NIKKOR Z 35mm f/1.4
- フルサイズ/FXフォーマットミラーレスカメラ対応の広角単焦点レンズ。ミラーレスカメラ用の交換レンズ「Zマウントレンズ」シリーズに属する。
- 大きなボケを生かしたやわらかい表現と被写体が際立つ立体感のある描写を気軽に楽しめるほか、広角35mmの画角で風景やスナップ、人物・花なども撮影可能。
- 最短撮影距離0.27mを生かし、料理や花などの被写体に思いきって近づいた撮影ができ、背景を大きくぼかすことでメインの被写体を強調した作品作りが可能。
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NIKKOR Z 35mm f/1.4 のユーザーレビュー・評価
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2025年5月8日 18:49 [1864773-3]
| 満足度 | 5 |
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| 操作性 | 5 |
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| 表現力 | 5 |
| 携帯性 | 5 |
| 機能性 | 5 |
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|---|---|---|
再々レビューです。
相変わらず星空のレビューです。
間違いなくサジタルコマは目立ちます。
ただ、表現としてZ14-24Sレンズのように星が点に写りすぎて天体写真であればそれはそれでよいのですが、このZ35ｍｍF1.4の収差がF2.0あたりの周辺のにじみが適度でソフトフィルターなくとも
明るい星が目立ってくれて好みです。中心部分の星の写りは針で刺したように微細です。
加算平均した横構図と、一枚撮りの縦構図を投稿しますので参考にしてください。
あと、普通に昼間の写真では軽くて50ｍｍのように構図が狭くないので扱いやすいです。ただ、50ｍｍより開放のボケは当たり前ですが小さいです。他の方のレビュー通りの素晴らしいレンズです。中心部の画像は星が点に写るので解像感はあります。開放の柔らかさはオールドレンズのF1.2〜1.4のようには行きません。
＜以前のレビュー＞
再レビューです
星空撮影としてのレビューです
2024年先日のペルセウス座流星群を三浦半島の真ん中あたりから撮影してきました。
MTF曲線通りにサジタルコマが目立ちます。
星空撮影には不向きなレンズだと思います。
RAW画像をP/Sでただjpgに書き出した画像と、L/Rで星空を強調現像とノイズ処理をした画像を添付します。横浜方面の光害がひどいですが、RAW画像1枚からこのくらいは強調出来ました。一つ流れ星が写っています。私にとっては
このレンズで星空を撮ろうと思う方に参考になればと投稿させていただきました。
星空には不向きなレンズですが、明るいので私はこれで星空は撮り続けるつもりです。
なお
昼間の写真は35ｍｍながらf1.4はｆ1.8とは別物で、玉ボケもきれいです。Ｓラインとは違う表現が出来て好きです。ただf1.4ですのでNDフィルター必須ですが。
参考になった22人（再レビュー後：9人）
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2025年3月12日 12:54 [1944305-1]
| 満足度 | 5 |
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| 操作性 | 5 |
|---|---|
| 表現力 | 5 |
| 携帯性 | 5 |
| 機能性 | 5 |
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|---|---|---|
寄れます |
F1.4は気をつけないと何を撮ってるかわからなくなる |
白はつぶれてはいない |
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固いものを撮ると怖いぐらいくっきり |
強い光には独特の色合いとフレア |
35mmはスナップにいい |
35mmは元々好きな焦点距離ではなかったが、試しに使ってみた
Sラインでもないので、このレンズはどんな感じかを確認した
そしたら、今はメインレンズになりそうなくらい使ってる
寄れるのはとても嬉しい
しっかり写って、色の破綻もない
Zレンズらしく、石や金属は怖いくらい写る
強い光があると独特の偽色があり、フレアも出てオールドレンズのような趣もある
コントロールリングがあるので、露出補正がしやすくて重宝している
35mmは街角スナップに最適だと思い直した
参考になった16人
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2024年10月4日 09:17 [1891001-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| 操作性 | 5 |
|---|---|
| 表現力 | 5 |
| 携帯性 | 5 |
| 機能性 | 5 |
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|---|---|---|
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35mmという画角はどっちか言うと苦手な画角でしたが、X100シリーズで使ってみてスナップには良いなと思いましたし、ポートレート撮影でも使いたいと思い購入しました。
絞り開放1.4で撮影しても中央部分は十分シャープ感はあると思います。
周辺部は周辺減光はありますし、中央部に比べると解像感は落ちますが、少し絞れば改善されます。
この辺りがS-LINEの1.8シリーズと違うところですね。
1.4なのにS-LINEではない廉価版（？）ではあります。
開放からバキバキの解像感のある1.8シリーズとは違い、独自の味わいを出したレンズと言えるでしょうか。
作例はポートレート撮影と街角スナップです。
1枚だけ1.8に絞っていますがその他は1.4開放での撮影です。
参考になった10人
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2024年9月26日 20:39 [1887146-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| 操作性 | 5 |
|---|---|
| 表現力 | 5 |
| 携帯性 | 5 |
| 機能性 | 5 |
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|---|---|---|
逆光の富士山にピントを合わせ絞りf1.4開放 |
ND32フィルター使用 開放f1.4で流し撮り |
ハーフND装着で絞り開放f1.4 |
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敢えて絞り開放 これも表現 |
ハーフND使用かつ絞りf8 |
天の川も楽々 |
結論から言うと素晴らしいレンズです。
値上げ・値上げの時代において、純正35mm f1.4が9万円前後なら全く不満はありません。
Eマウントで例えると、SIGMA35mm f1.4DG DN Artが10万円位、FE35mm f1.4GMが19万円位なので、サードパーティ製よりも安価です。
ArtやGMは当然上位ラインではありますが、Sラインの名が付かないだけで、本レンズの描写性能に妥協やヒエラルキー差別は感じません。
Lレンズ以外はあからさまに描写性能も質感も落ちるキヤノンとは全く異なる商売をしてくれています。
絞り開放f1.4からしっかり使える描写力があるため、背景をボカした撮影も天の川も思いのままです。か
それでいて絞れば、隅々までキチンとした解像感です。
これぞZレンズにハズレ無し！
Z50mm f1.4にも、かなり期待できると思います。
Z85mm f1.4や、Z28mm f1.4も出して欲しいです。
重箱の隅をつつけば、AF性能でしょうか。
Z9で暗所の合焦性能は問題ありませんが、モータースポーツ等の高速被写体への追従性能は今の所イマイチに感じています。
このレンズにNDフィルターを噛ませて、モータースポーツで使用しているのは現状私くらいかも知れませんが。
ロングヒット・ベストセラーになり得るレンズかと思います。
おすすめします。
参考になった23人
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2024年8月15日 21:53 [1874471-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| 操作性 | 3 |
|---|---|
| 表現力 | 5 |
| 携帯性 | 3 |
| 機能性 | 5 |
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|---|---|---|
開放f値が1.4であることは室内でISO感度を低く抑えられるというのが最大のメリットです
屋外ではズームレンズの方が機動力は高いと思いますが、35mmという画角は室内で使いやすいですし、最短撮影距離が27cmというのはありがたいです
ピントリングが少しヌルヌルしていてMFも使ってみようかなという気にさせてくれます
コントロールリングは誤操作する可能性があるのでオフにしています
全体的によくまとまっているレンズではないでしょうか
f/1.4で使ってこそ魅力あるレンズだと思います
- レベル
- アマチュア
参考になった13人
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2024年7月20日 01:05 [1864791-1]
| 満足度 | 4 |
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| 操作性 | 4 |
|---|---|
| 表現力 | 4 |
| 携帯性 | 5 |
| 機能性 | 3 |
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|---|---|---|
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【操作性】
〇フォーカスリング
ゴム製カバーの幅広いフォーカスリング。適度なトルクと滑らかさはS-Lineとほぼ同じ。応答性は良好で、細部のピント合わせでも滑らかな動作で合わせやすい。フォーカスリングはノンリニアレスポンスで、回転速度に応じて移動量が変化。
〇コントロールリング
プラスチック製のコントロールリングを搭載。フォーカスリングと比べて抵抗が強く、回転時に少しざらつく感触があります。従来通りクリックはありません。35mm F1.8 Sにもないコントロールですが、カメラ側でカスタマイズできる項目が少なく、クリックレスで使い辛いのが正直なところ。
【表現力】
〇解像性能
予想していたよりもF1.4から安定しています。中央はF1.4からシャープで、隅に向かっても大幅な低下はありません。ただし、周辺や隅はコントラストの低下が目立ちます。風景撮影で使うつもりならF2.8まで絞ったほうが良いかもしれません。F4まで絞るとほぼ完ぺき。F5.6以降は隅までシャープな結果が得られます。
〇ボケ
F1.4らしい大きなボケが得られます。一般的な撮影距離でピント面の滲みはほとんどありません。微ボケは滑らかで綺麗ですが、隅に向かって縁取りが強く、色収差による色づきが目立ちます。騒がしいと感じる場合はF2-2.8くらいまで絞ると角が取れて使いやすくなります。
〇諸収差
現在テスト中。
色収差補正は完璧と言えないものの、実写で目立つシーンは思っていたほど多くありません。
歪曲収差はカメラ側で強制的に補正されます。
コマ収差はF1.4-2あたりで目立ちます。コントラスト低下の原因となっている可能性あり。
像面湾曲は大きくありませんが、前述のコマ収差の影響が強いので実用的とは言えません。
球面収差は近距離でもよく抑えられています。Z 40mm F2とは大きく異なる部分（マルチフォーカスの恩恵か？）
〇逆光
後日チェック予定。
【携帯性】
F1.8 S-Lineと同程度。
ここ最近の35mm F1.4は高性能・大型化する傾向があるので、比較すると小型軽量です。
光学性能には妥協が必要ですが、個人的にはこのくらいのサイズが好み。日常的な使用でも苦にならない程度。
【機能性】
〇AF
マルチフォーカスですが、少なくともAF速度に恩恵があるとは感じませんでした。
十分高速ですが、電光石火とは言えません。
〇MF
十分なストロークと良好なレスポンスで操作しやすいと感じました。
【総評】
サイズや重量、価格はZ 35mm F1.8 Sとよく似ていますが、似て非なるもの。
特に絞り開放付近の描写に癖があります。これを長所とみるか短所とみるかでレンズの満足度が大きく変わってくると思います。
癖を抑えるにはF2-2.8くらいまで絞る必要があり、このような手間が億劫と感じるのであればF1.8 Sを選ぶのが無難。逆に人物の撮影などでコントラストを下げた空気感に価値を感じるのであれば、F1.4が適していると思います。（オールドレンズのような描写に近い）
正直なところ、F1.8 SとF1.4は全く別物であり、2本所有しても使い分けられると思います。
無難におススメできるのはF1.8 S。F1.4は作例を見たうえで、描写に一目ぼれしたら買えばいいのかなと。
ブログでレビューを連載予定です。
https://asobinet.com/tag/nikkor-z-35mm-f-1-4-review/
オリジナルデータはFlickrにて公開しています。
https://www.flickr.com/photos/145268771@N04/albums/72177720318944939
参考になった48人
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