EOS R5 Mark II ボディ
- 静止画・動画において、高い撮影性能を実現しながらすぐれた機動性を兼ね備えたプロ・ハイアマチュア向けのフルサイズミラーレスカメラ。
- エンジンシステム「Accelerated Capture」とディープラーニング技術の融合により、すぐれたトラッキング性能を実現。
- 約4500万画素フルサイズ裏面照射積層CMOSセンサーや「ニューラルネットワークノイズ低減」機能を搭載し、高画質な画像を生成可能。
EOS R5 Mark II ボディCANON
最安価格(税込):¥552,000
(前週比:+12,869円↑)
発売日:2024年 8月30日

- 1 0%
評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
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デザイン![]() ![]() |
4.34 | 4.52 | 28位 |
画質![]() ![]() |
4.13 | 4.53 | 35位 |
操作性![]() ![]() |
4.26 | 4.27 | 14位 |
バッテリー![]() ![]() |
2.85 | 4.12 | 36位 |
携帯性![]() ![]() |
3.91 | 4.25 | 30位 |
機能性![]() ![]() |
4.64 | 4.39 | 11位 |
液晶![]() ![]() |
4.30 | 4.30 | 21位 |
ホールド感![]() ![]() |
4.52 | 4.41 | 17位 |
- ※「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目は、黄色に塗られております
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- デジタル一眼カメラ
- 1件
- 20件
2025年8月17日 14:39 [1980484-2]
満足度 | 4 |
---|
デザイン | 4 |
---|---|
画質 | 4 |
操作性 | 4 |
バッテリー | 2 |
携帯性 | 3 |
機能性 | 4 |
液晶 | 4 |
ホールド感 | 4 |
ISO4000トリミングあり |
ISO8000だと日向でもNRが中間くらいだと塗り絵感が・・・ |
ISO800なら鬼トリでも良いです |
日陰のISO10000だとトリミングすると塗り絵ですね |
ゾーンエリア トリミングあり |
【デザイン】
canonの丸みのあるデザインは私は他社よりは好きです
【画質】
日陰や森林など暗い場面によってはISO1600くらいからノイジーになります
10000を超えるとNRを上げないとノイズが目立ちます
それでトリミングするとディテールが薄れて塗り絵みたいな絵になります
低ISOならトリミングしても解像してます
【操作性】
ON/OFFスイッチが右側になって片手で操作できて使いやすいですね
【バッテリー】
電子シャッターで連写で、画像確認をあまりしなければ1000枚くらい
持ちます、カメラ内アップスケーリングなどを多用すると、すぐに減っていきます
予備バッテリーかモバイル給電は必須ですね
【携帯性】
APS-Cの一眼くらいの大きさですがファインダーが1.5センチくらい出てるのが気になります
【機能性】
視線入力に期待したのですが、個人差なのか視線とポインターが若干ずれる
ことがあります、なので実用してません AFは3Dトラッキングだと
高速で飛翔する野鳥は歩止まりは良くないです、ゾーンエリアで追う方がいいです
【液晶】
バリアングルなので大きくて見やすいです
【ホールド感】
私の手のひらの長さ指先まで18センチくらいだと指先がボディに当たらなくて良い感じです
【総評】
高画素機のトリミング耐性に期待してR6から替えましたがレンズが
100-500だとテレ側が足りないし暗いので、ロクヨンやハチゴローが
欲しくなりますが240万は手が出せません、DxOソフトなどで追い込む
手段もありますが、やりすぎるとプリントした時に解像しなくなる
ので機材の素性を生かすならR1に200-800の方が良さそうだし手が出せるので乗り換えを思案中です。ポートレートや風景など大きくトリミングしないなら良い機種だと思います。
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2025年5月23日 21:13 [1962967-1]
満足度 | 4 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
画質 | 4 |
操作性 | 5 |
バッテリー | 4 |
携帯性 | 5 |
機能性 | 5 |
液晶 | 5 |
ホールド感 | 5 |
【デザイン】
モニターが他社より大きくて良い。
【画質】
画素数に対しては妥当なところだ。
【操作性】
SonyやNIKONに比べ操作しやすい。
【バッテリー】
R5は100枚少しと予備が必須で最大の不満だったが、約200枚でカタログ値に劣るが許容レベル。R5のバッテリーは使えるが枚数はかなり少なくなる。
【携帯性】
問題は無い。
【機能性】
電源スイッチの位置がR5から変わったので最初は良く間違えたが、今の位置が操作性は良い。
【液晶】
モニターサイズが大きくて良い。
【ホールド感】
問題無し。
【総評】
R5より感度が上がってISO100以下で撮れるのは良い。アップスケールはまったく実用性が無い。Sony並みの画素数があればベストだ。
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2025年3月19日 00:10 [1943157-2]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 3 |
---|---|
画質 | 5 |
操作性 | 3 |
バッテリー | 3 |
携帯性 | 3 |
機能性 | 5 |
液晶 | 5 |
ホールド感 | 3 |
クロップです。 |
こちらもクロップです。 |
天気的に暗いのでヘッドライトが強烈でした。 |
ブラックアウトフリーが効果的です。 |
→ |
クロップでドアップ |
その後)
本品のテストも兼ねて、S-GT公式テストに行って参りました。
全てクロップで撮ってみました。
雨が降りそうな暗さで、条件は厳しかったのですが期待通りの写りでした。
本当は、フルサイズMRAW(2000万画素程度)とクロップを使い分けできると良いのですが
4000万画素の流し撮り連射はさすがにハンドリングが厳しいので、MRAWが欲しいところです。
ということで、1DXUとの併用になりそうです。
ただ、ブラックアウトフリーは流し撮りにおいてはかなり効果を発揮するので4000万画素CRAWで流し撮りするのが良いかもしれません。
購入目的
モタスポでのマシンとレースクイーン撮りでのBody一本化です。
マシン撮り・・・EF500F4U、EF100-400LU、エクステx1.4
1DW(APS-Hの望遠効果)、1DXUの組み合わ、一脚
RQ撮り・・・EF28-300L、EOS R、バッテリーグリップ、スピードライト、ブラケット
これだけでかなりの重量です。準備だけでも大変です。
本機運用予定
マシン撮り・・・EF500F4U、EF100-400LU、エクステx1.4とR5mk2、バッテリーグリップ
1DW相当の仕事は、
@1700万画素APS-Cクロップ使用・・・望遠効果、画質UP期待
1DXU以上の仕事は
A写り、AFすべてにおいて当然超えるハズです。
RQ撮り・・・瞳AFは当然EOS Rを超えるハズなので、あとはB人肌の写り
以上@Aは大きく期待できるので、Bの人肌がまだ未確認です。
まだ、実際に本番に投入してませんが、以上踏まえての1stレビューです。
【デザイン】
1D系と5Dmk2を長年使ってきた身からすると、チープ、Nikon機も使うので比較すると
プラスチッキー、EOS Rの方が全然良い。50万越えの機体には見えません。
【画質】
EOS R比較で、シャドーが粘るので、よろしいかと思います。
あとは人肌がどうかといったところです。
【操作性】
ISO感度、ドライブモードのボタンが欲しかったところですが、
キー割り当てでカスタイマイズ前提のようで、NIKON、SONYと複数マウント使いには
どこに割り振ったか覚えきれないので使い辛いです。
【バッテリー】
大飯食らいで全然減りが早いので、予備x2追加、大電流タイプモバイルバッテリー追加
これだけで相当費用がかさみました。
【携帯性】
本当にミラーレス?って位重い。EOS Rに慣れていたせいでしょう
【機能性】
カメラの基本性能としては、ブラックアウトフリーなど、
今まで使用してきたレフ機を超えてしまったという感じで
この基本性能だけでトータール評価を爆上げする要因と思います。
唯一、1D系のファインダーを越えきれてないかなあと思いますが
【液晶】
十分きれいです
【ホールド感】
バッテリーグリップを付けないと、モタスポでは運用できませんね。
風景撮影などであれば、十分良いと思います。
【総評】
@1700万画素APS-Cクロップ使用・・・十分満足できそうです。
AAFすべてにおいて当然超える・・・これも十分達成出来てそうです。
B人肌・・・未
1stインプレッションは不満な点もありますが、十分満足のいくものです。
モタスポシーズンが始まってから、また再レビューします。
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- デジタル一眼カメラ
- 3件
- 61件
2025年2月16日 12:42 [1936756-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
画質 | 5 |
操作性 | 4 |
バッテリー | 3 |
携帯性 | 4 |
機能性 | 5 |
液晶 | 5 |
ホールド感 | 5 |
16対9のトリミング(ニューラルネットワークノイズリダクションあり) |
16対9のトリミング(ニューラルネットワークノイズリダクションあり) |
トリミングなし(ニューラルネットワークノイズリダクションあり) |
トリミングなし(ニューラルネットワークノイズリダクションあり) |
トリミングなし |
【デザイン】
EOSの中では一番好きです。
肩液晶が特にいいですが、撮影時はあまり見てません(つまりお飾り状態・・・)
PD充電中に肩液晶に充電状況をパーセント表示してほしい。
【画質】
解像感、ダイナミックレンジともに優秀。
もちろん、暗所性能はフルサイズの2400万画素センサーには及びませんがニューラルネットワークノイズリダクションなど工夫の幅が広がっているので、高画素機のデメリットをなくしメリットを享受できるのが最高です。
【操作性】
できればメニューボタンを右側に配置してほしかったです。
ボタンカスタマイズで割り当てていますが、そこそこいい場所のボタンを明け渡すことになりました・・・
【バッテリー】
持たない印象でしたが、スチル撮影モードの際は動画の録画ボタンに電源OFFを割り当てることで、いつでも素早くOFFにすることで1日持つようになりました。
【携帯性】
良いとは言えないですが、機能や性能から言えば妥当です。
【機能性】
プリ連射、視線入力、カスタマイズ範囲の広いAFなどてんこ盛りですね。
登録人物優先AFは人込みでも迷いなく家族を優先してくれるのでかなりいいです。
まだまだ使いこなせていないですが、さらにファームアップで機能追加もされるでしょうから今後も長く楽しめそうです。
【液晶】
撮影および撮影画像の現地確認用としてはこれ以上は不要かと
(コストパフォーマンス的にもこれ以上は望みません)
【ホールド感】
手が大きいほうですが、がっつりつかめますしRF100-500をつけてもレンズの重さに負けることはないです。
【総評】
つよつよAFが凄いです、正直なところカメラ要因によるピンボケの記憶がないです。
そして、高い解像性能、必要十分な連射性能(連続撮影枚数含め)と全方位で不満なく使えるのもいいですね。
R6やR7との比較ですが、手振れ補正も段数以上の性能向上を感じます。(制御も進化??)
動画撮影時も手振れ性能の向上がわかりますし、動画のコンニャク現象もありません。
個人的にはR5にあったIBISハイレゾ撮影ができるようになったら満点なので、今後のファームアップで追加してほしいな。
購入時は高い買い物と思っていましたが、カタログスペック以外にも熟成された点を多数感じますので購入後も満足感があります。
さらにスペック的に近いSonyのα1 IIが出た後はコストパフォーマンスが非常に高いと思えるようになりました。(α1 IIって、高すぎません?)
参考になった45人
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2025年1月29日 23:52 [1930577-1]
満足度 | 3 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
画質 | 5 |
操作性 | 5 |
バッテリー | 1 |
携帯性 | 無評価 |
機能性 | 5 |
液晶 | 5 |
ホールド感 | 5 |
日中の作例です |
日中の作例です |
日中の作例です |
夜間の作例です |
夜間の作例です |
【デザイン】
最近のEOS R系のデザインなので特に違和感は感じません。
【画質】
R5からセンサーが裏面照射積層センサーに変わりましたが、私自身劇的な画質の変化はあまり感じませんでした。元々R5自体が高画質だったこともあるので、比較としては大きな差は感じない、という評価になるでしょうか。
【操作性】
電源スイッチがR5の左肩から右肩に移動し、動画と静止画スイッチが左肩に位置している他は大きな変化はありません。最近は本機とR7の持ち出しの組み合わせが多いので、電源スイッチの場所が同じになったのは扱いやすくなりました。
【バッテリー】
R5よりも悪化している、という話が散見されましたが、私の場合、電子シャッターのみで撮影した場合は、むしろ良くなっているという印象です。連続で民間航空機の撮影をしていると、ほぼ1日、2000コマをバッテリー交換なしで撮影できました。
また、PD充電が以前は30Wのモバイルバッテリーでないと不可能でしたが、20Wのモバイルバッテリーでも稼働するようになりました。
一方でLP-E6N/NHなどの以前のバッテリーでは機能がフルに使えないという問題点もありますし、口コミなどで書かれているバッテリーをフル充電の別のバッテリーに交換した後に、バッテリー残量がゼロとなって交換するように表示されることがたまに発生します。
毎度のユーザー無視の見切り発車が見られるので、この点については最低評価とさせていただきました。
【携帯性】
R5比では若干重量が重くなったりしていますが、そもそもフルサイズミラーレスでIBISありの機種なので、携帯性は求めていません。無評価とします。
【機能性】
IBISは機能しており、レンズとの協調も場面ごとの切り替えは必要になりますが問題なく動作しているようです。ただし、非Lのモード切替のできないレンズでは協調制御が悪さをする場合も散見されます。
【液晶】
ファインダーとして、および確認用として、という観点では全く問題を感じません。
【ホールド感】
持ちにくさを感じたことはありません。
【総評】
この機種から新規で採用になったバッテリーのLP-E6Pの差し替えた時のエラーや、旧バッテリーでの動作制限など、互換性を無視した商品開発に疑問が残ります。
その一方で、バッテリーがなくなった時に、市販のモバイルバッテリーで給電しながら撮影できる点は、R5の時代からあったとは言え、モバイルバッテリーのPD出力が下げられるなど、一定の改善は行われている点は評価します。
画質などの面では著しい進化は感じられませんでしたが、電子シャッターのローリングシャッター歪みが改善するなどの進化も見られており、その点も評価できると思います。
見切り発車で商品を発売しているのは相変わらずなので、今回も評価は低くなりました。R5からの買い替えを検討される方は、電子シャッターや画質の進化と、バッテリーの問題がどこまでトレードオフできるか、という点を考えた方がよろしいかと思います。
参考になった21人
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2024年11月26日 12:39 [1905689-4]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 4 |
---|---|
画質 | 4 |
操作性 | 4 |
バッテリー | 2 |
携帯性 | 5 |
機能性 | 5 |
液晶 | 5 |
ホールド感 | 5 |
野鳥撮影は、以前はD500,D6をを使用し、D6のAFの速さと正確性及び画質の良さに満足していましたが、Z9 (version2.0より)に変わり、遠い距離でのピントが来なかったり、背景近くの飛翔で背景にピントが取られたり等の不満が多く、後に鳥モードが入りかなり改善したものの、完全には解消せず、この2年半近くZ9ではスッキリした使用感が得られませんでした。α1も併用していますが連写性能はα1の方が良く、またeosR5も一時使用していましたがα1の方が良い印象です。
今回、好評であるeosR6Uのトラッキング機能がeosR5Uにも搭載されると聞き、R5を売却し購入に至り、まだ使用して2か月余りですが、野鳥のスティル撮影に関しZ9,α1と比較した印象を報告します。また、視線入力は使用していません。
【画質】基本的には、風景も含めニコンの色とシャープな写りが好みで、Z9の画質が好きです。α1はややノイズが多く、R5Uは高感度ではR5よりもノイズが多くなる傾向があります。また、R5で電子シャッターで生じていたローリングによる歪みはR5Uではほとんど気になりません。
【機能性】R5U(EF600mmF4.0U型X1.4テレコン、RF100-500mmレンズを使用)では、主にzone1、時に領域拡大5点の測距点で撮影しますが、そのトラッキングAFの効きが素晴らしく、遠距離また背景近くの飛翔でもピントが良く来ます。明らかにZ9 (600mmF4.0Z,400mmF4.5Z使用)よりも追従性が良くガチピン率も高く、木などの障害物を通過した後の飛翔も明瞭に追従します。R5では被写体が背景に取られやすいためcase2の粘り(-2)に設定していましたが、R5Uはオートの設定でもトラッキングが十分に作動し追従の粘りもあり背景には引っ張られにくいです。ただ、RF100-500mm使用時は感じませんでしたが、EF600mmF4.0U型X1.4テレコン使用時の空抜けのピント合わせが少し遅く感じました(アダプターの影響でしょうか)。
α1との比較では、連写性能はα1と同程度ですが、α1ではトラッキングの効果があまり感じられず、またzoneでは追従できない狭い空間やzoneでは捕まらない遠い背景前の飛翔では拡張型フレキシブル等の小さな測距点を使用しますが、そのピントの食いつきや追従が悪く、一方R5Uは、そのようなcaseでは領域拡大5点が使用でき、またバッファーに関してもR5U(JPEG+CRAWで撮影)の方がα1よりも連写時間が長く、総合的な面でR5Uの方が上のように感じます。
プレキャプチャーに関しては、小鳥の詳細な飛び出しをZ9では主に60コマ、時に120コマ/秒(JPEGみ)で撮影していたので、30コマ/秒では少なく感じます。
クロップ/アスペクトは、3種のクロップ設定がありますが、FX,DXの2種類のみにしてほしいです。
飛翔をISOオートで撮りますが、空抜けの撮影に関して、Z9,α1ではあらかじめ空抜け用に設定したボタンを押しながらシャッターを押して撮影でき、ボタンを離すと直ぐに背景用の撮影に戻れますが、R5Uは、メーカーにも確認しましたが、その設定がなく、あらかじめ空抜け用と背景用に設定したCのボタンを選択してからシャッターを押すことになり、速い飛翔ではそのボタン変更が間に合わないことが多いです。R5Uでは、ISO固定にしてシャッタースピード優先で露出補正しながら撮る方が良いかもしれません。
【バッテリー】R5よりも持ちが悪く、α1と同程度です。普通の飛翔では1日に2本、アカショウビンやブッポウソウの給餌の際の頻回なる撮影では1日3個は必要かと思います。
【液晶】良いです。
【総評】R5Uのトラッキング性能が秀逸で、明らかにR5より連写性能が進歩しており、しばらくはこの機種で野鳥撮影を続けたい意欲に駆られます。まだカワセミの飛込や小鳥の速い飛翔は撮っていないので、さらに飛翔の条件設定を詰めていきたいと思います。最近、α1-Uが発表され、今後のR5Uとの比較の情報が楽しみです。
Z9は、発売されて3年になり、今のセンサーではこれ以上ファームアップを繰り返してもAFの著明な改善は見込まれそうもなく、撮影コマ数アップに加え、D6,R1のようなトリプルクロスセンサーやAIAF等の新しいセンサーを導入した次世代のZ9が必要かと思います。ニコンは、せっかく600mmF4.0Zのような内蔵テレコンを装着した他社にはない良いレンズを持っているので、このレンズに見合う更に進化たZ9機の登場を期待します。一眼レフ時代よりニコンを愛用してきたので、心よりニコンを応援しています。
参考になった65人(再レビュー後:51人)
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2024年10月17日 23:50 [1893969-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
画質 | 4 |
操作性 | 5 |
バッテリー | 5 |
携帯性 | 5 |
機能性 | 5 |
液晶 | 4 |
ホールド感 | 5 |
高速で飛翔するコサメビタキの瞳(頭)にバッチリガチピン |
小鳥だけではなく大きめのコサギの飛翔は当たり前のようにこなします |
静止する野鳥は当然しっかり被写体認識 |
葉や枝に隠れていてもしっかり野鳥を認識してくれます |
飛翔はプリキャプチャで簡単に撮影可能 |
飛行機も美しく撮影出来ます |
SONY α1(ファームアップ前) / α9III / Nikon Z8 を実際に保有してきてのレビューです。
主に野鳥撮影をメインで使用しています。
まず驚いたのは飛翔する野鳥に対する追従精度の高さ。
プリキャプチャで野鳥が飛翔するタイミングを待ち、飛翔した瞬間にシャッターを押し込む。
この単純作業で、AFはしっかり野鳥に追従し、最大秒30コマ連写による撮影を行ってくれます。
100%ガチピンとは言わないまでも、精度は極めて高く、ほぼガチピンレベルの撮影が可能でした。
AF精度の高さで定評のあるα9IIIは、この追従が若干苦手で、追従せずに木の枝にAFが残ったままのケースも多かったのですが、EOS R5 Mark IIでは、しっかり追従してくれます。
また、空を飛んでいる野鳥(虫を捕まえようと空を飛び回ってる小鳥・コサメビタキ)に対して、AFをONにするだけで、しっかりと追いかけてくれます。
もちろん実際に撮った写真はガチピンです。
レンズはRF200-800mm。
このズームレンズでこれだけ精度の高い野鳥の飛翔撮影が出来るこのカメラは化け物級です。
被写体認識の精度ではSONYのAIAF(α9III)には若干劣りますが(野鳥専用モードが無いから?)、実際に認識して、トラッキングモードになったとたん、安定して追従してくれる安心感は凄まじいです。
唯一の問題点は、背景が明るい場面でプリキャプチャ撮影を行うと(?)、野鳥の羽根に若干のジャギーのような物が見られる事。大きく気になるレベルではありませんし、全てにおいて発生する訳ではありませんが、トリミングを多用すると目立ってくるかもしれません。
それ以外は全てにおいて満足度の極めて高いカメラです。
一番良かったのは、AFの追従もそうですが、トラッキングスポットを1点AFにして木の間に潜む野鳥を被写体認識で捉えたあと、全域フォーカスエリアに自動的に切り替える設定が出来る事。これが凄く便利です。
参考になった62人
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2024年10月16日 14:45 [1881323-3]
満足度 | 3 |
---|
デザイン | 4 |
---|---|
画質 | 4 |
操作性 | 4 |
バッテリー | 3 |
携帯性 | 5 |
機能性 | 4 |
液晶 | 4 |
ホールド感 | 5 |
Z8との比較になります。
R5UはRF100-500で野鳥の飛翔を中心に撮りました。8月30日に購入してすぐにギンヤンマの飛翔を撮ったときは思いのほか撮影できたので野鳥の飛翔もピントの合った画像が量産できそうだと思い一か月半撮影しました。
背景のある所を飛ぶ鳥(カラスやハト)を撮影すると比較的ピントが合います。山をバックに飛ぶカラスでは150メートルくらい先でも被写体認識をしてピントが合います。
Z8(600ミリF6.3と400ミリF4.5)では100メートールくらいまでしか合いません。
R5Uでは空バックのカラスやハトなどの飛ぶ姿を撮ると頻回にフォーカスが抜けてしまってピントが合わないことが良くありました。鳥までの距離が近く画面で大きいときはピントが合うのですが、距離が少し遠く画面内で鳥が小さくなると、この現象が時々置きました。40メートルくらい先の空にムクドリが10羽ほど飛んだので撮ろうとしましたがピントが全く合わず撮影できませんでした。Z8では殆ど起きない現象です。これでは猛禽などが突然現れたときチャンスを逃してしまいます。
これにはがっかりしてしまいました。
また、ミサゴのダイビングシーンも撮ったのですが、Z8では数十枚連写しても殆どピントの合った画像が撮れます。しかし、Z8のようには撮れずピンボケの画像が結構ありました。
カメラがスリープ状態になってから復帰するまでの時間が1秒ほどかかります。Z8はシャッターボタンを押せばすぐに復帰するので、これも要改善だと思います。
電線にピントを合わせるとピントが合いません。カメラを斜めにするとピントが合います。センサーが横のラインセンサーだからだと思いますが、Z8では問題なく撮影できました。
α1(色が嫌いで手放しました)も使いましたがこの三機種を比較するとやはりα1のAFが一歩抜きんでていると思います。
Z8とR5UのAFはほぼ互角(少しZ8のほうが良い)かなと思いますが、空バックの飛翔する鳥に時々ピントが合わないというのは致命的だと思います。
飛翔する野鳥を撮るときZ8のAF(α1と比較してしまう)に満足していなかったのでR5Uを買いました。
しかし、上記のような理由でR5Uを手放しました。
- レベル
- ハイアマチュア
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- デジタル一眼カメラ
- 1件
- 0件
2024年10月8日 00:07 [1891913-1]
満足度 | 4 |
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デザイン | 5 |
---|---|
画質 | 3 |
操作性 | 4 |
バッテリー | 4 |
携帯性 | 3 |
機能性 | 4 |
液晶 | 4 |
ホールド感 | 4 |
R5MarkUは発売から2週間遅れの9/14(土)受け取りました。
9/29(日)ファームupVer1.0.1実施 数十枚撮影して携帯に画像転送後しばらくしてR5MarkUの電源スイッチがONできなくなり、バッテリー抜き差ししても反応が無くファインダー、液晶も真っ暗な状況です。 使用のメモリーカードはprograde cfexpress512goldとprograde sd256goldです。トータルの撮影枚数は千枚ほどで受取先の量販店へ故障依頼に出して一週間過ぎますが大分canonからの返事はまだ無いとの事です。
主な被写体は犬、子供、航空機の撮影がメインです。使用感はR5(初号機)と変わりません視線入力と画素アップスケーリング,ニューラルネットワークに期待して導入しました。カメラ内アップスケーリングした時に拡大して見ると微細な白点が画像のエッジに沿って現れるところがあります(現象の文章化が拙くて申し訳ありません)
故障から復活迄に1ヶ月位かかりそうです。今は仕方なくR6MarkUとNikonZ8を使ってますが代替え新品を一刻も早く送って欲しいと云うのが本心です。
参考になった24人
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2024年10月6日 11:54 [1891348-3]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 4 |
---|---|
画質 | 5 |
操作性 | 5 |
バッテリー | 4 |
携帯性 | 4 |
機能性 | 5 |
液晶 | 4 |
ホールド感 | 4 |
画像1 |
画像2 |
画像3 |
画像4 |
画像5 |
画像6 |
【プロフィール・前提】
カメラは7D→7DU→R5→R7→R5Uと変遷、レンズは428U型→600mmF4に今回変更、2.0×か1.4×のエクステンダーを装着し手持ちで撮影しています。この変遷・機材が今回のコメントのベースとなります。
【初回レビュー】(#1再レビューは誤字・表現訂正のみ→#2画像再添付)
9月末に入手し、設定探索をかねてフィールドに出かけたのでその内容をベースにAFを中心に初回レビューします。
一言でいうと瞳AFを中心としたAF性能は着実に進化し、野鳥撮影者にとっては非常に有効な武器になっていると思います。レンズを変えた効果もあるとは思いますが、満足できる写真が多く撮れ、今回随分と散財しましたがこの3日間・3フィールドでの実戦でカメラの下取り差額約30万円は『実質無料』と感じ始めています。
もちろん、対象物の形状によってはなかなか撮りたい被写体にAFが来ないこともあったり、連写中にピントが外れることもあるので、設定はまだまだ煮詰めていく必要があると思います。
CanonのAF設定ガイドでは止まっている野鳥は『サーボAF+フレキシブルゾーンAF』となっていますが、周囲に枝葉がある場合はゾーンAFではほとんど野鳥にピントがこないのですぐに変更しました。
現在は下記「test時の設定」の通りですが、サーボAFではシャッターを押す前からAFフレームが大きくなり動いてしまうこともあるので瞳AFの設定ともからめ検討を続けたいと思います。
ローリングシャッター歪みについてはR7では手持ち撮影ということもあり、歪んだ鳥を何度も撮ってしまっていましたが、R5m2では動体歪みは今回ほとんど感じることがありませんでした。
プリ連続撮影は手持ちであることもあり、フォーカスがあっていないものが多いですね。(厳密にはどこまでがプリなのかよくわかりません(^^;)
以下に添付写真についての補足をします。(枝葉に隠れるケースメイン)
画像1:このシチュエーションで瞳AFがきいています
画像2:このサイズなら簡単にAFします(AFは胴体)
画像3:作品にはなりませんが、このシチュエーションでもなんとか
フォーカスします(瞳AFではありません)
画像4:スポット1点にしているとこういうところでもフォーカス
してくれます(この写真は連写1枚目です)
画像5:この状態でも「瞳AFなし設定」ではAFフレームが
さまよっていました
画像6:この角度でもギリ瞳AF効いてます
※実は画像5に対しニューラルネットワークNRの後、アップスケーリング(いずれもカメラ内)の画像を6に掲載しようと思いましたが、サイズが大きすぎたのかアップロードできなかったため画像6は差し替えました
NN処理に関しては保有pcにグラボが装着できないため、DPPのDL(NN)系拡張機能が使えません。そのためカメラ内NN処理は私的には非常にありがたい機能です。
次回は飛びもの、人物、視線入力などについてレビューできればと思います。
p.s.
今までカメラは増設ばかりで売却したことはありませんでしたが、今回初めてR5を売却しました。
当初はキタムラ店舗を考えていましたが、ここのクチコミを見て「週末売っ得」で売却をしました。おかげさまでそれなりの価格で売却することができました。この場を借りてお礼申し上げます。
test時の設定:
撮影モード:フレキシブルAE
測光方式 :スポット測光
AFモード :oneshot or サーボ or AIフォーカス
測距エリア選択モード:スポット1点AF
瞳検出:自動(一部設定ミスにより「瞳AFなし」あり)
レンズ:RF600mm F4 L IS USM + EXTENDER RF2x(or1.4×)
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2024年9月20日 15:04 [1885732-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
画質 | 5 |
操作性 | 5 |
バッテリー | 3 |
携帯性 | 4 |
機能性 | 5 |
液晶 | 5 |
ホールド感 | 5 |
2024年09月17日中秋の名月 |
DPPアップスケーリング比較画像 |
2024年9月17日の火曜日中秋の名月をR5markUで撮りました。
(秋分の日(9月22日)の5日前)
手持ちでEF100-400L IS UUSM+2×Vを使い800oで撮りました。
(手ぶれ補正が強力でした)
カメラ内アップスケーリングが気になっていましたのでトライしてみました。
DPPで2分割にして左側が元画像、右側が4倍のアップスケーリング画像です。
赤印の所が良く分かると思いますが、
元画像は400%拡大(DPPではこれ以上拡大できず)、アップスケーリング画像は200%
(まだ200%拡大余裕あり)でほぼ同じ画像の大きさになります。
確かに高解像度の画像生成が出来るのが分かります。アップスケーリングの効果は素晴らしいです。
このカメラにして本当に良かったです。
まだ使い始めて間もないですが新しい機能が多々詰め込まれており、これからいろいろ楽しみながら、
又、いろいろ試しながらR5markUを使い倒して行こうと思います。
基本的には何でも撮れる万能カメラに仕上がっており、
R5markUはわたしの撮影に強力な機材となりました。
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2024年9月18日 09:04 [1882496-2]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 無評価 |
---|---|
画質 | 4 |
操作性 | 5 |
バッテリー | 4 |
携帯性 | 無評価 |
機能性 | 5 |
液晶 | 5 |
ホールド感 | 5 |
※ 9/18: 文章の一部を加筆・更新、作例をDxOで現像したものに更新
主に野鳥撮影をしており、3年間使用しているα1との比較になります。
α1では主に600GM、R5mk2ではRF200-800とRF400L F2.8を使用しています。(RF400L F2.8は1.4倍テレコンを常用)
1週間ほど使用した初期レビューになります。
【画質】
RAW現像後の画質は一般的な高画素機の画質です。
DxO Photolab8のレンズ補正とDeepPRIME XD2sを使って現像していますが、低感度でも高感度でも満足のいく写真が撮れます。
ただしISO12800よりも高い感度で撮影した場合、DxO製品を活用してもシャドウ部分のディティールなどが初代R5よりも画質が0.3-0.5段くらい劣る場合があります。このためこのあたりの画質を重視する人は注意が必要です。
【操作性】
カメラはグリップもしっかりしていて握りやすく、ダイヤルやボタン配置なども個人的には非常に使いやすいです。
キヤノンのカメラはAFボタンの右側にさらに2個ボタンが横並びのため、それぞれに異なるAF設定を割り当てることで色々なシーンに咄嗟に対応することができます。
【AF・被写体認識】
AFの基本性能である捕捉、追従などの速度や精度はとても良いです。枝被りなどのシーンでも引っ張られにくくなっており、野鳥撮影と相性が良いです。
まだまだAFに関しては試行錯誤は必要ですが、α1に肉薄するレベルだと思います。被写体認識やAF周りのシステムも考慮するとα1以上です。
ただ何故かフォーカスが唐突に外れたり、難しいシーンをフォーカス枠で完璧に捉えたのにピントが甘くなることがたまにあるため、初期バージョンのファームウェアではまだちょっとAFの安定性を含めた完成度に改善の余地がありそうです(とは言っても、初代OM-1のようなAF-Cの不安定さでは全くありません)。もし指摘した部分の完成度が高くなれば、AF基本性能でもα1を確実に上回ることになると思います。
操作性でも書いた通り、AFボタンを加えた3つボタンで異なるAF設定を呼び出してAFを行うため、苦手なシーンなどの時にはすぐに全域トラッキングOFFのシングルポイントAFにしたり、余裕があるシーンでは瞳AFにしたりできます。このため被写体認識やAFが苦手なシーンでも何とかできることが多く、この点もポイントが高いです。
あとその他の項目でも書いていますが、フォーカスプリセットをカメラ本体で登録・呼び出しできるのが非常に大きいです。大砲レンズ以外でも一つ使用できるようになったため、フォーカスが大きく外れてときのリカバリなどが行えるようになるため使い方によっては動体撮影時の撮影機会が大幅に増えます。
RFのヨンニッパ、ロクヨンでは元々レンズに2つ登録できますが、これをさらに一つ加えて3つにすることができるのでさらに強力になります。
なおデフォルトのサーボ特性のCaseオートだと野鳥撮影ではやや粘りが弱い気がするため、Caseマニュアルで「被写体追従特性」を-2に設定しています。
あと被写体がフレーム内であまり動かず安定している場合は「速度変化に対する追従性」を-2に設定する方がピントが安定するようです。
今後Caseオートで動体と止まりものの両方を高次元でカバーすることを期待してます。
【EVF】
EVFはスペック表ではR5と同じですが輝度が上がっており、野鳥撮影のしやすさが良くなっています。
またEVFの表示Simulationの露出反映OFF設定は、AF動作中、プリ連続撮影の半押し中、連写中も含めて維持されます。
このため白飛び防止などのために露出補正を-1や-2に設定して撮影していたとしても、それがEVFに勝手に反映されないため動体撮影時に連写中は見づらくなって被写体が追いにくくなるようなことはなく非常に快適です。
あと今回ER-kEというアタッチするアイカップが登場しましたが、これを使うと右斜め後ろあたりからの日差しもほぼ遮断して撮影できるためEVFでの撮影の快適さがさらに増します。無駄に大きく、取り付けてる間は背面液晶が開けなくなるのが玉に瑕ですが個人的にオススメです。
【その他】
・バッテリー持ちは普通です。バッテリーグリップを使用しているため特に不満はありません。
・フォーカスプリセット機能があるため、大砲レンズ以外でもフォーカスプリセットが利用できます。呼び出した瞬間に登録した位置に移動しますし、呼び出した時にメッセージが表示されることもないため非常に快適に使えます。呼び出しボタンと登録ボタンを別々に登録する必要がある点だけは不満なので、ボタン長押しで登録できるようになると完璧です。
・プリ連続撮影機能は実用的ですが、小さめの野鳥の飛び出しなどはどうしてもAFが遅れるのでピントが甘いものも結構含まれます。またON/OFFを切り替えるボタンの割当ができないため、現在はC1にプリ連続撮影ONにした設定を登録してM-Fnボタンでカスタム撮影モードを切り替えることで対応しています。
【総評】
野鳥撮影においては最も総合力の高いカメラだと思います。
被写体認識を含めたAFシステム、操作性、EVF周り、野鳥撮影に役立つ各種機能など、その野鳥撮影においては総合力ではファームウェアが初期バージョンの現在でもα1を間違いなく超えていると思います。
AFの項目にも書いた通りAFの細やかなの完成度については改善の余地があるものの、初期バージョンでこの完成度であればあまり不満はありません。思い返せばあのα1も初期バージョンは色々と完成度が低いところもあったので、R5mk2も今後のファームウェア更新で改善されることを期待しています。
これまでR3やZ9やα9IIIなどを購入したりレンタルして色々と試してきましたが、発売日に購入したα1の牙城を崩すことはできませんでした。R6mk2のAFシステムはとても良い線を行っていましたが非積層型センサーかつ低画素であることがネックでした。
しかしR5mk2を購入して1週間ほど使用した結果、3年近く使ってきたα1は処分することにしました。これがある意味私にとってのR5mk2に対する最大の賛辞です。
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2024年9月17日 00:35 [1884990-1]
満足度 | 4 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
画質 | 4 |
操作性 | 5 |
バッテリー | 1 |
携帯性 | 5 |
機能性 | 5 |
液晶 | 5 |
ホールド感 | 5 |
画像1:R5ii+50f1.2(F8:青と緑のチェック) |
画像2:R3+50f1.2(F8:青と緑のチェック) |
画像3:R5ii+50f1.2(F8:DPP4で明るさ+3段) |
画像4:R5ii+50f1.2(F8:オリジナル絵) |
画像5:R5ii+50f1.2(F8:ノイズ除去、アップスケール) |
画像6:GFX100Sii+GF55(F8) |
点数は4.3です。主な減点ポイントはバッテリーを異常に喰う、画質と高感度耐性がR5>R5ii、AF性能がR3>R5iiなところです。
SNS上に参考となるR5iiレビューが結構出てきていますので、ここでは動体撮影機としてR3、静物撮影機としてGFX100Siiと比べてどうかを述べます。
◆R3との比較
レンズ:RF50F1.2(F8固定)
ピント:中央1点(電信柱のてっぺん)
【画質】
屋外でほぼ同一条件で撮ると、ほぼ同じ絵が出てきます(画像1,2)。空の青、右下の木の緑も同じです。R5iiの画像の明るさを3段上げたものが画像3になります。右上など見ても特にノイズはありません。
これは所見になりますが、R5に比べるとホワイトバランスは優秀になったと思います。R3とは同等かなあというところです。暗所では、R5iiの方がR3より絵が暗めと感じます。
2400万画素のR3よりピントがシビアと感じます。拡大するとブレていることがあります。つまり、歩留まりが悪いわけです。R1を2400万画素にしたのはその辺の低画素の優位性を持たせているのかもしれません。Canonはかしこい。
【操作性】
ほぼ縦位置で人物を撮っているので、R3の方が使いやすいです。バッテリーグリップとバッテリー×2を含めるとR3の方が全然軽いです。
R5のバッテリーグリップBG-R10を使いまわしていますが、毎度の忠告メッセージ、カメラの性能を引き出せていない気がする、バッテリー残量が%表示されないなどがあるので、金銭的余裕があるならば新型(5万円)をお勧めします。
【バッテリー】
バッテリーの減りが異常に早く感じます。R3の方が倍くらい持つと思います。予備バッテリーとモバイルバッテリーは必須でしょう。PD給電条件はR3、R5で30Wだったのが、20Wになっています。個人的には予備バッテリーは2本ないと不安だと思います。
【機能性】
・AF
R3のAFが上になるようなチューニングがされているような気がします。いまのところ室内の撮影ではトータルの歩留まりが悪いです。R3より上のAFを期待していただけに残念です。
AFのチューニング設定をR3ではAuto + 4つ登録できるのが、Auto + 1つ登録だけになっていて不便です。しかも、このAutoが信頼できないくらいイマイチです。ただ、R3に比べて、ステージの演者のハンドマイクにピントが持っていかれることが減りました。
・発熱/熱警告
R3でのスチル撮影で連射していても熱警告が出ることはありませんでした。R5iiでは、室内で15分くらいで熱警告が出始めました(設定は標準、SDカードのみ)。なので、温度の警告設定は高温にしておいた方が良いかもしれません。ちなみに、PD給電すると熱警告が出やすいです。
◆GFX100Siiとの比較
機材1:R5ii + RF50F1.2(F8固定)
機材2:GFX100Sii + GF55F1.7(F8固定:換算44o)
ピント:中央1点(電信柱の上部丸いところ)
※画像は全て長辺8000にリサイズ
【画質】
色はGFXの方が鮮やかに出ていると思います(画像4,6)。解像感はR5ii(画像4:4500万画素)< GFX100Sii(画像6:1億画素) < R5ii(画像5:1億7千万画素)となっています。
見るポイントは、写真中央の電信柱の上部の青いコイル、写真下部の屋根の瓦の解像感を比較してみてください。
・R5ii VS アップスケール
画像4と5を比較すると、アップスケールは解像感アップに使えることがわかります。ただ、サイズが60MBぐらいになります。また、ボディ内アップスケールが面倒くさいのとRAW現像設定はほぼできないので、適正露出で撮られた絵に関して有効だと思います。あと、DPP4での現像は有料だと思います。
・GFX100Sii VS アップスケール
画像5と6を比べてみると、GFX100Siiより解像度は高いです。手元のオリジナル画像62MBでは一目瞭然です。ただ、ピントは電柱なので、そのピント面で確認する必要があります(これがわかりにくい)。例えば、屋根の瓦や葉などはR5iiの方がくっきりしているように見えますが、中判サイズゆえのボケ感による差の可能性があります。
GFXの絵の美しさに、R5iiアップスケールで勝てるのかというと、ネイチャー写真などは解像度だけではなく、色彩が重要なので厳しいと思います。
◆その他
・BG-R10が使えますが、電源を入れた瞬間に注意メッセージが出て、撮影がワンテンポ遅れます。ということで、BG-R20をお勧めします。これはCanonの意図的な罠かもしれませんが、僕は買うことにしました。
・性能をチェックするためにR5iiで動体を撮ってきましたが、データが大きいし、総合的にハンドリングが悪いです。今後はR3を使います。SonyのA1やNikonのZ9などのなんちゃってフラグシップ機が、R3に勝てないのはこういうことなんだと思いました。
【総評】
個人的にはGFXはポートレート専用、R3は動体専用にして、R5iiはGFXとR3のサブとして汎用的に使用しようと思っています。つまり、R5iiだけあれば、ポートレートも動体も両方撮れるということでしょう。
また、感心するのはこの小さくて軽い筐体に高性能なカメラを詰め込んだというところです。ただ、もろもろの高画素機ゆえの欠点があるので、R6iiiを待つというのも手だと思います。R6iiiはアップスケールで1億画素になるので、高画素にこだわる必要がなくなるかもしれません。
また、ポトレ、風景メインの方がR5を使うのは全然ありだと思います。R5iiにするメリットがあまりなく、デメリットが悪目立ちする上に、高額です。
- 比較製品
- CANON > EOS R3 ボディ
- 富士フイルム > FUJIFILM GFX100S II ボディ
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2024年9月16日 21:56 [1884708-2]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
画質 | 4 |
操作性 | 5 |
バッテリー | 2 |
携帯性 | 2 |
機能性 | 4 |
液晶 | 3 |
ホールド感 | 4 |
EOS R5U+RF100-500 手持ち撮影 |
先の写真の拡大です |
AFのカスタマイズで手前に障害物があってもAFが粘るようになりました |
AFのカスタマイズで背景がゴチャついていても被写体を追尾するようになりました |
カワセミの浮上シーンのAFのカスタマイズで歩留まりがあがりました |
カワセミの急降下シーンも追尾してくれます |
発売日の8/30に購入しました。現在カワセミを中心にAFのカスタマイジングの試行錯誤中なので、あくまで初期段階のレポートとご理解下さい。
【デザイン】
キヤノンの伝統的中級機のデザインです。
【画質】
高感度性能はR5と同等かやや落ちる気がします。
画質傾向はR5と同様で高感度はISO6400が画質維持の上限かと思います。これ以上になると細部がノイズで溶けたようになってきます。
ISO6400以上の高感度撮影は、ニューラルネットワークノイズ低減の適用が望ましいですが、DPPでニューラルネットワークノイズ低減をかけてRAW現像するには、ハイスペックなPCが必要になるのでこの点は要注意です(私のPCはCPU:Corei9-10900K、メモリ32GB、グラフィックスNVIDIA-GefoceRTX3080ですが、このスペックでニューラルネットワークノイズ低減の処理時間は1枚80秒〜100秒かかります) 。
またニューラルネットワークノイズ低減は基本的にRFレンズの一部に限定されており、EFレンズで適用できない制約があるのも残念です。
【AF性能】
R5に比べて体感としては2割ぐらいAF精度が向上しかなというレベルです。ここは進化を感じます。
ただし、R5Uでも細かくAFをチューニングすることは必須と感じてます。
カワセミの撮影に関しては、試行錯誤中ですが、以下の設定が歩留まりが高いようです。
・AFのCaseはマニュアル
・被写体追従特性をー2
・速度変化に対する追従性を+2
・AFフレームは正方形のゾーンのカスタマイズ(上下左右一回りだけ範囲を拡大)
・サーボAF中の全域トラッキング・オフ
※ベストの設定が決まりましたら改めてレビューします。
【操作性】
・3つの電子ダイヤルを使って設定ができるので便利です。
・ボタン類はカスタマイジングに割り当てるボタン数が足りません。
【バッテリー】
R5より持たない感じです。R5は電子シャッターなら3,000枚〜5,000枚近く撮れましたが、R5Uは2,500枚〜4,000枚が限界です。
【携帯性】
かさばりますが、これまでもこのサイスのカメラを使っているので気になりません。
【機能性】
機能性=操作性というのであれば、キヤノンユーザーにとってUIは分かりやすいです。ただし、始めて本格的なミラーレス機を使う方は、設定の多さに絶望すると思います。
【液晶】
普通に綺麗です。
【ホールド感】
少し太すぎる気がします。私は手が小さいのでR5ぐらいがちょうどよかったです。
【総評】
動体性能の劇的な向上と高感度性能の向上を期待していましたが、驚くほど大きな進化は感じられま
せんでした。風景写真・人物ならR5で十分、子供の運動会の撮影もR5で十分だと思います。
R5Uはより難易度の高い野鳥やスポーツ撮影などで真価を発揮するカメラだと思います。
ただしAFの設定は様々な試行錯誤でベストなレシピを見つけることが必要かと思います。
(改行位置が見ずらくなっていたので修正致しました)
参考になった55人(再レビュー後:38人)
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