RAL-DSDHA2
DSDファイルの再生に対応したUSBヘッドホンアンプ

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2018年9月2日 12:55 [1155179-1]
満足度 | 4 |
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デザイン | 4 |
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音質 | 4 |
操作性 | 4 |
機能性 | 4 |
パイオニア A70-DA のUSB入力とデノン 300USB を介してトライオードの真空管アンプへのRCA入力により、パイオニア S-1EX を鳴らしてきましたが、今後の10MHzマスタークロックジェネレーター導入を見据え、取り敢えず中古品を購入してました(将来的には、TEAC の NT-505 もしくはパイオニアの新製品にクロックジェネレーター入力端子が付いたら購入しようと思っています)。
電源投入直後は、全体的に軽くてつまらない音だったので、古いDACなのでこんなものかと思いましたが、数時間経つとかなり音に厚みが出て、艶が乗ってきました。
今後、10MHzマスタークロックジェネレーターの導入と手持ちのヘッドフォンが AKG-701 なので自作によるバランス接続に挑戦してみようと思っています。
あまり有名ではないメーカーですが、中古品とはいえ、2万円というのは可哀そうです...。
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2017年3月17日 17:28 [1012099-1]
満足度 | 5 |
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デザイン | 5 |
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音質 | 5 |
操作性 | 5 |
機能性 | 2 |
RAL-DSDHA2にはWolfsonの名DACチップであるWM8741が使用されています。
Cirus Logicに買収されてしまったためWolfsonのチップが世間にて使われることは無くなってしまいました。
そのスペックはSNR128dBと今でも十二分に戦えるスペックをもっています。
今をときめく旭化成のチップが以下となります。
AK4490の120dB(UD503に使用)
AK4495の123dB
AK4497の128dB
UD503に使用されているAK4490は言うに及ばず最新のAK4497と比肩する性能を有します。
WM8741の音の傾向としては無機質なESSよりも有機的で音楽に潤いがあると感じられます。
とは言ってもDACで音が決まるわけではありませんけど。
私が以前にポタアンに興味を初めて持った時に光入力有するものを探していました。
その中で色々聞き比べて唯一琴線に触れたのがRATOCのREX-KEB02AKでした。
当時は出たばかりで5万円という値段がついていたし予算外でしたが無骨な箱から予想を遥かに超える音が出てきて衝撃を受けたことを覚えています。
その後信じられない投げ売りが起こり購入に至ったのですがバランスの魅力を教えてくれたのもREX-KEB02AKでした。
その後ヘッドホンを数本取り揃えることとなり、どうせなら据え置きのフルバランスで聴いてみたいと思い購入検討したものです。
自前のヘッドホンを手に量販店で試聴を繰り返しました。
REX-KEB02AKのバランス接続から明確な変化を感じたのがUD503とHA-1のクラスです。
10万円オーバーのクラスまで行かないと私には乗り換えるまでの魅力を感じなかったのです。
UD-503バランス接続は鮮烈な低音のキレと深みと量感でなんだこれはと大いに驚きました。
無機質に研ぎ澄まされた低音の塊と高音の粒子に襲われる感覚で、ヘッドホンを外すと思わず「ふぅ」と言ってしまったものです。
HA-1はもっと暖色に感じUD-503に比較すると柔らかく落ち着ける広大な音場が拡がるように感じました。
どちらかというと低音のキレを重視するので私の心はUD-503に傾いていましたが10万円・・・
そこに丁度居合わせたのが中古のRAL-DSDHA2です。
RATOCというメーカーの所為か小売希望価格12万円なのが嘘のようなプライスになっています。
REX-KEB02AKを愛用している身としては気になる存在でしたが試聴せずに購入することはNGですので指を咥えて見ているだけでいしたがまさかの機会が訪れました。
安いのには訳があるのだろうと思って聴いてみたのですがそれはREX-KEB02AKと同じ間違いでした。
REX-KEB02AKも値段と音のバランスが市場に全く釣り合っていませんが、それはRAL-DSDHA2も同様です。
UD503やHA-1と比較しても負けていません。
メーカー希望小売価格の12万円は伊達ではありません。
UD503とHA-1と肩を並べる音が出ていました。
キレキレながら量のある深い低音、立体的な音場、煌めく高音、十分過ぎる解像度と分解能。
肩を並べる音が出ているのにこの安さはなんだ???
その場で購入して帰りました。
無精であるため毎回毎回パソコンを立ち上げて、移動できないヘッドホンで音楽を聴くのが面倒くさくなる時があります。
もう面倒だし処分しようかな・・・とかとか。
しかしその音を聴くたびにポタ機では出せない音の差に愕然としやっぱりDSDHA2じゃなきゃなとか思っています。
問題点は入力がUSBオンリーと言うことでしょうか。
しかしPCでしか使わないのであれば全く問題ありません。
PCで使うのであれば間違いなく最強のコストパフォーマンスを誇るヘッドホンアンプだと思います。
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- ヘッドホンアンプ・DAC
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2015年6月19日 15:44 [834670-1]
満足度 | 4 |
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デザイン | 3 |
---|---|
音質 | 5 |
操作性 | 4 |
機能性 | 4 |
【デザイン】
良くも悪くもRALらしい。
ただし品は良いので個人的には好みです。
【音質】
価格の割には、ですが5つ星です。
ただウォームアップに時間がかかるので、できる限り電源は投入したままにしています。
とくにDACにはウォームアップが必要と言うことは、経験的にご存じの方が多いと思いますが、
AudioQuest社のテクニカルペーパー(2014.3)によると、
「どのデジタルデバイスにも共通するリスニングの最も重要なポイントのひとつが、適切な事前のウォームアップです。
このペーパーの目的は、どんなDACでも24 時間以上で音質の変化が起こり、聴き取れて測定可能なパフォーマンスの変化に注目してもらうことです(原文ママ)」だそうです。
http://dm-importaudio.jp/vcms_lf/Phase-Noise-Jitter-Report-0317-14_JP.pdf#search='AudioQuest+dac%E3%81%AE%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97'
またUSBケーブルはもちろん、電源ケーブルも付属品は使うべきではないでしょう。
登場当時、ヘッドホンアンプとしての音質は、シングルエンドの場合でUD-501と並ぶ双璧の評価を受け、HP-A8を大きく上回っていました。
その上、バランス接続できるので、CPも含めて中級機ではダントツだったと思います。
とくに、開発時にリファレンスとして用いたであろうHD650との相性は良いです。
【操作性】【機能性】
サイズや価格から考えて、自分のようにデスクトップで使う方も多いと思いますから、必然的にプリアンプ的な役割も担います。
その意味で、各ヘッドホンのアナログボリウムをプリセット用として、
メインのデジタルボリウムをラインおよびヘッドホン出力の調整用として配置するのは理に適っています。
しかもヘッドホン2系統は独立したOCL回路を奢っています。
もっとも自分の場合はシングルエンドは使用しないので、バランス用のボリウムをMAXで固定。
アンプは使わず(置き場がない)、パワードスピーカー(Tannoy Reveal402)のボリウムを12時固定にしてライン出力しています。
一つ不満なのはメインボリウムの立ち上がりカーブが急激で、よく使う10〜11時あたりのボリウム域で微調整が難しいことです。
また、どうせならライン出力にもバランス端子が欲しかったですね。
【総評】
販売終了の店舗が増えてきて、そろそろEOLだと思われます。
デビュー半年後に、仕事場のデスクトップ用として中古品を5万円台で
購入した時は掘り出し物感がありましたが(笑)、今では2万円台ですか。
デジタル時代は商品寿命が短いですね。
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2015年6月14日 22:34 [833442-1]
満足度 | 4 |
---|
デザイン | 4 |
---|---|
音質 | 5 |
操作性 | 2 |
機能性 | 2 |
【デザイン】
可もなし不可もなしってかんじです。
まあスッキリ系ですね。
【音質】
購入した金額(NTTXで30k弱)を考えると大変素晴らしいです。特にバランスが。
【操作性】
正直バランスとアンバランス両方聞くことがないので切り替えスイッチがほしい。
バランス、アンバランス両方にボリュームが付いているが、サイズが小さく非常に回しづらい。
ボリュームを付けるぐらいならローゲインとハイゲインの切り替えスイッチのほうがありがたい。
【機能性】
機能性と言っても入力はUSBのみ、出力はRCAのアンバランス一系統(何故かボリューム連動、理解できん)なので寂しいかと・・・
【総評】
デメリット
ASIOで出力できるのはFOOBARのみ
JRIVERやAUDIOGATEはWASAPIになります。
JRIVERだけでもASIOのドライバーだしてくれんもんか・・・・ラトックさんお願い?
メリット
高音質 音質の項でも書いたが、買った値段から考えたらすげえ音質
概ね満足しています。
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2015年5月6日 04:32 [821997-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 4 |
---|---|
音質 | 5 |
操作性 | 4 |
機能性 | 3 |
普段はゼンハイザー「HD800」及び、SONY「MDR-Z7」をラックスマン「P-1u」に接続してバイオリンを中心に再生しています。PC環境での再生ソフトウェアは「AudioGate3」及び「Bug head Emperor」です。
ベッドサイドのヘッドフォン専用サブシステムを組むために探していたところ2万円台でRATOC「RAL-DSDHA2」が販売されていたので購入してみました。
RATOC「RAL-DSDHA2」はバランス駆動が可能であり、手持ちのゼンハイザー「HD800」及びSONY「MDR-Z7」はバランス駆動可能な機種でもありますので、どれくらいアンバランス接続と比較して変化があるのかも含めてレビューをしたいと思います。
<アンバランス接続>
SONY「MDR-Z7」に付属の標準アンバランスケーブルはそのまま「RAL-DSDHA2」のステレオフォンジャックに接続可能ですので、この状態で試聴してみました。USBケーブルと電源ケーブルは製品付属のものを利用しました。
【音質】
色付けの無い無色透明なフラット感あふれる音質です。内臓DACと直結されている為か非常に鮮度の高い音質を聴かせてくれます。
ラックスマン「P-1u」が暖色系なのに対してニュートラルな音調は音楽のジャンルを選ばないオールラウンダーではないかと想定いたしますが、音源に忠実ですので、ラックストーンのようなうっとりするような方向性の感覚は得にくい感じがあり、ソースによっては聴きにくいと感じるかもしれません。
<バランス接続>
SONY「MDR-Z7」に付属の標準バランスケーブルの端子はステレオミニ(メス)です。「RAL-DSDHA2」のバランス端子はXLR(オス)ですので、変換コネクタが必要になります。今回は「TOMOCA 変換コネクター12-3.5J」を2個利用して接続を行い試聴いたしました。
【音質】
アンバランス接続と比較して音場が一気に広がり、DACをデュアルモノ化した時に感じる時のような圧倒的なセパレーションとSN感が得られます。これほどバランス接続で音質が変わる機器も珍しいと思います。
一般的にバランス接続にすると音が力強くなり、音源ソースのよってはアンバランス接続の方が聴きやすい場合もあるのですが「RAL-DSDHA2」はバランス接続にすることで、音質自体が柔らかく滑らかな音に激変します。また、音の静寂感も向上してアンバランス接続では上げられなかった音量を積極的に上げたくなります。
「RAL-DSDHA2」はそもそもバランス接続専用機として設計されたのではないかと思うほどの優れた音質を得ることができます。
<バランス接続+JPA-15000+DH Labs Mirage USB 0.5m>
バランス接続した「RAL-DSDHA2」がかなり高品位になりますので、現在リファレンスとして利用しているラックスマン「P-1u」にどこまで迫れるか把握するために、電源ケーブルを標準ケーブルから「P-1u」に利用している「JPA-15000」に交換し、さらにUSBケーブルも「DH Labs Mirage USB 0.5m」に変更して試聴してみました。
【音質】
一聴して音質に品格が備わり、ラックストーンほどではありませんが、ほんのりと艶やかな表現が加わります。低域の沈み込みも一段と深くなり制動力も安定感を増した表現に変化します。
内臓DACの音もアナログ的な音調に変化し「RAL-DSDHA2」の本来の音は「これなのでは」と感じました。
【総合】
「RAL-DSDHA2」はバランス接続専用機としての利用をお薦めいたします。
可能であれば電源ケーブルとUSBケーブルは高品位のものをご利用になればニュートラルな音調から脱皮して、本来「RAL-DSDHA2」が備えているアナログ的で長時間聴いていたいと思わせる高品位の音質を得ることができます。
このクラスのハイエンドヘッドフォンアンプ製品が新品で2万円台で入手できたことに喜びと驚きを感じます。
「MDR-Z7」をお持ちの方ならばアダプタの購入だけで簡単に利用できますし、電源ケーブルとUSBケーブルを交換した音質は個人的な感覚ですが「P-1u」に肉薄する部分もあると感じますので、「MDR-Z7」等のバランス接続対応ヘッドフォンをお持ちの方で、据置型ヘッドフォンアンプを検討されておられる方の選択肢になり得ると想定いたします。お店で見かけましたらぜひ「MDR-Z7」とバランス接続で試聴されることをお薦めいたします。
ご参考になれば幸いです。
参考になった7人
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2014年8月1日 11:21 [742001-2]
満足度 | 4 |
---|
デザイン | 3 |
---|---|
音質 | 4 |
操作性 | 4 |
機能性 | 4 |
当初、自作を考えていましたが面倒なので製品を購入。ものすごく悪い評価が1件入っていますがそんなことはないと思います。私が主に聴くのはクラシックです。まだDSD音源のアルバムを殆ど収集していないため、flac音源の森麻季さんのアリア ハレルヤを試聴。 ハイレゾ環境はAK100iiしかないのでそれとの比較ですが、冒頭のオケの分離、低音の伸び、楽器の生々しさ、森麻季さんの肉声のつややかさはなかなかなもの。 よけいなことをしていないFlatな音作り。 高調波フィルターは最小限だと思います。外部入力がUSBしかなく、光デジタル入力があればとも思いましたが、結局ハイレゾ音源はサーバーPCのファイルなのでこれでよし。 バランス出力、通常出力個別にレベル設定でき、マスターで音量調整できるのでパワーアンプと効率の異なるヘッドフォンを併用するときに便利。 ハイレゾ動作モードのインジケーターもありがたい。 筐体、仕上げはややチープですが、内部基板回路部位へのアクセスが最大関心事なのでよし。 自作クロック、DCアンプ直結、DACフィルターチューニングと改造願望が尽きません。
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2012年12月19日 18:21 [556679-1]
満足度 | 2 |
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デザイン | 3 |
---|---|
音質 | 1 |
操作性 | 3 |
機能性 | 3 |
やっと搭載されたクロック入力だが、果たして本機のような価格帯の製品にわざわざ外部クロックを使うかは甚だ疑問、バランスヘッドホン出力に関しても流行にとりあえず乗っかった感がある、このような機能以前に、オーディオ機器としての音質の追い込み、筐体の歪みからくるガタ、ボリュームノブが取れている事例の再発防止など基本的な部分での改善が先であろう、RATOCは他社の性能と作りの良さを全くわからずに製品を出している感じがする、デジタルオーディオの先駆者というキャッチコピーは恥ずかしくて使えないのではと感じる。
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ヘッドホンアンプ・DAC
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