M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO
- 撮影倍率4倍、無限遠からマクロ撮影までAFが可能な高性能望遠マクロレンズ。プロフェッショナル交換レンズシリーズ「M.ZUIKO PRO」に属する。
- 453gの軽量に加え、最大7段の5軸シンクロ手ぶれ補正能力は、最小限の機材でフィールドを移動しながら被写体を追い求める写真家の疲労を軽減。
- 防じん防滴性能はIP53、なめらかで傷や汚れが付きにくいフッ素コーティングを最前面のレンズに採用している。
M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PROOMデジタルソリューションズ
最安価格(税込):¥157,320
(前週比:±0
)
発売日:2023年 2月24日
M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO のユーザーレビュー・評価
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2025年8月27日 10:11 [1981835-3]
| 満足度 | 5 |
|---|
| 操作性 | 5 |
|---|---|
| 表現力 | 5 |
| 携帯性 | 5 |
| 機能性 | 5 |
本レンズの最大の特徴は、なんといっても2倍マクロ(35mm換算で4倍相当)の撮影が可能な点です。これにより、微細な被写体を大きく、鮮明に捉えることができます。
加えて、焦点距離にも注目すべきです。90mm(35mm換算で180mm)というスペックは、もはや本格的な望遠レンズの領域に入ります。さらに、1.4倍のテレコンバーター(MC-14)を装着すれば、換算で252mm相当となり、より遠くの被写体にも対応可能です。それでいて、マクロ撮影にも対応しているという点は非常にユニークで、マクロと望遠の両方を1本でまかなえる汎用性の高さが魅力です。
AF精度も良好で、軽量な設計により機動性にも優れています。手ぶれ補正が非常に効果的で、ピントも素早く合うため、シャッターチャンスを逃しにくい点も実用面で高く評価できます。
総評
マクロレンズとしての基本性能はしっかりしており、2倍マクロ撮影、強力な手ぶれ補正、テレコンバーター対応、IP53の防塵防滴性能など、多彩な機能がバランスよく備わっています。
マクロ撮影だけでなく、望遠撮影にも対応できるオールラウンドなレンズとして、フィールド撮影や多様なシーンで活躍できる一本です。
購入はECカレントから
ショップの利点はアマゾンペイが利用できることです
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ポイントを無理やり値引きと考えれば
実質135510円です、ご参考までに
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2025年6月6日 17:33 [1967000-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| 操作性 | 5 |
|---|---|
| 表現力 | 5 |
| 携帯性 | 5 |
| 機能性 | 5 |
クロマダラソテツシジミ「手持ちハイレゾ」 |
クロマダラソテツシジミ「手持ちハイレゾ」 |
アヤヘリハネナガウンカ |
ジョウザンミドリシジミ |
キタテハ「手持ちハイレゾ」 |
ヤマトシジミ「手持ちハイレゾ」 |
昆虫撮影・栽培している ラン科植物 の撮影に使用
【操作性】クリックにより 2倍マクロが使えるのが良。
マニュアルフォーカス時のリングのトルク感も丁度良い。
【表現力】最高!!手持ちハイレゾでは、チョウの鱗粉の質感
及、複眼に生える「毛」迄解像する。
【携帯性】プラ鏡筒を卑下する方も居るが、
プラ鏡筒のお陰でこの軽さが保たれる。
【機能性】AFもマクロレンズとしては速い方では無いだろうか。
過去、3本の他社製「手振れ補正機能付レンズ」を使ったが、
このレンズは最短撮影距離に於いても「手振れ補正」が効く。
他にそんなレンズが有るか???
【総評】OM SYSTEM OM-1 MarkU にほぼ着けっぱなしで使用。
過去から数えて6本目のマクロレンズになるが、
このレンズこそ最強!!
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2024年9月14日 01:27 [1884268-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| 操作性 | 4 |
|---|---|
| 表現力 | 5 |
| 携帯性 | 4 |
| 機能性 | 5 |
エゴマの葉でテスト撮影(1)手持ち撮影 |
エゴマの葉でテスト撮影(2)手持ち、Sマクロモード 気孔や毛が繊細に写る |
エゴマの葉でテスト撮影(3)テレコン、LED光源使用、Sマクロ 気孔の形状まで観察可能 |
長年にわたり製品化を要望していた本格的な拡大マクロレンズがついに登場!!
拡大撮影用の(超)望遠マクロ!夢みたい!
私は半分は趣味の撮影(植物・昆虫・菌)、半分は研究記録(植物)で使います。
拡大マクロの世界は合焦幅が恐ろしく狭く、ワーキングディスタンスもなく、被写体に光が届きにくく、マニュアル操作が原則の特殊な世界なので、野外で良い写真を撮るのは至難の業でした。そこにAFや手ぶれ補正、深度合成を持ち込み、長いワーキングディスタンスにより光源調達を容易にしたこのレンズとOM-1の組みあわせはエポックメイキング以外の何物でもありません。これなら、植物・昆虫・菌・プランクトン・鉱物など被写体は無限です。TG-6でフィールド顕微鏡的に生物を撮っている人達がステップアップするならこのレンズとOM-1の組みあわせしか無いと思います。
高倍率マクロに工夫や慣れは必要です。しかし、銀塩一眼レフ時代のエクステンションチューブ、ローアングルファインダーを使った、五体投地の修行僧のような撮影スタイルから撮影者を解放し、35mm換算2倍くらいまでカジュアルに撮れるようになったことは本当に有り難いです。ただし、テレコン使用時のS-macroモードだけは自然光・手持ちは無理で、AFもあまり効かず。従来通りMFでフォーカシングレールや照明装置使用が基本だと思います(それでもフォーカスピーキングやライブビューですごーく楽になりました)。
こういうレンズの描写は観察に適した正確さがなにより。本レンズは色のにじみが全く無く、良質の解剖顕微鏡みたいな見え方で気に入りました。携帯性は同社の超コンパクトな30mmや60mmと比べれば当然悪いですが、どのみちディフューザーやフラッシュも要りますし、銀塩OM時代のオートエクステンションチューブ65-116を使っていた人ならば、「異次元」の気軽さを感じると思います。
こういう凝りまくった変態レンズは、これまで生物顕微鏡の蓄積があり研究業やネーチャーフォト業界に固定客の多いオリンパスとニコンしか開発意義を見いださないと思っていました。オリンパスも分社化で生物顕微鏡とも内視鏡とも分かれてしまったので、もうマクロの世界はニコン頼みかと思っていたところにこのレンズが登場。「宇宙からバクテリアまで」の精神は死んでいないことを証明してくれました。感涙ものです。
これでOMDSのMFTマクロは30mm、60mm、90mmの3本になりましたが、90mmは本当にマニアックで高価なので(その割に軽くて見た目は地味)、刺さった人は半永久的(?)に使い続け、刺さらなかった人はすぐに売るレンズになりそうです。換算等倍までの自然光マクロ撮影ならば優等生的な60mmの方が使いやすいと思います。また、テーブルフォトや大きめの動植物ならば30mmがスカッとした写りと驚異のコスパでお薦め。それぞれキャラの立った面白いラインナップだと思います。
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- レンズ
- 2件
- 0件
2024年6月7日 22:14 [1851226-3]
| 満足度 | 1 |
|---|
| 操作性 | 5 |
|---|---|
| 表現力 | 5 |
| 携帯性 | 4 |
| 機能性 | 1 |
焦点が奥にずれてしまうため、フォーカスブラケットで撮影。しっかり合わない。 |
手前の複眼の表面に焦点を合わせたかったが、どうしても奥にずれる。これはマシな方。 |
このレンズが得意な距離。AFも正確。 |
手持ちでこのような写真を撮れるのは、OMDSのシステムだけだと思う。 |
AF精度さえ良ければ、最強のマクロレンズです。
F3.5を暗いと感じる方もいる方もいるかも知れませんが、マクロ撮影では絞って使うことが多く、軽量化やフィールドでの使いやすさを考えると、この「細さ」が使いやすいです。
筐体はプラスチックで安っぽいのですが、非常に軽く、手持ち撮影時に強みを感じます。
OM-1と組み合わせると、手ぶれ補正が強烈に効きます。等倍(相当)でも手持ちで狙ったところにAFターゲットを合わせられます。手持ちで等倍マクロ撮影ができるシステムは、OMDSだけだと思います。
また、超近接撮影は、唯一無二です。しかも、AF撮影が可能。フィールドでも、一脚を利用したりレンズをどこかに押し付けるなどして、等倍以上(相当)のマクロ撮影が可能です。
ただ、いかんせん、昆虫撮影のスイートスポットである撮影倍率0.2から0.3倍(35mm換算0.4から0.6倍)で、AFが少し奥にずれます。
トンボの手前の複眼の表面にAFターゲットを合わせた場合、反対側の眼の付け根あたりに合焦してしまいます。
OMDSに調整をお願いしましたが、正常とのこと。
ネット掲示板でも同様の書き込みをしている方が複数いらっしゃったので、本レンズの致命的な弱点だと思います。
一般的な昆虫撮影では全く使い物にならず、信頼感がゼロなので、一期一会のフィールド撮影には持って行けません。非常に残念。
プロのMFTを使用している昆虫写真家の多くが、60mm/F2.8マクロを使用して90mm/F3.5を使用していない理由はこれだと思います。
参考になった18人(再レビュー後:18人)
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2024年3月30日 09:01 [1827860-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| 操作性 | 4 |
|---|---|
| 表現力 | 5 |
| 携帯性 | 3 |
| 機能性 | 5 |
カッターの刃 |
錆びた釣り針 |
定規のストッパーのネジの頭 |
ネジの頭 iPhoneで撮影したものです |
苺の花 |
とんでもない描写力です。
昆虫撮影用にと購入しましたが、今の時期はまだ昆虫がいないので家に転がっている適当なものをパシャパシャ撮ってみましたが、撮るもの全てが芸術作品になります(笑)
写真はデザインナイフ、錆びた釣り針、定規のストッパーのネジの頭、苺の花になります。
もちろんマクロの近接撮影は照明をきっちりコントロールしなければまともに撮るのが難しいですが、そこの手間を楽しめれば最高に楽しい時間になります。
花以外の写真は自作ディフューザーを使用し撮影しています。
焦点距離の関係上、全てのものを簡単に拡大しすぎてしまうので、70mm程度の昆虫をおさめようとするとある程度の距離をとる必要がでてくるのでライティングが難しくなりそうな気がします。
ですが小さなものを拡大して綺麗に写す性能はとにかく最高です。
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2024年3月24日 14:50 [1825577-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| 操作性 | 4 |
|---|---|
| 表現力 | 4 |
| 携帯性 | 4 |
| 機能性 | 4 |
モンシロチョウの卵(高さは約1ミリ) |
60ミリマクロも持っていますが、より小さな被写体を撮るために購入しました。
モンシロチョウの卵(約1ミリ)や孵化したばかりの幼虫などを撮るために購入しましたが、勿論、一般的な昆虫での撮影でも使っています。60ミリマクロよりも90ミリマクロのほうが望遠になるため被写界深度が少し浅くなります。
今まではキヤノンEF60ミリF2.8マクロをAPSCで撮影していましたが、
MFしかできないことと倍率を上げるにしたがってレンズが繰り出していくため非常に使いにくかったです。また、F10以上くらいに絞り込むと解像力が落ちてしまいました。
本レンズはインナーフォーカスのため撮影倍率を上げても非常に使いやすいですし、絞り込んでもシャープな仕上がりになりキヤノンよりも解像力は上です。
倍率を上げて撮影するときはフォーカシングレールでの微調整が必須となります。
90ミリマクロは撮影倍率を上げたときはAFはあまり役に立ちませんのでMFでの撮影となります。
モンシロチョウの卵のような極小の被写体を撮るときはテレコンバーの装着が必須です。
キヤノンEF60ミリマクロで倍率を上げて撮るときよりも格段に撮影が楽になりました。
撮影倍率を上げて撮るときはレンズに40-150ミリの三脚座を90ミリマクロに付けて撮影しています。
三脚座を装着しないと操作性が悪くなり撮影はしにくいと思います。
最後にレンズ本体は殆どプラスチックでできていて残念な質感です。
参考になった6人
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2024年3月22日 14:06 [1824937-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| 操作性 | 5 |
|---|---|
| 表現力 | 5 |
| 携帯性 | 5 |
| 機能性 | 5 |
値段はかなり高いですが、マクロレンズならではのキレ、AFの速さ、操作性、携帯性のすべてのレベルが高水準です。
特に軽さは素晴らしいです。
大きめのレンズなので持ち上げると拍子抜けします。
残念ながら約16万円という価格がその他の良いところの足を引っ張っています。
参考になった3人
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2023年4月23日 21:07 [1691883-2]
| 満足度 | 4 |
|---|
| 操作性 | 4 |
|---|---|
| 表現力 | 5 |
| 携帯性 | 5 |
| 機能性 | 4 |
Sマクロ 被写界深度合成 |
テレコン2倍 被写界深度合成 |
Sマクロ 被写界深度合成 |
Sマクロ 被写界深度 |
【昆虫の生態写真】
再レビューです。
春になって蝶が出てきたので、2倍テレコン+被写界深度合成にて
ヒメギフチョウ・スジグロシロチョウの翅・顔を撮ってみました。
生きた蝶が止まって動かない数秒を捉えるのは大変ですが、
撮れると生きたままの顕微鏡写真を撮る事ができます。
翅がウロコ状にまで拡大した写真は、これまで採取した蝶のみだったのではないでしょうか。
私が撮った蝶はこの撮影の後、元気に飛んでゆきました。
このレンズは正に「ライブ顕微鏡」。
生きた昆虫の微世界を魅せてくれる唯一無二のレンズです。
参考になった48人(再レビュー後:32人)
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2023年3月29日 19:40 [1697085-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| 操作性 | 5 |
|---|---|
| 表現力 | 5 |
| 携帯性 | 5 |
| 機能性 | 5 |
ジーンズの生地 通常マクロ 等倍 |
S-MACRO 等倍 繊維の太さは10〜20μm |
約2倍 S-MACRO 普通撮影 |
約2倍 S-MACRO 深度合成 これでも被写界深度が浅い |
約4倍 S-MACRO 15枚合成(カメラ内処理) これでも被写界深度が浅い |
約2倍 S-MACRO 普通手持ち撮影 |
他社のマクロレンズでは不可能な撮影を可能にしてしまう、唯一無二のマクロレンズです。
5軸シンクロ手ぶれ補正に加え、マクロ撮影で問題になるシフトぶれ補正にも対応するため、それぞれに対応する加速度センサーを合計2基内蔵し、ボディー本体の加速度センサーも合わせると合計3基の加速度センサーで手ブレ補正しているわけですから、現時点では世界最強の高倍率マクロレンズと断言できます。
これまで等倍以上の拡大撮影用にはライツのフォタールのようなベローズの使用前提の12.5mm/F2.4とか25mm/F2の他オリンパスやCANONから20mm/F2といったレンズも出ていましたが、いずれも被写体までのクリアランスが取れず、ライティングにとんでもない苦労があるのは必至です。
しかし、このレンズに関しては全く通常のマクロレンズと同じ感覚で、ライカ判換算で8倍というとんでもない拡大撮影を可能にしてしまったという事で、ごくマイナーな撮影分野ですが、エポックメイキングな出来事です。
しかも、AFが使えるだけではなく、手持ち撮影での深度合成までを可能にし、これまでは全く不可能だった極微少な被写体全体を被写界深度に収められるというのが画期的です。
数mmの部品のカタログ撮影、地衣類の撮影にも最高ですが、粘菌類などの(タイムラプス・動画)撮影なども考慮すると、桁違いのバーゲンプライスだと感じています。
鏡胴部分など手の触れる部分がメタルっぽいと氷点下以下の気温での撮影には不具合が起きそうな気もしますが、安っぽいと感じてしまう人のために金メッキとか漆塗りのバージョンを受注生産しても良いのでは無いでしょうか。
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2023年2月25日 05:10 [1685754-3]
| 満足度 | 4 |
|---|
| 操作性 | 5 |
|---|---|
| 表現力 | 5 |
| 携帯性 | 5 |
| 機能性 | 5 |
M4/3のマクロはオリンパスの30/3.5、60/2.8を保有しています。90/3.5は発売初日に入手でき、一時間程歩きながら撮影しましたので、ファースト・インプレッションの報告です。誤字を修正しました。
【操作性】
被写体との距離に応じて三段階でフォーカス距離を設定できるスイッチが便利です。Lマウントのパナソニックの望遠マクロは二段階スイッチで使いにくさを感じていました。
フォーカスリングの操作感は、率直に言ってチープでこれまでのProレンズより劣化しています。プラスチッキーでスカスカ、リングをひねると安っぽいこすれ音がします。
【表現力】
近接のみならず遠景もしっかりとした描写と思いました。超近接も驚くべき描写です。テレコンは試していませんが、フルサイズ換算8倍というのは唯一無二ゆえ、新たな表現の可能性を感じます。
【携帯性】
軽いのはいいのですが、描写(レンズ)にコストを寄せた分、質感が大分損なわれています。ここは携帯性と質感のトレードオフなので購入者の主観によります。
【機能性】
描写は遠景・近景・超近接とも十二分です。小雨で試しましたが、防水・防埃は旧オリンパスの安心感があります。
【総評】
機能・描写は全く問題なく、唯一無二の高倍率マクロです。
ただし、Proレンズとしての質感はF1.2三兄弟のころとは雲泥の差で「安っぽい」です。描写には関係ありませんが、率直に言ってプラスチッキーでProレンズ感はありません。パッケージからしてダンボール箱で開封時のワクワク感は絶無です。三脚座が用意されるのかもしれませんが、白っぽいプラスチックのリングが意匠されていますけれど、保護用のビニールカバーかと思い剥がそうとしてしまいました。
質感は主観によるため描写には全く関係ありませんので、ご参考まで。
使いにくい画角は75/1.8と同様ですが、寄れて最大倍率8倍という顕微鏡レベルのハイクオリティの画質は他のフォーマットにはありません。
これまでに存在しない絵を創り出す可能性を秘めたレンズです。
参考になった17人(再レビュー後:14人)
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2023年2月25日 01:15 [1685797-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| 操作性 | 4 |
|---|---|
| 表現力 | 5 |
| 携帯性 | 3 |
| 機能性 | 5 |
ひとまず初日のファーストインプレッションを掲載しています。
これまでに30mm F3.5や60mm F2.8をはじめ、APS-Cやフルサイズのマクロレンズの使用経験あり。
【デザイン】
●質感
従来のPROレンズと比べるとプラスチックパーツを使用している部分が多く、少し安っぽい印象を受けます。フォーカスリングの感触や操作した時のざらつきを含めて、価格を考慮すると購入体験としてはややマイナス。
●箱
OM-5と同じく、従来の黒を基調としたデザインから一新されています。
非常にシンプルで、高級感は皆無。
●三脚リング
このレンズに三脚リングは付属しておらず、対応アクセサリとして販売もされていません。
しかしながら、40-150mm F2.8 PRO用の三脚リングを装着可能。脱落する可能性がゼロとは言えませんが、しっかりと装着できるので特に心配はしていません。
【操作性】
●フォーカスリング
抵抗感はほとんどなく、緩めです。操作時にざらつきがあり、他のPROレンズと比べると滑らかさが劣ります。クラッチ時の距離表示に連動した操作性は便利ですが、フォーカスリミッタ−の影響を受けます(後述)。
●AFリミッター
等倍~無限遠・等倍~0.5m、2倍~0.5mの3系統を利用可能。
フォーカスリミッターはMFにも作用し、MFクラッチで距離表示と連動する場合でもリミッターによる制限を受けます。
【表現力】
●解像性能
ピークの性能はPROズームレンズ並みですが、中央から隅まで一貫した性能を得ることができます。
●色収差
2種類の色収差はどちらもよく抑えられています。
細部を確認したり、ハイレゾショット時はいくらか残っていることを確認できますが、実写ではほとんど目に付かないはず。ただし、テレコンバージョンレンズ使用時は少し増加します。
【携帯性】
マイクロフォーサーズ用のレンズとしては大きいですが、望遠2倍マクロレンズと考えると小型軽量です。プラスチックパーツを多用しているためか、目ためほど重くありません。
【機能性】
●AF
マクロ撮影時はそれなりに合焦速度が低下するものの、一般的な撮影ではキビキビと動作します。古いLUMIX機のコントラスト検出でも良好なフォーカス速度が得られました。テレコンバージョンレンズ装着で4倍マクロ時もAFでピントを合わせることができるのは凄い。
●手振れ補正
効き目の良い光学手振れ補正を搭載しています。
このため、ボディ側に手振れ補正の無いLUMIX GM1やGF10との相性が良好。
ネタではなく、普通に使えそうなくらい補正効果が高い。
【総評】
唯一無二の望遠マクロレンズです。
解像性能だけで言えば驚くほどの結果ではありませんが、均質的でマクロレンズらしい結果を得ることができ、2倍マクロ、効果的な手振れ補正、テレコン対応、IP53の防塵防滴などなど、機能的なレンズに仕上がっています。ニッチなレンズですが、刺さる人には刺さるオールラウンドな望遠マクロレンズです。
実使用でこれと言った欠点は見当たりませんが、高級感皆無の箱や、外装のプラスチッキーな質感は販売価格を考慮すると残念でした。
ブログにてレビューを連載中です。
https://asobinet.com/tag/m-zuiko-digital-ed-90mm-f3-5-macro-is-pro-review/
Flickrにてオリジナルデータを公開しています。
https://www.flickr.com/photos/145268771@N04/albums/72177720306248753
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M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO
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