FUJIFILM X-T2 Graphite Silver Edition
- 独自の色再現技術を採用した「Xシリーズ」のフラッグシップモデル「X-T2」の、グラファイトシルバーカラーモデル。
- 起動時間0.3秒、シャッタータイムラグ0.045秒、AF最短0.06秒などのレスポンス性を備え、シリーズ初の4K動画撮影にも対応。
- 本革ストラップ、アルミ製のホットシューカバー、ボディと同色のクリップオンフラッシュ「EF-X8」など専用アクセサリーが付属する。
FUJIFILM X-T2 Graphite Silver Edition富士フイルム
最安価格(税込):ショップが販売価格を掲載するまでお待ちください 発売日:2017年 2月16日
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2017年3月3日 22:59 [1005194-2]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 画質 | 5 |
| 操作性 | 3 |
| バッテリー | 3 |
| 携帯性 | 4 |
| 機能性 | 4 |
| 液晶 | 3 |
| ホールド感 | 4 |
使用したボディとレンズ |
T2 XF35mm F2 |
D810 50mm f/1.8G |
T2 XF35mm F2 |
D810 50mm f/1.8G |
【デザイン】
T1よりも若干大きくなっている為、外観はT1の方がスマートに見えます。
SDカードスロットが2つになったのは評価できます。
ダイヤル類が全てシルバー色になりました。
官能的なデザインという面ではPro2に軍配が上がります。
【画質】
アダムス13氏からクレームを言われたので、
D810とT2とのテスト写真を掲載します。
D810の方が優位な場面と、そうでない場面の両方をアップします。
どちらも画角や被写界深度、露出等を似たような設定としています。
D810に合わせるレンズは24-70mmよりも解像するとされる50mm f/1.8Gです。
T2に合わせるレンズはXF 35mm F2とします。
注目すべきはD810はRAWからjpeg変換時に6000×4000にしています。
(T2と同じ解像度で比較をする為で、このことはD810にとって優位な状況を示す)
ノイズリダクション等は一切行っておらず、
色味だけを富士と似たような雰囲気に少しだけ変えています。
(NikonやCanonは色味を調整しないと満足できないので・・・)
T2はjpeg撮って出しで解像度も6000×4000のままにしています。
どの比較写真も通常の室内の明るさより若干明るいくらいの環境です。
(明るい場所ではセンサー性能の差が出にくい)
T2はRAWからの加工だとここから更に解像度はアップしますが、
実際に富士の強みはjpegのみでも満足できるだけの画質にあると思われるので、
敢えてT2はjpeg撮って出しで対抗します。
2枚目と3枚目のF5の比較では、T2の35mmは解放、D810の50mmはF4です。
(レンズ描写でT2の分が悪い設定での比較)
4枚目と5枚目は、わざわざフィギュア(?)らしき物を購入してきての比較です。
(アダムス13氏がフィギュアのマニアらしいのでそれに合わせました)
あえて両機材ともISO1600での比較です。
日常の撮影でISO1600もあればある程度の対応ができるように思いますが、
このISO1600の範囲内でT2(Pro2)を運用するならフルサイズ機並みの画質が得られます。
等倍鑑賞してもブラインドでこの差が100%わかる人は居ないと思われます。
(状況によってD810とT2で画質が逆転し必ずしも結果は一定でない為)
言えることはその画質の差はわずかだということです。
これがフルサイズ並みと明言した根拠です。
【操作性】
T1との最大の違いはAFのジョイスティックです。
フォーカスポイントの移動が容易に行えるので撮影が捗ります。
T1の頃よりT2、Pro2ともにUIがわかり難い気がします。
SSやISOダイヤルの回転がボタンを押してから回転する方式になっています。
(T1はボタンを押し込みながら回転)
シャッターボタンにPro2同様のネジ穴ができたので外部レリーズが使えます。
【バッテリー】
古いバッテリー(S無し)でもスナップ撮影なら普通にできそうです。
T1よりも消費量は多そうですが、評価はこれからです。
【携帯性】
ミラーレスとしては普通のサイズです。
真剣にスナップするにはこれくらいがちょうどよいとも言えます。
【機能性】
富士で動画は撮影しないので、この点については無評価です。
AF性能はF2.8ズームを使ってみてもそこまで高速とは思えません。
印象としてはD600等と同程度くらいでしょうか。
動体予測できる場面やあまり動きのない被写体に対しては最高のカメラです。
あと1〜2世代先になるとレフ機は不要になりそうな勢いを感じます。
T1より各レスポンスは向上しているので撮影のテンポは上がります。
Pro2同様、新型のシャッター周りは意外とブレに強いようで、
しっかりとホールドできていれば1/10でもキチッと解像します。
(貧弱なシャッター周りだと低速シャッターでブレが発生する)
【液晶】
解像度は十分ですが、色味がPro2と比較すると黄色が強い(?)ような印象です。
自分でカラーバランスを調整できるようになれば解決すると思われますので、
ファームウェア更新に期待したいところです。
【ホールド感】
T1よりも若干グリップが深くなっています。
必要十分といったところです。
【総評】
個人的にPro2は黒の方が好みですが、T2はシルバーが好みなのです。
T1、T2ともにシルバーの方が黒よりも若干質感が高いです。
ここからはT2についての考察です。
T2が有ればレフ機は不要かという点については、
T2の性能は趣味レベルでは既に及第点と言えます。
イベントのスナップ撮影やスポーツ系の撮影を仕事で記録するとなると、
内容によっては満足できない可能性は否めません。
あと1〜2歩、AF性能、EVFとレリーズのレスポンス等が向上すれば、
仕事としての用途でもレフ機が不要な時代になることは容易に想像できます。
(個人的にはレフ機も好きです)
その過程を十分に感じることのできる仕上がりになっていると感じました。
このカメラで満足できないのはAF性能とレスポンスくらいで、
D500かD810、D5、EOS1D系、EOS5D系くらいしか他の選択肢が無いように思います。
更なる画質の向上を欲するのであればGFXにいくのが妥当と言えます。
(描写性能やAF性能はD600(D610)と同程度くらいのポテンシャルは有りそう)
Pro1やE1に初めて触れた数年前には想像も出来なかった時代の流れを感じます。
理念や信念という面でNikonやCanonよりも富士に共感が持てます。
ただ、現在は中判のGFXに注力しているような動向なので、
APS-Cのレンズ(特に明るいレンズの開発と古いレンズの刷新)も対応してもらいたいです。
本音は、こういうカメラをNikonから出してもらいたかったです。
(個人的にはDfのタイミングで出すべきだったと思っている)
今年のNikon100周年の動向次第では、
主力のNikonのFマウントから富士に完全移行も視野に入れています。
Nikon、Canonは本気で先の事を考えた方がよいです。
(既に手遅れかもしれませんが)
今は富士のシェアは僅かかもしれませんが、
潜在的な需要の伸び代をエンドユーザからプロまでの全方位に持っています。
色々な意味で脅威です。
- レベル
- ハイアマチュア
参考になった65人(再レビュー後:45人)
2017年2月19日 23:03 [1005194-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 画質 | 5 |
| 操作性 | 3 |
| バッテリー | 3 |
| 携帯性 | 4 |
| 機能性 | 4 |
| 液晶 | 3 |
| ホールド感 | 4 |
T1に引き続きT2もシルバーを購入しました。
【デザイン】
T1よりも若干大きくなっている為、外観はT1の方がスマートに見えます。
SDカードスロットが2つになったのは評価できます。
ダイヤル類が全てシルバー色になりましたが、
自分は一部ダイヤルは黒のままの方が精悍に感じるのですが・・・。
官能的なデザインという面ではPro2に軍配が上がります。
T2、Pro2の番外編でK-01のような異色なデザインのカメラが欲しいです。
無骨なデザインばかりだとお洒落じゃないので。
【画質】
Pro2含めてX-transの2400万画素は発色が自然でデフォルトで扱いやすいです。
(シャドートーンは最大限マイナス設定)
フルサイズと互角の画質になる理由は簡単で、
フルサイズとAPS-Cで似た様な被写界深度を得るには、
フルサイズでF4で撮影するのとAPS-CでF2.8で撮影するのでほぼ同等となり、
感度で1段分得をすることになります。
また、フルサイズのレンズと比較した際、
富士のXFレンズは開放から描写が安定している割合が高いです。
上記2つの理由から、実際に使ってみてフルサイズと互角以上の画質は得られます。
ISO1600までは余裕の描写、ISO6400までなら常用範囲といったところです。
ISO800以内ならフルサイズ機よりも良いのではないかと感じるくらい奇麗です。
フルサイズに負けている点は浅い被写界深度(F1.4くらい)の表現くらいです。
Pro2、T2でフルサイズは不要、と思えるまでの画質を得ることができるのは脅威です。
一般的な評価に於いては最高評価を付けられるレベルだと思います。
(個人的な好みで言えばK-3 IIの発色の方が好みですが使えるマトモなレンズが・・・)
【操作性】
T1との最大の違いはAFのジョイスティックです。
フォーカスポイントの移動が容易に行えるので撮影が捗ります。
T1の頃よりT2、Pro2ともにUIがわかり難い気がします。
SSやISOダイヤルの回転がボタンを押してから回転する方式になっています。
(T1はボタンを押し込みながら回転)
シャッターボタンにPro2同様のネジ穴ができたので外部レリーズが使えます。
シャッター音はPro2の方が良いような気がします・・・。
【バッテリー】
古いバッテリー(S無し)でもスナップ撮影なら普通にできそうです。
T1よりも消費量は多そうですが、評価はこれからです。
【携帯性】
ミラーレスとしては普通のサイズです。
真剣にスナップするにはこれくらいがちょうどよいとも言えます。
【機能性】
富士で動画は撮影しないので、この点については無評価です。
AF性能はF2.8ズームを使ってみてもそこまで高速とは思えません。
印象としてはD600等と同程度くらいでしょうか。
EVF機はどのカメラでもブラックアウト等のタイムラグは発生してしまう等、
ミスできないスナップの用途に使うのは少し怖いというのが正直な印象です。
動体予測できる場面やあまり動きのない被写体に対しては最高のカメラです。
あと1〜2世代先になるとレフ機は不要になりそうな勢いを感じます。
T2よりも各レスポンスは向上しているので、撮影のテンポは上がります。
Pro2同様、新型のシャッター周りは意外とブレに強いようで、
しっかりとホールドできていれば1/10でもキチッと解像します。
(貧弱なシャッター周りだと低速シャッターでブレが発生する)
【液晶】
解像度は十分ですが、色味がPro2と比較すると黄色が強い(?)ような印象です。
自分でカラーバランスを調整できるようになれば解決すると思われますので、
今後のファームウェアの更新に期待したいところです。
【ホールド感】
T1よりも若干グリップが深くなっているようですが、あまり変わりません。
必要十分といったところです。
【総評】
個人的にPro2は黒の方が好みですが、T2はシルバーの方が好みなのです。
T1、T2ともにシルバーの方が黒よりも若干質感は高いです。
このほんの僅かの差が欲しくて高価なモデルを買っています。
中身は黒のT2と同等ですが、満足度は価格差以上に有ります。
ここからはT2についての考察です。
T2が有ればレフ機は不要かという点については、
信頼感を数値で表現するなら、
T2はD600並みで85%、D810やD5(D3やD4)だと98%くらいの差はあります。
(どんな機材を使っていても100%は信頼できないです)
この差についてですが、T2の性能は趣味レベルでは既に及第点と言えます。
イベントのスナップ撮影やスポーツ系の撮影を仕事で記録するとなると、
内容によっては満足できない可能性は否めません。
あと1〜2歩、AF性能、EVFとレリーズのレスポンス等が向上すれば、
仕事としての用途でもレフ機が不要な時代になることは容易に想像できます。
(個人的にはレフ機も好きです)
その過程を十分に感じることのできる仕上がりにはなっているかと思われます。
このカメラに満足できないのはAF性能とレスポンス(連写等)くらいで、
D500かD810、D5、EOS1D系、EOS5D系くらいしか選択肢が無いように思います。
更なる画質の向上を欲するのであればGFXにいくのが妥当と言えます。
(描写性能やAF性能はD600(D610)と同程度くらいのポテンシャルは有りそう)
Pro1やE1に初めて触れた数年前には想像も出来なかった時代の流れを感じます。
また、理念や信念という面でNikonやCanonより富士の方が共感が持てます。
ただ、現在は中判のGFXに注力しているような動向があるので、
APS-Cのレンズ(特に明るいレンズの開発と古いレンズの刷新)も対応してもらいたいです。
本音は、こういうカメラをNikonから出してもらいたかったです。
(個人的にはDfのタイミングで出すべきだったと思っている)
今年のNikon100周年の動向次第では、
主力のNikonのFマウントから富士に完全移行も視野に入れています。
Nikon、Canonは本気で先の事を考えた方がよいです。
(既に手遅れかもしれませんが)
今は富士のシェアは僅かかもしれませんが、
潜在的な需要の伸び代をエンドユーザからプロまでの全方位に持っています。
色々な意味で脅威です。
- レベル
- ハイアマチュア
参考になった20人
「FUJIFILM X-T2 Graphite Silver Edition」の新着レビュー
| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
|---|---|---|
| 2023年10月30日 13:11 | ||
| 2022年9月10日 06:48 | ||
| 2021年8月13日 16:04 | ||
| 2020年12月6日 12:25 | ||
| 2019年4月15日 13:40 | ||
| 2018年12月4日 04:03 | ||
| 2018年9月17日 19:17 | ||
| 2018年8月8日 22:03 | ||
| 2018年7月27日 16:45 | ||
| 2018年7月24日 01:10 |
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