LUMIX DMC-LX7
F1.4スタートの大口径レンズを搭載したハイエンドコンパクトデジタルカメラ(ブラック)
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2016年11月12日 01:42 [976112-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 画質 | 4 |
| 操作性 | 4 |
| バッテリー | 4 |
| 携帯性 | 4 |
| 機能性 | 5 |
| 液晶 | 5 |
| ホールド感 | 5 |
【はじめに】
LX100はもちろん、LX9も近日発売なので今更とも思えるが、3年強で約3万ショット、かなり酷使したので、中古を検討されている方の参考にもなれればと思う。操作性は主にAモード+一点AFでの評価、画質はJPEGのみ評価を行う。
【デザイン+耐久性】
金属ボディーの質感は、価格帯で一ランク上の機種にも引けを取らないほど高く、5万円台で購入できた機種では相当上質。堅牢性にも以外に優れ、ちょっとぶつけたくらいでは壊れない(当り所にもよるが、階段3段目から石の床に落ちても、角が凹んだだけで大丈夫だった)。耐久面での心配点は、クリック式のコントロールダイヤル。先代LX5でも問題だったが、使っていくうちにダイヤルの回転に対する反応が鈍くなり、特に露出補正プラス方向への反応が2万5千ショットを超えたあたりから大幅に悪化している。ハイアマチュアも使う「高級コンパクト」機なら、コントロール系の耐久性はしっかりと確保して欲しい所である。
【レンズ性能】
レンズのボケ質は滑らかで非常に美しく、それがこのカメラの最大の美点でもある。開放F1.4、さらに1cmマクロとあり、広角マクロでも一眼レフに負けないくらいのボケ「量」も場合によっては得られる。この場合、一眼レフなら超広角レンズに相当する強力な遠近感も付き、それが5万円で買えるカメラで撮れる所が、1/1.7型機ならではの魅力の一つであろう(1型機では、最短5cmが現在の限界であるようだ)。
ズーミングによる開放F値の変動は極めてリニアなので(広角端で大口径でも、ちょっとズームするとすぐ望遠側F値になる機種はたくさんある(汗))、特に暗所では非常にありがたい。ただし逆光には弱く、直射日光が入るとかなり盛大にゴーストが発生する。気休め程度でも、広角用フードを付ければいくらか改善する。
【画質】
ディフォルトの「スタンダード」スタイルではかなり控えめな絵なので、必要に応じて設定を変えたり、「ビビッド」スタイルを使えば、よりメリハリのある写真が撮れるだろう。暗い場所(高感度撮影)では発色がかなり悪くなるので、彩度の設定はこまめに行うことを薦める。
ノイズについてだが、何をもって「実用的」とするかは人それぞれなので一概には判断できない。センサーサイズが小さいので、ピクセル等倍で粗捜しをすればISO400でも「ノイズの影響がある」と言える。しかし、普段はパソコン・フォトフレームで鑑賞(最高でも1920×1080ピクセル位)、プリントも基本はL版大まで、という一般的な状況では、ISO1600までは十分実用範囲内、人によってはISO3200も許容範囲になるかもしれない。
【操作性】
同社のミラーレス上級機と比べればカスタマイズ性は著しく落ちるが、コンパクト機としては多くのボタンやレバーがあり、絞り・シャッター速度・露出補正・ISO・WBといった写真の基本要素はかなり楽に設定変更ができる。設定変更はメインダイヤルだけでなくMFレバーでもできるので、ダイヤルの消耗を抑えるためにもレバーを使うことを薦める(構えながら左手親指でレバーを操作すれば、相当高速に設定変更をできるようになる)。Q.Menuと合わせて、必要な基本設定変更は5秒以内にできるであろう。メインメニュー内からしかできない変更は(ハイダイナミックレンジなど)、撮影中は変えないと割り切るか、カスタムモードに予め登録しておくのが良いかもしれない。AF/MFや縦横比切り替えレバー、及び絞りリングはどれも使いやすく、即座に設定変更できるので、とてもありがたい。しかし、起動後約3秒は設定変更を受け付けないのは辛い(シャッターは1秒前後で切れるようになる、水準器のせいか?)。
【バッテリー】
バッテリーの持ちは可もなく不可もなく、といった所か。日帰り旅行では1個でもぎりぎりセーフだが(300枚撮れれば良い方)、それ以上の期間、又は結婚式などの重要な場面では、予備を用意しておく事をお薦めする。
【携帯性】
ガタイは特に小さいわけではないが、それなりに薄いので上着のポケットに入れることも場合によっては可能。金属ボディーとあって軽くはないが、首から一日中吊り下げていても苦にならない程度。
【機能性】
「高級コンパクト」に必要とされる機能は、RAW撮影や、2012年当時標準化されつつあった顔AFやHDRを含めて一通り搭載されていると言える。特に上記の1cmマクロは大型センサー機には真似できない芸当であり、かつ大口径レンズ+内蔵NDフィルターの搭載は、実戦で本当に役立つ機能は何かを設計者が解っている証拠であり、役に立つのか判らない機能満載の機種よりも遥かに好感が持てる。
【液晶】
発色・コントラスト共に申し分なく、高精細で見やすく、逆光などでも困ることはほとんど無い。高精細化は、LX5からの大きな進化でもある。可動式でなおかつタッチ式なら非の打ち所が無かったが、2012年発売でこの価格・大きさなら、文句は言えまい。
【ホールド感】
大きさに若干余裕があるので(小さすぎない)、ホールド感はかなり良い。片手でも無理なく撮影でき、必要とあらば左手で逆さまに持ち、親指先端をモードダイヤルに掛け、指の腹でシャッターを押す、と言った芸当もできる(自分撮りなどで便利)。
【総評】
発売から既に4年経ち、後継機も2代目が発表されたが(LX100が直系であるかはさておき)、まだまだアマチュア用なら十分第一線で活躍できる。特に、ボケ質が非常に素晴らしい大口径広角レンズは、コンパクト機ではLX7のみが持つ美点と言っても過言では無いであろう(ボケ「量」だけでなく、「質」にも優れるズームレンズは意外と少なく、一眼レフ・ミラーレス用ならレンズだけで10万円近い投資は覚悟しなくてはならない)。1/1.7型機が廃れつつある現在、さらに絶対必要とは言えないような付加価値機能がどんどん追加され、価格も上がる一方の高級コンパクト市場では、LX7の様な「丁度良い価格で高性能なカメラ」にはしばらく出会えないかもしれない。
- レベル
- ハイアマチュア
- 主な被写体
- 風景
- 子供・動物
- 室内
参考になった27人
「LUMIX DMC-LX7」の新着レビュー
| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
|---|---|---|
| 2021年2月15日 20:14 | ||
| 2020年10月24日 15:44 | ||
| 2018年10月4日 17:07 | ||
| 2016年11月12日 01:42 | ||
| 2016年7月10日 06:18 | ||
| 2015年6月19日 22:28 | ||
| 2015年3月27日 05:47 | ||
| 2014年10月11日 13:31 | ||
| 2014年6月23日 12:03 | ||
| 2014年6月14日 00:26 |
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