OM SYSTEM OM-3 ボディ
- フラッグシップ機とほぼ同じ性能を搭載しながら、ボディ単体で496gと軽く、 毎日持ち歩ける小型・軽量を実現したミラーレス一眼カメラ。
- 「CP(コンピュテーショナル フォトグラフィ)ボタン」を備え、ハイレゾショット、ライブND撮影、ライブGND撮影、深度合成、HDR、多重露出を選択できる。
- 「静止画/動画/S&Qダイヤル」を装備し、モードダイヤルとの併用で、静止画と動画のそれぞれで撮影モードを切り替えられる。
OM SYSTEM OM-3 ボディOMデジタルソリューションズ
最安価格(税込):¥206,008
(前週比:-1,682円↓)
発売日:2025年 3月 1日

- 3 0%
- 2 0%
- 1 0%
評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
---|---|---|---|
デザイン![]() ![]() |
4.79 | 4.52 | 5位 |
画質![]() ![]() |
4.66 | 4.53 | 17位 |
操作性![]() ![]() |
3.97 | 4.27 | 28位 |
バッテリー![]() ![]() |
4.89 | 4.12 | 1位 |
携帯性![]() ![]() |
4.41 | 4.25 | 20位 |
機能性![]() ![]() |
4.77 | 4.39 | 4位 |
液晶![]() ![]() |
4.16 | 4.30 | 27位 |
ホールド感![]() ![]() |
3.78 | 4.41 | 31位 |
- ※「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目は、黄色に塗られております
レビュアー情報「主な被写体:その他」で絞込んだ結果 (絞込み解除)
よく投稿するカテゴリ
2025年7月7日 14:20 [1973455-2]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
画質 | 5 |
操作性 | 5 |
バッテリー | 5 |
携帯性 | 5 |
機能性 | 5 |
液晶 | 5 |
ホールド感 | 5 |
1,やっと、落ち着いた、カメラ
2,威圧感のない、見た目も良い(質感がよく、所有欲を満たす)カメラ
3,om1も、使用。スナップには威圧感があって手放
4,パナの製品も使用。どうしても、デザインとか重さに違和感
5,12-45mmf4の軽量の標準ズームが使いたい
6,Z50Uも良かった。しかし、APS機でも、システムが大きく感じられるようになる
7、軽量コンパクトなシステム
8、画質も、私的には大満足
9、ファインダーとか、横幅の大きさが気になって。しかし、実際使ってみると違和感なし
10、重さも控えめで、納得
11、シャッター音、フィーリングもgood
12、スーバーコンパネの簡単設定も。いまさらながら、本当に使いやすい
13、手振れ補正がとにかく強力(OM一般に)
14、ダストリダクションも他の追随を許さない(レンズ交換を気兼ねなくできる)
15,スロットは、アマチュアには1スロットで充分。コンパクト化にも貢献
16,望遠はほとんど使わない
17、クリエイティブダイヤルの魅力
18,記念撮影等(OM1も同様)、どうしてもオートモードが欲しかったが、AIに相談して、Aモードにすれば、同じような絵が取れることがわかった
19,コンピューテーショナルも慣れれば、独特な撮影ができる
20、動画はほとんど撮らない
21、とにかく、1,の通り、肚が決まった、これで行こうと思えたカメラ
参考になった20人(再レビュー後:12人)
このレビューは参考になりましたか?
よく投稿するカテゴリ
2025年6月28日 16:42 [1971662-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
画質 | 5 |
操作性 | 4 |
バッテリー | 5 |
携帯性 | 5 |
機能性 | 5 |
液晶 | 5 |
ホールド感 | 4 |
カラー設定 |
階調設定 |
シャープネスはあえて+1コントラストは+-0 |
【デザイン】
クラシックカメラ自体のリバイバルにより温故知新を啓蒙して写真文化がなどと社会活動をおまけにして価値を担保するような最近流行りの商品とは全く違うと感じた。
自身のデザイン資産を最大限新たなレベルまで引き上げていこうというハードルの高さゆえか、デザインの検討がかなり成功したと思っている。
ダイヤルの色やエッジなど、写真ではなく使っているとき部屋にあるとき、バックでちらっと見えるとき、
専門家でないが、ものとしてまとまっている「良いステーショナリー」のようなデザインの統一性を感じることができる。
実はOMのロゴ下に黒のラインが入っており、カメラを斜め上から見下ろすとき、影がしっかりとエッジで落ち切るようになっていたりする。
これはある種のマジックなのでネタがわかれば大したことがないように感じるかもしれないが、できるところは限りなく少ない。こう言ったコントラストのマジックが随所にある。
こういうところを見るとものすごくデザインの調整を行ったのだと感じる、ここまでやるのは家具建築では手法としてわりにみたことはあるが、カメラでは知らない。
テクニックがバレずにうるさくないから主張も少なく感じてつまらないという意見が出るのだなと感じる。
やはり全面のカラー設定用の専用ダイヤルは本機コンセプトをユーザーへよくアピールしてくれるので必要な要素である。
【画質】
レンズによって印象は変わりますが、全体的にかなり良い画が撮れる。
比較対象として多くの人が気にするのはスマートフォンやフルサイズ機との違いかと思うが、
スマートフォンとの比較では、物理的な光学設計の差もあり絶対的な壁がある。
フルサイズ機との違いについてはボケによる空間表現や階調表現で仕上げ段階でできることによる差があるように感じるが、
特定界隈のSNSとか、ネイチャー系でなければ評価に影響することは少ないと思う。
階調についてはPROレンズを使用していると階調差を感じないため、主にレンズのサイズによる性能差由来のように感じている。
むしろマイクロフォーサーズでもMTFで勝る高性能なレンズであれば、階調の豊かさでフルサイズを超えることもあるのでは。
【カラープロファイルコントロール】
よく使う、
他社の「フィルムシミュレーション」ではなく、「フィルム趣味レーション」と言ったところ。
プロの方の設定やOMDSで提案するコンセプトに基づく設定アイディアなど使い方をどんどん開示していってほしい。
プロファイル設定の提案場所と、それらの人気投票などHPなどでやってみたらどうか?
ユーザーの方にはカラープロファイルコントロールでおすすめの設定があるので添付で試してもらいたい。
修正案があれば口コミなどで提案してほしい。
単なるビビットではなく階調特性をOMの素性をフィルムっぽい階調になるような特性を持つよう最大限目指しつつ、やりすぎないように目指してみた。
グリーンが強めなのは人間の色受容体特性に合わせて受光調整をしてみたからである、実際はそこまで緑に転ぶようには感じないはずだと思う。
【操作性】
ダメだとは思わなかったが電源の位置は不満。
CPボタンのレバーに変更とかあるけどここのレバーもかなり動かしにくく感じる。
皆さんもボディ握ったときに握った手でスイッチが押せる方がいいと思いませんか?
工業機械の安全ロックと同じ思想で電源スイッチを配置しているので使いにくいとはっきり言っていいと思う。
OM3は別にすぐ電源が入っても危険なものではないでしょう。
ボタンについては何年か経ったらはげないかなと心配。
【バッテリー】
このバッテリーはめっちゃ持つ、ありがたい。
【携帯性】
OM1の時と比べバックに入れるのが圧倒的に入れやすく取り出しやすい。
やはりL字のグリップ有りボディはどうあってもデカかった。
結局、バックから出す際は拳で握ってから出すわけだから「バックに入っても取り出せない」ようなことになりがちだった。
【機能性】
ダイヤル数や各操作の意味わかりやすくまとまっており、わかりやすくて使いやすく感じる。
ダイヤルのチャリチャリ感は明確な手応えでいい感じ。
【液晶】
もう一回り大きいモニターをつけられないだろうか。
色味などは良い感じ。
【ホールド感】
思いのほか良い。
【総評】
遍歴14年くらい。
ペンタK-01→NEX6→X-T1→GX7→X-PRO2→α7→X-E3→Z6→OM1
※コンデジ含まず
無駄に買い替えて年月による性能差についてはある程度把握しているつもりだが、この機種は5年は第一線感覚で使えると長年のガジェットオタクセンサーがそう言っている。
昨今のマイクロフォーサーズは技術革新による上位フォーマットとの性能差縮小の恩恵を一番受けているフォーマットであると感じており、今、本当にメインで納得できる性能を獲得できていると知ってもらいたい。
Z6は保有しているがフルサイズを持ってくればよかった、と撮った写真を見返して後悔したことはない。
参考になった36人
このレビューは参考になりましたか?
よく投稿するカテゴリ
2025年4月24日 14:28 [1955200-1]
満足度 | 4 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
画質 | 5 |
操作性 | 3 |
バッテリー | 5 |
携帯性 | 4 |
機能性 | 5 |
液晶 | 4 |
ホールド感 | 4 |
デザインや質感は上々です |
被写体認識AF搭載は優れもの |
クリエイティブな撮影体験が楽しめます |
コンパクトボディとバリアングルモニターの賜物 |
ハイレゾでなくても驚きの精細感 |
OM SYSTEM(OLYMPUS)のカメラは、ミラーレスになってから10台ほど愛用してきました。
現在はOM-1 MarkII、OM-1、E-M1 MarkIII ASTRO、E-M5 MarkIII を主に使い分けています。
新たに登場したOM-3にはやや不安を覚えながらも、発売日に入手してCP+へも持参しました。
SNSを見ると、結構な数のユーザーがいるようで喜ばしいですね。
【デザイン】
銀塩時代のOM-1をモチーフにしたと言われますが、ネタ元のカメラは使ったことがないし、純粋にレトロデザインといっても初代E-M5以来この手のデザインなので違和感も特別な感想もありません。
金属製のボディはコンパクトなので手にした際のずっしり感はややあります。
背面の樹脂感むき出しの質感はちょっといただけませんが、ダイヤル類を含めおおむね好感を持てます。
【画質】
OM-1 MarkII 譲りの画質に不満はありません。
コンピュテーショナルフォト機能やクリエイティブダイヤルと相まって、多彩な表現が楽しめます。
ハイレゾの処理時間が短縮されて使い勝手が向上しました。
【操作性】
ボタンの数が少ないのと、マルチセレクター(グリグリ)がないのは大変困ります。
フィアンダーを覗きながらフォーカスエリアを動かすのに、モニター面をなぞるか小さな十字ボタンを使うしかありません。
中央へ戻す際にもセレクターを押すことができないため、仕方なく録画ボタンへ割り付けました。
CPボタンはなかなかいいアイデアだと思いますが、OFFにするにはいちいちダイヤルを回して「OFF」を選択する必要があります。
また電源スイッチが小さいものの操作性に問題はないが、左肩のダイヤルはOM-5同様の機能でよかったと思います。
メニューシステムがOM-1系になったのは大きな進歩で、今後登場する機種すべてに採用してほしい。
【バッテリー】
OM-1系の大容量バッテリーの採用でほぼ心配なく一日中撮影できます。
残量のパーセント表示はスマホでもできるので、他の機種でも搭載してほしいものです。
充電器が付属せずUSB端子からの充電を前提にしていますが、頻繁に抜き差しするとコネクターが壊れる可能性が高く、かといって純正の充電器は2個同時仕様で大きく高価です。
付属しなくても、1個仕様の小型な充電器があればと思います(他社製のを購入しました)。
【携帯性】
グリップレスもあってボディは薄く軽量なので持ち歩きが大変楽です。
一方で横幅がかなりあり(OM-1より広い)、OM-5で使っていたバッグに入れると交換レンズに当たったり、出し入れに難儀します。
キャラクター的にも本体形状からも、大きく重いレンズを付けて使うカメラではないので、コンパクトな短焦点レンズなどと一緒に持ち歩いても全体のボリュームはかなり小さくなります。
【機能性】
若干のスペックダウンを除けば機能はほぼOM-1 MarkII に準拠しており、このクラスとしてはかなりの高機能モデルといえます。
超高速連写やプロキャプチャー、ライブGNDなどを備えながら非常に高い環境適合性(防塵防滴、SSWFなど)を持つカメラは稀有です。
クリエイティブダイヤルを使って楽しむのもいいし、逆に単焦点レンズ一本とモノクロ設定で遊ぶのもいいし。
ペットや子供の撮影にも使える被写体認識AFの搭載は幅広いユーザーに対応できます。
惜しいのは、これらの機能の使いこなしに関する情報が少ないことぐらい。
【液晶】
タッチ式バリアングルモニターはOM-1に準拠しており問題ありませんが、EVFがOM-5クラスなのは残念です。
OM-3だけを使うのならまだいいけど、OM-1と併用すると明らかに表示の広さが違います。
そこへOM-5より多くの情報やフォーカスエリアなどを操作するのは若干困難を伴います。
マクロ域の撮影ではピントの山がわかりにくく、このカメラの数少ない残念なポイントです。
【ホールド感】
グリップレスということに、当初不安を強く覚えました。
PEN-Fではオプションのグリップを装着していますし、OM-5でも大き目のレンズではグリップを付けないとハンドリングが落ちます。
しかし実際に手にしてみると、右手側の横幅が十分あるせいか案外持ちにくさを感じません。
少なくとも12-100mm F4レンズ以下の軽量級ならグリップの必要性がないと思います。
ただ横位置で構えるときは両手で支えることが多いのでいいのですが、縦位置で構えると左手の支えが弱く(横幅が広くレンズに届きにくいため)グリップが欲しくなることがあります。
いずれにしろ前述のように、ボディの幅の広さがかなり気になっており、この点でOM-5のシェイプは大変優れていると思います。
【総評】
中身はOM-1 MarkII 同等ながら薄く高品位なレトロデザインという点で人気を集めているのだと思われます。
ただ大きく重い大口径レンズや望遠レンズが合わないなど、使えるレンズが実質的に限定されるため撮影スタイルや被写体を選ぶ必要があります。
そういった意味では、フラッグシップらしい高機能なOM-1系と、とにかくコンパクトながら高性能なOM-5の間にあってやや中途半端な印象がぬぐえません。
メーカーはPEN-Fの後継ではないといいますが、やはりOM-3はPEN-Fの後継モデルと考える方が合点がいきます。
大口径の望遠レンズが使いにくい代わりに、明るい単焦点レンズをいくつも交換しながら撮影を楽しむためのカメラだと思います。
そういった意味でも、EVFのスペック不足と持ちにくい横幅の広さが気になってしまいます。
個人的にはOM-5がブラッシュアップしてくれたら、そちらの方がOMらしくて好きになれそうです。
- 比較製品
- オリンパス > OLYMPUS PEN-F ボディ [シルバー]
- OMデジタルソリューションズ > OM SYSTEM OM-5 ボディ [ブラック]
- OMデジタルソリューションズ > OM SYSTEM OM-1 Mark II ボディ
参考になった22人
このレビューは参考になりましたか?
よく投稿するカテゴリ
2025年3月24日 17:41 [1947139-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
画質 | 5 |
操作性 | 4 |
バッテリー | 5 |
携帯性 | 4 |
機能性 | 5 |
液晶 | 5 |
ホールド感 | 4 |
OMDS(オリンパス)のミラーレスはE-M1、E-M1 Mark II、E-M1 Mark III、E-M1X、E-P7、OM-1の所有経験があります。
【デザイン】
個人的に完璧です。欲しいと思っていたそのままが来て感無量です。
ヘリテージデザインとよく言われるカメラですが、OMDS曰くそこを狙ったわけではないとのこと。フィルムのOM-1そっくりですが基本はPENやOM-5の延長線上にあるという認識のほうが良いかと思います。(まったく意識してないかというとそれはあり得ないと思ってますが)
【画質】
基本的にはOM-1同等。E-M1IIIやE-P7からの移行だと解像感のアップが感じられるかもしれません。JPEG画質は前世代までの画像エンジンよりはるかに改善されております。
E-P7とのカラー・モノクロプロファイルの差については、エンジンの世代が違うからかやや違う色で出力されます。(下記URLのまとめ参照)
動画では新たにOM-Cinema1/OM-Cinema2のピクチャーモード、クイック&スロー機能が追加。
【操作性】
基本的にはOM-5までの操作系をそのまま継承。他のOMDSカメラを操作する、あるいはOM-3に乗り換える際にあまり迷わず使うことができると思われます。個人的にはSSダイヤルや露出ダイヤルがあっても使わないので、同じ操作性で来たのは大変助かる部分。
OM-1の機能とOM-5の操作性とPEN-Fのダイヤルを悪魔合体しています。Fnレバーを2から1に戻す際は下の出っ張ってる部分が邪魔をするため、スムーズに操作するまで少し慣れが必要。ダイヤル類のぬるっと動く感触は高級感があります。
シャッターの感触は店頭にあるOM-5と比較したところ似たような感触で、OM-1とは別物。個人的には好み。
左肩のダイヤルは機能が3つしかなく、CP機能や連写機能等もあれば良かった。
クリエイティブダイヤルはやたらと堅く慣れるまで少し指が痛い部分。あんまりないとは思いますがレンズ交換時で回した際に指をぶつけると普通に痛いです。
【バッテリー】
OM-1と同じ大容量バッテリーなので保ちは良いです。よくぞこのボディに詰め込んだと思います。(実際中身の詰め込みっぷりを公開した画像を見るとOM-1とは別物だと感じられます)
【携帯性】
グリップがない分、OM-1よりすっきりと鞄に収まります。
【機能性】
メニューはTruePic X世代らしく新しいものが実装。実際に使ってみるとOM-1とほぼ同じ感覚で使えるカメラです。AF性能に関しては自分が持っているOM-1(FWver1.7)と比較したところ、鳥認識&C-AFに関してはあまり差を感じることはなく、顔瞳認識は(被写体認識に統合されたおかげで)格段にレベルアップしています。ほぼOM-1 Mark IIと同等かと。
新規追加されたCPボタンは押しながらダイヤルを回さないといけないのが少し使いづらい。また一度設定すると再度ダイヤルを回してOFFにするまで解除できないのも少し難点かなと。
他の方も指摘していますが、E-P7みたいにクリエイティブ機能を呼び出すFnボタンのカスタム項目が欲しいところ。
カラー・モノクロプロファイルなどの設定操作はカメラ初心者にこそ使ってもらいたい機能かなと。RAWの調整というものをその場で感覚的に掴む一助になるでしょう。またCP機能や動画に組み合わせられるのも強み。ただ色々弄った設定をその場でSDカード等に保存できる機能は欲しい。
IBISは体感としてOM-1より僅かに劣ると感じますが、実質的に全く問題ありません。OMDSのカメラらしく強力です。
【液晶】
背面モニターはOM-1同等、EVFはOM-5同等ですがやや改良点があるとのこと。OM-5を持っていないため比較できていません。どちらも通常使用で問題は感じません。
EVFはOM-1からだとやや解像感が足りなく感じますが、長いアイポイントのおかげでメガネを掛けている自分からすると隅がケラれることもなく使いやすい。これしか使わないなら必要十分な解像度。値段を考えるとワンランク上のを付けて欲しいとは思いますが……。
EVFのアイカップはOM-5と全く同じものが使えます。というか同じ(EP-15/EP-16)です。思った以上に取れやすく、首からぶら下げていたところいつの間にか無くしていたのでOM-5用のを再購入してます。
【ホールド感】
プレミアムレンズ(F1.8シリーズ)の12〜45mm辺りなら片手で問題ありません。背面のサムレストがよい仕事をしています。M.ZD12-100mmF4PRO等の大柄なレンズは本体のみならず左手でレンズを支えることになりますが、このサイズになるとOM-1でも同様なのであまり気にせず使えます。
何も考えず持つと本体右側の三角環(ストラップ)が人差し指に引っ掛かりますが、人差し指と中指に通すようにして持つと問題ありません。
2025年3月現在、唯一日本のAmazonで買えるグリップ(紫光黒檀銀板)も購入しました。非常に出来がよく、もし重さのあるレンズでグリップが欲しい場合は一考の価値ありです。
【総評】
このサイズ(バッテリー・SDカード込みで500g)で積層型センサー・防塵防滴・IBIS・大型バッテリー搭載・デザイン性を果たしたミラーレスは今のところ他にありません。まさにマイクロフォーサーズの真骨頂と呼べるカメラです。よくぞ詰め込んでくれました。一方で値段もそれなりに上がっていますので、ほいほいと人に勧められるカメラではなくなっています。価格に関しては後続のカメラにお任せとなるでしょう。
メカ部分に関しては恐らくほぼOM-5と共通していると思われます。そのためOM-5の弱点も引き継いでいます(USB端子などの側面カバーが外れやすい)。
本体充電に関して、最近のカメラはUSB PDでないと充電できない機種が増えていますが、本機は急速充電(5V)でも充電可能(給電は不可)です。いざとなればPCのUSB(500mA/5V)からでも充電ができます。
総じて良いカメラという印象が強く、個人的には大満足です。
本機種によってTruePic X世代の小型化に成功していますので、OM-5やPENの次機種もようやく更新されるものと思っています。
またXで上げたレビューについてはこちらをご参照ください。
https://posfie.com/@hiranohira/p/NaHY3zp
参考になった30人
このレビューは参考になりましたか?
よく投稿するカテゴリ
2025年3月12日 07:32 [1944272-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
画質 | 4 |
操作性 | 5 |
バッテリー | 5 |
携帯性 | 5 |
機能性 | 5 |
液晶 | 4 |
ホールド感 | 4 |
OLYMPUS14-42mm沈胴式ズームレンズに自動開閉式キャップを付けるスタイルが、コンデジ並に快適でじつに楽しいカメラです!
MFレンズをつければフィルムカメラと見紛う見た目で、バランスが良くとても愛着が湧きます!
参考になった26人
このレビューは参考になりましたか?
よく投稿するカテゴリ
2025年3月11日 15:46 [1941819-2]
満足度 | 4 |
---|
デザイン | 4 |
---|---|
画質 | 4 |
操作性 | 3 |
バッテリー | 5 |
携帯性 | 4 |
機能性 | 5 |
液晶 | 3 |
ホールド感 | 2 |
1週間ちょっと使った印象を追記しました。
【参考情報】
過去使用機種:PEN-F・OM-1・E-M5 III・E-M1 II/III・E-P7
併用中:OM-1 II・G9II・GF9・GM1S
【デザイン】
グリップのないシンプルなデザインで、コンパクトなレンズと相性の良い外観。
レンズのカラーは黒でも銀でも 似合います。
爪とぎのように攻撃的な金属製ダイヤルはPEN-Fを彷彿とさせるもの。
上部や底面の金属外装は良好な質感。
ただし、背面のボタン周辺がプラスチッキーです。惜しい。
左側面のアクセサリポートのカバーが緩めです。
IP53準拠の防塵防滴ですが、ポートカバーの外れやすさは気になりました。
【画質】
TruePic X 搭載モデルらしく、JPEGにおけるノイズ処理が秀逸(特に効果を弱/OFFにした際)。
個人的にはISO 6400くらいまで常用可能で、これでカラー/モノクロプロファイルを利用できるのだから文句ありません。
RAWのノイズ耐性は従来の2000万画素と比べて大差ないように見えます。
カラー/モノクロプロファイルはカスタムモードごとに登録可能。ただし、カスタムモード間でプロファイルの設定を行き来する機能はありません。カメラ設定ごとコピーするか、設定値を手動で入力する必要があります。
【操作性】
フィルムカメラ寄りのデザインですが、コントロールレイアウトは一般的なOM / E-M シリーズと同じ。懐古的な何かを期待しても、OM-3からは何も出てきません。あくまでも既存製品の延長線上にあるカメラです。
OM-1と同じく機能的。
操作部の数が少ないのでダイレクトに操作できる機能は限られています。ボタンカスタマイズを有効活用したいところ。ただし、他社と比べるとカスタマイズで登録できる機能のバリエーションが少ない。(個人的にはシャッター下限設定やカラー/モノクロプロファイルを直接呼び出すボタンが欲しかった)
CPボタンが追加されていますが、ライブGNDと相性が悪いです。
ライブGNDを一発で呼び出すことは可能ですが、オフにするためには長押し+ダイヤル操作が必要となります。ライブGNDは単体で呼び出すボタンを配置したほうが便利。
また、グリップレスのカメラということで、「ボタンを押しながらダイヤル操作」系の機能と相性が悪い。左手でカメラを支える必要があり、扱いやすいボタンは限られています。
また、AFジョイスティックが無いのでフォーカスエリア移動には色々と苦労します。
【バッテリー】
OM-1と同じ大容量バッテリーを搭載。
このスタイルのカメラとしてはバッテリーライフが長め。
キャンペーンなどで予備バッテリーをもらえる機会もあり、特に困ることはありません。
【携帯性】
マイクロフォーサーズのカメラとして小さくも軽くもありません。
グリップがないぶん収納性は良好。
【機能性】
AFの性能や機能はOM-1 Mark IIと同程度。
PROレンズと組み合わせると良好な応答性のAFを期待できます。
被写体検出はOM-1 IIと同じように感じ、特に改善はないように見えます。
OM-1のように前景に引っ張られる機会は少なくなりましたが、検出精度に改善の余地あり。
特に「瞳・顔」の検出が途切れた際に「頭部」が外れて「胴体」に切り替わる場合が多い。
「胴体」の場合は前景に引っ張られやすいので、出来れば頭部を維持してほしいところ。
手振れ補正はOM-1ほどの効き目ではないものの、十分に強力で便利です。
特に不満ありません。
【液晶】
価格を考慮すると、ファインダーの光学倍率や解像度は不満が残ります。
このスペックとしては見栄えが良いと感じるものの、それがTruePic Xの影響なのか、別の何かなのかよく分かりません。光学系は良さそう。
低照度におけるS-AFでノイズが若干増加します。C-AFでは問題無し。
【ホールド感】
グリップのないOMシリーズです。
収納性は良好ですが、カメラをグリップするという観点ではOM-1のほうが圧倒的に良好。
とは言え、カメラが幅広く、思っていたよりも持ちやすかったです。
【第一印象】
見た目はフィルムカメラ寄りですが、使ってみると普通のOM / E-M カメラです。
撮影体験そのままに、カメラの見栄えやカラー/モノクロプロファイルを使ってみたい人に適しています。
「カラー/モノクロプロファイルをTruePic Xで使ってみたい」と考えていたので、現状でOM-3が唯一無二の選択肢。買うしかありません。カラー/モノクロプロファイルはカスタムモードごとに計40通り(20+20)の設定を記憶させることができます。
面白い機能ですが、設定値を変更するモードを呼び出すのに少なくとも二手間かかるのが惜しい。
中身がほぼOM-1 Mark II と言うこともあり高性能ですが、それを十分に活かすコントロールが不足気味。様々なシーンで手数が多くなると思われ、撮影体験を損ねている感じがします。惜しい。
そのあたりを気にする場合はOM-1 Mark IIを要検討。
【総評】
全体的に見て「レトロデザイン」「面白いJPEG機能」「高性能・高機能」を全て一つのカメラで完結したい欲張りさん向けのカメラ。ただし、価格を考慮すると操作性やインターフェースに改善の余地を残しており、器用貧乏と感じるかもしれません。
個人的には好みのカメラですが、実機を触って操作性を確認することをおススメします。
ブログにて書ききれないレビューを連載予定
https://asobinet.com/tag/om-3-review/
Flickrにてオリジナルデータを公開
https://www.flickr.com/photos/145268771@N04/albums/72177720324142530
参考になった54人(再レビュー後:21人)
このレビューは参考になりましたか?
よく投稿するカテゴリ
- デジタル一眼カメラ
- 1件
- 4件
2025年3月7日 11:58 [1943216-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
画質 | 5 |
操作性 | 4 |
バッテリー | 5 |
携帯性 | 3 |
機能性 | 5 |
液晶 | 5 |
ホールド感 | 4 |
ISO25600とISO4000の比較画像(オリジナル) |
ISO25600とISO4000の比較画像(400%拡大表示) |
【デザイン】最高です!
【画質】SONYα55からの買い替えなので比較するのもどうかとは思いますが恐ろしく高画質です。
【操作性】超多機能のためメニューの設定項目が多岐に渡るし、メニュー表示の言葉の意味を理解するのに時間を要しますが、カラー&モノクロプロファイルやライブGNDなど瞬時に呼び出せるダイヤルやボタン(CPボタン)があるので、今回SONY→OMにメーカー替えした割には戸惑いも少なく扱えてます。
【バッテリー】この筐体には不釣り合いなほどデカめのバッテリーで駆動時間に不満は今のところありません。
【携帯性】横長のスタイル(OM-1より横長)でレンズは12-45mmなのでいうほど小さくはないです。また非常に高価なカメラですので雑に一般のカバンに入れるわけにもいかずそれなりに気を使います。現在どう持ち運べば一番楽に持ち出せるか検討中です。
【機能性】やれることが多すぎて正直自分にはオーバースペックですw。基本性能が非常に高いので(画質、AF性能、シャッター速度、ISO感度など)それだけでも十分満足しております。
【液晶】明るく非常に綺麗です。
【ホールド感】グリップなしですが、今のところ不都合は感じません。でもOM-3用グリップが今後社外品で多数出てくると思うので(純正品が出ればなお良し)、多分買うことになるでしょう!
【総評】このカメラが部屋にあるだけで所有欲満たせますw。軽いとはいえ金属ボディのためある程度の重量感があり、そこがいいですね。写りに関しては全く文句なし!素晴らしい描写力です。
添付写真は自宅から夜景です。ISO25600(S:1/13,45mm)とISO4000(S:1/1.6,45mm)のノイズ比較ですね。
まずなにより夜景で手持ちでこの描写力に驚いております。拡大するとノイズの差がはっきりと現れますが、大きくトリミングしない場合はISO25600でも全然問題ないと思いました。ただ折角素晴らしい手ぶれ補正力があるのでいたずらにISO感度上げなくてもいいと思います(ので今はISO設定上限を6400にしております)。
参考になった55人
このレビューは参考になりましたか?
デジタル一眼カメラ
(最近3年以内の発売・登録)






新着ピックアップリスト
(デジタル一眼カメラ)
- コミュニティ規定の内容をご確認の上、ご利用ください
- 評価は投票された方の主観による目安であり、絶対的な評価を保証するものではありません
- 点数はリアルタイム更新です
- ユーザーレビューの使い方、よくある質問 FAQもご参照ください
価格.comマガジン
注目トピックス
