WF-1000XM6
本体デザインを刷新し、音質やノイズキャンセリング性能を強化した完全ワイヤレスイヤホン「WF-1000X」シリーズ第5世代モデル
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| 評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
|---|---|---|---|
| デザイン |
3.00 | 4.19 | -位 |
| 高音の音質 |
5.00 | 4.15 | -位 |
| 低音の音質 |
5.00 | 4.12 | -位 |
| フィット感 |
5.00 | 4.08 | -位 |
| 外音遮断性 |
4.00 | 3.79 | -位 |
| 音漏れ防止 |
4.00 | 3.79 | -位 |
| 携帯性 |
5.00 | 3.86 | -位 |
- ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています
2026年2月27日 01:12 [2010734-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| デザイン | 3 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 5 |
| フィット感 | 5 |
| 外音遮断性 | 4 |
| 音漏れ防止 | 4 |
| 携帯性 | 5 |
【デザイン】
ソニーは前作のあの滑りやすい筐体が間違いだったと認めたようだ。
今回のマット仕上げは、指先に吸い付くような実用性があり、最低限の質感は保たれている。
ケースの大型化に文句を言う向きも居そうだが、中身を考えればこれくらいが妥当。
【高音の音質】
新開発のドライバーが功を奏したか、前作で感じた高域の軽微な刺さりが消え、より滑らかに。
解像度がどうこうと拘りを見せる向きも少なくないが、本機はそんなこと忘れさせてくれる
女性ボーカルのブレスは息苦しさや不自然な強調がなく、実にシルキー。
聴き疲れさせないバランスは、老舗オーディオメーカーならではで、諸々計算しつくされた音作りは見事の一言。
【低音の音質】
ボワついた低音で誤魔化す安価な機種とは一線を画す。
深く沈み込むような重低音が、音の土台をどっしりと支えている。
パワーで押し切るのではなく、輪郭がはっきりした高次元の分解能を備えた奥行きのある低域
これなら、どのようなジャンルの楽曲でもサウンドバランスを損なうことはないと思う。
【フィット感】
今回のモデルにおける最大の進化はこの点かもしれない
筐体のスリム化と前作比で角の取れた滑らかな形状により、耳への密着度が劇的に向上している。
この吸い付くような装着感が、後述する遮音性の肝となっている。
着けるというより嵌める感覚に近く、収まるべきところに自然に収まる感じ
前作比で評価すべきは適度な通気構造にもあると感じる。
前作では少々感じた、耳の密閉感で心拍音が脳内に響く不快な感じがほぼ緩和されている
【ノイズキャンセル・外音取り込み】
期待しすぎている向きには、敢えて冷や水を浴びせておこうかなと。
デジタル的な消音能力(ANC)そのものは、前作XM5から劇的に進化した感はしない。
むしろ、音質の劣化を嫌ったソニーのプライドが、無理なデジタル処理を拒んだように感じるのが正直なところ。
結局のところ、ノイキャンが良くなったと感じるのは、筐体の形状変化によるフィット感が向上した結果によるところが大で、物理的な遮音(パッシブ)が強まったということらしい。
魔法のような静寂を期待すると肩透かしを食らうが、音質とのトレードオフを考えれば、これがオーディオメーカーとしての良心的な落とし所なのかもしれない。
このことはJVCやfinalといった音質に定評のあるメーカーにも共通した点に感じる
高音質を維持しつつ、世の中の騒音をどこまで駆逐できるか、それがこのシリーズを通しての課題なわけだが、今作では少しは完成形に近づいたかな、に留めおきたいと思う
オーディオメーカーとしてどうしても音質の犠牲を回避させたいのか、相変わらずパッシブ的遮音頼りな感は否めない
外音取り込みは自分の声がこもらずに聞こえる。
ふいに話しかけられても、いちいちイヤホンを外すよう煩わしさはなさそうに感じる。
【総評】
最後になりますが、4万5,000円という価格は決して安価ではありません。ノイズキャンセルにおけるデジタル的な進化を期待される方には少し物足りなさがあるかもしれませんが、装着感の改善によってもたらされる無理のない静寂と音楽性の両立をどう評価するかで、本機の価値は決まるでしょう。
最新技術の数値に踊らされて試着もなしに購入するようなことを極力控え、一度ご自身の耳で、そのバランスの妙を確かめてみてはいかがでしょうか。
【音の傾向指標】
近い☆ー☆ー★ー☆ー☆遠い
ソニーらしい目の前で歌う実在感は健在。空間処理技術の向上なのか前作比で圧迫感のない適度な距離感が出ている
柔い☆ー★ー☆ー☆ー☆硬質
シルキーという形容が最も合うように感じる
角が取れた滑らかな質感で、分析的な硬さよりも音楽的な心地よさに寄ったナチュラルサウンド。
繊細☆ー☆ー★ー☆ー☆迫力
解像度は高いが、低域の沈み込みもしっかりしており、決して線が細い音ではない。
絶妙なパワーバランス。
暗い☆ー☆ー☆ー★ー☆明るい
高音域は厚みや伸びも申し分なく、全体的に見晴らしの良い、明瞭なサウンドキャラクターと言って良さそう
解像☆ー★ー☆ー☆ー☆音場
個人的には数値的なものには懐疑的だが、32bit処理と新型チップの恩恵なのか音の粒立ちの細やかさでは前作より確実な向上を感じる。
広大な音場よりも、音一粒一粒の輪郭を際立たせる傾向。
楽器☆ー☆ー☆ー★ー☆ボーカル
女性ボーカルが映えるチューニング。
ブレスに息苦しさや変な強調感はなく自然な雰囲気を醸し出す。
ボーカリストの体温が伝わるような肉声感もある
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