S4700 [単品]
- 独自のNDD磁気回路とピュア・パルプ・カーブドコーンを組み合わせた、380mm径ウーハー「2216Nd」搭載の3ウェイ・フロア型スピーカー。
- ひずみのない伸びやかな高域再生能力を備えた50mm径コンプレッション・ドライバー「175Nd-3」を採用。
- 19mm径コンプレッション・ドライバー「138Nd」を搭載し、ネオジム・リングマグネットが、澄み渡る超高音域再生と高いサウンドパワーを発揮する。
購入の際は販売本数をご確認ください

2021年6月17日 05:43 [1463598-2]
満足度 | 5 |
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デザイン | 5 |
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高音の音質 | 5 |
中音の音質 | 5 |
低音の音質 | 5 |
サイズ | 5 |
【デザイン】
リスニングタイプの大型のJBLのスピーカーで、デザインもリスニングぽいデザインで良いと思います。
【高音の音質】
解像度は、そこそこですが高音域も必要十分に出ていますね。
【中音の音質】
中域に関しても、全く不足感は感じません。
【低音の音質】
リスニングタイプの大型のJBLのスピーカーなので、低音域も良いですね。
十分深いところから低音域も出ていますね。
【サイズ】
大きいです。リビング20畳以上で聴くタイプの大型のスピーカーと言った印象ですかね。
【総評】
モニタースピーカーではないので、解像度はそこそこですが何だか昔のゆったり聴けるステレオサウンドを彷彿させる落ち着くサウンドで魅力を感じます。
淡々と鳴るモニタースピーカーに面白みを感じないタイプの人には、こちらのリスニングタイプのJBLの大型のスピーカーS4700の方が良いかもしれません。
【試聴環境】
マッキントッシュのSACDプレイヤー+マッキントッシュのプリメインアンプ。
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2019年10月10日 02:00 [1214514-2]
満足度 | 5 |
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デザイン | 5 |
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高音の音質 | 5 |
中音の音質 | 5 |
低音の音質 | 5 |
サイズ | 4 |
20〜30万円クラスのアンプとSPを最近購入してCDとLPを楽しんでいました。
購入の際はココのレビューや口コミとネットと雑誌などを何度も何度も読み返して、お店で試聴もし納得して買い揃えたのですが…。
聴いているうちに、何だか薄っぺらくガチャガチャした音に感じてきて、新品同様の今ならまだ高く売れると思い、今度は諭吉の事は多少目をつぶってでも今の自分レベルで納得出来るシステムを構築しようと、AMPと SPの早期入れ替えを決断しました。
若い頃は主に洋楽のロックやトランスやソウルなどを爆音で聴いていた嗜好なので、俗に言うオーケストラを聴くような美音系SPは選択肢に有りませんでした。
また300mmウーハー搭載モデルからの買い替えなので、それを上回る低音と中高域も評判が良いモデルであり、尚且つ自分が手を出せる金額であり、また現行品にこだわると本機が上限での一番候補となりました。
都内の量販店の防音室内で音量を上げ本機を聴いてみると、鉄筋コンクリート造りの床が音圧で響く響く、また音楽全体が体にス〜っと入って来て、一瞬で「コレだ!」と思い、後は色々と見積もりを取り3割以上値引く店を見つけて導入に至りました。
今のシステムは以下の通りです。
CDP→デノン DCD-SX11
AMP→アキュフェーズ E480
他には四半世紀以上前に購入したカセットデッキ・LDプレーヤー・レコードプレーヤーも現役で活躍中です。
【デザイン】
現代的JBLの完成された外観やデザインで、色も赤っぽい木目で映え、存在感が抜群で大満足です。
【高音の音質】
ネオジューム・リングマグネットで、澄み渡る超高音域再生と共に、メリハリのある音が飛んできます。
高域の抜け具合が抜群に良く感じ取れるのは流石です。
【中音の音質】
繋がりが良い、音がバラバラしない、抜けが良い、サ行が気持ち良く聴こえる、各楽器の音が明瞭、等々…
2インチ径コンプレッションドライバー+ホーンでの奏でる音質は見事です。
【低音の音質】
15インチから放たれる切れの良い優れたレスポンスと圧倒的な量感、安定感のある低域はさすがで、サックスなどの管楽器の生々しさからベースやドラムのキックまで、熱い低音が空気圧とともに飛び込んできます。
【サイズ】
質量54.5 Kgは一人でギリギリ動かせる重さです。
大きさは決して小さくないですが、15インチの大口径ウーハー搭載にしては上手くまとめてると思います。
【総評】
発売から若干年月が経っていますが、数年間各種賞にも選ばれただけあって、さすがの逸品だと思います。
なお音の素人(笑)の家族からも、今度のは音量を上げてもうるさく感じないね〜と言われ大変好評です。
導入当初は高域は最初から綺麗に鳴るが、中域と低域は弱いと言われている本機ですので、エージングが進むコレからが益々楽しみです。
最後に、提灯記事ではないココでの生の意見が一番参考になり、皆様方には大変お世話になりました。
【2019.10追加】
アンプを王道と言われるマッキンのMA8900に変更しましたら、更にS4700がパワーアップしました。
参考になった36人(再レビュー後:23人)
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2019年9月10日 19:56 [1258225-1]
満足度 | 5 |
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デザイン | 5 |
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高音の音質 | 5 |
中音の音質 | 5 |
低音の音質 | 5 |
サイズ | 4 |
【デザイン】
インテリアとしてもよい、家族受けもよい。部屋においても高級感あり。
【高音の音質】
繊細で弦楽器もきれいに鳴らすが、エージング不足か、やや硬い
【中音の音質】
解像度や鮮度は良好でひずみも少ない。ボーカルも鮮度良く美しい。
【低音の音質】
よいアンプで鳴らすと、空気感や迫力は抜群!ドラムはもちろんオーケストラもすごく良い。大砲音の迫力は腰を抜かしそうになる。SPコードはコンクリートの部屋では低音がだぶつくので、ベルテンでバランスが取れた。やはり大口径ウーファーにしてとてもよかった!
【サイズ】
このくらい大きい箱の方が音に余裕があり、いいと思う。ただし50kgありセッティングは大変。
【総評】
使用歴1年の感想:CPは抜群!良好な音像を得るのはセッティングが難しい面はあるが、オールマイティな素晴らしいフロア型SPといえる。SPコード選びは重要。
(使用機種 Amp:ラックスマンL-509X、CDP:パイオニアPD-70AE)
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2019年5月22日 11:39 [1228806-1]
満足度 | 5 |
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デザイン | 5 |
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高音の音質 | 5 |
中音の音質 | 5 |
低音の音質 | 5 |
サイズ | 4 |
CDP/マランツSA-11S3プリアンプ/アキュC-2850パワーアンプ/アキュA-70。バイワイアリングで接続。低音の量感が出て、音楽ブルーレイを見るのもライブ会場の雰囲気もより出て3ウェイなのでボーカル帯域もよりよくなった。低音のぼんつきや高域のキツさは今のところ感じられないし高級スピーカーの音がちゃんと出てる。ポップスを主に聴くのも合ってる。 【デザイン】38センチのウーファーが威圧感のあるデザインで仕上がりもまあまあ。
【高音の音質】
スーパーツイターがあるのでよく高域の伸びがある。
【中音の音質】5センチのツィターがあるのでボーカルの声がいい。
【低音の音質】
低音の量感が出て音楽を聴く時のノリがよくなった。
【サイズ】部屋に置いてみたら思ってたよりはスリムで、下にボードを引いて付属スパイクで設置。少し移動させる時は軽い力でボードごと移動。家族には大きくて威圧感あるみたい。
【総評】口コミでみなさんの意見を参考に決めました。外や下の階の音漏れや振動もないし、ボリュームを上げてもうるさく聞こえないので、ボリュームを上げて本領発揮。この音質でこの価格はコスパも抜群にいい。売る時や修理の時のための外箱は、当たり前ですがスピーカーより場所をとります。
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2018年2月10日 09:09 [1103354-1]
満足度 | 5 |
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デザイン | 5 |
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高音の音質 | 5 |
中音の音質 | 5 |
低音の音質 | 5 |
サイズ | 4 |
S3900からの買い替えです。
S3900、3年使用して全然悪くはなかったのですが、10インチ×2ウーハーの低域の作った感がどうしても気になるので、今回思い切って買い換えました。
(プリメイン Mcintosh MA6700 ソース MacBookPro+iTunes)
【デザイン】
大きな目玉が少々威圧的ですが、落ち着いた雰囲気のデザインで,どんな部屋に置いてもしっくりくると思います。
【高音の音質】
カタログ上はS3900と同じドライバーのようですが、ホーンの大きさの違い故か抜けが良くクリアーな感じがします。
【中音の音質】
こちらの期待としてはあまり変わらないか、ウーハーのサイズが大きくなった分ウーハーの受け持ち領域の音が多少重くなるかと思ったていたのですが、予想とは大違いで、軽く抜けの良い音が出ています。
納品直後のエイジング0の状態からのクリアサウンドには驚きました。
【低音の音質】
これは期待通りです。
据付直後から、極低音までごく自然な響きで鳴っています。
録音の良いハイレゾ音源でジャズベースを聴くのが愉しくて仕方ありません。
やはりJBLは15インチで鳴らしてナンボかと。
【サイズ】
奥行きがそれほどないので、大きさの割に部屋の圧迫感は少ないです。
重量的には一人での設置・移動は、プロレスラーか力士クラスでないと無理な重さです。
【総評】
前回はあまり無理せずとS3900を購入しましたが、改めてS4700に替えてみて、最初からこれにしとけば良かったと!w
設置スペースと+30万に問題なければ、こちらがオススメです。
参考になった24人
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2015年10月29日 22:10 [870540-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 4 |
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高音の音質 | 4 |
中音の音質 | 5 |
低音の音質 | 5 |
サイズ | 5 |
【デザイン】
S3900と比較した試聴でしたが…
当然シリーズを通じ、同じモデルなのでエンクロージャーのサイズ以外に違いはなく、価格の割に高級感はない。
【高音の音質】
3900に比べると、中低域の音が厚みを増すためおとなしく聞こえる。
鳴り過ぎの感が拭えない3900に比べると、バランスは格段に良い!
逆に感がえれば3900は、4700ベースで設計されたスピーカーの廉価版だとしたら、中低域のスケールダウンに比例し、高音ユニットにスケールダウンをすべきである。
【中音の音質】
低域が3900から向上した事により、高域までの繋がりがとても良く、本来このスピーカーが設計された意図としては…3900は廉価版だと考えれば、はるかに良いのも頷ける。
【低音の音質】
やはり15インチならではの音を奏で、大気を震わせる重みを感じるる。
エンクロージャーの重量、容量から、当然のように膨くよかで豊かな低音は38pウーファーならでは!
【サイズ】
下位グレードの3900とほぼ同じデザインであるが、そのサイズは約倍ほど違う。
お聴きになる環境やスペースで、お好みのモデルを選ぶのが良いだろう。
【総評】
ウーファーはやはり15インチに分があるが、それ以上に各ユニットの繋がりは3900とは別格だと感じられる。
古き良き時代のJBLではないが、アンプやプレーヤーに現代の機器を用い、様々な音楽を楽しむ事の出来るスピーカーと考えれば、間違えた選択ではないと思う。
ただ…良くも悪くも、古き良き時代に耳を傾けたJBL好きが効くスピーカーではないので、新しく若い世代に聞いて貰いたいスピーカーだと思う。
参考になった16人
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2015年2月17日 19:39 [798467-5]
満足度 | 5 |
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デザイン | 5 |
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高音の音質 | 5 |
中音の音質 | 5 |
低音の音質 | 5 |
サイズ | 5 |
購入時にはがっかりしました。38pなのに?,?,? 低音がでないと。低音なら今までタンノイのDfin-8(結構低音が出る)の方が軽やかに楽しめました。友人のJBLの38pの魅力に取りつかれて,このスピーカーを購入。後に半年のうちにシステムは全部,アキュフェ このJBLためにアンプもCDプレイヤーも電源供給装置も,一新してアップグレード(出費涙)。しかし,低音が期待はずれ。それで,アキュフェのDG-58(Gイコライザー)を追加。またパイアンブで低音用のアンプの購入も考えパイケーブルにしました。しかしバイアンプの適当な機種が見当たらず,現在に至る。(JBL推奨の設置条件は16畳の居間では狭いようです)。エージングが進まないので我慢できず,とうとう,禁断のホワイトノイズを使ってしまいました。後にアュプェのDG-58の助けで確かに好みの音を再現できました。秋葉原のオーディオ店4階試聴室にDG-58を置かない理由が分かったような気がします。(エージングに1000時間?あるオーデオ誌には「それは不良品」と言い切っていましたが私もそう思います。)また,ちょうどオーデオ用オシレーター(歪み率0.01%)があり,5Hz〜からの音を歪みなく透明でクリアな低音が出るかどうかも試してみました。スピーカーコーンが軽やかにストローク。パスレスポートが後ろに設置してあるせいでしょう。特有の風きり音もなく38pスピーカーが奏でるのが見られました。
今は雄大な音を奏でてくれます。38pの力は凄いです。ボイスレンジの迫ってくる感じはこのサイズのスピーカーの魅力。また,様々なジャンルの曲が今まで以上に異なって聞こえて楽しみが増えました。
- 使用目的
- クラシック・オペラ
- ジャズ
- 設置場所
- ホームシアタールーム
- 広さ
- 12〜15畳
参考になった10人(再レビュー後:9人)
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2014年9月25日 23:00 [757335-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 4 |
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高音の音質 | 5 |
中音の音質 | 4 |
低音の音質 | 5 |
サイズ | 3 |
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---|---|---|
購入して半年経ちました。
ピアノソロ、和太鼓、JAZZ、プログレッシブROCKなど幅広く楽しんでおります。
38cmウーファーならではの余裕を持って豊かに沈み込む低音、大小2つのコンプレッションドライバーから放たれる解像度の高いリアルな中高音、スケールの大きさ、音場の広さ、音の細かさなどのレベルが高く、バランスも良く非常にコストパフォーマンスに優れたモデルだと思います。
質の高い音源であればあるほど、どこまでも追従する表現力を感じます。
大きさに関しては、トールボーイ型と比べると設置の不利さは否めませんが、ユニットの大きさから考えると、効率良くベストな容積を確保してあるのではないかと思います。
また、背面バスレフではありますが、2つのバスレフポートから抜ける音圧が弱めなため、壁との距離を十分に取れない場合であっても、低音がボワついたりしない印象です。
PCオーディオやデスクトップオーディオ、あるいはヘッドホンのように、ミニマルなシステムで音楽を聴いて楽しむのが主流の今日ではありますが、大きなスピーカー、大きなユニット、そしてJBLでしか得られない音楽があるように感じます。
s4700が来てからは、音楽は聴くものから体験するものに変わりました。
以上、あくまで私個人の意見ですが、参考にしていただければ幸いです。
使用機器
SACDプレーヤー…ESOTERIC K-03X
プリメインアンプ…ESOTERIC I-03
クロックジェネレーター…ESOTERIC G-02
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2014年4月1日 17:00 [642383-4]
満足度 | 5 |
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デザイン | 4 |
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高音の音質 | 5 |
中音の音質 | 5 |
低音の音質 | 5 |
サイズ | 3 |
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---|---|---|
現状配置、正面 |
現状配置、右斜め |
現状配置、図面 |
【デザイン】無難なデザイン。セミグロスの突き板の色はやや赤ぽく、私的にはもう少し茶色系が好み。
【高音の音質】明るく、軽く突き抜ける感じ。スーパーツィーターは、空間表現が巧み。
【中音の音質】つながりが良く、聴きやすい。
【低音の音質】ローエンドまできっちり表現。15インチウーファーフロア型の強み。
【サイズ】ワイド50cmは、一般家庭ではやはり大きく存在感あり過ぎかも。
【総評】
◆設置環境 変形洋室リビング21畳の16畳分(7.2m×3.6m)。定在波の起きにくい7.2m長辺側に、SP間中心で2.5m、無垢材フローリングに、多孔質大理石トラバーチン55×40×3cm厚のSP台をネットで石材店から購入し、設置。視聴位置のソファまで2.6mほど。
◆使用機器 CDP:エソテリック K-05、AMP:ラックスマン 550AX、SPケーブル:オニキス200。接続は、アンプのSPセレクトA+Bで、バイワイヤリング。
◆購入の経緯 半年使用のS143MkUとの入換えです。その前は、4318を7年使用していたJBLファンですが、今回は、懇意のオーディオ店の試聴用を譲受けました。当然、傷皆無の超美品、2年のエージング済みです。私にとっては、S4700は高値の花で、実際のところ他店の中古50諭吉のS4600を狙っていましたが、丁度この情報をいただき即決しました。こちらの店では、今年5月に、S143MkUに合わせS4700をリファレンスにして、上記のCDP・AMPを購入していました。その試聴に使った現物が我家に来たということです。価格は、一般的に妥当な額でした。
●長所 卓越した表現力、ソースの内容を細部まできっちり伝えます。特に、クラシックの大編成では、音像定位感・空気感・臨場感に溢れ、演奏者の力を余すところなく感じることができます。JAZZでは、各パートが浮き上がり、ウッドベースの量感、ブラスの響き、ギターのピッチ、同じJBLでもS143MkUを大きく凌駕しています。当然ですが、クラシック・JAZZ共に録音の良いもの程、その良さ実感できます。LINNの直輸入盤がオムニバスで6種ほどあり、廉価ですし、音楽ジャンルが好みに合うので、チェックに重宝してます。
▲短所 自分としては、高域の一部が金属的で耳障りに感じます。クラシックの弦の響きも、柔らかさを求める向きには不評かも。
◎奮発して購入しました。じっくりと付き合います。
【11月5日段階での、上記コメントを訂正】
前出のエージングについてですが、同品は12年4月末オーディオ店納品で、未だ十分ではないとのこと。
高域のきつさの原因は、エージング不足かもしれません。最低100時間以上鳴らし込んで、またレポートします。
また、スピーカー配置についても、内振り角度・後ろ壁面からの距離など試行錯誤して、ベストを探したいと思います。
【11月11日段階で】
SP配置 後ろ壁面から内側10cm、外側30cm。内振り角度24度。視聴位置からは、SP側面は全く見えません。価格コムにもレビューのある、4365所有者の『orangecricket』さんの個人ブログでの、「内振り成功例」を参考しました。
以前は、JBLのホーンSPは指向性が強いので、内振りは、高域が強調される、またJAZZなどのコンボ編成に向き、クラシックの大編成に不向きと思っていたので、内振りは5度ほどでした。
今回の変更で、クラシックの大編成含め、全て改善されました。特に、高域の金属的なきつさがなくなりました。
また、AMPは上記のように550AXを使用しておりますが、S4700が94dbと効率が良いこと、SP接続をA+Bでバイワイヤリングにしていることも影響しているのか、相性が良く、パワー不足は感じません。
SPの下には、「トラバーチン」という多孔質大理石板をオーディオボードとして用い、その下には新聞紙朝刊1日分を敷いて、微調整時は新聞紙ごとスライドさせています。邪道かも知れませんが、移動が楽なのと、無垢の床板保護のためにこの方法を考え出しました。
今回の配置変更を機に、AVプリアウトを550AXのパワーインに接続したので、AV音声もS4700から出せるようになりました。
【14年4月1日現在のSP配置図面を画像でアップしました】
購買以降、1,000時間以上のエージングを経て、現在絶好調、当初気になった高音域のきつさは全く感じません。
図面は、昨年の11月配置から若干、SP間隔を拡げた微調整後です。1マス目が1m、7.2m×3.6mの16畳で、図面上部の壁面2.2mはダイニングに繋がり抜けています。SPは、壁面から内側10cm外側30cmで設置、内振角度は24度位で、11月から変更なしです。
薄緑のソファの上は、十分にステレオ効果が得られますが、左は黄色のマーク、右は黄緑色のマークまでがSPが消える感覚を得られる範囲です。当然、両SPの鉛直線上が重なる範囲で、中心の濃い緑色マークがベストポジションです。
良い録音では、演奏者の息遣い、演奏会場の雰囲気、奥行感まで感じることができます。
クラシックの大編成を聴くと、高音域がバイオリンの配置によりどうしても左に寄ります。そのため、黄色マークより左は、やや不自然な音像バランスになります。逆に、右側は薄緑の位置まで自然な音像バランスで聴けます。
JBLホーンSPは内振りにより真価を発揮することを実感できました。
参考になった17人(再レビュー後:14人)
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2013年11月10日 18:23 [648295-2]
満足度 | 5 |
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デザイン | 5 |
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高音の音質 | 5 |
中音の音質 | 5 |
低音の音質 | 5 |
サイズ | 5 |
このスピーカーを購入に至った経緯ですが、私が患者として通っている歯医者の先生が長年の憧れであったあるスピーカーを購入されたということで、見せていただきました。それがJBL 4344でした。
その38cmウーファーの存在感、音質…。私が今まで使用して来たスピーカーとは何もかもが別次元という印象で、これがきっかけでJBLというメーカーを強く意識するようになりました。
そこで、私も4344の購入を考え始めたわけですが、やはりその大きさから8畳の自室に設置するのは無理があります。
しかし38cmウーファーは譲りたくない!!また、現代のデジタル技術を多用した音楽には設計が現代のスピーカーの方が良いという話もあり、現代の製品で38cmウーファーを持ち、8畳に置ける大きさであり、なおかつ私に購入可能な金額であること。S4700に決まるまで時間はかかりませんでした。
あとは視聴して最終決定を出すだけ!某店にTVアニメーション「ARIA」のサントラを持ちこんで、Rainbowアコースティック・バージョンをS4700で鳴らしてみると…これは凄い!!ここまで違うのかと聴き入ってしまったのです…期待した以上の音…素晴らしい!
値段も驚くべき回答が得られ、何と3回も聞き直してしまった程です。
じっくり貯金して来年くらいに買えれば良いかなと思っていましたが、次の日には購入の電話をしていました。
まだ納品1ヶ月程で、エージング出来ていないと思いますが、それでも「この曲にこんな音があったのか!」とS4700で聞いた全ての曲で新たな発見がある状況で、ついついボリュームを上げてしまうという…
ボリュームを上げてしまうのも、低音の振動で壁が揺れる事がなくなったおかげでもあります。
アンプはPanasonic SA-XR50、スピーカーケーブルはCANARE 4S8でバイワイヤリング、CDプレイヤーはPS3という「ピュアオーディオ?ナニソレ美味しいの?」という状況。ですがS4700は素晴らしい音を奏でてくれます。
ヘッドフォン不要ですよ…本当に…耳の高さをホーンの高さと同じにすれば、ヘッドフォンの音質が得られます。スピーカーでこれが味わえるとは思いませんでした。ただし、このヘッドフォンに勝てるリスニングポイントは狭いです。
デザインも素晴らしく、設置を手伝ってくれた親もたまに部屋に来て眺めたりすることもあるくらいです。
8畳間に設置しても大丈夫!アンプもCDプレイヤーも手持ちで大丈夫!スピーカーケーブルは太けりゃ大丈夫!一点豪華主義で行ってみませんか?
参考になった31人(再レビュー後:31人)
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- スピーカー
- 1件
- 0件
2012年11月30日 19:41 [551497-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 4 |
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高音の音質 | 5 |
中音の音質 | 5 |
低音の音質 | 5 |
サイズ | 4 |
1年間考えて導入に至りました。B&Wを長年使用してきましたが、オーディオ的な聴こえでいえば、頭で考えている様で、それに嫌気が差しての選択です。 S4700はエベレストやK2の様な標高の高い山ではありませんが、自分の身丈にあった山のようなものでしょうか。聴いていて安心しますし、大変満足しております。実際に導入しての品質の良さは、かつての日本のスピーカーと変わらない仕上げに驚かされます。ハーマンは品質管理が非常にうるさいとのこと、これは納得です。セッティングは床次第で比較的楽だと思いますが、パワーアンプ次第でしょう自分もまだ完全に使いこなしているわけではないので今後が楽しみです。 スペースに余裕があり、家族の同意が得られたなら、満足度は高いと思います。 自分はこの山から入ろうと思う。
参考になった11人
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プロフィール1953年生まれ。少年時代に音楽とオーディオに目覚め、病膏肓。学生時代は秋葉原通いに明け暮れ、いつの間にかオーディオ専門誌「ステレオサウンド」編集部に潜り込む。趣味のオーディオがいちばん輝いていた時代、編集部を取り仕切り、ありとあらゆる製…続きを読む
2012年5月31日 14:01 [509767-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 4 |
---|---|
高音の音質 | 5 |
中音の音質 | 5 |
低音の音質 | 5 |
サイズ | 3 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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15インチ・ウーファー+コンプレッションドライバー&ホーン採用の本格派システム。 |
S4700を構成するユニット群。手前はクロスオーバーネットワーク。 |
ネオジウムマグネットを採用する38cm口径の2216Ndウーファー。 |
【製品の概要】
JBLの主任設計者のグレッグ・ティンバースが提唱する「拡張型2ウェイ設計思想」で開発された、15インチ・ウーファー+コンプレッションドライバー&ホーン+スーパートゥイーターの3ウェイ・フロアー型システム。
【製品の特徴】
15インチ・ウーファー+コンプレッションドライバー&ホーンの2ウェイに、超高域を補うスーパートゥイーターを追加した、「拡張型2ウェイ設計思想」による変則的3ウェイ構成が特徴。クロスオーバー周波数(800Hzと12kHz)からもそのことが理解できる。ウーファーはネオジウムマグネットを使用する2216Nd(ボイスコイル口径は3インチ)、コンプレッションドライバーの175Nd3(ダイアフラム口径は2インチ)とスーパートゥイーター138Nd(ダイアフラム口径は3/4インチ)は、一体構造の「ソノグラス(JBLオリジナルの高比重熱硬化樹脂素材)」製ホーンと組み合わされている。
エンクロージャーはウォールナット・セミグロスフィニッシュの天然木突き板仕上げで、上級モデルのS9900にも似るが、後部はフラットな仕上げで、S9900のようなラウンド形状にはなっていない。素材は1インチ厚のMDF製で、バッフル面は15mm厚MDFサブバッフルを追加して強度を高めている。内部には上下2箇所に補強のためのブレーシングが入る強固な構造。
【アンプとの組合せによる音質の特徴】
輸入元が用意した試聴機を使用し、輸入元試聴室とオーディオ専門誌試聴室の2箇所でテストした。輸入元の試聴室ではマークレビンソンのNo.326Sプリアンプ+No.532パワーアンプの組合せで試聴。オーディオ専門誌試聴室での試聴テストでは、アキュフェーズC-3800プリアンプとP-6100パワーアンプの組合せで試聴した他、パワーアンプをマークレビンソンNo.532やTAD/TAD-M2500に交換しても試聴。さらに、テクニカルブレーン(日本製)の合計価格が900万円を越えるセパレートアンプ(TBC-Zero/EX+TBP-Zero/EX)でも試聴できた。
輸入元の試聴室で初めてS4700を聴いたときの印象は、中低域の表情が明るく軽い、抜群に反応の速い音というものだった(アンプはマークレビンソンの組合せ)。
オーディオ専門誌試聴室ではさまざまなアンプと組み合わせてS4700の実力を検証できた。アキュフェーズC-3800+P-6100の組合せでは、厚みのある温かい音が弾き出されるように湧き上がってくる。ジャズのサックスやホーンが艶やかで輝かしいが、ブライトすぎることがないところがいい。音場はスピーカーの外側にまで拡がり、まるでライブを聴いているようだ。クラシック(シベリウスのフィンランディア)を聴いてみると、管楽器の輝かしさが際立ち、コントラバスやチェロなど、オーケストラの低音部を受け持つ弦楽器の弓弾きの音の軽快さも印象的だった。ティンパニや大太鼓も明瞭でキレがいい。ヴァイオリンやビオラのピツィカートなど、震いつきたくなるような瑞々しさだった。
プリアンプをアキュフェーズC-3800のまま、パワーアンプをTAD/TAD-M2500に換えると、音場の奥行き方向の表現がより深まるように感じられる。中身が詰まった音で、音の厚みもました印象。いわば「血湧き肉躍る」音で、まるで分厚いTボーンステーキでも頬張ったような満足感がある。それでいて、反応の素早さも印象的だった。イキイキとした躍動感があり、生命力の強さを感じさせる音だ。
さらにC-3800プリアンプにマークレビンソンNo.532パワーアンプを組み合わせて聴いてみた。試聴したCDの中ではバーブラ・ストライザンドのボーカルがよかった。声は可憐な印象がいままでのアンプの中ではいちばんよく出ていたし、バーブラならではの節回し、歌い方のニュアンス、声の語尾のところにニュアンスがとてもよく再現されることに驚いた。
テクニカルブレーンで聴く音は圧巻だった。まるで、S4700がS9900に変身したかのような音を聴かせてくれる。トニー・ベネットのデュエッツ IIを聴いていると、ラスベガスの豪華絢爛なステージを彷彿とさせる。ゆったりとして落ち着いている。ことさら拡がり感を強調するわけではないが、ステージの奥行きがスッと増したように聴こえる音場感の再現が素晴らしい。スケール感がいままで聴いてきたアンプとはまったく異なり「これが同じCDの音なのか!」と唖然とするしかない。
アンプの性格の違い、実力の差をこれほどにまで明確に再現できるということはS4700の実力が抜きんでていることの証明といっていいだろう。
【総合評価】
15インチ・ウーファーにコンプレッションドライバー+ホーンの本格的システムが、この価格で手に入るのは驚くほかない。絶対的な価格は安価ではないが、コストパフォーマンスは抜群に高い。
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