OLYMPUS OM-D E-M1 ボディ
最安価格(税込):ショップが販売価格を掲載するまでお待ちください [ブラック] 発売日:2013年10月11日

評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
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デザイン![]() ![]() |
4.68 | 4.52 | -位 |
画質![]() ![]() |
4.42 | 4.53 | -位 |
操作性![]() ![]() |
4.37 | 4.27 | -位 |
バッテリー![]() ![]() |
3.51 | 4.12 | -位 |
携帯性![]() ![]() |
4.45 | 4.25 | -位 |
機能性![]() ![]() |
4.75 | 4.39 | -位 |
液晶![]() ![]() |
4.63 | 4.30 | -位 |
ホールド感![]() ![]() |
4.68 | 4.41 | -位 |
- ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています
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よく投稿するカテゴリ
2020年1月27日 19:23 [1155794-2]
満足度 | 3 |
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デザイン | 5 |
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画質 | 4 |
操作性 | 3 |
バッテリー | 3 |
携帯性 | 4 |
機能性 | 4 |
液晶 | 3 |
ホールド感 | 5 |
シャッターユニットの“持病”。 |
航空機のような“予測可能な動き”ならば、本機種でもなんとか・・・。 |
タキシング中ならお手のもの。 |
手振れ補正自体は優秀です(きちんと機能さえすれば)。 |
風景撮影の例(一休寺)。 |
出雲大社の兎像。 |
導入から2年を経て、E-M1 MarkIIやE-M10 MarkIIとの比較も交えながら、再レビューさせていただきます。
なお、某ショップの「中古並品」にて購入後、手ぶれ補正ユニット・電源周りの不具合(電源を入れてもモニターが真っ暗)、シャッターユニットの不具合といった重症のトラブルのため、一度修理に出しています
(購入金額を上限とする保証であったため不足額が生じ、差額を自腹で補填した、大規模な修理でした)。
【デザイン】
シルバーモデルの質感は上級機らしいプレミアムなものといえます。
【画質】
画質については、E-M1 MarkIIやE-M10 MarkIIと決定的なまでの差を感じることはありません。高感度については後継のE-M1 MarkIIよりも明確に劣りますが、m3/4の小センサーですので、センサーサイズから来る限界を思えば、高望みをする方が間違いなのでしょう。
【操作性】
二つのダイヤル、ボタンの多さ、ボタンの機能カスタマイズ等により、エントリー機とは一線を画します。
他方、カスタマイズの幅が広い一方で、メニュー階層が複雑怪奇なのは、もはやオリンパスのお家芸。ユーザーの側が“慣らされる”しかありません。
【バッテリー】
シンクロ手ぶれ補正機能が電力を消費するのか、E-M10 MarkIIに比べると、明らかに持ちが悪いです。
E-M1 MarkIIはバッテリーの容量が大幅に増大していますが、それだけ本機種のバッテリーに対する不満が大きかったのでしょう。
【携帯性】
上級機ということを考えるとコンパクトです。
【機能性】
発売後にもファームウェアのアップデートを通じて積極的に機能が追加されてきました。しかし、さすがに打ち止めのようです。7年前(当機種の発売は2013年)の機種ということを考えると、(対応レンズを用意する必要はありますが)シンクロ手ぶれ補正機能や深度合成機能の恩恵にも与ることができることは評価のできるところです。
とはいえ、後継のE-M1 MarkIIに比べると、やはり「前世代」と言わなければなりません。
特に、AF周りには絶望的な格差があり、本機種ではC-AFはほぼ使い物になりません(本機種で動く鳥や動物を撮影している方は、よほどの“腕”をお持ちなのでしょう)。
M-ZUIKOレンズの装着時に位相差AFがほぼ活用されない(高速連写モードでないと動かない)という仕様は、かなり残念なところです。
【液晶】
可もなく不可もなし。
【ホールド感】
良好なホールド感を提供してくれます。
【総評】
前世代のフラッグシップ機とはいえ、中古市場では格安で手に入ります。
他方で、「フラッグシップ機としては物足りないところ」が多々目につくことも確かです。
・位相差AFを(M. ZUIKOレンズでは)ほぼ使わせてくれない
・SDスロットがシングルスロット
・シャッターボタンの感触が安っぽくペコペコ
・シンクロ手ぶれ補正機能の適用を切り替えることができない
もっとも、前世代でお安いことを踏まえれば、ある程度の“甘受”も必要なところでしょう。
*****
むしろ、しばらく使っていて“決定的な問題”と感じたのは、シャッターユニットの不具合が頻発することです。もともと中古品でしたので、経年劣化があることはある程度覚悟も承知もしていました(だからこそ、中古品であっても保証のあるところで購入しました)。
その懸念は残念ながら当たってしまいまして、保証期間が切れる数ヶ月前から、シャッターユニットの挙動がおかしくなりました。ここでも口コミでよく報告されている「メカシャッター使用時に、シャッターが閉じたままになってしまう」という症状です。この症状については、本体を叩く――アナログテレビを叩いていた時代へのオマージュか(?)――か、シャッターに軽く触れることによって戻りはするのですが、メカシャッターを使うたびごとに高頻度で発生するのでは話になりません。
この症状をだましだまし(電子シャッターを活用することで)ごまかしていたところ、今度は手ぶれ補正の挙動がおかしくなり、ついには電源を入れてもモニターに何も映らなくなりました。これではどうしようもないということで、中古保証を使って修理送りにしました(購入金額を上限とするため、不足分は自腹で補填。逆に言うと、購入金額では収まらないレベルの重症)。
その結果、ようやく直った・・・と思いきや、最近になって、再びシャッターユニットの挙動がおかしくなりました(逆戻り)。もう、なんともかんとも・・・。
本機種におけるシャッターユニットの不具合は、こちらの口コミをはじめとしてインターネット上ではよく報告されているものであり、決してマイナーな症状ではありません。基本的にはシャッターユニットの交換となりますが、交換したら再発しないことが約束されるものでもありません(実際、私の手元にある機体では再発しました)。
これだけ報告が多いと、基本的な設計に問題があると言わざるを得ないことになります。曲がりなりにもフラッグシップ機として販売されていたことを思うと、これはお粗末極まりないのではないかと、改めて思うことになりました(したがって、評価を旧レビューから一段階下げてあります)。
型落ちで旧式であるがゆえに、中古市場では割安な機種ではあります。
風景や静止物であれば本機種でも十分に対応はできるでしょう(動きものには高度な腕が必要です)。
とはいえ、いくら割安でも、「シャッターユニットという地雷」を抱えているのではどうしようもありません。これから本機種の購入を検討される方は、シャッターユニットに構造的な爆弾を抱えている(可能性がある)ことを、頭の片隅にとどめておかれてもよいのかもしれません
(後継のE-M1MarkIIでは、こんな問題が頻発しているという話はないようです。E-M10 MarkIIでも頻発しているとは聞きませんから、オリンパス機全体の問題というよりは、本機種に固有の問題なのではないでしょうか)。
参考になった44人(再レビュー後:20人)
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