| 発売日 | 2026年4月15日発売 |
|---|---|
| 画面サイズ | 8.1インチ |
| 重量 | 225g |
| バッテリー容量 | 6000mAh |
| 対応SIM | nano-SIM/eSIM |
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プロフィール家電評論家。スマート家電グランプリ審査員。
主催する『生活家電.com』を通じ、家電の新製品情報、使いこなし情報他を発信中。
過去、某メーカーでAVメディアの商品企画を担当、オーディオ、光ディスクにも精通。
また米・食味鑑定士の…続きを読む
2026年5月17日 14:13 [2021724-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 携帯性 | 5 |
| レスポンス | 5 |
| 画面表示 | 5 |
| バッテリー | 5 |
| カメラ | 5 |
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開いたところ。正面はパネル。背面はカメラあり。 |
カメラ4種類。監修はスウェーデンのハッセルブラッド社。アポロ計画に採用された |
2つ折りを開け写真再現。折りを感じさせない。 |
望遠撮影。肉眼ではアンテナの様に見えるが、実はクレーン。 |
AIテストに使った落書き絵。 |
45秒で、絵本風にできる。ペンも使える。 |
OPPO(オッポ)の2つ折りモデル。
手にとり開いてみると、その瞬間に「おっ」と声が出る。信じられない位、見事な平面が現れたからだ。これは特殊なヒンジによるものだが、この美しさは呆れるばかり。見た目もそうだが、触ると凹凸一つない平面であることが、より強く感じられる。
ヒンジもすごいが、もう一つわかるのは、軽いということ。というのは、2つ折りモデルは、3パネル構成だからだ。折り畳みディスプレイで2パネル。そして、開かなくても使えるようにもう1つ。この3パネルに自在に表示できるように6000mAの大容量バッテリーを搭載してある。それでも229gだ。1ディスプレイのモデルですら、当モデルより重いモデルがあることを考慮すると、最上を狙って、いろいろ吟味して設計されていることが、伝わってくる。
加えて、オートスムージングフレックスガラスが採用されている。長いカタカナ名称で意味が通じ難いが、復元ガラスのことだ。ガラスは硬い材料だが、実は化学的には「液体」に属する。難しいがシワなども伸ばせる。正直、そこまで徹底するのかという感じだが、長期使用することを思うとありがたい。
ファーウェイがアメリカの制裁から抜け出した今、中国のスマホメーカーはトップを目指し熾烈な争いをしている。シャオミ、オッポ、ヴィーヴォ、トランシオン、リアルミーなどの中で、勝ち残らなければならない。今回の2つ折りモデル、OPPO Find N6はトップを目指したモデル。その熱意は持つだけで伝わってくる。
このモデルは2つ折り以外に2つの特徴を持っている。1つはカメラだ。CCDはソニーと聞いている。今、いいスマホは全部ソニー製CCDを搭載していると思ってもらっていい。そのレベルのCCDだ。写真の味付けは、有名カメラメーカーとコラボして行う。このためSONYの名前は外に出ないが、日本の技術が入っていない精密機器はない。
写真の監修(味付け)はハッセルブラッドと組んでいる。ハッセルブラッドはスウェーデンのメーカーだが、月面での撮影実績がある。アポロ計画が、アームストロング船長の足跡を撮影したカメラという方がわかりやすいだろうか。現在2大監修メーカーとしてライカに肩を並べる。
カメラは4種類組み合わせて使う。「約2億画素の超高精細カメラ」「約5000万画素の超広角カメラ」「約5000万画素のペリスコープ望遠カメラ」「マルチスペクトルカメラ」だ。画素数が多過ぎてあまりにもリアリティに乏しいが、望遠カメラは最大:120倍までズームできると書けばわかってもらえるだろうか。昔も今も、最も確実なのは光学ズームだ。が、光学ズームは10倍位で限度。あとは、デジタル技術で拡大、サポートしている。
今回、代々木にあるNTTドコモ代々木ビルで試してみた。エンパイヤ・ステート・ビルに似た外観のこのビル、緊急災害時用のアンテナの周りに壁をつけて景観維持したもの。一番上の突起は、アンテナではなくクレーン。通信会社の災害時用のインフラの1つだ。
撮影してみると、先端がクレーンであることがはっきりわかる。遊びに近い機能でもだが、いろいろ見えるのは本気に面白い。
カメラに関して言うと2つ折りはほとんど意味がない。開く意味が余りないからだ。開く時、数秒かかる。シャッターチャンスを逃してしまう。要するに機動性に欠けるわけだ。あるとすれば、確認する時。ただし、開くこと自体時間を要するので、カフェなどでまとめ確認するのがお勧めだ。
では、2つ折りの利点だが、大いに益があるのは利点が出るのはAIだ。翻訳AIなどは特に便利。対訳本の感覚だ。またAIは文章に限らない。画像もすこぶる進化している。そして画像は広さ必須。実際、当モデルは、Pocket AI Work Stationと名付けられている。
今回、OPPOも独自AIを幾つか用意している。気に入ったのは、画像生成AI。子どもの落書き並の画でもを45秒位でしっかりした画にしてくれる。しかも「絵本」「水彩画」「マーカー」「写実的」「3Dアニメーション」とディテールも変わる。特に写実的は写真にしか見えない。正直、幾らでも遊べる。
ジョブスは誰でも直感で遊べるコンピューターを目指しスマホを設計した。指操作はそのためだ。が、代理臓器としての「脳」がまだできていない様に、スマホは1つの形態であり、まだまだ足りていない。真剣に追うと技術も繊細さを増すため、値が上がる。
当モデルは一声30万円だ。
重要なのは、自分にとってのスマホのポジションだ。PCなし、スマホだけでと考えている人には出せない額ではない。が、私のように出先のマルチツールと考えている人には、正直高過ぎる。AIを除く分野でのスマホは完成に近づきつつあり、使い勝手もよく、安価だ。少なくとも30万円はしない。
また画像AIまで、それなりに使えるようにするということは、優れたCPU、大容量バッテリー、大容量メモリも不可欠なわけで、コストがどんどん上積みされる。要するに今の技術の一つの限界とも言える。安く作るには、CPU、バッテリー他の技術アップも不可欠と言える。
が、OPPOは今のスマホの最高峰を見せてくれたことも事実。しかもとても魅力的だ。
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2026年4月26日 21:51 [2018938-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 携帯性 | 4 |
| レスポンス | 5 |
| 画面表示 | 5 |
| バッテリー | 5 |
| カメラ | 5 |
4/18にAI Penと専用ケース付きの限定モデルを購入。
それから1週間程度使用してのレビューとなります。
・デザインについて
裸の状態だとボディのオレンジ色が想像していたよりも淡い色で、個人的な好みとしてはもっとビビッドな発色だったらなぁとは思ったのですが、付属のアラミドケースを装着した際の見た目にはかなり満足しています。
カーボンブラックのケースからのぞく本体側面のオレンジゴールドやフラッシュ部が差し色としてスタイリッシュです。惜しむらくは付属の背面ケースにmagsafe用のマグネットが搭載されていないことで、どうも本国の方ではマグネット入りの純正背面ケースも存在していて購入も可能ですが約37000円と非常に高価です。それだけでスマホ買えそう。
サードパーティー製で背面マグネット付きのケースは多数存在しますが、ケースのデザインとしては公式が一番好みなので悩ましいところです。
・レスポンス、使い勝手について
スペック的には現行フラッグシップのそれで、CPUが1コア削減版とはいえ現状最高峰のハードウェアを積んでいるので日常使用で不満に思う点はありません。
ベンチマークなどの数字は各所で実験されているので割愛しますが、処理の重いゲームはメインディスプレイではなく折り畳んでサブディスプレイでプレイした方が快適な場面もありました。(アクション系はアスペクト比の関係もあってそもそもサブディスプレイの方がプレイしやすいといった事情もあります。)
使い出して間もない頃は最適化の問題なのかATOKでの文字入力が固まる瞬間がありましたが、今このレビューを書いている時点では起こっていません。
フォルダブルスマホは初めて購入するのですが、このマルチタスクの快適さをスマホで実現できるのはやはり魅力的です。
メインディスプレイの2/3ほどに問題集、残りの1/3にメモを表示させて回答を記入する、画面半分でYouTubeの配信をチャット欄を表示させつつ流しながらもう半分でSNSやWebブラウジングをする、外出先でGoogleマップで周辺の飲食店を探しつつ店舗の詳細をWebブラウザで表示するなど、スマホだと+1アクション必要だったりサイズ的に不可能な使い方がポケットに入る端末で遂行できるというのはやはり便利です。
逆にコンテンツのみを表示させるとなると正方形に近いアスペクト比が邪魔をして動画も書籍も無駄なスペースが画面内に生まれてしまいがちで、マルチタスク的な『作業』を重視するなら従来型のフォルダブルスマホ、コンテンツ視聴を重視するならワイド型のフォルダブルスマホとユーザーの方で取捨選択する部分ですね。
個人的にはコンテンツ視聴はそれこそタブレットですればいいと思うので従来型のフォルダブルスマホの方が好みです。
・画面表示について
いわゆる『折り目』については、ゼロではないものの非常に目立たたず、指やペンで画面をなぞっていても違和感はありません。
これがどの程度継続するのかは長期使用しないと分かりませんが、長持ちしてくれることを願います。
メインディスプレイに最初から貼り付けてある保護フィルムは光の反射がまぁまぁキツく、自己責任でサードパーティー製の反射防止&覗き見防止機能付きのTPUフィルムに貼り替えました。純正フィルムは粘着材付きPETフィルムなので、剥がす際にはシール貼がし用のオレンジオイルや画面に残った粘着材をこそぐヘラ、清掃用のアルコールスプレーなどを用意する必要があります。
新しくフィルムを貼りつける際にも水貼り前提となるので、全体的な作業難易度は高めです。自信がない方はやめた方が無難です。
・バッテリーについて
公称値6000mAhの数字通りといった印象です。よく保ちます。
メインディスプレイの使用頻度によって使用可能時間に差が出るかなと思ったのですが、それほど違いはないように感じます。メインディスプレイは使い得ですね。
・カメラについて
スマホのカメラに多くを求めていないのであまり語ることはないのですが、3倍望遠のレンズが割と寄れるのでモノ撮りがちょっと楽しいです。
彩度やシャープネス、色温度、周辺減光などを調整できる撮影モードがあり、そこで好みの設定を作っておけるのが便利です。
・FeliCa(おサイフケータイ)非搭載の件について
多くの方が本端末の購入を躊躇う2大要素のうちの一つ(もう一つは価格)ですが、実際に使ってみると無くても特に困らないなという印象です。
普段の決済においてはGoogleウォレットを利用したVISAタッチとPayPayで98%をカバーでき、通勤定期はカード型に戻してmagsafe対応カードケースに入れ、純正ケースにマグネットリングを貼り付け装着することで疑似モバイルSuicaとして利用しています。
また、普段着用しているスマートウォッチがSuicaに対応しており、Googleウォレットを経由してチャージも可能なため定期路線以外での利用も困りません。
最後の部分は端末単体で完結しないとはいえ、FeliCa非搭載端末を1台持ちしたとしてもやりようはある、というのが結論です。
・価格について
メーカー希望小売価格31万8000円。この価格に見合った体験なのかと問われると厳しいところはあります。仮にOPPO Find X9(約13万円)とOPPO Pad mini(推定約9万円)の2台を買っても合計22万円で9万8000円の差があります。
これでX9はFeliCa搭載ですし、カメラ性能もスペック上X9の方が上です。
一端末にスマホとタブレット両方の仕事をさせたい、持ち運ぶ荷物を軽量コンパクトにしたい、画面をパカパカ開いたり閉じたりするのが楽しいなどの理由があったとしても、約10万円多く払ってまでフォルダブルスマホを購入しようとするのはあまり賢い選択とは言えないように思えます。
しかし、それでもフォルダブルスマホが欲しいという方にとって満足できる端末かどうかで言えば間違いなくYESです。
将来的にフォルダブルスマホが普通のスマホとタブレットをそれぞれ買うのと同等程度の価格で購入できるようになることを祈りつつ、今は歯茎から血を流しながら購入しましょう。お勧めです。
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