『「万能ではないが、バランスに優れた天体カメラ」(再々投稿)』 ニコン D810A ボディ shimazu687さんのレビュー・評価

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タイプ:一眼レフ 画素数:3709万画素(総画素)/3635万画素(有効画素) 撮像素子:フルサイズ/35.9mm×24mm/CMOS 重量:880g D810A ボディのスペック・仕様

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D810A ボディニコン

最安価格(税込):ショップが販売価格を掲載するまでお待ちください 発売日:2015年 5月28日

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『「万能ではないが、バランスに優れた天体カメラ」(再々投稿)』 shimazu687さん のレビュー・評価

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shimazu687さん

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「万能ではないが、バランスに優れた天体カメラ」(再々投稿)
機種不明月齢8.6
機種不明M13 球状星団
機種不明M33 渦巻き状銀河

月齢8.6

M13 球状星団

M33 渦巻き状銀河

機種不明M42 オリオンの大星雲
機種不明かもめ星雲
機種不明オリオン座主要部

M42 オリオンの大星雲

かもめ星雲

オリオン座主要部

高画素と高感度を両立したD850を導入するかどうか決めかねていましたが、天体撮影が主たる目的のためIR換装が必要となるので断念し、D810Aを選択しました。天体用に限っても万能ではないものの、安定した色調、長秒ノイズの少なさなどバランスの優れたカメラで、日常の撮影でも色調はあまり変わらず結構使えます。
作例はいずれも合計10〜40分間程度の比較的短時間の露光ですが、ノイズの出方、発色、ダイナミックレンジなどを見てみました。

1 月齢8.6
これは1枚の静止画写真です。普通機に比べてHα線を4倍透過させるにもかかわらず、このような対象にも後からの色補正が不要なことに感心させられます。
しかし、月や惑星を含めた万能的な天体撮影を求めるとすれば、4K動画または、2K動画のままならパナソニックのEXズームのような、中央部だけをデジタルズームなしで強拡大できる機能が必要です。
すでに月や惑星の天体写真は動画から1枚の写真を生成する時代になっており、特にセンサーの大きいフルサイズの2K動画では、大切な情報を持つ画素の多くが間引かれてしまい、高精細な写真に仕上げることはできません。
また、動画を使わず普通に1枚の静止画写真を撮影する場合でも、超望遠になる撮影においては電子シャッターが使えないとブレの原因になってしまいます(限定的に使える電子先幕シャッターはある)。
このことは、オートガイド等で星雲・星団などの静止画を複数枚連続撮影する際にも、シャッターの振動でオートガイドが一時的に不安定になり、安定するまで次のシャッターが切れないという現象を引き起こします。これを解決するには、ライブビューによりミラーが上がった状態でそのまま電子シャッターが連続的に切れるようになってほしいものです。もちろん、使用ソフトがそれに対応していなければ意味はありませんが。

2 M13 球状星団
球状星団の色がどのように出るのか見てみました。色を強調していますが、黄と青の星々が混在しているのがよく分かります。

3 M33 渦巻き状銀河
淡い対象のため露光不足ですが、銀河の腕にHU領域が散在しているのが分かります。全体として好ましい発色といえます。

4 M42 オリオンの大星雲
明暗差が激しいので広いダイナミックレンジが欲しい対象ですが、ISO1600で撮ってトーンカーブを調整しています。この感度域としてはなかなか優秀だと思います。

5 かもめ星雲
IR換装機に比べて本機ではHα線がややピンク色になりますが、後調整しても3原色が崩れることはなく、カラフルなこの領域をよく記録しているといえます。この日は空が明るく、低空だったため、カブリを補正し切れていません。

6 オリオン座主要部
ポータブル赤道儀で撮ったオリオン座のHU領域です。左側から黄色い光芒が入っているのは黄道光です。合計15分程度の露光にしてはよく写っていますが、やはりもっと時間をかけないとバーナードループやエンゼルフィッシュを迫力ある姿では捉え切れません。レンズによる青ハロを後処理で軽減しています。

フルサイズ画面全体を使うような広がった対象にはフラット補正が必須ですが、Fマウントはやや小さ目なのでぼやけたケラレもやや大きく出ます。
また、D810AはIR換装機に比べて輝星のゴーストが出にくいと聞いていましたが、複雑な光学系の超長焦点に2等星を入れてみると、やはりレデューサーなどのコーティング色のゴーストが気になります。

総じて星雲・星団の撮影用として良くできています。月や惑星の撮影には安価なPCカメラを使うとすれば、十分な評価ができます。また、日常の撮影もある程度できるのは魅力でしょう。
これだけの基本性能を持っているので、この技術をD850Aに移植し、より完成度の高い天体撮影の万能機として再登場して欲しいと期待する天文ファンは少なからずいるのではないでしょうか。ただし、あくまで採算が取れればの話です。

<良い点>
・天体の発色はどれもナチュラルで、とても好ましい。
・Hα線はIR換装機に比べてややピンク色がかるが、赤は赤でも色に幅があり、後調整で微妙なニュアンスを表現できる。
・高感度ノイズ、長秒ノイズとも普通機に比べて少ない。ディザリング撮影すればダーク補正なしでも気にならないレベルになる。ただし、夏季に撮影していないので、高温時にどうかは分からない。
・ボディーが丈夫で低温、降霜、降露の環境下でも故障の心配が少ない。もちろん、レンズの曇り対策にヒーターは必要だが、厳しい環境下においても大きなトラブルを気にしなくて良い点は大きい。

<対応の必要な点>
・長焦点になればなるほどマウントやミラーボックスによるぼんやりしたケラレはどうしても生じるので、フル画面を使いたい場合はフラット補正が必須(Fマウントに限らず)。
・惑星や月を高精細に撮るには向かないので、それら用には別に動画が撮れるPCカメラなどが必要。
・約1kgあるので、望遠鏡使用時はしっかりした接眼部に取り付ける必要がある。
・バッテリー1個での長秒連続撮影時間は約3時間。一晩の撮影で2個でも不足するときは、現場で少し充電補充すれば問題ない。

以上のような分析から、総合評価をどうするか迷うところですが、星雲・星団用のカメラと考え、ニコンの意欲に敬意を表して「5」としておきます。
最後に、ニコンなど日本メーカーの益々の発展を祈念し、最終評価とします。

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デザイン4
画質4
操作性5
バッテリー4
携帯性3
機能性4
液晶4
ホールド感4
D810Aについて思うこと(再投稿)
機種不明月齢8.6
機種不明M27 あれい星雲
機種不明ちょうこくしつ座 NGC253

月齢8.6

M27 あれい星雲

ちょうこくしつ座 NGC253

機種不明オリオン座主要部
機種不明カリフォルニア星雲、すばる、ヒアデス星団
機種不明同上の部分拡大

オリオン座主要部

カリフォルニア星雲、すばる、ヒアデス星団

同上の部分拡大

<写真レンズの青ハロなどを調整し、文章も再投稿しています。>

高画素と高感度を両立したD850を導入するかどうか決めかねていましたが、天体撮影が主たる目的のためIR換装が必要となるので断念し、D810Aを手に入れる選択をしました。
天体用に良くできたカメラですが、色調がそれほど変わるわけではないので普通の日常撮影でもかなり使えています。

1 月齢8.6
これは1枚の静止画写真です。普通機に比べてHα線を4倍透過させるにもかかわらず、このような対象にも後からの色補正が不要なことには感心させられます。
しかし、天体写真専用として万能性を求めるとすれば、月や惑星撮影のために、4K動画かまたは、2K動画のままなら中央部分を強拡大できる機能が必要です。
既に月や惑星の天体写真は動画から1枚の写真を仕上げる時代になっており、少なくとも4K動画が使えるか、または2K動画のままなら中央部分だけを4倍程度に拡大できる、パナソニックのEXズームのような機能がないと、特にフルサイズの2K動画では大切な情報を持つ画素の多くが間引かれてしまい、高精細な月や惑星の写真に仕上げることはできません。
また、動画から写真を生成せず普通に1枚の静止画写真を撮る場合でも、超望遠になる撮影においては、電子シャッターが使えないとブレの原因になってしまいます。
今はそういう時代になっていますので、ぜひD850をA仕様にすることで対応してもらいたいと思っています。月、惑星用としては、D850Aの4K動画も、4Kのまま中央部分だけを拡大できる機能が付けばさらに良いことになります。デジタルズームなどで誤魔化さないこういう便利機能は、レンズの光学性能を維持したままより拡大するのと同じことなので、普通の動画撮影をする人にも重宝されるのではないでしょうか。

2 M27あれい星雲
思いのほか長秒ノイズが少なかったので、ISO3200、70秒で撮ったJpeg画像をそのまま10枚程コンポジットしてみました。高感度NRを弱めに設定してJpegから処理したこともあり、1コマではディティールがやや失われますが、コンポジットして処理したことで粒状性や諧調が整いました。最近の画像処理エンジンはとても優秀なので、場合によっては高感度NRを弱めで使うことはあっても良いのかもしれません。
長秒ノイズが少ないと短時間露出ならダーク補正が必要なくなるので、冷却カメラでなくても事後処理がし易いことになり、その点は高く評価できます。今回はダーク補正もディザリング撮影もしていませんが、さらにそれらをすれば、わざわざ冷却しなくても十分なSN比を得られるだろうと思います。

3 ちょうこくしつ座 NGC253
これはISO6400を試しています。トラブルがあって枚数が稼げなかったのでやや荒れ気味ですが、とりあえず簡易処理してみました。通常の利用感度は、ISO3200辺りまでが無難のようにも思われます。

4 オリオン座主要部
これはポータブル赤道儀を使ってオリオン座のHU領域をねらってみました。ISO1000、2.5分露光の7枚コンポジットでそれなりに写ってはいますが、やはりもっと時間をかけないとバーナードループやエンゼルフィッシュを迫力ある姿では捉え切れないようです。

5 カリフォルニア星雲、すばる、ヒアデス星団
赤い星雲、青い星雲、黄色い1等星アルデバランなどの色再現を見てみましたが、対象ごとの異なる色を再現できているようです。

6 同上の部分拡大
やはり色の再現性は好ましいと思います。なお、4〜6の写真は前回の他社製レンズの青色ハロをステライメージで後調整し、軽減しています。

今回はISO1000〜6400を使いましたが、好ましい感度としてはISO800〜3200辺りが適していると云えそうです。コンポジット枚数を16枚以上も得られれば、対象によってはISO5000前後でも使えそうに思います。

気付いたこととして、ニコンFマウントはケラレがやや多くなるので、フルサイズ画面全体を使うような大きな対象にはフラット補正が必須です(他社マウントでも必須ですが)。今回は、フラット補正もダーク補正もせずトリミング処理しています。
また、D810AはIR換装機に比べて輝星のゴーストが出にくいと聞いていましたが、複雑な光学系の長焦点に2等星を入れてみると、やはりレデューサーなどのレンズコーティングの色が出るのは出ます。IR換装機との直接比較はしていません。

このようにD810Aは、天体だけでなく日常の撮影にもかなり使える仕様になっており、天体は本格的に撮りたいが普通の撮影もしたいという用途において、とても良くできたカメラだと思います。
これだけの基本性能を持っているので、この技術をD850Aに移植して、より完成度の高い天体撮影の万能機として再登場して欲しいものです。今はグローバルな時代なので、天体に興味を持つ人口は昔よりも増えていると思われ、ニコンさんには、そういう天文ファンや天体写真家の市場調査をしながら上手く対応していただきたいと思っています。

レベル
アマチュア
主な被写体
人物
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子供・動物
室内
その他

参考になった6

満足度4
デザイン4
画質4
操作性5
バッテリー4
携帯性3
機能性4
液晶4
ホールド感4
D810Aについて
機種不明月齢6.3
機種不明M27 あれい星雲
機種不明ちょうこくしつ座 NGC253

月齢6.3

M27 あれい星雲

ちょうこくしつ座 NGC253

機種不明オリオン座主要部
機種不明同上の部分拡大
機種不明カリフォルニア星雲、昴、ヒアデス星団

オリオン座主要部

同上の部分拡大

カリフォルニア星雲、昴、ヒアデス星団

<昨日アップした写真を画質調整して再投稿しました。>

高画素と高感度を両立したD850を導入するかどうか決めかねていましたが、天体撮影が主たる目的のためIR換装が必要となるので断念しました。D850Aを待つという選択肢もありましたが、撮影機会がなかなか取れないので2台態勢にして機動力を高めるという選択をし、D810Aを手に入れました。
天体用に良くできたカメラですが、普通の撮影にも案外使えることから、しばらくはこれを天体用途以外にも使ってみようと思っています。

最近は思わぬ天候と強風に阻まれて満足できる撮影はまだできていませんが、JpegとRawで撮影した中からJpegのみの簡易仕上げの作例をいくつか上げています。

1 月齢6.3
月が出ていたので沈むのを待つ間に撮ってみました。このような対象にもカメラ内で色調整がなされるので、後からの色補正が不要なことには感心します。

2 M27あれい星雲
D810Aは思いのほか長秒ノイズが少なかったので、ISO3200で撮ったJpeg画像をそのままコンポジットしてみました。高感度NRを弱めに設定してJpegから処理したこともありディティールがやや失われているようですが、それなりに見られるレベルに仕上がりました。Rawから処理する場合とどう違うかは後日、やってみるつもりです。
長秒ノイズが少ないと短時間露出ならダーク補正が必要なくなるので、冷却カメラでなくても事後処理がし易いことになり、その点は高く評価できます。

3 ちょうこくしつ座 NGC253
トラブルがあって枚数が稼げなかったのでやや荒れ気味ですが、とりあえず簡易処理してみました。これはISO6400を使っています。

4 オリオン座主要部
Hα線の透過は普通の機種に比べて約4倍ということで、オリオン座のHU領域をねらってみました。それなりに写ってはいますが、やはりもっと透明度の良い日でないとバーナードループやエンゼルフィッシュを迫力ある姿では捉え切れないようです。

5 同上の部分拡大
他社製レンズのJpeg画像をそのまま使っているので青いハロが目立ちますが、ステライメージでRawから処理すれば目立たなくすることはできます。

6 カリフォルニア星雲、昴、ヒアデス星団
赤い星雲、青い星雲、黄色い1等星アルデバランなどの色バランスを見てみました。もう少し自分で調整した方が良かったようですが、対象ごとに異なる色は再現できているようです。

おおまかなデータとして、ISO1000〜3200を使っています。コンポジット枚数が16枚以上もあれば、対象によってはISO5000〜6400でも使えそうに思います。また、コンポジットに使った1コマの撮影時間は長焦点使用時で70秒、カメラ用レンズ時で200秒程度にしています。
長焦点撮影では風の影響をまともに受け、山の頂上近くなど空気の綺麗な透明度の高い場所は風が強いのが普通で、撮影場所の選定はとても大きな問題になります。撮影地まで行ってみないと、その日にどの焦点距離の撮影ができるのか分からないことも多いので、今回2台態勢にして臨機応変に対応できるようにしたことは良い判断だったと思っています。

気付いたこととして、ニコンマウントはケラレがやや多くなるので、画面全体を使うような大きな対象にはフラット補正が必須です(他マウントでも必須ですが)。今回の私の例では、フラット補正もダーク補正もせずトリミング処理しています。
今回、高感度NRを弱めで撮影した理由は、2013高感度NRが優秀と思われたためで、それが良かったかどうかの判断はRawからの処理と比較してみないと分かりません。
また、D810AはIR換装機に比べて輝星のゴーストが出にくいと聞いていましたが、複雑な光学系の長焦点で2等星を入れてみると、やはり出るのは出ます。IR換装機との比較はしていません。

このようにD810Aは、様々な天体の撮影にほぼ万能的に使えるカメラと言って良いと思います。
これだけの性能を持っているので、この技術をそのままD850Aに移植して発売して欲しいと思っている天文ファンや天体写真家は、世界中に多くいることでしょう。最新センサーを使った天体用カメラの第二弾を、ニコンさんにはぜひ、お願いしたいものです。

レベル
アマチュア
主な被写体
人物
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子供・動物
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画質4
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D810Aについて
機種不明月齢6.3
機種不明M27 あれい星雲
機種不明ちょうこくしつ座 NGC253

月齢6.3

M27 あれい星雲

ちょうこくしつ座 NGC253

機種不明オリオン座主要部
機種不明同上の部分拡大
機種不明カリフォルニア星雲、すばる、ヒアデス星団

オリオン座主要部

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カリフォルニア星雲、すばる、ヒアデス星団

<昨日アップした写真を画質調整して再投稿しました。>

高画素と高感度を両立したD850を導入するかどうか決めかねていましたが、天体撮影が主たる目的のためIR換装が必要となるので断念しました。D850Aを待つという選択肢もありましたが、撮影機会がなかなか取れないので2台態勢にして機動力を高めるという選択をし、D810Aを手に入れました。
天体用に良くできたカメラですが、普通の撮影にも案外使えることから、しばらくはこれを天体用途以外にも使ってみようと思っています。

最近は思わぬ天候と強風に阻まれて満足できる撮影はまだできていませんが、JpegとRawで撮影した中からJpegのみの簡易仕上げの作例をいくつか上げています。

1 月齢6.3
月が出ていたので沈むのを待つ間に撮ってみました。このような対象にもカメラ内で色調整がなされるので、後からの色補正が不要なことには感心します。

2 M27あれい星雲
D810Aは思いのほか長秒ノイズが少なかったので、ISO3200で撮ったJpeg画像をそのままコンポジットしてみました。高感度NRを弱めに設定してJpegから処理したこともありディティールがやや失われているようですが、それなりに見られるレベルに仕上がりました。Rawから処理する場合とどう違うかは後日、やってみるつもりです。
長秒ノイズが少ないと短時間露出ならダーク補正が必要なくなるので、冷却カメラでなくても事後処理がし易いことになり、その点は高く評価できます。

3 ちょうこくしつ座 NGC253
トラブルがあって枚数が稼げなかったのでやや荒れ気味ですが、とりあえず簡易処理してみました。これはISO6400を使っています。

4 オリオン座主要部
Hα線の透過は普通の機種に比べて約4倍ということで、オリオン座のHU領域をねらってみました。それなりに写ってはいますが、やはりもっと透明度の良い日でないとバーナードループやエンゼルフィッシュを迫力ある姿では捉え切れないようです。

5 同上の部分拡大
他社製レンズのJpeg画像をそのまま使っているので青いハロが目立ちますが、ステライメージでRawから処理すれば目立たなくすることはできます。

6 カリフォルニア星雲、すばる、ヒアデス星団
赤い星雲、青い星雲、黄色い1等星アルデバランなどの色バランスを見てみました。もう少し自分で調整した方が良かったようですが、対象ごとに異なる色は再現できているようです。

おおまかなデータとして、ISO1000〜3200を使っています。コンポジット枚数が16枚以上もあれば、対象によってはISO5000〜6400でも使えそうに思います。また、コンポジットに使った1コマの撮影時間は長焦点使用時で70秒、カメラ用レンズ時で200秒程度にしています。
長焦点撮影では風の影響をまともに受け、山の頂上近くなど空気の綺麗な透明度の高い場所は風が強いのが普通で、撮影場所の選定はとても大きな問題になります。撮影地まで行ってみないと、その日にどの焦点距離の撮影ができるのか分からないことも多いので、今回2台態勢にして臨機応変に対応できるようにしたことは良い判断だったと思っています。

気付いたこととして、ニコンマウントはケラレがやや多くなるので、画面全体を使うような大きな対象にはフラット補正が必須です(他マウントでも必須ですが)。今回の私の例では、フラット補正もダーク補正もせずトリミング処理しています。
今回、高感度NRを弱めで撮影した理由は、2013高感度NRが優秀と思われたためで、それが良かったかどうかの判断はRawからの処理と比較してみないと分かりません。
また、D810AはIR換装機に比べて輝星のゴーストが出にくいと聞いていましたが、複雑な光学系の長焦点で2等星を入れてみると、やはり出るのは出ます。IR換装機との比較はしていません。

このようにD810Aは、様々な天体の撮影にほぼ万能的に使えるカメラと言って良いと思います。
これだけの性能を持っているので、この技術をそのままD850Aに移植して発売して欲しいと思っている天文ファンや天体写真家は、世界中に多くいることでしょう。最新センサーを使った天体用カメラの第二弾を、ニコンさんにはぜひ、お願いしたいものです。

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高画素と高感度を両立したD850を導入するかどうか決めかねていましたが、天体撮影が主たる目的のためIR換装が必要となるので断念しました。D850Aを待つという選択もありましたが、撮影機会がなかなか取れないので2台態勢にして機動力を高めるという選択をし、D810Aを手に入れました。
天体用に良くできたカメラですが、普通の撮影にも案外使えることから、しばらくはこれを天体用途以外にも使って行こうと思っています。

思わぬ天候と強風に阻まれて満足できる撮影はできていませんが、JpegとRawで撮影したうちからJpegのみの簡易仕上げの作例をいくつか上げています。

1 月
月が出ていたので沈むのを待つ間に撮ってみました。このような対象にもカメラ内で色調整がなされるので、後からの色補正が不要なことには感心します。

2 M27あれい星雲
D810Aは思いのほか長秒ノイズが少なかったので、Jpeg画像をそのままコンポジットしてみました。高感度NRを弱めにしていることもありディティールがやや失われているようですが、それなりに見られるレベルに仕上がりました。Rawから処理する場合とどう違うかは後日、やってみるつもりです。
長秒ノイズが少ないと短時間露出ならダーク補正が必要なくなるので、冷却カメラでなくても事後処理がし易いことになり、その点は高く評価できます。

3 NGC253
トラブルがあって枚数が稼げなかったので荒れ気味ですが、とりあえず簡易処理してみました。

4 オリオン座主要部
Hα線の透過は普通の機種に比べて約4倍ということで、オリオン座のHU領域をねらってみました。それなりに写ってはいますが、やはりもっと透明度の良い日でないと迫力ある姿では捉えきれません。

5 同上の部分拡大
Jpegをそのまま使っているので青いハロが目立ちますが、Rawからの処理で目立たなくすることができます。

6 カリフォルニア星雲、すばる、ヒアデス星団
赤い星雲、青い星雲、黄色い恒星のバランスを見てみました。もう少しカラーバランスを自分で調整した方が良かったようですが、対象ごとに異なる色は再現できているようです。

おおまかなデータとして、ISO1000〜3200を使っています。コンポジット枚数が16枚以上もあれば、ISO5000〜6400でも使えそうに思います。また、コンポジットに使った1コマの撮影時間は長焦点使用時で60秒、カメラ用レンズ時で200秒程度にしています。
長焦点撮影では風の影響をまともに受け、山の頂上近くなど空気の綺麗な透明度の高い場所は風が強いのが普通で、撮影場所の選定はとても大きな問題になります。撮影地まで行ってみないと、その日にどの焦点距離の撮影ができるのか分からないことも多いので、今回2台態勢にして臨機応変に対応できるようにしたことは良い判断だったと思っています。

気付いたこととして、ニコンマウントはケラレがやや多くなるので、画面全体を使うような大きな対象にはフラット補正が必須です(他マウントでも必須ですが)。今回の私の例では、フラット補正もダーク補正もせずトリミング処理しています。
今回、高感度NRを弱めで撮影した理由は、2013高画質NRが優秀と思われたためで、それが良かったかどうかの判断はRawからの処理と比較してみないと分かりません。
また、D810AはIR換装機種に比べて輝星のゴーストが出にくいと聞いていましたが、長焦点で2等星を入れてみると、やはり出るのは出ます。IR換装機との比較はしていません。

このようにD810Aは、様々な天体の撮影にほぼ万能的に使えるカメラと言っていいと思います。
これだけの性能を持っているので、この技術をそのままD850Aに移植して発売して欲しいと思っている天文ファンや天体写真家は、世界中に多くいることでしょう。最新センサーを使った天体用カメラの第二弾を、ニコンさんにはぜひ、お願いしたいものです。

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