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SS-AR2 [単品]
165mmアルミコーン型ウーハーを採用したバスレフ型3ウェイ4スピーカーシステム。価格は63万円(税込)

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2024年8月31日 18:22 [1849779-2]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 無評価 |
|---|---|
| 高音の音質 | 無評価 |
| 中音の音質 | 無評価 |
| 低音の音質 | 無評価 |
| サイズ | 無評価 |
SS-NA2ESpeを2年前に新品購入し、その素直な音とコストパフォーマンスの高さからずっと気になっていました。NAシリーズの生産完了アナウンスよりこちらも終売が近づいていると思い、購入しました。こういった素直な音のスピーカーは需要がないためなかなか作られず、ソニーからは後継機が出るような状況でもないですし、万が一出たとしても昨今のインフレを考えると買える値段では出てこないと思い、様々な面でラストチャンスと思っての判断です。
【NA2ESpeとの比較】
◯ハード面
ユニット面で言うとAR/NAどちらも使用ユニットはScanSpeak社のソニーカスタム品ですがベースのグレードが1-2ランク違います。(ちなみにですが、後ろのポートから覗いてみた限りNAのI-ArrayのユニットはメイントゥイータはScan製、アシストはソニー製のようです。)次にエンクロージャーについて、ピアノフィニッシュはNA2より厚くなっていて全体的な重厚感・高級感があります。前面ネットもNAは樹脂に対しARは合板、後ろのターミナルのグレードも違います。
◯音質面
NA2ESpeで聴いていると音が曖昧になっているように感じる場面があり、そこさえ無ければ完璧なのにと思い、ずっとAR2が気になっていました。まだ2-3ヶ月の使用でエージングも不十分ですが、それでもNA2ESpeとは明確に違いを感じ、何回も聴いていた曲でも印象が変わるものも多いです。予想していた以上の違いです、これがハイエンドオーディオの世界の音かと思いました。
<24/08/31追記>
NA2ESpeとの音の違いを”曖昧”になるという言葉で表現しましたが、もう少し具体的に追記します。
簡単に言うと、音楽の”美味しい部分”の再現レベルが違います。
ホールトーン等の響の美味しい部分や、楽器やボーカルのディティール、そして一つ一つの音が美しく重なって現れるハーモニーの表現力がAR2の方が優れています。NA2では他の音に混じったり埋もれてしまう部分があり、音を追いかけていく過程でそこに何か表現があるんだけどよくわからないというモヤモヤした感覚が残ることがあります。(とはいえSA-Z1やAR2と比べての高いレベルでの話であり、NA2ESpeも上を知らなければ十分満足できるほどです。)
あともう一つ特筆すべき差として、低音の表現力がありました。
スペック上は同じですが、帯域や量感、定位、そして低音表現の描きわけ・クリアネスが全く違うように感じます。AR2のウーファーユニットは初動感度が高いらしいのですが、そのおかげでしょう。明らかに聞こえなかった低音表現がAR2でわかるようになりました。
これらの総合的な性能アップのおかげか、AR2でクラシック等の生音に近い音源を聞いているとハッとする瞬間があります。本当にコンサートホールに座って聞いているかのような感覚に陥る瞬間です。これは今までになかったもので、音楽体験のランクが確実に上がったことを確信した瞬間でした。
<24/08/31追記終わり>
音の傾向は同じなのですが、全体域において”質”が上がっています。ソースの持つ音楽的な魅力が余さず表現され、かつそれを妨げる余計な音を感じさせません。例をとって説明するなら、音一つ一つがくっつかづ、そして音それぞれの質感の違いをより明確に感じることができ、アーティストの情緒的な表現はより立体的になっています。それでいて聞き疲れせずずっと聴いていられます。解像感は上がっていますがハーモニーは崩さず、より美しく表現されます。一部の方面で人気のある、如何にもな解像感とは異なります。
ストリーミングサービスでジャンル問わずプレイリストを再生し開拓するのが好きなのですが、このスピーカーに変えて曲をスキップする回数が減りました。純粋に表現力が上がったことで曲毎の良い部分が出やすくなったことと、余計な音が出なくなったためだと思います。
【そのほか】
・発売から10年以上経ち需要の多い音ではないため買取・中古販売価格は低いですが、出てくる音とは一致していないと思います。
・このスピーカーを使っていて聞き疲れする場合、それはスピーカー以外に原因がある可能性があります。アンプ、DAC、電源、音源、部屋(セッティング)を見直してみてください。他社スピーカーでそうならないからスピーカーが原因とは限りません。残響音を足し込むことで他から出てくる嫌な音をマスキングして誤魔化してしまうものもあるためです。
【使用環境】
パワーアンプ:ESOTERIC A-03
DAC/プリ:TEAC UD-701N
CLOCK:CYBERSHAFT OP14
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2023年5月21日 22:32 [1716867-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 高音の音質 | 4 |
| 中音の音質 | 4 |
| 低音の音質 | 4 |
| サイズ | 5 |
【デザイン】
とてもいいと思う。
仕上げは丁寧でソニーが自慢するだけのことはあります。
画像などでは茶色に見えますが、実物は限りなく黒に近いこげ茶色。
もう少し明るい色の方が好みですが、これはこれで高級感があって良いですね。
【高音の音質】
きつい感じはほとんどせず、聞き疲れすることは皆無に近いです。
まあまあキレイな音色を出してくれます。
【中音の音質】
優秀です。
女性ボーカルもよく通ります。
【低音の音質】
上質です。
重低音はあまり期待できませんが、全体的な音のバランスは良好。
【サイズ】
11畳ほどのリビングでジャスト。
サイズはほぼベストです。
短所
誰でも手の届く価格帯ではありません。
インピーダンスが4Ωなのでやや扱いにくいです。
(アンプのボリュームに敏感です)
悪く言えば無個性で退屈な音です。
2008年発売ということで、そのことが買取査定に悪影響を与えているようです。
試しに見積もりを出してもらったら、えっ!!って金額でした。
長所
仕上げ、デザイン。
SONYブランドの安心感。
無難な高音質。
ちょうどいいサイズ感、ですかね。
プレーヤー
デノン DCD-SX11
アンプ
ヤマハ A-S3200
との組み合わせでの評価です。
【総評】
発売からだいぶ月日が経過しているので、買取査定は厳しいようです。
ただ、セッティングを煮詰めていけばまだまだいい音を出しますし、使い潰す覚悟とお金があればおすすめできるスピーカーです。
追伸
オーディオケーブルとスピーカーケーブルを良いもの(SAEC製)に変えたら音が激変しました。
そこら辺は購入してからのお楽しみですかね。
参考になった1人
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2021年2月9日 18:29 [1420010-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 高音の音質 | 無評価 |
| 中音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 4 |
| サイズ | 4 |
ソニーが長く製造しているので、いささか嬉しくなって投稿します。
5年半使っています。買う時もすでに発売から7年を経ていたのでモデル末期だろうと思っていました。
オーディオショップに置いてあることは稀でしたが、もともとオーディオ機器を試聴して買うことはせず、もっぱら直観で選んできました。太っ腹なわけではなく、店員さんの言葉に左右されたり、機器の切替操作をいちいち頼んだりすることがなにより億劫で、試聴という行為を落ち着いてできないのです(笑)。
私の選択基準はスピーカーに限らず、
(1) 作りに手抜きがないこと・・・モノとして愛着を持ちたい
(2) デザイン
(3) 他者の評価・・・ネガティブ・ポジティブにかかわらず(ここは私の判断)
言わずもがなですが、出てくる音は、音源の品質、アンプの忠実度、設置環境などの組み合わせの結果なのでスピーカーの評価はかなり厄介ですし、言語表現も難しいですね。
(1) (2) が良いので選びました。
【デザイン】
仕上げの立派さに感心しました(漆器のようです)
【高音の音質】
わかりません、無評価にしておきます。加齢かな?
【中音の音質】
満足です、自然です
【低音の音質】
もう少しボリューム感があるといい
【サイズ】
マンションの一室にはやや大きい、部屋のサイズも必要になる
【総評】
古い言葉ですが忠実に「原音再生」を目指したのだと思います。
本来の音か? 判断しやすいのは、人の声、アコースティック楽器、ピアノぐらいでしょう、これらについては満足しています。したがって、ほかの音もHi-Fiだろうと、勝手な帰納的推論をして聴いています。要するに、カワイイのです。
参考になった4人
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2019年9月30日 22:28 [1263673-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 中音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 5 |
| サイズ | 4 |
使用者はレビューしたほうが良さそうなので初めてレビューします。
2013年に消費税率が上がる前に駆け込みで購入したので、もう丸6年使用していることになりますね。
DIATONE DS-1000ZXからの買い替えです。
現在の使用環境はCDP-XA5ES or SqueezeBox Touch → TA-A1ES → SS-AR2
アンプは真空管のValve300SEから途中で変更しました。
購入当時検討した機種はB&W805SDとモニオPL300です。
【デザイン】
光に当たるとフィンランドバーチの木目が見える美しく上質なピアノフィニッシュ。個人的には大満足ですが、ほかの色が欲しい人もいるのではと思い減点しました。
【高音の音質】
自然の一言です。最初はPL300の煌びやかな高音に惹かれていたため、本機を聴いたときに戸惑ったのですが、いろいろ試すと声や楽器などどのソースでも違和感を感じさせる音は一切出さないところ最大の特徴かと思います。
【中音の音質】
これも自然です。同じナチュラルサウンド傾向のスピーカーはもっと響きを乗せてくることが多いと思いますが、これはその傾向がありません。ボリュームが上がると若干鳴くのですが、なぜか無色に感じる不思議な中音です。
【低音の音質】
低い音をズーンと響かせるタイプではなく、必要な時に比較的スピードの速い低音をズンズン出してきます。スコーカーとのつながりがとてもいいです。
ドタンバタンは出ないのでアクション映画には向かないです。
【サイズ】
スピーカー自体は同じ価格帯のトールボーイと比べても大きくなく使いやすいです。ただしバスレフポートが後ろにあるためB&W804SDのほうが置きやすいと思います。リビングオーディオなので若干苦しいということでこれも減点1です。
【総評】
自然としか言えないスピーカーです。
ボーカルをもっと芳醇に鳴らしたい、もっと高解像度で写実的な表現をしたい、雄大な音場を作りたい、などを求めた場合、もっと合うスピーカーはたくさんあると思います。
例えば豊かな表現ならソナス・タンノイ・JBL、高解像で正確無比な表現ではB&W・MAGICOなどになるのでしょうか。
このあたりの同価格帯のスピーカーと比べると非常に地味です。
地味=自然と決めるのはおかしいと自分でも思うのですが、このスピーカーは地味=自然だと断言できます。
実際に聴いたとしても地味=自然という個性を理解し、かつそれが求める音でないと手が伸びないなかなか難しいスピーカーなのではないかなと思います。
一聴して面白いと感じるスピーカーや、分析的に音楽を聴けるスピーカーを求めるならばSS-AR2は無視していい存在です。
ただ、表現力がないスピーカーではここまで自然な表現はできないことは間違いありません。
もちろん真空管のValve300SEは暖かに、TA-A1ESはぐっと無色という具合にアンプの個性はきちんと出したうえで、どちらも自然に鳴らします。
価値を見出した人にはオンリーワンの存在なのかも知れません。(似たところでSS-NA2ESSpeはありますが。)
そんなわけで、クチコミで賛否両論あったのもユーザーとしてはとてもよく分かります。
じゃあ、これを購入した自分がそんなに良耳と言いたいかというとそうではなく、購入した最後の理由は「仕事に疲れて帰ってきて1時間聴きたい音」「リビングで家族がそれぞれ自分の好みの音楽を聴くのにふさわしい音」をイメージして聞いたときに一番しっくり来たのがこのスピーカーだったというだけです。
もしかするといわゆるオーディオマニアが求める音ではないのかもしれませんね。
参考になった19人
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