RF75-300mm F4-5.6
- 望遠端480mmの超望遠撮影が楽しめる軽量望遠ズームレンズ。「EOS Rシステム」の交換レンズ「RFレンズ」。
- APS-Cサイズカメラとの組み合わせでは、35mm判換算で焦点距離120〜480mmの超望遠撮影が可能。AF駆動アクチュエータはDCモーターを搭載している。
- 望遠ズームレンズながら、全長約146.1mm、質量は500mLのペットボトル約1本分の重さと同程度の約507gの小型・軽量設計を実現。
2025年6月3日 07:20 [1966293-1]
| 満足度 | 2 |
|---|
| 操作性 | 2 |
|---|---|
| 表現力 | 3 |
| 携帯性 | 3 |
| 機能性 | 2 |
発売直前の実機を品川のキヤノンで試してきました。
【良い点】
・設計コストが低いためイマドキとしては安価な価格設定
【気になる点】
・レンズ内手振れ補正が未搭載
※R8、R10、R50、R100などのターゲット機種??がボディ内手振れ補正未搭載のためカメラシステムとして手振れ補正に未対応となること。
・USM(超音波モータ)未搭載の為、遅いAF速度
・R50で試して望遠側では手振れさせないで撮るのは手持ちでは上級者でもかなり困難
・2000年以前のフィルム時代のEF75-300mm F4-5.6の焼き直しであること
・2012-2022年まで販売したEF-M旧ミラーレスマウントを切り捨てRマウントで再出発したこと
【代替機材】
・R8、R10、R50、R100などに使うなら、本機は避けてEFマウントアダプタを着けて、EF70-300mm F4-5.6 IS II USMやEF75-300mm F4-5.6 IS USMあたりのレンズ内手振れ補正機能付きEFレンズの中古品を選ぶのが無難というか、R8、R10、R50、R100にはそれが予算的にも適切な選択肢です。
【まとめ】
何故か、このレンズ大量にオーダーが入っていると聞きます。
ボディ内手振れ補正機能がないターゲット機種??とのミスマッチを考えると理解不能な意味不明な話ですが、よくわからず価格で飛びついている気がしますね。
何故理解不能かを説明すると。
USMでは無いのは問題ないとして、IS(レンズ内手振れ補正)未搭載のこのレンズ出した意図が全く不明です。キヤノンではAPS-CならR7、フルサイズならR6以上でボディ内手振れ補正が装備されますが、そうした上位機種のユーザーが本機をお遊び以外で買うでしょうか?
本来、こうしたローエンドレンズは、Rマウントのローエンド機R50、R100あたりとの組み合わせが妥当なはず。それでは75-300mmという望遠領域で使うレンズでR50、R100あたりを使うユーザーが手振れせずに撮るのは極めて困難ですね。1/2000といった速いシャッター速度が得られたとしても、300mm側での撮影は難しいです。
なぜ1万円程度UPさせてもイマドキISを搭載して来なかったのか?
ターゲット機種もユーザも不明と発売意図が全く理解できない、大変残念なレンズです。
キヤノンはこのレンズで手振れは高度な技術でカバーするか、又はしっかりした4〜5万以上はする上等なブレにくい三脚にでも載せて撮れとでも言うのでしょうか?
デジタル一眼レフ時代までは王者だったキヤノンのミラーレス機での迷走がリアルに感じられる残念なレンズ。
こんな発売意図が全く不明なレンズは、あくまで個人的見解ですが誰にもおススメ出来ませんし、そうした意図不明なレンズを発売するメーカーのカメラそのものも個人的見解としては到底おススメできません。
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2025年6月1日 00:11 [1965462-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| 操作性 | 3 |
|---|---|
| 表現力 | 3 |
| 携帯性 | 5 |
| 機能性 | 3 |
EOS R6・1/200・F8・ISO200・焦点距離300mm(IBISオフ) |
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キヤノンオンラインショップでの価格が35,200円と飛びぬけて安いことと、20年前のレンズの設計をそのまま流用したことで話題になったレンズです。
メイン用ではなくサブ(予備)用としてこういうレンズが欲しかったので、予約開始とともに予約して初日に入手しました。
【操作性】
RFレンズでは唯一の、AFにDCモーターを搭載したレンズです。フィルムカメラのKissシリーズに付属していたキットレンズを思い起こす懐かしさがあります。
あの頃を知っているおじさん世代以上からすれば「あぁこんなだったよね」ですが、若い世代にはAFモーター音のうるささと操作性に戸惑うと思います。
ピント合わせは前玉がフードと共にくるくる回転する方式です。よってAF時は先端のピントリングとフード、そして伸縮する鏡筒部分が回転するのでそこをホールドすることはできません。
コントロールリングがないので、このリングに機能を割り当てて使っている人には不便に感じるでしょう。
AF/MF切替は側面スイッチですが、このスイッチでAFモーターとのギアの連動も切り離ししています。フードを取り付ける際などにAFのまま着脱すると無理やりピント機構を回してしまうことになるので、いったんMFに切り替えてから着脱をした方が良さそうです。スイッチの文字にはスミ入れすらありません。潔い。
ズームリングは当時のレンズを知る者としては「まあこんな感じだよね」といったところ。適度なトルクはありますがスカスカな感じで滑らかに動くタイプではないです。動画などでの滑らかなズームは至難の業…というか無理です。
【表現力】
3.5万円のレンズに期待する方が間違いです。
ベースになったレンズと同様と言えます。等倍で見れば色にじみも像の甘さも見えますが、L判プリントやスマホ画面ではまず判別できないので、必要十分といったところでしょう。ボケは案外素直です。
【携帯性】
小型軽量ではありますが、小さいというよりヒョロ長い感じで、スリム型の水筒のようです。
【機能性】
AFは決して速くはないですが遅くもなく…といったところ。Lレンズでも大口径単焦点レンズでこのレンズよりAFが遅いレンズはいくつもあります。
ただ動画撮影時や暗所など「AF不能時のサーチ駆動」に入るような時はやはり遅いです。
手ブレ防止機構(IS)がついていませんので、ISのレンズしか知らない人だと驚くかもしれません。
特にミラーレス機では背面液晶を見ながら両手で持って撮影する人も多いので、そうなると支点が左右の手のみ…つまり2点になるので非常にブレやすいです。
できればファインダーを覗いて、両脇を閉めて、一眼レフの構え方の基本に忠実に撮影することをお勧めします。そうすれば「1/シャッター速度」くらいまではブレません。
上述の通りコントロールリングがありませんので、そこに機能を割り当てて積極的に使っている人は注意が必要です。
レンズフードET-60は別売です。キヤノンは安価なレンズには全てフードが付属しませんが、フードは必須品と私は考えているのでこれはいただけません。
構造は昔ながらの設計の3本爪バヨネットの丸形フードです。装着はちょっと固いので、ピント機構まで回してしまってAFモーターに変な負荷をかけないように気を付けた方が良さそうではあります。
この部分だけでも最新のものに設計変更しても良かったんじゃないですかね…ET-63を使うとか。
【総評】
令和の時代に、20年前の光学設計のレンズとはいえわずか3.5万円の望遠ズームレンズを出してきたことに驚くばかりです。
RFマウントではサードパーティーを締め出している現状、マウントアダプターを使わず低価格でRFの望遠レンズが欲しいとなるとこれ一択になります。
画質はお世辞にも現代レベルではなく、操作性も悪く、機能もできる限り削ったこのレンズは、決して万人にお勧めできるレンズではありません。
初心者が気軽に望遠撮影を始めてみたい・望遠レンズは運動会くらいしか使わないからなるべく安いものが欲しい・メイン用のレンズは持っているからサブ用で小さくて軽いレンズが欲しい…など、明確にこのレンズが適していると言える人以外には間違ってもお勧めできないです。
それをもってしても、この3.5万円というとんでもない安さが全てを吹き飛ばしてしまう。そんなレンズです。
作例は2025年5月31日、たまたま都内へ出る用事があったため電車移動の際に途中駅で撮影したものです。(なので電車ばかりです…)
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