TTArtisan 50mm f/2 (S) シルバー [ソニーE用] レビュー・評価

満足度：4.31

（カテゴリ平均：4.57）

満足度ランキング—位

集計対象3件 / 総投稿数4件

1. 5 33%
2. 4 67%
3. 3 0%
4. 2 0%
5. 1 0%

評価項目	投票平均	カテゴリ平均	項目別ランキング
操作性 取り扱いは簡単か	4.25	4.51	-位
表現力 思い通りのイメージの写真が撮れるか	4.31	4.50	-位
携帯性 軽さ、コンパクトさ	5.00	4.26	-位
機能性 AF精度やMF対応などの機能性	4.00	4.34	-位

• ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
• ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています

[5g＠さくら餅]

2024年9月13日 20:11 [1884226-1]

満足度	5

操作性	5
表現力	5
携帯性	5
機能性	4

シルバー鏡筒の見た目も、写りも素晴らしいMFレンズ

F8水平合ってませんが遠くの船までよく解像してます。パラグライダーのラインもわかる	開放F2	開放F2
F8 朽ちてサビた鉄パイプの質感まで解像してます	F8 古民家の木壁の質感もよくわかります	F8 歩道橋から撮影。全体によく解像しているのがわかると思います

【操作性】
接点なしのMFですので、先端に緩めのクリック感な絞りリング、トルクが緩めのピントリングのみです。

【表現力】
開放でもピント合ってるところはシャープ、F8まで絞ると遠景まで全体にシャープに写ります。
当然ですが順光ではよく解像して写りは良いです。

【携帯性】
50mmレンズとしてはかなり短く小型。
金属鏡筒なのでずっしり感はあるものの軽いです。

【機能性】
ピントリングが緩めなのでもう少しトルクあってもいいかも。
でも指一本で回せるため慣れればこれくらいでいいのかも。

【総評】
Eマウントシルバーはディスコンなのでなくなる前に購入。
フルサイズ対応ですがα6400で換算75mmで使ってます。
周辺の甘さ指摘される方多いですが、APS-Cで使っているためか絞れば周辺まで解像して気になりません。
12000円ほどでこれだけ写れば文句なしです。

最後に、中華レンズ全体に言えることですがカメラに取り付けるときとにかく硬くてキツイ。
短いレンズですので掴めるのがマウント付近の狭いところのみなので、掴みづらく力が入りません。
このためか一度取り付けるとカメラマウント部に円周に沿ったスレ傷が必ず付きます。
私は他マウントでも中華レンズよく使っているので気になりませんが、スレ傷気にする方にはお勧めできません。

主な被写体

風景

夜景

室内

[ふぇうｄｒｈ]

2024年8月27日 21:42 [1877576-1]

満足度	4

操作性	5
表現力	4
携帯性	5
機能性	無評価

周辺減光のズレが...

【操作性】
適度なトルク感があり操作はしやすいです。
【表現力】
非常に柔らかい描写ですがオールドレンズのような扱いずらさは無く非常に好みで、APO-LANTHARも所有していますがこちらの方が使用率が高いです。
ただ、偏心しているのか周辺減光が左右非対称なのが気になります。
他のYouTubeのレビュー動画などを見るかぎり個体差ではなくこのレンズ全体の問題のようです。
【携帯性】
この明るさのレンズとしては最小クラスです。
【機能性】
シンプルなMFレンズです。
【総評】
カメラに取り付けた際の全体的なデザインも良く、一眼レフスタイルのカメラにもレンジファインダースタイルのカメラにも似合います。
デザイン良し、質感良し、操作性良し、画質良しで最高のレンズです。
だからこそ周辺減光がズレているのが本当に残念に感じます。

[SONGofRainbow]

2022年12月9日 19:31 [1656764-1]

満足度	4

操作性	3
表現力	4
携帯性	5
機能性	4

堅苦しく考えずに、MFレンズ撮影を愉しみたい方になら。

廉価ですが、安っぽさはありません。	ビルドクオリティも価格なりではありません。	初代α7との相性はいい感じです。
フィルターを装着すると捩じ込み式キャップの脱着が容易になります。

SONY初代α7用に購入しました。先に、姉妹レンズの25�oF2を購入しています。
〔操作性〕
25�oF2のレビューでも記しましたが、絞りリングとピントリングの間隔が狭いです。50�oF2は25�oF2よりも両者の間隔が更に狭く、成人男性の標準サイズくらいだと思う私の素手でも扱い難いです。
〔表現力〕
個性に乏しいのが個性だと思えるくらい堅実に撮れる25�oF2にくらべて、50�oF2は好みがわかれる描写をします。開放絞りから中央付近は解像しますが、周辺に向かって解像感が甘くなります。絞っても周辺の解像感の甘さは完全には解消されず、この解像感が許せない方がいらっしゃると思います。まぁ、廉価な価格帯のレンズを解像力を重視される方が購入を検討されるとは思いませんが。フルフレーム用レンズをうたっていますが、イメージサークル的に余裕のある描写ではありません。開放絞りでは周辺光量落ちが顕著ですし、現行の基準からすれば逆光耐性も高くはありません。とはいえ、周辺光量落ちや、高くない逆光耐性を描写の個性として（私も含めて)愉しめる方なら必ずしも欠点とはならないでしょう。
〔携帯性〕
レンジファインダー用レンズ並みにコンパクト。初代α7で使うかぎり満点です。
〔機能性〕
中華系レンズのなかには、そこそこお値段のするレンズでも絞りリングにクリックのないものがあります。廉価なレンズですが、このレンズには絞りリングにクリックがあります。姉妹レンズの25�oF2も同様の仕様でクリックがあります。
〔最後に…〕
操作性に癖があり、描写に好みのわかれる面があるものの、肩の力を抜いてMFレンズ撮影を愉しみたい方なら悪くはない選択肢のレンズだと思います。

レベル

アマチュア

主な被写体

風景

その他

[blackfacesheep]

2022年8月4日 20:44 [1607340-1]

満足度	5

操作性	3
表現力	4
携帯性	5
機能性	無評価

※モニタレビューは、メーカーから商品の提供を受けてモニターが使用した感想を述べたものです。
※モニタレビューは評価用製品による試用レビューです。販売されている製品仕様と一部異なる場合があります。
※モニタレビューは「投票平均」（「満足度」含む）および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

小型軽量で費用対効果抜群、Summicron 50mm f/2を想起

F2.0絞開放、ピント面はシャープ、前ボケ、後ボケも柔らかくて優秀です	F2.0絞開放、玉ボケは周辺部でもアーモンド形にならずきれいな円形を保っています	F8、絞ればとてもシャープです
F16、10枚絞羽根により、シャープで美しい10本の光条が出現します	F2.0絞開放、この程度までは寄れるので、フードフォトも撮れます	私のメインの50mm、Sigma 50mm F1.4 Artと比べると、痛快なほど小さなサイズです

一言で言って、抜群の費用対効果を誇るレンズです。
約12,000円と言う安価な値段からは信じられないほど、レベルの高い描写をしてくれるレンズです。


【操作性】
ヘリコイドの重さもダンプの良く効いた心地よさで、軽すぎも重すぎもしない、ちょうど良い回し心地です。
絞リングも、適度なクリック感があるのに、音は静かです。
MFレンズとしての操作性評価は5星ですが、AFしか使ったことが無い方には1星でしょうから、中をとって３星としておきます。

【表現力】
とても小さなレンズですが、侮れない表現力を持ったレンズです。
SONY FE 50mm 2.5Gを使っていましたが、さらに小さいのにF値は半段以上明るいF2.0と、ボケ写真を撮る際に威力を発揮します。

ボケの描写が優秀です。
こういう小さなレンズは、絞開放で玉ボケを撮影すると、周辺部に行くにしたがってアーモンド形の口径食が目立つ傾向があります。
でも、このTTArtisan 50mm F/2は、周辺部でも丸い形状を維持しており、気持ちの良い玉ボケが撮れます。

また、二線ボケがほとんど発生せず、うるさい背景でも騒がしいボケになりません。
軸上色収差も少なくて変な色がボケのエッジに乗らないのも美点です。

絞れば解像力はキリキリと上がっていく古典的なダブルガウス型レンズです。
いつも使っているSigma 50mm F1.4 DG HSM Artのように画面全体で均一にシャープではないですが、ストリートスナップを撮るには十分なシャープネスがあると思います。

絞羽根は10枚あり、F5.6ぐらいの中間絞でも玉ボケはほぼ円形を維持しています。
また、F16まで絞り込んで太陽を撮ると、シャープですっきりした10本の光条が出現します。
モダンレンズでは光条が散逸してあまり美しくない光条になるレンズもありますが、このレンズの光条はオールドレンズっぽい美しいものです。
また、オールドレンズと違って逆光には強く、ゴーストやフレアの発生は少ないと感じます。

僅かに糸巻き型の歪曲がありますが、癖の少ない歪曲なので、Adobe Lightroomで5%の補正をかけてやればほぼ無問題です。

近接撮影能力は50cmと、寄れるレンズではありません。
40cmまで寄れるレンズだったらさらに素晴らしいのに、と思わざるを得ません。
でも、テーブルフォト適性がないかと言えばそんなこともないし、寄りたいのであれば軽量な中間リングを持っていけば解決する問題ではあります。


【携帯性】
最大径x長さは60mm x 35mm、重量は実測値で190g。
とても小型軽量なレンズです。
以前に所有していたSONY FE 50mm F2.5Gよりも小型、同じく以前所有していたマイクロフォーサーズ用のLEICA DG SUMMILUX 25mm/F1.4 より小型軽量です。

現在、メインで使っている50mmレンズはSigma 50mm F1.4 DG HSM Art。
とても美しい描写をするレンズですが、最大径x長さ85.4mm x 125.9 mm、重量は910gの超ヘビー級です。
他のレンズと一緒に持ち出すときは、組み合わせをよく考える必要がありましたが、TTArtisan 50mm F/2は何も考えずに持ちだせるサイズと重量です。


【機能性】
MFレンズなので、無評価です。
SONY a7cで撮影するときはピント面の拡大を多用します。
私は動画を撮らないので、シャッターボタンの隣にある動画ボタンにピント拡大機能をカスタムキー登録してあります。


【総評】
画質優秀、小型軽量。
外装も意外に高級感があり、所有欲を満たしてくれます。
1万円ちょっとで買えるレンズとは思えません。

ただ、ねじ込み式のレンズキャップは使いやすいとは言えず、汎用の43mmレンズキャップを使っています。

50mmでf2と言えば、ライカの銘玉Summicron 50mm f/2を想起させます。
本体重量（バッテリー込み）で509gのSONY a7cにこのTTArtisan 50mm F/2装着して使っていると、本体重量595gのLeica M3にSummicron 50mm F/2を装着して使っているような気分になれます。
気分はアンリ・カルティエ・ブレッソンです。

なお、ここに上げた作例の他にも、下記の私のブログにこのレンズで撮影した作例が置いてあります。
ご興味がありましたら、ご覧ください。

組写真ブログ "Soul Eyes"：
https://blackface2.exblog.jp/tags/TTArtisan%2050mm%20f%252F2/

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シグマ > 50mm F1.4 DG HSM [ソニーE用]