カングー 2002年モデル
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カングーの新車
新車価格: 179〜223 万円 2002年3月1日発売〜2009年9月販売終了
中古車価格: 31〜168 万円 (65物件) カングー 2002年モデルの中古車を見る

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グレード | 発売日 | 発売区分 | レビュー件数 | |
---|---|---|---|---|
1.6 | 2008年4月1日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
1.6 オーセンティック | 2007年5月1日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
1.6 カラード | 2006年1月1日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
1.6 ダブルバックドア (MT) | 2004年12月1日 | 特別仕様車 | 2人 | |
1.6 フルカラード | 2006年1月1日 | マイナーチェンジ | 1人 |
- 3 0%
- 2 0%
- 1 0%
評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
---|---|---|---|
エクステリア![]() ![]() |
4.21 | 4.32 | -位 |
インテリア![]() ![]() |
3.62 | 3.92 | -位 |
エンジン性能![]() ![]() |
3.79 | 4.11 | -位 |
走行性能![]() ![]() |
4.40 | 4.19 | -位 |
乗り心地![]() ![]() |
5.00 | 4.02 | -位 |
燃費![]() ![]() |
3.19 | 3.87 | -位 |
価格![]() ![]() |
3.81 | 3.85 | -位 |
- ※「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目は、黄色に塗られております
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- 自動車(本体)
- 2件
- 0件
2019年2月25日 12:34 [906877-4]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 3 |
価格 | 4 |
【エクステリア】
優れたパッケージングと機能美を兼ね備えた満点のエクステリア。よくこの寸法でこれだけの積載性を確保したものと感心(5ナンバー初期型後半)
【インテリア】
チープシックに徹しています。貨車ですから当たり前。オーバーヘッドコンソールは奥行き充分で大活躍。
後席両側の収納もアイデアもの。各部材の精度は、ごく大雑把、灰皿が走行中抜け落ちたりはご愛敬。
まあそれなりと思えば済ませる程度です。
【エンジン性能】
普通の1.6Lとおもいます。回せばやはりうるさい。
【走行性能】
奇跡の走行性能です。全高からは想像できないシャーシーの出来で、登りはそれなりだが下りは国産ミニバンなどすぐにバックミラーから消すことができます。
【乗り心地】
シートの良さに加え、まず満点の乗り心地です。荒れた路面や濡れた路面で後輪の追随性に感心させられます。
【燃費】
ハイオクで7km〜13kmでこんなものでしょうか。
【価格】
全然高くないとおもいます。
【総評】
2015年に買換えで下取りに出しました。
表題に書いたあばたもエクボもついに3回目のレッカー移動でエクボ消滅。ちゃんとルノーで定期メンテを行い、早めのパーツ交換や弱点のATの為に高価なASHのATF2度抜きを2回もしていました。
国産車にない魅力たっぷり、奇跡の一台であるという感想は今もかわりませんが、気力がないとつき合いきれないクルマでもあります。
まったくペットのようなものです。たぶんこういうモノが本物という事なんだとおもいます。また気が向けば相棒として考えるかもしれません。
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- 自動車(本体)
- 17件
- 0件
2019年2月22日 21:20 [1203170-1]
満足度 | 5 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 5 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 3 |
価格 | 5 |
エクステリア】
コンパクトなのに180cm以上の全高、ダブルバックドア、何者にも似ていない可愛らしさと無骨さが存在しながら見事に成立している。
【インテリア】
豪華さは微塵もないがシンプルな作り。国産メーカーでは絶対に真似できない素晴らしいシート(前席、後席ともに)、ボディカラーの白色のスチール剥き出しなところもインテリアの雰囲気に大きく貢献。グラスエリアが広く視界はとても開けていて、さらにキャンバストップ仕様なので車内はとても明るい。荷室も広く積載量もバツグンです。
【エンジン性能】
低速からトルクがあって、非常に乗りやすい。箱根の山も元気よく上って行きます。ギヤ比が低速に合わせてあるので4000rpm以上回しても意味はありません。
【走行性能】
コンパクトで背が高いのに走行性能もかなり良い。60km越えたあたりから乗り味がフラットになり、中速コーナーは本当に気持ち良く、高速はビシッと安定してます。加速、曲がる、止まる全てが気持ちよく、しかもステアリングからのインフォメーションが常にしっかりとドライバーに伝わり、ステアリングを切ったときの応答性と手応えが本当に素晴らしく、それまでに乗ってきたトヨタのスーパーストラット搭載クーペ、日産を代表する2L直6のターボの"超感覚"セダン、トヨタの3Lツインターボスポーツセダンは偽物だった!と気付かされ、本当に心からショックでした。こんな小くて背が高くて、履いてるタイヤは175/65/14rな車がどうして?
【乗り心地】
乗り心地は納車当初の固さがとれて3000km越えた頃には本当に適度な固さとフラット感がマッチして、さらにシートの素晴らしさも相まって乗り心地良いです。不快なハーシュネスもなく、段差も難なくいなします。ただし、エンジン音とロードノイズは入ってきます。
【燃費】
12年間を通じてハイオクで10〜11/Lでした。
【価格】
当時220万円程度でこんなに素晴らしい車が買えたとは。今も新車で売ってたら、多くはないけどコンスタントに売れると思います。
【総評】
12年間乗りましたが、大きなトラブルもなく、シートもへたらず、エアコンもしっかりと効いて本当に良く走りました。
燃料がハイオクなところと、タイミングベルトの交換が必要なところで多少維持費は多少かかりますが、人が手に触れる部分をしっかりと設計し、走りの基本をしっかりと押さえた今の日本のメーカーとは車作りの思想が全く異なる素晴らしい車です。しなやかな乗り心地とコンパクトなのに室内の広さと解放感はとてもレベルが高く次に買い換える車がなかなか見つかりません。
車はパワーだけじゃない、基本をしっかりと作り込んで、特に人が触れる場所は妥協なく作り、走る・曲がる・止まるがキチンと出来る車に仕上げる。
本当の車の楽しさを教えてくれたカングーに感謝です。
- 乗車人数
- 1人
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2007年1月
- 購入地域
- 神奈川県
- 新車価格
- 212万円
- 本体値引き額
- 20万円
- オプション値引き額
- 5万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
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2017年10月7日 14:01 [1068039-1]
満足度 | 5 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 4 |
価格 | 5 |
【エクステリア】
飽きのこないデザイン。塗膜が厚いのか、8年乗って劣化があまり見られません。
【インテリア】
リアの席が見えるミラーと折りたたみの机は便利。
でもカップホルダーはとても不便。フランス人は飲みたきゃ停めてカフェに行けってことか。
積載量はすごい。そこらのミニバンより積める。間仕切りがあるのでギリギリまで積める。内張が少ないので見た目より積める。
でも後ろの席は少し狭い。
【エンジン性能】
ATが妙なエンブレを効かせてくれるので、便利な時は便利だがウザい時はウザい。
【走行性能】
さすが欧州車。これは乗ってみないとわからないと思う。私は試乗して即決でした。
【乗り心地】
クッション効いてていいです。
【燃費】
街乗り7-8 高速 12くらい。ハイオクなので結構キツい。
【価格】
新型との入れ替え直前に展示車を購入。結構安く買えました。
【総評】
定量的比較で買うクルマではありません。
幸運にも大きな故障なく9万キロまで走りました。
いいクルマです。
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2016年2月8日 11:18 [902569-1]
満足度 | 5 |
---|
エクステリア | 3 |
---|---|
インテリア | 2 |
エンジン性能 | 3 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 3 |
価格 | 2 |
ひとにはお勧めしません。
だって、このクルマはドアミラーでさえ自動でたたんでくれない、スライドドアも電動設定もない、カップホルダーもない、ウインカーはドアミラーについてない、スマートキーもない、内装も外装も安っぽくて、値段見たら、あらー、セレナ買えるじゃないですかー。
ひとに勧められて買うクルマではないのです。
妥協で買うなら、セレナでもシエンタでもいくらでも選択肢はあるのです。
【エクステリア】
【インテリア】
コスパとかいう言葉が好きな方にはまったくもって対象にならないクルマです。
見た目だけならデミオとかと見比べると、悲しくなるかもしれません。
安いです。
安いと評判だったベッキーの涙のほうが高く見えるかもしれません。
商用車に多くを求めてはいけません。NV200を見るとちょっと落ち着けます。
リアシートが折りたたみ式だけど、折りたたんだらシートも倒せない。荷室も狭くなるので邪魔なのでほんとなら取ってしまいたい。セニックの外せるシートは今でも恋しい。
ラジカセレベルのオーディオは寂しい限り。絶対に低音が出ない構造のスピーカー配置は商用車の極み。2DINのカーオーディオも入らない。改造必須。
【エンジン性能】
ATではもう少しかなというレベルですが、MTならばこんなものかなというレベル。
厳粛性とか力感とかは期待すべきではありません。
【走行性能】
パワーはないし、ロールもあれだし・・・
しかし、気持ちよく走れる。
が、MTのクラッチは異様な重さ!
渋滞では左足が攣るんじゃないかというレベル。一度お試しを。
【乗り心地】
しなやかに動くサスペンションと出来のよいシートのおかげで長距離でも疲れが少ない。
「ざぶとんのようなふんわり包まれるシート」などと表現すると、ならシートに座布団ひけば同じじゃね? とかいうお方にたまに出会いますが、話をするだけ時間の無駄なので笑顔で別の話に変えます。
その理屈なら公園のベンチに座布団ひいたものに乗っても同じでしょ?
【燃費】
国道1号線バイパスをノンストップ状態で走っていたら20km/l くらいで走っていました。
エアコンを効かすと落ちますが12-14kmくらいはコンスタントに出ます。
軽い車体が効いていますね。
【価格】
中古で走行距離が10万キロとか、10年落ちとかだったら捨て値です。ヒャハー!
【総評】
正直、不足なところは多いです。
収納方法に問題のあるリアシートや、弱い電装系などはなんとかならんかと思うし、スポーツカーでもこんなに重くないだろ!と言いたくなるクラッチの重さは異常だし。
しかしこのクルマに代わるクルマがないのが現状。
1.4を2台乗り継いで1.6MTにたどり着きましたが、この後のクルマがないのがつらい。
1.2MTは静かだしわかりやすい性能アップを果たしていますが、軽快さとサイズを代償として差し出した結果でもあります。
立派でかっこいいけど、シートも乗り心地も硬くて運転してて疲れたAUDI A3よりも、安っぽくてなんとも頼りない2代目ルーテシアのほうが全然疲れなくて、どっちが高級車なんだよ、と思ったあの日から感覚が違うのかもしれません。
自分にとっての高級車は、乗り心地のよく、運転していて楽しい車であって、見栄えのよい高いだけのクルマは視界に入らないのかも。(買えないし。)
まだコンディションのよいクルマはあるようなので、気になる方は一度乗ってみるのもいいかもしれません。
あ、MTはともかく、ATはかなーり危険度が高いのでよく吟味しましょうね。
ATは壊れたらもう一台買える修理代かかりますから。
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プロフィール神奈川県藤沢市生まれ、現在茅ヶ崎市在住の湘南中年。少年期に5年間イギリス・ロンドン、スコットランド・エディンバラに在住していた事から、欧州車に興味を抱いたきっかけになった。慶応義塾大学卒業後、出版社に入社。輸入車専門誌にて執筆、編集を担当…続きを読む
2013年6月8日 09:55 [601432-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 3 |
走行性能 | 3 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 無評価 |
価格 | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
筆者もルノー車に20年近くワンオーナーで乗り続けていますが、周囲にも「カングー」を所有している方が複数おられます。そろそろ、現行モデルへの買い替えを検討している方も多いのですが、一部のオーナーは、買い替えを諦め、程度の良い初代最終モデルの同車に再度乗り代えた例も聞かれます。その原因は、ボディサイズの肥大化。初代は、全長4035mm×全幅1675mm×全高1810mmとコンパクトボディが魅力でしたが、現行モデルでは、全長4215mm×全幅1830mm×全高1810mmと大幅に肥大化されました。特に160mmも横方向に広がった全幅は、都市部の居住環境では駐車スペースに収まらないといった声も聞かれました。
そこで、いきつけのルノーRSショップにグッドコンディションの初代「カングー」の中古車が在庫していましたので、レビューを記します。
「カングー」が本国デビューを果たしたのが1997年。それから後れること5年、待望の日本上陸を果たしました。「トゥインゴ」の兄貴分のようなキュートな顔つきと圧倒的な実用性が人気を博し、インポーターが見込んだ以上の売り上げを誇りました。
03年にフロントマスクの変更が行われ、これまでの“ニンマリ”顔から、精悍なツリ目に変更され、カットガラス式のヘッドライトは、ポリカーボネイトを採用した、マルチリフレクター式に刷新され前衛的な雰囲気になりました。
基本的にスクエアボディですが、弧を描くフェンダーラインや適度に曲線を持たせたルーフラインなどキュートな印象は、相変わらず健在です。
全長は4035mmと大変コンパクト。しかし全高は1810mmとトールボーイのため、乗降性、荷物の積載性ともに非常に優秀です。肥大化してしまった現行モデルに比べコンパクトで、全幅も1670mmと余裕で5ナンバー枠に収まります。
■高級感はないが、実用性に長けたインテリア■
カワイイだけの内外装はフランス人の理に適っていません。まずは、実用性が優先なのです。それを証明するかのようなインテリアには、運転席周りだけでも、豊富な“物入れ”が存在します。まずドアポケット。フランスでは需要の高いペットボトル飲料をはじめ、大型の手帳や財布などの小物を放り込んでも十分余裕のあるものです。
また、これは便利!と感じたのは、運転席上部に設けられた、「オーバーヘッドコンソール」。意外なほど広大なスペースを有しており、ティッシュペーパー程度を置ける棚と思ったら大間違い。一般的なブリーフケースくらい余裕で収納できてしまうほどなのです。
また、後席のサイド上部にも、航空機のような「オーバーヘッドコンソールボックス」が設けてあり、乗員それぞれの荷物を収納できます。
運転席に腰を下ろすと、やや古いフランス車を知るものにとっては、どことなく懐かしさを感じます。世界的にインテリアにも“質感”を追求している昨今のクルマと比較した場合、ややチープシック。弾力性のない素材のダッシュボードはプラスチッキーで、エアコンの吹き出し口は、10年以上前に設計されたC3G型「トゥインゴ」セカンドセレクションからの流用品です。しかし、その古さをリメイクするかのように、装備品には充実を図り、フランス本国と同じデザインのCD一体型AM/FM4スピーカーオーディオは、大口径の4スピーカーを搭載。ステアリングの右裏に装備されたサテライトスイッチでほとんどの操作が可能です。
また、今となっては新鮮なマニアルエアーコンディショナースイッチは、ダイアル4連式ですが、空調ファンの風量を向上させ、無段階調整式を採用。効きに関しては、“国産車並み”といえます。
黒字からスポーティな印象を与えるピュアホワイトパネルに変更された計器は、オレンジの透過照明を採用。燃料計と水温計はデジタルバーグラフ式、中央には、平均燃費や巡航可能距離を表示するオンボードコンピューターが採用されました。
■インプレッション■
03年に従来のSOHC「K7J」型1.4Lから、DOHC「K4M」型1.6Lに刷新されたエンジンは、75psから95psにパワーアップ。形式こそ変更はないですが、ヘッドカバーのデザインも2007年5月のマイナーチェンジでスポーティなものに変更されました。
20psのパワーアップは、絶大でフル乗車時でも「モアパワー!」と叫びたくなるような場面は皆無。学習機能付きプロアクティブ4速ATは、やや時代遅れの感も否定できませんが、エンジンとの相性もバツグン!低速トルクは細めですが、回転上昇とともにトルクが盛り上がり、意外な程スポーティなサウンドとともに、周囲の交通をリードすることも容易です。
また、ハンドリングも可愛らしいエクステリアからは想像もつかないほどスポーティ。この手のクルマに見られる“腰高感”など感じさせないまま、クイックなステアリングフィールとともに、走らせる楽しさも十分味わえるところは、さすがラテン車です。どこかの国のクルマのように、いたずらに口径を大きくせず、車体とのマッチングが良い14インチというタイヤの選択も好ましいです。
日本への導入台数も多い初代「カングー」。まだまだ程度良好の車両も多く存在します。家族との時間を大切にするオシャレなご一家にオススメな一台といえます。
- レビュー対象車
- 中古車
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2011年12月24日 11:28 [465333-1]
満足度 | 5 |
---|
エクステリア | 3 |
---|---|
インテリア | 3 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 3 |
価格 | 3 |
![]() |
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---|---|---|
☆何個という採点をするとメタクソになってしまうのだが、数字や☆に表れない魅力に溢れたクルマである。
理詰めでクルマを「先進国に於ける優れた工業製品力の尺度」と考える向きには絶対に薦められないクルマ。w
また、いわゆるガイシャとしてのステータス的なモノは何も無い。
このクルマ一台を以ってフランス車全体を語る事は到底出来ないが、フランスは「高級貴族」のイメージが有るものの実は移住が多く、総人口における第一次産業従事者の割合が大きい「多民族の農業国家」の側面も有している。
で、フランスの庶民的な風土というのは実は非常に原理的で個人主義、一般に合理的な考えが根付いているという。
そういう考え方でこのフランスの商用車ベースの大衆乗用車を見た時に見えて来るのは『生活に寄り添ったクルマ本来の姿』だと思う。
華美な装飾も過剰な性能も有していない。
しかしながら『大いなる利便性』と骨太な造りから来る『クルマを操るプリミティブな愉しさ』に溢れている。
特に日本仕様の右ハンドルに充てがわれた5速マニュアルミッションは、それこそ下手な国産車よりも良く出来ていて、昔の日本車が普通に持っていた「普通のクルマをMTで操る愉しさ」を現代ニッポンで存分に味わえる稀有な存在だ・・・。
1200kgを超える車体にたった95psのエンジンを積んだテンロクのハイトワゴンが何故これ程までに頼もしく、愉しくて癒されて落ち着くのか?
数字に表れない魅力に溢れたクルマである。
その魅力というのは「ヒトを惚れさせるチカラ」であり「ヒトに愛されるチカラ」
使う人間の感性を何よりも優先させたクルマ作りがフランスの、ルノーの真骨頂なのかも知れない。
恐らく『作ってみたら思いの外良かった』という成り立ちのクルマなのだろう。
全方位アップグレードを狙った新型「デカングー」が一つ一つのファクターでは1stを完全に凌駕しているにも拘らずイマイチ私の琴線に触れて来ないのは、1stが素敵な偶然の産物だったからなのかもしれない。
往々にして銘車というのは偶然生まれる物なのかも知れないが、本当に「天然なクルマ」である。
この「とっつき易さ」はもはやクルマというより『相棒、友達』といったレベル。
良いクルマに出会えた事を神に感謝する事しきりである。w
参考になった11人
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カングーの中古車 (全3モデル/488物件)
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カングー ゼン 6速MT/オートエアコン/クルーズコントロール/キーレスエントリー/パワーウィンドウ/オートエアコン/ETC
- 支払総額
- 39.8万円
- 車両価格
- 29.8万円
- 諸費用
- 10.0万円
- 年式
- 2015年
- 走行距離
- 14.1万km
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カングー アクティフ ペイザージュ 270台限定車 社外ナビ(CD/DVD/Bluetooth/フルセグ) 両側スライドドア バックカメラ キーレスキー 純正フロアマット フロントフォグランプ
- 支払総額
- 129.8万円
- 車両価格
- 119.7万円
- 諸費用
- 10.1万円
- 年式
- 2016年
- 走行距離
- 5.5万km
-
カングー 1.6 マニュアル5速 1オーナー スタッドレスタイヤ付 キーレス ルーフラック ETC
- 支払総額
- 88.0万円
- 車両価格
- 79.0万円
- 諸費用
- 9.0万円
- 年式
- 2013年
- 走行距離
- 6.3万km
-
カングー キーレス、ルーフパネルラプターライナー施工 タイミングベルト、ウォーターポンプ交換済み ディスプレイオーディオ 車検令和9年7月 点検整備済み
- 支払総額
- 119.0万円
- 車両価格
- 110.0万円
- 諸費用
- 9.0万円
- 年式
- 2012年
- 走行距離
- 9.2万km
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- 支払総額
- 129.8万円
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- 119.7万円
- 諸費用
- 10.1万円
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- 支払総額
- 119.0万円
- 車両価格
- 110.0万円
- 諸費用
- 9.0万円