『コンパクトでチープシックな初代もオススメ!』 ルノー カングー 2002年モデル 外川 信太郎さんのレビュー・評価

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プロフィール神奈川県藤沢市生まれ、現在茅ヶ崎市在住の湘南中年。少年期に5年間イギリス・ロンドンに在住していた事から、欧州車に興味を抱いたきっかけになった。慶応義塾大学卒業後、輸入車専門誌にてライターを始める。その後、育った英国に渡りレース活動などを経…続きを読む

満足度4
エクステリア5
インテリア4
エンジン性能3
走行性能3
乗り心地4
燃費無評価
価格4

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

コンパクトでチープシックな初代もオススメ!

マルチリフレクターレンズの採用で、精悍な顔つきになったが、らしさでは最も濃厚。

全長は4035mmとコンパクトだが、全高は1810mmもあるので、乗降性は、ピカイチ

ダブルバックドアにより積載性は大きく向上した。

標準では、175/65R14のタイヤにフルホイールカバーを装備する。

K4Mユニットはスペックの変更はないが、ヘッド周りのデザインを変更。

明るく開放的なインテリアは高級感こそ期待できないが実用性は高い。

筆者もルノー車に20年近くワンオーナーで乗り続けていますが、周囲にも「カングー」を所有している方が複数おられます。そろそろ、現行モデルへの買い替えを検討している方も多いのですが、一部のオーナーは、買い替えを諦め、程度の良い初代最終モデルの同車に再度乗り代えた例も聞かれます。その原因は、ボディサイズの肥大化。初代は、全長4035mm×全幅1675mm×全高1810mmとコンパクトボディが魅力でしたが、現行モデルでは、全長4215mm×全幅1830mm×全高1810mmと大幅に肥大化されました。特に160mmも横方向に広がった全幅は、都市部の居住環境では駐車スペースに収まらないといった声も聞かれました。
そこで、いきつけのルノーRSショップにグッドコンディションの初代「カングー」の中古車が在庫していましたので、レビューを記します。

「カングー」が本国デビューを果たしたのが1997年。それから後れること5年、待望の日本上陸を果たしました。「トゥインゴ」の兄貴分のようなキュートな顔つきと圧倒的な実用性が人気を博し、インポーターが見込んだ以上の売り上げを誇りました。
03年にフロントマスクの変更が行われ、これまでの“ニンマリ”顔から、精悍なツリ目に変更され、カットガラス式のヘッドライトは、ポリカーボネイトを採用した、マルチリフレクター式に刷新され前衛的な雰囲気になりました。
基本的にスクエアボディですが、弧を描くフェンダーラインや適度に曲線を持たせたルーフラインなどキュートな印象は、相変わらず健在です。
全長は4035mmと大変コンパクト。しかし全高は1810mmとトールボーイのため、乗降性、荷物の積載性ともに非常に優秀です。肥大化してしまった現行モデルに比べコンパクトで、全幅も1670mmと余裕で5ナンバー枠に収まります。

■高級感はないが、実用性に長けたインテリア■

カワイイだけの内外装はフランス人の理に適っていません。まずは、実用性が優先なのです。それを証明するかのようなインテリアには、運転席周りだけでも、豊富な“物入れ”が存在します。まずドアポケット。フランスでは需要の高いペットボトル飲料をはじめ、大型の手帳や財布などの小物を放り込んでも十分余裕のあるものです。
 
また、これは便利!と感じたのは、運転席上部に設けられた、「オーバーヘッドコンソール」。意外なほど広大なスペースを有しており、ティッシュペーパー程度を置ける棚と思ったら大間違い。一般的なブリーフケースくらい余裕で収納できてしまうほどなのです。
また、後席のサイド上部にも、航空機のような「オーバーヘッドコンソールボックス」が設けてあり、乗員それぞれの荷物を収納できます。

運転席に腰を下ろすと、やや古いフランス車を知るものにとっては、どことなく懐かしさを感じます。世界的にインテリアにも“質感”を追求している昨今のクルマと比較した場合、ややチープシック。弾力性のない素材のダッシュボードはプラスチッキーで、エアコンの吹き出し口は、10年以上前に設計されたC3G型「トゥインゴ」セカンドセレクションからの流用品です。しかし、その古さをリメイクするかのように、装備品には充実を図り、フランス本国と同じデザインのCD一体型AM/FM4スピーカーオーディオは、大口径の4スピーカーを搭載。ステアリングの右裏に装備されたサテライトスイッチでほとんどの操作が可能です。
また、今となっては新鮮なマニアルエアーコンディショナースイッチは、ダイアル4連式ですが、空調ファンの風量を向上させ、無段階調整式を採用。効きに関しては、“国産車並み”といえます。
黒字からスポーティな印象を与えるピュアホワイトパネルに変更された計器は、オレンジの透過照明を採用。燃料計と水温計はデジタルバーグラフ式、中央には、平均燃費や巡航可能距離を表示するオンボードコンピューターが採用されました。

■インプレッション■

03年に従来のSOHC「K7J」型1.4Lから、DOHC「K4M」型1.6Lに刷新されたエンジンは、75psから95psにパワーアップ。形式こそ変更はないですが、ヘッドカバーのデザインも2007年5月のマイナーチェンジでスポーティなものに変更されました。
20psのパワーアップは、絶大でフル乗車時でも「モアパワー!」と叫びたくなるような場面は皆無。学習機能付きプロアクティブ4速ATは、やや時代遅れの感も否定できませんが、エンジンとの相性もバツグン!低速トルクは細めですが、回転上昇とともにトルクが盛り上がり、意外な程スポーティなサウンドとともに、周囲の交通をリードすることも容易です。

また、ハンドリングも可愛らしいエクステリアからは想像もつかないほどスポーティ。この手のクルマに見られる“腰高感”など感じさせないまま、クイックなステアリングフィールとともに、走らせる楽しさも十分味わえるところは、さすがラテン車です。どこかの国のクルマのように、いたずらに口径を大きくせず、車体とのマッチングが良い14インチというタイヤの選択も好ましいです。

日本への導入台数も多い初代「カングー」。まだまだ程度良好の車両も多く存在します。家族との時間を大切にするオシャレなご一家にオススメな一台といえます。


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新車価格帯:179〜223万円

中古車価格帯:14〜178万円

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