『ＧＸー８の弟分として』 パナソニック LUMIX DMC-GX7MK2-S ボディ [シルバー] ＮＥＷベルビアさんのレビュー・評価

[ＮＥＷベルビア]

2016年11月19日 00:52 [974446-3]

満足度	5

デザイン	5
画質	5
操作性	5
バッテリー	4
携帯性	4
機能性	5
液晶	5
ホールド感	4

ＧＸー８の弟分として

【デザイン】
所有しているＧＸー８シルバーの弟分的デザインで気に入ってます。夏場の直射日光下では上部がシルバー色の方が明らかに熱くならないので、動画撮影時などでは機器に負担がかからないのでGOOD。

【画質】
光の捉え方がハマると実にリアルで立体感のある表現をしてくれます。ＧＸー８を越えているかも。高感度撮影でもそこそこ階調を残してくれるので、現像で調整して品位を上げることが可能です（現像ソフトにDxO OpticsPro 11を使用した場合）。動画はｌｏｇ撮影は出来ないものの、ナチュラルで撮影しソフト側で微調整をかけると雰囲気の良い映像に仕上げられます。この辺はＧＸー８との差はないと感じました。

【操作性】
ＧＸー８とそんなに変わったところもなく、抵抗はなかったです。強いて言えば、頻繁に切り替えるフォーカスモードのセレクトボタンがついていないのが残念。私の問題ですが、親指が太いので、コンパクト機の間隔が狭く小さなボタンは押しにくい（笑）。

【バッテリー】
動画も撮影して使うと、一日もたないケースがある。ロワ・ジャパンの互換バッテリーはサイズが純正より僅かに大きいので、万が一膨張したりすると本体から取り出せなくなる可能性があるかも？。ＧＸー８に付属していた充電器を利用してみたが、バッテリー側の幅サイズが僅かに小さいもののうまく微調整して充電できた（もちろんメーカー保証外）。4K動画５５ＧＢ撮影時では、ロワ・ジャパンの互換バッテリー２本と純正１／３迄使いました。

【携帯性】
いわゆるコンデジサイズではないので、ポケットに携帯というわけにはいかない。ストラップは必須。見た目よりは、ズシリと重く感じると思う。とは言え、ＧＸー８を持ち歩くよりは、取り回しはいい。特にジンバルと併用すると、ＧＸー８を使うより楽チン！。ジンバル：Zhiyun Crane-Mとの相性は抜群にいい。

【機能性】
パナの手振れ補正はレンズとの組み合わせによっても違うので、複雑だ。機械式の手振れ補正と思いきや、動画撮影時は電子式も加わるらしい。ともあれ4K動画撮影時にも5軸補正が可能となり安定感がある。フォーカス性能は、スチル撮影時は特に問題がないのだが、動画撮影時のクセは変わらないようだ。積極的にピントを探しすぎる？せいで、オート撮影では使いものにならない。基本動画撮影はマニュアルでピンを合わせるのが無難。動画撮影時のピントだけは、SONY機、キヤノン機にはかなわない。
４Ｋ動画撮影時、５軸手振れ補正＋電子手振れ補正の設定にすると、画角が狭くなる。電子手振れ補正の方だけＯＦＦにするのが無難である。

【液晶】
クルクル回るバリアングルではないので、自撮りマニア向きではない。ピントの微調整等は、EVFよりも液晶を信頼した方が無難。

【ホールド感】
こればかりは、手の大きさ等個人差があるとは思いますが、悪くはないと思います。しっかりつかんで支え撮りとなると、私的にはＧＸー８の方が安心感はあります。ストラップなしで、コンデジ感覚でつまみ撮影をすると、落下の可能性もあるので、しっかりホールドして撮影しましょう。

【総評】
初めてパナ機を使う方は、機能満載で、マニュアルとにらめっこで、使いづらいなあと思うかも知れません。しかしながら、使いこなしていくと、よく考えられているなあと感心するようになりますよ。とにかく機能を使いこなしてみてください。それと、パナ機はコストパフォーマンスが抜群！。この機種の他社ライバル機と価格を比較してみてください。発売後半年程になりましたが、ボディーだけだと、この性能で6万円台で購入出来ちゃいます。パナ機の場合、発売後一年たつと３５％引になっちゃいますので、おそらく来年の4月あたりには、５９８前後になってしまうのでは？。

ジンバル：Zhiyun Crane-M＋ＧＸ７Ｍ２の組み合わせでの動画撮影をアップしましたので、ご参考まで。
ＵＲＬ：https://youtu.be/DcoCKqPGeNg

レベル

アマチュア

主な被写体

風景

その他