップサンプリングのおかげでmp3や古いCDも楽しく聴けるので特に不満はありません。
【総評】
次DACを買うならDSDAC Jrかな、と思ってたんですがHugo2をアンプに繋いでみたら思いの外よかったのでヘッドホンアンプは必要ないのでQUTESTを購入しました。
付属ACアダプターでも悪くはないんですが、音が飛んでこないというか、ロックやメタルを聴くにはどこか物足りないです。
FIDELIXのACアダプターに変えてやっとQUTESTが本気出してきたようでロック、メタルも楽しく聴けるようになりました。
電源でどこまで変わるのか知りたくてオーディオデザインのDCアダプターを購入してみましたが、FIDELIXのACアダプターがわりと緊張感ある音だったことがわかりました。
低音も実際出るようになってるので、より心地よく聴けるようになりました。
DACとしての性能は高いと思うんですが、やはり電源がしっかりしてないとダメなんだということに気付かされました。
参考になった25人(再レビュー後:21人)
このレビューは参考になりましたか?![]()
よく投稿するカテゴリ
2019年2月19日 09:50 [1202209-1]
| 満足度 | 3 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 音質 | 3 |
| 操作性 | 4 |
| 機能性 | 3 |
【デザイン】
コストを下げるという事であの黒い箱になったのかと察するに致し方ない。
【音質】
スピーカーシステムに組み込んでみたがスピード感が全く無く、音が飛んで来ない。鉛筆の先では無く少し傾けて書いたようなデッサン画を観ているようイメージ。ヘッドホンアンプに繋げてヘッドホンで聴くとまだマシだが、高域がシュワシュワしてしまう。
【操作性】
二つのボタンを押すだけなので操作は簡単だ。
【機能性】
入力も4系統あるので十分。
【総評】
皆さんが絶賛しているような魔法の箱では無かった。
参考になった24人
このレビューは参考になりましたか?![]()
よく投稿するカテゴリ
2019年2月3日 16:30 [1197534-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 音質 | 5 |
| 操作性 | 5 |
| 機能性 | 5 |
Sony ZH1ES, Mytek Libertyと並行して使っています。ジャンルを問わず音楽を生々しく再現する力はQutestが一番でしょう。立体的で力強いです。Libertyには水彩画のような清らかさがあり、これも捨てがたいです。ZH1ES (DAC部分)はとても滑らかで綺麗なのですがどこか写真の美肌モードを思わせます。でもそこが好きという人もいるかもしれません。
今はLuxmanのMQ-88uに直接繋げていますが、真空管アンプとの相性も素晴らしいです。
参考になった10人
このレビューは参考になりましたか?![]()
よく投稿するカテゴリ
2018年9月12日 22:20 [1157942-2]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 3 |
|---|---|
| 音質 | 5 |
| 操作性 | 3 |
| 機能性 | 3 |
デザインは普通だけど、ラインセレクターと並べても違和感のない大きさは
ちょうど良いと感じる。
インターネットの画像では分からない本体上部分と下部分を分けるラインが
ちょっと目立つのが残念。
情報量がとても多く、且つ音が非常に滑らかなのに感心しました。
元の音源に間違いがなければ、ストレスを感じることなく一曲が終わります。
同時に押し出しと言うか、圧をあまり感じさせない音質なので
そこで物足りない方が出てくるのも分かりますがあくまでもQutestはDACなので、
入ってきたデジタル音源を損失無くアナログに変換するという仕事という意味では
これがDACとしてはあるべき姿なのかなと思います。
調整の余地が無い、個性的な音が上流から出てくるよりは良いのでは。
実売価格で15万円を切るADI-2 DACのDACの音がQutestと比べても
遜色ないほど良く、購入時相当迷いましたが、いくつかの懸念要素と
予算を元々20万円で考えていたので経験上高い方を買っておく方が
後悔する要素が少ないと考え、Qutestを選びました。
良くも悪くもChord社の製品は存在感がありすぎて、後程気になって
しょうがなくなるのは目に見えていたので・・・
下の方の批判的なレビューは私から見ても正鵠を得たものであり、
私もフィルターを操作しながらなるほどと大いに参考にさせて頂きました。
そして自分には正直高い買い物でしたが、それでも買ってよかったと
思っております。
参考になった15人(再レビュー後:15人)
このレビューは参考になりましたか?![]()
よく投稿するカテゴリ
2018年7月12日 02:27 [1142111-1]
| 満足度 | 3 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 音質 | 3 |
| 操作性 | 4 |
| 機能性 | 4 |
PCオーディオ環境にて数週間使ってみての感想です。
【デザイン】
デザインはシンプルで良いと思いますが、質感はただの艶消しの黒塗りなのでそれほどでもないかと・・・
【音質】
典型的なアップサンプリングの音に感じられます。
密度や滑らかさは感じられるのですが、エッジがマイルドになり過ぎて力感はかなり削がれている印象です。
マイルドで聴きやすい音とも言えるのかもしれませんが、自分にとっては大人し過ぎて少々物足りない感じです。
解像度や音場の再現性に関しても、他に所持しているADI-2 ProやUD-505を特に上回っているようには感じられませんでした。
【操作性】
特に難しいところはありません。
【機能性】
多くの機能があるわけではないですが、4つのフィルターで多少音が変えられるのは良いと思います。
自分的には赤のフィルターが一番エッジが感じられて好きです。
総評:
価格に見合った音かと言われれば、自分的には???です。
世間的にはかなり評価が高い機種ですので、これはきっと一般的には「良い音」なのだと思います。
ですが、長くバンドをやってきて生の楽器を聴く機会が多かった自分にとっては、楽器の音のリアルさやダイナミクスには不満が残ります、
単に使いこなせていないだけかもしれませんが・・・
参考になった42人
このレビューは参考になりましたか?![]()
よく投稿するカテゴリ
2018年7月10日 15:48 [1141733-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 音質 | 5 |
| 操作性 | 3 |
| 機能性 | 3 |
【デザイン】
実際に手に取ってみてみると、シンプルですが非常に洗練されたデザインで高級感があります。
日本では絶対に製品化しないデザインですね。これだけでも買ってよかったと思います。
【音質】
今までマランツのHD-DAC1を使っていましたが、それと比べると異次元の音質です。
まず全てにおいてクリアな音質であること、ボーカルが浮かび上がってくるような立体感と重厚感があることにびっくりしました。
価格帯が違うので当然と言えば当然のことですが、古い音源でもいままより格段にきれいに聞こえます。
【操作性】
操作ボタン(ボール)を押す毎に色がカラフルに切り替わり、あまりいじることの無い私にとっては十分な操作性です。
ただし、一点だけ使いにくい部分があります。
iMacで「Parallels Desktop」を使ってWindows10に時々切り替えているのですが、一度iMacに接続してしまうと、Windowsに切り替えて音を出すには一度Qutestの電源を落とす必要があることです。
Qutestは電源ボタンが無いため、MicroUSBで刺さっている電源コードを抜くことになります。
何か別の方法で切り替えができるのであればありがたいです。
【機能性】
機能と言えるものはフィルターぐらいです。
私としては必要十分です。
【総評】
Chordの製品を一度でいいから使ってみたかったので、夢が実現できて幸せです。
上流部分(特にDAC)を良いものにすると本当に音質が変わります。
私の環境は、iMacで「Audirvana Plus」を使っていて、それをUSBでQutestに接続し、RCAアウトをSTAXの「SRM-006tS」に接続しています。STAXのパラレルアウト端子から安物のプリメインアンプに接続しているのですが、システム全体の音質レベルが格段に上がりました。
高音質に慣れたつもりでいましたが、まだまだ別の世界があるのですね。
参考になった8人
このレビューは参考になりましたか?![]()
よく投稿するカテゴリ
2018年7月3日 22:43 [1140081-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 音質 | 5 |
| 操作性 | 5 |
| 機能性 | 4 |
![]() |
||
|---|---|---|
Violectricと横幅はほぼ一緒 |
これまでずっとmojoをデスクトップで愛用してきており、ヘッドホン使用時は、AEON Flowではmojo直挿し、HD800(バランス)だとmojo→Violectric HPA V281で、スピーカー(ELAC BS403)使用時も、同じくmojo→V281→PRIMARE A34.2→ELACとなり、AEON Flow以外の方法は面倒な接続切り替えをしなければなりませんでした。
そこにHugo2とほぼ同じ処理能力の据え置き型Qutestが、悩まずに買える価格帯で出たので、CHORDの音にやられている私としては飛びつかずにはいられませんでした。
【設置後第一印象】
最初に感じた印象は、空気感というのか音場という言葉だけでは足りない、包み込む音全体がクリーンというか正確というか、「おお、やはり違うな」と感じてしまいました。今まで使っていたDACが、OPPO HA-1とmojoだったので、当たり前なのかもしれません。
【音質・解像感】
これ見よがしの高域の解像感も、無理に伸ばしたような低域も、このQutestにはまったくなく、音源の再生に忠実に全処理能力を注いでいるように見えます。Qutestで聴くと、大きな音も背後の小さな音も、残響も、何もかもが正確に元の音を再現しているように聞こえます。ボーカルの息づかい、サ行の擦るような音は、荒れずにきわめて自然で、口の開き方まで見えるような解像感です。クラシックは弦の湿度感まで伝わってくるような、冷たすぎず、ウォーム過ぎず、です。打ち込みばかりの曲より、生楽器の録音で違いがはっきりします。
【不満な点】
オーディオブログで有名なSandalさんも指摘されていましたが、BNC/RCAアダプターぐらい同梱したらいいのではと思います。さいわい手元にカナレ製BNC-RCAピンがあったのでラッキーでしたが・・・。レビューに多々指摘のあるSW電源もしょぼそうだったので、私はApple純正の5.1V/2.1Aに替えました。認識できるほどの違いはないですが、付属品があまりにも軽量スカスカだったので。
【Qutestの位置づけ】
CHORD公式スレッドで設計者のWatts自身が書いているとおり、これは外部アンプでスピーカー使用をメインにする人向けの製品です。ヘッドホン使用がメインならHugo2を入手せよと彼は言っています。
【Hugo2との違い】
単純にHugo2からバッテリー、Bluetooth、アンプを外しただけのように思っている方も多いらしいですが、Wattsのコメントでは、ノイズ関連のために基板の設計はかなり気を遣ったとあるので、演算チップはほぼ同じでも、本機用の設計見直しはしっかりやったようです。それでも、Chセパレーション、S/N比、THDでHugo2とQutestには、ごく小さな違いが出ています。Chセパレーションは、CHORDの公式サイトではQutestのほうがいいように出ていますが、Wattsのテスト記録では、それは最も悪い条件の値で、同じ条件ならHugo2のほうがほんのわずか良かったということ。S/N、歪率も本当にわずかにHugo2が良いということですが、主に使用電源の差ではなかったかと思います。また、Wattsの説明によれば、ノイズの大部分(90%)は抵抗から出る熱ノイズ(ナイキスト/ジョンソン・ノイズ)だそうで、これを抑えるためにDAC以外の設計にもかなり気を遣ったと書いています。いずれにしても、驚くほどの超低ノイズ性能を、Hugo2、Qutestは実現しています。
【イギリスのショップから購入】
国内もイギリス本国も初回出荷分は即完売で、5月はどこも予約販売でした。予約なら、どこでも同じと、イギリスのショップに注文を入れました。5/11に注文したのですが、その時点では納期は2-3 weeksで、日本出荷分より早いかも、と期待しましたが、3週間経っても「処理中」で、担当者に問い合わせたら「CHORDから出荷されてくるのを待っている。今のところ6月中旬の予想。」との返答でした。結局、現地発送は6月25日でした。ちなみに価格はメーカー希望小売価格の1,195ポンドでしたが、輸出なのでVAT(消費税相当)がなく995.83ポンド、送料を入れても1,005.82ポンド、日本円で15万でした。ただ通関時に内国消費税6,900円、通関手数料200円がかかりました。製品の種類によっては、私は日本代理店経由でなくともかまわないと思っています(保証の問題)。Violectricのヘッドホンアンプも同じように個人輸入しました(アメリカ経由)。
【結論】
以前、愛用のイヤホン(CampfireAudio Polaris等)を持参して、mojoとHugo2を何度も聴き比べましたが、このレベルのイヤホンでは価格ほどの差を感じることはありませんでしたし、ポータブルでは音環境の問題もあり、あえて高価格のHugo2を選ばなくとも十分楽しめると思っていました。しかし、mojoを持ち出すことが少なくなりヘッドホンアンプに接続して聴くようになった今では、ポータブル用ではなく、据え置きに特化したQutestに替えて良かったと思います。Hugo2をお持ちの方は買い換える必要はないと思いますが、mojoを据え置き用途で使っている方は、買い換えはありだと思います。(ただし組み合わせるアンプはそれなりの水準でないとmojoとの違いがはっきり出ないかもしれません)
毎日、聴き慣れた楽曲をQutestで再発見している状態です。
- 比較製品
- Chord Electronics > Mojo
参考になった17人
このレビューは参考になりましたか?![]()
よく投稿するカテゴリ
- ヘッドホンアンプ・DAC
- 1件
- 0件
2018年5月16日 12:41 [1128220-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 音質 | 5 |
| 操作性 | 5 |
| 機能性 | 3 |
【デザイン】
シンプルな作りですが安っぽさなどは無く、据え置き機の中にも溶け込みます。
好みは分かれるデザインでしょう。
【音質】
解像度は非常に高いですが、ハイ上がりの傾向などは無くアナログライクな出音。
音の厚みが凄まじく非常にこってりとした音ですが、迫力が凄く楽しいです。
長時間の再生ではボリューム次第で聴き疲れはあるかもしれません。
フィルターについては、私の環境では大きな変化は感じられませんでした。
【操作性】
こちらも単純明快。誰でも簡単に使えます。
強いて言うならば、出力ゲインの調整が電源投入直後のみなのが不便かもしれません。
【機能性】
最低限の必要な機能は揃っていると思いますが、XLR出力ができないのは大きな減点対象。
欲を言えばAirPlay対応などもあれば、より取り回しは良くなったと思います。
【その他】
導入1週間ほどでのレビューです。
構成はヘッドホン環境。PC(USB出力)→Qutest→P-700u→HD800
USBケーブルにUC-HR、HD800はReference 16にリケーブル済みです。
元々はDACにSonicaDACを使用しておりました。
HD800の特性と相まってハイ上がりな構成となっていましたが、入れ替えにより見事に改善されました。
逆にP-700uと喧嘩する...ということもなく、良好なバランスを保てております。
自分自身が勘違いしていた点を一つ。
ガルバニックアイソレーションが有効なのはUSB-B端子のみで、電源用USB端子には影響しません。
ネット上では「USB端子」と曖昧な表記がされているケースがありますのでご注意下さい。
通常のACタップからアイソレーショントランス側に挿し替えた瞬間、出音がガラッと変わりました。
【総評】
20万円という大きな予算こそ必要ですが、それに見合う音質だと思います。
SonicaDACとの比較もよく上がりますが、機能面では完敗のため用途次第とはなってしまうかと。
ただ、入念なノイズ対策を施してまでAirPlayを使いたいわけでもないですし、何より楽しくないでしょう。
- 比較製品
- OPPO > Sonica DAC
参考になった9人
このレビューは参考になりましたか?![]()
よく投稿するカテゴリ
2018年5月16日 11:32 [1128209-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 音質 | 5 |
| 操作性 | 5 |
| 機能性 | 4 |
購入から2週間ほどですが、結論から言いますと、「とにかく替えて良かった・・・」の一言です。
システムは変な組み合わせでお恥ずかしい限りですが、
外部HDD(音源収録) → Mac Book Pro → Qutest → Mcintosh c33 → Mcintosh mc2255 → quadral RONDO です。
Resonessence Labs・HERUSとCONCERT HDからの買い替えなので価格も数倍違いますが、個人的には良さも倍以上あったという感想です。他の方も書かれていますが、私もアナログに音質が近いと感じています。感覚的には音がモリモリ出てくると言いますか、音の密度感、音像感、音の響き方、倍音の出方、低音の沈み込む感じなどがアナログライクで、良い意味でアナログシステムとの差が一挙に縮まりました。参考までにアナログシステムですが、DL103 → Nottingham Spacedeck → Linn Linto or SHURE SE22 で、プリアンプ以降は同じです。音の情報量もあるのだと思いますが、それをことさら強調するではなく、音や音楽の豊かさの表現に主眼を置いたモデルではないかなという印象です。
Qutestはとにかく聴いていて気持ちが良いというか、音に音楽に酔いしれることができます。
音源はCDからリッピングしたものがまだまだ大半なのですが、リッピング音源の再生も大幅に向上しました。これだけでも私は十分に満足できています。flacやDSDを再生すると、当然音源の質にもよりますが、総じてSN比が向上して静粛感が増し、音の濁りが消え、立体感、繊細さがアップし、グッと演奏の緊張感が出てくるという印象です。アナログ信奉者でしたが、デジタルも良いんだと初めて思え、ジャンル構わず片っ端からいろいろな音源を聴き直しているところですが、新しい発見があってとても楽しいです。フィルターは4種ありますが、正直それほど大きな違いは私は感じませんでした。雑な耳で申しわけありませんが、どれも良い音だと思っています。
一点このことが伝えたくて投稿したのですが、拙宅の電源環境が良くないためとも思いつつ、電源に関して付属のACを使うと鼻づまりのような音でした。購入当初は「あれ?バーンインが足りないのかな?」とか「意外と良くない?」とか焦ったりもしましたが、試しに仕事で使っていたUSBで接続可能な大型のモバイルバッテリー「https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07413XFLT/ref=oh_aui_detailpage_o04_s00?ie=UTF8&psc=1」に、ケーブルはSAECのSUPRAを使って電源供給したところ、劇的に音の抜け、分離、S/Nが良くなりました。
HERUSやCONCERTを使用していた時もいろいろな検証の結果、外部から電源供給を別途すると音質向上が認められたので、同様にACに手を入れれば良くなるのかもと思い変更しましたが、これが大正解でした。逆に電源に手に入れていなかったらと思うとゾッとします。。なので購入と同時に電源の見直しをおすすめ致します。
惜しむらくは、スピーカーがよければもっともっといい音が出てくるんだろうなと端々に感じることです。部屋の狭さと仕事道具のストックからの与件で、スピーカーで妥協せざるえない状況なのですが、大型のスピーカーシステムに変えられる日が来ることを夢見ています。
しかし、CHORDの力には感服いたしました。。
コストを度外視しても素晴らしいと感じているのに、20万円でこの音質、本当に素晴らしいです。
好き好みはもちろん人それぞれあると思いますが、自宅のシステムがある程度充実している方にはぜひ一度導入検討をおすすめします。
この投稿が他の方の購入の参考になれば光栄です。
参考になった16人
このレビューは参考になりましたか?![]()
よく投稿するカテゴリ
2018年5月13日 09:31 [1127482-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 音質 | 5 |
| 操作性 | 3 |
| 機能性 | 3 |
![]() |
||
|---|---|---|
上の段、右がQUTESTです。 |
セカンドシステムとしての使用です。sonica DACの価値が定価以上となったため処分して、以前から注目していた本製品を購入しました。セカンドシステムはPCオーディオ、ヘッドフォン環境です。アンプとヘッドフォンはともにSTAXのSRM-T8000とsr-009なので計100万ほどです。結論としては買い替えは大成功でした。sonica DACは高解像度で「音の良いオーディオ」、QUTESTは「アナログライクで生々しい音」なので傾向が大きく異なりますが、やはり音楽を楽しむという意味でQUTESTの圧勝です。sonica DACはあくまで「耳で聴く」感覚ですが、QUTESTは「心で聴く」感覚です。これはメインシステムで使用しているdaveと同様の感覚です。QUTESTがあまりにも良かったので、dave所有者としては価格差を考えると勘弁してくれという印象さえ受けました。こんなに華奢な外見なのに不思議です。
なおQUTESTは電源がmicro B端子なので、エルサウンドのアナログ電源を使用しています。また、ifi AUDIOのiPurifier DCやJS PC AudioのDCラインコンディショナーなどによりノイズ対策しています。
参考になった25人
このレビューは参考になりましたか?![]()
よく投稿するカテゴリ
2018年5月11日 12:33 [1127092-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 音質 | 5 |
| 操作性 | 4 |
| 機能性 | 4 |
アナログディスクの再生環境を年初に改善したところ、デジタルとアナログの音質差が激しくなり、デジタルのファイル再生やSACDを全く聞く気にならなくなってしまい、少しでもアナログディスクの再生音にデジタルを近づけたいと考えて、いろいろ試し、qutestの購入に至りました。
questを購入する前にmojo+polyを据え置き型として導入したところ、かなりいい線までアナログの聞こえ方(SNの高さ、音色の豊富さ、音の立体感、体をゆすりたくなるような楽しい感じ)に近づきましたので、さらに良くなることを期待してqutestを予約し導入しました。
当初、DELA N1A→USB→QUTESTの音は精細感こそmojo+polyに勝るものの他の点ではmojo+polyの方がだいぶ勝る感じで、失敗したと感じるほどでしたが、DELA N1A→Wifi→macBookPro+audirvana plus 3.27→USB→micro iUSB3.0→qutestとしたところすべての面でmojo+polyを上回り、音場の広さ、音の精細感、音像の締まり具合、音色の豊富さなどは今まで購入したDACのなかでは随一と感じます。
この環境でEric ClaptonのUnpluged をアナログディスクとファイル再生とで比較してみました。元々、K03をDacとして使っていた時には、マスターが違うのだろうというぐらい聞こえ方が異なっていたの(ギターの音色、ヴォーカルの分離など)ですが、Qutest+MacBookPro+Audirvanaではファイル再生の音はアナログディスクの音に非常に近づき、ほぼ満足できるほどになりました。
Simon & Garfunkelの発売当時のアナログディスクと、HD tracksで購入したハイレゾファイル+Qutestで比べると、音の明瞭さではアナログディスクにかないませんが(これはおそらくマスターの劣化等の影響なのではと推測しています)、アナログ環境を改善してはじめて聞いたときに『え、サイモンとガーファンクルって、こんな演奏してたんだ』と思った、その音がデジタルでも体験できます。
当方のアナログ環境は国産のかなり音が良いと言われているカートリッジとフォノアンプ(phasemation pp-2000+EA500)ですので、その音にかなり近い音が20万円未満で出るというQutestはやはり価格破壊的な商品だとおもいます(というか、昨今の据え置きオーディオ器機やDAPの価格高騰が異常なのでしょうが)。果たして、国産機がここに追いついているのだろうかと心配になります(Soulnote D-1は未聴です・・)。
chordの音はOppoやesoteric K-03の音とはベクトルが違い、精細感よりも音色の豊かさや音像、SN感を重視しているように感じます。少なくとも私の手持ちのES9038ProやAK4399などのチップを用いた機種は同じベクトルの上に並んでいると感じられ、最新機種や高級機はそのベクトル上で改善されていると感じるのですが、Chordのmojoとqutestは、全く別のベクトル上に居ると感じます(もしかすると両者は遙かな先では交わるのかもしれませんが・・・)。以前に視聴したDAVEもChordのベクトル上のかなり先の方に存在していたと感じます。ここは、好き好きですので、おそらくoppoやEsotericが好きという方は居ると思いますが、良いアナログの音を知ってしまうと戻れない感じがあり、そういった方にはChordが良いのではと思います。
Qutestは送り出し側の質に左右されるようで、その意味ではmojo+polyはほぼどんな環境でも、同じ音がします(音を出すこと自体に苦労がありますが)。高級チップを使った高級DACをお使いの方にも、一度Chordの音を体験されてみられることをおすすめします。その際にはQutest+iUSB 3.0がおすすめですが、高いので、mojo+polyが手が届きやすく良いかもしれません、。
参考になった18人
このレビューは参考になりましたか?![]()
ヘッドホンアンプ・DAC
(最近3年以内の発売・登録)
新着ピックアップリスト
-
【Myコレクション】メインアップグレード最終稿
-
【Myコレクション】自作パソコン
-
【Myコレクション】SUBPC 2025 WHITE
-
【欲しいものリスト】a
-
【おすすめリスト】今年のうちにこれで組め的な自作ゲーミングPC案
デザインで買ってしまいそう。アプリが用意され機能性も高い
(ヘッドホンアンプ・DAC > Snowsky MELODY FIO-SSMELODY-W [Walnut])
4
野村ケンジ さん
(ヘッドホンアンプ・DAC)
- コミュニティ規定の内容をご確認の上、ご利用ください
- 評価は投票された方の主観による目安であり、絶対的な評価を保証するものではありません
- 点数はリアルタイム更新です
- ユーザーレビューの使い方、よくある質問 FAQもご参照ください
価格.comマガジン
注目トピックス






















